JP3012654U - プッシュ式シャープペンシル - Google Patents

プッシュ式シャープペンシル

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JP3012654U JP1994017189U JP1718994U JP3012654U JP 3012654 U JP3012654 U JP 3012654U JP 1994017189 U JP1994017189 U JP 1994017189U JP 1718994 U JP1718994 U JP 1718994U JP 3012654 U JP3012654 U JP 3012654U
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文貴 趙
可達 趙
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部品を減少し、且つ良好な芯の夾持力を
有し、芯の強度を増し、資源を節約する、プッシュ式シ
ャープペンシル。 【構成】 クランプヘッド1の一対の凸クランプ12の
下端を延伸して一対の脚アーム15を設け、該脚アーム
15の下端を連接して一つの固定リング16を形成し、
該固定リング16により上記凸クランプ12間の間隙1
3を終始一定の距離に保持し、脚アーム15に対する調
節機能によりシャープペンシル内の内管2が簡単に二つ
の凸クランプ12間の間隙13を通過でき、並びに上記
固定リング16の設置により凸クランプ12が不当に外
向きに拡張するのを防止し、夾持力を消失するのを防
ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一種のプッシュ式シャープペンシルに関し、特に構成部品を減少でき 、且つ良好な芯の夾持力を有して芯の強度を増し、もって資源を節約できるもの に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案の考案者の一人は、かつて一種のプッシュ式シャープペンシルを提供し た。その構造は、一つのクランプヘッドを有し、その下端に一対の開放された弾 性を有する凸クランプを有し、もって芯を保持していた。また一つの内管を有し て芯を収容し、該内管の下端部の管壁の外表は円錐形とされて、その間に長溝が 開設されてクランプヘッドの上記凸クランプが収容された。内管の該円錐形の管 壁にはその間の長溝の開設により弾性管壁が形成された。また、一つの圧縮ばね で内管とクランプヘッドに設けられた環座の間を保持し、これにより内管はクラ ンプヘッド中で上下に伸縮する往復動作を行った。また、束縛部品を有し、内管 下端の弾性管壁に対する弛緩、束縛を行った。内管が外力によりクランプヘッド 内を下に適当な距離移動する時、束縛部品に夾まれた内管の弾性管壁は芯を夾持 したまま下に移動し、束縛部品が凸クランプの阻止を受けて停止しても、内管は 継続して下に移動し、これにより束縛部品の内管弾性管壁に対する束縛が解除さ れ、芯を弛める。次ぎに、押す外力が消失すると、内管はばねの弾力による回復 力により元に弾回される。この時、芯はクランプヘッドの凸クランプに夾持、摩 擦により下の位置に留め置かれて動かず、ただ内管が束縛部品を連動させて束縛 部品がクランプヘッドの環座の底縁の阻止を受けるまで一斉に退回し、束縛部品 は芯を夾緊するまで再度内管管壁を内向きに束縛する。その後、次の一つの循環 するプッシュ動作に待機し、このように、芯は逐次押し出されて使用に供される 。
【0003】 上述のプッシュ式シャープペンシルは、予期された機能を達成するものとはい え、なお使用上、以下のような欠点を有していた。 1.クランプヘッドの一対の凸クランプは、開放式を呈し(また、底端は互い に連接しておらず、拘束、固定の機能が無かった)、長期に使用すると、これら 凸クランプはだんだん外向きに拡張して弛み、それが有する弾性による夾合力が 失われ(即ちいわゆる弾性疲労)、逐次内向きの芯に対する抱合夾持力を失った 。これによりシャープペンはその機能を失うこととなった。 2.凸クランプと芯の間の夾持、摩擦力を増強するのは、凸クランプの長さを 長くすることで達成された(もって芯との間接的な接触長さを増した)が、これ によりシャープペンの全体長さも増すことになった。 3.凸クランプの外張を防いで該凸クランプと芯の間の抱合夾持力を保持する ために、クランプヘッドの外周にさらに保護套を加える方法が可能であったが、 これはシャープペンの構成部品を増すことになり、製造コストが増すこととなっ た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述のプッシュ式シャープペンシルの欠点を踏まえ、一種の、簡単 な構造で、良好な芯の夾持力を有し、永久的にプッシュ式自動押し出しの機能を 有するシャープペンシルを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のプッシュ式シャープペンシルは、クランプヘッド、内管、圧縮ばね及 び束縛部品を包含し、 上記クランプヘッドは一つの空心の管体とされ、その下端には二つのアームが 下方に突出し並びに内向きに一対の凸クランプが形成され、該凸クランプの間に は間隙が形成され、該クランプヘッドの内壁には内向きの環座が形成され、 上記内管は、上記クランプヘッド内に収容され、縦長のシャープペンシルの芯 を収容する収容管道を有し、該内管は外径の大きさから外径が比較的小さい下半 部と外径が比較的大きい上半部に分けられ、両部の間には肩部が形成され、該内 管の下端近くの管壁上には、縦向きの長溝が開設され、一対の弾性管壁が形成さ れ、該弾性管壁の外表はそれぞれ外向きに拡張されて円錐形とされ、 上記圧縮ばねは、上述クランプヘッドの環座と上記内管の肩部との間に収容さ れ、並びに、内管の下半部の外周に嵌められ、 上記束縛部品は、内管の下端の弾性管壁の外周に嵌められ、該弾性管壁の張合 の規範となり、該束縛部品はその内壁が下に向かって円錐状に拡大する円管であ り、該束縛部品の一端には外に突出するフランジが形成され、 その特徴は、 上記クランプヘッドの凸クランプの下端を延伸して一対の適当な脚アームが設 けられ、該脚アームの下端は連接して一つの固定リングが設けられ、該固定リン グにより、該脚アームの下端を定型に保ち、外に拡張させず、シャープペンシル の外管を必要とせず、凸クランプにシャープペンシルの芯に対する夾持力を保持 させ、脚アームに良好な弾性夾持力を持たせることである。
【0006】 本考案のプッシュ式シャープペンシルは、前記固定リングの下に上が大きく下 が小さい円錐形のヘッドが形成され、該ヘッドの上端には二つの脚アームとの間 に環状に肩部が形成され、クランプヘッドの上端近くの外周には凸環が設けられ 、外管内壁には該凸環に対応する環状凹溝が設けられ、該凸環と該環状凹溝が互 いに嵌合し、外管と内管が固定され、且つ該円錐形のヘッドは外管下端より突出 し上記肩部によりその上への移動が阻止される様態とされてもよい。
【0007】 本考案のプッシュ式シャープペンシルは、前記クランプヘッドの外周にはそれ ぞれ下雄ねじと上雄ねじが設けられ、下外管と上外管とそれぞれ螺合し、クラン プヘッド及び内管の外周が覆われる様態とされてもよい。
【0008】 本考案のプッシュ式シャープペンシルは、前記束縛部品がクランプヘッドの凸 クランプの上端と環座下端の間の二つのアームの間に形成された窓口空間に収容 される様態とされてもよい。
【0009】 本考案のプッシュ式シャープペンシルは、前記束縛部品が、凸クランプの下端 と固定リングの上端の間の二つのアーム間に形成された窓口空間に収容される様 態とされてもよい。
【0010】 本考案のプッシュ式シャープペンシルは、前記固定リングを有するクランプヘ ッド及び長溝を有する内管を相互に組合せた後、圧縮ばねと束縛部品を組合せて 、完全にプッシュ式で自動動作を行う芯管を完成する。
【0011】
【作用】
本考案は、一種のプッシュ式シャープペンシルを提供し、その中のクランプヘ ッド1の一対の凸クランプ12の下端を延伸して一対の脚アーム15を設け、該 脚アーム15の下端を連接して一つの固定リング16を形成し、該固定リング1 6により上記凸クランプ12間の間隙13を終始一定の距離に保持し、脚アーム 15に対する調節機能によりシャープペンシル内の内管2が簡単に二つの凸クラ ンプ12間の間隙13を通過でき、並びに上記固定リング16の設置により凸ク ランプ12が不当に外向きに拡張するのを防止し、夾持力を消失するのを防ぐ。 これにより凸クランプ12は芯5に対して永久的に夾持力を有し、良好な使用機 能を維持できる。且つ僅かに内管2とクランプヘッド1の組合せて最少の部品で 最も簡単な構造のプッシュ式シャープペンシルを完成する。
【0012】
【実施例】
図1に示されるのは、本考案のプッシュ式シャープペンシルの分解斜視図であ る。図に示されるように、本考案の構成部品は、前記従来の技術と同じく、クラ ンプヘッド1、内管2、圧縮ばね3及び束縛部品4を有する。
【0013】 クランプヘッド1は一つの空心の管体とされ、その下端には二つのアーム11 が下方に突出し並びに該アーム11より内向きに一対の凸クランプ12が形成さ れる。該凸クランプ12の間には間隙13が形成されてよって該一対の凸クラン プ12に開閉の弾性機能が持たせられ、その内向きの夾合力によりシャープペン の芯5を夾持して摩擦接触を発生し、芯を滑落させない。また、該一対の凸クラ ンプ12の内壁は鉛筆の芯にマッチするように形成され、例えば内壁は円錐面と されて一般の鉛筆の芯の円錐形の外表形態に組み合わされる。これにより芯との 間の接触面を増し、摩擦を増して夾持力を高める。また、クランプヘッド1の内 壁には一つの内向きに突出する環座14が設けられ、その上端は圧縮ばね3を受 載するのに供され、下端は束縛部品4が弾回動作を行う時の阻止に供される。ま た、上述の二つのアーム11の間の凸クランプ12と環座14の間には、窓口空 間11aが設けられ、上記束縛部品4をその内に収容するのに供される。
【0014】 上述の内管2の下端部はクランプヘッド1内に収容され、即ち、該内管2の下 端部はクランプヘッド1の上端から環座14、束縛部品4、及び凸クランプ12 を穿過して挿入され、下に述べる固定環を通過する。該内管2は縦長の円形管と され、芯5を収容するための収容管道21を有する。該内管2は外径の大きさか ら大きく二半部、即ち、外径が比較的小さい下半部22と外径が比較的大きい上 半部23に分けられる。両部の間には肩部24が形成され、該肩部24は上記圧 縮ばね3の上環座とされ、該肩部24と上述クランプヘッド1の環座14の間に 圧縮ばね3が収容される。該圧縮ばね3は内管2の下半部22の外周に嵌められ る。内管2とクランプヘッド1の間は圧縮ばね3の存在により、内管2が押され て下に移動され且つ釈放された後、該圧縮ばね3の弾力により原位置に戻ること ができる。該内管2の下端近くの管壁上には、縦向きの長溝25が開設され、一 対の弾性管壁26が形成される。該一対の弾性管壁26の外表はそれぞれ外向き に拡張されて円錐形とされる。クランプヘッド1の一対の凸クランプ12はこの 縦向の長溝25内に嵌入する。
【0015】 上述の束縛部品4は凸クランプ12上端と環座14下端の間の二つのアーム1 1の間の窓口空間11aに容置され、内管2の下端の外周に嵌められ、もって内 管2の下端の弾性管壁26の張合の規範となる。束縛部品4はその内壁41が下 方へと漸次拡大された円錐形とされた円管であり、もって内管2下端の弾性管壁 26外周の円錐面の弧度とマッチする。束縛部品4が弾性管壁26上を下へと移 動するとき、弾性管壁26を締めつけて内向きに縮小させ、もって芯5を夾持さ せる。また、束縛部品4の一端には外向きに突出するフランジ42が設けられ、 束縛部品4が圧縮ばね3の弾性により上に退回するとき、該フランジ42はクラ ンプヘッド1の環座14の下縁を圧迫し、その継続的な上への移動が阻止される 。このように、該環座14の下縁は束縛部品4の上昇の‘上停止点’となる。相 対的に該束縛部品4が下降するときは、クランプヘッド1内の一対の凸クランプ 12の上縁が‘下停止点’となる。
【0016】 上述の内管2の上端には一つのプッシュ部品27が嵌められて、内管2に対す る押圧操作に便利としている。このプッシュ部品27には消しゴム28や図中の ようにY形の削筆刃29が共に、或いはその一方が設けられてもよく、筆跡を消 したり芯5を削るのに供される。
【0017】 平常時には、圧縮ばね3の復原力により、束縛部品4は内管2を束縛する位置 にある(図4参照)。プッシュ部品27を押すと、クランプヘッド1内の内管2 は相対的に圧力を受けて下に適当な距離を移動する。この時、束縛部品4が挟む 内管2の管壁に挟まれる芯5もこれに伴い下に移動する。該束縛部品4も共に前 方に移動する。そして束縛部品4がクランプヘッド1の凸クランプ12の位置に 至り、その阻止を受けてもなお、内管2は継続して下降し(図5参照)、これに より内管2は束縛部品4による束縛から開放され、芯5への束縛を弛め、しかし クランプヘッド1の一対の凸クランプ12は以前としてその内へ夾合力を有して 芯5と接触する部分で芯5をその間に夾持する。続いて、押す外力が消失すると 、内管2は圧縮ばね3の弾性回復力により原状に退回し、この時芯5はクランプ ヘッド1の凸クランプ12に夾持されて原位置に留まる。但し、内管2は束縛部 品4を連動させて共に退回させ、束縛部品4がクランプヘッド1の環座14の下 縁に至ってその阻止を受けるとき、束縛部品4は上昇を停止し、再度内管2の弾 性管壁26を束縛し、その内の芯5を束縛させる(図6参照)。その後、次のプ ッシュ動作に待機し、このように、一回のプッシュ(押し)で、一回弛み、芯5 を必要な長さまで逐次押し出して使用できる。
【0018】 以上は、本考案における前記従来の構造と同じ部分であるが、次に、本考案で 特に改良された構造を述べる。
【0019】 本考案は、クランプヘッド1の凸クランプ12の部分に特に改善を加えている 。その原因は、上述凸クランプ12の下端はそれぞれ懸空状態を呈して連接して おらず、開放形態を呈していた。このため僅かに二つの開放されたアーム11に 隣接する凸クランプ12の拘束作用では拘束力が不十分であり、長期の使用の後 には縁が摩擦されることで凸クランプ12が漸次外向きに拡張し、芯5に対して 内向きに挟みつける力が漸次失われてしまい、これを防ぐために、クランプヘッ ド1を筆頭套を加えてその間の距離が変わらないようにように調整する必要があ った。
【0020】 本考案はこの凸クランプ12間の弾性疲労による弛緩の現象を防止するために 、クランプヘッド1の凸クランプ12の下端を延伸して一対の適当な脚アーム1 5が設けられ、該脚アーム15の下端は連接して一つの固定リング16が設けら れる。該固定リング16は中心孔17を有して内管2下端及び芯5を通過させら れ、該固定リング16により凸クランプ12下端から伸びた脚アーム15の下端 の間の距離は一定で変化しない。このように、脚アーム15が弾性調節機能を有 するばかりでなく、脚アーム15の下端に対して固定リング16によりその拡張 を防ぐ。このため、凸クランプ12の間の間隙13の幅を一定に拘束し、これに より凸クランプ12は永久的に芯5を内に束縛する夾持力を保持でき、シャープ ペンを常に良好な使用状態に維持できる。
【0021】 組立状は、内管2に圧縮ばね3を被せて束縛部品4とクランプヘッド1、凸ク ランプ12を穿過させた後、固定リング16へと伸出させれば、シャープペンシ ルの内部部品の組立が完成し、独立してプッシュ式自動的に動作する機能を有す る。また、固定リング16の設置により、クランプヘッド1の外部に更に別に筆 頭套を加えて凸クランプ12の変形を防ぐ必要がなく、製造が簡単であり、圧縮 ばね3と束縛部品4の外は、僅かにクランプヘッド1と内管2の二つの部品を組 み合わせるだけでよく、非常に簡単な構造のプッシュ式シャープペンシルが完成 する。本考案の構造は、太芯、細芯、鉛筆用芯、色鉛筆の芯、アイブローペンシ ル(眉用の鉛筆)、リップペンシル(口紅用鉛筆)、その他の棒状物に等しく適 用できる。
【0022】 このほか、図1、図2及びそのAの部分に示されるように、本考案の上述の固 定リング16の下には一つの円錐形のヘッド18が形成されてもよい。このとき 該ヘッド18の上端には二つの脚アーム15との間に環状に肩部19が形成され 、クランプヘッド1の上端近くの外周には凸環19aが設けられる。一方、外管 6の下端はこの肩部19に対応する管口形状とされ、また外管6の上記クランプ ヘッド1の凸環19aと対応する位置には環状凹溝16aが設けられ、相互に嵌 合する。これにより、上述の内管2、クランプヘッド1、圧縮ばね3、及び束縛 部品4の組合せが完成した後、外管6内に挿入し、外管6と固定し、円錐形のヘ ッド18は外管6の下端より露出し、また内部部品がしっかりと外管6内に固定 される。
【0023】 また、図7に示される実施例では、クランプヘッド1の外周にはそれぞれ下雄 ねじ10bと上雄ねじ10cが設けられ、上端に雌ねじを有する下外管6bと下 端に雌ねじを有する上外管6cとそれぞれ螺合する。その作用は、上述の実施例 と同じである。
【0024】 このほか、図8に示される実施例では、束縛部品4が凸クランプ12の下端の 二つの脚アーム15の間に形成された窓口空間15aに収容される様態とされて いる。このとき、凸クランプ12の下縁が‘上停止点’とされ、固定リング16 の上縁が‘下停止点’とされる。この設計によると、その機能はさらに顕著とな り、少なくとも以下の三つの優れた点を有する。第1に、束縛部品4が内管2を 束縛し、内管2が芯5を束縛する位置が、芯5で字を書くときの着力点に接近し ており、芯5が比較的短くとも字が書け、芯の浪費を防いで芯5を最大限利用で きる。第2に、束縛部品4は凸クランプ12の下端に位置しているため、凸クラ ンプ12の上端のアーム11は短くされることができ、相対的にシャープペン全 体の長さを短縮できる。第3に、凸クランプ12上端のアーム11の長さも短く でき、このため強度が増し、さらに下端の固定リング16の固定機能を加えるこ とで、凸クランプ12がさらに夾持力を有し且つ芯5が折れにくい。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案は、クランプヘッド1に設けた固定リング16によ り凸クランプ12下端の形態が変わらず、凸クランプ12の外向きの拡張を防止 し、これにより凸クランプ12の中間の間隙13の幅を一定に保ち、芯5に対し て終始摩擦による夾持力を保持することができる。よって芯5が滑落せず、永久 的に良好な使用効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】上記図1の組合せ後の一部の斜視図(Aの部
分)と共に示した断面図である。
【図3】上記図1の組合せ後の内部部品の一部を破断し
た斜視図である。
【図4】本考案の動作状態を説明する断面図である。
【図5】本考案の動作状態を説明する断面図である。
【図6】本考案の動作状態を説明する断面図である。
【図7】本考案のもう一つの実施例の組合せ後の断面図
である。
【図8】本考案のさらにもう一つの実施例の組合せ後の
断面図の一部である。
【符号の説明】
1・・・クランプヘッド 2・・・内管 3・・・圧縮
ばね 4・・・束縛部品 11・・・アーム 12・・・凸ク
ランプ 13・・・間隙 5・・・芯 14・・・環座 3・・
・圧縮ばね 21・・・収容管道 22・・・下半部 23・・・上
半部 24・・・肩部 25・・・長溝 26・・・弾性管壁 11a・・・窓口空間 41・・・内壁 42・・・フ
ランジ 27・・・プッシュ部品 28・・・消しゴム 29・
・・削筆刃 15・・・脚アーム 16・・・固定リング 17・・
・中心孔 18・・・ヘッド 19・・・肩部 19a・・・凸環 16a・・・環状凹溝 6・・・外管 10b・・・下
雄ねじ 10c・・・上雄ねじ 6b・・・下外管 6c・・・
上外管 15a・・・窓口空間

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプヘッド、内管、圧縮ばね及び束
    縛部品を包含し、 上記クランプヘッドは一つの空心の管体とされ、その下
    端には二つのアームが下方に突出し並びに内向きに一対
    の凸クランプが形成され、該凸クランプの間には間隙が
    形成され、該クランプヘッドの内壁には内向きの環座が
    形成され、 上記内管は、上記クランプヘッド内に収容され、縦長の
    シャープペンシルの芯を収容する収容管道を有し、該内
    管は外径の大きさから外径か比較的小さい下半部と外径
    が比較的大きい上半部に分けられ、両部の間には肩部が
    形成され、該内管の下端近くの管壁上には、縦向きの長
    溝が開設され、一対の弾性管壁が形成され、該弾性管壁
    の外表はそれぞれ外向きに拡張されて円錐形とされ、 上記圧縮ばねは、上述クランプヘッドの環座と上記内管
    の肩部との間に収容され、並びに、内管の下半部の外周
    に嵌められ、 上記束縛部品は、内管の下端の弾性管壁の外周に嵌めら
    れ、該弾性管壁の張合の規範となり、該束縛部品はその
    内壁が下に向かって円錐状に拡大する円管であり、該束
    縛部品の一端には外に突出するフランジが形成され、 その特徴は、 上記クランプヘッドの凸クランプの下端を延伸して一対
    の適当な脚アームが設けられ、該脚アームの下端は連接
    して一つの固定リングが設けられ、該固定リングによ
    り、該脚アームの下端を定型に保ち、外に拡張させず、
    シャープペンシルの外管を必要とせず、凸クランプにシ
    ャープペンシルの芯に対する夾持力を保持させ、脚アー
    ムに良好な弾性夾持力を持たせることである、プッシュ
    式シャープペンシル。
  2. 【請求項2】 前記固定リングの下に上が大きく下が小
    さい円錐形のヘッドが形成され、該ヘッドの上端には二
    つの脚アームとの間に環状に肩部が形成され、クランプ
    ヘッドの上端近くの外周には凸環が設けられ、外管内壁
    には該凸環に対応する環状凹溝が設けられ、該凸環と該
    環状凹溝が互いに嵌合し、外管と内管が固定され、且つ
    該円錐形のヘッドは外管下端より突出し上記肩部により
    その上への移動が阻止される、請求項1に記載のプッシ
    ュ式シャープペンシル。
  3. 【請求項3】 前記クランプヘッドの外周にはそれぞれ
    下雄ねじと上雄ねじが設けられ、下外管と上外管とそれ
    ぞれ螺合し、クランプヘッド及び内管の外周が覆われ
    る、請求項1に記載のプッシュ式シャープペンシル。
  4. 【請求項4】 前記束縛部品はクランプヘッドの凸クラ
    ンプの上端と環座下端の間の二つのアームの間に形成さ
    れた窓口空間に収容される、請求項1に記載のプッシュ
    式シャープペンシル。
  5. 【請求項5】 前記束縛部品は、凸クランプの下端と固
    定リングの上端の間の二つのアーム間に形成された窓口
    空間に収容される、請求項1に記載のプッシュ式シャー
    プペンシル。
  6. 【請求項6】 前記固定リングを有するクランプヘッド
    及び長溝を有する内管を相互に組合せた後、圧縮ばねと
    束縛部品を組合せて、完全にプッシュ式で自動動作を行
    う芯管を完成する、請求項1に記載のプッシュ式シャー
    プペンシル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114305629A (zh) * 2021-12-29 2022-04-12 中国医学科学院北京协和医院 一种辅助骨蜡植入用的器械

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