JPS6316556Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316556Y2 JPS6316556Y2 JP1980176633U JP17663380U JPS6316556Y2 JP S6316556 Y2 JPS6316556 Y2 JP S6316556Y2 JP 1980176633 U JP1980176633 U JP 1980176633U JP 17663380 U JP17663380 U JP 17663380U JP S6316556 Y2 JPS6316556 Y2 JP S6316556Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- locking
- chuck
- locking tool
- tightening ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は芯ホルダーを内蔵した口金部を軸に
一体に構成し、該軸に内部機構が簡単に取り付け
られるノツク式シヤープペンシルに関する。
一体に構成し、該軸に内部機構が簡単に取り付け
られるノツク式シヤープペンシルに関する。
従来のノツク式シヤープペンシルは、口金・
軸・内部機構をそれぞれ別々に組み立てておき、
内部機構を軸の後方から挿入し、その一部を軸か
ら前方に突出させ、そこへ口金を螺着して内部機
構を取り付けていた。そのために部品点数が多く
なるとともに、組立が面倒になりコスト高となる
欠点を有していた。そこでこの点を改良したもの
として実開昭54−19037号が知られているが、こ
れは締め具（本願考案における締リング）の前側
部外周に設けられた係止突起がシヤープペンシル
本体（本願考案における軸）の前側部内周に設け
られた係止突起を乗り越えて圧入され、かつ固着
筒の後側部外周に設けられた係止突起が軸部の後
側の太径孔の後端内周に設けられた係止突起を乗
り越えて圧入され抜止めされているために、組立
が面倒であるとともに機構部の取り外しが不可能
であつた。しかもシヤープペンシル本体に一体に
設けられた係止突起は加工が非常に難しくコスト
高になるとともに、締め具の係止突起を圧入した
時に潰れて締め具の移動距離がばらついてしま
い、最悪の場合にはシヤープペンシル本体と締め
具に抵抗が生じて締め具が移動できなくなつてし
まうという欠点が生じるものでありました。
軸・内部機構をそれぞれ別々に組み立てておき、
内部機構を軸の後方から挿入し、その一部を軸か
ら前方に突出させ、そこへ口金を螺着して内部機
構を取り付けていた。そのために部品点数が多く
なるとともに、組立が面倒になりコスト高となる
欠点を有していた。そこでこの点を改良したもの
として実開昭54−19037号が知られているが、こ
れは締め具（本願考案における締リング）の前側
部外周に設けられた係止突起がシヤープペンシル
本体（本願考案における軸）の前側部内周に設け
られた係止突起を乗り越えて圧入され、かつ固着
筒の後側部外周に設けられた係止突起が軸部の後
側の太径孔の後端内周に設けられた係止突起を乗
り越えて圧入され抜止めされているために、組立
が面倒であるとともに機構部の取り外しが不可能
であつた。しかもシヤープペンシル本体に一体に
設けられた係止突起は加工が非常に難しくコスト
高になるとともに、締め具の係止突起を圧入した
時に潰れて締め具の移動距離がばらついてしま
い、最悪の場合にはシヤープペンシル本体と締め
具に抵抗が生じて締め具が移動できなくなつてし
まうという欠点が生じるものでありました。
この考案は芯ホルダーを内蔵した口金部を軸と
一体に構成するとともに、軸の横穴に係止具の突
起を嵌合し、該係止具と軸の係止段との間に締リ
ングを遊嵌することにより、内部機構の組立が非
常に簡単になるとともに、部品点数が少なく廉価
に生産できるものである。更に軸内を摺動する締
リングに抵抗が生じる恐れがないので確実な芯繰
出が行なえるノツク式シヤープペンシルを提供す
ることを目的としたものである。
一体に構成するとともに、軸の横穴に係止具の突
起を嵌合し、該係止具と軸の係止段との間に締リ
ングを遊嵌することにより、内部機構の組立が非
常に簡単になるとともに、部品点数が少なく廉価
に生産できるものである。更に軸内を摺動する締
リングに抵抗が生じる恐れがないので確実な芯繰
出が行なえるノツク式シヤープペンシルを提供す
ることを目的としたものである。
この考案の構成を図面にもとづいて説明する
と、第１図において芯ホルダー１を内蔵した口金
部２Ｃを軸２の前部に一体に構成し、該軸２の側
面に横穴２Ａが設けられ、さらに軸２の内部に横
穴２Ａと関連づけてガイド溝２Ｂが設けられ軸２
が構成されている。一方係止具３の後部に弾性片
３Ａを設け、該弾性片３Ａの後端に突起３Ｂを構
成する。この係止具３の前端に位置する締リング
４を頭部５Ａ外周に嵌合したチヤツク５に芯タン
ク６を固着し、芯タンク６と係止具３との間にス
プリング７を設けることにより、チヤツク５が締
リング４に押し付けられて閉じられ芯８を保持し
て構成されている。芯タンク６の後部内側には消
しゴムケース９を被嵌した消しゴム１０を嵌合
し、後部外側には消しゴム１０を覆うようにノブ
１１が嵌合されて内部機構が構成されている。そ
して該内部機構を軸２の後方より挿入し、係止具
３の突起３Ｂを軸２の横穴２Ａに係止してノツク
式シヤープペンシルを構成する。従つて締リング
４は係止具３の前端と軸２の係止段２Ｄとの間に
遊嵌され、軸方向への移動距離が規制される。な
お係止具３の突起３Ｂや軸２の横穴２Ａは１個だ
けとは限らず複数個でも問題はないし、軸２と芯
タンク６の間にスプリング７を設けても何ら問題
はない。
と、第１図において芯ホルダー１を内蔵した口金
部２Ｃを軸２の前部に一体に構成し、該軸２の側
面に横穴２Ａが設けられ、さらに軸２の内部に横
穴２Ａと関連づけてガイド溝２Ｂが設けられ軸２
が構成されている。一方係止具３の後部に弾性片
３Ａを設け、該弾性片３Ａの後端に突起３Ｂを構
成する。この係止具３の前端に位置する締リング
４を頭部５Ａ外周に嵌合したチヤツク５に芯タン
ク６を固着し、芯タンク６と係止具３との間にス
プリング７を設けることにより、チヤツク５が締
リング４に押し付けられて閉じられ芯８を保持し
て構成されている。芯タンク６の後部内側には消
しゴムケース９を被嵌した消しゴム１０を嵌合
し、後部外側には消しゴム１０を覆うようにノブ
１１が嵌合されて内部機構が構成されている。そ
して該内部機構を軸２の後方より挿入し、係止具
３の突起３Ｂを軸２の横穴２Ａに係止してノツク
式シヤープペンシルを構成する。従つて締リング
４は係止具３の前端と軸２の係止段２Ｄとの間に
遊嵌され、軸方向への移動距離が規制される。な
お係止具３の突起３Ｂや軸２の横穴２Ａは１個だ
けとは限らず複数個でも問題はないし、軸２と芯
タンク６の間にスプリング７を設けても何ら問題
はない。
このように構成されたノツク式シヤープペンシ
ルを組み立てるには、まずチヤツク５の頭部５Ａ
外周に締リング４を嵌合し、さらにその後方に係
止具３およびスプリング７を設けて、チヤツク５
と芯タンク６を固着する。このように組み立てた
内部機構を軸２の後方より挿入し、軸２のガイド
溝２Ｂに係止具３の突起３Ｂを合わせて前進さ
せ、係止具３の突起３Ｂを軸２の横穴２Ａに嵌合
して係止し、ノツク式シヤープペンシルを組み立
てる。
ルを組み立てるには、まずチヤツク５の頭部５Ａ
外周に締リング４を嵌合し、さらにその後方に係
止具３およびスプリング７を設けて、チヤツク５
と芯タンク６を固着する。このように組み立てた
内部機構を軸２の後方より挿入し、軸２のガイド
溝２Ｂに係止具３の突起３Ｂを合わせて前進さ
せ、係止具３の突起３Ｂを軸２の横穴２Ａに嵌合
して係止し、ノツク式シヤープペンシルを組み立
てる。
この考案は以上説明したように、芯ホルダーを
内蔵した口金部を軸と一体に構成するとともに、
軸の横穴に係止具の突起を嵌合し、該係止具と軸
の係止段との間に締リングを遊嵌して締リングの
軸方向への移動距離を規制した点に特長がある。
内蔵した口金部を軸と一体に構成するとともに、
軸の横穴に係止具の突起を嵌合し、該係止具と軸
の係止段との間に締リングを遊嵌して締リングの
軸方向への移動距離を規制した点に特長がある。
このことにより口金部の横方向へのブレがな
く、しかも係止具が軸方向以外の応力を受けない
ので係止具の突起が比較的弱い弾発力で軸の横穴
に嵌合でき、組立が非常に簡単になるとともに、
内部機構が破損したりチヤツクと芯ホルダーの間
に折損芯が入つて芯が繰り出せなくなつた場合に
は、軸の側面外方より係止具の突起を押圧して外
すことにより簡単に内部機構を外すことができる
ものである。更に重要な点として、口金部の芯通
過穴と締リングの軸心が一致するので締リングの
摺動が確実に行え、締リングが軸の係止段に当接
されるまではチヤツクの頭部外周に嵌合された締
リングが外れる恐れがなく確実な芯繰出が行なえ
る効果を奏するものである。
く、しかも係止具が軸方向以外の応力を受けない
ので係止具の突起が比較的弱い弾発力で軸の横穴
に嵌合でき、組立が非常に簡単になるとともに、
内部機構が破損したりチヤツクと芯ホルダーの間
に折損芯が入つて芯が繰り出せなくなつた場合に
は、軸の側面外方より係止具の突起を押圧して外
すことにより簡単に内部機構を外すことができる
ものである。更に重要な点として、口金部の芯通
過穴と締リングの軸心が一致するので締リングの
摺動が確実に行え、締リングが軸の係止段に当接
されるまではチヤツクの頭部外周に嵌合された締
リングが外れる恐れがなく確実な芯繰出が行なえ
る効果を奏するものである。
第１図はこの考案のノツク式シヤープペンシル
を示す縦断面図である。 １……芯ホルダー、２……軸、２Ａ……軸２の
横穴、２Ｂ……軸２のガイド溝、２Ｃ……軸２の
口金部、２Ｄ……軸２の係止段、３……係止具、
３Ａ……係止具３の弾性片、３Ｂ……係止具３の
突起、４……締リング、５……チヤツク、５Ａ…
…チヤツク５の頭部、６……芯タンク、７……ス
プリング、８……芯、９……消しゴムケース、１
０……消しゴム、１１……ノブ。
を示す縦断面図である。 １……芯ホルダー、２……軸、２Ａ……軸２の
横穴、２Ｂ……軸２のガイド溝、２Ｃ……軸２の
口金部、２Ｄ……軸２の係止段、３……係止具、
３Ａ……係止具３の弾性片、３Ｂ……係止具３の
突起、４……締リング、５……チヤツク、５Ａ…
…チヤツク５の頭部、６……芯タンク、７……ス
プリング、８……芯、９……消しゴムケース、１
０……消しゴム、１１……ノブ。
Claims (1)
- 軸２内を摺動自在でかつスプリング７により軸
方向後方に弾発された芯タンク６と、芯タンク６
の前部に固着されたチヤツク５と、該チヤツク５
の頭部外周に嵌合されチヤツク５の開閉を行う締
リング４とを有し、チヤツク５を前進させること
により芯８を繰り出すようにしたノツク式シヤー
プペンシルにおいて、芯ホルダー１を内蔵した口
金部２Ｃを軸２に一体に構成し、該軸２の側面に
設けられた横穴２Ａに係止具３の弾性片３Ａに設
けられた突起３Ｂを嵌合して軸２に係止具３を取
り付け、該係止具３と軸２の係止段２Ｄとの間に
締リング４を遊嵌して締リング４の軸方向への移
動距離を規制したことを特徴とするノツク式シヤ
ープペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980176633U JPS6316556Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980176633U JPS6316556Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5798881U JPS5798881U (ja) | 1982-06-17 |
| JPS6316556Y2 true JPS6316556Y2 (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=29969775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980176633U Expired JPS6316556Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6316556Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5419037B2 (ja) * | 1975-08-01 | 1979-07-12 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835509Y2 (ja) * | 1977-03-04 | 1983-08-10 | パイロツトプレシジヨン株式会社 | ノツク式シヤ−プペンシル |
| JPS5832957Y2 (ja) * | 1977-07-08 | 1983-07-22 | 三菱鉛筆株式会社 | シヤ−プペンシル |
| JPS6021270Y2 (ja) * | 1979-04-06 | 1985-06-25 | パイロツトプレシジヨン株式会社 | ノツク式シヤ−プペンシル |
| JPS5832960Y2 (ja) * | 1980-02-27 | 1983-07-22 | ぺんてる株式会社 | シヤ−プペンシル |
-
1980
- 1980-12-08 JP JP1980176633U patent/JPS6316556Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5419037B2 (ja) * | 1975-08-01 | 1979-07-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5798881U (ja) | 1982-06-17 |
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