JPH084726A - 圧着式ポールのストッパー構造 - Google Patents

圧着式ポールのストッパー構造

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Publication number
JPH084726A
JPH084726A JP13992094A JP13992094A JPH084726A JP H084726 A JPH084726 A JP H084726A JP 13992094 A JP13992094 A JP 13992094A JP 13992094 A JP13992094 A JP 13992094A JP H084726 A JPH084726 A JP H084726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
ring
pipe
stopper
inner pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP13992094A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Isaka
純 伊坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
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Publication of JPH084726A publication Critical patent/JPH084726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相対する壁面間にポールを安定して圧着取り
付けできる圧着ポールのストッパー構造を提供する。 【構成】 内管2の端部にストッパー3を固定し、スト
ッパー3の軸部32の周方向の溝33にリング4を嵌め
込み、この内管2の端部を外管1内に挿入する。溝33
を周方向に漸次深くし、溝33の底面を長手方向に沿う
傾斜面34とし、溝33部分の軸部32の径を先端側か
ら基部に向かって漸次大きくする。外管1と内管2を互
いに逆方向に回転し、リング4を溝33の浅い側に移動
させ、外管1内面と溝33の底面との間に圧接し、さら
に溝33の傾斜面34によりリング4を押し広げて外管
1内面に押圧し、内管2を外管1に対して強固に固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は相対する壁面間に圧着し
て取り付けられるポールや棚板を備えたポール等の圧着
式ポールのストッパー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、伸縮式ポールのストッパー構造と
して、例えば本出願人の先願に係る実公昭55−304
75号公報に記載されたものが知られている。この実公
昭55−30475号公報記載のものは、外管に内管が
摺動自在に挿入され、外管内の内管端部に固定されたス
トッパーにリングが外嵌され、上記ストッパーは内管端
部から長手方向に突出された軸部の周面にリング嵌め込
み用の溝が設けられ、この溝は軸部の周方向に漸次深く
なされ、リングは上記溝幅より小さい厚みとなされ、内
方に上記溝の最深部の深さとほぼ等しい突出高さの突出
部が設けられ、リングが上記溝の浅い側に移動する如く
外管と内管が互いに逆方向に回転されることにより、リ
ングが外管内面と溝の底面との間に圧接されて内管が外
管に対して固定されるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のものは、単に伸縮式ポールを伸縮固定する場合に
は問題ないが、相対する壁面間にポールを圧着して取り
付ける場合、外管が内管側へ、内管が外管側へそれぞれ
常時押圧されることから、リングと外管内面、あるいは
リングとストッパー軸部の溝の底面との間で長手方向に
次第に滑りが生じ、内管が外管に対して強固に固定でき
なくなり、ストッパー能力不足となり、安定してポール
を圧着取り付けできない問題点があった。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消した圧
着式ポールのストッパー構造を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明圧着式ポールのストッパー構造は、外管に内
管が摺動自在に挿入され、外管内の内管端部に固定され
たストッパーにリングが外嵌されており、上記ストッパ
ーは内管端部から長手方向に突出された軸部の周面にリ
ング嵌め込み用の溝が設けられ、この溝は軸部の周方向
に漸次深くなされると共に、溝の底面が長手方向に沿う
傾斜面となされて溝部の軸部径が軸部先端側から基部に
向かって漸次大きくなされ、リングは弾力性を有し、上
記溝幅より小さい厚みとなされ、内方に上記溝の最深部
の深さとほぼ等しい突出高さの突出部が設けられ、リン
グが上記溝の浅い側に移動する如く外管と内管が互いに
逆方向に回転されることにより、リングが外管内面と溝
底面の傾斜面との間に圧接されて内管が外管に対して固
定されるようになされたものである。
【0006】
【作用】相対する壁面間に圧着して取り付けられると、
外管が内管側へ、内管が外管側へそれぞれ常時押圧され
る。これに伴って、内管端部のストッパーの軸部も外管
内方へ押圧される。このとき、ストッパーの軸部の溝の
底面が長手方向に沿う傾斜面となされて溝部の軸部径が
軸部先端側から基部に向かって漸次大きくなされている
ことから、溝に嵌め込まれたリングがこの軸部によって
外方へ押し広げられる。すると、外管内面と軸部の溝底
面の傾斜面との間に圧接されていたリングが、さらに外
管内面に強固に押圧されてリングと外管内面との摩擦力
が増大し、内管が外管に対して強固に固定される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について説
明する。図面において、1は外管、2は内管であって、
それぞれ金属、合成樹脂被覆金属等から作製された断面
円形状の長尺体である。内管2は外管1の内径より小径
となされ、外管1に摺動自在に挿入され、外管1内の内
管2端部にストッパー3が固定されている。
【0008】ストッパー3は合成樹脂、ゴム、金属等か
ら作製されている。このストッパー3は、図1の如く、
内管2の端部に挿入固定された取付部31と、取付部3
1から内管2の長手方向に突出された軸部32とから形
成されている。取付部31は例えば内管2の内径とほぼ
等しい外径を有し、内管2と同様な断面形状の筒状や棒
状となされ、内管2内に回転不能に嵌め込み固定されて
いる。
【0009】軸部32は外管1の内径より小さい外径と
なされ、その周面に後述のリング4を嵌め込むための溝
33が設けられている。この溝33は軸部32の長手方
向に対して直角方向に同一幅で、かつ図4の如く周方向
に漸次深くなされている。又、溝33の底面が図1、図
4の如く長手方向に沿う傾斜面34となされ、溝33部
分の軸部32の径が軸部32の先端側から基部に向かっ
て漸次大きくなされている。
【0010】リング4は弾力性を有する合成樹脂、ゴム
あるいは金属等から作製され、上記ストッパー3の軸部
32の溝33に嵌め込まれている。このリング4は上記
溝33の幅より小さい厚みとなされ、内方に向かって突
出部41が設けられ、この突出部41の内方への突出高
さが溝33の最深部35の深さとほぼ等しくなされてい
る。又、リング4は一般的に図3の如く一部が切欠かれ
た開環状となされ、軸部32の溝33に嵌め込みやすく
なされている。なお、リング4の内面は溝33の底面の
傾斜面34と対応する傾斜面となされているのが好まし
いが、単に平滑面となされていてもよい。
【0011】次に外管1と内管2とを固定する方法につ
いて述べる。外管1と内管2とを互いに逆方向に回転さ
せることにより、ストッパー3の軸部32の溝33に嵌
め込まれたリング4を溝33の底面に沿って漸次浅い側
に移動させる。すると、図1、図2の如く、外管1の内
面と溝33の底面との間にリング4の突出部41が圧接
され、内管2が外管1に対して固定される。この外管1
と内管2の固定時に、外管1と内管2が相対する壁面間
に圧着されて取り付けられる。
【0012】外管1と内管2が相対する壁面間に圧着さ
れて取り付けられると、図1の矢印の如く、外管1が内
管2側へ、内管2が外管1側へそれぞれ常時押圧力を受
ける。同時に、内管2端部のストッパー3の軸部32も
外管1内方へ押圧され、リング4がこの軸部32によっ
て外方へ押し広げられる。すると、外管1内面と軸部3
2の溝33底面の傾斜面34との間に圧接されていたリ
ング4が、さらに外管1内面に強固に押圧されてリング
4と外管1内面との間の摩擦力が増大し、内管2が外管
1に対して強固に固定される。
【0013】なお、外管1と内管2の固定を解除して内
管2を摺動自在とするには、外管1と内管2とを上記と
逆方向に回転させることにより、リング4を溝33の底
面に沿って漸次深い側に移動させ、図3の如くリング4
の突出部41と溝33の最深部35とをほぼ一致させれ
ばよい。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明圧着式ポール
のストッパー構造は、ストッパーの軸部のリング嵌め込
み用溝の底面が長手方向に沿う傾斜面となされ、溝部の
軸部径が軸部先端側から基部に向かって漸次大きくなさ
れているので、ポールが相対する壁面間に圧着して取り
付けられた際、外管内面と溝底面の傾斜面との間に圧接
されたリングが軸部によって押し広げられ、さらに外管
内面に強固に押圧され、内管を外管に対して強固に固定
できる。従って、相対する壁面間にポールを安定して圧
着取り付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ストッパー構造の一実施例を示す一部切
欠断面図である。
【図2】図1のA−A線における拡大断面図である。
【図3】内管摺動時の外管を取り除いた状態を示す断面
図である。
【図4】ストッパーの軸部における断面図である。
【符号の説明】
1 外管 2 内管 3 ストッパー 31 取付部 32 軸部 33 溝 34 傾斜面 35 最深部 4 リング 41 突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管に内管が摺動自在に挿入され、外管
    内の内管端部に固定されたストッパーにリングが外嵌さ
    れており、上記ストッパーは内管端部から長手方向に突
    出された軸部の周面にリング嵌め込み用の溝が設けら
    れ、この溝は軸部の周方向に漸次深くなされると共に、
    溝の底面が長手方向に沿う傾斜面となされて溝部の軸部
    径が軸部先端側から基部に向かって漸次大きくなされ、
    リングは弾力性を有し、上記溝幅より小さい厚みとなさ
    れ、内方に上記溝の最深部の深さとほぼ等しい突出高さ
    の突出部が設けられ、リングが上記溝の浅い側に移動す
    る如く外管と内管が互いに逆方向に回転されることによ
    り、リングが外管内面と溝底面の傾斜面との間に圧接さ
    れて内管が外管に対して固定されるようになされた圧着
    式ポールのストッパー構造。
JP13992094A 1994-06-22 1994-06-22 圧着式ポールのストッパー構造 Pending JPH084726A (ja)

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JP13992094A JPH084726A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 圧着式ポールのストッパー構造

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JP13992094A JPH084726A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 圧着式ポールのストッパー構造

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JPH084726A true JPH084726A (ja) 1996-01-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7457650B2 (en) 2002-07-31 2008-11-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Portable radio communication apparatus provided with boom portion with through hole
CN102606576A (zh) * 2012-04-01 2012-07-25 聂锦明 一种用于三脚架的连续伸缩装置
CN109238386A (zh) * 2018-10-24 2019-01-18 金卡智能集团股份有限公司 一种旋转开合盖板的计量仪表控制器及燃气表

Cited By (4)

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US7457650B2 (en) 2002-07-31 2008-11-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Portable radio communication apparatus provided with boom portion with through hole
CN102606576A (zh) * 2012-04-01 2012-07-25 聂锦明 一种用于三脚架的连续伸缩装置
CN102606576B (zh) * 2012-04-01 2014-02-12 聂锦明 一种用于三脚架的连续伸缩装置
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