JPH0510671Y2 - - Google Patents

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JPH0510671Y2
JPH0510671Y2 JP1987063504U JP6350487U JPH0510671Y2 JP H0510671 Y2 JPH0510671 Y2 JP H0510671Y2 JP 1987063504 U JP1987063504 U JP 1987063504U JP 6350487 U JP6350487 U JP 6350487U JP H0510671 Y2 JPH0510671 Y2 JP H0510671Y2
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mounting
position holding
mounting plate
holding part
plate
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JP1987063504U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天板等の縁材の取付構造に関するも
のである。
(従来の技術) 従来より、例えば机の天板の縁部に、この縁部
を保護したり、危険防止等の観点から縁材を取り
付けている。この縁材の取付方法として、縁材の
取付け板の内側面に取付け突部を設け、この取付
け突部を天板の縁部に形成してある溝に差入れ
て、溝底部側からねじを取付け突部に形成してあ
るねじ孔にねじ込んで天板縁部に固定するものが
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例によると、溝に取付け突部を入れやすく
するために、取付け突部と溝内壁との間に隙間が
あくが、取付け後にこの隙間の存在によりガタ付
いて、縁材が外れやすく高い保持力を得ることが
できない問題があつた。また取付け作業をしやす
くするために取付け突部にねじ孔を設けなければ
ならず、加工に手間を要していた。
本考案の目的は、取付け作業が容易であつて、
強力な保持力を得ることができ、ねじ孔加工を不
要にした天板等の縁材の取付構造を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の縁材の取付け構造は、縁材1の取付け
板2と、縁材支持部6と、この縁材支持部と上記
取付け板とを連結固定させるためのねじ7とを具
備しているものである。上記取付け板は、一側面
に肉厚の位置保持部21を突設し、この位置保持
部から弾性変形可能の部材からなる1対の取付け
片22,23を所定の間隙24をもつて突設し、
各取付け片の先端外側に押え突部221,231
を突設している。上記位置部の各外面は取付け片
先端に向けて内側に傾斜されかつ上記両外面を結
ぶ線Lが傾斜されている。上記縁材支持部6は、
上記両取付け片を差入れ可能の取付け凹部611
を設けている。上記ねじ7は上記縁材支持部から
上記取付け片の間隙にねじ込むものである。
(作用) 対の取付け片22,23を先端の押え凸部22
1,223をガイドとして位置保持部21まで取
付け凹部611内に挿入すると、取付け凹部の開
口端に位置保持部の外周が当接し、取付け片を取
付け凹部内に押し込むことにより、先端に向けて
径が小さくなつている外面が取付け凹部の内壁を
次第に強く押圧して取付け板の位置保持がされる
と共に、取付け板が固定される。その後、取付け
片の間隙24に取付け凹部からねじ7を挿入する
ことによつて、間隙はねじ孔等の取付け孔と同様
の機能をし、取付け片は押し広げられて、取付け
凹部の内壁との間隙は狭くなり、やがて押え突部
も取付け凹部の内壁を押圧して、強力な保持力を
発揮して、取付け板は抜けにくくなる。
(実施例) 以下本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図に示すように、縁材1は取付
け板2と、カバー体3と、取付け板とカバー体と
に囲まれた収納空間5内に収納した弾性体4とか
ら構成されている。
取付け板2は硬質合成樹脂材からなる長尺のも
のであるが(第3図)、縁材の用途に応じてその
長さは適宜設定される。取付け板2の内側面(第
1図左側面)の中央部には肉厚の位置保持部21
を形成してあり、この位置保持部から一対の取付
け片22,23を所定の間隙24を置いて対向的
に突設してある。各取付け片の先端外側には押え
突部221,231を突設してある。位置保持部
21は、縁材支持部である天板6端部の取付け部
61に形成してある取付け凹部611の開口部に
嵌合されて、取付け板2を位置保持する。また押
え突部221,231間の距離W(第2図)は、
天板6の取付け凹部611内に差込み可能のもの
であり、各押え突部は取付け凹部の内壁に当接可
能である。取付け片22,23は、取付け凹部6
11内に差込み状態において、ねじ7によつて取
付け部61に固定可能である。
第2図は示すように位置保持部21及び対の押
え突部221,231の各外面は取付け片22,
23の先端に向けて内側へ傾斜されかつ上記両外
面を結ぶ線Lが傾斜されている。このために、取
付け片22,23を取付け凹部611への挿入の
際に、ガイドの機能をし、また位置保持部21は
取付け凹部内においてくさびの機能をして取付け
板をしつかり取付け凹部に固定するとともに、位
置保持部する機能が発揮される。
また取付け板2の幅方向の一側には硬質合成樹
脂材からなるカバー体3の一側を一体成形により
接続し、他側にはカバー体の他側を係止手段8に
よつて接続してある。カバー体3は取付け板2と
共に所定広さの収納空間5を形成してあり、この
収納空間内には発砲ポリスチレン等からなる弾性
体4を密に収納してある。縁材1は、この弾性体
によつて断面D字状に形成され、カバー体は弾性
体によつて保形されている。
係止手段8の具体的構成を説明する。第1図及
び第2図に示すように取付け板2の他側には係止
溝81を形成してあり、この係止溝の開口部一側
に係止縁部811を形成してある。またカバー体
3の他側には硬質合成樹脂材からなる係止板82
を内側に向けて一体成形により形成してある。係
止板82の先端にはフツク821を形成してあ
り、このフツクは上記係止縁部811に係脱可能
である。
次に使用法を説明する。
第2図鎖線に示すように、カバー体3の係止手
段8側を開放し、収納空間5内に弾性体4を入れ
て、係止板82のフツク821を係止溝81内に
入れて、係止縁部811に掛け止めて、収納空間
5を閉塞して、この内部で弾性体4を保持する。
その後、取付け板2の取付け片22,23を天板
6の取付け凹部611内に差し入れると、押え突
部221,231はガイドの機能をして取付け片
が円滑に取付け凹部内に移動し、やがて位置保持
部21の外面が取付け凹部611の開口端に当接
し、取付け片を取付け凹部内に押し込むことによ
り、先端に向けて内側に傾斜されている位置保持
部の外面は取付け凹部内壁を次第に強く押圧し
て、この取付け凹部内においてくさびの機能をす
るから取付け板の位置が固定される。
その後、取付け部61のねじ挿入孔612側か
らねじ7を挿入し、ねじ先端を取付け片の間隙2
4内に入れて、ねじ込んで行くと、ねじ込み力に
よつて取付け片22,23は外側に押し広げら
れ、押え突部221,231は取付け凹部611
内壁に押圧され、そして取付板2の内側面も天板
取付け部の端面613に押圧されて、縁材1は第
1図に示すように固定される。同時に、係止板8
2は取付け板2によつて固定されるために、係止
溝82との係合が固定され、したがつてこの係合
を固定するための接着等の固定手段は不要とな
る。
カバー体3の一側部を、取付け板2の一側に接
着等の方法で接続してもよい。また係止手段は縁
材の全長に設ける必要がなく、所定間隔を置いて
設けてもよい。そして係止板82に凹部を設け
て、取付け板2側にフツクを設けたものであつて
もよく、係止部と被係止部とが互いに係脱可能で
あれば、上例に限定されない。縁材は上例の構
成、すなわち弾性体や掛止手段を具備するものに
限定されない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、取付け
板に設けた位置保持部及び対の押え突部の各外面
は、取付け片の先端に向けて内側に傾斜されかつ
上記両外面を結ぶ線が傾斜されているから、位置
保持部が取付け凹部内で取付け板の位置保持を行
うと共にくさびの機能による固定の機能を備え、
その上取付け片の間隙にねじをねじ込む構成であ
るから、取付け作業が容易であつて、強力な保持
力を得ることができ、ねじ孔加工が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は拡大断面図、第2図は縁材の拡大断面
図、第3図は一部切欠側面図である。 1……縁材、2……取付け板、21……位置保
持部、22,23……取付け片、221,231
……押え突部、24……間隙、6……縁材支持部
(天板)、611……取付け凹部、7……ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 縁材1の取付け板2と、縁材支持部6と、この
    縁材支持部に上記取付け板を結合させるためのね
    じ7とを具備しており、 上記取付け板は、一側面に位置保持部21を突
    設し、この位置保持部から弾性変形可能の部材か
    らなる1対の取付け片22,23を所定の間隙2
    4をもつて突設し、各取付け片の先端外側に押え
    突部221,231を突設しており、 上記位置保持部及び対の押え突部の各外面は取
    付け片の先端に向けて内側に傾斜されかつ上記両
    外面を結ぶ線Lは傾斜されており、 上記縁材支持部6は、上記両取付け片を差し入
    れ可能の取付け凹部611を設けており、 上記ねじ7は上記縁材支持部から上記取付け片
    の間隙にねじ込むものであり、 上記位置保持部及び押え突部の各外周面は上記
    取付け凹部の内壁を押圧可能である ことを特徴とする天板等の縁材の取付構造。
JP1987063504U 1987-04-28 1987-04-28 Expired - Lifetime JPH0510671Y2 (ja)

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JP1987063504U JPH0510671Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JPS63169933U JPS63169933U (ja) 1988-11-04
JPH0510671Y2 true JPH0510671Y2 (ja) 1993-03-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527364U (ja) * 1975-06-24 1977-01-19
JPS5817460U (ja) * 1981-07-28 1983-02-03 清水建設株式会社 コンクリ−ト締固め用バイブレ−タ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527364U (ja) * 1975-06-24 1977-01-19
JPS5817460U (ja) * 1981-07-28 1983-02-03 清水建設株式会社 コンクリ−ト締固め用バイブレ−タ

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JPS63169933U (ja) 1988-11-04

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