JPH0335593Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0335593Y2 JPH0335593Y2 JP1984001121U JP112184U JPH0335593Y2 JP H0335593 Y2 JPH0335593 Y2 JP H0335593Y2 JP 1984001121 U JP1984001121 U JP 1984001121U JP 112184 U JP112184 U JP 112184U JP H0335593 Y2 JPH0335593 Y2 JP H0335593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay body
- guide relay
- tip
- small diameter
- shaft coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 14
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 14
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 14
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
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- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一本の軸筒にシヤープペンシルと他の
筆記体が収納され交互に突出させられるように構
成された複式筆記具に於てその内部に収納される
シヤープペンシルの改良に関する。
筆記体が収納され交互に突出させられるように構
成された複式筆記具に於てその内部に収納される
シヤープペンシルの改良に関する。
従来の複式筆記具に収納されるシヤープペンシ
ルは例えば第３図に示す如き構造を有して全体が
一体的に剛性に近く構成されている。従つて先軸
先端口より突出又は収納する際に先軸内面に接触
した場合シヤープペンシルは柔軟な動きがとれず
摩擦抵抗が大きくなるため操作性が悪くいわゆる
重い感じを受ける。又シヤープペンシルを突出さ
せた状態で落下等による衝撃をその突出部に受け
た場合その衝撃力を吸収することができずシヤー
プペンシル自体が損傷するばかりか他の内部機構
をも破壊する虞れを有しており、この事故を防止
する機構を複式筆記具に構成するといきおいコス
ト上昇は避けられなくなる。
ルは例えば第３図に示す如き構造を有して全体が
一体的に剛性に近く構成されている。従つて先軸
先端口より突出又は収納する際に先軸内面に接触
した場合シヤープペンシルは柔軟な動きがとれず
摩擦抵抗が大きくなるため操作性が悪くいわゆる
重い感じを受ける。又シヤープペンシルを突出さ
せた状態で落下等による衝撃をその突出部に受け
た場合その衝撃力を吸収することができずシヤー
プペンシル自体が損傷するばかりか他の内部機構
をも破壊する虞れを有しており、この事故を防止
する機構を複式筆記具に構成するといきおいコス
ト上昇は避けられなくなる。
本考案は斯る欠点を解消した複式筆記具に収納
されるシヤープペンシルを提供せんとするもので
ある。
されるシヤープペンシルを提供せんとするもので
ある。
本考案は、一本の軸筒にシヤープペンシルと他
の筆記体を収納し交互に突出させる構造とした複
式筆記具の当該内部に収納されるシヤープペンシ
ルに於て、口金１の後方に合成樹脂等の弾性材質
製の軸継手３を連結しこの後方に同様に合成樹脂
等の弾性材で形成され芯パイプ１１等と固定した
ガイド中継体７をコイルスプリング１４を介装し
た状態で配置し当該ガイド中継体７の先端側の小
径部８を軸継手３の後端内孔部に所要距離だけ挿
入してその先端に三割チヤツク４を接続し、軸継
手３の後端内孔部に挿入したガイド中継体７の小
径部８の外面と軸継手３の内面との間に若干の〓
間を設定し、口金１の先端が衝撃を受けて軸継手
３が上記コイルスプリング１４を圧縮しながら後
退するときにコイルスプリング１４が全て圧縮す
る前に三割チヤツク４の先端部とガイド中継体の
小径部８の先端部が同時に当接してガイド中継体
の小径部８を弾性によつて撓ませることにより上
記の衝撃を吸収可能とする内面段部１５，１６を
それぞれ口金１と軸継手３に設けたことを特徴と
することにより前記目的を達成する。
の筆記体を収納し交互に突出させる構造とした複
式筆記具の当該内部に収納されるシヤープペンシ
ルに於て、口金１の後方に合成樹脂等の弾性材質
製の軸継手３を連結しこの後方に同様に合成樹脂
等の弾性材で形成され芯パイプ１１等と固定した
ガイド中継体７をコイルスプリング１４を介装し
た状態で配置し当該ガイド中継体７の先端側の小
径部８を軸継手３の後端内孔部に所要距離だけ挿
入してその先端に三割チヤツク４を接続し、軸継
手３の後端内孔部に挿入したガイド中継体７の小
径部８の外面と軸継手３の内面との間に若干の〓
間を設定し、口金１の先端が衝撃を受けて軸継手
３が上記コイルスプリング１４を圧縮しながら後
退するときにコイルスプリング１４が全て圧縮す
る前に三割チヤツク４の先端部とガイド中継体の
小径部８の先端部が同時に当接してガイド中継体
の小径部８を弾性によつて撓ませることにより上
記の衝撃を吸収可能とする内面段部１５，１６を
それぞれ口金１と軸継手３に設けたことを特徴と
することにより前記目的を達成する。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第１図はシヤープペンシルの縦断面図を示すも
のである。口金１は内面部に複数の段部を有しそ
の先端部に保持チヤツク２がカシメ等により固定
されている。口金１の後端内面には雌ネジが螺刻
され、弾性を有する合成樹脂製の軸継手３の先端
外面部がここに螺着されている。軸継手３の内孔
部には三割チヤツク４が挿通し三割チヤツクの頭
部は軸継手３の先端口の前方に突出し三割チヤツ
クの頭部と軸継手先端との間には締め具５が遊嵌
されている。三割チヤツク４の後端外面には矢羽
根部６が形成されて、ガイド中継体７の先端内孔
部に圧入され固着している。ガイド中継体７は合
成樹脂製で全体に弾性を有し先端側が小径部８と
なり前記したように三割チヤツク４の後端と一体
化して軸継手３の後端内孔部９に若干挿入し、又
後端は大径部１０となりその内孔部に芯パイプ１
１を挿入し内面リブ１２により着脱自在に固定し
ている。ガイド中継体７の先端側の小径部８の外
径は軸継手３の後端内孔部９の内径よりも若干寸
小に設定されガイド中継体７の小径部８の外面と
軸継手３の内面との間には所要の〓間を有してい
る。又軸継手３の後端面とガイド中継体７に於け
る小径部８と大径部１０の境目にできた外面段部
１３との間にはコイルスプリング１４が介装され
ている。この組立ては以下の順序で行う。先ず軸
継手３の先端口より締め具５を組み付けた三割チ
ヤツク４を挿入し、軸継手３に口金１を螺着させ
たのち小径部８の外周部にコイルスプリング１４
を装着したガイド中継体７の小径部内孔に三割チ
ヤツク４の後端矢羽根部６を圧入して完成させ
る。
のである。口金１は内面部に複数の段部を有しそ
の先端部に保持チヤツク２がカシメ等により固定
されている。口金１の後端内面には雌ネジが螺刻
され、弾性を有する合成樹脂製の軸継手３の先端
外面部がここに螺着されている。軸継手３の内孔
部には三割チヤツク４が挿通し三割チヤツクの頭
部は軸継手３の先端口の前方に突出し三割チヤツ
クの頭部と軸継手先端との間には締め具５が遊嵌
されている。三割チヤツク４の後端外面には矢羽
根部６が形成されて、ガイド中継体７の先端内孔
部に圧入され固着している。ガイド中継体７は合
成樹脂製で全体に弾性を有し先端側が小径部８と
なり前記したように三割チヤツク４の後端と一体
化して軸継手３の後端内孔部９に若干挿入し、又
後端は大径部１０となりその内孔部に芯パイプ１
１を挿入し内面リブ１２により着脱自在に固定し
ている。ガイド中継体７の先端側の小径部８の外
径は軸継手３の後端内孔部９の内径よりも若干寸
小に設定されガイド中継体７の小径部８の外面と
軸継手３の内面との間には所要の〓間を有してい
る。又軸継手３の後端面とガイド中継体７に於け
る小径部８と大径部１０の境目にできた外面段部
１３との間にはコイルスプリング１４が介装され
ている。この組立ては以下の順序で行う。先ず軸
継手３の先端口より締め具５を組み付けた三割チ
ヤツク４を挿入し、軸継手３に口金１を螺着させ
たのち小径部８の外周部にコイルスプリング１４
を装着したガイド中継体７の小径部内孔に三割チ
ヤツク４の後端矢羽根部６を圧入して完成させ
る。
先端部に落下等の衝撃を受けた場合は次の様に
作動する。ガイド中継体７は芯パイプ１１と嵌着
し固定しているので軸継手３がコイルスプリング
１４を圧縮しながら後退しコイルスプリング１４
が全て圧縮する前に三割チヤツク４の先端部とガ
イド中継体７の先端部が夫々口金１の内面段部１
５と軸継手３の内面段部１６に同時に当接し（三
割チヤツク４の先端から口金の内面段部１５まで
の距離とガイド中継体７の先端から軸継手内面段
部１６までの距離は同一に設定される）、軸継手
内面とガイド中継体外面の間の〓間及びガイド中
継体小径部８の弾性により撓みその衝撃を吸収す
る。
作動する。ガイド中継体７は芯パイプ１１と嵌着
し固定しているので軸継手３がコイルスプリング
１４を圧縮しながら後退しコイルスプリング１４
が全て圧縮する前に三割チヤツク４の先端部とガ
イド中継体７の先端部が夫々口金１の内面段部１
５と軸継手３の内面段部１６に同時に当接し（三
割チヤツク４の先端から口金の内面段部１５まで
の距離とガイド中継体７の先端から軸継手内面段
部１６までの距離は同一に設定される）、軸継手
内面とガイド中継体外面の間の〓間及びガイド中
継体小径部８の弾性により撓みその衝撃を吸収す
る。
本考案は叙上の如く構成されるもので、弾性を
有する軸継手と同じく弾性を有するガイド中継体
で軸体の主要部を構成し然もその嵌合部に〓間を
設けたので軸体が自由度をもつて柔軟性を発揮す
るようになり突出又は収納時に先軸内面部と接触
しても操作がスムーズにいくようになる。又上記
した様にシヤープペンシル自体で落下の衝撃力を
吸収できるためシヤープペンシル自体は勿論他の
機構部も損傷することが無くなり、複式筆記具内
に別個に衝撃吸収機構を構成するよりも極めて低
コストで製造することが可能となる。更にガイド
中継体及び軸継手に樹脂を使用することにより色
分けが容易となり又芯パイプの挿着も安定して行
うことができて製造コストがより一層低下する等
の諸効果がある。
有する軸継手と同じく弾性を有するガイド中継体
で軸体の主要部を構成し然もその嵌合部に〓間を
設けたので軸体が自由度をもつて柔軟性を発揮す
るようになり突出又は収納時に先軸内面部と接触
しても操作がスムーズにいくようになる。又上記
した様にシヤープペンシル自体で落下の衝撃力を
吸収できるためシヤープペンシル自体は勿論他の
機構部も損傷することが無くなり、複式筆記具内
に別個に衝撃吸収機構を構成するよりも極めて低
コストで製造することが可能となる。更にガイド
中継体及び軸継手に樹脂を使用することにより色
分けが容易となり又芯パイプの挿着も安定して行
うことができて製造コストがより一層低下する等
の諸効果がある。
第１図は本考案実施例のシヤープペンシルの縦
断面図、第２図は本考案実施例のシヤープペンシ
ルを収納した複式筆記具の部分断面図、第３図は
従来例のシヤープペンシルの縦断面図である。 １……口金、２……保持チヤツク、３……軸継
手、４……三割チヤツク、５……締め具、６……
矢羽根部、７……ガイド中継体、８……ガイド中
継体の小径部、９……軸継手の後端内孔部、１０
……ガイド中継体の大径部、１１……芯パイプ、
１２……内面リブ、１３……ガイド中継体の外面
段部、１４……コイルスプリング、１５……口金
の内面段部、１６……軸継手の内面段部。
断面図、第２図は本考案実施例のシヤープペンシ
ルを収納した複式筆記具の部分断面図、第３図は
従来例のシヤープペンシルの縦断面図である。 １……口金、２……保持チヤツク、３……軸継
手、４……三割チヤツク、５……締め具、６……
矢羽根部、７……ガイド中継体、８……ガイド中
継体の小径部、９……軸継手の後端内孔部、１０
……ガイド中継体の大径部、１１……芯パイプ、
１２……内面リブ、１３……ガイド中継体の外面
段部、１４……コイルスプリング、１５……口金
の内面段部、１６……軸継手の内面段部。
Claims (1)
- 一本の軸筒にシヤープペンシルと他の筆記体を
収納し交互に突出させる構造とした複式筆記具の
当該内部に収納されるシヤープペンシルに於て、
口金１の後方に合成樹脂等の弾性材質製の軸継手
３を連結しこの後方に同様に合成樹脂等の弾性材
で形成され芯パイプ１１等と固定したガイド中継
体７をコイルスプリング１４を介装した状態で配
置し当該ガイド中継体７の先端側の小径部８を軸
継手３の後端内孔部に所要距離だけ挿入してその
先端に三割チヤツク４を接続し、軸継手３の後端
内孔部に挿入したガイド中継体７の小径部８の外
面と軸継手３の内面との間に若干の〓間を設定
し、口金１の先端が衝撃を受けて軸継手３が上記
コイルスプリング１４を圧縮しながら後退すると
きにコイルスプリング１４が全て圧縮する前に三
割チヤツク４の先端部とガイド中継体の小径部８
の先端部が同時に当接してガイド中継体の小径部
８を弾性によつて撓ませることにより上記の衝撃
を吸収可能とする内面段部１５，１６をそれぞれ
口金１と軸継手３に設けたことを特徴とする複式
筆記具に於けるシヤープペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP112184U JPS60114879U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 複式筆記具に於けるシヤ−プペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP112184U JPS60114879U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 複式筆記具に於けるシヤ−プペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60114879U JPS60114879U (ja) | 1985-08-03 |
| JPH0335593Y2 true JPH0335593Y2 (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=30473575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP112184U Granted JPS60114879U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 複式筆記具に於けるシヤ−プペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60114879U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5739786B2 (ja) * | 1980-07-21 | 1982-08-23 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62953Y2 (ja) * | 1980-08-15 | 1987-01-10 |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP112184U patent/JPS60114879U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5739786B2 (ja) * | 1980-07-21 | 1982-08-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60114879U (ja) | 1985-08-03 |
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