JPH0450198Y2 - - Google Patents

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JPH0450198Y2
JPH0450198Y2 JP1987005272U JP527287U JPH0450198Y2 JP H0450198 Y2 JPH0450198 Y2 JP H0450198Y2 JP 1987005272 U JP1987005272 U JP 1987005272U JP 527287 U JP527287 U JP 527287U JP H0450198 Y2 JPH0450198 Y2 JP H0450198Y2
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bumper
bumper reinforcement
reinforcement
bumper body
concave portion
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JPS63112950U (ja
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、バンパリインフオースメントの前
面に中空構造の樹脂製バンパ本体を取付け、バン
パ本体の弾性圧縮変形によつて衝突時の衝撃エネ
ルギを吸収できるようにした車両用バンパに関す
る。
[従来技術] 従来、この種の車両用バンパとしては、第2
図、第3図に示すように、金属製のバンパリイン
フオースメント1と、このバンパリインフオース
メント1の前面にボルト2により取付けられたブ
ロー成形等による中空構造の樹脂製バンパ本体3
とからなり、バンパ本体3はバンパリインフオー
スメント1との対接面に長手方向に沿つて凹陥部
31を有するものが知られている(実開昭58−
194942号、実開昭61−11449号公報参照)。
この凹陥部31はバンパ本体3の衝撃吸収性能
を高めるのに有効であるが、反面、凹陥部31が
弾性圧縮変形する際にバンパ本体3の後側を上下
に拡開させる方向の分力を生ずるので、バンパ本
体3の取付部32に過大な荷重を負担させること
になり、取付部32を強固にする必要があつた。
また、ボルト2による取付部32が凹陥部31か
ら離れていると、バンパリインフオースメント1
間で滑りを生じて凹陥部31の弾性圧縮変形がね
らい通りになされず、衝撃吸収性能を十分に発揮
できない問題があつた。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は上述の問題点に鑑みてなされたもの
で、バンパ本体の取付部を必要以上に強固にする
必要がなく、かつ衝撃吸収性能の優れた車両用バ
ンパを低コストで提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために講じた手段は、第1
図に示すように、バンパ本体5の凹陥部52の上
下縁にバンパリインフオースメント4側へ突出す
る上下一対の突起部53,53を一体に形成する
とともに、バンパリインフオースメント4には前
記両突起部53,53と係合する凹部43を設け
たことである。
[作用] 衝突時によりバンパ本体5に衝撃力が加わる
と、バンパ本体5の外殻部分51が弾性圧縮変形
し、衝撃力が大きい場合にはさらに外殻部分51
を介して凹陥部52が弾性圧縮変形する。この
際、凹陥部52は上下一対の突起部53,53が
バンパリインフオースメント4の凹部43と係合
していることにより、従来のようにバンパリイン
フオースメント4間で滑りを生ずることなく確実
に弾性圧縮変形する。また、この時のバンパ本体
5の後側を上下に拡開させる方向の分力は、バン
パリインフオースメント4の凹部43が受け、バ
ンパ本体5の取付部には作用しない。
[実施例] 以下、図面によりこの考案の一実施例を詳細に
説明する。
第1図において、バンパリインフオースメント
4は、金属製チヤンネル材を接合して四角形の閉
断面に形成され、上下の接合フランジ部41にボ
ルト挿通孔42を有している。
ブロー成形等による中空構造の樹脂製バンパ本
体5は、一側が前記バンパリインフオースメント
4の前面に合致する形状とされており、この部分
をバンパリインフオースメント4の前面に合致さ
せた状態でバンパリインフオースメント4のフラ
ンジ部41にボルト6により締着されている。な
お、バンパ本体5のバンパリインフオースメント
4と合致する部分を除く外殻部分51は、意匠面
としての形状を付与されている。
また、バンパ本体5はバンパリインフオースメ
ント4との対接面に長手方向に沿つて段状凹陥部
52を有していて、この凹陥部52の上下縁にバ
ンパリインフオースメント4側へ突出する上下一
対の突起部53,53が一体に形成されている。
前記両突起部53,53は凹陥部52と同様にバ
ンパ本体5の長手方向に沿つて一定断面で連続的
に形成するか、あるいは所定の間隔をおいて断続
的に形成することができ、突起部53の剛性を上
げるには後者の方が有利である。
一方、バンパリインフオースメント4には前記
上下一対の突起部53,53と係合する凹部4
3,43が設けられている。なお、これら凹部4
3,43は孔を含むものとする。
[考案の効果] 以上のように、この考案はバンパ本体の凹陥部
の上下縁にバンパリインフオースメント側へ突出
する上下一対の突起部を一体に形成するととも
に、バンパリインフオースメントには前記両突起
部と係合する凹部を設けた簡単な構造によつて、
バンパ本体に衝撃力が加わつた時の凹陥部の弾性
圧縮変形を確実になし得、したがつて衝撃吸収性
能が優れ、かつバンパ本体の取付部にバンパ本体
の後側を上下に拡開させる方向の分力が作用しな
いので、バンパ本体の取付部を必要以上に強固に
する必要がなく、ブロー成形等による成形性と相
俟つて極めて低コストで提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の車両用バンパの一実施例を
示す横断面図、第2図は従来の車両用バンパの横
断面図、第3図は第2図のバンパ本体の斜視図で
ある。 4……バンパリインフオースメント、43……
凹部、5……バンパ本体、52……凹陥部、53
……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパリインフオースメントと、このバンパリ
    インフオースメントの前面に取付けられ、バンパ
    リインフオースメントとの対接面に長手方向に沿
    つて凹陥部を有する中空構造の樹脂製バンパ本体
    とからなる車両用バンパであつて、バンパ本体の
    凹陥部の上下縁にバンパリインフオースメント側
    へ突出する上下一対の突起部を一体に形成すると
    ともに、バンパリインフオースメントには前記突
    起部が係合する凹部を設けたことを特徴とする車
    両用バンパ。
JP1987005272U 1987-01-16 1987-01-16 Expired JPH0450198Y2 (ja)

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JP1987005272U JPH0450198Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JP1987005272U JPH0450198Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JPS63112950U JPS63112950U (ja) 1988-07-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56103349U (ja) * 1980-01-11 1981-08-13
JPS60184754U (ja) * 1984-05-18 1985-12-07 スズキ株式会社 ブロ−成形バンパの取付構造

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JPS63112950U (ja) 1988-07-20

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