JPH0463512A - 脱穀装置の処理物の厚み検出装置 - Google Patents

脱穀装置の処理物の厚み検出装置

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JPH0463512A
JPH0463512A JP17572890A JP17572890A JPH0463512A JP H0463512 A JPH0463512 A JP H0463512A JP 17572890 A JP17572890 A JP 17572890A JP 17572890 A JP17572890 A JP 17572890A JP H0463512 A JPH0463512 A JP H0463512A
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JP
Japan
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thickness
sensor
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sensors
processed material
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JP17572890A
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English (en)
Inventor
Muneyuki Kawase
宗之 河瀬
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、扱室からの漏下処理物を選別処理する揺動選
別板上に堆積する処理物の厚みを検出する接触式のセン
サと、その接触式のセンサの情報に基づいて前記処理物
の厚みを求める判別手段とが設けられている脱穀装置の
処理物の厚み検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来では、例えば、基端部を支点に処理物に上方から接
触して前後方向に揺動するセンサバーと、その揺動角度
に応じた電圧を出力するポテンショメータとて構成しで
、複数個のセンサを設ける場合であっても、一つのセン
サの検出情報はそのまま処理物の厚みに対応する情報と
して処理するようにしていた。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら、上記この種のセンサは、揺動する選別板
上の処理物に接触作用してその厚みを検出するようにな
っていることから、処理物の厚みか増大してセンサバー
の揺動角度か増大すると、揺動選別板の揺動によってセ
ンサバーか処理物内に突入する量か大きくなって処理物
の厚みか実際よりも薄い値として検出され、その結果、
処理物の詰まり等の不都合を発生する虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、処理物の厚みを誤検出して詰まり等の不都合
が生じないようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による脱穀装置の処理物の厚み検出装置は、扱室
からの漏下処理物を選別処理する揺動選別板上に堆積す
る処理物の厚みを検出する接触式のセンサと、その接触
式のセンサの情報に基づいて前記処理物の厚みを求める
判別手段とが設けられているものであって、その特徴構
成は以下の通りである。
すなわち、前記接触式のセンサの複数個か設けられ、前
記判別手段は、それら複数個のセンサのうちの最も大な
る厚みを検出したセンサの情報に基づいて前記処理物の
厚みを求めるように構成されている点にある。
〔作 用〕
つまり、センサの複数個を設けて、最も大なる厚みを検
出したセンサの情報に基づいて処理物の厚みを求めるよ
うにすることで、求める処理物の厚みを薄いと誤判別し
て処理物の詰まりを発生する等の不都合が生じないよう
にしているのである。
〔発明の効果〕
もって、不正確なセンサ情報を用いなからも、処理物の
厚み安全側の値として検出できるに至った。
〔実施例〕
以下、本発明をコンバインに搭載する脱穀装置に適用し
た場合における実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、脱穀装置は、フィートチェーン(
1)で機体前方側から機体後方側に向かって挟持搬送さ
れる刈取穀稈を扱処理する扱胴(2)を収納する扱室(
A)と、その扱室(A)からの漏下処理物に対して選別
作用する揺動選別板(3)と選別風を送風する唐箕(4
)とを備えた選別装置(B)とからなる。
前記扱室(A)の下部には、前記扱胴(2)の下側外周
部に沿って脱穀処理物か漏下する受は網(5)か設けら
れ、その受は網(5)の後方箇所に、前記扱室(A)内
に残存する脱穀処理物を排出するための送塵口(6)か
形成されている。
前記揺動選別板(3)は、機体前方から後方に向かって
順次並ぶように配置されたグレンパン(7)、チャフシ
ーブ(8)、及び、ストロ−ラック(9)の夫々を備え
ている。前記チャフシーブ(8)の下方には、補助グレ
ンパン(10)とグレンシーブ(11)とが前後方向に
順次並ぶ状態で配置されている。前記グレンパン(7)
乃至グレンシーブ(11)の各部は、左右一対の側板(
12)の間に固定され、全体として板状に形成されてい
る。
尚、図中、(13)は前記送塵口(6)から排出される
処理物に作用するストロ−ラック、(14)は前記グレ
ンシーブ(11)から漏下する穀粒を一番物として回収
する一番物回収部、(15)は前記ストロ−ラック(9
)の終端部や前記グレンシーブ(11)の終端部を越え
て落下する藁屑等と穀粒とか混入した処理物を回収して
前記扱室(A)に還元するための二番物回収部である。
第2図に示すように、前記チャフシーブ(8)は、処理
物移送方向(図中において左右方向)に並置された複数
個の帯板状部材(8a)によって形成されている。それ
ら帯板状部材(8a)は上端部を支点として前記左右の
側板(12)に対して回動自在に取り付けられている。
つまり、前記チャフシーブ(8)は前記帯板状部材(8
a)を回動操作してその間隔(1)を大小に変更調節す
ることにより、前記間隔(1)を通過する単位時間当た
りの処理物量を大小に変更調節して、前記チャフシーブ
(8)上に堆積する処理物の厚みを変更調節できるよう
に構成されているのである。尚、図中、(I6)は前記
帯板状部材(8a)の間隔(1)を大小に変更調節する
だめの操作ロッドてあって、前記各帯板状部材(8a)
の下端部に連結されている。(17)は前記操作ロッド
(16)を押し引き操作するためのワイヤであって、詳
述はしないか、手動操作用のレバー(図示せず)等に連
係されることになる。又、(18)は前記帯板状部材(
8a)の間隔(1)か小さくなる閉じ側に付勢するスプ
リングである。
又、前記チャフシーブ(8)上に堆積する処理物の厚み
を検出する複数個の接触式センサ(S)として、二個の
センサ(Sl)、 (S2)が設けられ、詳しくは後述
するが、そのセンサ(S)の検出情報に基づいて前記処
理物の厚みが設定適正範囲内に維持されるように、車速
を自動調節する車速制御手段か設けられている。
前記センサ(S)について説明すれば、第1図及び第3
図に示すように、処理物移送方向に間隔を隔てる状態で
前後二個のセンサ(Sl)、 (S2)か前記受は網(
5)の支持フレーム(20)を利用して付設されている
。各センサ(Sl)、 (S2)の夫々は略同−構造に
なるものであって、横軸芯回りに揺動自在に垂下された
センサバー(19a)、 (19b)と、それらセンサ
バー(19a)、 (19b)の揺動角度に応じた電圧
を出力するポテンショメータ(図示せず)とを備えてい
る。但し、後方側のセンサバー(19b)はその断面か
略四角形の棒状に形成されているか、前方側のセンサ(
Sl)のセンサバー(19a)は、後方側のセンサバー
(19b)より幅広で、且つ、平面視において処理物に
接触する前面側が後方側に向けて設定角度(θ)を傾斜
した形状に形成されている。
説明を加えれば、前記扱室(A)では入口側はど扱処理
量が多くなりそれに伴って扱室(A)から揺動選別板(
3)上に漏下する処理物の量が扱室(A)の入口側のほ
うが出口側よりも多くなる。
従って、前記扱室(A)の入口側下方となる前方側のセ
ンサ(Sl)の付設箇所では、後方側のセンサ(S2)
の付設箇所よりも堆積する処理物の厚みが厚くなる傾向
がある。又、扱胴(2)は前後方向軸芯回りに回転駆動
されて穀稈を扱処理することから、前記前方側のセンサ
(Sl)の付設箇所では、第4図に示すように、機体横
幅方向において穂先側のほうか株元側よりも受は網(5
)を漏下する処理物量か多くなるため、揺動選別板(3
)上の処理物(X)か横幅方向に偏った状態て堆積され
る傾向がある。そこで、後方側に傾斜させた前方側のセ
ンサ(Sl)のセンサバー(19a)を利用して堆積の
偏りを均平化させるようにしているのである。その結果
、第5図に示すように、後方側のセンサ(S2)は、堆
積状態の偏りを均平化された状態となっている処理物(
X)の厚みを検出てきるので検出誤差を低減できる。尚
、詳述はしないが、前記両センサバー(19a)、 (
19b)は夫々前方側へ復帰付勢された状態で設けられ
ている。そして、前方側のセンサバー(19a)は後方
側のセンサバー(19b)よりも処理物への接触面か広
いので、復帰付勢力を後方側のセンサバー(19b)よ
りも大に設定されである。
次に、前記二個のセンサ(S、)、 (S2)の情報に
基づいて前記処理物の厚みを求めるための制御構成につ
いて説明する。
第6図に示すように、前記二個のセンサ(S、)。
(S2)からの情報に基づいて前記処理物の厚みを求め
る判別手段を構成すると共に、その判別手段の情報に基
づいて車速を自動調節する車速制御手段を構成するため
の制御装置(21)が設けられている。尚、図中、(2
2)は走行用の変速装置、(23)はその変速装置(2
2)の操作用のアクチュエータである。
次に、第7図に示すフローチャートに基づいて、前記制
御装置(21)の動作について説明する。
制御作動が開始されると、前記二個のセンサ(S、)、
 (S2)の出力を比較して出力が大なる側のセンサの
出力を処理物の厚みに換算する。
次に、求めた処理物の厚みか設定適正範囲内にあるか否
かを判別し、設定適正範囲よりも薄い場合には車速を増
速して単位時間当たりに刈り取る穀稈量を増大して、前
記揺動選別板(3)上の処理物の厚みか設定適正範囲内
に維持されるようにすることになり、設定適正範囲より
も厚い場合には、車速を減速して単位時間当たりに刈り
取る穀稈量を減少させて、前記揺動選別板(3)上の処
理物の厚みか設定適正範囲内に維持されるようにするこ
とになる。
〔別実施例〕
上記実施例では、二個のセンサ(Sl)、 (S2)を
前後方向に間隔を隔てて付設した場合を例示したが、例
えば、第8図に示すように、前後方向と横幅方向の両方
に間隔を隔てるように付設したり、第9図に示すように
、横幅方向のみに間隔を隔てる状態で付設してもよい。
又、三個以上の複数個を付設してもよい。
又、上記実施例では、センサ(Sl)、 (S2)をポ
テンショメータ式に構成した場合を例示したが、多接点
のスイッチ式に構成したり、厚みが設定値より大か小か
を検出可能な0N10FF式に構成してもよい。
又、上記実施例では、複数個のセンサ(S、)。
(S2)の形状を前後で異ならせるようにした場合を例
示したか、同一形状にしてもよく、センサバーの形状や
センサの具体構成、並びに、センサの付設位置等は各種
変更できる。
又、上記実施例では、検出した処理物の厚み情報を車速
制御に利用するようにした場合を例示したが、車速制御
は人為的に行うように検出した処理物の厚みを表示又は
報知するだけに簡素化したり、車速制御に代えて前記チ
ャフシーブ(8)の間隔(1)を自動調節して選別状態
を自動制御するようにしてもよく、判別した処理物の厚
みの情報は各種の制御情報に利用できる。
その他、本発明を適用する上で必要となる各部の具体構
成は各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る脱穀装置の処理物の厚み検出装置の
実施例を示し、第1図は脱穀装置の概略縦断側面図、第
2図はチャフシーブの拡大側面図、第3図はセンサ配置
を示す平面図、第4図は前方側センサ部分の正面図、第
5図は後方側センサ部分の正面図、第6図は制御構成の
ブロック図、第7図は制御作動のフローチャート、第8
図は別実施例におけるセンサ配置を示す平面図、第9図
は更に別の実施例におけるセンサ配置を示す正面図であ
る。 (A)・・・・・・扱室、(S)・・印・接触式のセン
サ、(3)・・・・・・揺動選別板、(21)・・・・
・・判別手段。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 扱室(A)からの漏下処理物を選別処理する揺動選別板
    (3)上に堆積する処理物の厚みを検出する接触式のセ
    ンサ(S)と、その接触式のセンサ(S)の情報に基づ
    いて前記処理物の厚みを求める判別手段(21)とが設
    けられている脱穀装置の処理物の厚み検出装置であって
    、前記接触式のセンサ(S)の複数個が設けられ、前記
    判別手段(21)は、それら複数個のセンサ(S)のう
    ちの最も大なる厚みを検出したセンサの情報に基づいて
    前記処理物の厚みを求めるように構成されている脱穀装
    置の処理物の厚み検出装置。
JP17572890A 1990-07-02 1990-07-02 脱穀装置の処理物の厚み検出装置 Pending JPH0463512A (ja)

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JPH0463512A true JPH0463512A (ja) 1992-02-28

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ID=16001202

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JP17572890A Pending JPH0463512A (ja) 1990-07-02 1990-07-02 脱穀装置の処理物の厚み検出装置

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JP (1) JPH0463512A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016163553A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 三菱マヒンドラ農機株式会社 脱穀装置

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