JPH0423918A - 脱穀装置における処理物層の厚さ検出装置 - Google Patents

脱穀装置における処理物層の厚さ検出装置

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JPH0423918A
JPH0423918A JP12722390A JP12722390A JPH0423918A JP H0423918 A JPH0423918 A JP H0423918A JP 12722390 A JP12722390 A JP 12722390A JP 12722390 A JP12722390 A JP 12722390A JP H0423918 A JPH0423918 A JP H0423918A
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JP
Japan
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thickness
chaff sieve
layer
treated
chaff
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Pending
Application number
JP12722390A
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English (en)
Inventor
Katsuya Usui
克也 臼井
Suezo Ueda
末蔵 上田
Toshio Tominaga
俊夫 冨永
Takao Mizoguchi
隆雄 溝口
Shigeki Hayashi
繁樹 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0423918A publication Critical patent/JPH0423918A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、扱室の受網から漏下する処理物を揺動選別し
ながら後方へ移送するチャフシーブと、前記受網の後方
の送塵口から排出された処理物を揺動選別しながら後方
へ移送するストロ−ラックとが、前記チャフシーブの上
方に間隔を隔ててストロ−ラックが位置する状態で揺動
選別板に設けられるとともに、前記チャフシーブ上の処
理物の層の厚さを検出する接触式のセンサが設けられて
いる脱穀装置における処理物層の厚さ検出装置に関する
〔従来の技術〕
この種の脱穀装置における処理物層の厚さ検出装置では
、接触式のセンサは、ストロ−ラックの前方箇所に相当
するチャフシーブ上の処理物の層の厚さを検出作用する
状態で設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の脱穀装置の場合、チャフシーブとストロ−ラック
との間に形成される間′隔は割合に狭いため、処理物で
詰まり易くなっている。ところが、従来の処理物の厚さ
検出装置に設けられる接触式のセンサは、ストロ−ラッ
クの前方箇所に相当するチャフシーブ上の処理物の層の
厚さを検出するだけで、その検出情報からは実際に詰ま
りが生じているか否かの判断ができないものとなってい
る。
そこで、処理物の詰まりを検出する専用の詰まりセンサ
を、ストロ−ラックの前端部などに設けることが考えら
れている。例えばこの詰まりセンサ(S)としては、詰
まりによる圧が設定値を越えると、内蔵のリミットスイ
ッチがONするように構成されたものや(第6図参照)
、処理物の層の上面側に接触する揺動式のセンサ/<−
(21)が備えられ、このセンサバー(21)が設置角
以上揺動するとリミットスイッチ(LS)がONするよ
うに構成されたもの(第7図参照)などがあった。
しかしながら、これらはいずれも製品コストの高騰と製
造工程での煩雑化を招く点で好ましくなく、更なる改善
か望まれていた。
本発明は、かかる実情に着目してなされたものであって
、その目的は、安価で且つ簡単な改造によって、チャフ
シーブとストロ−ラックとの間での処理物の詰まりを検
出できるようにすることある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る脱穀装置における処理物の厚さ検出装置の
特徴構成は、センサが、ストロ−ラックの直前箇所に相
当するチャフシーブ上の処理物の層の厚さを検出作用す
る状態で設けられている点にある。
〔作 用〕
センサがチャフシーブ上の処理物の層の厚さを検出する
のは、ストロ−ラックの前方箇所に相当する部分ではな
く、それよりも後方の、ストロ−ラックの直前箇所に相
当する部分である。
そして例えば、この部分での層の厚さが設定値以上とな
れば、チャフシーブとストロ−ラックとの間で処理物が
詰まりを生じたと判断するのある。
〔発明の効果〕
チャフシーブ上の処理物の層の厚さを検出する既存のセ
ンサによって、チャフシーブとストロ−ラックとの間の
詰まり検出できるようになるので、専用のセンサを設け
るのに比較して安価で且つ簡単構造となり、製品コスト
の低下と製造工程の簡素化を見込めるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明を、コンバインに搭載された脱穀装置に適
用した場合の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、脱穀装置は、フィードチェーン(
1)にて挟持搬送される刈取殻稈を扱処理する扱胴(2
)を収納する扱室(A)と、その扱室(A)からの漏下
処理物に対して選別作用する揺動選別板(3)と選別風
を送風する唐箕(4)とを備えた選別装置(B)とから
なる。
前記扱室(A)の下部には、前記扱胴(2)の下側外周
部に沿って脱穀処理物漏下用の受網(5)か設けられ、
そして、その受網(5)の後方箇所に、前記扱室(A)
内に残存する脱穀処理物を排出するための送塵口(6)
か形成されている。
前記揺動選別板(3)は、前方から後方に向かって順次
並ぶように配置されたグレンパン(7)、チャフシーブ
(8)、及び、ストロ−ラック(9)の夫々を備え、前
記チャフシーブ(8)の下方には、補助グレンパン(l
O)とグレンシーブ(11)とか夫々前後方向に順次並
ぶ状態で配置され、そして、それらの各部が左右一対の
側板(12)の間に固定され、全体として板状に形成さ
れている。
また、前記選別装置(B)の下部には、前記グレンシー
ブ(11)から漏下する穀粒を一番物として回収する一
番物回収部(13)と、前記ストロ−ラック(9)の終
端部や前記グレンシーブ(11)の終端部を超えて落下
する藁屑等と穀粒とか混入した処理物(以下の説明にお
いて二番物と略称する)を回収して前記扱室(A)に還
元するための二番物回収部(14)とが設けられている
。尚、図中、(15)は前記二番物を前記扱室(A)に
還元するためのスロワである。
前記チャフシーブ(8)について説明すれば、第3図に
示すように、処理物移送方向(第1図中において左右方
向)に並置された複数個の帯板状部材(8a)が、その
上端部を支点として前記左右の側板(8b)に対して回
動自在に取り付けられ、各帯板状部材(8a)の下端部
に枢着された操作ロッド(16)を前後方向に押し引き
操作することによって、前記帯板状部材(8a)の隣合
うもの同士の間隔(p)(以下の説明においてチャフ開
度と略称する場合もある)を変更調節できるように構成
されている。
そして、前記チャフ開度を変更調節する間隔調節用の電
動モータ(M)が設けられ、その電動モータ(M)にギ
ヤ式の連係機構(17)を介して連結される揺動アーム
(17a)と前記操作ロッド(16)とがレリーズワイ
ヤ(18)にて連動連結されている。尚、図中の(19
)は前記チャフ開度を閉じ側に復帰付勢するスプリング
、(PMI)は電動モータ(M)による操作ロッド(1
6)の操作量を前記チャフ開度として検出するチャフ開
度検出用の第1ポテンシヨメータであって、揺動アーム
(17a)の枢支部に付設されている。
そして前記チャフ開度は、第1ポテンシヨメータ(PM
I)の検出角と目標角とか一致すべく電動モータ(M)
が駆動されることによって、目標間隔となるように制御
される。
前記揺動選別板(3)上の処理物の層の厚みを検出する
ための構成について説明すると、第1図と第2図に示す
ように、受網(5)に固着された弓金(20)に接触式
のセンサ(S)が設けられている。このセンサ(S)は
、処理物の移送方向(扱胴軸芯の方向)へ揺動自在に設
けられた下向きのセンサ/<−(21)と、このセンサ
バー(21)の揺動に応じて抵抗値が変化する第2ポテ
ンシヨメータ(PM2)とから成り、第2ポテンシヨメ
ータ(PM2)に接続された信号線(L)を介して第4
図に示すマイクロコンピュータ利用の制御装置(H)に
連絡されている。
つまり、チャフシーブ(8)上の処理物層が厚くなるほ
ど、センサバー(21)が処理物移送方向への揺動角か
大きくなり、第2ポテンシヨメータ(PM2)の抵抗値
か増大する。そしてその抵抗値に応じた信号電圧か信号
線(L)を通じて制御装置(H)へ入力されることにな
る。
ところで、揺動選別板(3)の揺動駆動に伴って前記揺
動選別板(3)とセンサ(S)との距離か変動するので
、センサバー(21)も揺動することとなり、その結果
、信号線(L)から伝達される信号電圧も揺動選別板(
3)の揺動駆動に同期して変動する波形になる。
そこで制御装置(H)は、信号電圧の極大値のみを逐次
取り込み、この極大値を基準として処理物層の厚さを演
算するとともに、チャフシーブ(8)とストロ−ラック
(9)に形成される隙間の処理物の詰まりを検出する情
報とする。要するに、極大値が設定した値以上になり、
その状態が設定時間継続した場合には、詰まりが発生し
たと判断する。
前記制御装置(H)には、第4図に示しているように、
センサ(S)の他に、前記チャフ開度調節用の電動モー
タ(M)と前記第1ポテンシヨメータ(PMI)が連絡
されており、第1ポテンシヨメータ(PMl)と第2ポ
テンシヨメータ(PM2)の情報に基づいて、電動モー
タ(M>が駆動制御され、選別装置(B)の選別状態が
自動調節されることになる。
基本的には、チャフシーブ(8)上の処理物の層か設定
値よりも厚くなると、前記チャフ開度か大となる方へ電
動モータ(M)を駆動し、処理物の漏下量を増大させる
。また、処理物の層か設定値よりも薄くなると、前記チ
ャフ開度が小となるように電動モータ(M)を駆動し、
処理物の漏下量を減少させる。このようにして処理物の
層を一定の厚さに維持しているのである。
[別実施例〕 (a)  第5図に示すように、前記センサ(S)はス
トロ−ラック(9)の前端部に設けられていてもよい。
この場合、センサバー(21)は、自重で下方へ揺動さ
せて処理物の上面に接触させておき、揺動選別板(3)
が揺動する際に処理物がチャフシーブ(8)から浮き上
がっても、その上面に常に接触しながら揺動するように
しておく。そうすれば第2ポテンシヨメータ(PM2)
からは波形の信号電圧が得られるので、制御装置(l(
)によって、信号電圧の極小値のみを逐次取り込み、こ
の極小値を基準として処理物層の厚さを演算することが
できる。
(b)  前記第2ポテンシヨメータ(PM2)に替え
て、センサバー(21)の揺動角度に応じて信号電圧が
段階的に変化するように多接点式のスイッチを用いても
よい。
(C)  前記第2ポテンシヨメータ(PM2)に替え
て、リミットスイッチ(LS)をセンサバー(21)が
設定角度以上になるとONする状態で連結してもよい。
この場合、処理物の厚さとON時間とが比例関係になる
ので、リミットスイッチ(LS)のON時間を測定する
ことによって処理物の層の厚さを検出し、また、ON時
間がある一定時間以上継続すると、処理物の詰まりが発
生していると判断するようにする。
(d3  センサ(S)の数は複数でもよいし、個々の
構成は各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る脱穀装置における処理物の厚さ検出
装置の実施例を示し、第1図は脱穀装置の概略縦断側面
図、第2図は脱穀装置の上部の縦断正面図、第3図はチ
ャフ開度の調節機構の説明図、第4図は制御構成のブロ
ック図である。第5図は別実施例における要部の側面図
、第6図と第7図は従来例における要部の側面図である
。 (A)・・・・・・扱室、(S)・・・・・・センサ、
(3)・・・・・・揺動選別板、(5)・・・・・・受
網、(6)−・・・・・送塵口、(8)・・・・・・チ
ャフシーブ、(9)・・・・・・ストロ−ラック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 扱室(A)の受網(5)から漏下する処理物を揺動選別
    しながら後方へ移送するチャフシーブ(8)と、前記受
    網(5)の後方の送塵口(6)から排出された処理物を
    揺動選別しながら後方へ移送するストローラック(9)
    とが、前記チャフシーブ(8)の上方に間隔を隔ててス
    トローラック(9)が位置する状態で揺動選別板(3)
    に設けられるとともに、前記チャフシーブ(8)上の処
    理物の層の厚さを検出する接触式のセンサ(S)が設け
    られている脱穀装置における処理物層の厚さ検出装置で
    あって、前記センサ(S)が、前記ストローラック(9
    )の直前箇所に相当するチャフシーブ(8)上の処理物
    の層の厚さを検出作用する状態で設けられている脱穀装
    置における処理物層の厚さ検出装置。
JP12722390A 1990-05-17 1990-05-17 脱穀装置における処理物層の厚さ検出装置 Pending JPH0423918A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109515886A (zh) * 2018-10-23 2019-03-26 周力 一种小麦脱粒秸秆打包一体设备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6366449B2 (ja) * 1981-02-05 1988-12-20 Victor Company Of Japan
JPH0249513A (ja) * 1988-08-11 1990-02-19 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの脱穀装置

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