JPH04280231A - 薄膜トランジスタアレイ基板及びその製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタアレイ基板及びその製造方法Info
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- JPH04280231A JPH04280231A JP3043342A JP4334291A JPH04280231A JP H04280231 A JPH04280231 A JP H04280231A JP 3043342 A JP3043342 A JP 3043342A JP 4334291 A JP4334291 A JP 4334291A JP H04280231 A JPH04280231 A JP H04280231A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
駆動型の液晶ディスプレイの一方の基板となる薄膜トラ
ンジスタ(TFT)アレイ基板及びその製造方法に関す
る。
駆動型の液晶ディスプレイの一方の基板となる薄膜トラ
ンジスタ(TFT)アレイ基板及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のTFTアレイ基板の1画素
部分を示す平面図、図3は図2のC−C線断面図、図4
は図2のD−D線断面図である。
部分を示す平面図、図3は図2のC−C線断面図、図4
は図2のD−D線断面図である。
【0003】図に示されるように、従来のTFTアレイ
基板には、ガラス基板21上にTaからなるゲート電極
22及びその配線部22a、この上に形成されたTa2
O5層23及び23a、その上に形成されたSiNx膜
24及び24a、その上に形成されたアモルファスシリ
コン(a−Si)膜25及び25a、リンドープアモル
ファスシリコン(n+a−Si)膜26及び26aが備
えられている。また、ガラス基板21上には、画素電極
27がマトリクス状に配列されて、さらに、画素電極2
7にn+a−Si膜26を接続するソース電極28と、
n+a−Si膜26に接続されたドレイン電極29と、
全体を覆うパッシベーション膜30とが備えられている
。
基板には、ガラス基板21上にTaからなるゲート電極
22及びその配線部22a、この上に形成されたTa2
O5層23及び23a、その上に形成されたSiNx膜
24及び24a、その上に形成されたアモルファスシリ
コン(a−Si)膜25及び25a、リンドープアモル
ファスシリコン(n+a−Si)膜26及び26aが備
えられている。また、ガラス基板21上には、画素電極
27がマトリクス状に配列されて、さらに、画素電極2
7にn+a−Si膜26を接続するソース電極28と、
n+a−Si膜26に接続されたドレイン電極29と、
全体を覆うパッシベーション膜30とが備えられている
。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のTFTアレイ基板では、ゲート電極に用いたTaの
電気抵抗率が大きいために、ゲート電極に印加されるア
ドレス信号のパルス波形の歪みが大きくなり、ゲート電
極の開放端側でコントラストが劣化するという問題があ
った。
来のTFTアレイ基板では、ゲート電極に用いたTaの
電気抵抗率が大きいために、ゲート電極に印加されるア
ドレス信号のパルス波形の歪みが大きくなり、ゲート電
極の開放端側でコントラストが劣化するという問題があ
った。
【0005】かかる問題を解消するために、ゲート電極
を多層構造とすることも考えられるが、製造工程が増え
るという問題があった。
を多層構造とすることも考えられるが、製造工程が増え
るという問題があった。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、製造
工程を複雑にすることなく、画質を向上させることがで
きるTFTアレイ基板及びその製造方法を提供すること
にある。
になされたものであり、その目的とするところは、製造
工程を複雑にすることなく、画質を向上させることがで
きるTFTアレイ基板及びその製造方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るTFTアレ
イ基板は、絶縁性基板と、上記絶縁性基板上に形成され
たゲート電極配線部の下層と、上記絶縁性基板上に上記
下層と同じ金属により形成され、上記下層に接続された
ゲート電極と、上記ゲート電極上に形成された絶縁膜と
、上記絶縁膜上に形成された半導体層と、上記絶縁性基
板上の上記ゲート電極配線部の間の部分に、上記ゲート
電極配線部に交差する方向に延びるように形成されたド
レイン電極と、上記絶縁性基板上の所定位置に上記ドレ
イン電極と同じ金属により形成されたソース電極と、上
記ゲート電極配線部の下層上に上記ドレイン電極と同じ
金属により形成された上層と、上記絶縁性基板上を覆う
ように形成されたパッシベーション膜と、上記パッシベ
ーション膜の上記ドレイン電極端部上と、上記ソース電
極上とに形成されたコンタクトホールと、上記パッシベ
ーション膜上に形成され、上記ソース電極に上記コンタ
クトホールを介して接続された画素電極と、上記パッシ
ベーション膜上に上記画素電極と同じ金属により形成さ
れ、上記コンタクトホールを介して隣り合うドレイン電
極同士を接続するドレイン電極接続部とを有することを
特徴としている。
イ基板は、絶縁性基板と、上記絶縁性基板上に形成され
たゲート電極配線部の下層と、上記絶縁性基板上に上記
下層と同じ金属により形成され、上記下層に接続された
ゲート電極と、上記ゲート電極上に形成された絶縁膜と
、上記絶縁膜上に形成された半導体層と、上記絶縁性基
板上の上記ゲート電極配線部の間の部分に、上記ゲート
電極配線部に交差する方向に延びるように形成されたド
レイン電極と、上記絶縁性基板上の所定位置に上記ドレ
イン電極と同じ金属により形成されたソース電極と、上
記ゲート電極配線部の下層上に上記ドレイン電極と同じ
金属により形成された上層と、上記絶縁性基板上を覆う
ように形成されたパッシベーション膜と、上記パッシベ
ーション膜の上記ドレイン電極端部上と、上記ソース電
極上とに形成されたコンタクトホールと、上記パッシベ
ーション膜上に形成され、上記ソース電極に上記コンタ
クトホールを介して接続された画素電極と、上記パッシ
ベーション膜上に上記画素電極と同じ金属により形成さ
れ、上記コンタクトホールを介して隣り合うドレイン電
極同士を接続するドレイン電極接続部とを有することを
特徴としている。
【0008】また、本発明に係るTFTアレイ基板の製
造方法は、絶縁性基板上に、互いに平行に延びるように
複数本のゲート電極配線部の下層を形成し、これと同時
に上記ゲート電極配線部の下層と同じ金属よりなるゲー
ト電極を形成する工程と、上記ゲート電極上に絶縁膜と
半導体層と順に形成する工程と、上記絶縁性基板上の上
記ゲート電極配線部の間に、上記ゲート電極配線部に交
差する方向に延びるドレイン電極を形成し、これと同時
に上記絶縁性基板上の所定位置に上記ドレイン電極と同
じ金属よりなるソース電極を形成し、これと同時に上記
ゲート電極配線部の下層上に上記ドレイン電極と同じ金
属よりなる上層を形成する工程と、上記絶縁性基板上を
覆うようにパッシベーション膜を形成する工程と、上記
パッシベーション膜の上記ドレイン電極端部上と上記ソ
ース電極上とにコンタクトホールを形成する工程と、上
記パッシベーション膜上に透光性の金属膜を形成し、エ
ッチングすることにより、上記ソース電極に上記コンタ
クトホールを介して接続された画素電極と、上記コンタ
クトホールを介して隣り合うドレイン電極同士を接続す
るドレイン電極接続部とを形成する工程とを有すること
を特徴としている。
造方法は、絶縁性基板上に、互いに平行に延びるように
複数本のゲート電極配線部の下層を形成し、これと同時
に上記ゲート電極配線部の下層と同じ金属よりなるゲー
ト電極を形成する工程と、上記ゲート電極上に絶縁膜と
半導体層と順に形成する工程と、上記絶縁性基板上の上
記ゲート電極配線部の間に、上記ゲート電極配線部に交
差する方向に延びるドレイン電極を形成し、これと同時
に上記絶縁性基板上の所定位置に上記ドレイン電極と同
じ金属よりなるソース電極を形成し、これと同時に上記
ゲート電極配線部の下層上に上記ドレイン電極と同じ金
属よりなる上層を形成する工程と、上記絶縁性基板上を
覆うようにパッシベーション膜を形成する工程と、上記
パッシベーション膜の上記ドレイン電極端部上と上記ソ
ース電極上とにコンタクトホールを形成する工程と、上
記パッシベーション膜上に透光性の金属膜を形成し、エ
ッチングすることにより、上記ソース電極に上記コンタ
クトホールを介して接続された画素電極と、上記コンタ
クトホールを介して隣り合うドレイン電極同士を接続す
るドレイン電極接続部とを形成する工程とを有すること
を特徴としている。
【0009】
【作用】本発明に係るTFTアレイ基板またはその製造
方法によれば、ゲート電極配線部の下層上にドレイン電
極と同じ金属により形成された上層が設けられるので、
ゲート電極配線の電気抵抗率が低くなり、画質の向上が
図れる。
方法によれば、ゲート電極配線部の下層上にドレイン電
極と同じ金属により形成された上層が設けられるので、
ゲート電極配線の電気抵抗率が低くなり、画質の向上が
図れる。
【0010】また、本発明に係るTFTアレイ基板また
はその製造方法によれば、ドレイン電極とゲート電極配
線部の上層とを同一工程で形成でき、画素電極とコンタ
クトホールを介して隣り合うドレイン電極同士を接続す
るドレイン電極接続部とを同一工程で形成できるので、
製造が簡単になる。
はその製造方法によれば、ドレイン電極とゲート電極配
線部の上層とを同一工程で形成でき、画素電極とコンタ
クトホールを介して隣り合うドレイン電極同士を接続す
るドレイン電極接続部とを同一工程で形成できるので、
製造が簡単になる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係るTFTアレイ基板の一
実施例の1画素部分を示す平面図、図5は図1のA−A
線断面図、図6は図1のB−B線断面図である。
実施例の1画素部分を示す平面図、図5は図1のA−A
線断面図、図6は図1のB−B線断面図である。
【0012】図に示されるように、本実施例のTFTア
レイ基板には、ガラス等からなる透明な絶縁性基板1と
、この基板1上にTa又はTaの合金により形成された
ゲート電極配線部2の下層2aと、この下層2aと同じ
Ta又はTaの合金によりに形成されており下層2aに
接続されているゲート電極3とが備えられている。
レイ基板には、ガラス等からなる透明な絶縁性基板1と
、この基板1上にTa又はTaの合金により形成された
ゲート電極配線部2の下層2aと、この下層2aと同じ
Ta又はTaの合金によりに形成されており下層2aに
接続されているゲート電極3とが備えられている。
【0013】また、本実施例には、ゲート電極3上に、
Ta2O5よりなる第一絶縁膜4と、この絶縁膜4上に
形成されたSiNxよりなる第二絶縁膜5と、半導体活
性層としてのアモルファスシリコン(a−Si)膜6と
、その上に形成されたリンドープアモルファスシリコン
(n+a−Si)膜7とが備えられている。
Ta2O5よりなる第一絶縁膜4と、この絶縁膜4上に
形成されたSiNxよりなる第二絶縁膜5と、半導体活
性層としてのアモルファスシリコン(a−Si)膜6と
、その上に形成されたリンドープアモルファスシリコン
(n+a−Si)膜7とが備えられている。
【0014】さらに、平行に複数本配列されているゲー
ト電極配線部2の間には(図1では1本のゲート電極配
線部2のみを示す)、このゲート電極配線部2に交差す
る方向に延びるように配置されておりAlからなるドレ
イン電極8と、基板1上の所定位置にこのドレイン電極
8と同じAlにより形成されたソース電極9とが備えら
れている。また、ゲート電極配線部2の下層2a上には
ドレイン電極8と同じAlにより形成された上層2bが
形成されている。
ト電極配線部2の間には(図1では1本のゲート電極配
線部2のみを示す)、このゲート電極配線部2に交差す
る方向に延びるように配置されておりAlからなるドレ
イン電極8と、基板1上の所定位置にこのドレイン電極
8と同じAlにより形成されたソース電極9とが備えら
れている。また、ゲート電極配線部2の下層2a上には
ドレイン電極8と同じAlにより形成された上層2bが
形成されている。
【0015】また、基板1上には、基板1上に備えられ
た上記構成を覆うようにパッシベーション膜10が備え
られている。そして、このパッシベーション膜10の、
ドレイン電極8の端部上にはコンタクトホール10a及
び10bが形成されており、パッシベーション膜10の
ソース電極9上にはコンタクトホール10cが形成され
ている。
た上記構成を覆うようにパッシベーション膜10が備え
られている。そして、このパッシベーション膜10の、
ドレイン電極8の端部上にはコンタクトホール10a及
び10bが形成されており、パッシベーション膜10の
ソース電極9上にはコンタクトホール10cが形成され
ている。
【0016】さらにまた、パッシベーション膜10上に
は、ソース電極11にコンタクトホール10cを介して
接続されたITOよりなる画素電極11と、パッシベー
ション膜10上に画素電極と同じITOにより形成され
、コンタクトホール10aと10bとを介して隣り合う
ドレイン電極8同士を接続するドレイン電極接続部12
とが備えられている。
は、ソース電極11にコンタクトホール10cを介して
接続されたITOよりなる画素電極11と、パッシベー
ション膜10上に画素電極と同じITOにより形成され
、コンタクトホール10aと10bとを介して隣り合う
ドレイン電極8同士を接続するドレイン電極接続部12
とが備えられている。
【0017】また、上記TFTアレイ基板の製造は次の
ようになされる。
ようになされる。
【0018】先ず、ガラス等の透明絶縁性基板1上にス
パッタ法によりTa膜又はTaを含む合金膜を形成し、
エッチングを行ってゲート電極3とゲート電極配線2の
下層2aとを形成する。
パッタ法によりTa膜又はTaを含む合金膜を形成し、
エッチングを行ってゲート電極3とゲート電極配線2の
下層2aとを形成する。
【0019】次に、TFT形成部分について、ゲート電
極3の表面を陽極酸化してTa2O5よりなる第一絶縁
膜4を形成する。
極3の表面を陽極酸化してTa2O5よりなる第一絶縁
膜4を形成する。
【0020】次に、プラズマCVD法により、SiNx
よりなる第二絶縁膜5、半導体活性層としてのa−Si
膜6、オーミック接合層としてのn+a−Si膜7を成
膜し、TFT形成部分を残すようにエッチング除去する
。
よりなる第二絶縁膜5、半導体活性層としてのa−Si
膜6、オーミック接合層としてのn+a−Si膜7を成
膜し、TFT形成部分を残すようにエッチング除去する
。
【0021】次に、スパッタ法によりAl膜を形成し、
エッチングするにより、ドレイン電極8と、ソース電極
9と、ゲート電極配線2の下層2a上の上層2bとを形
成する。ここで、ドレイン電極8と、ソース電極9と、
上層2bとなる金属としては、チタン(Ti)、モリブ
デン(Mo)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、N
iCrや、これらの多層膜であってもよい。
エッチングするにより、ドレイン電極8と、ソース電極
9と、ゲート電極配線2の下層2a上の上層2bとを形
成する。ここで、ドレイン電極8と、ソース電極9と、
上層2bとなる金属としては、チタン(Ti)、モリブ
デン(Mo)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、N
iCrや、これらの多層膜であってもよい。
【0022】次に、ソース電極9とドレイン電極8との
間に露出しているn+a−Si層7をエッチング除去す
る。
間に露出しているn+a−Si層7をエッチング除去す
る。
【0023】次に、SiNx、SiO2、又はこれらの
積層膜からなるパッシベーション膜10を成膜し、エッ
チングにより、ドレイン電極8の端部上にコンタクトホ
ール10aと10bを、ソース電極9上にコンタクトホ
ール10cを形成する。
積層膜からなるパッシベーション膜10を成膜し、エッ
チングにより、ドレイン電極8の端部上にコンタクトホ
ール10aと10bを、ソース電極9上にコンタクトホ
ール10cを形成する。
【0024】次に、ITOを全面に成膜し、エッチング
により、コンタクトホール10cを介してソース電極9
に接続された画素電極11と、コンタクトホール10a
と10bとを介してドレイン電極8に接続されたドレイ
ン電極接続部12とを形成する。
により、コンタクトホール10cを介してソース電極9
に接続された画素電極11と、コンタクトホール10a
と10bとを介してドレイン電極8に接続されたドレイ
ン電極接続部12とを形成する。
【0025】以上に説明したように、本実施例によれば
、ゲート電極配線部2の下層2a上にドレイン電極8と
同じAlにより形成された上層2bが設けられるので、
ゲート電極配線2の電気抵抗率が低くなり、画質の向上
が図れる。
、ゲート電極配線部2の下層2a上にドレイン電極8と
同じAlにより形成された上層2bが設けられるので、
ゲート電極配線2の電気抵抗率が低くなり、画質の向上
が図れる。
【0026】また、本実施例によれば、ドレイン電極8
と上層2bとを同一工程で形成でき、画素電極11とコ
ンタクトホール10aと10bとを介して隣り合うドレ
イン電極8同士を接続するドレイン電極接続部12とを
同一工程で形成できるので、製造工程が増えず、製造が
簡単になる。
と上層2bとを同一工程で形成でき、画素電極11とコ
ンタクトホール10aと10bとを介して隣り合うドレ
イン電極8同士を接続するドレイン電極接続部12とを
同一工程で形成できるので、製造工程が増えず、製造が
簡単になる。
【0027】尚、上記実施例では、ドレイン電極接続部
12をゲート電極配線部2と交差する部分にだけに残し
た場合について説明したが、本発明はこれには限定され
ず、ドレイン電極8上に連続的に形成してもよい。
12をゲート電極配線部2と交差する部分にだけに残し
た場合について説明したが、本発明はこれには限定され
ず、ドレイン電極8上に連続的に形成してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のTFTア
レイ基板及びその製造方法よれば、ゲート電極配線部の
下層上にドレイン電極と同じ金属により形成された上層
が設けられるので、ゲート電極配線の電気抵抗率が低く
なり、画質の向上が図れる。
レイ基板及びその製造方法よれば、ゲート電極配線部の
下層上にドレイン電極と同じ金属により形成された上層
が設けられるので、ゲート電極配線の電気抵抗率が低く
なり、画質の向上が図れる。
【0029】また、本発明によれば、ドレイン電極と上
層とを同一工程で形成でき、画素電極とコンタクトホー
ルとを介して隣り合うドレイン電極同士を接続するドレ
イン電極接続部とを同一工程で形成できるので、製造を
簡単にすることができる。
層とを同一工程で形成でき、画素電極とコンタクトホー
ルとを介して隣り合うドレイン電極同士を接続するドレ
イン電極接続部とを同一工程で形成できるので、製造を
簡単にすることができる。
【図1】本発明に係るTFTアレイ基板の一実施例の1
画素部分を示す平面図である。
画素部分を示す平面図である。
【図2】従来のTFTアレイ基板の1画素部分を示す平
面図である。
面図である。
【図3】図2のC−C線断面図である。
【図4】図2のD−D線断面図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】図1のB−B線断面図である。
1 絶縁性基板
2 ゲート電極配線部
2a 下層
2b 上層
3 ゲート電極
4 第一絶縁膜
5 第二絶縁膜
6 a−Si膜
7 n+a−Si膜
8 ドレイン電極
9 ソース電極
10 パッシベーション膜
10a,10b,10c コンタクトホール11
画素電極 12 ドレイン電極接続部
画素電極 12 ドレイン電極接続部
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性基板と、上記絶縁性基板上に形
成されたゲート電極配線部の下層と、上記絶縁性基板上
に上記下層と同じ金属により形成され、上記下層に接続
されたゲート電極と、上記ゲート電極上に形成された絶
縁膜と、上記絶縁膜上に形成された半導体層と、上記絶
縁性基板上の上記ゲート電極配線部の間の部分に、上記
ゲート電極配線部に交差する方向に延びるように形成さ
れたドレイン電極と、上記絶縁性基板上の所定位置に上
記ドレイン電極と同じ金属により形成されたソース電極
と、上記ゲート電極配線部の下層上に上記ドレイン電極
と同じ金属により形成された上層と、上記絶縁性基板上
を覆うように形成されたパッシベーション膜と、上記パ
ッシベーション膜の上記ドレイン電極端部上と、上記ソ
ース電極上とに形成されたコンタクトホールと、上記パ
ッシベーション膜上に形成され、上記ソース電極に上記
コンタクトホールを介して接続された画素電極と、上記
パッシベーション膜上に上記画素電極と同じ金属により
形成され、上記コンタクトホールを介して隣り合うドレ
イン電極同士を接続するドレイン電極接続部と、を有す
ることを特徴とする薄膜トランジスタアレイ基板。 - 【請求項2】 絶縁性基板上に、互いに平行に延びる
ように複数本のゲート電極配線部の下層を形成し、これ
と同時に上記ゲート電極配線部の下層と同じ金属よりな
るゲート電極を形成する工程と、上記ゲート電極上に絶
縁膜と半導体層と順に形成する工程と、上記絶縁性基板
上の上記ゲート電極配線部の間に、上記ゲート電極配線
部に交差する方向に延びるドレイン電極を形成し、これ
と同時に上記絶縁性基板上の所定位置に上記ドレイン電
極と同じ金属よりなるソース電極を形成し、これと同時
に上記ゲート電極配線部の下層上に上記ドレイン電極と
同じ金属よりなる上層を形成する工程と、上記絶縁性基
板上を覆うようにパッシベーション膜を形成する工程と
、上記パッシベーション膜の上記ドレイン電極端部上と
上記ソース電極上とにコンタクトホールを形成する工程
と、上記パッシベーション膜上に透光性の金属膜を形成
し、エッチングすることにより、上記ソース電極に上記
コンタクトホールを介して接続された画素電極と、上記
コンタクトホールを介して隣り合うドレイン電極同士を
接続するドレイン電極接続部とを形成する工程と、を有
することを特徴とする薄膜トランジスタアレイ基板の製
造方法。
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