JP2619302B2 - 角パイプ材の蓋および角パイプ材への蓋の取付構造 - Google Patents
角パイプ材の蓋および角パイプ材への蓋の取付構造Info
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- JP2619302B2 JP2619302B2 JP2267968A JP26796890A JP2619302B2 JP 2619302 B2 JP2619302 B2 JP 2619302B2 JP 2267968 A JP2267968 A JP 2267968A JP 26796890 A JP26796890 A JP 26796890A JP 2619302 B2 JP2619302 B2 JP 2619302B2
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- square pipe
- pipe material
- lid
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- Gates (AREA)
- Fencing (AREA)
Description
る角パイプ材内部への雨水や異物等の侵入等を防止する
ため等の目的で角パイプ材の端部に取り付けられて、該
端部の開口を覆う角パイプ材の蓋および該蓋の角パイウ
材への取付構造に関する。
−149697号において、側面片を有し、角パイプ材に強固
に取り付けることができる角パイプ材の蓋を提案した。
とができる角パイプ材の蓋および該蓋の角パイプ材への
取付構造を提供することを目的とする。
屋根部と、 前記屋根部に対し大略垂直方向に延びる金属板からな
る側面片と、 前記側面片に該側面片が変形し易くなるように設けら
れた、該側面片の表裏を貫通する穴または(および)該
側面片の外周から該側面片の内部に向って凹む凹部とを
有してなり、 前記側面片は、前記角パイプ材の内面のうちの互いに
対向する第一の組の2つの内面間の距離Lより小さい幅
を有する先端部分と、前記距離Lより若干大きい幅を有
する大幅部分と、前記先端部分と前記大幅部分との間に
設けられた、前記先端部分側からから前記大幅部分側に
行くほど幅が連続的に増大して行く幅増大部分とを有し
てなるものである。
屋根部に対し大略垂直方向に延びる金属板からなる側面
片と、前記側面片に該側面片が変形し易くなるように設
けられた、該側面片の表裏を貫通する穴または(およ
び)該側面片の外周から該側面片の内部に向って凹む凹
部とを有してなる蓋とを備えており、 前記側面片は、前記角パイプ材の内面のうちの互いに
対向する第一の組の2つの内面間の距離Lより小さい幅
を有する先端部分と、前記距離Lより若干大きい幅を有
する大幅部分と、前記先端部分と前記大幅部分との間に
設けられた、前記先端部分側からから前記大幅部分側に
行くほど幅が連続的に増大して行く幅増大部分とを有
し、 前記側面片は、該側面片の両側端部が前記角パイプ材
の内面のうちの第一の組の2つの内面に接するようにし
て、前記パイプ材の開口部に嵌合されているものであ
る。
パイプ材の開口部に蓋の側面片をその先端部から挿入し
て行く。この場合、角パイプ材内に側面片のうちの距離
Lより幅が大きい部分が侵入しようとするとき、側面片
は幅方向に圧縮力を受けるが、該側面片に穴または(お
よび)凹部が設けられており、この穴または(および)
凹部設置部付近の強度は弱いため、変形し易くなってい
るので、側面片のこの部分が弾性変形により該側面片に
対して垂直な方向かつ外向きに逃げ、これにより、側面
片のうちの距離Lより幅が大きい部分も角パイプ材の開
口部内に侵入できる。
面片の両側端部が角パイプ材の内面のうちの第一の組の
2つの内面に強く押厚されるので、蓋が角パイプ材に非
常に強固に取り付けられる。
片を角パイプ材の開口部に挿入する作業が困難となる
が、本発明においては側面片の先端部分は角パイプ材の
2つの内面間の距離Lより小さい幅を有しており、かつ
この先端部分と大幅部分との間に、先端部分ら大幅部分
の方に行くほど幅が連続的に増大して行く幅増大部分が
設けられているので、側面片を角パイプ材の開口部に円
滑に挿入できる。
面片の両側端部が角パイプ材の内面のうちの第一の組の
2つの内面に強く押圧されると同時に、側面片の外面側
が角パイプ材の内面のうちの互いに対向する第二の組の
2つの内面に接するようにすれば、より一層角パイプ材
に対する蓋の取付強度を向上することができる。
起部が前記角パイプ材の内面のうちの互いに対向する第
二の組の2つの内面に接するようにすれば、なお一層、
角パイプ材に対する蓋の取付強度を向上することができ
る。
る。
取付構造の一実施例を示し、第3図は該実施例における
角パイプ材の横断面図、第4〜10図は該実施例における
蓋を示している。
ている。
と内側材4とを、スポット溶接で結合することにより構
成されている。
により一体成形されている。前記屋根部5は大略四角形
状をなしており、その中央部から外周の4辺へと若干の
勾配を付けられている。前記側壁部6は、屋根部5の外
周から該屋根部5に対し大略垂直方向に下り曲げられて
短い角筒状をなしている。そして、前記屋根部5と側壁
部6とはそれらの全周に渡って連続している。
とをプレス加工により一体成形されている。前記天井部
7は、大略、屋根部5よりやや小さい四角形状とされて
いる。そして、この天井部7には、該天井部7の外周の
4辺の中央部からそれぞれ外側に突出する2対の嵌合辺
9,10が設けられている。前記外側材3と内側材4とは、
屋根部5の内面に天井部7の外面を当接した状態で、こ
れらの屋根部5および天井部7の中央部同士をスポット
溶接することにより互いに結合されている。図面におい
て、符号11はこのスポット溶接部を示している。なお、
本実施例では、外側材3と内側材4とをスポット溶接す
る際、図7によく示されるように嵌合片9,10の先端を外
側材3の側壁部6の内面に嵌合するだけで、外側材3と
内側材4とを位置合わせすることができ、溶接作業を能
率的に行うことができる。
な2辺から該天井部7に対して大略垂直方向に折り曲げ
られている。これらの側面片8は、それぞれ大略矩形状
をなしており、かつその横断面がくの字状かつ外方に向
かって凸となるように屈曲されている。各側面片8は側
壁部6より内方に位置されており、各側面片8と側壁部
6との間には、各パイプ材1の周壁を収容するための間
隙12(第9図および10図参照)が設けられている。
うちの互いに対向する2つの面(以下、第一の組の内面
と言う)1a,1b間の距離Lより小さくされている。ま
た、各側面片8の先端部分8a付近以外の部分(先端部分
8aおよび後述する幅増大部分8b以外の部分)は本実施例
における大幅部分8cを構成しており、この大幅部分8cは
前記距離Lより若干大きい幅Wを有している。各側面片
8の先端部8a側の両側の角部はそれぞれ角丸めされてお
り、この角丸め部は本実施例における側面片8の幅増大
部分8bの両側端を構成している。したがって、前記幅増
大部分8cの幅は先端部分8a側から大幅部分8c側に行くほ
ど連続的に増大して行く。
び円形の穴14が設けられている。また、各側面片8に
は、穴13,14の両側において1対の三角形状の突起部15
が設けられている。これらの突起部15は、各側面片8の
うちの最も外方に飛び出している部分付近の一部領域
を、該領域のうちの側面片8先端側の部分(三角形の底
辺に相当する部分)のみを切り残した状態で、外側に若
干切り起こすことにより形成されている。
1の開口部に蓋2の側面片8をその先端側から挿入して
行く。この場合、角パイプ材1内に各側面片8のうちの
距離Lより幅が大きい部分が侵入しようとするとき、各
側面片8は幅方向に圧縮力を受けるが、側面片8に穴1
3,14が設けられており、これらの穴13,14設置部付近の
強度は弱く、変形し易くなっているので、側面片8のこ
の部分が弾性変形により該側面片8に対して垂直な方向
かつ外向きに大きく逃げ、これにより、各側面片8のう
ちの距離Lより幅が大きい部分も角パイプ材1の開口部
内に侵入できる。
各側面片8の両側端が角パイプ材1の第一の組の内面1
a,1bに強く押圧されるので、蓋2が角パイプ材1に非常
に強固に取り付けられる。
側面片8を角パイプ材1の開口部に挿入する作業が困難
となるが、本発明においては側面片8の先端部分8aは角
パイプ材1の2つの内面間の距離Lより小さい幅を有し
ており、かつこの先端部分8aと大幅部分8cとの間に、先
端部分8a側から大幅部分8c側に行くほど幅が連続的に増
大して行く幅増大部分8bが設けられているので、側面片
8を角パイプ材1の開口部に円滑に挿入できる。
り、同時に、各側面片8の突起部15が角パイプ材1の第
二の組の内面1c,1dに強く押圧されるので、角パイプ材
1に対する蓋2の取付強度をより一層向上することがで
きる。
けられているが、本発明においては必ずしも側面片に突
起部を設けなくてもよい。
が設けられているが、本発明においては側面片に穴の代
りに、該側面片の外周から該側面片8の内部に向って凹
む凹部を設けてもよい。
部の開口部に挿入して該側面片を角パイプ材の内面に嵌
合するのみで、角パイプ材に非常に強固に取り付けるこ
とできるという優れた効果を得られるものである。
実施例を示す縦断面図、第2図は第1図のII−II線にお
ける断面図、第3図は前記実施例における角パイプ材の
横断面図、第4図は前記実施例における蓋を示す正面
図、第5図は前記蓋を示す平面図、第6図は前記蓋を示
す側面図、第7図は前記蓋を示す底面図、第8図は第5
図のVIII−VIII線における断面図、第9図は第7図のIX
−IX線における断面図、第10図は第7図のX−X線にお
ける断面図である。 1……角パイプ材、2……蓋、5……屋根部、8……側
面片、8a……先端部分、8b……幅増大部分、8c……先端
部分、13,14……穴、15……突起部。
Claims (5)
- 【請求項1】取り付け相手となる角パイプ材の端部の開
口部を覆う屋根部と、 前記屋根部に対し大略垂直方向に延びる金属板からなる
側面片と、 前記側面片に該側面片が変形し易くなるように設けられ
た、該側面片の表裏を貫通する穴または(および)該側
面片の外周から該側面片の内部に向って凹む凹部とを有
してなり、 前記側面片は、前記角パイプ材の内面のうちの互いに対
向する第一の組の2つの内面間の距離Lより小さい幅を
有する先端部分と、前記距離Lより若干大きい幅を有す
る大幅部分と、前記先端部分と前記大幅部分との間に設
けられた、前記先端部分側から前記大幅部分側に行くほ
ど幅が連続的に増大して行く幅増大部分とを有してなる
角パイプ材の蓋。 - 【請求項2】前記側面片に、外側に突出する突起部を設
けた請求項1記載の角パイプ材の蓋。 - 【請求項3】角パイプ材と、 前記角パイプ材の端部の開口部を覆う屋根部と、前記屋
根部に対し大略垂直方向に延びる金属板からなる側面片
と、前記側面片に該側面片が変形し易くなるように設け
られた、該側面片の表裏を貫通する穴または(および)
該側面片の外周から該側面片の内部に向って凹む凹部と
を有してなる蓋とを備えており、 前記側面片は、前記角パイプ材の内面のうちの互いに対
向する第一の組の2つの内面間の距離Lより小さい幅を
有する先端部分と、前記距離Lより若干大きい幅を有す
る大幅部分と、前記先端部分と前記大幅部分との間に設
けられた、前記先端部分側から前記大幅部分側に行くほ
ど幅が連続的に増大して行く幅増大部分とを有し、 前記側面片は、該側面片の両側端部が前記角パイプ材の
内面のうちの第一の組の2つの内面に接するようにし
て、前記パイプ材の開口部に嵌合されていることを特徴
とする角パイプ材への蓋の取付構造。 - 【請求項4】前記側面片は、該側面片の外面側が前記角
パイプ材の内面のうちの互いに対向する第二の組の2つ
の内面に接するようにして、前記パイプ材の開口部に嵌
合されている請求項3記載の角パイプ材への蓋の取付構
造。 - 【請求項5】前記側面片は、外側に突出する突起部を設
けられており、かつ該突起部が前記角パイプ材の内面の
うちの第二の組の2つの内面に接するようにして、前記
パイプ材の開口部に嵌合されている請求項4記載の角パ
イプ材への蓋の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267968A JP2619302B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 角パイプ材の蓋および角パイプ材への蓋の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267968A JP2619302B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 角パイプ材の蓋および角パイプ材への蓋の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04146380A JPH04146380A (ja) | 1992-05-20 |
JP2619302B2 true JP2619302B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=17452094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2267968A Expired - Lifetime JP2619302B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 角パイプ材の蓋および角パイプ材への蓋の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2619302B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5956496U (ja) * | 1982-10-07 | 1984-04-13 | 黒田 重治 | 栓部材付中空管 |
JPS6120854U (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-06 | 積水樹脂株式会社 | パイプ開口端部のキヤツプ |
-
1990
- 1990-10-05 JP JP2267968A patent/JP2619302B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04146380A (ja) | 1992-05-20 |
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