JPH0427771B2 - - Google Patents

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JPH0427771B2
JPH0427771B2 JP62048448A JP4844887A JPH0427771B2 JP H0427771 B2 JPH0427771 B2 JP H0427771B2 JP 62048448 A JP62048448 A JP 62048448A JP 4844887 A JP4844887 A JP 4844887A JP H0427771 B2 JPH0427771 B2 JP H0427771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
opening
end protector
locking
locking protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62048448A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63217913A (ja
Inventor
Shohachi Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
Priority to JP62048448A priority Critical patent/JPS63217913A/ja
Publication of JPS63217913A publication Critical patent/JPS63217913A/ja
Publication of JPH0427771B2 publication Critical patent/JPH0427771B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、管の挿入係止を容易かつ確実に行な
え、しかも製造が容易で安価に供給することがで
きる管係止用の係止突起を一体に備えた管端末保
護具に関する。
(従来技術) 従来の管端末保護具は、第15図に示すように
管端末保護具に管30を固定する管係止用の係止
突起を一体に備えておらず、別体の止め具80や
接続具を使用するため、接続作業が面倒であり、
また部品の紛失をまねくおそれがある。
(発明が解決しようとする問題点) このため、管係止用の係止突起を管端末保護具
の管挿入部1に一体に設けることが考えられる
が、この場合、第16図、第17図に示すように
管端末保護具の躯体が湾曲面14を有したり、あ
るいは釘挿通部15を有する場合等、管30の挿
入軸方向にアンダーカツト構造となつている管端
末保護具の場合には、合成樹脂による管端末保護
具の製造は、管端末保護具の開口部2の開口面に
対して垂直方向に型抜きされる金型によらなけれ
ばならない。
一方、管端末保護具に固定される管30は管端
末保護具の管挿入部1に挿入されるが、この場
合、管30が管挿入部1内で確実に係止されるよ
うに管係止用の係止突起が設けられる必要があ
る。すなわち、挿入が不完全なために抜けたりせ
ず管挿入部1に挿入されると管30はすぐに係止
されるように、管係止用の係止突起が設けられる
必要がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、管端末保護具の開口部の開口面に対して垂
直方向に型抜きされる金型により製造される管端
末保護具において、管係止用の係止突起を管端末
保護具に一体に設けるとともに、管の挿入係止を
容易かつ確実に行なえ、しかも製造が容易で安価
に供給することができる管端末保護具を提供する
ことを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る管端末保護具は、管の一端が挿入
される傾斜した筒状の管挿入部と、型枠面に開口
する開口部とを有する管端末保護具であつて、前
記開口部の開口面に対して垂直方向に型抜きされ
る金型により製造され、管挿入部の内部口の下端
を通つて管挿入部の上部壁に交叉する開口面から
の垂線上に管挿入部内に突出する管係止用の係止
突起を一体に備えたことを特徴としている。
すなわち、第1図及び第2図に示すように管係
止用の係止突起3は、管端末保護具の管挿入部1
の内部口1bの下端16を通つて管挿入部1の上
部壁に交叉する開口面2aからの垂線40上に、
管挿入部1内に突出して設けられている。
(発明の作用) 本発明に係る管端末保護具は、管挿入部内に管
係止用の係止突起が設けられているため、係止突
起を有する止め具を取付けることなく、管挿入部
内に管を挿入してやれば係止突起で係止されて、
簡単に管が固定されるようになつている。
また、この管端末保護具は、管挿入部の内部口
の下端を通つて管挿入部の上部壁に交叉する開口
面からの垂線上に管挿入部内に突出する管係止用
の係止突起が設けられているから、管挿入部に挿
入後に管はすぐに係止され、管の固定は確実とな
るとともに、管係止用の係止突起を有しない従来
の管端末保護具と同様に、管端末保護具の開口部
方向と反開口部方向及び管挿入部の挿入口方向へ
の三方向への型抜きによつて管係止用の係止突起
が一体に設けられた合成樹脂成形による管端末保
護具の製造ができるようになつている。
(実施例) 以下、図面に示す実施例にしたがつて本発明を
具体的に説明する。
第3図から第9図までは本発明の一実施例を示
し、この実施例に示す管端末保護具は型枠面21
に対して傾斜した方向に管30の一端が挿入され
る筒状の管挿入部1が設けられ、さらに型枠面2
1側にはこれに開口する開口部2が設けられてい
る。
また、管挿入部1の内部口1bの下端16を通
つて管挿入部1の上部壁に交叉する開口面2aか
らの垂線40上に、係止突起3が管挿入部1内に
突出して設けられている。
前記係止突起3は、管挿入部1の壁をコの字状
に切り欠いて形成される舌片4の自由端上に設け
られている。このため管30の一端の挿入時には
前記舌片4のしなりで管30の挿入を容易にする
とともに、挿入後は第5図に示すように係止突起
3が管30の谷に嵌まり込み、管30を確実に係
止するようになつている。また、前記係止突起3
は断面が三角形状に形成されているため、一旦係
止された管30は抜け止め状態となるようになつ
ている。なお、前記実施例は管30が波付管の場
合であるが、管30が平滑管の場合には、管30
の外周に前記係止突起3が食い込むことにより管
30が係止される。
実施例において、6は管挿入部1内に挿入され
た管30の一端を止めるためのリブである。7は
管端末保護具を型枠20に固定するための固定部
であり、釘挿通孔8を有している。この実施例の
場合、固定部7は管端末保護具の中央に設けられ
ているが、これは管端末保護具をコンクリート埋
設して、型枠20を除去後に釘筒部分7aがペン
チ等で除去されるようになつている。この固定部
7は従来の管端末保護具のように開口部2の周縁
に設けられていてもよい。また、9は先端を尖ら
せた突起で、突起9は第5図に示すように管端末
保護具を型枠20に当接した際に型枠20内に食
い込んで管端末保護具の固定をよくするためのも
のである。
さて、この管端末保護具は、第3図に示すよう
に三つの金型11,12,13を合わせることに
より合成樹脂による成形が可能ななつている。す
なわち、一つは開口部方向Aへ、もう一つは反開
口部方向Bへ、さらにもう一つは管挿入部1の挿
入口方向Cへの三方向への型抜きによつて、管端
末保護具は製造されるようになつている。この場
合、管係止用の係止突起3は、開口部方向Aへの
金型11と管挿入部1の挿入口方向Cへの金型1
3との境界に設けられる構成となつている。すな
わち金型11,13どうしの境界を利用して係止
突起3を設けた構造となつている。したがつて係
止突起3を有しない管端末保護具と金型の数、形
状において変わることなく、係止突起3を有する
管端末保護具を製造することができる。
次に、この管端末保護具を使用する場合には、
管挿入部1内に管30の一端を挿入し、係止突起
3を管30の谷に嵌め込み、管30の一端を係止
する。次いで、固定部7の釘挿通孔8に釘23を
挿通して型枠20に管端末保護具を固定する。こ
のとき、何らかの理由で管挿入部1内から管30
を取り外したいような場合には、第8図及び第9
図に示すように管挿入部1の壁に設けられたコの
字状の切欠5によりドライバー22を挿入し、先
端を係止突起3側にこてることによつて舌片4を
もち上げ、係止突起3の管30の谷への嵌まり込
みを解除して取り外すことができる。型枠20に
管端末保護具を固定後は、コンクリートを打設し
て、養生後、型枠20を除去して、固定部の釘筒
部分7aをペンチ等で折り取つて、管30内への
配線を行なう。
第10図及び第11図は管端末保護具の別の実
施例であり、この例に示す管端末保護具は、管3
0の一端が挿入される筒状の管挿入部1を複数有
した構造となつており、3個の挿入口1aが併設
されている。係止突起3は管端末保護具の開口部
2の開口面から管挿入部1の内部口1bの下端1
6を通る垂線上に、管挿入部1内に突出するよう
に設けられている。この実施例についても前記実
施例の第3図に示すのと同様に、開口部方向Aへ
引き抜く金型と、反開口部方向Bへ引き抜く金型
と、さらに管挿入部1の挿入口方向Cへ引き抜く
金型との三方向への型抜きによつて、管端末保護
具は製造されるようになつている。
第12図、第13図、第14図は、管端末保護
具のさらに別の実施例であり、感知器等の器具の
取付けに使用さる。この例に示す管端末保護具は
管30の一端が挿入される筒状の管挿入部1の挿
入口1aが両方に設けられた構造となつており、
係止突起3が管端末保護具の開口部2の開口面か
ら管挿入部1の内部口1bの下端16を通る垂線
上に、管挿入部1内に突出するように設けられて
いる。この例の場合は、開口部方向Aへ引き抜く
金型と、反開口部方向Bへ引き抜く金型と、さら
に管挿入部1の挿入口方向Cへ引き抜く二個の金
型による三方向への型抜きによつて、管端末保護
具は製造されるようになつている。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明に係る管端末保護
具は、管挿入部内に管係止用の係止突起が一体に
設けられているから、係止突起を有する止め具を
取付けることなく、管を管挿入部内に挿入してや
れば管を簡単に固定することができる。したがつ
て管の接続作業が簡単であり、しかも管の固定に
別体の止め具等を必要としないから部品紛失等の
必配もない。
さらに、この管端末保護具は管挿入部の内部口
の下端を通つて管挿入部の上部壁に交叉する開口
面からの垂線上に管挿入部内に突出する管係止用
の係止突起が設けられているから、管挿入部に挿
入後に管はすぐに係止され、管の固定は確実とな
るとともに、管係止用の係止突起を有しない従来
の管端末保護具と同様に、管端末保護具の開口部
方向と反開口部方向及び管挿入部の挿入口方向へ
の三方向への型抜きによる方法で管係止用の係止
突起が一体に設けられた合成樹脂成形による管端
末保護具の製造ができ、したがつて製造が容易
で、安価に供給することができる。また、管の固
定に別体の止め具等を必要としないから施工コス
トの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る管端末保護具
にいついての要部の構造を示す各断面図、第3図
は本発明に係る管端末保護具の一実施例を示す斜
視図、第4図はその中央縦断面図、第5図は管端
末保護具を製造する際の金型と管端末保護具とを
示す断面図、第6図は第3図の管端末保護具の底
面図、第7図は型枠に管端末保護具を固定した状
態の断面図、第8図及び第9図は管端末保護具の
係止突起と管との係止状態を解除する際の手順を
示す各部分断面図、第10図及び第11図は本発
明に係る管端末保護具の別の実施例を示し、第1
0図はその斜視図、第11図はその底面図、第1
2図、第13図、第14図は管端末保護具のさら
に別の実施例を示し、第12図はその平面図、第
13図はその底面図、第14図はその断面図、第
15図は従来の管端末保護具を示す型枠に固定し
た状態の断面図、第16図及び第17図は管端末
保護具の開口部の開口面に対して垂直方向に型抜
きされる金型により製造される管端末保護具を示
す各断面図である。 図中、1は管挿入部、2は開口部、3は係止突
起、30は管である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 管の一端が挿入される傾斜した筒状の管挿入
    部と、型枠面に開口する開口部とを有する管端末
    保護具であつて、前記開口部の開口面に対して垂
    直方向に型抜きされる金型により製造され、管挿
    入部の内部口の下端を通つて管挿入部の上部壁に
    交叉する開口面からの垂線上に管挿入部内に突出
    する管係止用の係止突起を一体に備えたことを特
    徴とする管端末保護具。
JP62048448A 1987-03-02 1987-03-02 管端末保護具 Granted JPS63217913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62048448A JPS63217913A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 管端末保護具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62048448A JPS63217913A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 管端末保護具

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Publication Number Publication Date
JPS63217913A JPS63217913A (ja) 1988-09-12
JPH0427771B2 true JPH0427771B2 (ja) 1992-05-12

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ID=12803626

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62048448A Granted JPS63217913A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 管端末保護具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6979907B2 (ja) * 2018-03-15 2021-12-15 古河電気工業株式会社 プロテクタ及びワイヤーハーネス付プロテクタ

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JPS63217913A (ja) 1988-09-12

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