JPH0215046Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0215046Y2 JPH0215046Y2 JP1984027347U JP2734784U JPH0215046Y2 JP H0215046 Y2 JPH0215046 Y2 JP H0215046Y2 JP 1984027347 U JP1984027347 U JP 1984027347U JP 2734784 U JP2734784 U JP 2734784U JP H0215046 Y2 JPH0215046 Y2 JP H0215046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip body
- bracket
- engagement
- locking
- engagement groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/10—Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
- F16C1/102—Arrangements to mount end fittings of the sheathings to support walls or brackets
- F16C1/105—Arrangements to mount end fittings of the sheathings to support walls or brackets to a slot in the bracket
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は車体等の固定側に取り付けられたブラ
ケツトに保持されるワイヤケーブルの取付構造に
係り、特に工具等を使用せずに容易に着脱するこ
とができるワイヤケーブル取付構造に関する。
ケツトに保持されるワイヤケーブルの取付構造に
係り、特に工具等を使用せずに容易に着脱するこ
とができるワイヤケーブル取付構造に関する。
自動車のクラツチワイヤ等のワイヤケーブルを
車体等の固定側に保持する構造としては、従来、
第1図に示す如きものが知られている。第1図に
おいてaは車体等の固定側に取り付けられたブラ
ケツトであり、このブラケツトaに、これを貫通
してワイヤケーブルbが取り付けられる。ワイヤ
ケーブルbは、アウタケーブルcと、アウタケー
ブルc内に摺動自在に挿通されたインナケーブル
dとから成り、アウタケーブルcがブラケツトa
にその下方よりこれを貫通して設けられている。
アウタケーブルcの上端部にはネジが刻設されて
おり、これにナツトeを螺合させることによりこ
のナツトeとアウタケーブルcに形成されたボス
部fとでブラケツトaを挟持し、アウタケーブル
cをブラケツトaに保持させている。
車体等の固定側に保持する構造としては、従来、
第1図に示す如きものが知られている。第1図に
おいてaは車体等の固定側に取り付けられたブラ
ケツトであり、このブラケツトaに、これを貫通
してワイヤケーブルbが取り付けられる。ワイヤ
ケーブルbは、アウタケーブルcと、アウタケー
ブルc内に摺動自在に挿通されたインナケーブル
dとから成り、アウタケーブルcがブラケツトa
にその下方よりこれを貫通して設けられている。
アウタケーブルcの上端部にはネジが刻設されて
おり、これにナツトeを螺合させることによりこ
のナツトeとアウタケーブルcに形成されたボス
部fとでブラケツトaを挟持し、アウタケーブル
cをブラケツトaに保持させている。
しかしながら、上述した如き従来の取付構造に
おいてはナツトeを締め付けるために工具が必要
であるが、ワイヤケーブルbは狭隘なスペースに
設けられているので工具が入りにくく、取付け作
業性が悪かつた。
おいてはナツトeを締め付けるために工具が必要
であるが、ワイヤケーブルbは狭隘なスペースに
設けられているので工具が入りにくく、取付け作
業性が悪かつた。
尚、関連技術として「設置用脚取付装置」(実
公昭53−51976号公報)がある。この他の提案に
は、「索導管の導管の掛止装置」(実開昭53−
152036号公報及び「板体の接続装置」(実開昭50
−28177号公報)がある。
公昭53−51976号公報)がある。この他の提案に
は、「索導管の導管の掛止装置」(実開昭53−
152036号公報及び「板体の接続装置」(実開昭50
−28177号公報)がある。
本考案は上述した如き従来の問題点に鑑み、こ
れを有効に解決すべく創案されたものであり、そ
の目的は、狭隘なスペースにおいても工具等を使
用しないで簡単に取り付けることができるワイヤ
ケーブル取付構造を提供することにある。
れを有効に解決すべく創案されたものであり、そ
の目的は、狭隘なスペースにおいても工具等を使
用しないで簡単に取り付けることができるワイヤ
ケーブル取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本考案は、車体に固
定のブラケツトに直線状の係合溝を形成すると共
に、その係合溝周辺に凸の係止部を一体的に形成
し、両側に上記係合溝の縁部と係脱自在に嵌合す
る直線状の案内溝を形成したクリツプ本体をアウ
ターケーブルの外周面に一体的に取付け、上記ク
リツプ本体に、係合終了前位置で上記係止部の内
方の側面に接して閉脚位置に保持され係合終了位
置で開脚位置に弾性復帰して上記係止部の端面と
係合する係止片を一体的に形成したものである。
定のブラケツトに直線状の係合溝を形成すると共
に、その係合溝周辺に凸の係止部を一体的に形成
し、両側に上記係合溝の縁部と係脱自在に嵌合す
る直線状の案内溝を形成したクリツプ本体をアウ
ターケーブルの外周面に一体的に取付け、上記ク
リツプ本体に、係合終了前位置で上記係止部の内
方の側面に接して閉脚位置に保持され係合終了位
置で開脚位置に弾性復帰して上記係止部の端面と
係合する係止片を一体的に形成したものである。
ブラケツトの直線状の係合溝を構成する縁部に
クリツプ本体の直線状の案内溝を係合する。つま
り、クリツプ本体の係合の際にクリツプ本体の回
転が阻止される。係合度合が進み、クリツプ本体
の係止片がブラケツトの係止部の内方の側面に接
すると、係止片は自己の弾性によつて変形し係合
溝の内方側に閉脚する。この閉脚は係止片がブラ
ケツトの係止部の内方の側面に接している間維持
される。クリツプ本体の係合がさらに進み、係合
終了位置に至ると上記係止片が自己の弾性によつ
て復帰し上記係合溝の外側に開脚する。この結
果、開脚した係止片は係止部の端面に係合してク
リツプ本体を係止部に係止する。したがつてクリ
ツプ本体はブラケツトと一体化され、アウタケー
ブルがブラケツトに一体化される。
クリツプ本体の直線状の案内溝を係合する。つま
り、クリツプ本体の係合の際にクリツプ本体の回
転が阻止される。係合度合が進み、クリツプ本体
の係止片がブラケツトの係止部の内方の側面に接
すると、係止片は自己の弾性によつて変形し係合
溝の内方側に閉脚する。この閉脚は係止片がブラ
ケツトの係止部の内方の側面に接している間維持
される。クリツプ本体の係合がさらに進み、係合
終了位置に至ると上記係止片が自己の弾性によつ
て復帰し上記係合溝の外側に開脚する。この結
果、開脚した係止片は係止部の端面に係合してク
リツプ本体を係止部に係止する。したがつてクリ
ツプ本体はブラケツトと一体化され、アウタケー
ブルがブラケツトに一体化される。
以下に本考案の考適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
て説明する。
第2図において2はクラツチワイヤ等のワイヤ
ケーブルであり、ワイヤケーブル2の外側部に
は、これを補強すべくクリツプ本体4が取り付け
られている。具体的には、クリツプ本体4の下部
にこれに一体的に中空円筒体状のアウタケーブル
16が固定され、このアウタケーブル16内に摺
動自在にインナケーブル17が挿通されている。
クリツプ本体4は弾性を有する合成樹脂材で形成
されており、インナケーブル17を挿通させるた
めに貫通孔を有して形成されている。貫通孔は、
インナケーブル17がクリツプ本体4を摺動自在
に貫通するようにインナケーブル17の外径より
若干大きな孔径を有して穿設されて形成されてい
る。
ケーブルであり、ワイヤケーブル2の外側部に
は、これを補強すべくクリツプ本体4が取り付け
られている。具体的には、クリツプ本体4の下部
にこれに一体的に中空円筒体状のアウタケーブル
16が固定され、このアウタケーブル16内に摺
動自在にインナケーブル17が挿通されている。
クリツプ本体4は弾性を有する合成樹脂材で形成
されており、インナケーブル17を挿通させるた
めに貫通孔を有して形成されている。貫通孔は、
インナケーブル17がクリツプ本体4を摺動自在
に貫通するようにインナケーブル17の外径より
若干大きな孔径を有して穿設されて形成されてい
る。
また、1は車体等の固定側にこれより突出して
取り付けられたブラケツトであり、ブラケツト1
には、クリツプ本体4を側方から嵌合し保持する
係合溝5が形成されている。
取り付けられたブラケツトであり、ブラケツト1
には、クリツプ本体4を側方から嵌合し保持する
係合溝5が形成されている。
クリツプ本体4には、これを係合溝5に嵌合さ
せてそのワイヤケーブル2の軸乃至長手方向に沿
つた移動を規制して保持すべく係合溝5を区画形
成する係合片15に嵌合する案内溝6,6が形成
されている。案内溝6は、クリツプ本体4の側部
にワイヤケーブル2の軸方向に対して直交する方
向に沿つて形成されると共に、係合片15に嵌合
することができるように係合片15の厚さより若
干大きな高さ乃至厚さを有して形成されている。
このように案内溝6,6が形成されることによ
り、クリツプ本体4は断面I字形状を呈してい
る。
せてそのワイヤケーブル2の軸乃至長手方向に沿
つた移動を規制して保持すべく係合溝5を区画形
成する係合片15に嵌合する案内溝6,6が形成
されている。案内溝6は、クリツプ本体4の側部
にワイヤケーブル2の軸方向に対して直交する方
向に沿つて形成されると共に、係合片15に嵌合
することができるように係合片15の厚さより若
干大きな高さ乃至厚さを有して形成されている。
このように案内溝6,6が形成されることによ
り、クリツプ本体4は断面I字形状を呈してい
る。
また、クリツプ本体4には、嵌合位置でブラケ
ツト1に錠止するロツク手段7が形成されてい
る。具体的には、クリツプ本体4において案内溝
6を区画形成する上壁側部に、これより外方に向
かつて突出する係止片8が形成される。係止片8
は弾性部材により形成され、外側面8aが案内溝
6の長手方向に対して外側に開くように傾斜して
形成されている。
ツト1に錠止するロツク手段7が形成されてい
る。具体的には、クリツプ本体4において案内溝
6を区画形成する上壁側部に、これより外方に向
かつて突出する係止片8が形成される。係止片8
は弾性部材により形成され、外側面8aが案内溝
6の長手方向に対して外側に開くように傾斜して
形成されている。
一方、ブラケツト1には、係止片8,8に係合
してこれを錠止させる係合部9,9が形成されて
いる。係合部9は、ブラケツト1にこれより隆起
して形成されると共に、その内側面9aが係合溝
5の長手方向に対して外側に開くように傾斜して
形成されている。この傾斜角は、係止片8の外側
面8aの傾斜角より小さく形成されている。
してこれを錠止させる係合部9,9が形成されて
いる。係合部9は、ブラケツト1にこれより隆起
して形成されると共に、その内側面9aが係合溝
5の長手方向に対して外側に開くように傾斜して
形成されている。この傾斜角は、係止片8の外側
面8aの傾斜角より小さく形成されている。
尚、10はクリツプ本体4に一体成形された樹
脂製のボス部材である。
脂製のボス部材である。
次に、本実施例の作用について述べる。
クリツプ本体4を、側方すなわちワイヤケーブ
ル2の軸方向に直交する方向から案内溝6,6を
係合溝5を区画形成する係合片15に対応させた
状態で係合溝5内に押し込む。クリツプ本体4を
係合溝5内に押し込むと、案内溝6,6がブラケ
ツト1の係合片15に嵌合してクリツプ本体4を
ブラケツト1の内部に案内する。この場合、クリ
ツプ本体4に形成された係止片8は、その外側面
8aが係合部9の内側面9aに当接して押圧さ
れ、内側に撓む。更にクリツプ本体4を押し込む
と係止片8は係合部9を通り越し、弾性力により
外側に広がつて元の状態に復帰して第3図に示す
如く係合部9に係止する。この係止片8の係止に
よりクリツプ本体4はブラケツト1に錠止され、
ワイヤケーブル2の取付けが完了する。
ル2の軸方向に直交する方向から案内溝6,6を
係合溝5を区画形成する係合片15に対応させた
状態で係合溝5内に押し込む。クリツプ本体4を
係合溝5内に押し込むと、案内溝6,6がブラケ
ツト1の係合片15に嵌合してクリツプ本体4を
ブラケツト1の内部に案内する。この場合、クリ
ツプ本体4に形成された係止片8は、その外側面
8aが係合部9の内側面9aに当接して押圧さ
れ、内側に撓む。更にクリツプ本体4を押し込む
と係止片8は係合部9を通り越し、弾性力により
外側に広がつて元の状態に復帰して第3図に示す
如く係合部9に係止する。この係止片8の係止に
よりクリツプ本体4はブラケツト1に錠止され、
ワイヤケーブル2の取付けが完了する。
このように、クリツプ本体4を側方から係合溝
5に挿入するだけでブラケツト1にワイヤケーブ
ル2を保持させることができ、その取付け作業性
を著しく向上させることができる。しかも、工具
を使用しないので、狭隘なスペースにおいても簡
単に取り付けることができる。
5に挿入するだけでブラケツト1にワイヤケーブ
ル2を保持させることができ、その取付け作業性
を著しく向上させることができる。しかも、工具
を使用しないので、狭隘なスペースにおいても簡
単に取り付けることができる。
一方、ワイヤケーブル2を取り外す場合は、ロ
ツク手段7を解除してクリツプ本体4を係合溝5
から引き出す。すなわち、係止片8を第4図に示
す如く内側に押圧して撓ませ、その外側面8aが
係合部9の内側面9aに接触する状態でクリツプ
本体4をブラケツト1の外方へ移動させればよ
い。したがつて、ワイヤケーブル2乃至クリツプ
本体4の取り外し作業も極めて簡単に行なうこと
ができる。
ツク手段7を解除してクリツプ本体4を係合溝5
から引き出す。すなわち、係止片8を第4図に示
す如く内側に押圧して撓ませ、その外側面8aが
係合部9の内側面9aに接触する状態でクリツプ
本体4をブラケツト1の外方へ移動させればよ
い。したがつて、ワイヤケーブル2乃至クリツプ
本体4の取り外し作業も極めて簡単に行なうこと
ができる。
尚、第5図及び第6図にロツク手段7の変形例
を示す。
を示す。
第5図においては、クリツプ本体4において案
内溝6を区画形成する上壁11の下面に、これよ
り内方に向かつて突出する係止片12が形成され
ている。一方、ブラケツト1には、係止片12を
係合させるための係合孔13がこれを貫通して形
成されている。
内溝6を区画形成する上壁11の下面に、これよ
り内方に向かつて突出する係止片12が形成され
ている。一方、ブラケツト1には、係止片12を
係合させるための係合孔13がこれを貫通して形
成されている。
クリツプ本体4を側方から係合溝5内に押し込
むと、係止片12はブラケツト1の上面に当接し
て押圧され、上方に撓んでブラケツト1上を移動
する。係合孔13に対応すると、係止片12は弾
性力により元の状態に復帰して係合孔13に係合
し、クリツプ本体4をブラケツト1に錠止させる
ことになる。
むと、係止片12はブラケツト1の上面に当接し
て押圧され、上方に撓んでブラケツト1上を移動
する。係合孔13に対応すると、係止片12は弾
性力により元の状態に復帰して係合孔13に係合
し、クリツプ本体4をブラケツト1に錠止させる
ことになる。
一方、ロツク手段7を解除する場合は、係止片
12を押し上げて係合孔13内からブラケツト1
上に引き出せばよい。
12を押し上げて係合孔13内からブラケツト1
上に引き出せばよい。
また、第6図においては、クリツプ本体4の上
部先端部に、ブラケツト1の周縁部に係止する係
止片14が形成され、ブラケツト1上を移動する
場合には内側に撓むように構成されており、上記
実施例と同様な作用効果を奏する。
部先端部に、ブラケツト1の周縁部に係止する係
止片14が形成され、ブラケツト1上を移動する
場合には内側に撓むように構成されており、上記
実施例と同様な作用効果を奏する。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば次の
如き優れた効果を発揮する。
如き優れた効果を発揮する。
(1) 車体に固定のブラケツトに直線状の係合溝を
形成する一方で、アウタケーブルの外周面に両
側に上記係合溝の縁部と係脱自在に嵌合する直
線状の案内溝を形成したクリツプ本体を一体的
に取付けることによつて、係合溝に対してクリ
ツプ本体の回転を阻止した状態でスライド係合
を行わせ、クリツプ本体を簡単かつ確実にブラ
ケツトに係止できる。また、クリツプ本体の係
止片は、係合終了前の位置では係止部の内方の
側面に接することによつて係合溝の内方に弾性
変形、すなわち閉脚位置に保持され、係合終了
位置で開脚位置に弾性復帰して上記係止部の端
面と係合して係止される係止片であるから、大
きな引き抜き力に充分対抗することができる。
形成する一方で、アウタケーブルの外周面に両
側に上記係合溝の縁部と係脱自在に嵌合する直
線状の案内溝を形成したクリツプ本体を一体的
に取付けることによつて、係合溝に対してクリ
ツプ本体の回転を阻止した状態でスライド係合
を行わせ、クリツプ本体を簡単かつ確実にブラ
ケツトに係止できる。また、クリツプ本体の係
止片は、係合終了前の位置では係止部の内方の
側面に接することによつて係合溝の内方に弾性
変形、すなわち閉脚位置に保持され、係合終了
位置で開脚位置に弾性復帰して上記係止部の端
面と係合して係止される係止片であるから、大
きな引き抜き力に充分対抗することができる。
(2) 係止片を解除することにより簡単に取り外す
ことができる。
ことができる。
(3) 構造が簡単であると共にコスト的にも安価で
あり、容易に採用し得る。
あり、容易に採用し得る。
第1図は従来のワイヤケーブル取付構造を示す
側面図、第2図は本考案の好適一実施例を示す分
解斜視図、第3図は第2図の固定時を示す要部斜
視図、第4図は第2図の取り外し時を示す要部斜
視図、第5図及び第6図は変形例を示す側断面図
である。 図中、1はブラケツト、2はワイヤケーブル、
4はクリツプ本体、5は係合溝、7はロツク手段
である。
側面図、第2図は本考案の好適一実施例を示す分
解斜視図、第3図は第2図の固定時を示す要部斜
視図、第4図は第2図の取り外し時を示す要部斜
視図、第5図及び第6図は変形例を示す側断面図
である。 図中、1はブラケツト、2はワイヤケーブル、
4はクリツプ本体、5は係合溝、7はロツク手段
である。
Claims (1)
- 車体に固定のブラケツトに直線状の係合溝を形
成すると共に、その係合溝周辺に凸の係止部を一
体的に形成し、両側に上記係合溝の縁部と係脱自
在に嵌合する直線状の案内溝を形成したクリツプ
本体をアウターケーブルの外周面に一体的に取付
け、上記クリツプ本体に、係合終了前位置で上記
係止部の内方の側面に接して閉脚位置に保持され
係合終了位置で開脚位置に弾性復帰して上記係止
部の端面と係合する係止片を一体的に形成したこ
とを特徴とするワイヤケーブル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2734784U JPS60139913U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | ワイヤケ−ブル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2734784U JPS60139913U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | ワイヤケ−ブル取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60139913U JPS60139913U (ja) | 1985-09-17 |
JPH0215046Y2 true JPH0215046Y2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=30524215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2734784U Granted JPS60139913U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | ワイヤケ−ブル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60139913U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6091441B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2017-03-08 | 三菱電機株式会社 | ケーブルブッシュ固定構造および映像記録装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028177U (ja) * | 1973-07-10 | 1975-04-01 | ||
JPS5632652Y2 (ja) * | 1977-05-07 | 1981-08-03 | ||
JPS6131535Y2 (ja) * | 1981-04-30 | 1986-09-13 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2734784U patent/JPS60139913U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60139913U (ja) | 1985-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0741012U (ja) | ハーネスクリップ | |
JPH0215046Y2 (ja) | ||
JPH09130941A (ja) | 管体が接続可能なボックス | |
JPH0520952Y2 (ja) | ||
JPH0741935Y2 (ja) | ボルト差込式クリップ | |
JP2601495Y2 (ja) | 固定具 | |
JPH0441716Y2 (ja) | ||
JPH0431387Y2 (ja) | ||
JPH0426728Y2 (ja) | ||
JP3148524B2 (ja) | スタッド固定具 | |
JPH04337104A (ja) | 固定クリップ | |
JPH066252Y2 (ja) | コルゲートチューブ固定用突堤を備えたバンドクリップ | |
JPS6293508A (ja) | 留め具 | |
JPS6014004Y2 (ja) | ロック付バンド | |
JPH0419414B2 (ja) | ||
JP4550691B2 (ja) | 釣具の釣糸保持構造 | |
JPH0510671Y2 (ja) | ||
JPH0240198Y2 (ja) | ||
JPS6033692Y2 (ja) | クランプ装置 | |
JPH0411992U (ja) | ||
JPH0332657Y2 (ja) | ||
JPS585173Y2 (ja) | ワイヤケ−ブルの固定装置 | |
JPH027146Y2 (ja) | ||
JPH0247288Y2 (ja) | ||
JPH0515672Y2 (ja) |