JPH04288309A - 不飽和基を有するイソブチレン系重合体及びその製造法 - Google Patents

不飽和基を有するイソブチレン系重合体及びその製造法

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JPH04288309A
JPH04288309A JP10885591A JP10885591A JPH04288309A JP H04288309 A JPH04288309 A JP H04288309A JP 10885591 A JP10885591 A JP 10885591A JP 10885591 A JP10885591 A JP 10885591A JP H04288309 A JPH04288309 A JP H04288309A
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浩二 野田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不飽和基を有するイソ
ブチレン系重合体及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】1分子当
り平均して1個を超える不飽和基を有するイソブチレン
系重合体は、架橋硬化させゴム状硬化物を生成させるこ
とができる。また、この重合体はUSP 4,904,
732、特開昭63−6041号公報に開示されている
ように架橋性珪素基を導入し、湿分硬化性の重合体にす
ることができる。1分子当り平均して1個を超える不飽
和基を有するイソブチレン系重合体は、USP 3,6
44,315、USP 4,524,187に開示され
ているが、この重合体はイソブチレンと共役二重結合を
有する化合物を共重合させて得られるものであり、主鎖
中に二重結合を有しており、耐候性や耐薬品性および反
応性に劣る重合体である。
【0003】また、USP 4,316,973、US
P 4,758,631および特開昭63−10500
5号公報には分子鎖末端に不飽和基を有する重合体が開
示されている。USP 4,316,973等に開示さ
れている重合体は1,4−ビス(α−クロロイソプロピ
ル)ベンゼン(以下「p−DCC」と記す)を開始剤兼
連鎖移動剤とし、且つBCl3 を触媒としてイソブチ
レンをカチオン重合させるイニファー法によって得られ
る末端に塩素原子を有する重合体をさらに反応させて得
られる。特開昭63−105005号公報に開示されて
いる重合体は、イニファー法で得られる重合直後あるい
は精製後の両末端に塩素原子を有するイソブチレン系ポ
リマーをアリルトリメチルシランと反応させることによ
り両末端にアリル基を有するポリマーとして得られる。 しかし、USP 4,316,973、特開昭63−1
05005号公報等に開示されている重合体は複数の工
程が必要であったり、高価な原料が必要であった。
【0004】本発明の目的は、不飽和基を有する新規な
イソブチレン系重合体、及び該イソブチレン系重合体を
低コストで、しかも簡便に製造し得る方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、(1)
  1分子当り平均して1個を超える一般式(1):

化6】 〔式中、R1 、R2 及びR3 は、同一又は異なっ
て水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を示す。R’
 及びR” は、水素原子、メチル基又はエチル基を示
す。Qは炭素数1〜30の2価の有機基を示す。〕で表
わされる単位を有することを特徴とする、不飽和基を有
するイソブチレン系重合体、(2)  イソブチレンを
含有するカチオン重合性モノマーと非共役ジエンとをル
イス酸の存在下に重合させることを特徴とする不飽和基
を有するイソブチレン系重合体の製造法、および(3)
  イソブチレンを含有するカチオン重合性モノマーを
ルイス酸の存在下に重合させた後、さらに非共役ジエン
と反応させることを特徴とする不飽和基を有するイソブ
チレン系重合体の製造法に関する。
【0006】一般式 (1) に関して、R1 、R2
 及びR3 における炭素数1〜8のアルキル基として
は、直鎖状、分枝状のいずれでもよく、例えばメチル基
、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブ
チル基、sec−ブチル基等が挙げられ、好ましくはメ
チル基である。また、R1 、R2 及びR3としては
水素原子が最も好ましい。一般式(1)に関して、R’
 及びR” はそれぞれ水素原子、メチル基又はエチル
基を表わすが、好ましくは水素原子である。一般式(1
)に関して、Qは炭素数1〜30の2価の有機基であり
、好ましくは直鎖状又は分枝状のアルキレン基が挙げら
れ、ヘキセン等が例示される。
【0007】本発明の不飽和基を有するイソブチレン系
重合体は、少なくとも前記一般式 (1) で表わされ
る単位を有することを特徴とする重合体であり、イソブ
チレンモノマー単位を主体とする数平均分子量は通常 
500〜500,000 、好ましくは 1,000〜
50,000の重合体であって、1分子当り平均して1
個を超える、好ましくは1.05個以上、更に好ましく
は1.1個以上10個以下、特に好ましくは1.1個以
上5個以下の前記一般式 (1) で表わされる単位を
有するものである。一般式(1)で表される単位は重合
体の末端に存在することが好ましい。また、本発明の重
合体の主鎖中には実質的に不飽和結合が存在しないのが
、耐候性等の面から好ましい。
【0008】本発明の不飽和基を有するイソブチレン系
重合体の製造法には、次の二種の方法がある。 製造法■ イソブチレンを含有するカチオン重合性モノマーと非共
役ジエンとをルイス酸の存在下に重合させる方法。 製造法■ イソブチレンを含有するカチオン重合性モノマーをルイ
ス酸の存在下に重合させた後、さらに非共役ジエンと反
応させる方法。
【0009】本明細書において、イソブチレンを含有す
るカチオン重合性モノマーとは、イソブチレンのみから
なるモノマーに限定されるものではなく、イソブチレン
の50重量% (以下単に「%」と記す) 以下をイソ
ブチレンと共重合し得るカチオン重合性モノマーで置換
したモノマーを意味する。イソブチレンと共重合し得る
カチオン重合性モノマーとしては、例えば炭素数3〜1
2のオレフィン類、共役ジエン類、ビニルエーテル類、
芳香族ビニル化合物類、ビニルシラン類等が挙げられる
。これらの中でも炭素数3〜12のオレフィン類及び共
役ジエン類等が好ましいが、耐候性等が問題となる場合
、共役ジエン以外のオレフィンが好ましい。
【0010】前記イソブチレンと共重合し得るカチオン
重合性モノマーの具体例としては、例えばプロピレン、
1−ブテン、2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3
−メチル−2−ブテン、ペンテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、ヘキセン、ビニルシクロヘキサン、ブタジエン
、イソプレン、シクロペンタジエン、メチルビニルエー
テル、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテ
ル、スチレン、α−メチルスチレン、ジメチルスチレン
、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、β−ピネン
、インデン、ビニルトリクロロシラン、ビニルメチルジ
クロロシラン、ビニルジメチルクロロシラン、ビニルジ
メチルメトキシシラン、ビニルトリメチルシラン、ジビ
ニルジクロロシラン、ジビニルジメトキシシラン、ジビ
ニルジメチルシラン、1, 3−ジビニル−1, 1,
 3,3−テトラメチルジシロキサン、トリビニルメチ
ルシラン、テトラビニルシラン, γ−メタクリロイル
オキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロイ
ルオキシプロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられ
る。 これらの中で、例えばプロピレン、1−ブテン、2−ブ
テン、スチレン、ブタジエン、イソプレン、シクロペン
タジエン等が好適である。これらイソブチレンと共重合
し得るカチオン重合性モノマーは、1種単独でイソブチ
レンと併用してもよいし、2種以上で併用してもよい。
【0011】本発明に用いる非共役ジエンとは、一般式
 (3)
【化7】 〔式中、R1 、R2 及びR3 は、同一又は異なっ
て水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を示す。R7
 、R8 及びR9 は、同一又は異なって水素原子、
メチル基又はエチル基を示す。Qは炭素数1〜30の2
価の有機基を示す。〕で表わされる化合物を意味する。 本発明では、前記一般式(3)に該当する限り従来公知
のものを広く使用でき、例えば1,4−ペンタジエン、
1,5−ヘキサジエン、1,6−ヘプタジエン、1,7
−オクタジエン、1,8−ノナジエン、1,9−デカジ
エン、1,19−ドデカジエン、2−メチル−2,7−
オクタジエン、2,6−ジメチル−1,5−ペプタジエ
ン、1,5,9−デカトリエン等が挙げられる。これら
の中でも、得られる重合体の官能基の活性の点から、α
,ω−ジエンである、1,4−ペンタジエン、1,5−
ヘキサジエン、1,6−ヘプタジエン、1,7−オクタ
ジエン、1,8−ノナジエン、1,9−デカジエン、1
,19−ドデカジエン等が好ましい。
【0012】本発明に用いるルイス酸は前記の製造法■
では重合触媒として、また製造法■では重合触媒および
反応試剤として使用される成分であり、MX’p (M
は金属原子、X’はハロゲン原子)で表わされるもの、
例えばAlCl3 、SnCl4 、TiCl4 、V
Cl5 、FeCl3 、BF3 等及びEt2 Al
Cl、EtAlCl2 等の有機アルミニウム化合物等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。こ
れらのルイス酸のうち、SnCl4 、TiCl4 、
Et2 AlCl、EtAlCl2 等が好ましい。前
記ルイス酸の使用量は、製造法■ではイソブチレンと重
合させる非共役ジエンに対して、0.1〜10倍が好ま
しく、更に好ましくは0.2〜5倍とするのがよい。ま
た、製造法■の場合、イソブチレンモノマーに対して 
0.001〜0.1 倍が好ましく、反応させる非共役
ジエンに対して0.01〜5倍になるようにするのが好
ましい。
【0013】本発明の製造法においては、製造法■、製
造法■のいずれにおいても、更に重合反応系内に開始剤
を存在させるのが好ましい。かかる開始剤としては、通
常系中に微量残存する水分等のプロトン源が有効に利用
できる他、例えば、開始剤兼連鎖移動剤が好適に使用で
きる。本発明に利用できる開始剤兼連鎖移動剤としては
、例えば一般式(2)
【化8】 〔式中、Xはハロゲン原子、RCOO−基(Rは1価の
有機基、以下同じ)又はRO−基を示す。R6 は多価
芳香環基又は置換もしくは非置換の多価脂肪族炭化水素
基を示す。R4 及びR5 は、同一又は異なって水素
原子又は置換もしくは非置換の1価の炭化水素基を示す
。但しR6 が多価脂肪族炭化水素基の場合には、R4
 及びR5 は同時に水素原子ではない。〕で表わされ
る基を有する有機化合物が挙げられる。
【0014】かかる有機化合物の具体例としては、例え
ば、一般式(4): AYn                  (4)〔
式中、Aは1〜4個の芳香環を有する基を示す。Yは一
般式(5):
【化9】 (式中、R10及びR11は、同一又は異なって水素原
子又は炭素数1〜20の1価の炭化水素基を示す。Xは
ハロゲン原子、RCOO−基又はRO−基を示す。)で
示される芳香環に結合した基を示す。nは1〜6の整数
を示す。〕で表わされる化合物、一般式(6):BZm
                    (6)〔式
中、Bは炭素数4〜40の炭化水素基を示す。Zは第3
級炭素原子に結合したハロゲン原子、RCOO−基又は
RO−基を示す。mは1〜4の整数を示す。〕で表わさ
れる化合物及びα−ハロスチレン単位を有するオリゴマ
ー等が挙げられるが、これらに限定されるものではない
。これらの化合物は単独で用いてもよいし、2種以上併
用してもよい。
【0015】一般式(4)で表わされる化合物における
1〜4個の芳香環を有する基であるAは、縮合反応によ
り形成されたものでもよく、非縮合系のものでもよい。 このような芳香環を有する基の具体例としては、例えば
1〜6価のフェニル基、ビフェニル基、ナフタレン基、
アントラセン基、フェナンスレン基、ピレン基、Ph−
(CH2 )L −Ph基(Phはフェニル基、L は
1〜10の整数)等が挙げられ、これらの芳香環を有す
る基は炭素数1〜20の直鎖及び(又は)分枝の脂肪族
炭化水素基や、水酸基、エーテル基、ビニル基等の官能
基を有する基で置換されていてもよい。一方、一般式(
6)で表わされる化合物におけるZは、第3級炭素原子
に結合したF、Cl、Br、Iの如きハロゲン原子、R
COO−基又はRO−基であり、一般式(6)における
Bは炭素数4〜40の炭化水素基であり、好ましくは脂
肪族炭化水素基であり、この炭素数が4未満になるとハ
ロゲン原子、RCOO−基又はRO−基の結合する炭素
が第3級炭素原子でなくなり、重合が進みにくくなって
使用するのに適さなくなる。
【0016】開始剤兼連鎖移動剤として用いることがで
きるα−ハロスチレン単位を有するオリゴマーとしては
、例えばα−クロロスチレンのオリゴマーや、α−クロ
ロスチレンとこれと共重合し得る単量体とを共重合させ
たオリゴマー等が挙げられる。本発明の製造法において
、一般式(2)で表わされる結合状態のハロゲン原子、
RCOO−基、又はRO−基を2個以上有する化合物、
又は一般式(2)で表される結合状態のハロゲン原子、
RCOO−基又はRO−基と他の反応性官能基とを有す
る化合物を開始剤兼連鎖移動剤として用いると、生成重
合体の官能化度を高くできるので非常に有効である。
【0017】前記開始剤兼連鎖移動剤の具体例としては
、例えば
【化10】 α−クロロスチレンのオリゴマーのようなハロゲン原子
含有有機化合物又はRCOO−基含有有機化合物が挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。これら化
合物の中で好ましいものとしては、
【化11】 のような安定な炭素陽イオンを生成し易い−C(CH3
 )2 Cl又は−C(CH3 )2 Brを有するハ
ロゲン原子含有有機化合物や、
【化12】 のようなCH3 COO−基含有有機化合物や、
【化1
3】 のようなCH3 O−基含有有機化合物等が挙げられる
【0018】これらの化合物は、開始剤兼連鎖移動剤と
して使用される成分であり、本発明では、1種又は2種
以上混合して用いられる。また、これらの化合物の使用
量又は残存水分量を調節することにより、得られるポリ
マーの分子量をコントロールすることができる。本発明
では、前記の化合物を、通常イソブチレンを含有するカ
チオン重合性モノマーに対して、0.01〜20%程度
、好ましくは0.1〜10%程度の割合で使用するのが
よい。
【0019】本発明において、製造法■では重合溶媒と
して、また製造法■では重合および反応溶媒として、例
えば脂肪族炭化水素、ハロゲン化炭化水素等の炭化水素
溶媒等が用いられる。この中でもハロゲン化炭化水素が
好ましく、塩素原子を有する塩素化炭化水素がより好ま
しい。かかる脂肪族炭化水素の具体例としては、ペンタ
ン、ヘキサン等を、またハロゲン化炭化水素の具体例と
しては、クロロメタン、クロロエタン、塩化メチレン、
1,1−ジクロロエタン、クロロホルム、1,2−ジク
ロロエタン等を例示できる。これらは、1種単独で、又
は2種以上混合して使用される。更には少量の他の溶媒
、例えば酢酸エチル等の酢酸エステルや、ニトロエタン
等のニトロ基を有する有機化合物を併用してもよい。
【0020】本発明の製造法を実施するに際しては、特
に制限がなく、従来の重合方法を広く適用できる。例え
ば製造法■では、1つの容器に重合溶媒、モノマー、非
共役ジエン、触媒、必要に応じて開始剤兼連鎖移動剤等
を順次仕込んでいくバッチ法でもよいし、重合溶媒、モ
ノマー、非共役ジエン、触媒、必要に応じて開始剤兼連
鎖移動剤等をある系内に連続的に仕込みながら反応させ
、更に取出される連続法でもよい。製造法■においても
同様であり、重合においてはバッチ法でもよく、連続法
でもよいが、非共役ジエンは重合後に添加して反応させ
る点で異なる。
【0021】本発明の製造法において、製造法■及び製
造法■のいずれにおいても重合温度としては+10〜−
80℃程度が好ましく、更に好ましくは0〜−40℃程
度とするのがよく、重合時間は、通常0.5〜120分
程度、好ましくは1〜60分程度である。また重合時の
モノマー濃度としては、0.1〜8モル/リットル程度
が好ましく、0.5〜5モル/リットル程度がより好ま
しい。製造法■において、非共役ジエン追加後の反応時
間としては、10〜300分程度が好ましい。
【0022】更に本発明の製造法において、製造法■で
は前記カチオン重合性モノマーの重合反応の前に重合系
中に加える非共役ジエンは、用いるイソブチレンモノマ
ーのモル数に対して0.01〜1倍モルを加えて均一に
なるように撹拌することが好ましい。また、製造法■で
は重合反応後に加える非共役ジエンは、用いるイソブチ
レンモノマーのモル数に対して0.01〜1倍モルを加
えて均一になるように攪拌することが好ましい。本発明
の製造法において、製造法■では、後の取り扱い易さか
らメタノール等のアルコール類の添加により重合反応を
停止させるのが好ましく、製造法■では、同様にアルコ
ール類の添加により非共役ジエン追加後の反応を停止さ
せるのが好ましいが、特にこれに限定されるものではな
く、従来の慣用手段のいずれも適用でき、また、特に停
止反応を改めて行なう必要もない。
【0023】このような製造法■又は製造法■により、
イソブチレンモノマー単位を主体とする数平均分子量が
 500〜500,000 の重合体であって、1分子
当り平均して1個を超える一般式(1)で表わされる単
位を有するイソブチレン系重合体が製造される。製造法
■によっては一般式(1)で表される単位は分子鎖末端
に1個または数個導入されていると推定される。尚、本
発明のイソブチレン系重合体は、製造法■又は製造法■
のいずれの方法によっても、実質的に同程度の官能基が
導入されているが、この点については後述の実施例にお
いて示されている。この事実から製造法■によっても一
般式(1)で表される単位は分子鎖末端に導入されてい
る可能性がある。
【0024】
【発明の効果】本発明の重合体は不飽和基を有する新規
なイソブチレン系重合体であり、安価に容易に得ること
ができる。また、本発明の重合体は製造時に共役ジエン
を用いる必要がないので、主鎖中に1,4−付加による
オレフィン基が存在しない重合体とすることができ、高
い耐候性等が期待できる。こうして得られた重合体は、
そのまま架橋硬化物の原料として用いられる他、その官
能基を水酸基、アミノ基、アルコキシシリル基、ハイド
ロジェンシリル基等へ変換することができる。また、本
発明のイソブチレン系重合体の製造法では、簡便に1分
子に平均して1個を超える不飽和基を導入することがで
きる。
【0025】
【実施例】次に実施例を掲げて、本発明をより一層明ら
かにするが、実施例により本発明は何ら限定されるもの
ではない。 実施例1 100mlの耐圧ガラス製オートクレーブに撹拌用羽根
、三方コック及び真空ラインを取付けて、真空ラインで
真空に引きながら重合容器を100℃で1時間加熱する
ことにより乾燥させ、室温まで冷却後三方コックを用い
て窒素で常圧に戻した。その後、三方コックの一方から
窒素を流しながら、注射器を用いてオートクレーブに水
素化カルシウム処理により乾燥させた主溶媒である塩化
メチレン40mlを導入した。次いで蒸留、精製した1
,9−デカジエン20mmolを添加し、更にトリキュ
ミルクロリド(TCC:前記の化合物A)3mmolを
溶解させた塩化メチレン溶液(10ml)を添加した。
【0026】次に、酸化バリウムを充填したカラムを通
過させることにより脱水したイソブチレンが7g入って
いるニードルバルブ付耐圧ガラス製液化ガス採取管を三
方コックに接続した後、容器本体を−70℃のドライア
イス−アセトンバスに浸漬し、重合容器内部を撹拌しな
がら1時間冷却した。冷却後、真空ラインにより内部を
減圧にした後、ニードルバルブを開け、イソブチレンを
耐圧ガラス製液化ガス採取管から重合容器に導入した。 その後三方コックの一方から窒素を流すことにより常圧
に戻し、更に撹拌下に1時間冷却を続け、重合容器内を
−30℃まで昇温した。
【0027】次に、TiCl4 3.2g(10mmo
l)を注射器を用いて三方コックから添加して重合を開
始させ、60分経過した時点で予め0℃以下に冷却して
おいたメタノールを添加することにより、反応を完結さ
せた。その後、反応混合物をナス型フラスコに取出し、
未反応のイソブチレン、塩化メチレン、1,9−デカジ
エン及びメタノールを留去し、残ったポリマーを100
mlのn−ヘキサンに溶解後、中性になるまでこの溶液
の水洗を繰返した。その後、このn−ヘキサン溶液を2
0mlまで濃縮し、300mlのアセトンにこの濃縮溶
液を注ぎ込むことによりポリマーを沈澱分離させた。
【0028】このようにして得られたポリマーを再び1
00mlのn−ヘキサンに溶解させ、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、濾過し、n−ヘキサンを減圧留去する
ことにより、イソブチレン系ポリマーを得た。得られた
ポリマーの収量より収率を算出すると共に、Mn及びM
w/MnをGPC法により、また末端構造を 1H−N
MR(300MHz)法により各構造に帰属するプロト
ンの共鳴信号の強度を測定、比較することにより求めた
。 結果を表2に示す。
【0029】実施例2〜7 開始剤兼連鎖移動剤の有無、非共役ジエンの種類や使用
量及び重合触媒を表1に示すように変更した以外は、実
施例1と同様にしてポリマーを製造し、評価した。結果
を表2に併せて示す。 比較例1 非共役ジエンを使用しない以外は、実施例1と同様にし
てポリマーを製造して評価した。結果を表2に併せて示
す。
【表1】
【表2】
【0030】実施例8 100mlの耐圧ガラス製オートクレーブに撹拌用羽根
、三方コック及び真空ラインを取付けて、真空ラインで
真空に引きながら重合容器を100℃で1時間加熱する
ことにより乾燥させ、室温まで冷却後三方コックを用い
て窒素で常圧に戻した。その後、三方コックの一方から
窒素を流しながら、注射器を用いてオートクレーブに水
素化カルシウム処理により乾燥させた主溶媒である塩化
メチレン40mlを導入した。次いでトリキュミルクロ
リド(TCC:前記の化合物A)3mmolを溶解させ
た塩化メチレン溶液(10ml)を添加した。
【0031】次に、酸化バリウムを充填したカラムを通
過させることにより脱水したイソブチレンが7g入って
いるニードルバルブ付耐圧ガラス製液化ガス採取管を三
方コックに接続した後、容器本体を−70℃のドライア
イス−アセトンバスに浸漬し、重合容器内部を撹拌しな
がら1時間冷却した。冷却後、真空ラインにより内部を
減圧にした後、ニードルバルブを開け、イソブチレンを
耐圧ガラス製液化ガス採取管から重合容器に導入した。 その後三方コックの一方から窒素を流すことにより常圧
に戻し、更に撹拌下に1時間冷却を続け、重合容器内を
−30℃まで昇温した。
【0032】次に、TiCl4 3.2g(10mmo
l)を注射器を用いて三方コックから添加して重合を開
始させ、60分経過した時点で蒸留、精製した1,9−
デカジエン20mmolを添加し、さらに−30℃で6
0分間、反応を継続した後、予め0℃以下に冷却してお
いたメタノールを添加することにより、反応を完結させ
た。その後、反応混合物をナス型フラスコに取出し、未
反応のイソブチレン、塩化メチレン、1,9−デカジエ
ン及びメタノールを留去し、残ったポリマーを100m
lのn−ヘキサンに溶解後、中性になるまでこの溶液の
水洗を繰返した。その後、このn−ヘキサン溶液を20
mlまで濃縮し、300mlのアセトンにこの濃縮溶液
を注ぎ込むことによりポリマーを沈澱分離させた。
【0033】このようにして得られたポリマーを再び1
00mlのn−ヘキサンに溶解させ、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、濾過し、n−ヘキサンを減圧留去する
ことにより、イソブチレン系ポリマーを得た。得られた
ポリマーの収量より収率を算出すると共に、Mn及びM
w/MnをGPC法により、また末端構造を 1H−N
MR(300MHz)法により各構造に帰属するプロト
ンの共鳴信号の強度を測定、比較することにより求めた
。 結果を表4に示す。
【0034】実施例9〜14 開始剤兼連鎖移動剤の有無、非共役ジエンの種類や使用
量、重合触媒及び反応試剤を表3に示すように変更した
以外は、実施例8と同様にしてポリマーを製造し、評価
した。結果を表4に併せて示す。 比較例2 非共役ジエンを使用しない以外は、実施例8と同様にし
てポリマーを製造して評価した。結果を表4に併せて示
す。
【0035】実施例15 比較例2で得られた単離、精製した第3級クロル末端P
IB5gを水素化カルシウム処理により乾燥させた塩化
メチレン40mlに溶解した後、1,9−デカジエン2
0mmolを加え、−30℃にまで冷却し、TiCl4
 5mmolを加え、60分間攪拌を続けた。反応の停
止、精製、および分析は実施例8と同様に行なった。結
果は表4に併せて示す。
【表3】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1で得られたイソブチレン系重
合体のIRスペクトル図である。
【図2】図2は、実施例1で得られたイソブチレン系重
合体の 1H−NMRスペクトル図(300MHz)で
ある。
【図3】図3は、実施例8で得られたイソブチレン系重
合体のIRスペクトル図である。
【図4】図4は、実施例8で得られたイソブチレン系重
合体の 1H−NMRスペクトル図(300MHz)で
ある。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1分子当り平均して1個を超える一般
    式(1): 【化1】 〔式中、R1 、R2 及びR3 は、同一又は異なっ
    て水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を示す。R’
     及びR” は、水素原子、メチル基又はエチル基を示
    す。Qは炭素数1〜30の2価の有機基を示す。〕で表
    わされる単位を有することを特徴とする、不飽和基を有
    するイソブチレン系重合体。
  2. 【請求項2】  イソブチレンモノマー単位を主体とす
    る数平均分子量が500〜500,000 の重合体で
    あって、1分子当り平均して1個を超える一般式 (1
    ) :【化2】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R’ 、R” 及び
    Qは前記に同じ。〕で表わされる単位を重合体の末端に
    有する請求項1記載のイソブチレン系重合体。
  3. 【請求項3】  主鎖中に実質的に不飽和結合を有しな
    いことを特徴とする請求項1または2記載の重合体。
  4. 【請求項4】  イソブチレンを含有するカチオン重合
    性モノマーと非共役ジエンとをルイス酸の存在下に重合
    させることを特徴とする不飽和基を有するイソブチレン
    系重合体の製造法。
  5. 【請求項5】  非共役ジエンが一般式(3)【化3】 〔式中、R1 、R2 及びR3 は、同一又は異なっ
    て水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を示す。R7
     、R8 及びR9 は、同一又は異なって水素原子、
    メチル基又はエチル基を示す。Qは炭素数1〜30の2
    価の有機基を示す。〕で表わされる化合物であることを
    特徴とする請求項4記載の製造法。
  6. 【請求項6】  重合反応系内にルイス酸と共に、開始
    剤兼連鎖移動剤である一般式(2): 【化4】 〔式中、Xはハロゲン原子、RCOO−基(Rは1価の
    有機基、以下同じ)又はRO−基を示す。R6 は多価
    芳香環基又は置換もしくは非置換の多価脂肪族炭化水素
    基を示す。R4 及びR5 は、同一又は異なって水素
    原子又は置換もしくは非置換の1価の炭化水素基を示す
    。但しR6 が多価脂肪族炭化水素基の場合には、R4
     及びR5 は同時に水素原子ではない。〕で表わされ
    る基を有する有機化合物を更に存在させる請求項4記載
    の製造法。
  7. 【請求項7】  イソブチレンを含有するカチオン重合
    性モノマーをルイス酸の存在下に重合させた後、さらに
    非共役ジエンと反応させることを特徴とする不飽和基を
    有するイソブチレン系重合体の製造法。
  8. 【請求項8】  イソブチレンを含有するカチオン重合
    性モノマーをルイス酸の存在下に重合させる際、開始剤
    兼連鎖移動剤である一般式(2): 【化5】 〔式中、R4 、R5 、R6 及びXは前記に同じ。 〕で表わされる基を有する有機化合物を用いる請求項7
    記載の製造法。
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