JP2655387B2 - 舗装用弾性ブロックおよびその製造法 - Google Patents

舗装用弾性ブロックおよびその製造法

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英之 奥山
哲哉 柑本
雅和 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、歩行者用通路やゴル
フ場の歩経路あるいはプールサイド等に最適な舗装用弾
性ブロックおよびその製造法に関し、特に詳しく言う
と、耐久性に富み、耐侯性が良好で任意の色彩に着色可
能な非透水性の舗装用弾性ブロックおよびこの舗装用弾
性ブロックを極めて簡単に製造することができる舗装用
弾性ブロックの製造方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】歩行者用通路やゴルフ場の歩経路等の床
面は、古くは土質舗装構造であったが、乾燥時には風に
より土埃が立ち、また降雨時にはぬかるむ等多くの問題
を抱えていた。これらの欠点を解消し、保守も楽でかつ
廃ゴムの有効利用も可能な舗装構造として、ゴムチップ
を骨材としてこれをバインダーで固めた弾性舗装構造が
広く使用されている。
【0003】このような弾性舗装構造としては、廃タイ
ヤ等のゴムチップをウレタン等の樹脂バインダーでブロ
ック状に硬めた舗装用弾性ブロックがある。この舗装用
弾性ブロックは弾力性があり、転倒時に受ける衝撃が小
さく安全であり、幼児が集まる公園の歩道等にも広く使
用されつつある。また、現場施工も舗装用弾性ブロック
を敷き詰めるだけでよいので、短期間で施工できる利点
がある。また、このような弾性ブロックではなく現場施
工によりゴムチップを樹脂バインダーで硬め、その表面
にウレタンで目止め処理を施した複合弾性舗装構造体も
提案されている。この複合弾性舗装構造体は、表面の耐
久性を目止め処理無しに比べて向上させることができる
利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者は
ゴムチップを樹脂バインダーで硬めているため高強度化
に限度がある。また、樹脂バインダーのほとんどが耐侯
性に問題があるウレタン樹脂を使用しているので、黄変
が激しく、使用できるバインダーの色に限定があり、明
るい色の舗装材は製作できない欠点がある。耐侯性に関
しては、耐侯性に優れたEPDMゴムチップを用いて厚
みのあるブロックにすれば改善されるが、高価になって
しまう。そこで安価な廃タイヤゴムチップ等を使用し、
樹脂バインダーに顔料を混ぜて着色した舗装用弾性ブロ
ックも提供されているが、ある程度使用していると表面
の顔料が磨耗し、黒色等のゴムチップの色が現れて舗装
面が汚くなってしまう欠点がある。
【0005】そこで、ゴムチップをウレタンバインダー
で硬めたものを下部層とし、顔料で着色したゴムチップ
をウレタンバインダーで硬めたものを上部層とした2層
構造の舗装用弾性ブロックも提案されている。この2層
構造の舗装用弾性ブロックは上述の舗装用弾性ブロック
のように顔料が磨耗することはないが、上述したように
ウレタンバインダーは耐侯性が悪く、変色により外観を
損なう欠点があり、変色を目立たなくするにはゴムチッ
プを着色する顔料を色目の濃いものを使用する必要があ
る。したがって、淡い色の舗装用弾性ブロックには好ま
しくない。更に、ウレタンバインダーでゴムチップを硬
めたものは本質的に耐久性が充分でなく、透水性である
ため、プールサイド等水気のある場所に施工した場合、
その上を歩行した時水が滲み出し不快感をもたらす欠点
がある。
【0006】また後者の複合弾性舗装構造体は、表面が
ウレタンのため上述したように耐侯性が悪く、使用でき
る顔料も限られてしまう。更に、雨天時に滑らないよう
にするためには、表面加工を行わなければならず、工程
が増え工費がかさんでしまうばかりでなく、敷き均しに
は熟練を要し職人の技量が必要になり、また雨天時や下
地コンクリートの水分率の状態によっては施工できない
場合があり、工期が長くなってしまうなどの欠点があ
る。
【0007】そこでこの発明の目的は、耐久性に優れ、
耐侯性が良好で使用する顔料に制限を加えることなく任
意の色彩に着色可能で、敷き込みにより弾性舗装を施工
することができる非透水性の舗装用弾性ブロックを提供
することである。
【0008】この発明の他の目的は、このような舗装用
弾性ブロックを極めて簡単な工程により製造することが
できる舗装用弾性ブロックの製造法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の舗装用弾性ブ
ロックは、少なくとも一層のシート状ゴムで構成された
表面層と、軟弾性骨材または硬質骨材あるいはこれらの
混合物をバインダーで硬化させた下部層とを有し、前記
表面層のシート状ゴムは未加硫状態で前記下部層に積層
され、前記下部層と一体となるようにそのバインダー硬
化時に加硫されたものからなることを特徴としている。
【0010】この発明の舗装用弾性ブロックの製造法
は、所定のブロック形状をした金型に未加硫のシート状
ゴムを仕込み、次いで、軟弾性骨材または硬質骨材ある
いはこれらの混合物および前記各骨材あるいは前記混合
物に足るバインダーを前記金型内の前記シート状ゴム上
に仕込んだ後、前記金型内において前記シート状ゴムの
加硫と、前記バインダーの硬化および成型とを同時に行
うことを特徴としている。
【0011】
【作用】この舗装用弾性ブロックは、表面にはシート状
のゴムが位置するので、高強度化が可能であり、耐侯性
も高いので変色しにくく、様々な色彩に着色することも
できる舗装用弾性ブロックが提供できる。また、表面層
のゴムの材質は要求される弾力性や滑り性に応じて適宜
選択することができる。更に、下部層には衝撃吸収性の
よい高弾力性層を設けることもでき、安全性の高い舗装
用弾性ブロックを提供することができ、安価な廃ゴムチ
ップ等が使用できるのでコストダウンを図ることもでき
る。この下部層は硬度の異なる2種類以上の粒状物も使
用できるので、使用用途に適した弾性力を持たせること
もできる。
【0012】また舗装用弾性ブロックの製造法によれ
ば、金型によりシート状ゴムの加硫と、バインダーの硬
化および成型を同時に行う一体成型であり、生産性を向
上させ安価に提供することができる。また、表面層は未
加硫ゴムを仕込むため、加硫時に下部層のゴムチップの
隙間に流れ込んで硬化するので、接着した形になり、表
面層と下部層との接着力は高くなり、長期間の使用でも
これら2つの層が分離するようなことはない。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図面に示す一実施例につい
て説明すると、舗装用弾性ブロック1は、耐侯性、弾力
性、強度に優れたシート状ゴムで構成された表面層2
と、この表面層2の下面に位置し、軟弾性骨材(軟質な
粒状物)または硬質骨質材(硬質な粒状物)あるいはこ
れらの混合物と、これらを結合するに足る樹脂バインダ
ーとで構成される下部層3との2つの層で構成されてい
る。表面層2は、SBR、BR、IR、IIR、NB
R、CR、EPM、EPDM等のゴムが好ましく、特に
耐侯性、弾力性そして強度を考慮に入れると、CR、E
PM、EPDMの単体または、SBR、BR、IR、I
IR、NBR、CR、EPM、EPDM等の混合体で構
成することが好ましく、場合によってはフィラー等の添
加剤を混合してもよい。表面層2はコストの面からその
厚みは20mm以下が好ましい。
【0014】下部層3に弾性を持たせるための軟弾性骨
材としては、粒径が0.05〜30.00mmの粒状ま
たはひじき状でJIS規格でA70以下の硬度の軟質粉
砕チップを使用する。このような軟質な粒状物として
は、ゴムチップ、発泡ゴムチップ、廃タイヤゴムチッ
プ、スポンジあるいはコルク等が良いが、弾力性やへた
りのことを考慮するとゴムチップが良い。特に、リサイ
クルや環境問題の面から廃ゴムチップが好ましい。下部
層3を硬質にするには粒径が同じく0.05〜30.0
0mmの硬質な粒状物JIS規格でD30以上の硬度の
硬質骨材を使用する。このような粒状骨材としては、自
然石、木片、クルミ片、竹屑、貝殻、セラミック粒、硬
質プラスチック粒、硬質ゴムまたは粉砕物等が好まし
い。樹脂バインダーとしては、耐水性に優れた軟質のも
のが好ましく、例えばウレタン、軟質エポキシ、軟質ポ
リエステル等がある。耐水性、弾力性そして成型性を考
慮すると湿気硬化型ウレタン樹脂が好ましい。樹脂バイ
ンダーの混合量は、体積比(粒状物/バインダー)で7
/1〜15/1が好ましく、7/1以下だと表面の見た
目が悪く、コストもかかる。一方、15/1以上だと強
度がでなくなる。この下部層3の厚みは弾力性の面から
10mm以上が好ましい。
【0015】この舗装用弾性ブロック1は、まず表面層
1となる未加硫のゴムに架橋剤、加硫剤、硬化剤等と顔
料をロール等により練り込んでシート状にし、これを金
型に入る大きさに切断して金型に入れる。次いで、下部
層3の材料である軟弾性骨材または硬質骨材あるいはそ
の両方の混合物とバインダーとを金型中に仕込み、加熱
加圧プレスすることにより、表面層1の加硫とバインダ
ーの硬化、および成型を同時に行い、金型から取り出
す。なお、滑り止め加工を表面層2の表面に施す場合
は、金型に滑り止め模様を付けておけば、工程を増やさ
ず簡単に滑り止め加工も施せる。
【0016】このようにして作られた舗装用弾性ブロッ
ク1は、コンクリートやアスファルト舗装上または砂利
等の下地に直接置き敷きしたり、これら舗装上に置敷施
工または接着置敷により施工する。また、必要に応じて
プライマーを施せば良い。
【0017】次に、この発明の具体例とその特性を2つ
の従来の舗装用弾性ブロックと比較して説明する。この
発明の具体例としては、表面層2を未加硫EPDMゴム
520.0gに赤色の顔料20.8gおよび硫黄2.8
gをロールにて混練りし、厚みが10mmのシート状に
し、これを使用金型に合せ110×210mmにカット
して構成した。下部層3は、軟弾性骨材として住友ゴム
工業株式会社より商品名「H−15」として販売されて
いる廃タイヤゴムチップ480gを使用した。また樹脂
バインダーとしては住友ゴム工業株式会社より商品名
「グリップコートC−928」として市販されているM
DI系一液湿気硬化型ウレタン樹脂を10:1(vo
l)の比率すなわち48.0gを使用し、軟弾性骨材と
樹脂バインダーを混合攪拌し、金型内のシート状表面層
2の上に仕込んだ。そして温度160℃、圧力10Kg
/平方cmで30分間加熱プレスした後、脱型し、48
時間養生させた。出来上がった舗装用弾性ブロック1の
空隙率は20%(廃タイヤゴムチップの比重d=1.1
g/立方cm、樹脂バインダーの比重d=1.1g/立
方cmで計算した)である。なお金型の大きさは、縦1
00mm、横200mm、厚さ40mmである。
【0018】従来の舗装用弾性ブロックとして比較例1
においては、表面層に軟弾性骨材として住友ゴム工業株
式会社より商品名「GO−R13」として販売されてい
るEPDMゴムチップ194gと、樹脂バインダーとし
て、具体例と同じMDI系一液湿気硬化型ウレタン樹脂
を約10:1(vol)の比率である16.0gを混合
攪拌して、具体例と同じ大きさの金型内に仕込んだ。次
いで、下部層として上述具体例の下部層3と同じ廃タイ
ヤゴムチップ480gと具体例と同じMDI系一液湿気
硬化型ウレタン樹脂を10:1(vol)の比率である
48.0gを混合攪拌して、金型内の表面層の上に仕込
み、温度150℃、圧力10Kg/平方cmで15分間
加熱プレスした後、脱型し、48時間養生させた。出来
上がった比較例1の舗装用弾性ブロックの空隙率は20
%(EPDMゴムチップの比重d=1.3g/立方c
m、廃タイヤゴムチップの比重d=1.1g/立方c
m、樹脂バインダーの比重d=1.1g/立方cmで計
算した)である。
【0019】比較例2は、表面層を具体例の下部層3と
同じ廃タイヤゴムチップ160gと、赤の無機顔料0.
64gと、具体例と同じMDI系一液湿気硬化型ウレタ
ン樹脂を10:1(vol)の比率である16.0gを
混合攪拌して、具体例と同じ大きさの金型内に仕込み、
次ぎに下部層として同じ廃タイヤゴムチップ480gと
具体例と同じMDI系一液湿気硬化型ウレタン樹脂を1
0:1(vol)の比率である48.0gを混合攪拌し
て、金型内の表面層の上に仕込んだ。そして、温度15
0℃、圧力10Kg/平方cmで15分間加熱プレスし
た後、脱型し、48時間養生させた。出来上がった比較
例2の舗装用弾性ブロックの空隙率は20%(廃タイヤ
ゴムチップの比重d=1.1g/立方cm、樹脂バイン
ダーの比重d=1.1g/立方cmで計算した)であ
る。
【0020】これら具体例および比較例1,2の各サン
プルの表層部10mmをカットしてからダンベル状に打
ち抜き、JIS規格のK6301に従った引張試験およ
びJIS規格のA6519に従った安全性(弾力性)試
験(Gmax)を行った。その結果を表1に示す。
【0021】
【表1】 この表1から表面層が高い強度そして伸びを達成してい
ることが判る。また、JIS規格のA6519によれ
ば、100G以下は合格であるが、より安全性を求める
場合は70G以下が望ましいとされているが、具体例に
おいては比較例2と略同じ62Gを示しており、安全性
にも優れていることが判った。
【0022】また、スガ試験機株式会社製のサンシャイ
ンウエザーメーターを使用して耐侯性試験を行った。耐
侯性試験については、変色の度合をミノルタ株式会社よ
り商品名「CR−310」として市販されている色彩色
差計を使用して色差値にて評価した。その結果を表2に
示す。
【0023】
【表2】 この表2から、100時間を経過すると色差値は比較例
1,2とは明らかに低くなり、変色が少ないことが判っ
た。
【0024】この舗装用弾性ブロック1は、表面がシー
ト状のゴムであり、非透水性の舗装用弾性ブロックにな
り、プールサイド等水気のある場所に施工しても、その
上を歩行した時水が滲み出すようなことはなく、歩行感
の良いプールサイド等を提供することができる。一方、
ブロック型をしているので目地透水が可能であり、目地
透水施工すれば、全体としては透水性舗装とすることも
できる。更に、未加硫のシート状ゴムを金型内に仕込む
ため、加硫時に下部層のゴムチップの隙間に流れ込んで
硬化するので、接着した形になり、表面層2と下部層3
との接着力が高くなり、長期間の使用でもこれら2つの
層が分離するようなことはない。また、下部層3に未加
硫のゴムチップを用いるため、ゴムチップを適宜選択す
ることにより弾力性,衝撃吸収性,歩行感等が異なる所
望の下部層が容易に得られる。そして、舗装用ブロック
1は、表面層2および下部層3における互いの界面を物
理的あるいは機械的に結合させるアンカー効果が得ら
れ、単に加圧接着した場合に比較して結合強度を向上で
きる。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明の舗装用弾性ブロ
ックは、少なくとも一層のシート状ゴムで構成された表
面層と、軟弾性骨材または硬質骨材あるいはこれらの混
合物をバインダーで硬化させた下部層との多層構造にな
っており、表面にはシート状のゴムが位置するので、高
強度化が可能であり、耐侯性も高いので変色しにくい舗
装用弾性ブロックが提供でき、様々な色彩に着色するこ
ともでき、多様な色彩のブロックを提供することができ
る。また、表面層のゴムの材質は要求される弾力性や滑
り性に応じて適宜選択することができる。更に、下部層
には衝撃吸収性のよい高弾力性層を設けることもでき、
安全性の高い舗装用弾性ブロックを提供することがで
き、安価な廃ゴムチップ等が使用できるので、コストダ
ウンを図ることもできる。下部層は硬度の異なる2種類
以上の粒状物も使用できるので、使用用途に適した弾性
量を出すこともできる。
【0026】また請求項2に記載のように、この発明の
舗装用弾性ブロックの製造法は、所定のブロック形状を
した金型に未加硫のシート状ゴムを仕込み、軟弾性骨材
または硬質骨材あるいはこれらの混合物と各骨材あるい
は混合物に足るバインダーを金型内のシート状ゴム上に
仕込み、金型によりシート状ゴムの加硫と、バインダー
の硬化および成型を同時に行う一体成型であり、生産性
を向上させることができ安価に提供することができる。
更に、表面層は未加硫ゴムを仕込むため、加硫時に下部
層のゴムチップの隙間に流れ込んで硬化するので、接着
した形になり、表面層と下部層との接着力は高くなり、
長期間の使用でもこれら2つの層が分離するようなこと
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の舗装用弾性ブロックの一実施例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 舗装用弾性ブロック 2 表面層 3 下部層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一層のシート状ゴムで構成され
    た表面層と、軟弾性骨材または硬質骨材あるいはこれら
    の混合物をバインダーで硬化させた下部層とを有し、前
    記表面層のシート状ゴムは未加硫状態で前記下部層に積
    層され、前記下部層と一体となるようにそのバインダー
    硬化時に加硫されたものからなることを特徴とする舗装
    用弾性ブロック。
  2. 【請求項2】所定のブロック形状をした金型に未加硫の
    シート状ゴムを仕込み、次いで、軟弾性骨材または硬質
    骨材あるいはこれらの混合物および前記各骨材あるいは
    前記混合物に足るバインダーを前記金型内の前記シート
    状ゴム上に仕込んだ後、前記金型内において前記シート
    状ゴムの加硫と、前記バインダーの硬化および成型とを
    同時に行うことを特徴とする舗装用弾性ブロックの製造
    法。
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