JPS6040829Y2 - 合成樹脂製シユラウドの取付構造 - Google Patents

合成樹脂製シユラウドの取付構造

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Publication number
JPS6040829Y2
JPS6040829Y2 JP12689079U JP12689079U JPS6040829Y2 JP S6040829 Y2 JPS6040829 Y2 JP S6040829Y2 JP 12689079 U JP12689079 U JP 12689079U JP 12689079 U JP12689079 U JP 12689079U JP S6040829 Y2 JPS6040829 Y2 JP S6040829Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shroud
hook
synthetic resin
hole
mounting structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP12689079U
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English (en)
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JPS5645117U (ja
Inventor
弘之 河井
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
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Publication date
Application filed by カルソニックカンセイ株式会社 filed Critical カルソニックカンセイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、合成樹脂製シュラウドを熱交換器に取付ける
合成樹脂製シュラウドの取付構造に関する。
まず、従来の合成樹脂製シュラウドの取付構造を説明す
る。
第1図ないし第3図において、自動車等のラジェータ1
のシュラウド取付板2に脅威樹脂製シュラウド3を取付
ける場合、まず、第2図および第3図に示すように、シ
ュラウド3のラジェータとの接合面の板4に、基柱5お
よび該基柱5の先端に設けられた傘部6からなり、該傘
部6から基柱5の少なくとも一部にかけてスリット7が
形成されているフック8を突設する。
前記基柱5は通常円柱、角柱等であり、柱壁は板4に対
して垂直である。
また、前記傘部6はその底部9は前記基柱5よりも大き
な直径を有し、先端に行くにしたがって直径が小さくな
るようなテーパ状をなしたもので、通常円形である。
前記スリット7は前記傘部6の中央部に、例えば第3図
に示すように一字状にその先端部から基柱5の一部また
はほぼ全部に達するように穿設されている。
一方、ラジェータ1のシュラウド取付板2には、前記フ
ック8に対応する個所に取付孔10が穿設されている。
この取付孔10は、前記フック8の基柱5の直径よりも
やや大きめの直径であり、その形状は円形でも楕円形で
もよい。
なお、フック8は、第4図に示すように、前記傘部6の
中央部に十字形のスリット7を穿設してもよい。
このように構成されたフック8を取付板2の取付孔10
に挿入するには、フック8の先端部を取付孔10に当接
して押圧すると、フック8は合成樹脂製であるので、そ
の可撓性のために傘部6のテーパ部が取付孔10の壁面
により圧迫されてスリット7の間隔が次第に狭くなり、
その間に傘部6が取付孔10を通過する。
通過後は傘部6は元の形状に復するので、傘部6の底部
9により固定される。
そして、傘部6は、取付孔10より大きくなっているた
めに容易に外れることはない。
しかしながら、このような従来の合成樹脂製シュラウド
の取付構造においては、傘部6が内側に移動してスリッ
ト7の間隔を狭める可能性があるので、自動車の振動等
によっては全く外れない可能性がないとは言えなかった
本考案は、前述した従来のものにおける欠点を除去し、
安定的に合成樹脂製シュラムドを保持し得るようにした
合成樹脂製シュラウドの取付構造を提供することを目的
としてなされたもので、スリット内にシュラウドの背面
に達する貫通孔を穿設し、取付孔内に装着されたフック
の貫通孔内にピンを挿通して、傘部が内側に移動しない
ようにしたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。
なお、前述した従来のものと同一の部材については、図
面中に同一の符号を付し、その説明は省略する。
第5図は本考案の第1実施例を示すものであり、傘部6
から基柱5にかけてスリット(図示せず)が形成されて
いるのは従来のものと同一である。
そして、このスリットの中央部にはシュラウドの板4の
背面に達する貫通孔11が穿設されている。
一方、板4のフック8の近傍は、フック8側が凹むよう
に)湾曲している。
この湾曲によりフック8を取付板2の取付孔10内に挿
入してシュラウドを固定したときに板4の湾曲部が撓ん
で取付板2に接するので、面全体で反撥力を生じ、緩み
に対して効果がある。
また、フック8の近傍の板4には小さな突起12.12
が突設されており、取付板2に圧接して、同じく緩みを
防止するようになっている。
そして、合成樹脂製シュラウドを取付板2に取付けるに
は、第6図に示すように、フック8を取付板2の取付孔
10内に挿入して傘部6の底部9により取付板2に対し
板4を固定した後、貫通孔11内に割ピン13を挿入し
、割ピン13の先端の鉤部14を板4の背面に引掛ける
すると、割りピン13が貫通孔11内に存在しているの
で、拡開している傘部6が内側に凹む余地がなくなり、
板4が取付板2から外れるおそれはない。
第7図は本考案の第2実施例を示すものであり、割りピ
ン13に代えてピン15により傘部6の移動を拘束した
ものである。
このピン15は弾性材料からなり伸縮し得るので、前記
貫通孔11内に圧入すればよい。
第8図は本考案の第3実施例を示すものであり、基柱5
の高さを高くする一方、取付板2の取付孔10の周囲に
立上り部16を立設したものである。
このようにすれば、仮りに取付板2の厚さが薄くてもシ
ュラウドを安定的に固定することができる。
以上説明したように、本考案に係る合成樹脂製シュラウ
ドの取付構造は、スリット内にシュラウドの背面に達す
る貫通孔を穿設し、取付孔内に装着されたフックの貫通
孔内にピンを挿通したので、傘部の内側への移動を拘束
でき、自動車の振動等の外力によりシュラウドが緩んだ
り脱落することはないし、また、装着も簡単にできると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の合成樹脂製シュラウドの取付構造を示す
側面図、第2図は第1図の要部の拡大断面図、第3図お
よび第4図はそれぞれフックの形状を示す正面図、第5
図は本考案に係る取付構造の第1実施例を示す第2図と
同様の断面図、第6図は第5図のシュラウドを固定した
状態を示す断面図、第7図および第8図はそそれぞれ本
考案に係る取付構造の他の実施例を示す第6図と同様の
断面図である。 1・・・・・・ラジェータ、2・・・・・・取付板、3
・・・・・・シュラウド、4・・・・・・板、5・・・
・・・基柱、6・・・・・・傘部、7・・・・・・スリ
ット、8・・・・・・フック、9・・・・・・傘部の底
部、10・・・・・・取付孔、11・・・・・・貫通孔
、12・・・・・・突起、13,15・・・・・・ピン

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 脅威樹脂製シュラウドの熱交換器との接合面に、基
    柱および該基柱の先端に設けられた傘部からなり該傘部
    から基柱にかけてスリットが形成されているフックを突
    設し、該フックを熱交換器のシュラウド取付板に穿設さ
    れた取付孔に装着たものにおいて、前記スリット内にシ
    ュラウドの背面に達する貫通孔を穿設し、前記取付孔内
    に装着されたフックの前記貫通孔内にピンを挿通したこ
    とを特徴とする合成樹脂製シュラウドの取付構造。 2 前記シュラウドは前記フックろの近傍において背面
    側が突出するように湾曲している実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の合成樹脂製シュラウドの取付構造。
JP12689079U 1979-09-17 1979-09-17 合成樹脂製シユラウドの取付構造 Expired JPS6040829Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12689079U JPS6040829Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17 合成樹脂製シユラウドの取付構造

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JP12689079U JPS6040829Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17 合成樹脂製シユラウドの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5645117U JPS5645117U (ja) 1981-04-23
JPS6040829Y2 true JPS6040829Y2 (ja) 1985-12-10

Family

ID=29358772

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JP12689079U Expired JPS6040829Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17 合成樹脂製シユラウドの取付構造

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JPS5645117U (ja) 1981-04-23

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