JPH0127379Y2 - - Google Patents

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JPH0127379Y2
JPH0127379Y2 JP701083U JP701083U JPH0127379Y2 JP H0127379 Y2 JPH0127379 Y2 JP H0127379Y2 JP 701083 U JP701083 U JP 701083U JP 701083 U JP701083 U JP 701083U JP H0127379 Y2 JPH0127379 Y2 JP H0127379Y2
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conduit
claw
socket
claws
corrugated
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JP701083U
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (従来技術) 従来より電線管、特には山と谷とを交互に有す
る波を外面に形成した波付電線管を連結するにあ
たつては、内面に爪を有するリング状の連結体を
受口の内に挿入着し、その状態で受口の内に波
付電線管を挿通し、以て波付電線管の波と爪とを
係止する構成のものが一般的である。このもの
は、波付電線管を連結し得るものの、波付電線管
を取り外すことは受口を破壊しないかぎり事実上
不可能であつた。
そこで本出願人は近時、昭和57年10月29日に実
用新案登録出願を行なつた「波付電線管用の連結
装置」を開発した。このものは本出願時において
公知ではない。このものは爪を有する連結体に拡
開機能をもたせ、そして連結体を外方へ拡開し、
この拡開により爪の係止を解除し、波付電線管を
引き抜いて受口から取り外すものである。このも
のによれば受口を破壊せずとも波付電線管を容易
に取り外すことができ便利であるが、以下のよう
な不利な点が新たに生じる。
即ちこのものは連結体の爪に拡開機能をもたせ
ているだけに、せつかく波付電線管の波と爪とを
係止させて波付電線管を受口に取付けたとして
も、使用時に予想外の外力等が加わると爪が拡開
し、爪と波との係止が自然に解除され波付電線管
が外れることがある。この場合コンクリート打込
場所で使用していると、軟らかな生コンクリート
が波付電線管や受口の内部に侵入し、これらを詰
まらせるおそれがある。
(目的) 本考案の目的は、使用時に予想外の外力等が加
わつた場合であつても、外力によつて爪が拡開す
ることを確実に防止し、爪を電線管外壁との係止
が解除され、延いては電線管が外れることを未然
に防止するにある。
(構成) 本考案の構成の特徴は、連結体の内面に爪を拡
開可能に突設し、爪を受口の貫通孔に嵌め込み、
嵌め込まれた状態の爪を受口の軸方向に沿つてス
ライド可能とし、そして爪にロツク部を形成し、
爪を受口の軸方向に沿つて電線管の挿通方向と反
対方向へスライドさせたときにロツク部を貫通孔
周縁に引掛け、以て爪をロツクして爪の外方への
拡開を防止する点にある。
以下波付電線管の連結装置に適用した代表的な
例にしたがつて本考案を詳細に説明する。
1は円筒状の受口であり、これはコネクタとし
て使用しても良く、カツプリングとして使用して
も良く、又アウトレツトボツクスやスイツチボツ
クス等の電気配線用のボツクス更にはハブと一体
に作製して使用しても良い。受口1は電線管を挿
通し得るものであれば足りる。
2は受口1の周壁特にはこれの開口端に例えば
二個設けられた貫通孔であり、第1図に示す例に
おいては角形状に設けられている。尚受口1は本
例の場合開口端周囲に突条3を有している。
4は波付電線管であり、これは外面に山と谷と
を交互に有する波4aを備えている。
5は受口1の外壁の回りに取付けられる連結体
であり、これは波付電線管4と受口1とを連結す
るためのものである。
6は波付電線管4の外面である波4aと引掛り
係止するための爪であり、これは連結体5の内面
に連結体と一体に突設されている。爪6は拡開可
能な構造とされている。拡開可能とした理由は主
として、波付電線管4の波4aと爪6との引掛り
係止を爪6の拡開によつて解除するためである。
拡開構造は、第1図及び第2図に示す例の場合に
は連結体5をC形状となる様に弾性を有する樹脂
で作製し、連結体5を広げ、これによつて爪6を
外方へつまり矢印B方向へ拡開することにしてい
る。又第12図及び第13図に示す例においては
連結体5に略L字状のスリツト41を形成し、こ
のスリツト41によつて形成された弾性腕42を
外方へつまり矢印B方向へ撓み得る様にし、この
弾性腕42の内面に爪6を突設する構造としてい
る。爪6を拡開する構造は上記した例に限られる
ものではなく、他の構造にしても良い。
さて爪6は第3図〜第5図に示す様に受口1の
内面側に位置する様に貫通孔2に嵌め込まれるも
のである。嵌め込むにあたつては爪6の拡開を利
用する。即ち第1図に示す例の場合には連結体5
の両端を手指等で広げ、この状態で爪6を拡開さ
せ貫通孔2に嵌め込む。第12図に示す例の場合
には弾性腕42を手指等で広げる。貫通孔2に嵌
め込まれた爪6は、貫通孔2の幅より肉薄に形成
されており、この隙間の距離だけ受口1の軸7方
向に沿つてスライド可能、特には波付電線管4の
挿通方向と反対方向(即ち矢印A方向)へスライ
ド可能とされている。
8は爪6に形成されたロツク部であり、これ
は、爪6を受口1の軸7方向に沿つて電線管の挿
通方向と反対方向(即ち矢印A方向)へスライド
したときに貫通孔2周縁に引掛るものである。ロ
ツク部8は、第3図に示す様に略直角状にしても
よく、又第4図に示す様にテーパ部9を有してい
てもよく、又第5図に示す様に段部10を階段状
に有していてもよい。
ロツク部8は第8図及び第9図に示す様に窪部
14を有していても良い。この場合には窪部14
と対応する突部15を貫通孔2周縁に形成し、爪
6をスライドさせたときに窪部14を突部15に
引掛ける構成とし、これによつて爪6をロツクし
て爪6の拡開を防止する構成としてもよい。尚ロ
ツク部8と貫通孔2周縁との引掛りを常時にわた
つて保持する保持機構を設けることが望ましい。
而して波付電線管4と受口1とを連結体5によ
つて連結する代表的手順を説明すると、まず第6
図及び第8図あるいは第13図に示すように受口
1の貫通孔2に連結体5の爪6を嵌め込んだ状態
で波付電線管4を受口1内に反矢印A方向へ挿通
して波4aと爪6とを係止する。
ところで爪6は表面側から裏面側に向かうにつ
れて突出量が大となる傾斜面11を有する断面略
直角三角形状に形成することが望ましい。尚断面
略直角三角形状とは、第3図に示す場合、第10
図に示す場合も共に含む。即ち第3図に示す場合
には傾斜面11及び直状面12を有するが、第1
0図に示す場合には、傾斜面11の他にこれと傾
斜角が異なる傾斜面13を有する。以上の様に爪
6を断面略直角三角形状にすれば、波付電線管4
を受口1へ挿通する際に、波付電線管4の波4a
が断面略直角三角形状の爪6の傾斜面11に当接
する。この結果小さな挿通力で波付電線管4を受
口1に連結し得る。尚第1図に示す連結体5の先
端の方が拡開量が大きいから、傾斜面11を有す
る爪6を当該先端に近づけて突設させた方が、爪
6の拡開は大きく波付電線管4の挿通力は一層小
さくて済む利点がある。
さて上記した様に波付電線管4の波4aと爪6
とを係止させたならば、今度は第7図及び第9図
に示すように連結体5を移動させることによつて
爪6を受口1の軸7方向に沿つて電線管挿通方向
と反対方向(矢印A方向)へスライドさせ、これ
によつてロツク部8を貫通孔2の周縁に引掛け
る。この結果爪6はロツクされ、第7図及び第9
図から明らかなように爪6の外方即ち矢印B方向
への拡開は防止される。
さて波付電線管4の連結ミス等を行ない、受口
1に取付けた波付電線管4を取り外す場合には、
爪6を電線管の挿通方向へ移動させ、これによつ
て爪6のロツクを解除し爪6の拡開機能を戻す。
そして爪6を拡開することによつて爪6と波付電
線管4の波4aとの係止を解除する。この様に解
除した状態で波付電線管4を受口1から引き抜け
ば、波付電線管4を容易に外し得る。
尚上記した例では爪6は対向する様に二個突設
されているが、その数、突設する場所、形状は必
要に応じて種々変更し得る。更に上記した例では
波4aを有する波付電線管4の連結装置に適用し
た場合であるが、これに限らず、外壁が平滑な通
常の電線管の外壁に爪6を食い込ませることによ
つて係止する構造の連結装置に適用してもよい。
(効果) 以上詳述した様に本考案にあつては貫通孔2に
嵌め込んだ状態の爪6を受口1の軸7方向に沿つ
てスライド可能とし、そして爪6を電線管の挿通
方向と反対方向(矢印A方向)へスライドさせた
ときにロツク部8を貫通孔2周縁に引掛け、これ
によつて爪6の外方への拡開を防止する構成とし
ていることから、使用時に外力等が加わつた場合
であつても爪6の外方への拡開を防止でき、従つ
て爪6と電線管の外壁との係止が外力等によつて
解除されることを未然に防止でき、延いては電線
管が受口1から外れることを極力防止できる。勿
論連結体5を逆方向へスライドさせれば爪6の拡
開機能を戻し得るから、電線管を取り外す機能を
損うこともない。
ところで受口1に連結した電線管が外れる際に
は、電線管の挿通方向と反対方向(即ち矢印A方
向)へ外力が加わつて電線管が受口1から抜脱さ
れることが多い。この点本考案にあつては矢印A
方向へ電線管に外力が加われば加わる種、第7図
や第8図から明らかな様にロツク部8と貫通孔2
周縁との引掛りが一層確実となり、従つて電線管
の抜脱を一層防止し得る。
第11図に示す様に仮にロツク部8が形成され
ていない場合には、外力等の作用によつて爪が矢
印B方向へ拡開し、爪と電線管外壁との係止が外
れるおそれがある。特に可撓性に富む樹脂で連結
体5を作製した場合には、これが撓んで前記係止
が外れることが多い。これに対処するには爪の突
出量Hをかなり増すことにより、連結体が撓んだ
場合であつても爪先端と電線管外壁との係止を維
持するしかない。然しこれでは爪の突出量Hがか
なり増しているだけに、電線管を受口1に挿通す
る際に爪の突出が邪魔になり、挿通し辛くなる。
この点本考案にあつてはロツク部8と貫通孔2周
縁とが一旦引掛かれば爪6はそれ以上外方へは拡
開せず、従つて第11図に示す場合と異なり爪6
の突出量をやたらと増さずとも爪6と電線管外壁
との係止を確実に維持でき、上記した問題を極力
解消し得る。
ところで電線管は同一規格のものであつても径
の大きさは規格公差内で種々存し、例えば径20mm
程度の電線管であつても2mm程度径大又は径小に
変動する。この様に変動すると、特には電線管が
径小に変動した場合には爪6の僅か先端しか電線
管外壁に届かず、爪6と電線管外壁との係止が不
確実となるおそれがある。この点第5図に示す様
にロツク部8を階段状にした例や第4図に示す様
にロツク部8をテーパ状とした例の場合には、段
部10やテーパ部9が貫通孔2周縁に当接するこ
とから、電線管の径の変動に伴う前記不都合を吸
収することができ、各種管径に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本考案の代表的な実施例で
あり、第1図は爪を有する連結体を受口に取付け
る前の状態の斜視図、第2図は連結体を取付けた
受口に電線管を挿通する前の状態の斜視図、第3
図、第4図及び第5図は要部である爪付近を示す
各例の拡大縦断側面図である。第6図は爪をスラ
イドさせる前の状態を示す受口付近の縦断側面
図、第7図は受口に電線管を挿通すると共に爪を
ロツクした状態の受口付近の縦断側面図、第8図
は異なる例を示す第6図相当図、第9図は異なる
例を示す第7図相当図、第10図は更に異なる例
を示す爪部分の拡大縦断面図である。そして第1
1図は従来考えられる爪部分の拡大縦断面図であ
る。第12図及び第13図は別例の連結体を有す
るものであり、第12図は第1図相当図、第13
図は取付け後の縦断側面図である。 1は受口、2は貫通孔、4は波付電線管、5は
連結体、6は爪、7は軸、8はロツク部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁に貫通孔を有し電線管が挿通される筒状の
    受口と、受口の外壁の回りに取付けられる連結体
    とを具備し、連結体の内面に拡開可能な爪を突設
    し、この爪を、受口内面側に位置する様に貫通孔
    に嵌め込んで受口の軸方向に沿つてスライド可能
    とし、爪を電線管の挿通方向と反対方向へスライ
    ドさせたときに貫通孔周縁に引掛かり爪をロツク
    して爪の拡開を防止するロツク部を爪に形成して
    成る、管用連結装置。
JP701083U 1983-01-20 1983-01-20 管用連結装置 Granted JPS59114714U (ja)

Priority Applications (1)

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JP701083U JPS59114714U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 管用連結装置

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JP701083U JPS59114714U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 管用連結装置

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Publication Number Publication Date
JPS59114714U JPS59114714U (ja) 1984-08-02
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JP701083U Granted JPS59114714U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 管用連結装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11101379A (ja) * 1997-09-30 1999-04-13 Nitta Moor Kk コネクタ
JP2013177964A (ja) * 2011-12-06 2013-09-09 Hutchinson Sa 流体輸送用連結装置の係止部材、流体輸送用連結装置、およびその係止方法

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JPS59114714U (ja) 1984-08-02

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