JP2740646B2 - 脱穀機の選別装置 - Google Patents
脱穀機の選別装置Info
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- JP2740646B2 JP2740646B2 JP8117285A JP11728596A JP2740646B2 JP 2740646 B2 JP2740646 B2 JP 2740646B2 JP 8117285 A JP8117285 A JP 8117285A JP 11728596 A JP11728596 A JP 11728596A JP 2740646 B2 JP2740646 B2 JP 2740646B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀機の選別装置に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】揺動選別装置の下方に選別風を供給する
唐箕を設け、該唐箕からの選別風によって一番流穀板上
の被選別物を風選するものが、例えば実開昭６３−６３
３５１号等で開示されている。
唐箕を設け、該唐箕からの選別風によって一番流穀板上
の被選別物を風選するものが、例えば実開昭６３−６３
３５１号等で開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来より、機械の大型
化に伴い、選別する処理量も多く、一番流穀板上の風選
も被選別物に変化を与えて選別しないと能力不足とな
り、選別面積の拡大の一途をたどる不経済な設計となり
がちである。したがって、本発明は選別面積をいたずら
に拡大させることなく、多量の被選別物を処理すること
ができる脱穀機の選別装置をうることを目的とするもの
である。
化に伴い、選別する処理量も多く、一番流穀板上の風選
も被選別物に変化を与えて選別しないと能力不足とな
り、選別面積の拡大の一途をたどる不経済な設計となり
がちである。したがって、本発明は選別面積をいたずら
に拡大させることなく、多量の被選別物を処理すること
ができる脱穀機の選別装置をうることを目的とするもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するため、次のような脱穀機の選別装置を提供
するものである。すなわち、揺動選別装置のフィードパ
ンを、該揺動選別装置の前端で、かつ扱胴の前部下方に
位置させるとともに、該フィードパンの直後方に篩い線
を設け、該篩い線の下方に臨ませてチャフシーブを配設
するとともに、該チャフシーブの下方に臨ませてグレー
ンシーブを配設し、更に該グレーンシーブの下方に臨ま
せて一番流穀板を配設し、第２唐箕からの選別風を前記
篩い線下方に供給するとともに、第１唐箕からの選別風
を前記テャフシーブとグレーンシーブに供給して被選別
物を選別することを特徴とする脱穀機の選別装置であ
る。
的を達成するため、次のような脱穀機の選別装置を提供
するものである。すなわち、揺動選別装置のフィードパ
ンを、該揺動選別装置の前端で、かつ扱胴の前部下方に
位置させるとともに、該フィードパンの直後方に篩い線
を設け、該篩い線の下方に臨ませてチャフシーブを配設
するとともに、該チャフシーブの下方に臨ませてグレー
ンシーブを配設し、更に該グレーンシーブの下方に臨ま
せて一番流穀板を配設し、第２唐箕からの選別風を前記
篩い線下方に供給するとともに、第１唐箕からの選別風
を前記テャフシーブとグレーンシーブに供給して被選別
物を選別することを特徴とする脱穀機の選別装置であ
る。
【０００５】
【作用】揺動選別装置のフィードパンを、該揺動選別装
置の前端で、かつ扱胴の前部下方に位置させるととも
に、該フィードパンの直後方に篩い線を設け、該篩い線
の下方に臨ませてチャフシーブを配設するとともに、該
チャフシーブの下方に臨ませてグレーンシーブを配設
し、更に該グレーンシーブの下方に臨ませて一番流穀板
を配設し、第２唐箕からの選別風を前記篩い線下方に供
給するとともに、第１唐箕からの選別風を前記チャフシ
ーブとグレーンシーブに供給して被選別物を選別するよ
うにしたので、篩い線からチャフシーブ上に処理物を落
下させる前に、多量の藁屑や塵等を後方へ飛ばすことが
でき、従って風選別性能に優れ、選別面積をいたずらに
拡大させることなく、多量の被選別物を処理することが
できる。
置の前端で、かつ扱胴の前部下方に位置させるととも
に、該フィードパンの直後方に篩い線を設け、該篩い線
の下方に臨ませてチャフシーブを配設するとともに、該
チャフシーブの下方に臨ませてグレーンシーブを配設
し、更に該グレーンシーブの下方に臨ませて一番流穀板
を配設し、第２唐箕からの選別風を前記篩い線下方に供
給するとともに、第１唐箕からの選別風を前記チャフシ
ーブとグレーンシーブに供給して被選別物を選別するよ
うにしたので、篩い線からチャフシーブ上に処理物を落
下させる前に、多量の藁屑や塵等を後方へ飛ばすことが
でき、従って風選別性能に優れ、選別面積をいたずらに
拡大させることなく、多量の被選別物を処理することが
できる。
【０００６】
【実施例】以下、図面に示す実施例について説明する。
まず、本発明の一実施例である全量投入型コンバインか
ら説明すると、図２において（１）は走行クローラ
（２）をトラックフレーム（３）に装備する機台であ
る。（４）は前低後高に傾斜する軸流式のスクリュー形
扱胴（５）及び選別機構（６）を備えている脱穀部であ
って、機台（１）に搭載する（７）は一番揚穀コンベア
である揚穀筒（８）を介して取り出す脱穀部（４）の穀
粒を溜める穀物タンク、（９）は脱穀部（４）の前方に
昇降シリンダ（１０）を介して昇降可能に装着する刈取
部、（１１）は運転台（１２）に運転席及び運転操作部
などを設置する運転部である。（１３）は運転部（１
１）の左側に配設するエンジン、（１４）は穀物タンク
（７）内の穀粒を取出す穀粒排出コンベアである。
まず、本発明の一実施例である全量投入型コンバインか
ら説明すると、図２において（１）は走行クローラ
（２）をトラックフレーム（３）に装備する機台であ
る。（４）は前低後高に傾斜する軸流式のスクリュー形
扱胴（５）及び選別機構（６）を備えている脱穀部であ
って、機台（１）に搭載する（７）は一番揚穀コンベア
である揚穀筒（８）を介して取り出す脱穀部（４）の穀
粒を溜める穀物タンク、（９）は脱穀部（４）の前方に
昇降シリンダ（１０）を介して昇降可能に装着する刈取
部、（１１）は運転台（１２）に運転席及び運転操作部
などを設置する運転部である。（１３）は運転部（１
１）の左側に配設するエンジン、（１４）は穀物タンク
（７）内の穀粒を取出す穀粒排出コンベアである。
【０００７】そして、刈取部（９）は、未刈の穀稈を取
入れるプラットホーム（１５）とプラットホーム（１
５）の後部略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部（４）
に送給するフィーダハウス（１６）によって構成するも
ので、分草板（１７）と穀稈掻込用リール（１８）と往
復駆動型刈刃（１９）と刈取穀稈掻込オーガ（２０）と
を、プラットホーム（１５）に備え、プラットホーム
（１５）に取り込まれる刈取穀稈をフィーダハウス（１
６）に内設する穀稈供給チェーンコンベア（２１）を介
して脱穀部（４）に送り込んで脱穀処理するように構成
している。
入れるプラットホーム（１５）とプラットホーム（１
５）の後部略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部（４）
に送給するフィーダハウス（１６）によって構成するも
ので、分草板（１７）と穀稈掻込用リール（１８）と往
復駆動型刈刃（１９）と刈取穀稈掻込オーガ（２０）と
を、プラットホーム（１５）に備え、プラットホーム
（１５）に取り込まれる刈取穀稈をフィーダハウス（１
６）に内設する穀稈供給チェーンコンベア（２１）を介
して脱穀部（４）に送り込んで脱穀処理するように構成
している。
【０００８】以上のような全量投入型コンバインは、従
来より、機械の大型化に伴い、選別する処理量も多く、
揺動選別装置の一番流穀板上の風選も被選別物に変化を
与えて選別しないと能力不足となり、選別面積の拡大の
一途をたどる不経済な設計となりがちである。そこで、
本発明では、図１で示す如く揺動選別装置を構成したも
ので、以下、その説明をする。
来より、機械の大型化に伴い、選別する処理量も多く、
揺動選別装置の一番流穀板上の風選も被選別物に変化を
与えて選別しないと能力不足となり、選別面積の拡大の
一途をたどる不経済な設計となりがちである。そこで、
本発明では、図１で示す如く揺動選別装置を構成したも
ので、以下、その説明をする。
【０００９】揺動選別機構（６）は揺動選別盤（２２）
を備えるもので、該選別盤（２２）は前選別体（２２
ａ）と後選別体（２２ｂ）との２つに分割形成され、前
選別体（２２ａ）は、前選別体（２２ａ）の前端で、か
つ扱胴（５）の前部下方に位置させるフィードパン（２
３）と、該フィードパン（２３）の直後方に設ける篩い
線（２４）と、該篩い線（２４）の下方に臨ませる第１
チャフシーブ（２５）とを備えるとともに、後選別体
（２２ｂ）は第１チャフシーブ（２５）の下方に臨ませ
るグレーンシーブ（２６）と、該グレーンシーブ（２
６）の下方に臨ませて配設する一番流穀板（２８）と、
グレーンシーブ（２６）後方に連設する第２チャフシー
ブ（２７）と、該第２チャフシーブ（２７）の下方に配
設する二番流穀板（２９）とを備えている。
を備えるもので、該選別盤（２２）は前選別体（２２
ａ）と後選別体（２２ｂ）との２つに分割形成され、前
選別体（２２ａ）は、前選別体（２２ａ）の前端で、か
つ扱胴（５）の前部下方に位置させるフィードパン（２
３）と、該フィードパン（２３）の直後方に設ける篩い
線（２４）と、該篩い線（２４）の下方に臨ませる第１
チャフシーブ（２５）とを備えるとともに、後選別体
（２２ｂ）は第１チャフシーブ（２５）の下方に臨ませ
るグレーンシーブ（２６）と、該グレーンシーブ（２
６）の下方に臨ませて配設する一番流穀板（２８）と、
グレーンシーブ（２６）後方に連設する第２チャフシー
ブ（２７）と、該第２チャフシーブ（２７）の下方に配
設する二番流穀板（２９）とを備えている。
【００１０】さらに、第１チャフシーブ（２５）上方選
別風を供給する第２唐箕（３０）とグレーンシーブ（２
６）と、一番流穀板（２８）とに選別風を供給する第１
唐箕（３１）と、一番流穀板（２８）からの穀粒を揚穀
筒（８）に送出する一番樋（３２）及び一番コンベア
（３３）と、二番流穀板（２９）からの二番還元物を二
番還元筒などに送り出して扱胴（５）の前端側に還元さ
せる二番樋（３４）及び二番コンベア（３５）と、後選
別体（２２ｂ）の後端を臨ませる三番口（３６）と第２
チャフシーブ（２７）の後斜上方に配設する吸排塵ファ
ン（３７）と、コンケーブ（３８）の後半部より漏下す
る穀粒を前選別体（２２ａ）の篩い線（２４）上方位置
に戻す選別体である漏下物前搬送ベルト（３９）とを備
え、コンケーブ（３８）より漏下する穀粒の全量を前選
別体（２２ａ）に落下供給させる状態にして選別を行わ
させ、高精度な整粒を穀物タンク（７）に取り出すよう
にしている。
別風を供給する第２唐箕（３０）とグレーンシーブ（２
６）と、一番流穀板（２８）とに選別風を供給する第１
唐箕（３１）と、一番流穀板（２８）からの穀粒を揚穀
筒（８）に送出する一番樋（３２）及び一番コンベア
（３３）と、二番流穀板（２９）からの二番還元物を二
番還元筒などに送り出して扱胴（５）の前端側に還元さ
せる二番樋（３４）及び二番コンベア（３５）と、後選
別体（２２ｂ）の後端を臨ませる三番口（３６）と第２
チャフシーブ（２７）の後斜上方に配設する吸排塵ファ
ン（３７）と、コンケーブ（３８）の後半部より漏下す
る穀粒を前選別体（２２ａ）の篩い線（２４）上方位置
に戻す選別体である漏下物前搬送ベルト（３９）とを備
え、コンケーブ（３８）より漏下する穀粒の全量を前選
別体（２２ａ）に落下供給させる状態にして選別を行わ
させ、高精度な整粒を穀物タンク（７）に取り出すよう
にしている。
【００１１】また、前選別体（２２ａ）と後選別体（２
２ｂ）の揺動駆動方向を逆方向とする揺動リンク機構を
設けるもので、前選別体（２２ａ）の前端と、後選別体
（２２ｂ）の後端とを脱穀側板に揺動リンク（４０）
（４１）を介して揺動自在に支持するとともに、前選別
体（２２ａ）の後端と後選別体（２２ｂ）の略中央を単
一の駆動リンク（４２）を介して揺動自在に脱穀機側板
に支持させている。駆動リンク（４２）は中央の揺動支
点軸（４３）を脱穀側板に揺動自在に枢支させ、リンク
（４２）の両端側を前後選別体（２２ａ）（２２ｂ）に
それぞれ支軸（４４）を介して連結させるとともに、左
右の脱穀側板間を貫通させる揺動駆動軸（４５）に偏心
輪（４６）及び連結アーム（４７）を介して駆動リンク
（４２）を連結させて、駆動軸（４５）の回転でもって
前後選別体（２２ａ）（２２ｂ）を相互逆方向に揺動駆
動させて、その駆動中発生する前後方向の運動慣性力が
打ち消し合うようにし、振動や騒音を大巾に低減するよ
うに構成している。なお、（４８）はスクリュー型扱胴
（５）を内蔵する扱室である。
２ｂ）の揺動駆動方向を逆方向とする揺動リンク機構を
設けるもので、前選別体（２２ａ）の前端と、後選別体
（２２ｂ）の後端とを脱穀側板に揺動リンク（４０）
（４１）を介して揺動自在に支持するとともに、前選別
体（２２ａ）の後端と後選別体（２２ｂ）の略中央を単
一の駆動リンク（４２）を介して揺動自在に脱穀機側板
に支持させている。駆動リンク（４２）は中央の揺動支
点軸（４３）を脱穀側板に揺動自在に枢支させ、リンク
（４２）の両端側を前後選別体（２２ａ）（２２ｂ）に
それぞれ支軸（４４）を介して連結させるとともに、左
右の脱穀側板間を貫通させる揺動駆動軸（４５）に偏心
輪（４６）及び連結アーム（４７）を介して駆動リンク
（４２）を連結させて、駆動軸（４５）の回転でもって
前後選別体（２２ａ）（２２ｂ）を相互逆方向に揺動駆
動させて、その駆動中発生する前後方向の運動慣性力が
打ち消し合うようにし、振動や騒音を大巾に低減するよ
うに構成している。なお、（４８）はスクリュー型扱胴
（５）を内蔵する扱室である。
【００１２】以上のように、本発明によれば、揺動選別
装置のフィードパン（２３）を、揺動選別装置の前端
で、かつ扱胴（５）の前部下方に位置させるとともに、
フィードパン（２３）の直後方に篩い線（２４）を設
け、この篩い線（２４）の下方に臨ませてチャフシーブ
（２５）を配設するとともに、チャフシーブ（２５）の
下方に臨ませてグレーンシーブ（２６）を配設し、更に
このグレーンシーブ（２６）の下方に臨ませて一番流穀
板（２８）を配設し、第２唐箕（３０）からの選別風を
篩い線（２４）下方に供給するとともに、第１唐箕（３
１）からの選別風を第１チャフシーブ（２５）とグレー
ンシーブ（２６）に供給して被選別物を選別するように
したので、選別面積をいたずらに拡大させることなく、
多量の被選別物を処理することができるようになる。す
なわち、扱胴前端側は穀粒も多く、藁屑もかなりあり、
全体から見て処理物量は極めて多いが、篩い線（２４）
に第２唐箕（３０）からの選別風が作用するように構成
したため、チャフシーブ（２５）上に処理物を落下させ
る前に、多量の藁屑や塵等を後方へ飛ばすことができ、
従って被選別物の処理量が多い大型の脱穀機に特に有効
なものとなり、作物に対する汎用性が向上するものであ
る。なお、この実施例においては、全量投入型コンバイ
ンについて説明をしたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、自脱型コンバイン等であっても同様であ
る。
装置のフィードパン（２３）を、揺動選別装置の前端
で、かつ扱胴（５）の前部下方に位置させるとともに、
フィードパン（２３）の直後方に篩い線（２４）を設
け、この篩い線（２４）の下方に臨ませてチャフシーブ
（２５）を配設するとともに、チャフシーブ（２５）の
下方に臨ませてグレーンシーブ（２６）を配設し、更に
このグレーンシーブ（２６）の下方に臨ませて一番流穀
板（２８）を配設し、第２唐箕（３０）からの選別風を
篩い線（２４）下方に供給するとともに、第１唐箕（３
１）からの選別風を第１チャフシーブ（２５）とグレー
ンシーブ（２６）に供給して被選別物を選別するように
したので、選別面積をいたずらに拡大させることなく、
多量の被選別物を処理することができるようになる。す
なわち、扱胴前端側は穀粒も多く、藁屑もかなりあり、
全体から見て処理物量は極めて多いが、篩い線（２４）
に第２唐箕（３０）からの選別風が作用するように構成
したため、チャフシーブ（２５）上に処理物を落下させ
る前に、多量の藁屑や塵等を後方へ飛ばすことができ、
従って被選別物の処理量が多い大型の脱穀機に特に有効
なものとなり、作物に対する汎用性が向上するものであ
る。なお、この実施例においては、全量投入型コンバイ
ンについて説明をしたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、自脱型コンバイン等であっても同様であ
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明のものによれば、揺動選別装置の
フィードパンを、該揺動選別装置の前端で、かつ扱胴の
前部下方に位置させるとともに、該フィードパンの直後
方に篩い線を設け、該篩い線の下方に臨ませてチャフシ
ーブを配設するとともに、該チャフシーブの下方に臨ま
せてグレーンシーブを配設し、更に該グレーンシーブの
下方に臨ませて一番流穀板を配設し、第２唐箕からの選
別風を前記篩い線下方に供給するとともに、第１唐箕か
らの選別風を前記チャフシーブとグレーンシーブに供給
して被選別物を選別するようにしたので、篩い線からチ
ャフシーブ上に処理物を落下させる前に、多量の藁屑や
塵等を後方へ飛ばすことができ、従って風選別性能に優
れ、選別面積をいたずらに拡大させることなく、多量の
被選別物を処理することができる。よって、被選別物の
処理量が多い大型の脱穀機に特に有効であり、作物に対
する汎用性も向上する。
フィードパンを、該揺動選別装置の前端で、かつ扱胴の
前部下方に位置させるとともに、該フィードパンの直後
方に篩い線を設け、該篩い線の下方に臨ませてチャフシ
ーブを配設するとともに、該チャフシーブの下方に臨ま
せてグレーンシーブを配設し、更に該グレーンシーブの
下方に臨ませて一番流穀板を配設し、第２唐箕からの選
別風を前記篩い線下方に供給するとともに、第１唐箕か
らの選別風を前記チャフシーブとグレーンシーブに供給
して被選別物を選別するようにしたので、篩い線からチ
ャフシーブ上に処理物を落下させる前に、多量の藁屑や
塵等を後方へ飛ばすことができ、従って風選別性能に優
れ、選別面積をいたずらに拡大させることなく、多量の
被選別物を処理することができる。よって、被選別物の
処理量が多い大型の脱穀機に特に有効であり、作物に対
する汎用性も向上する。
【図１】本発明装置の正面図
【図２】コンバイン全体図
５ 扱胴 ６ 選別機構 ２２ 揺動選別盤 ２２ａ 前選別体 ２２ｂ 後選別体 ２３ フィードパン ２４ 篩い線 ２５ 第１チャフシーブ ２６ グレーンシーブ ２７ 第２チャフシーブ ２８ 一番流穀板 ２９ 二番流穀板（リターンパン） ３０ 第２唐箕 ３１ 第１唐箕
Claims (1)
- 【請求項１】 揺動選別装置のフィードパンを、該揺動
選別装置の前端で、かつ扱胴の前部下方に位置させると
ともに、該フィードパンの直後方に篩い線を設け、該篩
い線の下方に臨ませてチャフシーブを配設するととも
に、該チャフシーブの下方に臨ませてグレーンシーブを
配設し、更に該グレーンシーブの下方に臨ませて一番流
穀板を配設し、第２唐箕からの選別風を前記篩い線下方
に供給するとともに、第１唐箕からの選別風を前記チャ
フシーブとグレーンシーブに供給して被選別物を選別す
ることを特徴とする脱穀機の選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117285A JP2740646B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 脱穀機の選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117285A JP2740646B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 脱穀機の選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08266143A JPH08266143A (ja) | 1996-10-15 |
| JP2740646B2 true JP2740646B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=14707967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8117285A Expired - Fee Related JP2740646B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 脱穀機の選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2740646B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1090447C (zh) * | 1997-05-14 | 2002-09-11 | 野马农机株式会社 | 联合收割机的脱粒装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0626493B2 (ja) * | 1984-11-05 | 1994-04-13 | 井関農機株式会社 | 脱穀選別装置 |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP8117285A patent/JP2740646B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08266143A (ja) | 1996-10-15 |
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