JP2561390B2 - 高さ検出装置 - Google Patents

高さ検出装置

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JP2561390B2
JP2561390B2 JP3003114A JP311491A JP2561390B2 JP 2561390 B2 JP2561390 B2 JP 2561390B2 JP 3003114 A JP3003114 A JP 3003114A JP 311491 A JP311491 A JP 311491A JP 2561390 B2 JP2561390 B2 JP 2561390B2
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末蔵 上田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上端部を支点にして揺
動自在で且つ下向き突出状態の初期姿勢に復帰付勢され
た検出体と、その検出体の揺動角度を検出するセンサと
が設けられ、その検出体の前記初期姿勢からの揺動に基
づいて高さを検出する高さ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる高さ検出装置は、例えば脱穀装置
における揺動選別板上の処理物量を検出するのに利用さ
れる。このような場合において、検出体が初期姿勢から
上方に揺動するほど、検出体と処理物の上部との交差角
が小さくなる、その結果、揺動選別板上を流動する処理
物にて検出体を上方側に揺動させる力が小さくなり、検
出体が処理物中に突入する突入量が大きくなることに起
因して、高さを精度良く検出しにくいものとなる。この
ため従来では、初期姿勢において下端の高さが異なる複
数個の検出体を併設して、高さを検出するように構成し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、複数個の検
出体とそれに合わせて複数個のセンサとを要するため、
全体構成が高価で複雑になる問題があった。本発明は、
上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、
構成の簡素化を図りながらも、精度良く高さを検出でき
るようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による高さ検出装
置は、上端部を支点にして揺動自在で且つ下向き突出状
態の初期姿勢に復帰付勢された検出体と、その検出体の
揺動角度を検出するセンサとが設けられて、前記検出体
の前記初期姿勢からの揺動に基づいて高さを検出するも
のであって、第1特徴構成は、前記検出体が、回転位相
を異ならせて複数個の接触部を備え、それら接触部夫々
の先端と前記支点との間隔が、順次小さくなるように構
成されている点にある。第2特徴構成は、上記第1特徴
構成を実施する際の好ましい具体構成を特定するもので
あって、前記検出体が自重により前記初期姿勢に復帰付
勢されている点にある。
【0005】
【作用】第1特徴構成によれば、検出体の上方の揺動に
伴って回転位相を異ならせた複数個の接触部が、順次検
出対象物に接触することになる。そして、各接触部は、
その先端と支点との間隔が順次小さくなるように構成さ
れているから、各接触部と検出対象物上面との交差角が
小さくなることが回避され、各接触部が検出対象物中に
突入する突入量が大きくなることが抑制される。第2特
徴構成によれば、複数の接触部を有する検出体の自重を
利用して、検出体を初期姿勢に復帰付勢することによっ
て、復帰付勢用のスプリングを特別に設けることを不要
にできる。
【0006】
【発明の効果】第1特徴構成によれば、複数個の接触部
を備える一つの検出体とその検出体の揺動角度を検出す
る一つのセンサとを設けるだけの簡素な構成で、高さを
精度良く検出することができる。第2特徴構成によれ
ば、復帰付勢用の特別なスプリングを省略して、構成の
一層の簡素化を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を脱穀装置における揺動選別板
上の処理物量を検出するのに適用した実施例を図面に基
づいて説明する。図3に示すように、コンバインに搭載
の脱穀装置は、穀稈の株元を挟持して搬送するフィード
チェーン1と、扱胴2を備えた扱室Aと、揺動選別板3
と、選別風を送風する唐箕4と、一番物を回収する一番
口5と、二番物を回収する二番口6と、二番物を揺動選
別板3に還元する二番物還元用の搬送装置7と、横断流
式の排塵ファン8とを備えている。尚、二番物還元用の
搬送装置7の途中部分に、二番物を脱穀処理する二番物
用の脱穀部が設けられている。
【0008】前記扱室Aの下部には、処理物漏下用の受
網9が配設されると共に、終端部には、残存処理物の排
出用の排出口10が開口されている。前記揺動選別板3
は、前方から後方に向かって、グレンパン11、チャフ
シーブ12、ストローラック14の夫々を備え、チャフ
シーブ12の下方には、補助グレンパン15とグレンシ
ーブ16とを配設し、さらに、上記扱室Aの排出口10
に対向して、補助ストローラック17及び横幅方向に並
ぶ杆状体18の複数本を配設し、そして、それらの構成
部材を左右一対の側板19の間に固定して構成されてい
る。尚、前記杆状体18の上部には、処理物を後方に掻
き飛ばす回転体13が設けられている。
【0009】前記揺動選別板3上の処理物量を検出すべ
く、処理物の高さ(厚さ)を検出する高さ検出装置が設
けられており、以下これについて図1及び図2を参照し
て説明する。尚、この高さ検出装置の検出情報は、前記
唐箕4の送風量や前記チャフシーブ12における隣接す
るチャフの間隔を調整するのに使用される。この調整
は、基本的には処理物量が多いほど送風量を多くし、か
つ、チャフの間隔を大きくするものであって、具体的に
は、検出情報を表示して、送風量やチャフの間隔を人為
的に調整する形態や、送風量調整用のアクチュエータ及
びチャフの間隔調整用のアクチュエータを検出情報に基
づいて自動的に作動させる自動制御形態が採られること
になる。
【0010】高さ検出装置は、前記受網9の下部に取り
つけられるものであって、上端部を支点にして前後方向
に揺動自在で且つ下向き突出状態の初期姿勢に自重によ
り復帰付勢された検出体20と、その検出体20の揺動
角度を検出するセンサとしてのポテンショメータ21と
がとが設けられて、前記検出体20の前記初期姿勢から
の揺動に基づいて高さを検出するように構成されてい
る。そして、前記検出体20が、回転位相を異ならせて
二個の板状の接触部S1,S2を備え、それら接触部S
1,S2夫々の先端と前記支点との間隔が、順次小さく
なるように構成されており、処理物の高さ増大(厚さの
増大)にともなって、それら接触部S1,S2を処理物
の上部に順次接触させることによって、検出精度の向上
を図るようになっている。
【0011】尚、本実施例の高さ検出装置の検出情報、
つまりポテンショメータ21の出力信号は、揺動選別板
3の揺動に伴って周期的に変動することになる。このた
め、前記出力信号を設定周期でサンプリングして、その
サンプリングの複数個の平均値を高さ(厚さ)に対応す
る情報として使用するとよい。
【0012】各部について説明を加えると、ポテンショ
メータ21が、受網9の下部に設けられた支持枠22に
ボルト固定され、ポテンショメータ21の回転軸に、検
出体取り付けアーム23が取り付けられ、二個の接触部
S1,S2が、ボルトによって接続されると共に、アー
ム23にボルト固定されている。前記支持枠22は、受
網9の下部に前後方向に沿って支持された杆状体24に
溶接によって取り付けられている。ポテンショメータ2
1及び検出体20を上方より覆うカバー体25が、前記
支持枠22にボルト固定されている。尚、このカバー体
25を設けることによって、検出体20つまり板状の接
触部S1,S2に処理物が付着堆積することが抑制され
て、接触部S1,S2が堆積物の重量のために処理物中
に不必要に突入することを回避するようになっている。
前記杆状体24は、受網9の下面に沿って設けられる弓
状の補強枠9aを利用して取り付けられている。すなわ
ち、前後方向に並ぶ複数の補強枠9aのうちの二個の補
強枠9aに、板状の取付片26が溶接にて取付けられ、
杆状体24の両端部夫々に付設した板状の接続片27
が、取付片26にボルト固定されている。
【0013】以下別の実施例について説明する。本発明
の高さ検出装置を上述の実施例で述べた如く、揺動選別
板3上の処理物量の検出に適用する場合において、高さ
検出装置を揺動選別板3に装着する形態で実施してもよ
い。つまり、例えば図4に示すように、前記補助ストロ
ーラック17に付設する形態で実施してもよい。但し、
この場合、検出体20の接触部S1,S2として、上記
実施例の場合に較べて短く形成したものを使用すること
になる。そして、このように短く形成された接触部S
1,S2は、自重が小さくなるから、例示するように重
り28を検出体20に取付るとよい。
【0014】本発明を実施するに、検出体20に三個以
上の多数個の接触部を備えさせるようにする等、本発明
を実施するのに必要となる各部の具体構成は、使用対象
等に合わせて各種変更できる。
【0015】本発明の高さ検出装置は、上記の如く揺動
選別板3上の処理物量の検出に適用する他、例えばベル
トコンベヤ上を搬送される粉粒物の高さ(厚さ)を検出
するのに適用したり、湿田を走行する移動農機の泥面か
らの高さを検出するのに適用する等、種々の目的で使用
できる。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】高さ検出装置の側面図
【図2】同背面図
【図3】脱穀装置の切欠き概略側面図
【図4】別実施例の側面図
【符号の説明】
20 検出体 21 センサ S1,S2 接触部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部を支点にして揺動自在で且つ下向
    き突出状態の初期姿勢に復帰付勢された検出体20と、
    その検出体20の揺動角度を検出するセンサ21とが設
    けられて、前記検出体20の前記初期姿勢からの揺動に
    基づいて高さを検出する高さ検出装置であって、前記検
    出体20が、回転位相を異ならせて複数個の接触部S
    1,S2を備え、それら接触部S1,S2夫々の先端と
    前記支点との間隔が、順次小さくなるように構成されて
    いる高さ検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高さ検出装置であって、
    前記検出体20が自重により前記初期姿勢に復帰付勢さ
    れている高さ検出装置。
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