JPH0349356Y2 - - Google Patents

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JPH0349356Y2
JPH0349356Y2 JP1982153086U JP15308682U JPH0349356Y2 JP H0349356 Y2 JPH0349356 Y2 JP H0349356Y2 JP 1982153086 U JP1982153086 U JP 1982153086U JP 15308682 U JP15308682 U JP 15308682U JP H0349356 Y2 JPH0349356 Y2 JP H0349356Y2
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JP1982153086U
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JPS5956496U (ja
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  • Fencing (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築資材、支柱(ポール)、物干し竿
などとして使用される栓部材付中空管に関する。
剛性の中空管の開口端部に、ゴム又は合成樹脂
で成形され頭部と挿入部とからなる栓部材を嵌挿
してなる栓部材付中空管は公知である。ところが
落下時などにおいて軸圧縮方向の衝撃力を受ける
と、栓部材はゴム又は合成樹脂で成形され弾性変
形容易であるため、その頭部までが中空管の開口
端部内に没入し、中空管の開口端部を膨張方向に
変形させ、以後の使用が不可になるという欠点が
あつた。
本考案は上記従来例の欠点を是正することを目
的とし、図示する実施例に例示する如く、剛性の
中空管1の開口端部2に、ゴム又は合成樹脂で成
形され頭部3と挿入部4とからなる栓部材5を嵌
挿してなる栓部材付中空管において、栓部材5の
頭部3及び挿入部4を中空管1の端部を外力によ
る変形から保護する厚さと形状にすると共に、栓
部材5の挿入部4及び中空管の開口端部2の内い
ずれか一方に係合突部6を、他方にこの係合突部
6に係合する係合凹部7又は係合孔8を設け、栓
部材5の挿入部4を中空管1の開口端部2に強制
嵌入することにより前記係合突部6を前記係合凹
部7又は係合孔8に係合させたことを特徴とす
る。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。
第1図に示す第1実施例は、ゴム又は合成樹脂
で成形されクツシヨン性を有する栓部材5の挿入
部4の両側面9,9の夫々に半球状の係合突部
6,6を形成している。この栓部材4の頭部3は
矩形管である中空管1の外周形状と略同様の外周
形状に形成されると共に衝撃力を吸収して中空管
の端部を保護できる厚さを有し、又栓部材5の挿
入部4は中空管1に密嵌合する形状に形成される
と共に中空管端部に加わる外力によつて変形し難
い形状をしている。
金属(アルミニウム、鉄など)又は硬質プラス
チツクで形成され剛性を有する中空管1は、前述
の如く矩形状に形成されているが、その開口端部
2の両側壁10,10に前記栓部材5の嵌挿時に
その係合突部6,6に係合する円形の係合孔8,
8を設けている。尚、11,11は前記係合突部
6,6を前記係合孔8,8にスムースに導くため
のガイド溝である。
栓部材5の挿入部4を中空管1の開口端部2に
強制嵌入すると、前記挿入部4はその係合突部
6,6が圧縮されるように弾性変形しつつ前記開
口端部2内を前進し、係合突部6,6が前記係合
孔8,8に係合する位置まで達したとき、係合突
部6,6が元の位置に弾性復帰して係合孔8,8
に係合する。このとき栓部材5の頭部3の前面1
2は、中空管1の端面13に当接する。
第2図に示す第2実施例は、第1実施例のもの
に、合成樹脂コーテイングを施したものであつ
て、合成樹脂外皮14によつて、栓部材5と中空
管1との一体化を強化している。本実施例におい
て合成樹脂外皮14と栓部材5とを同種の合成樹
脂で形成すると、両者は溶融一体化することがで
きるので最適である。
第3図に示す第3実施例は、中空管1の開口端
部2の内面に1対の係合突部6,6を設ける一
方、栓部材5の挿入部4の側面9,9に1対の係
合凹部7,7を設けている外は、第2実施例と略
同様に構成されている。尚、本実施例において
は、栓部材5の挿入部4の中心部を抉つて空間1
6を設け、栓部材5の挿入部4を中空管1の開口
端部2内に強制嵌入する作業が容易となるように
している。
第4図に示す第4実施例は、第2実施例と基本
的には同一に構成されるが、その係合突起6の形
状を図示する如き鋸歯状に形成すると共に、係合
孔8の形状を矩形状に形成し、栓部材5に、これ
を前記開口端部2内に没入する方向の外力が作用
した場合にも、栓部材5の没入を阻止する抵抗が
大となるようにしている。
第5図に示す第5実施例は、係合突部6及び係
合孔8を夫々4個としていること、及び係合突部
6が半円柱状に形成されると共に係合孔8が矩形
状に形成されていることに特徴を有する外は、第
1実施例と略同様に構成されている。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば中空管1及び栓部材
5の横断面形状を矩形以外の形状、例えば円形に
形成することができる。又係合突部6、係合凹部
7、係合孔8の数、形状は上記実施例に示すもの
に限定されないのは勿論である。更に中空管1と
栓部材5との一体化を強化するため接着剤を用い
ることも可能である。
本考案は上記構成を有するので、落下時などに
おいて軸圧縮方向の衝撃力が栓部材に作用した場
合にも、栓部材の頭部が中空管の開口端部内に没
入するのを、栓部材の頭部の厚さが衝撃力を吸収
すると共に前記係合突部と前記係合凹部又は係合
孔との係合による抵抗、及び栓部材の頭部前面と
中空管の端面との当接による抵抗の少なくとも2
つの抵抗により阻止でき、従来例における栓部材
が中空管の開口端部内に没入して、この開口端部
を膨張方向に変形させるという欠点を是正するこ
とができる。
又本考案によれば、栓部材を中空管に強制嵌入
することによつて取付けることができ、この取付
作業が容易であり、そして、栓部材の挿入部が栓
部材に加わる外力によつて変形し難い形状をして
いるので、栓部材を抜け落ちさせるような外力が
加わつても挿入部は変形し難く、前記係合突部と
前記係合凹部又は係合孔との係合による抜落防止
効果が大で、建築資材、支柱、物干し竿などに使
用して強い外力が加わつても栓部材が抜け落ちる
ことはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1実
施例を分解した状態で示す一部省略斜視図、第2
図は第2実施例の要部を示す縦断平面図、第3図
は第3実施例の要部を示す縦断平面図、第4図は
第4実施例の要部を示す縦断平面図、第5図は第
5実施例の要部を分解した状態で示す斜視図であ
る。 1……中空管、2……開口端部、3……頭部、
4……挿入部、5……栓部材、6……係合突部、
7……係合凹部、8……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 剛性の中空管の開口端部に、ゴム又は合成樹脂
    で成形され頭部と挿入部とからなる栓部材を嵌挿
    してなる栓部材付中空管において、栓部材の頭部
    及び挿入部を中空管の端部を外力による変形から
    保護する厚さと形状にすると共に、栓部材の挿入
    部及び中空管の開口端部の内いずれか一方に係合
    突部を、他方にこの係合突部に係合する係合凹部
    又は係合孔を設け、栓部材の挿入部を中空管の開
    口端部に強制嵌入することにより前記係合突部を
    前記係合凹部又は係合孔に係合させたことを特徴
    とする栓部材付中空管。
JP15308682U 1982-10-07 1982-10-07 栓部材付中空管 Granted JPS5956496U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15308682U JPS5956496U (ja) 1982-10-07 1982-10-07 栓部材付中空管

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15308682U JPS5956496U (ja) 1982-10-07 1982-10-07 栓部材付中空管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5956496U JPS5956496U (ja) 1984-04-13
JPH0349356Y2 true JPH0349356Y2 (ja) 1991-10-22

Family

ID=30338791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15308682U Granted JPS5956496U (ja) 1982-10-07 1982-10-07 栓部材付中空管

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2619302B2 (ja) * 1990-10-05 1997-06-11 株式会社北浦工業 角パイプ材の蓋および角パイプ材への蓋の取付構造
JP2508466Y2 (ja) * 1993-02-12 1996-08-21 モリ工業株式会社 物干し用パイプ構造体
JP3615639B2 (ja) * 1997-03-14 2005-02-02 積水樹脂株式会社 合成樹脂被覆管の端末キャップ取着構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548076Y2 (ja) * 1975-11-29 1980-11-11
JPS5621990Y2 (ja) * 1976-06-22 1981-05-23

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Publication number Publication date
JPS5956496U (ja) 1984-04-13

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