JPH0314895Y2 - - Google Patents

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JPH0314895Y2
JPH0314895Y2 JP3669783U JP3669783U JPH0314895Y2 JP H0314895 Y2 JPH0314895 Y2 JP H0314895Y2 JP 3669783 U JP3669783 U JP 3669783U JP 3669783 U JP3669783 U JP 3669783U JP H0314895 Y2 JPH0314895 Y2 JP H0314895Y2
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connecting body
conduit
claw
socket
corrugated
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (従来技術) 従来より、電線管、特には山と谷とを交互に有
する波を外面に形成した波付電線管を連結するに
あたつては、第1図に示す様に内面に爪30を有
するリング状の連結体31を筒状の受口の内に挿
入鋏着し、その状態で受口の内に波付電線管を挿
通し、以て波付電線管の波と爪30とを係止する
構成のものが一般的である。このものは係止を確
実にするためには爪30の突出量が大きく且つ幅
広の方が望ましいが、これでは爪30が大きいだ
けに波付電線管挿通時に爪30が邪魔になり、波
付電線管を挿通し辛くなる。
(目的) 本考案の目的は、波付電線管等の電線管を挿通
する際に爪が邪魔になることを極力防止すること
にある。
(構成) 本考案の構成の特徴は、筒状の受口と、受口の
端部に取付けられ、断面がコの字状あるいはC字
形である環状の連結体と、連結体の内面に突出し
た電線管外面引掛係止用の爪とを有し、連結体を
受口の端部に取付けた状態で受口の端部から受口
内に電線管が挿通される連結装置において、切込
みを爪の根元の両脇から形成し、そしてその切込
みを、爪の根元である連結体内面よりも連結体外
面方向へ形成した点である。
以下、波付電線管用の連結装置を例にとつて本
考案を具体的に説明する。
第2図A,Bは本考案に係る連結装置の爪及び
切込みを有する連結体の一例を示す拡大斜視図、
第13図A,Bは連結体の別例を示す拡大斜視図
である。
1は連結体であつて、これは筒状の受口2の端
部に取付けられるものである。受口2は、第5図
及び第6図に示すように電線管、本例の場合には
特に波付電線管3が挿通されるものである。
受口2は電線管を挿通することができる筒状で
あれば足りるものであり、従つて第8図に示す例
の様にアウトレツトボツクスやスイツチボツクス
等の電気配線用のボツクスと一体に作製してもよ
いし、また第9図に示す様にコネクタ、第10図
に示す様にカツプリングとして使用してもよい。
前記した連結体1は断面がコの字状あるいはC字
形である環状をなしており、このような連結体1
を受口2の端部に取付ける取付構造については、
例えば第16図に示すように連結体1には取付用
に突片4を部分的に二個対向する様に有し(この
図の場合、爪5及び切込み9は省略した)、そし
て可撓性を有する樹脂で作製した連結体1全体を
第17図に例示した様に反り返らせることによつ
てワンタツチの作業で突片4を受口2の凸部2a
の取付ける構造であつても良く、他に例えば第1
8図に示す様に受口2の端部に凸部2aを部分的
に4個突設し、連結体1の内面に突片4を部分的
に4個突設し、そして凸部2a間の空間2bに突
片4を通し、その状態で連結体1をこれの周方向
へ回すことによつて突片4と凸部2aとをきつ目
に重ね合せ、以て連結体1が受口2から外れぬ用
にワンタツチの作業で連結体1を取付けてもよく
(この図の場合、爪5及び切込み9は省略した)、
又、第19図に示すように連結体1の内面にねじ
部4aを形成し、受口2の外面にもねじ部2cを
形成し、これらを螺合することによつて連結体1
を受口2の端部に取付ける構造としてもよく、要
するに連結体1は受口2の端部へ取付け得れば足
りるものである。
5は連結体1の内面に突出された爪であり、こ
れは波付電線管3を連結体1に挿通した時に波付
電線管3の外面である波3aと係止するものであ
り、その突出量および数は必要に応じて種々変更
し得る。この爪5は電線管挿入側より奥側へ傾斜
する傾斜面6を有する形状とされている。尚爪5
は、第11図に示す様に傾斜面6及び直状面7を
有する場合、第12図に示す様に傾斜面6及びこ
れと傾斜角の異なる傾斜面8を有する場合をも共
に含み、従つて波付電線管3を引つ張ても波3a
が直上面7や傾斜面8に当たることから、波付電
線管3が素抜けることを防止できる。
さて、9は本考案の特徴である切込みであり、
これは爪5の根元の両脇から形成されている。切
込み9の深さは、第2図に示す場合、第13図に
示す場合も共に包含する。本考案にあつては実用
新案登録請求の範囲に記載されている通り爪5は
連結体1の内面1Aに突出されているものであ
る。従つて本考案でいう爪5の根元とは連結体1
の内面1Aを意味する。本考案にあつては爪5の
根元である連結体1内面1Aよりも連結体外面方
向に切込み9が形成されていることを特徴とす
る。即ち、第3図、第14図に示すように連結体
1の中心から、爪5の根元である連結体1の内面
1Aまでの寸法r1と、連結体1の中心から切込
み9の奥部9bまでの寸法r2とを比較すると、
r1よりもr2が大きくなる(r1<r2)。一
方、第1図に示す従来において仮に爪30を破線
で示す様に多数個突設した場合には爪30と爪3
0との間隔が狭まるから、爪30と爪30との間
隔が表面的には本願の切込みと近似する。然しこ
の従来の場合には連結体31の中心から、爪30
の根元である連結体31の内面31aまでの寸法
r3と、連結体31の中心から切込みの奥部まで
の寸法r4とを比較すると、r3とr4とが同じ
長さとなる(r3=r4)。即ち第1図に示す従
来においては、本願の切込み9に近似した切込み
39は、爪30の根元である連結体31の内面3
1aよりも内方へ位置するものである。この点切
込み9が連結体1内面1Aよりも連結体外面方向
に形成された本願と基本的に異なる。この切込み
9は、爪5を、波付電線管3の挿通する方向へ即
ち矢印A方向(第3図、第5図)へ反らせるため
のものである。而して本考案にあつては切込み9
は爪5の根元である連結体内面1Aよりも連結体
外面方向に形成されている。この結果第2図A,
B及び第13図A,Bに例示したように切込み9
の一部をなす開口9aは連結体1の内面1Aに位
置している。尚第13図A,Bに示す連結体1の
場合には切込み9の深さは、第2図A,Bに示す
例の場合の切込み9よりも深くされている。つま
り、切込み9の奥部9bが爪5の根元である連結
体内面1Aよりも連結体外面方向に長く形成され
ている。
ところで波付電線管3を受口2に連結するにあ
たつてその代表的な手順を示すと、まず、連結体
1を受口2に取付けた状態で、波付電線管3を受
口2内へ挿通する。この様に挿通すると、第7図
に例示するように波付電線管3の先端に押されて
爪5が電線管挿通方向である矢印A方向へ反り返
る。反り返る理由は、爪5の両脇に切込み9が形
成され爪5が撓み得る様にされているからであ
る。以上の様に挿通した際には第8図〜第10図
に示す様に爪5が波付電線管3の波3aの谷部に
嵌まり込んで係止しており、従つて波付電線管3
の抜脱を防止し得る。上記した実施例では波付電
線管の連結装置に適用した例の場合であるが、こ
れに限らず外面が平滑は平滑電線管の連結装置に
適用し得ることは勿論である。
(効果) 1 以上の様に本考案にあつては爪5の両脇に切
込み9を形成しているから、爪5自体を電線管
挿通方向である矢印A方向へ反り返らし得る。
この結果、断面がコの字状あるいはC字形であ
る連結体1を取付けた状態の受口2へ波付電線
管3等の電線管を挿通する際に、電線管の先端
が爪5に当たると爪5が反り返り、従つて挿通
時に爪5が邪魔になることを確実に防止でき
る。
2 ところで爪と波付電線管の波とが引掛つて係
止する関係上、爪の突出幅寸法や突出高さ寸法
は大きい方が係止を確実にするため本来的には
望ましい。而しこの様に爪の突出高さ寸法や突
出幅寸法を大きくした場合には、第1図に示す
従来では記述したごとく、電線管先端が大きな
固定状態の爪に当たつて爪が邪魔になり、それ
だけ電線管を挿通し辛くなる。この点本考案に
あつては、電線管挿通の際に切込み9によつて
爪5が反り返り得ることから、第3図、第14
図に示したように爪5の突出高さ寸法Hや突出
幅寸法Dを大きくした場合であつても、爪5が
邪魔になることを極力防止でき、従つて〓電線
管の外面と係止する爪は、本来的には突出幅寸
法や突出高さ寸法が大きい方が係止の関係上望
ましい〓という要請を満たすことができる。
3 また本考案にあつては記述のごとく爪5の突
出高さ寸法Hを大きくすることができるから、
連結体1の内面1Aの径よりも多少径少の電線
管を挿通した場合であつても、爪5を電線管の
外面に確実に引掛け係止させ得る、この点第1
図に示す従来においては爪の突出高さ寸法をあ
まり大きくできぬから、多少径小の電線管を挿
通した場合には、それだけ引掛係止力は弱くな
る。勿論、多少径大の電線管を挿通した場合で
あつても前述した様に爪5を反り返らし得るこ
とから挿通作業には支障が無い、従つて本考案
にあつては若干径小の電線管から若干径大の電
線管の連結に対応することができる。ここで樹
脂性電線管の場合には電線管が規格寸法に対し
て所定の公差を有する、例えば径18mmの電線管
の場合には±0.5mmの公差を有するため、結局
径寸法1mmの寸法変動に対応する必要がある、
斬様に大きく変動すると第1図に示す従来の連
結体31では電線管の外面と爪5とが確実に係
止できず、がたつく。従つて本考案にあつては
樹脂製電線管を受口2に取付ける場合に特に好
適する。
4 特に本考案にあつては切込み9が爪5の根元
である連結体内面1Aよりも連結体外面方向へ
形成している結果、第2図A,B及び第13図
A,Bに例示した様に切込み9の一部をなす開
口9aは連結体1の内面に位置し、且つ、切込
み9の奥部9bを連結体1の環状部1Bに位置
させて成る構成であるから、第2図B、第13
図Bに例示したように爪5を連結体1の環状部
1Bの内面1Aと面一状態、あるいはほぼ面一
状態になし得る。この結果、第2図に例示した
実施例の場合には第4図に示すように、また第
13図に例示した実施例の場合には第15図に
示すように、連結体1の環状部1Bの傾斜する
内面1Aと、爪5の傾斜面6とを面一状態にな
し得、波付電線管を挿通した際、爪5の先端を
波付電線管3の谷部に落し込んだままで、波付
電線管の山部の外面3cと、連結体1の内面1
Aとの間に隙間を生じさせず、と同時に波付電
線管の山部の外面と爪5の傾斜面6との間にも
隙間を生じさせない。この様に隙間がないこと
から当該連結装置をコンクリート打込場所で使
用したとしても、柔らかで流動性を有する生コ
ンクリートが受口2内へ侵入するおそれを極力
無くし得る。これは、切込み9が爪5の根元で
ある連結体内面1Aよりも連結体外面方向へ形
成しているからである。
この点第1図に示す従来においては、仮に連結
体31や爪30を極めて柔らかな樹脂で作製して
反り返らせ可能とした場合であつても、爪30の
厚みぶんの隙間が連結体31の内面31aと電線
管との間に生じ、この隙間から生コンクリートが
侵入する危険がある。これは第1図に示す従来で
は記述した様に本願の切込み9に相当する切込み
39が、爪30の根元である連結体内面31aよ
りも内方へ位置し、r3=r4の関係となつてい
ることを基因とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の連結体の正面図である。第2図
A,Bは本考案に係る連結装置の爪及び切込みを
有する連結体の一例を示す拡大斜視図、第3図は
第2図に示す連結体の正面図、第4図は第2図に
示す連結体の面一状態を示す部分切欠斜視図、第
5図は連結体に電線管を挿通する前の状態の縦断
側面図であり、第6図は連結体に電線管を挿通す
る直前の状態の縦断側面図であり、第7図は第6
図の要部を拡大して示す縦断側面図であり、第8
図〜第10図はそれぞれボツクス、コネクタ、カ
ツプリングに適用した例の縦断側面図である。第
11図及び第12図は爪の異なる連結体のそれぞ
れ別例の使用状態における縦断側面図である。第
13図A,Bは切込みを深くした本考案に係る連
結装置の連結体の別例を示す拡大斜視図、第14
図は第13図に示す連結体の正面図、第15図は
第13図に示す連結体の面一状態を示す部分切欠
斜視図である。第16図は連結体の取付構造を示
す斜視図、第17図は第16図の連結体の取付態
様を示す縦断面図、第18図は連結体の他の取付
構造を示す斜視図、第19図はさらに連結体の他
の取付構造を示す縦断面図である。 図中、1は連結体、2は受口、3は波付電線
管、5は爪、9は切込みを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の受口と、受口の端部に取付けられ、断面
    がコの字状あるいはC字形である環状の連結体
    と、連結体の内面に突出した電線管外面引掛係止
    用の爪とを有し、連結体を受口の端部に取付けた
    状態で受口の端部から受口内に電線管が挿通され
    る連結装置において、切込みを爪の根元の両脇に
    形成し、そしてその切込みを、爪の根元である連
    結体内面よりも連結体外面方向へ形成して成る、
    電線管用の連結装置。
JP3669783U 1983-03-14 1983-03-14 電線管用の連結装置 Granted JPS59145215U (ja)

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JP3669783U JPS59145215U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 電線管用の連結装置

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JP3669783U JPS59145215U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 電線管用の連結装置

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JPS59145215U JPS59145215U (ja) 1984-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4496459B2 (ja) 2003-11-20 2010-07-07 東拓工業株式会社 継手部付き波形管
KR101161872B1 (ko) * 2003-11-20 2012-07-03 토타쿠 고교 가부시키가이샤 관 접속부의 구조 및 관 이음매

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JPS59145215U (ja) 1984-09-28

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