JP2000166364A - コンバインの脱穀装置 - Google Patents

コンバインの脱穀装置

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JP2000166364A JP2000025993A JP2000025993A JP2000166364A JP 2000166364 A JP2000166364 A JP 2000166364A JP 2000025993 A JP2000025993 A JP 2000025993A JP 2000025993 A JP2000025993 A JP 2000025993A JP 2000166364 A JP2000166364 A JP 2000166364A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀粒を速やかに漏下させて効率良く収
集させ、揺動選別盤(25)前部での穀粒選別効率の向
上などを図る。 【解決手段】 クリンプ網(24)で下方を仕切る扱
室(22)に扱胴(6)を内設させ、脱穀排塵及び藁屑
を機外後方に排出させる吸排塵ファン(36)を扱胴
(6)の後方で略同一高さに設け、扱胴(6)乃至吸排
塵ファン(36)の下方に揺動選別盤(25)を設け、
揺動選別盤(25)下方で唐箕(32)及び1番コンベ
ア(33)及び2番コンベア(34)を前後に並設さ
せ、唐箕(32)の選別風を揺動選別盤(25)のグレ
ンシーブ(30)下方からチャフシーブ(29)を介し
て上方の吸排塵ファン(36)に向けて送給するコンバ
インの脱穀装置において、クリンプ網(24)の前半部
下方に設ける揺動選別盤(25)前部のフィードパン
(26)後側に篩線(28)を取付け、クリンプ網(2
4)前後幅中間下方でグレンシーブ(30)前端よりも
前方に篩線(28)を配設させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扱室内で脱穀処理さ
れた穀物をこの下方の揺動選別盤で選別処理するように
したコンバインの脱穀装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、クリンプ網で下
方を仕切る扱室に扱胴を内設させ、脱穀排塵及び藁屑を
機外後方に排出させる吸排塵ファンを扱胴の後方で略同
一高さに設け、扱胴乃至吸排塵ファンの下方に揺動選別
盤を設け、揺動選別盤下方で唐箕及び1番コンベア及び
2番コンベアを前後に並設させ、唐箕の選別風を揺動選
別盤のグレンシーブ下方からチャフシーブを介して上方
の吸排塵ファンに向けて送給するように構成し、扱室一
側外方に張設させるフィードチェンによって刈取り穀稈
の株元を挾持して搬送し乍ら扱胴によって脱粒させると
共に、扱胴下方に落下する脱粒物を揺動選別盤によって
選別し、下方に漏下する穀粒を1番コンベアによって機
外に取出す一方、排塵及び藁屑を後方から機外に排出さ
せる軸流型の脱穀技術がある。しかし乍ら、前記従来技
術は、唐箕の選別風によってチャフシーブ及びグレンシ
ーブから漏下する穀粒が風選されるだけであったから、
扱胴前部で殆んど脱粒される多量の穀粒が前方のフィー
ドパンで左右に分散されるだけでチャフシーブ前部に移
動し、多量の穀粒に藁屑が混在するチャフシーブ前部が
目詰り状態になって穀粒漏下効率が低減し易く、特に5
条刈り等の大型多条刈取りによってチャフシーブ上面の
穀粒移動距離が長くなり、または揺動選別盤の左右幅を
大きく形成する必要があり、選別構造の小型コンパクト
化並びに選別効率の向上などを容易に図り得ない等の問
題がある。また、実開平4−106945号公報に示す
如く、フィードパンからチャフシーブに移動する穀粒を
フィードパン後半部で風選する技術があるが、唐箕の選
別風の一部をフィードパン後部に送給させるから、グレ
ンシーブ前端とフィードパン後端間の距離を長くしてチ
ャフシーブ前部の選別能力を維持することにより、グレ
ンシーブに対する唐箕の離反距離が長くなってグレンシ
ーブの選別風力が低下する不具合があり、グレンシーブ
とフィードパンを近接させることによってチャフシーブ
の前後幅が規制されて選別能力が低下する不具合があ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、クリ
ンプ網で下方を仕切る扱室に扱胴を内設させ、脱穀排塵
及び藁屑を機外後方に排出させる吸排塵ファンを扱胴の
後方で略同一高さに設け、扱胴乃至吸排塵ファンの下方
に揺動選別盤を設け、揺動選別盤下方で唐箕及び1番コ
ンベア及び2番コンベアを前後に並設させ、唐箕の選別
風を揺動選別盤のグレンシーブ下方からチャフシーブを
介して上方の吸排塵ファンに向けて送給するコンバイン
の脱穀装置において、クリンプ網の前半部下方に設ける
揺動選別盤前部のフィードパン後側に篩線を取付け、ク
リンプ網前後幅中間下方でグレンシーブ前端よりも前方
に篩線を配設させるもので、扱胴によって殆んど脱粒さ
れる穀粒がクリンプ網前部から下方のフィードパンに落
下して左右に均一分散されて後方移送し得、穀粒落下量
が少なくなるクリンプ網中間下方で篩線によって藁屑を
分離し乍らフィードパンの穀粒をチャフシーブ前部に移
動させ得、チャフシーブ前部及びグレンシーブを介して
穀粒を速やかに漏下させて効率良く収集し得、揺動選別
盤前部での穀粒選別効率の向上などを容易に図り得るも
のである。
【0004】また、吸排塵ファンと篩線の間でチャフシ
ーブ前後幅中間上方に扱胴後部を配設させることによ
り、扱胴の脱穀によって発生する藁屑の大半を篩線後方
のチャフシーブ上面に落下させて速やかに機外に排出し
得、フィードパンの穀粒に混在する藁屑の除去を篩線に
よって適正に行わせ得、選別損失の低減並びに選別効率
の向上などを容易に図り得るものである。
【0005】また、篩線の前側下方から後側上方に送風
するプレファンをフィードパン下方に設けることによ
り、側面視円形の外形状となる唐箕の斜前方上方にプレ
ファンの取付スペースを容易に確保し得、揺動選別盤の
前後幅内にコンパクトにプレファンを設置し得るもので
ある。
【0006】また、扱胴前側面とフィードパン前端面と
プレファン前側面を略面一に揃えることにより、脱穀部
の前面を略垂直な平面状の壁面で形成し得、脱穀部の機
筐構造の簡略化並びに不要空間の低減によるコンパクト
化を容易に図り得るものである。
【0007】また、プレファンとグレンシーブの間でこ
れらの下方に唐箕を設けることにより、プレファン上方
にフィードパンを配置させてフィードパンの前後幅を容
易に確保し得、かつグレンシーブに唐箕を近接させて選
別風を適正に送給し得、揺動選別盤の左右幅を拡大する
ことなく選別能力の向上などを容易に図り得るものであ
る。
【0008】また、1番コンベアの軸に対して高位置に
設ける唐箕の軸よりもプレファンの軸をさらに高く位置
させることにより、フィードパンとグレンシーブの配置
に必要な高低差を利用して揺動選別盤の下面側にプレフ
ァンを近接させて配置し得、プレファン取付け構造のコ
ンパクト化並びに簡略化を容易に行い得るものである。
【0009】また、プレファンの軸と1番コンベアの軸
を結ぶ直線上に唐箕を設けることにより、側面視円形で
大径の唐箕の斜前方上方に形成されるスペースに側面視
円形で小径のプレファンをコンパクトに収納し得、選別
風供給構造の簡略化及びコンパクト化を容易に図り得る
ものである。
【0010】また、フィードパン前端とグレンシーブ前
端の間でこれらの下方にプレファンと唐箕を前後に近接
させて設けることにより、フィードパン下面を送風ガイ
ドとしてプレファンから篩線下側に送風し得、フィード
パンの前後幅を確保して揺動選別盤の左右幅縮少または
フィードパン上での穀粒の左右方向分散を容易に図り
得、しかも唐箕とグレンシーブの離反距離を適正に形成
して唐箕の風選作用を適正に行わせ得るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は揺動選別部の側面説明図、図2
はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図
中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレ
ーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する
機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱
胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀機である
脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)
などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)
を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(1
3)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、
(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を
介して搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(1
5)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は運
転操作部(19)及び運転席(20)を備える運転キャ
ビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエ
ンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように
構成している。
【0012】また、図4にも示す如く、図中(22)は
機体の前後方向に軸架する軸流型の扱胴(6)を内設さ
せる扱室、(23)は前記扱室(22)に穀稈を挿入す
る扱口、(24)は前記扱室(22)下方に張架させる
クリンプ網、(25)は前記クリンプ網(24)下方に
前端を臨ませて前後方向に揺動自在に支持する揺動選別
盤、(26)(27)は前記クリンプ網(24)の下方
に上下2段に配設する選別盤(25)の前後フィードパ
ン、(28)は前フィードパン(26)の後端側に上下
揺動自在に設ける選別篩い線、(29)は後フィードパ
ン(27)後端後方に連設するチャフシーブ、(30)
はチャフシーブ(29)下方に配設するグレンシーブ、
(31)は前後フィードパン(26)(27)の上下間
に選別風を送給するプレファンである送塵ファン、(3
2)はチャフシーブ(29)とグレンシーブ(30)間
及びグレンシーブ(30)下方に選別風を送給するメイ
ンの送風装置である唐箕、(33)は揚穀筒(16)に
連通させて穀物タンク(15)に穀粒を取出す1番コン
ベア、(34)は2番物を2番還元装置である2番還元
コンベア(35)を介し前記選別盤(25)の篩い線
(28)上方に還元する2番コンベア、(36)は前記
選別盤(25)の後端上方に配設する吸排塵ファンであ
り、前記扱胴(6)及び処理胴(7)により脱穀された
穀粒を揺動選別盤(25)で選別し整粒のみを前記穀物
タンク(15)に取出すと共に、排藁を排藁チェン(1
4)を介し排藁処理部(13)に送り込んで排藁カッタ
(37)による切断後機外に排出させるように構成して
いる。
【0013】図5乃至図6に示す如く、前記篩い線(2
8)は断面丸形の線体(28a)を門形に折曲形成し
て、選別盤(25)の揺動軸(28)に固設する篩い線
受け(39)に、選別盤(25)の全巾に亘って各線体
(28a)を略等間に櫛歯状に固定させるもので、選別
盤(25)の左右側壁(25a)(25a)間に回動自
在に揺動軸(38)を貫通支持させ、該揺動軸(38)
の篩い線受け(39)に押え板(40)及びボルト(4
1)を介して篩い線(28)の基端を挾着固定させてい
る。
【0014】また前記揺動選別盤(25)は後側のロー
ラ(42)を脱穀側板(43)に揺動駆動軸(44)及
びクランク軸(45)を介し回転自在に支持させると共
に、左右脱穀側板(43)の内側面に前低後高状に傾斜
固設する断面コ形のガイドレール(46)に、選別盤
(25)前側のローラ(47)を嵌合支持させて、前記
駆動軸(44)の回転時選別盤(25)後側を該軸(4
4)を中心とした円運動で、前側をガイドレール(4
6)に沿う直線運動とさせて、上下幅が小さく前後幅が
大きい楕円軌跡(48)で選別盤(25)を前後及び上
下に揺動するように構成している。
【0015】そして、左脱穀側板(43)の内側面に前
高後低状に傾斜固設する断面コ形のガイドレール(4
9)に、前記篩い線(28)の揺動ローラ(50)を嵌
合させるもので、前記揺動軸(38)の左端に固設する
揺動アーム(51)の先端に長孔(52)を介して揺動
ローラ(50)のローラ軸(53)を係合支持させて、
選別盤(25)の揺動時、揺動ローラ(50)をガイド
レール(49)に沿う直線運動とさせ、揺動アーム(5
1)を軸(38)を中心に揺動させて、前記篩い線(2
8)の軸(38)を中心とした上下揺動を行わしめるよ
うに構成している。
【0016】また、前記送塵ファン(31)は前フィー
ドパン(26)の下位置で唐箕(32)の前方位置に設
けるもので、唐箕(32)の唐箕ケース(54)外側
と、前フィードパン(26)の底部間を送塵ファン(3
1)のファンケース(55)で覆って、前後フィードパ
ン(26)(27)間に送風口(56)を開設する一
方、前記唐箕(32)の上方には後フィードパン(2
7)を配設して、チャフシーブ(29)とグレンシーブ
(30)間及びグレンシーブ(30)下方にそれぞれ選
別風を送給する送風口(57a)(57b)を唐箕(3
2)の上部及び後部に開設して、前記篩い線(28)や
直接的にクリンプ網(24)から落下する穀物や塵に送
塵ファン(31)からの選別風を、またチャフシーブ
(29)やグレンシーブ(30)から落下する穀物や塵
に唐箕(32)からの選別風をそれぞれ別個に作用させ
て選別性能の安定向上を図るように構成している。さら
に、前記篩い線(28)の上下篩い作用によって後フィ
ードパン(27)やチャフシーブ(29)での穀粒と塵
の分散化を促進させることができると共に、篩い線(2
8)上方に2番還元コンベア(35)の還元口(35
a)を臨ませて、2番還元物の分散化も図って、限定さ
れた選別巾内で大容量の穀物の処理を有効に可能とさせ
るように構成したものである。
【0017】上記から明らかなように、クリンプ網(2
4)で下方を仕切る扱室(22)に扱胴(6)を内設さ
せ、脱穀排塵及び藁屑を機外後方に排出させる吸排塵フ
ァン(36)を扱胴(6)の後方で略同一高さに設け、
扱胴(6)乃至吸排塵ファン(36)の下方に揺動選別
盤(25)を設け、揺動選別盤(25)下方で唐箕(3
2)及び1番コンベア(33)及び2番コンベア(3
4)を前後に並設させ、唐箕(32)の選別風を揺動選
別盤(25)のグレンシーブ(30)下方からチャフシ
ーブ(29)を介して上方の吸排塵ファン(36)に向
けて送給するコンバインの脱穀装置において、クリンプ
網(24)の前半部下方に設ける揺動選別盤(25)前
部のフィードパン(26)後側に篩線(28)を取付
け、クリンプ網(24)前後幅中間下方でグレンシーブ
(30)前端よりも前方に篩線(28)を配設させ、扱
胴(6)によって殆んど脱粒される穀粒がクリンプ網
(24)前部から下方のフィードパン(26)に落下し
て左右に均一分散されて後方移送され、穀粒落下量が少
なくなるクリンプ網(24)中間下方で篩線(28)に
よって藁屑を分離し乍らフィードパン(26)の穀粒を
チャフシーブ前部に移動させ、チャフシーブ(29)前
部及びグレンシーブ(30)を介して穀粒を速やかに漏
下させて効率良く収集し、揺動選別盤(25)前部での
穀粒選別効率の向上などを図る。
【0018】また、吸排塵ファン(36)と篩線(2
8)の間でチャフシーブ(29)前後幅中間上方に扱胴
(6)後部を配設させ、扱胴(6)の脱穀によって発生
する藁屑の大半を篩線(28)後方のチャフシーブ(2
9)上面に落下させて速やかに機外に排出させ、フィー
ドパン(26)の穀粒に混在する藁屑の除去を篩線によ
って適正に行わせることができ、選別損失の低減並びに
選別効率の向上などを図ると共に、篩線(28)の前側
下方から後側上方に送風するプレファンである送塵ファ
ン(31)をフィードパン(26)下方に設け、側面視
円形の外形状となる唐箕の斜前方上方に送塵ファン(3
1)の取付スペースを確保し、揺動選別盤(25)の前
後幅内にコンパクトに送塵ファン(31)を設置させ
る。
【0019】また、扱胴(6)前側面とフィードパン
(26)前端面と送塵ファン(31)前側面を略面一に
揃え、脱穀部(4)の前面を略垂直な平面状の壁面で形
成し、脱穀部(4)の機筐構造の簡略化並びに不要空間
の低減によるコンパクト化を図ると共に、送塵ファン
(31)とグレンシーブ(30)の間でこれらの下方に
唐箕(32)を設け、送塵ファン(31)上方にフィー
ドパン(26)を配置させてフィードパン(26)の前
後幅を確保し、かつグレンシーブ(30)に唐箕(3
2)を近接させて選別風を適正に送給し、揺動選別盤
(25)の左右幅を拡大することなく選別能力の向上な
どを図る。
【0020】また、1番コンベア(33)の軸に対して
高位置に設ける唐箕(32)の軸よりもプレファン(3
1)の軸をさらに高く位置させ、フィードパン(26)
とグレンシーブ(30)の配置に必要な高低差を利用し
て揺動選別盤(25)の下面側に送塵ファン(31)を
近接させて配置し、送塵ファン(31)取付け構造のコ
ンパクト化並びに簡略化を行うと共に、送塵ファン(3
1)の軸と1番コンベア(33)の軸を結ぶ直線上に唐
箕(32)を設け、側面視円形で大径の唐箕(32)の
斜前方上方に形成されるスペースに側面視円形で小径の
送塵ファン(31)をコンパクトに収納し、選別風供給
構造の簡略化及びコンパクト化を図るもので、フィード
パン(26)前端とグレンシーブ(30)前端の間でこ
れらの下方に送塵ファン(31)と唐箕(32)を前後
に近接させて設け、フィードパン(26)下面を送風ガ
イドとして送塵ファン(31)から篩線(28)下側に
送風し、フィードパン(26)の前後幅を確保して揺動
選別盤(25)の左右幅縮少またはフィードパン(2
6)上での穀粒の左右方向分散を図り、しかも唐箕(3
2)とグレンシーブ(30)の離反距離を適正に形成し
て唐箕(32)の風選作用を適正に行わせる。
【0021】図7乃至図8に示す如く、前記刈取部
(8)は分草板(58)を介し取入れられる未刈り穀稈
を起立させる引起しタイン(59)を有する6条用引起
しケース(60)と、この引起された穀稈の稈元側及び
穂先側を掻込むスターホイル(61)及び掻込ベルト
(62)と、この掻込時稈元側を切断する刈刃(9)
と、切断後の右側2条分の穀稈の稈元側を左斜め後方に
搬送する右下部搬送チェン(63)と、右側2条分の穀
稈の穂先側を左斜め後方に向け搬送する右上部搬送タイ
ン(64a)を有する右上部搬送体(64)と、中央2
条分の穀稈の稈元側及び穂先側を後方の右下部搬送チェ
ン(63)及び右上部搬送体(64)の送り中間位置近
傍に合流させる中央下部搬送チェン(65)及び中央上
部搬送タイン(66a)を有する中央上部搬送体(6
6)と、左側2条分の穀稈の稈元側及び穂先側を右下部
搬送チェン(63)及び右上部搬送体(64)の送り終
端位置近傍に合流させる左下部搬送チェン(67)及び
左上部搬送タイン(68a)を有する左上部搬送体(6
8)と、前記右下部搬送チェン(63)の送り終端に合
流する6条分の穀稈の稈元側を前記フィードチェン
(5)の送り始端に受継ぎ搬送する縦搬送チェン(6
9)と、前記右上部搬送体(64)の送り終端に合流す
る6条分の穀稈の穂先側を脱穀入口方向に搬送する後上
部搬送タイン(70a)を有する後上部搬送体(70)
と、前記後上部搬送体(70)と縦搬送チェン(69)
との送り終端部間の上下略中央位置に設けてフィードチ
ェン(5)に適正姿勢で穀稈を受継ぎさせる補助搬送チ
ェン(71)と、前記各上部搬送体(64)(66)
(68)の上方で対向位置に設けて穀稈の穂首より若干
下部を搬送する右・中央・左穂先搬送タイン(72a)
(73a)(74a)をそれぞれ有する右・中央・左穂
先搬送体(72)(73)(74)とを備え、刈取られ
た6条分の穀稈の稈元側及び穂先側を各チェン(63)
(65)(67)及び各搬送体(64)(66)(6
8)を介し縦搬送チェン(69)に受継ぎ合流させて脱
穀部(4)に供給し脱穀処理するように構成している。
【0022】図9乃至図11にも示す如く前記各穂先搬
送体(72)(73)(74)と各上部搬送体(64)
(66)(68)の送り作用側とを対向状に設けて、各
組合せの搬送タイン(64a)(72a)・(66a)
(73a)・(68a)(74a)の送り方向を同一と
させるもので、刈取フレーム(12)に立設させる引起
し入力パイプ(75)の引起し入力軸(76)に、引起
しケース(60)上端の横駆動ケース(77)の横駆動
軸(78)及び分岐ケース(79)の分岐軸(80)を
介して各搬送体(72)(73)(74)の入力軸(8
1)(82)(83)をそれぞれ連動連結させている。
【0023】前記分岐ケース(79)は引起しケース
(60)の背面上端側にそれぞれ設けて、これらケース
(60)の引起しタイン(59)の駆動を行うもので、
横駆動ケース(77)に各引起しケース(60)の上端
を連結させ、該ケース(60)の下端に引起しタイン
(59)のタインチェン(84)を駆動する出力軸(8
5)を設け、分岐ケース(79)内の分岐軸(80)の
上端を横駆動軸(78)に一対のベベルギヤ(86)を
介し、また下端を前記出力軸(85)に一対のベベルギ
ヤ(87)を介しそれぞれ連結させて、各引起しケース
(60)の引起しタイン(59)の駆動を行うように構
成している。
【0024】そして、左側より2番目、3番目と、右側
より2番目の分岐ケース(79)の下端に前記穂先搬送
体(72)(73)(74)を連結支持させて、これら
搬送体(72)(73)(74)の入力軸(81)(8
2)(83)を各出力軸(85)に自在継手(88)を
介し連動連結させて、各穂先搬送タイン(72a)(7
3a)(74a)のそれぞれの駆動を行うように構成し
ている。
【0025】而して平面視、各上部搬送体(64)(6
6)(68)の対向位置に穂先搬送体(72)(73)
(74)を配備させて、相互対向関係にある各タイン
(64a)(72a)・(66a)(73a)・(68
a)(74a)の送り方向を同一方向とさせることによ
って、引起しケース(60)に引掛った穀稈の後方への
引抜き作用力を大とさせると共に、穂先搬送タイン(7
2a)(73a)(74a)で穀稈の穂首より若干下位
置を搬送させて脱粒を低減させ、また引起し駆動ケース
(77)の下位置近傍に各穂先搬送体(72)(73)
(74)を配設して、駆動ケース(77)に引掛った穀
稈の引抜き作用力を大とさせて、各上下部搬送体(6
3)〜(68)で形成するY字形搬送路(89)におい
て引掛りのない穀稈のスムーズな搬送を可能とさせるよ
うに構成したものである。
【0026】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、クリンプ網(24)で下方を仕切る扱室(22)に
扱胴(6)を内設させ、脱穀排塵及び藁屑を機外後方に
排出させる吸排塵ファン(36)を扱胴(6)の後方で
略同一高さに設け、扱胴(6)乃至吸排塵ファン(3
6)の下方に揺動選別盤(25)を設け、揺動選別盤
(25)下方で唐箕(32)及び1番コンベア(33)
及び2番コンベア(34)を前後に並設させ、唐箕(3
2)の選別風を揺動選別盤(25)のグレンシーブ(3
0)下方からチャフシーブ(29)を介して上方の吸排
塵ファン(36)に向けて送給するコンバインの脱穀装
置において、クリンプ網(24)の前半部下方に設ける
揺動選別盤(25)前部のフィードパン(26)後側に
篩線(28)を取付け、クリンプ網(24)前後幅中間
下方でグレンシーブ(30)前端よりも前方に篩線(2
8)を配設させるもので、扱胴(6)によって殆んど脱
粒される穀粒がクリンプ網(24)前部から下方のフィ
ードパン(26)に落下して左右に均一分散されて後方
移送でき、穀粒落下量が少なくなるクリンプ網(24)
中間下方で篩線(28)によって藁屑を分離し乍らフィ
ードパン(26)の穀粒をチャフシーブ前部に移動させ
ることができ、チャフシーブ(29)前部及びグレンシ
ーブ(30)を介して穀粒を速やかに漏下させて効率良
く収集でき、揺動選別盤(25)前部での穀粒選別効率
の向上などを容易に図ることができるものである。
【0027】また、吸排塵ファン(36)と篩線(2
8)の間でチャフシーブ(29)前後幅中間上方に扱胴
(6)後部を配設させることにより、扱胴(6)の脱穀
によって発生する藁屑の大半を篩線(28)後方のチャ
フシーブ(29)上面に落下させて速やかに機外に排出
でき、フィードパン(26)の穀粒に混在する藁屑の除
去を篩線によって適正に行わせることができ、選別損失
の低減並びに選別効率の向上などを容易に図ることがで
きるものである。
【0028】また、篩線(28)の前側下方から後側上
方に送風するプレファン(31)をフィードパン(2
6)下方に設けることにより、側面視円形の外形状とな
る唐箕の斜前方上方にプレファン(31)の取付スペー
スを容易に確保でき、揺動選別盤(25)の前後幅内に
コンパクトにプレファン(31)を設置できるものであ
る。
【0029】また、扱胴(6)前側面とフィードパン
(26)前端面とプレファン(31)前側面を略面一に
揃えることにより、脱穀部(4)の前面を略垂直な平面
状の壁面で形成でき、脱穀部(4)の機筐構造の簡略化
並びに不要空間の低減によるコンパクト化を容易に図る
ことができるものである。
【0030】また、プレファン(31)とグレンシーブ
(30)の間でこれらの下方に唐箕(32)を設けるこ
とにより、プレファン(31)上方にフィードパン(2
6)を配置させてフィードパン(26)の前後幅を容易
に確保でき、かつグレンシーブ(30)に唐箕(32)
を近接させて選別風を適正に送給でき、揺動選別盤(2
5)の左右幅を拡大することなく選別能力の向上などを
容易に図ることができるものである。
【0031】また、1番コンベア(33)の軸に対して
高位置に設ける唐箕(32)の軸よりもプレファン(3
1)の軸をさらに高く位置させることにより、フィード
パン(26)とグレンシーブ(30)の配置に必要な高
低差を利用して揺動選別盤(25)の下面側にプレファ
ン(31)を近接させて配置でき、プレファン(31)
取付け構造のコンパクト化並びに簡略化を容易に行うこ
とができるものである。
【0032】また、プレファン(31)の軸と1番コン
ベア(33)の軸を結ぶ直線上に唐箕(32)を設ける
ことにより、側面視円形で大径の唐箕(32)の斜前方
上方に形成されるスペースに側面視円形で小径のプレフ
ァン(31)をコンパクトに収納でき、選別風供給構造
の簡略化及びコンパクト化を容易に図ることができるも
のである。
【0033】また、フィードパン(26)前端とグレン
シーブ(30)前端の間でこれらの下方にプレファン
(31)と唐箕(32)を前後に近接させて設けること
により、フィードパン(26)下面を送風ガイドとして
プレファン(31)から篩線(28)下側に送風でき、
フィードパン(26)の前後幅を確保して揺動選別盤
(25)の左右幅縮少またはフィードパン(26)上で
の穀粒の左右方向分散を容易に図ることができ、しかも
唐箕(32)とグレンシーブ(30)の離反距離を適正
に形成して唐箕(32)の風選作用を適正に行わせるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】揺動選別部の側面説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】脱穀部の断面図。
【図5】篩い線部の平面説明図。
【図6】篩い線部の側面説明図。
【図7】刈取部の側面説明図。
【図8】刈取搬送系の平面説明図。
【図9】穀稈上部搬送部の平面説明図。
【図10】穂先搬送体の側面説明図。
【図11】穂先搬送体の駆動系説明図。
【符号の説明】
(6) 扱胴 (22) 扱室 (24) クリンプ網 (25) 揺動選別盤 (26) フィードパン (28) 篩い線 (29) チャフシーブ (30) グレンシーブ (31) 送塵ファン(プレファン) (32) 唐箕 (33) 1番コンベア (34) 2番コンベア (36) 吸排塵ファン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリンプ網で下方を仕切る扱室に扱胴を
    内設させ、脱穀排塵及び藁屑を機外後方に排出させる吸
    排塵ファンを扱胴の後方で略同一高さに設け、扱胴乃至
    吸排塵ファンの下方に揺動選別盤を設け、揺動選別盤下
    方で唐箕及び1番コンベア及び2番コンベアを前後に並
    設させ、唐箕の選別風を揺動選別盤のグレンシーブ下方
    からチャフシーブを介して上方の吸排塵ファンに向けて
    送給するコンバインの脱穀装置において、クリンプ網の
    前半部下方に設ける揺動選別盤前部のフィードパン後側
    に篩線を取付け、クリンプ網前後幅中間下方でグレンシ
    ーブ前端よりも前方に篩線を配設させたことを特徴とす
    るコンバインの脱穀装置。
  2. 【請求項2】 吸排塵ファンと篩線の間でチャフシーブ
    前後幅中間上方に扱胴後部を配設させたことを特徴とす
    る請求項1に記載のコンバインの脱穀装置。
  3. 【請求項3】 篩線の前側下方から後側上方に送風する
    プレファンをフィードパン下方に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のコンバインの脱穀装置。
  4. 【請求項4】 扱胴前側面とフィードパン前端面とプレ
    ファン前側面を略面一に揃えたことを特徴とする請求項
    1に記載のコンバインの脱穀装置。
  5. 【請求項5】 プレファンとグレンシーブの間でこれら
    の下方に唐箕を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のコンバインの脱穀装置。
  6. 【請求項6】 1番コンベアの軸に対して高位置に設け
    る唐箕の軸よりもプレファンの軸をさらに高く位置させ
    たことを特徴とする請求項5に記載のコンバインの脱穀
    装置。
  7. 【請求項7】 プレファンの軸と1番コンベアの軸を結
    ぶ直線上に唐箕を設けたことを特徴とする請求項6に記
    載のコンバインの脱穀装置。
  8. 【請求項8】 フィードパン前端とグレンシーブ前端の
    間でこれらの下方にプレファンと唐箕を前後に近接させ
    て設けたことを特徴とする請求項5に記載のコンバイン
    の脱穀装置。
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CN110446427A (zh) * 2017-03-30 2019-11-12 洋马株式会社 联合收割机

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