JPH0419414B2 - - Google Patents

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JPH0419414B2
JPH0419414B2 JP62290101A JP29010187A JPH0419414B2 JP H0419414 B2 JPH0419414 B2 JP H0419414B2 JP 62290101 A JP62290101 A JP 62290101A JP 29010187 A JP29010187 A JP 29010187A JP H0419414 B2 JPH0419414 B2 JP H0419414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
conduit
recess
fixing device
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62290101A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01131391A (ja
Inventor
Shohachi Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
Priority to JP62290101A priority Critical patent/JPH01131391A/ja
Publication of JPH01131391A publication Critical patent/JPH01131391A/ja
Publication of JPH0419414B2 publication Critical patent/JPH0419414B2/ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電線管等の管又はケーブル等の線を
壁等に沿つて配管・配線する場合等に使用される
固定装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば電線管を壁に固定するには、第1
1図に示すように、中央に線材を収納する曲面を
形成し、両端に釘孔を有したU字形の金具からな
る固定装置が使用されていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このものは、電線管を一旦壁に
固定してしまうと、固定装置を打ちつけている釘
を抜かないと電線管を取り外すことができず、こ
のため、電線管の管路を変更したいような場合、
その変更作業に手間を要し、釘の抜き取りで壁を
傷つけたり、あるいはモルタル壁の表面が剥がれ
落ちてしまつたりするという問題があつた。ま
た、このような釘の抜き取りの後、壁に釘孔が残
り見た目もよくないという問題があつた。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、予め固定装置を固定できるような係合突起
を有する長尺体を壁等に設け、これに着脱自在な
固定装置を取り付けることにより、管又は線の配
管・配線位置を自由に設定でき、横配管・配線お
よび縦配管・配線が自在で、管又は線の配管・配
線路の変更作業を容易に行なうことができ、壁に
釘孔を残さない固定装置を提供しようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明に係る固定装置は、係合突起
を有し、壁に設けられる長尺体と、管又は線を保
持するクランプ具とからなり、クランプ具には管
又は線を保持する保持部と、長尺体の係合突起に
係合する弾性開閉自在で、かつ保持部に管又は線
を保持させることで拡開が阻止され、係合突起に
抜け止め状態に固定される係合凹部とを有し、ク
ランプ具を長尺体の適当位置へ固定して配管・配
線するものである。
(実施例) 以下、壁に係合突起を備えた長尺体を一体成形
で成形し、電線管を固定する固定装置を例に図面
に示す実施例にしたがつて本発明を説明する。
第1図は本発明に係る固定装置のクランプ具1
の一実施例を示したものであり、このクランプ具
1は全体が合成樹脂による弾性体で作製されてい
る。
このクランプ具1の壁への取り付け側と反対側
には、電線管を挿入する開口2を有し、電線管の
外形状に合わせ管外径よりやや小さめの内径で形
成された凹所3により、保持部4が形成されてい
る。前記開口2は電線管の外周巾より小さめの開
口巾で形成されている。
一方、クランプ具1の壁への取り付け側には、
壁に向けて開口5を有し、第2図及び第3図に示
すように壁20に一体成形された長尺体10の係
合突起11に係合する係合凹部6が設けられてい
る。この例では、係合突起11は断面T字形状で
形成されており、これに対応して係合凹部6も係
合突起11の嵌まり込むT字形状の溝で形成され
ている。なお、係合突起11は第2図及び第3図
において図の前後方向に長尺状のものであり、あ
らかじめ壁と一体に形成されていてもよく、ある
いはネジ止め等により後から壁に取り付けるもの
であつてもよい。また、この係合突記11の形状
は前記実施例のものに限定されない。
さて、このようなクランプ具1を前記係合突起
11に取り付けるには、まず、第2図に示すよう
に、凹所3を形成する保持部4の周壁を内側に押
圧し、凹所3を縮径するようにたわませる。この
たわみによつて係合凹部6の開口5を拡開させ
る。こうして拡開させた開口5を壁20に設けら
れた長尺状の係合突起11へ挿入する。なお、こ
の実施例では開口2の周縁には外方に突出する鍔
状部7が形成されており、指による保持部4周壁
の押圧を行ないやすくしている。
次に、第3図に示すように、係合突起11を係
合凹部6である溝の奥まで入れたら、保持部4の
周壁の押圧を解除し、拡開した開口5を元にもど
して、T字形状の係合突起11を包みこむように
して、係合凹部6に係合突起11を係合させる。
これによつて、クランプ具1を壁20に突設した
係合突起11に抜け止め状態に取り付ける。
なお、この実施例では係合凹部6の壁20への
当接面を長く、また係合凹部6と保持部4とのつ
なぎ部分は短くとつている。このため、係合突起
11に取り付けたクランプ具1は、長くした係合
凹部6の壁20への当接面によつてがたつくこと
がなく、また、係合凹部6と保持部4とのつなぎ
部分が短いことによつて保持部4の周壁を曲げや
すくしている。
その後、第7図に示すように、保持部4である
凹所3に電線管Pを保持させることにより、電線
管Pを固定することができる。電線管Pを保持さ
せることにより保持部4の周壁は内側に押圧され
ることがなく、クランプ具1が係合突起11から
抜け外れることはない。
また、保持部4の凹所3は電線管Pの管外径よ
りやや小さめの内径で形成され、かつ開口2が電
線管Pの外周巾よりも小さめの開口巾で形成され
たクランプ具1の場合には、合成樹脂のクランプ
具1の弾性を利用し、開口2の開口巾を押し広げ
るようにして電線管Pを凹所3内へと押し込み、
保持部4に電線管Pを保持する。この場合、押し
広げられた開口2のもどりによつて凹所3の内周
壁が電線管Pに圧着し、電線管Pを確実に保持す
ることができる。
第4図は本発明に係る固定装置のクランプ具1
の別の実施例を示したものであり、この例の場合
は、保持部4の開口2の端部を結ぶ線と、係合凹
部6の開口5の端部を結ぶ線とが直交して設けら
れている。この例の場合は、保持部4の凹所3が
図の上下2個所に形成されており、これら凹所3
のつなぎ部分に係合凹部6が設けられている。
したがつて、この例の場合の係合突起11への
取り付けは、第5図に示すように、上下2個所の
凹部3の上端と下端とを近づけるように保持部4
をたわませる。このたわみによつて係合凹部6の
開口5を拡開させ、開口5を壁20に突設した長
尺状の係合突起11へ挿入する。
こうして、係合突起11を係合凹部6である溝
の奥まで入れることにより、第6図に示すよう
に、上下2個所の凹所3を元にもどすように保持
部4のたわみを解除することにより、拡開した開
口5を元にもどして、T字形状の係合突起11を
包み、係合凹部6に係合突起11を係合させる。
その後、前記実施例と同様に、第7図に示すよ
うに、保持部4である凹所3に電線管Pを保持さ
せることにより、電線管Pを固定することができ
る。凹所3に電線管Pを保持させることにより、
係合凹部6は開かなくなり、クランプ具1は確実
に固定される。
この第4図に示すクランプ具1は、壁20に突
設した長尺状の係合突起11と直交する方法に配
管される電線管Pの固定に使用される。しかし
て、第7図に示すように、壁20に突設した長尺
状の係合突起11と平行に配管される電線管Pの
固定に使用される第1図に示す実施例との併用に
より、電線管Pの曲げ配管を行なうことができ
る。
第8図は本発明に係る固定装置のクランプ具1
のさらに別の実施例を示したものであり、この例
のクランプ具1は、2本の電線管Pを収納できる
凹所3により保持部4が形成されているものであ
る。
また、第1図及び第4図に示すクランプ具1の
場合、開口2は中央に設けられているが、本発明
では、これに限らず、第8図及び第9図に示すよ
うに管又は線をななめ方向から挿入するように開
口2が設けられているものでもよい。
なお、上記実施例は、電線管Pを例に説明した
が、本発明に係る固定装置はガス管や給排水湯管
等の固定に使用することもできる。
また、本発明に係る固定装置は、配管又は配線
用ダクトの壁に長尺体10を一体成形したもので
もよい。
(発明の効果) 以上、本発明に係る固定装置にあつては、係合
凹部により長尺体の係合突起の任意の位置に固定
装置を取り付けるとともに、保持部の凹所内に電
線管等の管又はケーブル等の線を嵌め込むことに
より、管又は線を確実に保持することができ、一
旦、管又は線を保持すれば、クランプ具が係合突
起から抜け外れることがない。
また、管又は線を外すことにより、係合突起と
係合凹部との係合を解除でき、固定装置を簡単に
取り外すことができる。したがつて、従来の釘止
めの金具により固定された管又は線の配線路の変
更作業のような手間を要さず、管又は線の管又は
線の配線路の変更作業を容易に行なうことができ
る。
さらに、壁に釘孔を残さないから、壁の外観を
そこなうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る固定装置のクランプ具の
一実施例を示す斜視図、第2図及び第3図は第1
図のクランプ具の係合突起への取り付け状態を示
し、第2図は取り付ける途中の断面図、第3図は
取り付けた状態の断面図、第4図は本発明に係る
固定装置のクランプ具の別の実施例を示す斜視
図、第5図及び第6図は第4図のクランプ具の係
合突起への取り付け状態を示し、第5図は取り付
ける途中の部分断面図、第6図は取り付けた状態
の部分断面図、第7図は第1図及び第4図に示す
実施例について使用状態を示す斜視図、第8図は
本発明に係る固定装置のクランプ具のさらに別の
実施例を示す側面図、第9図及び第10図のそれ
ぞれは本発明に係る固定装置のクランプ具のさら
に別の実施例を示す各斜視図、第11図は従来の
固定装置を示す斜視図である。 符号の説明、1…クランプ具、4…線保持部、
6…係合凹部、10…長尺体、11…係合突起、
20…壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 係合突起を有し、壁に設けられる長尺体と、
    管又は線を保持するクランプ具とからなり、クラ
    ンプ具には管又は線を保持する保持部と、長尺体
    の係合突起に係合する弾性開閉自在で、かつ保持
    部に管又は線を保持させることで拡開が阻止さ
    れ、係合突起に抜け止め状態に固定される係合凹
    部とを有し、クランプ具を長尺体の適当位置へ固
    定して配管・配線する管又は線の固定装置。
JP62290101A 1987-11-17 1987-11-17 管又は線の固定装置 Granted JPH01131391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62290101A JPH01131391A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 管又は線の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP62290101A JPH01131391A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 管又は線の固定装置

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Publication Number Publication Date
JPH01131391A JPH01131391A (ja) 1989-05-24
JPH0419414B2 true JPH0419414B2 (ja) 1992-03-30

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ID=17751807

Family Applications (1)

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JP62290101A Granted JPH01131391A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 管又は線の固定装置

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JPH01131391A (ja) 1989-05-24

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