JP2003158913A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2003158913A
JP2003158913A JP2002310586A JP2002310586A JP2003158913A JP 2003158913 A JP2003158913 A JP 2003158913A JP 2002310586 A JP2002310586 A JP 2002310586A JP 2002310586 A JP2002310586 A JP 2002310586A JP 2003158913 A JP2003158913 A JP 2003158913A
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sorting
feed
grain
threshing
grains
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Application number
JP2002310586A
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English (en)
Inventor
Kazusane Yabu
和実 藪
Toshio Yamanaka
俊雄 山中
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Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャフシーブ(29)の選別効率を向
上させ、選別処理能力の向上または穀粒収集効率の向上
などを図る。 【解決手段】 脱穀部(4)の扱室(22)に扱胴
(6)を内設させ、扱胴(6)下側に受網(24)を介
して揺動選別盤(25)を配設させ、扱胴(6)下方に
配置させるフィードパン(26)とチャフシーブ(2
9)を揺動選別盤(25)に設け、フィードパン(2
6)上面からチャフシーブ(29)上面に移動する穀粒
などを風選するファン(31)を設けることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は例えばフィードチェ
ンによって挾持搬送する穀稈を脱穀処理し、扱室内で脱
穀された穀物を下方の揺動選別盤で選別処理する自脱型
のコンバインに関する。 【0002】従来、扱胴の下方に受網を介して揺動選別
盤を配設させ、揺動選別盤上面に落下する穀粒及び藁屑
を揺動送りと風選によって選別する技術がある。(例え
ば、特許文献1参照) 【0003】 【特許文献】特開平6−113665号公報 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、単一
の唐箕を設ける自脱型の選別構造であるから、例えば多
条刈り大型化または選別幅縮少によるコンパクト化など
により、フィードパン上面の穀粒及び藁屑の層が厚くな
るとき、或いは露などが付着した穀稈の刈取り脱穀によ
り湿材選別するとき、選別処理能力の向上または穀粒収
集効率の向上などを容易に図り得ない等の問題がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀
部の扱室に扱胴を内設させ、扱胴下側に受網を介して揺
動選別盤を配設させ、扱胴下方に配置させるフィードパ
ンとチャフシーブを揺動選別盤に設け、フィードパン上
面からチャフシーブ上面に移動する穀粒などを風選する
ファンを設けるもので、前記ファンの風選によって下層
の藁屑を上層側に浮上させ、かつ上層の穀粒を下層側に
沈下させ、チャフシーブ上面に移動させ、チャフシーブ
の選別効率の向上などを容易に行い得、選別処理能力の
向上または穀粒収集効率の向上などを容易に図り得るも
のである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は揺動選別部の側面説明図、図2
はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図
中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレ
ーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する
機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱
胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀機である
脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)
などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)
を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(1
3)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、
(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を
介して搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(1
5)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は運
転操作部(19)及び運転席(20)を備える運転キャ
ビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエ
ンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように
構成している。 【0007】また、図4にも示す如く、図中(22)は
機体の前後方向に軸架する軸流型の扱胴(6)を内設さ
せる扱室、(23)は前記扱室(22)に穀稈を挿入す
る扱口、(24)は前記扱室(22)下方に張架させる
クリンプ網、(25)は前記クリンプ網(24)下方に
前端を臨ませて前後方向に揺動自在に支持する揺動選別
盤、(26)(27)は前記クリンプ網(24)の下方
に上下2段に配設する選別盤(25)の前後フィードパ
ン、(28)は前フィードパン(26)の後端側に上下
揺動自在に設ける選別篩い線、(29)は後フィードパ
ン(27)後端後方に連設するチャフシーブ、(30)
はチャフシーブ(29)下方に配設するグレンシーブ、
(31)は前後フィードパン(26)(27)の上下間
に選別風を送給するプレファンである送塵ファン、(3
2)はチャフシーブ(29)とグレンシーブ(30)間
及びグレンシーブ(30)下方に選別風を送給するメイ
ンの送風装置である唐箕、(33)は揚穀筒(16)に
連通させて穀物タンク(15)に穀粒を取出す1番コン
ベア、(34)は2番物を2番還元装置である2番還元
コンベア(35)を介し前記選別盤(25)の篩い線
(28)上方に還元する2番コンベア、(36)は前記
選別盤(25)の後端上方に配設する吸排塵ファンであ
り、前記扱胴(6)及び処理胴(7)により脱穀された
穀粒を揺動選別盤(25)で選別し整粒のみを前記穀物
タンク(15)に取出すと共に、排藁を排藁チェン(1
4)を介し排藁処理部(13)に送り込んで排藁カッタ
(37)による切断後機外に排出させるように構成して
いる。 【0008】図5乃至図6に示す如く、前記篩い線(2
8)は断面丸形の線体(28a)を門形に折曲形成し
て、選別盤(25)の揺動軸(28)に固設する篩い線
受け(39)に、選別盤(25)の全巾に亘って各線体
(28a)を略等間に櫛歯状に固定させるもので、選別
盤(25)の左右側壁(25a)(25a)間に回動自
在に揺動軸(38)を貫通支持させ、該揺動軸(38)
の篩い線受け(39)に押え板(40)及びボルト(4
1)を介して篩い線(28)の基端を挾着固定させてい
る。 【0009】また前記揺動選別盤(25)は後側のロー
ラ(42)を脱穀側板(43)に揺動駆動軸(44)及
びクランク軸(45)を介し回転自在に支持させると共
に、左右脱穀側板(43)の内側面に前低後高状に傾斜
固設する断面コ形のガイドレール(46)に、選別盤
(25)前側のローラ(47)を嵌合支持させて、前記
駆動軸(44)の回転時選別盤(25)後側を該軸(4
4)を中心とした円運動で、前側をガイドレール(4
6)に沿う直線運動とさせて、上下幅が小さく前後幅が
大きい楕円軌跡(48)で選別盤(25)を前後及び上
下に揺動するように構成している。 【0010】そして、左脱穀側板(43)の内側面に前
高後低状に傾斜固設する断面コ形のガイドレール(4
9)に、前記篩い線(28)の揺動ローラ(50)を嵌
合させるもので、前記揺動軸(38)の左端に固設する
揺動アーム(51)の先端に長孔(52)を介して揺動
ローラ(50)のローラ軸(53)を係合支持させて、
選別盤(25)の揺動時、揺動ローラ(50)をガイド
レール(49)に沿う直線運動とさせ、揺動アーム(5
1)を軸(38)を中心に揺動させて、前記篩い線(2
8)の軸(38)を中心とした上下揺動を行わしめるよ
うに構成している。 【0011】また、前記送塵ファン(31)は前フィー
ドパン(26)の下位置で唐箕(32)の前方位置に設
けるもので、唐箕(32)の唐箕ケース(54)外側
と、前フィードパン(26)の底部間を送塵ファン(3
1)のファンケース(55)で覆って、前後フィードパ
ン(26)(27)間に送風口(56)を開設する一
方、前記唐箕(32)の上方には後フィードパン(2
7)を配設して、チャフシーブ(29)とグレンシーブ
(30)間及びグレンシーブ(30)下方にそれぞれ選
別風を送給する送風口(57a)(57b)を唐箕(3
2)の上部及び後部に開設して、前記篩い線(28)や
直接的にクリンプ網(24)から落下する穀物や塵に送
塵ファン(31)からの選別風を、またチャフシーブ
(29)やグレンシーブ(30)から落下する穀物や塵
に唐箕(32)からの選別風をそれぞれ別個に作用させ
て選別性能の安定向上を図るように構成している。さら
に、前記篩い線(28)の上下篩い作用によって後フィ
ードパン(27)やチャフシーブ(29)での穀粒と塵
の分散化を促進させることができると共に、篩い線(2
8)上方に2番還元コンベア(35)の還元口(35
a)を臨ませて、2番還元物の分散化も図って、限定さ
れた選別巾内で大容量の穀物の処理を有効に可能とさせ
るように構成したものである。 【0012】上記から明らかなように、脱穀部(4)の
扱室(22)に扱胴(6)を内設させ、扱胴(6)下側
に受網であるクリンプ網(24)を介して揺動選別盤
(25)を配設させ、扱胴(6)下方に配置させるフィ
ードパン(26)(27)とチャフシーブ(29)を揺
動選別盤(25)に設けるコンバインにおいて、フィー
ドパン(26)上面からチャフシーブ(29)上面に移
動する穀粒などを風選する送塵ファン(31)を設け
る。そして、フィードパン(26)からチャフシーブ
(29)に移動途中の穀粒及び藁屑の下層側に前記ファ
ン(31)の選別風を作用させ、下層側の藁屑及び塵を
揺動送り後方のチャフシーブ(29)上面に飛散させ、
上層側の穀粒をより手前で比重選別落下させ、前記ファ
ン(31)の風選によって下層の藁屑を上層側に浮上さ
せ、かつ上層の穀粒を下層側に沈下させ、チャフシーブ
(29)上面に移動させ、穀粒が集中し易いチャフシー
ブ(29)前部の選別効率の向上またはチャフシーブ
(29)の揺動送り方向のコンパクト化または再選別す
る二番物の還元量低減などを行い、選別処理能力の向上
または穀粒収集効率の向上などを図る。特に、フィード
チェン(5)によって穀稈の株元側を挾持して搬送し乍
ら扱胴(6)によって穀稈を脱穀する自脱構造におい
て、扱胴(6)の前部で殆んどの穀粒が脱粒され、かつ
藁屑及び塵が多く発生し、脱粒された穀粒と藁屑などが
極めて層厚の状態でフィードパン(26)上面に落下す
る。しかし乍ら、フィードパン(26)後側の篩い線
(28)から後方に移動する穀粒と藁屑などが、篩い線
(28)とプレファン(31)の予備的選別により、軽
い藁屑などが上層側に、かつ重い穀粒が下層側となり、
チャフシーブ(29)に送出される。従って、チャフシ
ーブ(29)と唐箕(32)による本格的な揺動選別と
風選別により、一番コンベア(33)に穀粒を効率良く
収集することができ、選別処理能力を著しく向上させる
ことができる。 【0013】また、扱室(22)下方に揺動選別盤(2
5)を備えたコンバインの脱穀装置において、揺動選別
盤(25)の前部に上下2段式に前後フィードパン(2
6)(27)を配設し、前フィードパン(26)の後端
に篩い線(28)を配設させ、該篩い線(28)に選別
風を作用させるプレファンである送塵ファン(31)を
前フィードパン(26)下方に配設させると共に、2番
還元物を篩い線(28)上方に還元する2番還元装置
(35)を設け、また後フィードパン(27)後端に連
設するチャフシーブ(29)とこの下方のグレンシーブ
(30)間及びグレンシーブ(30)下方に選別風を作
用させる送風装置(32)を送塵ファン(31)後方に
設けたもので、フィードパン(26)(27)における
選別面積を有効に拡大させ、篩い線(28)による篩い
作用で分散する穀物や塵に送塵ファン(31)からの選
別風を良好に作用させて選別性能を向上させると共に、
2番還元物の穀物や塵の分散化を促進させて揺動選別盤
(25)における処理能力を選別性能を向上させ、チャ
フシーブ(29)及びグレンシーブ(30)から漏下す
る落下物にメインとなる送風装置(32)からの選別風
を作用させて選別精度を一層向上させる。 【0014】また、扱室(22)に扱胴(6)を内設さ
せ、脱穀排塵及び藁屑を機外後方に排出させる吸排塵フ
ァン(36)を扱胴(6)の後方に設け、扱胴(6)乃
至吸排塵ファン(36)の下方に揺動選別盤(25)を
設け、揺動選別盤(25)下方で唐箕(32)及び1番
コンベア(33)及び2番コンベア(34)を前後に並
設させ、唐箕(32)の選別風を揺動選別盤(25)の
グレンシーブ(30)下方からチャフシーブ(29)を
介して上方の吸排塵ファン(36)に向けて送給するコ
ンバインの脱穀装置において、扱胴(6)の前側下方に
設ける網(24)の前半部下方に設ける揺動選別盤(2
5)前部のフィードパン(26)後側に篩線(28)を
取付け、篩線(28)の前側下方から後側上方に送風す
るプレファンである送塵ファン(31)をフィードパン
(26)下方に設け、前記網(24)前後幅中間下方で
グレンシーブ(30)前端よりも前方に篩線(28)を
配設させ、吸排塵ファン(36)と篩線(28)の間で
チャフシーブ(29)前後幅中間上方に扱胴(6)後部
を配設させたもので、扱胴(6)によって脱粒される大
半の穀粒が前部から下方のフィードパン(26)に落下
して均一分散されて後方移送でき、穀粒落下量が少なく
なる中間下方で篩線(28)によって藁屑を分離し乍ら
フィードパン(26)の穀粒をチャフシーブ前部に移動
させ、チャフシーブ(29)前部及びグレンシーブ(3
0)を介して穀粒を速やかに漏下させて効率良く収集で
き、揺動選別盤(25)前部での穀粒選別効率の向上な
どを図る。また、吸排塵ファン(36)と篩線(28)
の間でチャフシーブ(29)前後幅中間上方に扱胴
(6)後部を配設させることにより、扱胴(6)の脱穀
によって発生する藁屑の大半を篩線(28)後方のチャ
フシーブ(29)上面に落下させて速やかに機外に排出
でき、フィードパン(26)の穀粒に混在する藁屑の除
去を篩線によって適正に行わせ、選別損失の低減並びに
選別効率の向上などを図る。 【0015】また、脱穀部(4)の扱室(22)に扱胴
(6)を内設させ、扱胴(6)下側に受網(24)を設
け、受網(24)下方に揺動選別盤(25)を配設さ
せ、揺動選別盤(25)の後部上方に吸排塵ファン(3
6)を設け、選別風を供給する唐箕(32)と、穀粒を
取出す一番コンベア(33)と、二番物を取出す二番コ
ンベア(34)を、揺動選別盤(25)の下方に配設さ
せると共に、扱胴(6)前側下方に配置させるフィード
パン(26)(27)と、扱胴(6)後側下方に配置さ
せるチャフシーブ(29)と、チャフシーブ(29)と
一番コンベア(33)間に配置させるグレンシーブ(3
0)を、揺動選別盤(25)に設け、フィードパン(2
6)(27)後側下方に配置させる唐箕(32)の選別
風をグレンシーブ(30)に前方下方から供給するコン
バインにおいて、揺動選別盤(25)の前部に上下2段
式に前後フィードパン(26)(27)を配設し、前フ
ィードパン(26)の後端に篩い線(28)を配設さ
せ、該篩い線(28)に選別風を作用させる副唐箕(3
1)を前フィードパン(26)下方に配設させると共
に、後フィードパン(27)下方に前記唐箕(32)を
設けたもので、フィードパン(26)からチャフシーブ
(29)に移動途中の穀粒及び藁屑に副唐箕(31)の
選別風を作用させ、チャフシーブ(29)の選別効率の
向上などを行うことができ、選別処理能力の向上または
穀粒収集効率の向上などを図ると共に、フィードパン
(26)を設ける揺動選別盤(25)前部下方で唐箕
(32)前側に形成されるスペースを有効利用して副唐
箕(31)をコンパクトに取付ける。 【0016】図7乃至図8に示す如く、前記刈取部
(8)は分草板(58)を介し取入れられる未刈り穀稈
を起立させる引起しタイン(59)を有する6条用引起
しケース(60)と、この引起された穀稈の稈元側及び
穂先側を掻込むスターホイル(61)及び掻込ベルト
(62)と、この掻込時稈元側を切断する刈刃(9)
と、切断後の右側2条分の穀稈の稈元側を左斜め後方に
搬送する右下部搬送チェン(63)と、右側2条分の穀
稈の穂先側を左斜め後方に向け搬送する右上部搬送タイ
ン(64a)を有する右上部搬送体(64)と、中央2
条分の穀稈の稈元側及び穂先側を後方の右下部搬送チェ
ン(63)及び右上部搬送体(64)の送り中間位置近
傍に合流させる中央下部搬送チェン(65)及び中央上
部搬送タイン(66a)を有する中央上部搬送体(6
6)と、左側2条分の穀稈の稈元側及び穂先側を右下部
搬送チェン(63)及び右上部搬送体(64)の送り終
端位置近傍に合流させる左下部搬送チェン(67)及び
左上部搬送タイン(68a)を有する左上部搬送体(6
8)と、前記右下部搬送チェン(63)の送り終端に合
流する6条分の穀稈の稈元側を前記フィードチェン
(5)の送り始端に受継ぎ搬送する縦搬送チェン(6
9)と、前記右上部搬送体(64)の送り終端に合流す
る6条分の穀稈の穂先側を脱穀入口方向に搬送する後上
部搬送タイン(70a)を有する後上部搬送体(70)
と、前記後上部搬送体(70)と縦搬送チェン(69)
との送り終端部間の上下略中央位置に設けてフィードチ
ェン(5)に適正姿勢で穀稈を受継ぎさせる補助搬送チ
ェン(71)と、前記各上部搬送体(64)(66)
(68)の上方で対向位置に設けて穀稈の穂首より若干
下部を搬送する右・中央・左穂先搬送タイン(72a)
(73a)(74a)をそれぞれ有する右・中央・左穂
先搬送体(72)(73)(74)とを備え、刈取られ
た6条分の穀稈の稈元側及び穂先側を各チェン(63)
(65)(67)及び各搬送体(64)(66)(6
8)を介し縦搬送チェン(69)に受継ぎ合流させて脱
穀部(4)に供給し脱穀処理するように構成している。 【0017】図9乃至図11にも示す如く前記各穂先搬
送体(72)(73)(74)と各上部搬送体(64)
(66)(68)の送り作用側とを対向状に設けて、各
組合せの搬送タイン(64a)(72a)・(66a)
(73a)・(68a)(74a)の送り方向を同一と
させるもので、刈取フレーム(12)に立設させる引起
し入力パイプ(75)の引起し入力軸(76)に、引起
しケース(60)上端の横駆動ケース(77)の横駆動
軸(78)及び分岐ケース(79)の分岐軸(80)を
介して各搬送体(72)(73)(74)の入力軸(8
1)(82)(83)をそれぞれ連動連結させている。 【0018】前記分岐ケース(79)は引起しケース
(60)の背面上端側にそれぞれ設けて、これらケース
(60)の引起しタイン(59)の駆動を行うもので、
横駆動ケース(77)に各引起しケース(60)の上端
を連結させ、該ケース(60)の下端に引起しタイン
(59)のタインチェン(84)を駆動する出力軸(8
5)を設け、分岐ケース(79)内の分岐軸(80)の
上端を横駆動軸(78)に一対のベベルギヤ(86)を
介し、また下端を前記出力軸(85)に一対のベベルギ
ヤ(87)を介しそれぞれ連結させて、各引起しケース
(60)の引起しタイン(59)の駆動を行うように構
成している。 【0019】そして、左側より2番目、3番目と、右側
より2番目の分岐ケース(79)の下端に前記穂先搬送
体(72)(73)(74)を連結支持させて、これら
搬送体(72)(73)(74)の入力軸(81)(8
2)(83)を各出力軸(85)に自在継手(88)を
介し連動連結させて、各穂先搬送タイン(72a)(7
3a)(74a)のそれぞれの駆動を行うように構成し
ている。 【0020】而して平面視、各上部搬送体(64)(6
6)(68)の対向位置に穂先搬送体(72)(73)
(74)を配備させて、相互対向関係にある各タイン
(64a)(72a)・(66a)(73a)・(68
a)(74a)の送り方向を同一方向とさせることによ
って、引起しケース(60)に引掛った穀稈の後方への
引抜き作用力を大とさせると共に、穂先搬送タイン(7
2a)(73a)(74a)で穀稈の穂首より若干下位
置を搬送させて脱粒を低減させ、また引起し駆動ケース
(77)の下位置近傍に各穂先搬送体(72)(73)
(74)を配設して、駆動ケース(77)に引掛った穀
稈の引抜き作用力を大とさせて、各上下部搬送体(6
3)〜(68)で形成するY字形搬送路(89)におい
て引掛りのない穀稈のスムーズな搬送を可能とさせるよ
うに構成したものである。 【0021】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、脱穀部(4)の扱室(22)に扱胴(6)を内設さ
せ、扱胴(6)下側に受網(24)を介して揺動選別盤
(25)を配設させ、扱胴(6)下方に配置させるフィ
ードパン(26)とチャフシーブ(29)を揺動選別盤
(25)に設け、フィードパン(26)上面からチャフ
シーブ(29)上面に移動する穀粒などを風選するファ
ン(31)を設けるもので、前記ファン(31)の風選
によって下層の藁屑を上層側に浮上させ、かつ上層の穀
粒を下層側に沈下させ、チャフシーブ(29)上面に移
動させ、チャフシーブ(29)の選別効率の向上などを
容易に行うことができ、選別処理能力の向上または穀粒
収集効率の向上などを容易に図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】揺動選別部の側面説明図。 【図2】コンバインの全体側面図。 【図3】コンバインの全体平面図。 【図4】脱穀部の断面図。 【図5】篩い線部の平面説明図。 【図6】篩い線部の側面説明図。 【図7】刈取部の側面説明図。 【図8】刈取搬送系の平面説明図。 【図9】穀稈上部搬送部の平面説明図。 【図10】穂先搬送体の側面説明図。 【図11】穂先搬送体の駆動系説明図。 【符号の説明】 (4) 脱穀部 (6) 扱胴 (22) 扱室 (24) クリンプ網(受網) (25) 揺動選別盤 (26) フィードパン (29) チャフシーブ (31) 送塵ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 俊雄 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 Fターム(参考) 2B095 AA01 AA02 AA07 AA12 BA03 BA11 BA21 BA25 BA32 BB05 BB33 CA03 EA01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 脱穀部(4)の扱室(22)に扱胴
    (6)を内設させ、扱胴(6)下側に受網(24)を介
    して揺動選別盤(25)を配設させ、扱胴(6)下方に
    配置させるフィードパン(26)とチャフシーブ(2
    9)を揺動選別盤(25)に設け、フィードパン(2
    6)上面からチャフシーブ(29)上面に移動する穀粒
    などを風選するファン(31)を設けることを特徴とす
    るコンバイン。
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