JPS5919641Y2 - 合成樹脂製モ−ルディングの取付け構造 - Google Patents
合成樹脂製モ−ルディングの取付け構造Info
- Publication number
- JPS5919641Y2 JPS5919641Y2 JP14719380U JP14719380U JPS5919641Y2 JP S5919641 Y2 JPS5919641 Y2 JP S5919641Y2 JP 14719380 U JP14719380 U JP 14719380U JP 14719380 U JP14719380 U JP 14719380U JP S5919641 Y2 JPS5919641 Y2 JP S5919641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectangular hole
- piece
- synthetic resin
- molding
- frame material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂型モールディングの取付構造に関する
ものである。
ものである。
従来第１図に示すように、モールディング１を例えば車
輛におけるボディパネル側或いはバンパーサイド側など
の被取付材２に対し取付るにはクリップ３を用いている
。
輛におけるボディパネル側或いはバンパーサイド側など
の被取付材２に対し取付るにはクリップ３を用いている
。
このクリップ３は互いに対向する係止片４より戊るもの
で、各係止片４における先端側の外側に段部５を設け、
係止片４を被取付材２の孔６に挿入した際この段部５を
被取付材２の裏面７側に係止せしめモールディング１の
脱落を防止するものである。
で、各係止片４における先端側の外側に段部５を設け、
係止片４を被取付材２の孔６に挿入した際この段部５を
被取付材２の裏面７側に係止せしめモールディング１の
脱落を防止するものである。
この場合モールディング１を被取付材２に対し強固に取
付るためには、係止片５が大きな弾性力を有していなけ
ればならず、しかも高温下においてその弾性力が低下す
るようなものであってはならず、このような要求を満足
する樹脂はコスト的に高いのが実情である。
付るためには、係止片５が大きな弾性力を有していなけ
ればならず、しかも高温下においてその弾性力が低下す
るようなものであってはならず、このような要求を満足
する樹脂はコスト的に高いのが実情である。
すなわち以上の要求を満足する合成樹脂としてポリアセ
タール樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ボリアミード樹脂
などが公知であるが、このような樹脂はコスト的に高く
、モールテ゛イング１自体のコストが高くなる欠点を有
している。
タール樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ボリアミード樹脂
などが公知であるが、このような樹脂はコスト的に高く
、モールテ゛イング１自体のコストが高くなる欠点を有
している。
したがって本考案の目的はモールディングの裏面側に孔
を有する突出片を設け、この突出片の孔には嵌合係止す
る弾性片を突出片を挿入すべき被取付材に形成した矩形
孔の側壁側に形成するとともに上記突出片の移動を規制
するリブを設けるようにして上記欠点を除去するもので
あり、以下実施例を用いて詳細に説明する。
を有する突出片を設け、この突出片の孔には嵌合係止す
る弾性片を突出片を挿入すべき被取付材に形成した矩形
孔の側壁側に形成するとともに上記突出片の移動を規制
するリブを設けるようにして上記欠点を除去するもので
あり、以下実施例を用いて詳細に説明する。
第２図ないし第４図は本考案による合成樹脂型モールデ
ィングの取付構造の一実施例を示す斜視図および断面図
であり、各図においてモールディング１の裏面側からは
平板状の突出片１０が突出しておりこの突出片１０は被
取付材２に形成した矩形孔１１に挿入されるもので、孔
１１の裏側の縁部には枠材１２が設けられておりこの枠
材１２の内壁１３側はこの内壁１３で形成される空間の
外側の径が内側の径より大きくなるようにテーパー状と
なっている。
ィングの取付構造の一実施例を示す斜視図および断面図
であり、各図においてモールディング１の裏面側からは
平板状の突出片１０が突出しておりこの突出片１０は被
取付材２に形成した矩形孔１１に挿入されるもので、孔
１１の裏側の縁部には枠材１２が設けられておりこの枠
材１２の内壁１３側はこの内壁１３で形成される空間の
外側の径が内側の径より大きくなるようにテーパー状と
なっている。
上記突出片１０は枠材１２における一辺１２ ａの内壁
１３に当接しており、上記内壁１３の略中央部に２個の
スリット１４を形成することにより得られる弾性片１５
の先端側に設けられた突部１６が突出片１０の孔１０
ａに嵌合することにより突出片１０の引抜けを防止する
ことができる。
１３に当接しており、上記内壁１３の略中央部に２個の
スリット１４を形成することにより得られる弾性片１５
の先端側に設けられた突部１６が突出片１０の孔１０
ａに嵌合することにより突出片１０の引抜けを防止する
ことができる。
上記突出片１０の両側にはリブ１７が設けられており、
このリブ１７の端部は枠材１２の辺１２ ａに対向する
辺１２ ｂの内壁１３に当接し突出片１０が辺１２ｂ方
向に移動しないように位置を規制している。
このリブ１７の端部は枠材１２の辺１２ ａに対向する
辺１２ ｂの内壁１３に当接し突出片１０が辺１２ｂ方
向に移動しないように位置を規制している。
すなわち本考案によれば突出片１０、リブ１７の全体を
矩形孔１１側に嵌入することにより、突出片１０、リブ
１７が枠材１２の内壁１３側に当接するのでモールディ
ング１の上下、左右方向の移動を規制することができ、
しかも突部１６が孔１０ ａに嵌入するので゛これによ
りモールテ゛イング１の引抜けを防止することができ、
モールテ゛イングを被取付部材に対し確実に固定するこ
とができる。
矩形孔１１側に嵌入することにより、突出片１０、リブ
１７が枠材１２の内壁１３側に当接するのでモールディ
ング１の上下、左右方向の移動を規制することができ、
しかも突部１６が孔１０ ａに嵌入するので゛これによ
りモールテ゛イング１の引抜けを防止することができ、
モールテ゛イングを被取付部材に対し確実に固定するこ
とができる。
すなわち本考案によればモールディング１の上下、左右
方向の移動を規制する部分とその引抜ける防止する部分
とを互いに分離して設けたのでモールディング１に形成
すべき突出片１０、リブ１７の弾性力を大きくしなけれ
ばならないという必要性があまりなく、従って低コスト
の樹脂を用いてモールディングを製造することができる
。
方向の移動を規制する部分とその引抜ける防止する部分
とを互いに分離して設けたのでモールディング１に形成
すべき突出片１０、リブ１７の弾性力を大きくしなけれ
ばならないという必要性があまりなく、従って低コスト
の樹脂を用いてモールディングを製造することができる
。
またモールディング１の上下、左右方向の移動が確実に
枠材１２の内壁によって規制されるので取付強度が大き
なものとなり長年の使用においてモールテ゛イング１が
脱落するという問題を解決することができる。
枠材１２の内壁によって規制されるので取付強度が大き
なものとなり長年の使用においてモールテ゛イング１が
脱落するという問題を解決することができる。
なお本考案においてはリブ１７を突出片１０に対して２
個形成するとして説明したが１個でもよくまた２個以上
であってもよい。
個形成するとして説明したが１個でもよくまた２個以上
であってもよい。
また枠材１２の内壁１３に対し、突出片１０、リブ１７
との接触圧を大きくするためテーパー面を形成するとし
て説明したが本考案はこれに限定されず、被取付材に対
し垂直方向に延在する面を形成してもよい。
との接触圧を大きくするためテーパー面を形成するとし
て説明したが本考案はこれに限定されず、被取付材に対
し垂直方向に延在する面を形成してもよい。
以上説明したように本考案によれば被取付材に形成した
矩形孔の一辺側に当接する突出片をモールテ゛イングに
設け、この突出片に孔を形成してこの孔に嵌入して係止
する弾性片を被取付材における矩形孔の一辺側に設ける
とともに上記突出片の撓みを規制するリブを突出片に一
体に設けるようにしたので゛、モールテ゛イングを強固
に固定することができかつモールテ゛イングの材質を弾
力性、耐熱性ともにあまり良好でない低コストのものを
用いることができる。
矩形孔の一辺側に当接する突出片をモールテ゛イングに
設け、この突出片に孔を形成してこの孔に嵌入して係止
する弾性片を被取付材における矩形孔の一辺側に設ける
とともに上記突出片の撓みを規制するリブを突出片に一
体に設けるようにしたので゛、モールテ゛イングを強固
に固定することができかつモールテ゛イングの材質を弾
力性、耐熱性ともにあまり良好でない低コストのものを
用いることができる。
第１図は従来のモールディングの取付構造の一例を示す
断面図、第２図、第３図、第４図は本考案による合成樹
脂製モールディングの取付構造の一実施例を示す斜視図
および断面図である。 １・・・・・・モールディング、２・・・・・・被取付
材、１０・・・・・・突出片、１１・・・・・・矩形孔
、１２・・・・・・枠材、１３・・・・・・内壁、１４
・・・・・・スリット、１５・・・・・・弾性片、１６
・・・・・・突部、１７・・・・・・リブ。
断面図、第２図、第３図、第４図は本考案による合成樹
脂製モールディングの取付構造の一実施例を示す斜視図
および断面図である。 １・・・・・・モールディング、２・・・・・・被取付
材、１０・・・・・・突出片、１１・・・・・・矩形孔
、１２・・・・・・枠材、１３・・・・・・内壁、１４
・・・・・・スリット、１５・・・・・・弾性片、１６
・・・・・・突部、１７・・・・・・リブ。
Claims (2)
- （１） 弾性を有する合成樹脂がらインジェクション
成形した板状の被取付材２に矩形孔１１を形成し、この
矩形孔の四辺側より内側方向に突出する枠材１２を形成
し、上記矩形孔１１の一辺側における枠材に、内側方向
に延長する２本のスリット１４．１４を形成することに
より弾性片１５となし、この弾性片の先端に、矩形孔１
１に対応するように突出する突部１６を設け、合成樹脂
型モールディングに上記矩形孔の上記弾性片を有する枠
材に当接する如く突出し、上記突部が嵌入係止する孔を
有する突出片を設け、この突出片に一体化され、矩形孔
の上記−辺と反対側の枠材に当接して突出片の移動を規
制するリブを設けたことを特徴とする合成樹脂型モール
ディングの取付構造。 - （２）被取付材の矩形孔における内壁及び枠材の内周面
に対し矩形孔の深さ方向のテーパー面を形成して矩形孔
の外側における口径が内側における口径よりも広くなる
ようにし、この矩形孔の内壁及び枠材の内周面に突出片
及びリブが当接するようにした実用新案登録請求の範囲
第１項記載の合成樹脂型モールディングの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14719380U JPS5919641Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | 合成樹脂製モ−ルディングの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14719380U JPS5919641Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | 合成樹脂製モ−ルディングの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5769737U JPS5769737U (ja) | 1982-04-27 |
| JPS5919641Y2 true JPS5919641Y2 (ja) | 1984-06-07 |
Family
ID=29506725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14719380U Expired JPS5919641Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | 合成樹脂製モ−ルディングの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919641Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-17 JP JP14719380U patent/JPS5919641Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5769737U (ja) | 1982-04-27 |
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