JP2004364469A - 閉鎖キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】管や管接続具等の端部に対して容易に着脱できるようにした閉鎖キャップを提供する。
【解決手段】管や管接続具3等の筒体5の端部を閉鎖する閉鎖キャップ4であって、
前記筒体5の内部に嵌合する筒状に形成された嵌合部7を有し、前記嵌合部7は下方にのみ開口するコンクリート収容部14と、上方にのみ開口し前記嵌合部7の内方への変形を許容する変形許容部20とを備え、前記コンクリート収容部14は、前記変形許容部20により複数に分割されてなる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、管や管接続具等の筒体の端部を閉鎖する閉鎖キャップに係り、特に、当該筒体から容易に取外すことのできるようにした閉鎖キャップに関するものである。
【0001】
【従来の技術】
従来、スイッチ、コンセント等の配線器具を収容する配線用ボックスの孔に、該配線器具に接続される電線の保護管を連結する場合、筒状の管接続具が用いられる。そして、前記保護管内に電線を挿通するまでの間に、該保護管内に塵や埃、虫や打設時のコンクリートが侵入しないように前記管接続具には閉鎖キャップが取付けられている。
【0002】
特許文献1には、図15に示すように、前記配線用ボックス100と、保護管101と、該保護管101を該配線用ボックス100に接続する管接続具102との取付構造が示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−152941号公報
前記配線用ボックス100は箱状に形成され、そのボックス壁100aには孔103が形成されている。前記管接続具102は筒状を成し、先端部の外周には雄ねじ部104が形成されていると共に、該先端部は閉鎖キャップ105によって閉鎖されている。該閉鎖キャップ105は、該管接続具102内への塵、埃、虫等の侵入を防止するものである。該管接続具102は前記雄ねじ部104が前記配線用ボックス100内に挿入された状態で、該雄ねじ部104にネジ筒材106を螺着することにより、該配線用ボックス100に取付けられている。前記管接続具102の基端側からは前記保護管101が挿入されている。前記管接続具102の基端側に設けられた管固定部材107によって前記保護管101は該管接続具102に取付けられている。
【0004】
そして、前記配線用ボックス100は、前記管接続具102、保護管101および閉鎖キャップ105を組付けた状態で、コンクリート内に埋設される。そして、管接続具102から閉鎖キャップ105を取外した後、保護管101の基端側から図外の電線を挿入して前記配線用ボックス100内の配線器具に接続することにより、該配線器具は該配線用ボックス100外の電気機器に接続される。ところで、前記閉鎖キャップ105を取外す場合、該閉鎖キャップ105の把持部108を作業者が指で持って引っ張りながら、該閉鎖キャップ105を変形させつつ取外すことが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来技術においては、コンクリートを打設する際に、管接続具102と管固定部材107との間の狭い隙間や、該管固定部材107と保護管101との間の狭い隙間からコンクリートの液状成分等が矢示のように染み込む等して閉鎖キャップ105の内面に付着したり,蓄積する場合がある。このように、コンクリートKが管接続具102内へ侵入して、コンクリートKが閉鎖キャップ105に付着した場合、該閉鎖キャップ105を取外そうとしても該閉鎖キャップ105は硬化したコンクリートKによって変形しないため、特別の工具等を用いなければ、該閉鎖キャップ105を取外せないという問題があった。
【0006】
本発明は前記従来技術の問題に鑑みてなされたもので、その目的は管や管接続具等の端部に対して容易に着脱できるようにした閉鎖キャップを提供するものである。
【0007】
【課題を達成するための手段】
請求項1に記載の発明は、管や管接続具等の筒体の端部を閉鎖する閉鎖キャップであって、前記筒体の内部に嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部は下方にのみ開口するコンクリート収容部と、上方にのみ開口し前記嵌合部の内方への変形を許容する変形許容部とを備え、前記コンクリート収容部は、前記変形許容部により複数に分割されてなるものである。請求項1に記載の発明はこのように構成したので、前記筒体内に侵入したコンクリートが前記コンクリート収容部に蓄積した状態において、閉鎖キャップを前記筒体から取外す際には、閉鎖キャップは前記変形許容部において変形する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の閉鎖キャップにおいて、変形許容部の近傍に外方に突設された手や工具等で把持可能な把持部が設けられてなるものである。このように構成した場合、作業者は、把持部を引っ張るようにして該閉鎖キャップを管や管接続具等の筒体から取外すことができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の閉鎖キャップにおいて、前記嵌合部の外周の対向する位置には、筒体内部に設けられた係止部に係合する係合部が設けられてなるものである。このように構成した場合、前記係合部が前記係止部に係合することにより、前記閉鎖キャップは前記筒体に確固として取り付けられる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の閉鎖キャップにおいて、前記変形許容部は、前記係合部の対向する方向に対して直交する方向に延びて形成されてなるものである。このように構成した場合、係合部が筒体の係止部に係合した状態において、変形許容部が嵌合部の内方への変形を許容することにより、閉鎖キャップは管接続具の筒体から取外せる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、管や管接続具等の筒体の端部を閉鎖する閉鎖キャップであって、前記筒体の内部に嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部は嵌合部周壁に沿った一部が上方にのみ開口して前記嵌合部周壁の変形を許容する変形許容空間部と、下方にのみ開口するコンクリート収容部とが形成されてなるものである。請求項5に記載の発明はこのように構成したので、前記筒体内に侵入したコンクリートが前記コンクリート収容部に蓄積した状態において、閉鎖キャップを前記筒体から取外す際には、閉鎖キャップは前記変形許容空間部において変形する。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の閉鎖キャップにおいて、前記変形許容空間部と対向する位置に手や工具等で把持するための把持部が形成されてなるものである。このように構成した場合、作業者は、把持部を引っ張るようにして該閉鎖キャップを管や管接続具等の筒体から取外すことができる。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の閉鎖キャップにおいて、前記変形許容空間部と把持部との間において、把持部を操作することにより変形許容空間部を押圧するリブが形成されてなるものである。このように構成した場合、作業者が把持部を操作すると、リブが変形許容空間部を押し圧して該変形許容空間部を変形させるため、コンクリート収容部にコンクリートが仮に侵入して蓄積していても該閉鎖キャップは変形することができて筒体から容易に外れる。
【0014】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の閉鎖キャプにおいて、前記リブは、上方にのみ開口し前記嵌合部の内方への変形を許容する変形許容部により形成されてなるものである。このように構成した場合、コンクリート収容部に仮に、コンクリートが侵入して付着していても、閉鎖キャップは変形許容部において変形することができて筒体から容易に外れる。
【0015】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の閉鎖キャップにおいて、前記嵌合部の外周の対向する位置には、筒体内部に設けられた係止部に係合する係合部が設けられてなるものである。このように構成した場合、閉鎖キャップの係止部が筒体の係合部に係合することにより、閉鎖キャップは該筒体に確固として取り付けられる。
【0016】
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の閉鎖キャップにおいて、前記変形許容部は、前記係合部の対向する方向に対して直交する方向に延びて形成されてなるものである。
【0017】
請求項11に記載の発明は、請求項5乃至請求項10の何れか1項に記載の閉鎖キャップにおいて、前記変形許容空間部は、被取付体に係合する係合爪を有する弾性片を有する管接続具の前記弾性片の撓み許容部を兼ね備えているものである。このように構成した場合、管接続具を被取付体に取付ける際に、弾性片は変形許容空間部内に撓むように変形した後、該弾性片の係合爪が被取付体に係合する。
【0018】
【実施の形態】
図1乃至図11はこの発明の第1実施形態を示す。この第1実施形態において、1は被取付体としての配線用ボックス、2は保護管である。該保護管2は管接続具3によって前記配線用ボックス1に連結されるものである。前記配線用ボックス1は、コンセントやスイッチ等の配線器具を収容する器具である。前記配線用ボックス1外の電気器具を該配線用ボックス1内の配線器具に接続する図外の電線は、前記保護管2内を挿通して、当該配線器具に接続されるものである。
【0019】
この第1実施形態においては、閉鎖キャップ4は、前記管接続具3の一部を構成する筒体5の端部を閉塞するために用いられる。該閉鎖キャップ4は該筒体5内への塵、埃やコンクリト片等の異物の侵入を阻止するものである。
【0020】
前記閉鎖キャップ4は合成樹脂製である。図2に示すように、前記閉鎖キャップ4は、盤状の閉鎖部6と該閉鎖部6から下方へ連設された筒状の嵌合部7とを備えている。図1に示すように、該嵌合部7はその周壁が前記管接続具3の筒体5の内周面に当接して該筒体5内に嵌合されることにより、該筒体5の内周面と該嵌合部7周壁との間からのコンクリート等の異物の侵入が防止される構成になっている。又、図2に示すように、前記閉鎖部6の周囲はフランジ8になっている。該フランジ8は図1に示すように、前記管接続具3の筒体5の縁に当接することにより、前記嵌合部7が前記筒体5内へ過度に侵入するのを阻止するものである。図2に示すように、該フランジ8の周囲の対向する位置には1対の切欠9,9が形成されている。
【0021】
図2乃至図5に示すように、前記嵌合部7は、弧状の周壁10,11と、これら周壁10,11の間に設けられた隔壁12とを備えている。前記両周壁10,11は互いに同軸状に設けられた円筒面の一部によってそれぞれ構成されている。前記隔壁12は、前記フランジ8に設けられた1対の切欠9,9を結ぶ線に平行になるように前記閉鎖部6の下面から立設されている。前記周壁11の曲率半径は、前記周壁10の曲率半径よりも小さくすることにより、図1に示すように、前記嵌合部7が管接続具3の筒体5に嵌合された状態において、該嵌合部7と該筒体5との間に逃げ空間部13が設けられるものである。
【0022】
図2乃至図5に示すように、前記嵌合部7内は前記隔壁12によってコンクリート収容部14と変形許容空間部15とに区画される。図2及び図3に示すように、前記コンクリート収容部14は、前記閉鎖部6と隔壁12と周壁10とによって囲まれ、下面が開放している。又、前記変形許容空間部15は、隔壁12と周壁11と閉鎖部16とによって囲まれ、上面が開放している。
【0023】
図3および図5に示すように、前記コンクリート収容部14内には、前記隔壁12に直交する方向へ向けてリブ17が形成されている。前記リブ17によって、前記コンクリート収容部14内は二つのコンクリート収容部18,19に区画されている。該リブ17は一端側が該隔壁12に連設し、他端側は前記コンクリート収容部14の周壁10に連設し、上面側は前記閉鎖部6に連設している。
【0024】
該リブ17には、図2に示すように、前記閉鎖部6において開口する凹状の変形許容部20が設けられている。該変形許容部20は前記隔壁12側に設けられた狭幅の狭幅部21と、該狭幅部21に連設して広幅の広幅部22とから構成されている。前記変形許容部20は前述のように閉鎖部6において溝状に開口することにより、当該変形許容部20がその開口の幅が広がるように変形して、図6に示すように、嵌合部7の開口側を窄ませるように閉鎖キャップ4を内方へ撓ませることができるものである。ここで、図6に示すように、前記変形許容部20の深さは、コンクリート収容部18,19内に蓄積されるコンクリートKの厚さ以上に設定されるものである。つまり、前記変形許容部20の底、即ち、閉鎖部20aが、コンクリート収容部18,19内に蓄積されているコンクリートKの厚さを貫通して外部に達していることにより、該コンクリート収容部18,19内にコンクリートKが蓄積されている場合にも、該コンクリート収容部18,19が前記変形許容部20の前記閉鎖部20aを中心にして内方へ撓むことができるものである。
【0025】
前述のように、第1実施形態の閉鎖キャップ4においては、嵌合部7の一部の上面を閉鎖部6によって閉鎖すると共に下面を開放することによりコンクリート収容部14が形成され、又、嵌合部7の一部の下面を閉鎖部16によって閉鎖すると共に上面を開放することにより変形許容空間部15が形成されるものである。そして、前記閉鎖部6の一部を前記コンクリート収容部14内へ窪ませて閉鎖部20aによって閉鎖すると共に上面を溝状に開放することにより、変形許容部20が形成されている。該変形許容部20によって前記コンクリート収容部14が二つのコンクリート収容部18,19に区画されるものである。ここで、前記閉鎖部6、16、20aとは、管接続具3の筒体5の内外を閉鎖することにより該筒体5内へのコンクリートの侵入を阻止するものであって、特に、閉鎖部6は嵌合部7の上部において該嵌合部7内を外部から閉鎖するものであり、又、閉鎖部16は変形許容空間部15の下部において該変形許容空間部15内を外部から閉鎖するものである。又、閉鎖部20aは変形許容部20の底部において該変形許容部20内を外部から閉鎖するものである。
【0026】
又、図2に示すように、前記リブ17の延長上であって前記嵌合部7の周壁10の外側には、把持部23が上方へ向けて設けられている。更に、図4および図5に示すように、前記把持部23の真下であって前記嵌合部7の外周面には位置決め部7aを形成することができる。又、前記フランジ8の各切欠9,9の下位であって、前記嵌合部7の外側には図3に示すように係合部24を設けることができる。該係合部24は、図6に示すように、前記嵌合部7が管接続具3の筒体5内へ嵌合された場合に、該筒体5の内面に形成されている係止部25に係合するものである。
【0027】
前記管接続具3は合成樹脂製の筒体5を有している。図1に示すように、該管接続具3は、筒体5の基端側に第1連結部26を備え、該筒体5の先端側には第2連結部27を備える。前記第1連結部26は保護管2に連結可能な係止部を有することにより、該保護管2に連結できるものである。又、前記第2連結部27は該管接続具3を配線用ボックス1に連結するものである。
【0028】
前記第2連結部27は、前記配線用ボックス1の孔1aの周縁部表側に当接可能な当接部28と前記配線用ボックス1の孔1aの周縁部裏側に当接可能な一又は複数の当接部29と、図7に示すように、前記筒体5の先端から該筒体5の軸方向に沿って所定長さ切込まれた1対の溝30,30によって弾性が付与された弾性片31に形成された係止爪32とを備える。又、図7に示すように、前記筒体5の内周面であって前記弾性片31と対面する位置には位置決め受部5aが形成されている。
【0029】
次に、このように構成された管接続具3に対する保護管2と閉鎖キャップ4との組付けについて説明する。
【0030】
先ず、管接続具3の基端側から保護管2を挿入し、図1に示す第1連結部26によって該保護管2を該管接続具3に接続する。次に、閉鎖キャップ4を、管接続具3の筒体5の先端に取付けるが、この場合、該閉鎖キャップ4の変形許容空間部15の周壁11が管接続具3の弾性片31に対面するように該閉鎖キャップ4を該筒体5に取付けると、該閉鎖キャップ4の位置決め部7aが該管接続具3の位置決め受部5a(図7に示す)に係合する。これにより、図3及び図6に示す閉鎖キャップ4の係合部24が図6に示す筒体5の係止部25に係合すると共に、該閉鎖キャップ4の変形許容空間部15の周壁11が管接続部3の弾性片31に対面した姿勢で位置決めされる。該閉鎖キャップ4によって筒体5内及び保護管2内への塵や埃の侵入が防止される。
【0031】
次いで、保護管2及び閉鎖キャップ4を取付けた管接続具3を配線用ボックス1に連結する場合について説明する。
【0032】
この場合、図9に示すように、管接続具3を傾斜させた状態で、配線用ボックス1の孔1aに接近させると共に、管接続具3の当接部28,29の間に該孔1aの周縁を当接する。その後、管接続具3を直立にさせるように矢示C方向へ回動させると、管接続具3の弾性片31の係止爪32が配線用ボックス1の孔1aの周縁に当接することにより、弾性片31が閉鎖キャップ4の逃げ空間部13内へ撓む。又、この際、図10に示すように、該弾性片31は変形許容空間部15の周壁11を撓ませるようにして撓むこともできる。このように、該変形許容空間部15は該弾性片31の撓みを許容する撓み許容部としても機能するものである。
【0033】
そして、前記弾性片31の係止爪32が配線用ボックス1内に入り込むと同時に、図1に示すように、前記弾性片31はその弾性力によって復帰するようにして係止爪32が配線用ボックス1の孔1aの周縁部裏側に係止する。これにより、管接続具3は配線用ボックス1に連結される。
【0034】
そして、コンクリートの打設に際し、管接続具3内へコンクリートが侵入すると、該コンクリートは図3に示す閉鎖キャップ4のコンクリート収容部18,19内に侵入して、図6に示すように、該コンクリートKが蓄積する場合がある。
【0035】
次に、前述のように、コンクリートKが蓄積している閉鎖キャップ4を管接続具3から取外す場合について説明する。
【0036】
保護管2内へ電線を挿入し、該電線を配線用ボックス1内の配線器具に接続するに先立ち、閉鎖キャップ4を管接続具3の筒体5から取り外す必要がある。この場合、作業者は親指と人差し指で閉鎖キャップ4の把持部23を把持して、図1中、矢示方向へ該把持部23を引っ張る。すると、図11に示すように、閉鎖キャップ4の嵌合部7は、該把持部23側において前記筒体5から若干離れる。
【0037】
この際、図6に示すように、閉鎖キャップ4の係合部24は筒体5の係止部25に係合したまま、該閉鎖キャップ4のコンクリート収容部18,19はその周辺側が変形許容部20を中心にして内方へ向けて撓むように変形して嵌合部7の開口側が窄まる。
【0038】
又、この時、図11に示すように、変形許容空間部15の開口側が狭まる。つまり、図3等に示すように、該閉鎖部6にはリブ17が形成されているため、該閉鎖部6は当該リブ17によって撓む等の変形をし難い。このように、閉鎖部6は該リブ17が形成されている範囲においては撓み難い形状のため、作業者が前記把持部23を引っ張ても、該閉鎖部6は当該範囲において撓み難い。従って、作業者によって該把持部23に加えられた力は、リブ17(図3に示す)に伝えられ、図11に示すように、該リブ17が隔壁12の上端を集中的に押し圧して該隔壁12の上端を前記変形許容空間部15の周壁11の上端に接触させるようにして該変形許容空間部15の開口を狭める。このように、当該変形許容空間部15がその開口を狭めるようにして、閉鎖キャップ4は該変形許容空間部15の開口を中心に撓みことができるため、嵌合部7は把持部23側において筒体5から離れるようにして外れることができる。
【0039】
しかも、前記変形許容空間部15は前記嵌合部7の周壁に沿った一部のみの狭い範囲に形成されているため、作業者が前記把持部23に加えた力は、このように狭い範囲に形成された変形許容空間部15に集中して加わる。このため、閉鎖キャップ4は当該変形許容空間部15において大きく変形し易く、大きく撓むことができる。その結果、嵌合部7は把持部23側において筒体5から効率良く外れることができる。
【0040】
その後、前記把持部23を更に引っ張ると、図6に示す状態から、前記閉鎖キャップ4は前記変形許容部20を中心にして内方へ一層、撓み、嵌合部7の開口側が一層窄むことにより、該閉鎖キャップ4の係合部24が筒体5の係止部25から外れる。
【0041】
以上説明したように、閉鎖キャップ4のコンクリート収容部18,19にコンクリートが付着したとしても、該閉鎖キャップ4の嵌合部7は変形許容部20や変形許容空間部15において撓むように変形することにより、該閉鎖キャップ4は管接続具3の筒体5から容易に外れることができる。
【0042】
以上の実施形態においては、変形許容部20によってコンクリート収容部14を二つのコンクリート収容部18,19に分割した場合について説明したが、該変形許容部20を複数個設けることにより、該コンクリート収容部14を二個以上に分割しても良い。又、図12に示すように、把持部23に孔41を穿設し、該孔41に作業者が指を挿入するようにすれば、作業者は該把持部23を容易に引っ張り上げることにより、閉鎖キャップ4を容易に取外すことができる。
【0043】
又、管接続具3の筒体5端部に閉鎖キャップ4を取付けた状態で該管接続具3を配線用ボックス1に連結する場合について説明したが、該管接続具3を配線用ボックス1に取付けた後に、該閉鎖キャップ4を該管接続具3に取付けるようにしても良い。又、以上の説明においては、管接続具3の筒体5の端部を閉鎖する場合に用いた閉鎖キャップ4について説明したが、該閉鎖キャップ4は該管接続具3以外の他の筒体の端部を閉鎖する場合に用いることができることは勿論である。
【0044】
図13は、本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態の特徴は、第1実施形態と比較して、変形許容空間部15を省略した点にある。即ち、この第2実施形態の閉鎖キャップ4においては、嵌合部7が円筒状に形成されると共に該嵌合部7の上面を閉鎖部6によって閉鎖し、下面を開放することにより、該嵌合部7内全体がコンクリート収容部14になっている。そして、前記閉鎖部6を該コンクリート収容部14内へ溝状に窪ませて閉鎖部20aによって閉鎖することにより、変形許容部20が形成されている。前述のように、第1実施形態の変形許容空間部15が省略されることにより、当該変形許容部20は、把持部23の前側の嵌合部7内面から該把持部23の対面側の嵌合部7内面まで、該嵌合部7周壁間に橋渡しに形成された構成になっている。前記変形許容部20によってコンクリート収容部14が二つのコンクリート収容部18,19に区画されるものである。
【0045】
この第2実施形態において、作業者が把持部23を図中矢示方向へ引っ張ると、図6に示すように、閉鎖キャップ4の係合部24は筒体5の係止部25に係合したまま、変形許容部20がその開口の幅を広げることにより、該閉鎖キャップ4のコンクリート収容部18,19は変形許容部20を中心にして内方へ撓むように変形して嵌合部7の開口側が窄まる。その後、前記把持部23を更に引っ張ると、図6に示す状態から、前記コンクリート収容部18,19が前記変形許容部20を中心にして内方へ向けて一層撓み、嵌合部7の開口側が一層窄むことにより、該閉鎖キャップ4の係合部24が筒体5の係止部25から外れる。
【0046】
以上説明したように、閉鎖キャップ4のコンクリート収容部18,19にコンクリートが付着したとしても、該閉鎖キャップ4の嵌合部7は変形許容部20において変形することにより、該閉鎖キャップ4は管接続具3の筒体5から容易に外れる。
【0047】
この第2実施形態においては、変形許容部20は第1実施形態の変形許容部よりも長尺に形成されているため、閉鎖キャップ4はこのように長尺の変形許容部20を中心に撓むことができることにより、閉鎖キャップ4のコンクリート収容部18,19にコンクリートが蓄積していても、該閉鎖キャップ4を筒体4から容易に取外すことができる。
【0048】
図14は本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態の特徴は、第1実施形態と比較して、該第1実施形態のリブを省略することにより、変形許容部20を省略した点にある。即ち、この第3実施形態の閉鎖キャップ4においては、嵌合部7の一部の上面が閉鎖部6によって閉鎖され下面が開放されることによりコンクリート収容部14が形成され、又、該嵌合部7の一部の下面が閉鎖部16によって閉鎖され、上面が開放されることにより変形許容空間部15が形成されているものである。
【0049】
この第3実施形態においては、把持部23を引っ張るべく作業者によって該把持部23に加えられた力は、閉鎖部6および筒状の嵌合部7を介して隔壁12に伝えられ、図11に示すように、該隔壁12の上端が変形許容空間部15の周壁11上端に接近するようにして変形許容空間部15の開口の幅を狭める。このように、前記変形許容空間部15の開口の幅を狭めるようにして、閉鎖キャップ4は、該変形許容空間部15を中心に撓むことができるため、閉鎖キャップ4は該変形許容空間部15の開口を中心に撓み易く、その結果、コンクリート収容部18,19内にコンクリートが蓄積していても、嵌合部7は把持部23側において筒体5から容易に外れることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、筒体の内部に嵌合する嵌合部を有し、該嵌合部は下方にのみ開口するコンクリート収容部と、上方にのみ開口し前記嵌合部の内方への変形を許容する変形許容部とを備え、該コンクリート収容部は前記変形許容部によって複数に分割したので、前記筒体内に侵入したコンクリートが前記コンクリート収容部に蓄積した状態において、閉鎖キャップは前記変形許容部において変形することができるため、閉鎖キャップを前記筒体から容易に外すことができる。
【0051】
又、請求項5に記載の発明によれば、筒体の内部に嵌合する嵌合部を有し、該嵌合部には下方にのみ開口するコンクリート収容部と、該嵌合部周壁の変形を許容する変形許容空間部とが形成されたので、コンクリート収容部内にコンクリートが侵入して付着した状態において、閉鎖キャップは前記変形許容空間部において変形することができるため、閉鎖キャップを前記筒体から容易に外すことができる。又、閉鎖キャップを管接続具に取付けた状態で、該管接続具を被取付体に取付ける作業途中において、該管接続具の弾性片は前記変形許容空間部内に撓むことができるため、該管接続具を被取付体に容易に取り付けることができる。
【0052】
又、閉鎖キャップに把持部を設ければ、作業者が該把持部を操作することにより、閉鎖キャップを筒体から容易に取外すことができる。
【0053】
又、把持部を操作することにより変形許容空間部を押し圧するリブを設ければ、作業者が該把持部を操作することにより、該変形許容空間部はリブに押し圧されるようにして容易に変形することができるため、閉鎖キャップを筒体から容易に取外すことができる。
【0054】
又、閉鎖キャップに把持部を設ければ、作業者は該把持部を引っ張ることにより閉鎖キャップを筒体から容易に取外すことができる。
【0055】
又、筒体内部の係止部に係合する係合部を閉鎖キャップに設ければ、該閉鎖キャップを筒体に確固として取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の閉鎖キャップを取付けた形態の管接続具を配線用ボックスに取付けた状態の縦断面図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態の閉鎖キャップを上側から観た斜視図である。
【図3】本発明に係る第1実施形態の閉鎖キャップを下側から観た斜視図である。
【図4】図2のA―A線断面図である。
【図5】本発明に係る第1実施形態の閉鎖キャップの裏面図である。
【図6】本発明に係る第1実施形態の閉鎖キャップを管接続具の筒体から取外す途中における閉鎖キャップ及び該筒体の縦断面図である。
【図7】管接続具を斜め上から観た斜視図である。
【図8】図1のB―B線断面図である。
【図9】管接続具を配線用ボックスに取付ける途中の状態を示す縦断面図である。
【図10】管接続具を配線用ボックスに取付ける途中の状態を示す縦断面図である。
【図11】本発明に係る第1実施形態の閉鎖キャップを管接続具の筒体から取外す途中の状態を示す閉鎖キャップ及び管接続具の筒体の縦断面図である。
【図12】本発明に係る閉鎖キャップの把持部の変形例を示す一部斜視図である。
【図13】本発明に係る閉鎖キャップの第2実施形態を示す斜視図である。
【図14】本発明に係る閉鎖キャップの第3実施形態を示す斜視図である。
【図15】従来技術による閉鎖キャップを取付けた形態の管接続具を配線用ボックスに取付けた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 配線用ボックス
2 保護管
3 管接続具
4 閉鎖キャップ
5 筒体
7 嵌合部
14 コンクリート収容部
15 変形許容空間部
20 変形許容部
23 把持部
24 係合部
25 係止部

Claims (11)

  1. 管や管接続具等の筒体の端部を閉鎖する閉鎖キャップであって、
    前記筒体の内部に嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部は下方にのみ開口するコンクリート収容部と、上方にのみ開口し前記嵌合部の内方への変形を許容する変形許容部とを備え、前記コンクリート収容部は、前記変形許容部により複数に分割されてなることを特徴とする閉鎖キャップ。
  2. 前記変形許容部の近傍に外方に突設された、手や工具等で把持可能な把持部が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の閉鎖キャップ。
  3. 前記嵌合部の外周の対向する位置には、筒体内部に設けられた係止部に係合する係合部が設けられてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の閉鎖キャップ。
  4. 前記変形許容部は、前記係合部の対向する方向に対して直交する方向に延びて形成されてなることを特徴とする請求項3に記載の閉鎖キャップ。
  5. 管や管接続具等の筒体の端部を閉鎖する閉鎖キャップであって、
    前記筒体の内部に嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部は嵌合部周壁に沿った一部が上方にのみ開口して前記嵌合部周壁の変形を許容する変形許容空間部と、下方にのみ開口するコンクリート収容部とが形成されてなることを特徴とする閉鎖キャップ。
  6. 前記変形許容空間部と対向する位置に手や工具等で把持するための把持部が形成されてなることを特徴とする請求項5に記載の閉鎖キャップ。
  7. 前記変形許容空間部と把持部との間において、把持部を操作することにより変形許容空間部を押圧するリブが形成されてなることを特徴とする請求項6に記載の閉鎖キャップ。
  8. 前記リブは、上方にのみ開口し前記嵌合部の内方への変形を許容する変形許容部により形成されてなることを特徴とする請求項7に記載の閉鎖キャプ。
  9. 前記嵌合部の外周の対向する位置には、筒体内部に設けられた係止部に係合する係合部が設けられてなることを特徴とする請求項8に記載の閉鎖キャップ。
  10. 前記変形許容部は、前記係合部の対向する方向に対して直交する方向に延びて形成されてなることを特徴とする請求項9に記載の閉鎖キャップ。
  11. 前記変形許容空間部は、被取付体に係合する係合爪を有する弾性片を備えた管接続具の該弾性片の撓み許容部を兼ね備えていることを特徴とする請求項5乃至請求項10の何れか1項に記載の閉鎖キャップ。
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