JPH0516820Y2 - - Google Patents

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JPH0516820Y2
JPH0516820Y2 JP1988056026U JP5602688U JPH0516820Y2 JP H0516820 Y2 JPH0516820 Y2 JP H0516820Y2 JP 1988056026 U JP1988056026 U JP 1988056026U JP 5602688 U JP5602688 U JP 5602688U JP H0516820 Y2 JPH0516820 Y2 JP H0516820Y2
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sleeve
connector
conduit
corrugated
claw
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、波付電線管をボツクスなどの器具に
接続する場合に使用される波付電線管用コネクタ
ーに関するものである。
〔従来の技術〕
上記の目的に使用される従来のコネクターとし
て実開昭59−164422号公報に開示されているもの
があり、その構造が第5図及び第6図に示されて
いる。
このコネクターは、外周面に雄ねじ52が形成
されたコネクター本体50と、締付け用ナツト6
0とから成る。コネクター本体50には、開口部
から奥部に向かつて複数本の切欠溝54が設けら
れていると共に、開口部の内周面に波付電線管7
0の溝部70aに挿入される突起56が突設され
ている。締付け用ナツト60の内周面には雌ねじ
62が形成されており、その内径は、差込み側6
0aから反対側50bに向かつて漸次小さくなつ
ている。
コネクター本体50に波付電線管70の端部を
差し込んで、コネクター本体50の雄ねじ52に
締付け用ナツト60を螺合すると、コネクター本
体50の開口部分が縮径して、これに設けられた
突起56が波付電線管70の溝部70aに挿入さ
れ、これにより抜け出しを防止して波付電線管7
0が器具に接続される。
このコネクターは、波付電線管70をコネクタ
ー本体50に差し込むのみでは接続することがで
きず、締付け用ナツト60をコネクター本体50
に螺合することが不可欠となると共に、構造上締
付け用ナツト60を何回も回転させないと、波付
電線管70の接続を行うことができず、作業性が
極めて悪い。
また、別の従来のコネクターとして特開昭59−
83888号公報に開示されているものがあり、その
構造が第7図に示されている。
これは、コネクター本体80に別体の爪体82
を取付け、爪体82の弾性を利用してコネクター
本体80に波付電線管70を差し込み、この溝部
70aに爪体82の引掛け部82aを挿入させる
ことにより波付電線管70の抜け出しを防止する
ものである。しかし、この構造であると、波付電
線管70に付け出し方向の力が加わると、弾性に
より爪体82が浮上がり、これにより波付電線管
70が抜け出てしまう恐れがある。
コネクター本体80と爪体82との間の隙間か
らトロが侵入するため、この隙間部分にテープな
どを貼つてトロの侵入を防止する必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記したような従来の波付電線管用
コネクターの有する不具合に鑑み、スリーブをス
ライドさせるという簡単な作業によつて、波付電
線管の接続後において爪体が浮上がらないように
して、波付電線管の抜け出しを確実に防止すると
共に、コネクター本体の内部にトロが侵入するの
を防止し、しかも波付電線管の差し込み状態、及
び波付電線管の溝部に対する爪体の挿入状態を目
視で確認できるようにして、作業の誤りを未然に
防止できるようにすることを課題としてなされた
ものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、樹脂円筒体に切欠き穴を形成するこ
とにより当該切欠き穴で囲繞される部分に、波付
電線管の溝部に挿入される爪体が弾性変形可能に
一体成形されているコネクター本体と、前記爪体
の浮上がりとトロの侵入とを防止するためのスリ
ーブとから成り、当該スリーブにより前記爪体が
全く覆われない第1位置と、当該スリーブにより
前記爪体が完全に覆われる第2位置との間を当該
スリーブがスライドし得るように、前記コネクタ
ー本体の外側に前記スリーブをスライド自在に外
嵌したことを特徴とする波付電線管用コネクター
である。
〔考案の作用〕
スリーブを第1位置に位置させておいて、コネ
クター本体に波付電線管を差し込んだ後に、スリ
ーブを第2位置までスライドさせると、波付電線
管が器具に抜け出し不能に接続される。
爪体の弾性を利用してコネクター本体に波付電
線管を差し込むと、爪体が波付電線管の溝部に挿
入されて波付電線管と爪体とが係合する。スリー
ブを第1位置から第2位置にスライドさせると、
スリーブによつて爪体が完全に覆われて爪体の浮
上がりが防止され、これにより波付電線管の抜け
出しが確実に防止されると共に、コネクター本体
の内部へのトロの侵入が防止される。
コネクター本体を透明体で構成した場合には、
波付電線管がコネクター本体の奥まで確実に差し
込まれているか否か、或いは爪体が波付電線管の
溝部に挿入されているが否かを目視で確認しなが
ら作業を行うことができる。
〔実施例〕
第1図ないし第4図に本考案に係わる波付電線
管用コネクターが示されている。
波付電線管用コネクターは、透明体からなるコ
ネクター本体Aと、スリーブBとで構成される。
コネクター本体Aは、中央部に設けられた鍔体
2の左右に異径の筒部が設けられた形状であり、
大径の筒部が電線管差込み部4となつており、小
径の筒部が固定用ねじ部6となつており、両部の
内周の接続部分には段差部8が形成されている。
電線管差込み部4の中央部分には一対の爪体1
0が相対向して弾性変形可能に一体に設けられて
いる。この爪体10は、コネクター本体Aを構成
している円筒状の電線管差込み部4に切欠き穴1
1を形成することにより、この切欠き穴11で囲
繞される部分に形成される。電線管差込み部4の
中央部及び開口部にはそれぞれ円周方向に沿つて
突条12,14が形成されている。
筒状のスリーブBがコネクター本体Aの電線管
差込み部4にスライド自在に外嵌されている。
第3図に示されるように、スリーブBによつて
爪体10が全く覆われないような第1位置にスリ
ーブBが位置している状態においては、スリーブ
Bの両端部が両突条12,14にそれぞれ係合し
て仮固定される。
また、第4図に示されるように、スリーブBに
よつて爪体10が完全に覆われるような第2位置
にスリーブBが位置している状態においては、ス
リーブBの一端部が突条12に係合して仮固定さ
れる。
第3図及び第4図に示されるように、コネクタ
ー本体Aの固定用ねじ部6が、ボツクス16の側
壁16aに設けられた穴16bに挿入され、固定
用ねじ部6に螺合したナツト18と、コネクター
本体Aの鍔体2とによつてボツクス16の側壁1
6aを挟み込み、これによりボツクス16の側壁
16aにコネクター本体Aが取付けられる。
本考案に係わるコネクターを介してボツクス1
6に波付電線管Pを接続するには、第3図に示さ
れるようにスリーブBを第1位置に位置させてお
いて、波付電線管Pをコネクター本体Aに差し込
んでその先端面を段差部8に当接したことを目視
確認した後に、第1位置に位置しているスリーブ
Bを第2位置までスライドさせればよい。
爪体10の弾性を利用して、コネクター本体A
に波付電線管Pを差し込むと、波付電線管Pの溝
部20に爪体10の引掛り部10aが挿入され
る。
コネクター本体Aが透明体で構成されているの
で、波付電線管Pがコネクター本体Aの奥まで確
実に差し込まれているか否か、或いは波付電線管
Pの溝部20に爪体10の引掛り部10aが挿入
されているか否かを目視で確認することができ
る。
スリーブBを第2位置までスライドさせると、
突条12とスリーブBとが係合して、スリーブB
が第2図位置に仮固定される。スリーブBが第2
位置までスライドされると、このスリーブBによ
つて一対の爪体10が完全に覆われて爪体10の
浮上がりが防止され、これにより波付電線管Pの
抜け出しが確実に防止されて、ボツクス16に接
続されると共に、コネクター本体Aの内部へのト
ロの侵入が防止される。
また、爪体10の形状を、その引掛り部10a
が波付電線管Pの溝部20に挿入された状態にお
いて該爪体10の一部がコネクター本体Aの外周
面から突出するようにして、スリーブBを第1位
置から第2位置にスライドさせることにより、爪
体10の突出部分をコネクター本体Aに内部に押
し込めるように構成すると、爪体10の引掛り部
10aが波付電線管Pの溝部20に深く入り込
み、両者の係合を一層強固にすることができる。
なお、コネクター本体とスリーブの双方を透明
体で構成すると、爪体と波付電線管との係合状態
の目視確認が一層容易となる。
〔考案の効果〕 (1) スリーブによつて爪体が全く覆われない第1
位置にスリーブを位置させておいて、コネクタ
ー本体に波付電線管を差し込んだ後に、スリー
ブによつて爪体が完全に覆われる第2位置にス
リーブをスライドさせることにより、波付電線
管を器具に接続するので、コネクター本体に対
する波付電線管の差し込みを支障なく行うこと
ができると共に、スリーブによつて爪体の浮上
がりが防止されて、波付電線管が抜け出ること
なく器具に確実に接続され、しかもコネクター
本体の内部にトロが侵入するのを防止すること
ができる。
(2) コネクター本体に波付電線管を差し込んだ後
に、スリーブを第1位置から第2位置に単にス
ライドさせるのみで、波付電線管を器具に抜け
出し不能に接続することができるので、波付電
線管の接続作業を迅速かつ確実に行うことがで
き、その作業能率が向上する。
(3) コネクター本体を透明体で構成した場合に
は、コネクター本体に対する波付電線管の差し
込み状態、及び爪体と波付電線管との係合状態
を目視確認しながら接続作業を行うことがで
き、接続作業の誤りを未然に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係わる波付電線管用コネク
ターの一部を破断した斜視図、第2図は、同じく
縦断面図、第3図は、コネクター本体Aに波付電
線管Pを差し込んでいる状態の断面図、第4図
は、波付電線管Pをボツクス16に接続した状態
の断面図、第5図イ,ロは、それぞれ従来の波付
電線管用コネクターを構成している締付け用ナツ
ト60及びコネクター本体50の一部を破断した
正面図、第6図は、同じく波付電線管70を接続
した状態の一部を破断した正面図、第7図は、更
に別の従来の波付電線管用コネクターの接続状態
の正面断面図である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は
以下の通りである。A……コネクター本体、B…
…スリーブ、P……波付電線管、10……爪体、
20……波付電線管の溝部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 樹脂円筒体に切欠き穴を形成することにより
    当該切欠き穴で囲繞される部分に、波付電線管
    の溝部に挿入される爪体が弾性変形可能に一体
    成形されているコネクター本体と、前記爪体の
    浮上がりとトロの侵入とを防止するためのスリ
    ーブとから成り、当該スリーブにより前記爪体
    が全く覆われない第1位置と、当該スリーブに
    より前記爪体が完全に覆われる第2位置との間
    を当該スリーブがスライドし得るように、前記
    コネクター本体の外側に前記スリーブをスライ
    ド自在に外嵌したことを特徴とする波付電線管
    用コネクター。 (2) コネクター本体が透明体で構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の波付電線管用
    コネクター。
JP1988056026U 1988-04-26 1988-04-26 Expired - Lifetime JPH0516820Y2 (ja)

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JPH01159525U JPH01159525U (ja) 1989-11-06
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JP2775425B2 (ja) * 1996-09-02 1998-07-16 日動電工株式会社 電線管の固定装置
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