JP3294042B2 - コンバインの脱穀装置 - Google Patents

コンバインの脱穀装置

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JP3294042B2 JP05855495A JP5855495A JP3294042B2 JP 3294042 B2 JP3294042 B2 JP 3294042B2 JP 05855495 A JP05855495 A JP 05855495A JP 5855495 A JP5855495 A JP 5855495A JP 3294042 B2 JP3294042 B2 JP 3294042B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揺動選別装置の終端部
に臨んで形成された排塵口を遮蔽可能な駆動式の遮蔽部
材を設けてあるコンバインの脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のコンバインの脱穀装置にお
いては、特開平4‐84825号公報に示されるよう
に、一行程の刈取作業が終了して次行程の刈取作業に移
行する際の機体回行中にあるか否かを検出する検出部を
設け、機体が回行中にあることを検出部が検出すると、
その検出情報に基づき、前記排塵口が遮蔽されるように
遮蔽部材を駆動制御する制御手段を設けたものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、機体回行中に排塵口を遮蔽板で遮蔽するから、少量
になっている機体回行中の処理物に選別風が強く作用し
たり、機体回行のための急激な向き変化等に伴って生じ
る慣性力が処理物に作用したりしても、処理物が排塵口
から排出されにくくなり、機体回行中における3番ロス
を防止できるという利点がある。
【0004】しかしながら上記従来の構成では、機体の
回行中に限って遮蔽部材を遮蔽駆動制御していたため、
例えば圃場の植立穀稈の疎らな箇所を刈取脱穀するとき
のように、刈取作業中に揺動選別ケース内の少量で密度
の薄い処理物に選別風が強く作用していても排塵口は開
いたままで、この排塵口から処理物が排出されて、3番
ロスを出しやすかった。
【0005】本発明の目的は、3番ロスを従来よりも少
なくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明の
特徴構成は、機体が刈取作業中にあるか、又は一行程の
刈取作業が終了して次行程の刈取作業に移行する際の回
行中にあるかを検出する第1検出センサと、処理量を検
出する第2検出センサとを設け、機体が回行中にあるこ
とを前記第1検出センサが検出すると、その検出情報に
基づいて、前記排塵口が遮蔽されるように前記遮蔽部材
を駆動制御し、機体が刈取作業中にあることを前記第1
検出センサが検出すると、その検出情報及び前記第2検
出センサの検出情報に基づいて、処理量が少量のときほ
ど前記排塵口が、より小さくなるように前記遮蔽部材を
駆動制御する制御手段を設けてあることにある。
【0007】請求項2にかかる発明の特徴構成は、請求
項1にかかる発明において、唐箕の風量を増減調節する
唐箕風調節機構を設け、機体が回行中にあることを前記
第1検出センサが検出すると、その検出情報に基づい
て、前記制御手段で唐箕風調節機構を制御して、唐箕風
量を減少させるよう構成してあることにある。
【0008】請求項3にかかる発明の特徴構成は、請求
項1又は2にかかる発明において、機体が刈取作業中に
あることを前記第1検出センサが検出すると、その検出
情報及び前記第2検出センサの検出情報に基づいて、前
記制御手段で前記唐箕風調節機構を制御して、処理量が
少量のときほど唐箕風量が、より少なくなるよう構成し
てあることにある。
【0009】請求項4にかかる発明の特徴構成は、請求
項3にかかる発明において、前記唐箕風調節機構を介し
て前記遮蔽部材を遮蔽駆動可能に、前記遮蔽部材を前記
唐箕風調節機構に連係するとともに、前記遮蔽部材と唐
箕風調節機構との間に融通機構を設けて、唐箕風量が所
定量まで減少する状態に前記唐箕風調節機構が作動して
から、前記遮蔽部材が遮蔽方向に作動可能になるよう構
成してあることにある。
【0010】請求項5にかかる発明の特徴構成は、請求
項1ないし4のうちのいずれか一つにかかる発明におい
て前記排塵口の左右両端部にわたる遮蔽板を設け、この
遮蔽板の下端部に複数の棒材を左右に所定のピッチで下
向きに延出して前記遮蔽部材を構成してあることにあ
る。
【0011】
【作用】請求項1の構成によれば、機体が回行中にある
ことを第1検出センサが検出すると、遮蔽部材が排塵口
を遮蔽するから、少量になっている機体回行中の処理物
に選別風が強く作用したり、機体回行のための急激な向
き変化等に伴って生じる慣性力が処理物に作用したりし
ても、処理物が排塵口から排出されにくくなる。
【0012】また、機体が刈取作業中にあることを第1
検出センサが検出すると、遮蔽部材が遮蔽駆動して、処
理量が少量のときほど排塵口が、より小さくなるから、
例えば圃場の植立穀稈の疎らな箇所を刈取脱穀したり、
低速で走行して刈取脱穀したりするときのように、刈取
作業中に揺動選別ケース内の少量で密度の薄い処理物に
選別風が強く作用する場合であっても、処理物が排塵口
から排出されにくくなる。
【0013】請求項2の構成によれば、機体が回行中に
あることを第1検出センサが検出すると、その検出情報
に基づいて、制御手段で唐箕風調節機構を制御して、唐
箕風量を減少させるから、少量になっている機体回行中
の処理物に選別風が強く作用するのを防止できる。その
結果、機体回行中において処理物が排塵口から排出され
にくくなるという請求項1の構成による上記第1の作用
を、さらに効果的に奏することができる。
【0014】請求項3の構成によれば、機体が刈取作業
中にあることを前記第1検出センサが検出すると、処理
量が少量のときほど唐箕風量が、より少なくなるから、
圃場の植立穀稈の疎らな箇所を刈取脱穀するときのよう
に、刈取作業中に揺動選別ケース内の少量で密度の薄い
処理物に選別風が強く作用するのを防止できる。その結
果、刈取作業中において処理物が排塵口から排出されに
くくなるという請求項1の構成による上記第2の作用
を、さらに効果的に奏することができる。
【0015】請求項4の構成によれば、唐箕風調節機構
を介して前記遮蔽部材を遮蔽駆動可能に、前記遮蔽部材
を前記唐箕風調節機構に連係してあるから、遮蔽部材の
駆動機構を新たに設ける必要がなく、構造をコンパクト
化し製作コストを低廉化できる。また遮蔽部材と唐箕風
調節機構との間に上記のような融通機構を設けてあるか
ら、遮蔽部材が遮蔽方向に作動し始めるときには、既に
唐箕風量が所定量まで減少しており、請求項2又は3に
よる上記作用を、確実に奏することができる。
【0016】請求項5の構成によれば、遮蔽板の下端部
に延出した複数の棒材同士の間から唐箕風の一部を逃が
すことができ、揺動選別ケース内で唐箕風の圧力が異常
に高くなる等の不具合を防止でき、脱穀処理を円滑に行
わせることができる。
【0017】
【発明の効果】従って、請求項1の構成によれば、機体
回行中に処理物が排塵口から排出されにくくなり、しか
も、例えば圃場の植立穀稈の疎らな箇所を刈取脱穀する
ときのように、刈取作業中に揺動選別ケース内の少量で
密度の薄い処理物に選別風が強く作用する場合であって
も処理物が排塵口から排出されにくくなるから、機体が
刈取作業中にあるか回行中にあるかにかかわらず、3番
ロスを防止できるようになり、従来よりも3番ロスを少
なくすることができた。
【0018】また請求項2ないし4の構成によれば、上
記請求項1の構成による効果をさらに向上させることが
でき、請求項5の構成によれば、脱穀処理を円滑に行わ
せることができて、遮蔽部材を備えた構成において作業
性を向上させることができるようになった。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に自脱型コンバインを示している。このコン
バインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた機体
フレーム2上に脱穀装置3を搭載するとともに、縦搬送
装置4を備える刈取前処理部5を、機体前部に昇降自在
に連結し、刈取前処理部5の右横側に搭乗運転部6を設
けて構成してある。
【0020】図2に示すように前記脱穀装置3は、刈取
前処理部5で刈り取られた穀稈を、フィードチェーンF
Cで後方に搬送される途中で扱処理するように、上部に
前後軸心周りに回転駆動される扱胴8を軸支した扱室9
を設けて脱穀部を構成するとともに、扱胴8の下方に張
設された受網10から漏下してくる処理物を選別処理す
る選別部11を配設した構造となっている。
【0021】前記選別部11は、漏下処理物を後方に揺
動移送しながら篩い選別してワラ屑類を装置後端の排塵
口17から機外に排出する揺動選別装置12、この揺動
選別装置12に後方に向かう選別風を供給する唐箕1
3、選別漏下される穀粒を回収してタンク(図示せず)
に貯溜するスクリュー搬送式一番物回収部14、下方に
落下する二番物を回収して揺動選別装置12の移送方向
上手側に還元させるスクリュー搬送式二番物回収部1
5、揺動選別装置12の上方から塵埃を吸引して機外に
排出する排塵ファン18等で構成してある。
【0022】前記揺動選別装置12は、扱室9から漏下
した処理物を開度調節自在なチャフシーブ19で受け止
めて揺動移送しながら粗選別を行う粗選別部20、この
粗選別部20から漏下した選別処理物を揺動移送しなが
ら穀粒と二番物とに選別する精選別部21を揺動選別ケ
ース16に設けて構成してある。図6に示すように、前
記チャフシーブ19は夫々横軸芯周りで揺動調節自在な
複数のチャフ板19aを並列配備して成り、各チャフ板
19aはワイヤを介して電動モータM1により一体的に
揺動作動して、処理物の漏下開度を変更調節できるよう
構成してある。また、前記チャフシーブ19の終端部後
方で処理物の移送方向下手側に延びるワラ屑移送用のス
トローラック22を、唐箕13の選別風を下方から受け
ながら作動するように配設して、排ワラ屑を前記排塵口
17から機体外方に排出させるよう構成してある。
【0023】図2及び図6に示すように、前記チャフシ
ーブ19の上方には、チャフシーブ19の上部における
処理物の層厚さを脱穀処理量のデータとして検出する処
理物量検出センサS2(第2検出センサの一例)を設
け、この検出情報に基づいて、処理物量が多いときは、
チャフシーブ19の開度が広くなるように電動モータM
1を制御し、処理物量が少ないときは、チャフシーブ1
9の開度が狭くなるように電動モータM1をそれぞれ制
御する制御装置23(制御手段の一例)を設けてある。
【0024】前記唐箕13は、図2,図3,図4に示す
ように、唐箕ファン24を唐箕ケース25に内装し、唐
箕13の風量を調節するためのベルト式無断変速装置2
6(唐箕風調節機構の一例)を設けて構成してあり、前
記処理物量検出センサS2の検出情報に基づいて、処理
物量が多いときは唐箕風が多くなるようにベルト式無断
変速装置26を駆動し、処理物量が少ないときは唐箕風
が少なくなるようにベルト式無断変速装置26を駆動す
る制御を、前記制御装置23で実行可能に構成してあ
る。
【0025】前記ベルト式無断変速装置26は、原動部
からの動力を受けて駆動回転する第1プーリ27と、ベ
ルトVを介して第1プーリ27から回転力を受けて唐箕
ファン11と一体回転する第2プーリ28と、第1、第
2プーリ27,28間のテンションプーリ29とから成
り、前記第2プーリ28を割りプーリで構成してある。
前記第2プーリ28に対しては、第2プーリ28を構成
する一対のプーリ部材28a,28b同士を軸芯方向に
近接離間させてベルトVの巻掛径を変更させるためのカ
ム機構30を設けてあり、このカム機構30を構成する
に、一方のプーリ部材28aの回転中心部と、電動モー
タM2を介して第2プーリ28の軸芯周りに揺動するカ
ムレバー31の基端部との間に、カムレバー31の揺動
に伴って前記一方のプーリ部材28aを他方のプーリ部
材28bに近接離間させるカム面を形成してある。カム
レバー31と電動モータM2との連結部は、カムレバー
31の遊端部側の切欠き部にナット32を、カムレバー
31の長手方向にスライド自在に嵌合するとともに、電
動モータM2により駆動回転する送りネジ33の先端部
に螺合して構成してある。上記構成においては、カムレ
バー31が機体前方側に揺動するに伴って唐箕風が少な
くなり、機体後方側に揺動するに伴って唐箕風が多くな
るように、各構成部材の位置関係を設定してある。
【0026】前記排塵口17に対しては、機体の作業動
作に基づいて遮蔽駆動制御される駆動式の遮蔽部材34
を設けてある。以下に、この遮蔽部材34の制御系につ
いて説明する。
【0027】図3,図5に示すように前記遮蔽部材34
は、排塵口17の左右両端部にわたる横長の遮蔽板35
を設け、この遮蔽板35の下端部に複数の棒材36を、
各棒材36がストローラック22の各ラック板22a間
に位置するように、左右に所定のピッチで下向きに延出
して成るもので、遮蔽板35の左右両端部を、支持アー
ム44を介して揺動選別ケース16の側壁に横軸芯周り
に揺動自在に取付けて、排塵口17が全開状態のほぼ水
平姿勢と、全閉状態の立ち姿勢とにわたって揺動自在に
構成し、排塵口17が全開状態になる方向に支持アーム
44の上端部をスプリング37で引き付勢してある。な
お前記全閉状態であっても唐箕風を完全に遮断するもの
ではなく、上記のように遮蔽板35の下端部に複数の棒
材35を延出した構成にして、一部の唐箕風を各棒材3
6間の隙間から逃がすようにしてある。
【0028】そして、前記ベルト式無断変速装置26で
遮蔽部材34を遮蔽駆動可能に、遮蔽板35をベルト式
無断変速装置26にケーブルWを介して連係し、刈取穀
稈の有無を検出する株元センサS1(第1検出センサの
一例)を、刈取前処理部14における縦搬送装置4に設
けて、機体が刈取作業中にあるか、又は一行程の刈取作
業が終了して次行程の刈取作業に移行する際の回行中に
あるかを穀稈の有無により検出可能に構成し、機体が回
行中にあることを前記株元センサS1が検出すると、そ
の検出情報に基づいて排塵口17が遮蔽され、かつ、唐
箕風量が減少するように遮蔽部材34とベルト式無断変
速装置26とを駆動し、機体が刈取作業中にあることを
株元センサS1が検出すると、その検出情報及び前記処
理物量検出センサS2の検出情報に基づいて、処理物量
が少量のときほど排塵口17が、より小さくなり、か
つ、唐箕風量が、より少なくなるよう遮蔽部材34とベ
ルト式無断変速装置26とを駆動する制御を、前記制御
装置23で実行可能に構成してある。
【0029】前記遮蔽板35とベルト式無断変速装置2
1との連係構造について説明すると、第2プーリ28の
前側で上支点周りに揺動自在に揺動選別ケース16に取
り付けた第1リンク部材38の下端部に、第2リンク部
材39の一端部を枢支連結して、この第2リンク部材3
9の他端側をベルト式無断変速装置26におけるカムレ
バー31に交差させ、カムレバー31の側壁に突設した
横向きピン31aを、前記他端側に形成した長孔39a
に係入し、前記第1リンク部材38の下端部に前記ケー
ブルWの一端部を、ストローク吸収用のスプリング41
を介して接続するとともに、ケーブルWの他端部を前記
支持アーム44の下端部に接続してある。前記長孔39
aと横向きピン31aとの組み合わせで融通機構42を
構成しており、このように、遮蔽板35とカムレバー3
1との間に融通機構42を設けて、唐箕風量が所定量ま
で減少する状態にカムレバー31が揺動してから、遮蔽
部材34が遮蔽方向に作動可能になるよう構成してあ
る。
【0030】上記構成によれば、機体が回行中にあるこ
とを株元センサS1が検出すると、遮蔽部材34が排塵
口17を遮蔽するから、少量になっている機体回行中の
処理物に選別風が強く作用したり、機体回行のための急
激な向き変化等に伴って生じる慣性力が処理物に作用し
たりしても、処理物が排塵口17から排出されるのを防
止できる。
【0031】また、機体が刈取作業中にあることを株元
センサS1が検出すると、処理物量検出に基づいて唐箕
風量が制御されるとともに、遮蔽部材34が遮蔽制御さ
れ、処理物量が少量のときほど唐箕風量が少なくなり、
かつ、排塵口17がより小さくなるから、例えば圃場の
植立穀稈の疎らな箇所を刈取脱穀したり、低速で走行し
て刈取脱穀するときのように、刈取作業中に揺動選別ケ
ース16内の少量で密度の薄い処理物に選別風が強くし
て、処理物が排塵口17から排出されるようなことがな
くなる。
【0032】〔別実施例〕図7に示すように、前記排塵
口17の下側に配設した天秤揺動式の揺動アーム43の
後端部に、前記遮蔽部材34の下端部を長孔43aを介
し係合連結して、前記排塵口17を下側から上側に向か
って閉じていくよう構成してもよい。
【0033】前記処理物量検出センサS2として、前記
フィードチェーンFCで挟持搬送される穀稈の層厚さを
検出するセンサを用いてもよい。
【0034】機体を左右に回行させる場合に操作する操
作レバーの位置変更をセンサーで検出して、機体が刈取
作業中にあるか、又は一行程の刈取作業が終了して次行
程の刈取作業に移行する際の回行中にあるかを検出する
よう構成してもよい。
【0035】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの前部の側面図
【図2】脱穀装置の縦断側面図
【図3】唐箕と遮蔽部材との連係構造を示す一部切欠側
面図
【図4】唐箕の縦断正面図
【図5】排塵口周りの構造の縦断後面図
【図6】チャフシーブの開度を調整する制御系を示す縦
断側面図
【図7】別実施例の縦断側面図
【符号の説明】
12 揺動選別装置 13 唐箕 17 排塵口 23 制御手段 26 唐箕風調節機構 34 遮蔽部材 35 遮蔽板 36 棒材 S1 第1検出センサ S2 第2検出センサ 42 融通機構
フロントページの続き (72)発明者 仲谷 正美 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 川本 佳伸 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 大西 進 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 永田 哲治 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 安藤 勝 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 冨賀 潔 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 中村 芳忠 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平5−161419(JP,A) 特開 平1−128721(JP,A) 実開 平5−43830(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/54 A01F 12/44 - 12/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動選別装置(12)の終端部に臨んで
    形成された排塵口(17)を遮蔽可能な駆動式の遮蔽部
    材(34)を設けてあるコンバインの脱穀装置であっ
    て、 機体が刈取作業中にあるか、又は一行程の刈取作業が終
    了して次行程の刈取作業に移行する際の回行中にあるか
    を検出する第1検出センサ(S1)と、処理量を検出す
    る第2検出センサ(S2)とを設け、機体が回行中にあ
    ることを前記第1検出センサ(S1)が検出すると、そ
    の検出情報に基づいて、前記排塵口(17)が遮蔽され
    るように前記遮蔽部材(34)を駆動制御し、機体が刈
    取作業中にあることを前記第1検出センサ(S1)が検
    出すると、その検出情報及び前記第2検出センサ(S
    2)の検出情報に基づいて、処理量が少量のときほど前
    記排塵口(17)が、より小さくなるように前記遮蔽部
    材(34)を駆動制御する制御手段(23)を設けてあ
    るコンバインの脱穀装置。
  2. 【請求項2】 唐箕(13)の風量を増減調節する唐箕
    風調節機構(26)を設け、機体が回行中にあることを
    前記第1検出センサ(S1)が検出すると、その検出情
    報に基づいて、前記制御手段(23)で唐箕風調節機構
    (26)を制御して、唐箕風量を減少させるよう構成し
    てある請求項1記載のコンバインの脱穀装置。
  3. 【請求項3】 機体が刈取作業中にあることを前記第1
    検出センサ(S1)が検出すると、その検出情報及び前
    記第2検出センサ(S2)の検出情報に基づいて、前記
    制御手段(23)で前記唐箕風調節機構(26)を制御
    して、処理量が少量のときほど唐箕風量が、より少なく
    なるよう構成してある請求項1又は2記載のコンバイン
    の脱穀装置。
  4. 【請求項4】 前記唐箕風調節機構(26)を介して前
    記遮蔽部材(34)を遮蔽駆動可能に、前記遮蔽部材
    (34)を前記唐箕風調節機構(26)に連係するとと
    もに、前記遮蔽部材(34)と唐箕風調節機構(26)
    との間に融通機構(42)を設けて、唐箕風量が所定量
    まで減少する状態に前記唐箕風調節機構(26)が作動
    してから、前記遮蔽部材(34)が遮蔽方向に作動可能
    になるよう構成してある請求項3記載のコンバインの脱
    穀装置。
  5. 【請求項5】 前記排塵口(17)の左右両端部にわた
    る遮蔽板(35)を設け、この遮蔽板(35)の下端部
    に複数の棒材(36)を左右に所定のピッチで下向きに
    延出して前記遮蔽部材(34)を構成してある請求項1
    ないし4のうちのいずれか一つに記載のコンバインの脱
    穀装置。
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