JPH11168962A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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Publication number
JPH11168962A
JPH11168962A JP9347791A JP34779197A JPH11168962A JP H11168962 A JPH11168962 A JP H11168962A JP 9347791 A JP9347791 A JP 9347791A JP 34779197 A JP34779197 A JP 34779197A JP H11168962 A JPH11168962 A JP H11168962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshing
grain
amount
processed material
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9347791A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kishimoto
貴史 岸本
Yoshimi Miyano
良實 宮野
Yukio Nishio
幸男 西尾
Yusaku Yoshida
有作 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP9347791A priority Critical patent/JPH11168962A/ja
Publication of JPH11168962A publication Critical patent/JPH11168962A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理物量の検出精度を向上する。 【解決手段】 一番穀物揚送用のスクリューコンベア1
6内の一番穀物の重量を検出する圧力センサ17を設
け、圧力センサ17の検出結果に基づいて脱穀制御する
脱穀制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインなどに
搭載される脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】脱穀装置では、例えば、処理物の量に応
じて、処理物量が多いと、揺動選別板上から回収部への
処理物の漏下量を多くすることで処理物中の穀物が藁屑
とともに外部に排出されてしまうことを少なくして穀物
の回収率を高め、他方、処理物量が少ないと、揺動選別
板上から回収部への処理物の漏下量を少なくすることで
処理物に対する揺動選別を効果的に行って回収穀物中に
藁屑などの夾雑物が混じることを少なくする漏下量制御
が行われる。
【0003】また、脱穀装置では、前記の漏下量制御を
行う場合において、処理物の漏下量を多くしたときに
は、それに伴い藁屑などの夾雑物の漏下量も多くなるに
かかわらず、選別風量をアップして気流選別性能を向上
することで回収される穀物中に夾雑物が混じるのを少な
くし、他方、処理物の漏下量を少なくしたときには、選
別風量をダウンして漏下した穀物が夾雑物とともに外部
に排出されることを抑制して穀物の回収率を高める選別
風量制御が行われることもある。
【0004】このように、脱穀装置では、効率の良い脱
穀を行うために処理物量に基づいた各種の脱穀制御が行
われる。
【0005】上記の脱穀制御を行うにあたって必要とな
る処理物量の検出を行うに、従来では、揺動選別板上の
処理物層の厚さを検出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、揺動選別板上で移送される処理物が上
下に揺動していて、処理物量の増減のみならずその処理
物の上下揺動によっても処理物層の厚さが変化するか
ら、検出精度が低かった。
【0007】本発明の目的は、処理物量の検出精度を向
上する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0009】〔特徴〕一番穀物揚送用のスクリューコン
ベア内の一番穀物の重量を検出する重量検出手段を設け
てある点にある。
【0010】〔作用〕本第1発明によるときは、処理物
量と密接な関係にあるスクリューコンベア内の一番穀物
の重量を重量検出手段で検出するようにしてあるから、
その重量検出を処理物量の検出とすることができる。
【0011】しかも、スクリューコンベア内の一番穀物
は、スクリューコンベアから揚送力を受けているだけ
で、揚送移動を除けば静的な状態にあって、重量検出手
段による重量検出に対する外乱が少ないから、重量の検
出を精度良く行える。
【0012】〔効果〕従って、本第1発明によれば、処
理物量の検出を精度良く行え、その検出結果に基づいて
脱穀制御を行う場合には、その脱穀制御を良好に行え、
脱穀性能を向上できるようになった。
【0013】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0014】〔特徴〕上記本第1発明の特徴において、
前記重量検出手段の検出結果に基づいて脱穀制御する脱
穀制御手段を設けてある点にある。
【0015】〔作用〕本第2発明によるときは、重量検
出手段による処理物量の検出を精度良く行えることに着
目して、重量検出手段の検出結果に基づいて脱穀制御す
る脱穀制御手段を設けてあるから、脱穀制御を精度良く
行うことができる。
【0016】〔効果〕従って、本第2発明によれば、脱
穀性能を向上できるようになった。
【0017】
【発明の実施の形態】コンバインは、図1に示すよう
に、クローラ式の走行装置1を備えた機体フレーム2の
前部に、植立穀稈を刈り取る刈取装置3を昇降操作自在
に連結し、刈取装置3からの刈取穀稈を横倒し姿勢でフ
ィードチェーン4を介して後方に搬送しつつ脱穀処理す
る脱穀装置5と搭乗運転部6と穀物貯留タンク7とを前
記機体フレーム2に搭載して構成されている。
【0018】前記脱穀装置5は、図2に示すように、前
記フィードチェーン4で搬送される刈取穀稈を扱ぎ処理
する扱胴8を内装した扱室9を設け、この扱室9から受
け網10を通して漏下してくる処理物を揺動選別する揺
動選別板11を設け、気流選別用の選別風を発生させる
唐箕12を設け、選別された処理物のうち一番穀物を回
収して一番スクリュー13aを介して左右一方側に搬送
する樋状の一番回収部13と二番穀物を回収して二番ス
クリュー14aを介して左右一方側に搬送する樋状の二
番回収部14とを設け、搬送されてきた回収二番穀物を
前記揺動選別板11上に返す二番還元スクリューコンベ
ア15と、搬送されてきた回収一番穀物を前記穀物貯留
タンク7に揚送するスクリューコンベア16とを設けて
構成されている。前記揺動選別板11は、図2,図4に
示すように、揺動移送方向に間隔を隔てて並置した複数
のシーブ11aを左右軸芯周りに一体に揺動させること
により隣合うシーブ11a間に形成される処理物漏下孔
の幅を変更して処理物漏下量を調整するチャフシーブ1
1Aを有し、唐箕12は、変速用アクチュエータ(電動
モータなど)12Aで操作されて回転数を変更すること
により選別風量を調整するものであり、また、スクリュ
ーコンベア16は、図3に示すように、スクリュー筒1
6aとそれに内装したスクリュー軸16bとからなり、
スクリュー軸16bは、前記一番スクリュー軸13aに
よりベベルギヤ18を介して駆動されるようになってい
る。そして、図4に示すように、チャフシーブ11A
は、減速ギヤ機構19及びワイヤ20を介してシーブ1
1aをスプリング21の付勢力に抗して電動モータ22
で揺動させることにより、漏下量増大側に作動するもの
である。
【0019】かつ、脱穀装置5は、処理物量の検出手段
と脱穀制御手段とを備えている。
【0020】検出手段は、前記一番穀物の量と処理物の
量とが密接な関係にあることに着目して、前記スクリュ
ーコンベア16内の一番穀物の重量を処理物量として検
出する重量検出手段であって、図3に示すように、前記
スクリュー軸16bの下端から受ける押圧力を圧力セン
サ17で測定することによりスクリュー軸16bに掛か
る一番穀物の重量を検出する手段である。
【0021】前記脱穀制御手段は、前記重量検出手段の
検出結果、つまり、圧力センサ17の測定圧力に基づい
て脱穀制御する手段であって、具体的には、図4に示す
ように、検出重量が大になるほど、チャフシーブ11A
の漏下面積を大きくしてチャフシーブ11Aからの処理
物漏下量が多くなるように前記電動モータ22を操作す
る一方、選別風量を増大させるように唐箕12の変速用
アクチュエータ12Aを操作する手段である。
【0022】〔別実施形態〕上記実施の形態において、
走行速度、つまりは、脱穀装置5に供給される穀稈量を
検出するセンサを設け、このセンサの検出結果に基づい
て処理物量が設定範囲となるように走行速度を制御する
走行速度制御を組み合わせて実施する。
【0023】上記実施の形態では、コンバインに搭載の
脱穀装置5を示したが、本発明は、刈取装置3を持たな
いハーベスタの脱穀装置や定置脱穀装置などにも適用す
ることができる。
【0024】上記実施の形態では、脱穀制御手段とし
て、チャフシーブ11aの漏下面積、つまり、揺動選別
板11の漏下面積と、選別風量とを操作する手段を示し
たが、脱穀制御手段としては、揺動選別板11の漏下面
積のみを操作する手段や、選別風量のみを操作する手段
であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】脱穀装置の縦断側面図
【図3】一番回収部とスクリューコンベアとの接続部の
縦断面図
【図4】脱穀制御ブロック図
【符号の説明】
16 スクリューコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 有作 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一番穀物揚送用のスクリューコンベア内
    の一番穀物の重量を検出する重量検出手段を設けてある
    脱穀装置。
  2. 【請求項2】 前記重量検出手段の検出結果に基づいて
    脱穀制御する脱穀制御手段を設けてある請求項1記載の
    脱穀装置。
JP9347791A 1997-12-17 1997-12-17 脱穀装置 Pending JPH11168962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9347791A JPH11168962A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 脱穀装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9347791A JPH11168962A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 脱穀装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11168962A true JPH11168962A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18392607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9347791A Pending JPH11168962A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 脱穀装置

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JP (1) JPH11168962A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100356830C (zh) * 2003-02-26 2007-12-26 王彦忠 多功能联合花生收获机
CN102577758A (zh) * 2012-02-23 2012-07-18 无锡联合收割机有限公司 二次谷物输送装置的传动机构
CN102577757A (zh) * 2012-02-23 2012-07-18 无锡联合收割机有限公司 一次谷物输送装置的传动机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100356830C (zh) * 2003-02-26 2007-12-26 王彦忠 多功能联合花生收获机
CN102577758A (zh) * 2012-02-23 2012-07-18 无锡联合收割机有限公司 二次谷物输送装置的传动机构
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