JPH0122353Y2 - - Google Patents

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JPH0122353Y2
JPH0122353Y2 JP1582083U JP1582083U JPH0122353Y2 JP H0122353 Y2 JPH0122353 Y2 JP H0122353Y2 JP 1582083 U JP1582083 U JP 1582083U JP 1582083 U JP1582083 U JP 1582083U JP H0122353 Y2 JPH0122353 Y2 JP H0122353Y2
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JP
Japan
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cover
socket
conduit
locking body
opening
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JP1582083U
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JPS59122721U (ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (目的) 本考案の目的は、接着が不能あるいは接着が困
難な電線管とボツクスやコネクタあるいはカツプ
リング等の受口とを簡単かつ強固にしかも素早く
連結できるようにすることにある。
(従来技術) 電線管の連結は仲々容易でない。特にポリエチ
レン製電線管の場合は接着剤による結合が不能で
あるため、ボツクス、コネクタあるいはカツプリ
ング等の受口との結合は、ねじ止め、テープを巻
付けるなどの面倒な手段がとられていた。然し結
合に手間が掛る上に結合が十分でなく、電線管が
ボツクス、コネクタあるいはカツプリング等の受
口から素抜けることがあつた。
そこで近時第9図に示す構造の電線管用連結装
置が提供されている。このものは爪31を有する
ほぼリング状の係止体32と、周壁の外面にねじ
33を有する筒状の受口34と、受口34のねじ
33と対応するねじ35を周壁の内面に有する筒
状のカバー36とを備え、そして、受口34に係
止体32を当てがつた状態で、カバー36のねじ
35と受口34のねじ33とを螺合することによ
り、カバー36を受口34に装着し、これによつ
て爪31を電線管の外面(例えば外面に凹部と凸
部とを交互に有する波を備えた波付電線管の場合
には、波)に引掛係止せしめ、以て電線管を受口
34に連結する構成としている。然しながらこの
ものは接着剤、ねじ止め、テープの巻き付けとい
つた面倒な手段は無いものの、カバー36を受口
34に取付ける際には、カバー36あるいは受口
34を何度も回してねじ33とねじ35とを螺合
しなければならないといつた面倒な操作が必要と
される。しかもカバー36の周壁の内面にねじ3
5を形成することはかなり面倒である。
(構成) 本考案はかかる実情に鑑みなされたものであ
る。本考案の構成の主たる特徴は、爪を有する係
止体を受口とカバーとの間に拡開可能に収納する
ものにおいて、受口の先端開口に被取付部を設け
ると共に、カバーに突起状の取付部を突設した更
にカバーを反り返り可能とし、カバーを反り返ら
せてカバーの取付部を受口の被取付部に取付ける
ことにより、カバーを受口に装着して成る点にあ
る。
以下合成樹脂製の波付電線管を連結する連結装
置を例にとつて本考案の具体的に説明する。
1は筒状の受口であり、先端開口2を有してい
る。受口1は第6図に示す実施例の場合にはコネ
クタとされ又第7図に示す実施例の場合にはアウ
トレツトボツクスやスイツチボツクス等の電気配
線用のボツクスと一体に形成されている。また受
口1は第8図に示す実施例の場合には電線管同士
を連結するカツプリングとされている。
4は電線管挿通用の開口5を有するカバーであ
り、これは受口1の先端開口2の装着されるもの
である。
6は波付電線管7の外面であある波7aと引掛
り係止する爪8が内面に突設されたリング状の係
止体であり、これは拡開可能とされている。拡開
可能とするにあたつては、第1図に示す実施例の
場合には係止体6を略C形状に弾性を有する樹脂
で作製すると共に、第4図及び第5図に示す様に
爪8に傾斜面9を形成し、そして波付電線管7が
挿通されたときに、挿通された波付電線管7の先
端を傾斜面9に当て、これによつて爪8を外方へ
移動させ以て係止体6を外方へ即ち矢印A方向へ
拡開することにしている。
カバー4は突起状の取付部10を有しており、
取付部10は第1図に示す例の様にカバー4の最
大径部に二箇所形成することが望ましい。
さて本考案にあつては、受口1の先端開口2に
被取付部11を設けている。被取付部11は第1
図に示す例においては突片状とされている。この
突片は第1図に示す例の様に先端開口2の全周に
わたつて連続して突設されていても良いし、或い
は部分的に突設されいても良い。又被取付部11
は第10図に示す例の様に貫通孔状としてもよ
く、又第11図に示す例の様に貫通しない窪み状
としてもよい。本考案にあつてはカバー4は反り
返り可能とされているものである。カバー4を反
り返り可能とするにあたつては、該当箇所に細長
スリツトを形成したり、他の切欠や窪部を形成し
たりしても良く、又場所によつては該当箇所の肉
厚を他の箇所よりも薄肉化しても良い。本考案で
いう反り返りの程度とは、常時は第2図に示す様
に正規の状態となつており、手指等で外力を加え
てカバー4を第3図のごとく反り返すことにより
カバー4の取付部10を受口1の先端開口2の被
取付部11に取付け得る程度をいう。
さてボツクス、コネクタ、カツプリング等に一
体に設けられている受口1と波付電線管5とを連
結するにあたつては次の様な手順が望ましい。ま
ずカバー4を反り返らせてカバー4の取付部10
を受口1の被取付部11に取付けることにより、
カバー4を受口1に装着する。このとき爪8を有
する係止体6を受口1とカバー4との間に拡開可
能に収納する。即ち第4図及び第5図に示す実施
例の場合にはカバー4の底壁4aと突片11との
間の空間に収納する。カバー4を装着するにあた
つては、第1図に示す様に取付部10が対向する
ように二個設けられている実施例の場合には、ま
ず一方の取付部10を受口1の突片状の被取付部
11に取付けてから、他方の取付部10を取付け
ることが望ましい。尚第10図に示す例において
は貫通孔状の被取付部11に取付部10を取付け
る。又第11図に示す例においては窪み状の被取
付部11に取付部10を取付ける。
次に波付電線管7をカバー4の開口5に挿通す
る。この際挿通した波付電線管7の先端が爪8の
傾斜面9に当接してこれを押圧する構造とすれ
ば、リング状の係止体6は第4図に示す様に外方
へ拡開するから、波付電線管7を支障なく受口1
内へ挿通できる。この様に挿通し終つた状態で
は、波付電線管7の外面の波7aに爪8が引掛係
止している。斯様に引掛係止された状態ではカバ
ー4に傾斜壁4bを形成している実施例の場合に
は、波付電線管7を受口1から抜脱しようと波付
電線管7を挿入方向と反対方向へ引つ張ると、波
付電線管7と共に係止体6が引つ張られ、第5図
に示す様にリング状の係止体6がカバー4の傾斜
壁4bに当たり、これによつてリング状の係止体
6は拡開状態から内方へ向けて閉じる。この様に
リング状の係止体6が拡開状態から内方へ閉じる
と、リング状の係止体6の内面に突設された爪8
は内方へ移動し、これによつて爪8は波7aに確
実に引掛係止される。この結果波付電線管7の抜
脱は確実に防止される。
上記した例は外壁に波を有する波付電線管の連
結装置に適用した場合であるが、これに代えて外
壁が平滑な通常の電線管の外壁に爪8を食い込ま
せて引掛係止させる構造の連結装置に適用しても
良い。
又第1図に示す例においては取付部10はカバ
ー4に突片状に二個突設されているが、それ以上
の個数突設しても良い。
(考案の効果) 本考案は上述の構成であるから以下の効果を有
する。
(1) 接着が不能なポリエチレン製電線管は勿論の
こと、接着が困難な電線管と、ボツクス類、コ
ネクタあるいはカツプリング等の受口との結合
が強固となる。
(2) 高価な接着剤が不要であり、結合の信頼性が
高い。
(3) カバー4を反り返すだけのワンタツチの作業
で、カバー4を受口1に取付けることができ、
第9図に示す従来に比較して、ねじを遂一螺合
させるといつた面倒な操作は不要とされ、作業
能率の向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の代表的な例を示したものであ
り、第1図は係止体、カバーを受口に取付ける前
の状態の斜視図、第2図は正規の状態にあるカバ
ーの縦断面図、第3図は反り返つた状態にあるカ
バーの縦断面図、第4図及び第5図は作業状態を
説明するための要部の縦断面図、第6図〜第8図
はコネクタやカツプリングに適用した例の要部の
縦断面図、第9図は従来の連結装置の縦断面図で
ある。第10図及び第11図はそれぞれ別例の第
5図相当図である。 図中、1は受口、2は先端開口、4はカバー、
5は開口、6は係止体、7は波付電線管、8は
爪、10は取付部、11は被取付部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端開口から電線管が挿通される筒状の受口と
    電線管挿通用の開口を有するカバーと、電線管の
    外面と係止する爪が内面に突設された拡開可能な
    リング状の係止体とを具備し、カバーを受口の先
    端開口に装着することにより、爪を有する係止体
    を受口とカバーとの間に拡開可能に収納するもの
    において、受口の先端開口に被取付部を設けると
    共に、カバーに突起状の取付部を突設し更にカバ
    ーを反り返り可能とし、カバーを反り返らせてカ
    バーの取付部を受口の被取付部に取付けることに
    より、カバーを受口に装着して成ることを特徴と
    する、電線管用連結装置。
JP1582083U 1983-02-04 1983-02-04 電線管用連結装置 Granted JPS59122721U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1582083U JPS59122721U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 電線管用連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1582083U JPS59122721U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 電線管用連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122721U JPS59122721U (ja) 1984-08-18
JPH0122353Y2 true JPH0122353Y2 (ja) 1989-06-30

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ID=30147130

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1582083U Granted JPS59122721U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 電線管用連結装置

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JPS59122721U (ja) 1984-08-18

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