JPH0646183Y2 - ケ−ブルカバ− - Google Patents

ケ−ブルカバ−

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Publication number
JPH0646183Y2
JPH0646183Y2 JP1986044278U JP4427886U JPH0646183Y2 JP H0646183 Y2 JPH0646183 Y2 JP H0646183Y2 JP 1986044278 U JP1986044278 U JP 1986044278U JP 4427886 U JP4427886 U JP 4427886U JP H0646183 Y2 JPH0646183 Y2 JP H0646183Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
storage chamber
cover
engaging
wiring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986044278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62159117U (ja
Inventor
定司 浦上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hinode Ltd
Original Assignee
Hinode Ltd
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Publication date
Application filed by Hinode Ltd filed Critical Hinode Ltd
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Publication of JPS62159117U publication Critical patent/JPS62159117U/ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、架空の配線ケーブルを保護するケーブルカバ
ーの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来から、空中に架設された各種通信用の配線ケーブル
を保護するため、種々の構造のケーブルカバーが使用さ
れている。
例えば実公昭36-25205号公報には、メッセンジャーワイ
ヤーとケーブルとを同時に保護することができるケーブ
ル保護カバーが開示されている。
このケーブル保護カバーは、1枚のプラスチック板を断
面がひょうたん型となるように形成したもので、上部に
はメッセンジャーワイヤー挿入用の小環部を設け、その
下方に左右に膨大したケーブル挿入用のケーブル嵌合部
を設けている。そして下端には、両端に摘み部を設けた
ケーブル挿入用の小なる間隙部を形成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
このケーブル保護カバーは、硬質のプラスチックスから
なるカバー自身の弾性復元力によってケーブルを挟み込
むようにしたものであり、このため常時は、カバー下端
に設けたケーブル挿嵌用の間隙部が略当接し、広い隙間
が生じないようにしている。このため、カバー内にケー
ブルを挿嵌する際、その都度強い力で間隙部を押し広げ
る必要がある。
したがって、既に電柱間に張設されたケーブルに、この
ケーブル保護カバーを取り付けるには、カバー全体を一
度に取り付けることができず、少しの間隙づつ間隙部を
押し拡げてケーブルに取り付ける必要があり、高所での
作業であることと相俟って、作業性が非常に悪いという
問題がある。
また、ケーブルを挟み込む力は、カバー自身の弾性復元
力にのみ依っているため、長年の使用によってカバー材
が劣化すると、挟持力が弱くなり、ケーブルカバーが外
れたり、またずれが生じるという問題もある。
さらには、上部に形成した小環部内径よりも径大のメッ
センジャーワイヤーを挿入した場合には、期待される挟
持力が加わらないため、ケーブル保護カバー下端の挟持
部が拡がったままの状態となり、ケーブルを確実に保護
することはできない。
そこで、本考案は、従来のケーブルカバーにおける上記
問題点を解消するもので、ケーブルへの取付け作業を容
易にすると共に、長期間にわたりその挟持力を保持する
ことができ、しかもカバーの内径より多少径大のケーブ
ルでも確実に挟持することのできるケーブルカバーを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、小径の支持線収納室と大径の配線ケーブル収
納室とを連設してひょうたん形状に形成したケーブルカ
バーにおいて、前記両収納室によって形成されたくびれ
部分の内面に突出する狭窄部を形成し、前記支持線収納
室上部に上方に湾曲させた弾性支持部を設け、配線ケー
ブル収納室の下部には常時は開口した状態のケーブル挿
入用開口部を形成し、該開口部の両端を、断面ム字状の
受片と該受片に係合する鈎状の係止片とからなる係合部
とし、更に、前記受片と前記係止片を係合して前記開口
部を閉止した状態で、前記開口部は前記弾性支持部によ
って拡開方向に付勢されたものとすることによって上記
目的を達成したものである。
〔作用〕
本考案のケーブルカバーにあっては、常時は開口したケ
ーブル挿入用開口部からケーブルを挿入し、該開口部の
両端である受片と鈎状の係止片を係合させることにより
狭窄部でケーブルを挟持してケーブルを保護する。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例により本考案を具体的に説明す
る。
なお、本実施例では、支持線及び配線ケーブルを一体に
連結したいわゆる自己支持型ケーブルを収納する場合に
ついて説明する。
第1図は本考案に係るケーブルカバーを断面によって示
す図、第2図は配線ケーブルを収納した状態の斜視図で
ある。
第1図、第2図において、ケーブルカバー10は下端部に
係合部1を有し、全体形状に丸みを持たせた硬質塩化ビ
ニール製であり、更に内方に突出した狭窄部2を形成し
て、内部空間を上下に画成している。
この上下に画成した内部空間は、上方を配線ケーブルB
を吊り下げ支持するための支持線Aを収納する小径の支
持線収納室3とし、その下方位置には連続して配線ケー
ブルBを収納する大径の配線ケーブル収納室4を形成し
ている。
また、ケーブルカバー10内部に突出させた挟持部2は、
係合部1を係合させた状態で、支持線Aおよび支持線A
と配線ケーブルBとを連結する連結部Fとを、両方から
確実に挟持することができる程の間隙に形成されてい
る。
5は支持線収納室3の上部に上方に湾曲させて形成した
弾性変形可能な弾性支持部である。この弾性支持部5に
よって、係合部1の係合を解除したとき、第1図の一点
鎖線で示すように、係合部1を形成する断面ム字状の受
片6及び鈎状の係止片7の間に配線ケーブルBを挿入す
るためのケーブル挿入用開口部8が形成され、さらにそ
のケーブル挿入用開口部8が拡がった状態でも弾性を維
持し、カバー10自体の破損を防止することができる。
本実施例のカバー10を用いて、配線ケーブルBを覆うに
は、第1図の一点鎖線に示す断面ム字状の受片6及び鈎
状の係止片7との間に形成されたケーブル挿入用開口部
8を必要に応じてさらに若干拡げ、二点鎖線によって示
す支持線AとケーブルBとをそれぞれ支持線収納室3と
配線ケーブル収納室4とに挿入する。そして、それぞれ
を収納した後、第1図の実線で示すように、鈎状の係止
片7を断面ム字状の受片6に係止させてケーブル挿入用
開口部8を閉止する。
この状態では、前記カバー10の内周に突出させた狭窄部
2の先端が、弾性的に支持線A或いは連結部Fを両方か
ら確実に挟持するため、ケーブルBの移動を防止しなが
ら確実に保持することができるようになる。
このように、本実施例のケーブルカバーは支持線と配線
ケーブルが連結部Fで一体的に形成されたタイプの自己
支持型ケーブルに好適に使用できるが、分離タイプのも
のにおいても支持線及び配線ケーブルを確実に挟持でき
るため充分に適用できる。
〔効果〕
以上に説明したように、本考案のケーブルカバーは、大
径の配線ケーブル収納室の下部にケーブル挿入用開口部
を常時は開口した状態としている。このため、このケー
ブル挿入用開口部からケーブルを挿入するだけで取り付
けることができるため、従来のように強い力でケーブル
カバーを押し広げる必要がなく、既に電柱間に張設され
ているケーブルに容易に取り付けることができる。
また、ケーブル挿入用開口部両端に、断面ム字状の受片
と、この受片に係合する鈎状の係止片とからなる係合部
を設け、取り付けて開口部を閉止した状態では、支持線
収納室の上部に上方に湾曲させた弾性支持部により開口
部が拡開方向に常時付勢された状態となるため、多少の
径大のケーブルでも、係合部がはずれることなく確実に
しかも長期間にわたって挟持することができる。
さらに、支持線収納室と配線ケーブル収納室とで形成さ
れるくびれ部分の内面に突出する狭窄部を形成したの
で、ケーブルを確実に挟持して保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は実際に配線
ケーブルを覆った状態を示す斜視図である。 A:支持線、B:配線ケーブル F:連結部 1:係合部、2:狭窄部 3:支持線収納室、4:配線ケーブル収納室 5:弾性支持部、6:受片 7:係止片 8:ケーブル挿入用開口部 10:ケーブルカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小径の支持線収納室と大径の配線ケーブル
    収納室とを連設してひょうたん形状に形成したケーブル
    カバーにおいて、前記両収納室によって形成されたくび
    れ部分の内面に突出する狭窄部を形成し、前記支持線収
    納室上部に上方に湾曲させた弾性支持部を設け、配線ケ
    ーブル収納室の下部には常時は開口した状態のケーブル
    挿入用開口部を形成し、該開口部の両端を、断面ム字状
    の受片と該受片に係合する鈎状の係止片とからなる係合
    部とし、更に、前記受片と前記係止片を係合して前記開
    口部を閉止した状態で、前記開口部は前記弾性支持部に
    よって拡開方向に付勢されることを特徴とするケーブル
    カバー。
JP1986044278U 1986-03-25 1986-03-25 ケ−ブルカバ− Expired - Lifetime JPH0646183Y2 (ja)

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JPS62159117U JPS62159117U (ja) 1987-10-09
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JP5394367B2 (ja) * 2010-12-28 2014-01-22 中国電力株式会社 鳥害防止用ケーブル保護具

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