JP2000032833A - 脱穀装置における排藁詰まり検出装置 - Google Patents

脱穀装置における排藁詰まり検出装置

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JP2000032833A
JP2000032833A JP10205469A JP20546998A JP2000032833A JP 2000032833 A JP2000032833 A JP 2000032833A JP 10205469 A JP10205469 A JP 10205469A JP 20546998 A JP20546998 A JP 20546998A JP 2000032833 A JP2000032833 A JP 2000032833A
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straw
waste
threshing
handling
clogging
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Tetsuo Eto
哲郎 衛藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用コンバインにおける脱穀部6の排藁が詰
まり易い箇所に排藁詰まりセンサ9を設けて、オペレー
タに注意を促する。 【解決手段】 第1扱室50と第2扱室52とを隣接さ
せ、第1扱室50内の第1扱胴41と、第2扱室52内
の第2扱胴42の回転軸線を平行となるように配置し、
第1扱室50の穀稈搬送終端側と第2扱室52の穀稈搬
送始端側とを連通口53を介して連通する。排藁詰まり
センサ9は、少なくとも、連通口53を構成する囲み部
材としての連通口底板54の外面に配置し、所望によ
り、第2扱室52から揺動選別部の後部側への排藁通路
としての送り口57を構成する囲み部材のうち、底板5
9の外面に配置する。排藁詰まりセンサ9にて排藁詰ま
りを検知する信号を出すと、コントローラ11にて警報
ブザー12を作動せ、車速を減速させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走式のコンバイ
ンに搭載され又は定置式の脱穀装置における扱室から流
出する排藁により通路が詰まったことを検知するための
脱穀装置における排藁詰まり検出装置の構成に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の検出装置は、排藁が通過
する通路内に、詰まった排藁により、移動(回動)する
センサレバーを臨ませ、この移動量または回動量をリミ
ットスイッチ等のセンサ本体のスイッチ部にON・OF
F信号にて判別するようにした排藁詰まり検出装置があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記通
路内にセンサレバーを突出させていると、これに通過す
る排藁が引っ掛かり、これが原因で排藁の詰まりが助長
されたり、誤作動が発生するという問題があった。ま
た、前記センサレバーは移動もしくは回動する部品であ
るため、詰まった排藁の除去作業時にセンサレバーを不
用意に変形させたり、損傷させてしまうという問題もあ
った。
【0004】本発明は、これらの問題を解決して、トラ
ブルの発生がない脱穀装置における排藁詰まり検出装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の脱穀装置における排藁詰ま
り検出装置は、自走式のコンバインに搭載され又は定置
式の脱穀装置における扱室に、排藁が流出できる通路を
構成する囲み部材を連設し、該囲み部材の外面には当該
囲み部材への外力を検知する排藁詰まりセンサを設け、
該排藁詰まりセンサの検出により、前記通路内にて排藁
が詰まったことを検知したときには、警報を報知する制
御手段を備えたものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の脱穀装置における排藁詰まり検出装置におい
て、前記囲み部材のうち底板の外面に、当該底板の変形
の程度もしくは付与される外力の大きさにより前記通路
内にて排藁が詰まったことを検知できる排藁詰まりセン
サを設けたものである。そして、請求項3に記載の発明
は、請求項1または請求項2に記載の脱穀装置における
排藁詰まり検出装置において、自走式のコンバインに前
記制御手段を搭載し、前記通路内にて排藁が詰まったこ
とを検知したときには、コンバインの走行速度を減速さ
せるように制御するものである。
【0007】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の脱穀装置における排
藁詰まり検出装置において、自走式のコンバインに搭載
した脱穀装置における第1扱室と第2扱室とを隣接さ
せ、両扱室内の扱胴の回転軸線を平行となるように配置
し、第1扱室の穀稈搬送終端側と第2扱室の穀稈搬送始
端側とを連通口を介して連通し、該連通口を構成する囲
み部材に、前記排藁詰まりセンサを設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は汎用コンバインの側断面
図、図2は脱穀部の概略平面図、図4は穀稈詰まりセン
サ配置位置を示す図である。本発明に係る汎用コンバイ
ン1は、左右一対の走行クローラ式の走行部2,2とそ
の上に搭載され、後述するような、脱穀装置としての脱
穀部6を搭載した走行機体3と、走行機体3の前方に昇
降可能に装着されたフイーダ部5を介して設けられた左
右長手の刈取前処理装置4とを備える。
【0009】走行部2は、左右一対の走行フレーム2
1,21の前後端の配置した駆動輪22及び従動輪23
と、走行フレーム21,21下面中途部に配置した複数
の転動輪24との外周に巻回されたクローラ2a,2a
からなる。そして、図1または図3に示すように、左右
各走行フレーム21と、走行機体3とは、左右の油圧シ
リンダ25と、前後位置の側面視L字状のレバー27,
27と、この前後のレバー272,27を同時に作動さ
せるように連結する連結杆26等とからなる傾動機構を
介して連結し、油圧シリンダ25を互いに独立的に作動
させて左右の走行部2に対して走行機体3の左右を相対
的に昇降させることにより、一方の走行部2が圃場等の
泥濘等で沈み込んでも、走行機体3の左右を略水平に保
持できるよう構成されている。
【0010】刈取前処理装置4は、横長のバケット状の
プラットホーム30の前端縁に刈刃装置31が配置さ
れ、プラットホーム30の前側上方に、左右一対の昇降
リンク32を介して掻込みリール33が配置され、刈刃
装置31が刈り取った穀稈をプラットホーム30内に掻
込むように構成されている。プラットホーム30内に横
設した横送りオーガ34を回転駆動させて、プラットホ
ーム30の左右中央から進行方向に向かってやや左寄り
位置に刈り取られた穀稈を集積する。
【0011】プラットホーム30における前記穀稈の集
積部から後方に延びるほぼ矩形筒状のフイーダ部5の後
端を脱穀部6の前端の穀稈投入口35に連通させると共
に、フイーダ部5の後端を走行機体3に対して昇降自在
に枢着し、走行機体3の前端と前記フイーダ部5とを図
示しない油圧シリンダにて連結して、刈取前処理装置4
を昇降可能に構成する。そして、前記集積された穀稈を
フイーダ部5内の穀稈搬送コンベヤ36にて脱穀部6の
始端側に搬送する。
【0012】なお、走行機体3の前端に配置された運転
室37は、前記フイーダ部5より上方に配置され、プラ
ットホーム30内や掻込みリール33が見渡せるように
司会良好な位置にある。また、運転室37内には運転席
38や操向用丸ハンドル39並びに各種操作レバー、ス
イッチ類を備えた操作盤40が備えられている。走行機
体3内における脱穀部6には、図1、図2及び図4に示
すように、第1扱室50と第2扱室52とを隣接させ、
両扱室内の扱胴41,42の回転軸線を平行となるよう
に配置し、第1扱室50の穀稈搬送終端側と第2扱室5
2の穀稈搬送始端側とを連通口53を介して連通させる
ように配置している。即ち、走行機体3の前側寄りの第
1扱室50内に大径ロータ状の第1扱胴41を、その後
側の第2扱室52内には小径ロータ状の第2扱胴42
を、各々回転軸線がコンバイン1の進行方向に対して横
方向に水平状に延びるように配設されている。各扱胴4
1,42の外周には、各々スクリュー羽根43,44が
螺旋状に巻回突設されている。
【0013】第1扱胴41及び第2扱胴42の上側を区
画する天仕切り板45、左右側板46,47及び第1扱
胴41の下方側にスクリュー羽根43から所定距離隔て
て配置される円弧状の第1受け網48と、一方の側板4
6から他方の側板47方向に延びる仕切り壁49とで、
第1扱室50が構成され、同じく前記仕切り壁49、天
仕切り板45、左右側板46,47及び第2扱胴42の
下方側にスクリュー羽根44から所定距離隔てて配置さ
れる円弧状の第2受け網51と後壁56とで、第2扱室
52が構成される。
【0014】そして、この第1扱室50と第2扱室52
とは、前記仕切り壁49の先端と前記一方の側板46と
の間の連通口53を介して連通されている。穀稈、排藁
等が通過するための通路としての連通口53を構成する
囲み部材の一つとして、第1受け網48の後端と第2受
け網51の先端とに連設する連通口底板54が張設され
ている。また、後壁56の先端と他方の側板47とに、
第2扱室52から後述する揺動選別部7のストローラッ
ク72に処理されるべき穀稈、排藁等を送り出す送り口
57が開口されている。なお、第1扱胴41の外周のう
ち、前記連通口53に接近する部位には、第1扱胴41
の軸線方向に延びる掻出羽根55が突設されており、同
様に第2扱胴42の外周のうち、前記送り口57に接近
する部位には、第1扱胴41の軸線方向に延びる掻出羽
根58が突設されている。
【0015】走行機体3の後部側に配置されたエンジン
8の出力軸からプーリ及びベルト伝動により第1扱胴4
1及び第1扱胴42が図4において反時計方向に回転す
ることにより、フイーダ部5から送給された穀稈は、第
1扱室50の第1受け網48の上に引き込まれ、この第
1受け網48上を図5の右方向(連通口53に近づく方
向)に搬送しながら、脱穀処理される。次いで、第1扱
胴41の掻出羽根58にて排出された未処理穀稈は、連
通口53を介して第2扱室52内の第2受け網51の上
に引き込まれ、この第2受け網51上を図5の左方向
(送り口57に近づく方向)に搬送しながら、脱穀処理
される。なお、第1扱胴41及び第1扱胴42における
スクリュー羽根43,44には、図示しないが多数の扱
歯突設されており、穀稈を効果的に切断するようにして
いる。
【0016】第1受け網48及び第2受け網51を漏下
した排藁混じりの穀粒は、揺動選別部7に落下させて選
別する。上述のように、脱穀部6に第1扱胴41及び第
2扱胴42を走行機体3の進行方向と直角に並列的に配
置し、第1扱室50から第2扱室52に連通口53を介
して連通しているから、両扱室にわたって平面視でUタ
ーンさせながら穀稈を順次脱穀処理するので、走行機体
3が短いものでありがら、処理経路が長くなって効率よ
く脱穀処理できるものである。また、第2扱胴42を第
1扱胴41よりも小径に形成することで、刺さり粒等の
未処理物品を完全に脱穀処理できる。
【0017】揺動選別部7は、図1に示すように、脱穀
部6の下方に配置されており、揺動機構70により、走
行機体3の前後方向に一体的に揺動する流穀板71、グ
レンシーブ、チャフシーブ73、ストローラック72等
からなり、揺動選別部7の下方前側には風選別のための
唐箕フアン80、スクリューコンベヤ付き一番選別樋8
1、スクリューコンベヤ付き二番選別樋82が配置され
ている。
【0018】前記エンジン8の出力軸からプーリ及びベ
ルトの伝動系を介して唐箕フアン80及び揺動選別部7
等を駆動し、脱穀部6から流穀板71に落下した排藁混
じりの穀粒からグレンシーブ、チャフシーブ73により
排藁と微塵混じりの穀粒とに分離し、排藁は走行機体3
後端に開口する排藁排出口83から機外に排出する。微
塵混じりの穀粒を、グレンシーブ、チャフシーブ73の
下方を流れる唐箕フアン80からの選別風により穀粒と
微塵とに分離し、微塵及び前記送り口57から排出され
ストローラック72上にて刺さり粒分離処理された残り
の排藁は、共に排藁排出口83から機外に排出される。
【0019】選別された穀粒のうち二番選別樋82に集
まったものは、還元揚穀コンベヤを介して揺動選別部7
の前側(流穀板71側)に還流させる一方、一番選別樋
81に集まる穀粒はスクリューコンベヤ及び揚穀コンベ
ヤを介して側方等の穀粒タンクに集積される。次に、図
4を参照しながら、脱穀装置(脱穀部)6における排藁
詰まり検出装置の構成について説明する。
【0020】本発明に適用する排藁詰まりセンサ9は、
少なくとも、第1扱室50から第2扱室52への穀稈、
排藁の通路である連通口53を構成する囲み部材として
の連通口底板54の外面に配置し、所望により、第2扱
室52から揺動選別部7の後部側への排藁通路としての
送り口57を構成する囲み部材のうち、底板59の外面
に配置するものである。
【0021】そして、排藁詰まりセンサ9は、前記通過
すべき排藁の詰まりにより、薄い鋼板である連通口底板
52または底板59に通常の状態(円滑に排藁が通過し
ている状態)に比べて大きい外力が作用して弾性変形す
るときのその変形量もしくは外力の大きさを検知できる
歪みゲージ式センサ等を利用するものである。排藁詰ま
りセンサ9,9の検知信号は増幅器10に送られ、さら
に、制御手段としてのマイクロコンピュータ式のコント
ローラ11に伝送され、ここで、予め設定記憶された閾
値と比較し、前記検知信号の値が閾値より大きい時に
は、排藁詰まりであると判別して、警報ブザー(警報ラ
ンプ)12を作動させてオペレータに知らせる。このと
き、エンジン8もしくは変速部、ブレーキ部の駆動回路
にも所定の信号を出して、コンバインの車速を減速する
ように制御することが好ましい。
【0022】この構成により、コンバイン1を前進させ
ながら刈取前処理装置4を作動し、圃場の植立した穀稈
の穂先側を刈取りながら、掻込みリール33にて穀稈を
掻込み、横送りオーガ34にて集めて、フイーダ部5を
介して脱穀部6に送り込み、第1扱胴41を有する第1
扱室50から第2扱胴42を有する第2扱室52へ処理
すべき穀稈(排藁)を送り込み、所定の脱穀処理を実行
するが、前記第1扱室50から第2扱室52への連通口
53等に穀稈(排藁)が詰まると、連通口底板54が内
面側(連通口53側)から受ける圧力が以上に大きくな
るので、この検知信号を判別して、排藁詰まりであると
判別して、警報ブザー(警報ランプ)12を作動させ、
車速を減速することにより、脱穀部6への刈取穀稈の供
給量を減少させて、前記箇所での排藁詰まりを迅速に解
消できるようにするのである。
【0023】なお、長期間排藁詰まり現象が継続する
と、脱穀処理作業が不能となるので、コンバインを停止
して、前記詰まった排藁を除去すべきである。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の脱穀装置における排藁詰まり検出装置は、自走
式のコンバインに搭載され又は定置式の脱穀装置におけ
る扱室に、排藁が流出できる通路を構成する囲み部材を
連設し、該囲み部材の外面には当該囲み部材への外力を
検知する排藁詰まりセンサを設け、該排藁詰まりセンサ
の検出により、前記通路内にて排藁が詰まったことを検
知したときには、警報を報知する制御手段を備えたもの
である。
【0025】このように本発明における排藁詰まりセン
サは、排藁が流出できる通路を構成する囲み部材の外面
に配置し、且つ当該囲み部材への外力を検知するもので
あるから、センサ部品が前記通路を狭めたり、排藁の通
過を邪魔することがなく、また、前記通路内にて排藁が
詰まったことを検知したときには、制御手段にて警報を
報知するものであるから、オペレータは迅速に対処でき
るという効果をそうするのである。
【0026】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の脱穀装置における排藁詰まり検出装置におい
て、前記囲み部材のうち底板の外面に、当該底板の変形
の程度もしくは付与される外力の大きさにより前記通路
内にて排藁が詰まったことを検知できる排藁詰まりセン
サを設けたものである。このように詰まった排藁の自重
が作用し易い底板の外面に、排藁詰まりセンサを設けた
ものであるから、詰まり現象を早期に検知し易くなり、
トラブル防止の処置も迅速にできるという効果を奏する
のである。
【0027】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の脱穀装置における排藁詰まり
検出装置において、自走式のコンバインに前記制御手段
を搭載し、前記通路内にて排藁が詰まったことを検知し
たときには、コンバインの走行速度を減速させるように
制御するものであるから、この車速減速により、脱穀装
置内への穀稈の供給量が減少し、その間に一旦詰まった
排藁が通路を通過できるようにすることができるのであ
る。
【0028】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の脱穀装置における排
藁詰まり検出装置において、自走式のコンバインに搭載
した脱穀装置における第1扱室と第2扱室とを隣接さ
せ、両扱室内の扱胴の回転軸線を平行となるように配置
し、第1扱室の穀稈搬送終端側と第2扱室の穀稈搬送始
端側とを連通口を会して連通し、該連通口を構成する囲
み部材に、前記排藁詰まりセンサを設けたものである。
【0029】このように両扱室及び各扱胴を並列的に配
置し、第1扱室から第2扱室に連通口を介して連通して
いるから、両扱室にわたって平面視でUターンさせなが
ら穀稈を順次脱穀処理するので、走行機体が短いもので
ありがら、処理経路が長くなって効率よく脱穀処理でき
るものである。しかし、前記Uターン箇所である連通口
の箇所には排藁が溜まり易く、詰まり易いから、この箇
所の囲み部材の外面に排藁詰まりセンサを設けことで、
脱穀部の最も詰まり易い箇所を常時監視することができ
るという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用コンバインの側面図である。
【図2】汎用コンバインの平面図である。
【図3】走行部の側面図である。
【図4】脱穀部の排藁詰まり検出装置の概略配置図であ
る。
【図5】脱穀部の平面図である。
【符号の説明】
6 脱穀部 9 排藁詰まりセンサ 41 第1扱胴 42 第2扱胴 45 天仕切り板 46,47 左右側板 48 第1受け網 49 仕切り壁 50 第1扱室 51 第2受け網 52 第2扱室 53 連通口 54 連通口底板 59 底板
フロントページの続き Fターム(参考) 2B074 AA05 AB01 AC02 AD03 AD07 AF02 AG02 BA06 CA01 CE01 DA01 DA02 DA06 DC01 DC04 DE02 DF04 DF06 EA08 EB12 EC01 ED01 ED03 EE05 FA10 FB02 FC02 2B076 AA04 AA07 CB01 EC23 ED01 ED21 2B094 AA03 AA12 DA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式のコンバインに搭載され又は定置
    式の脱穀装置における扱室に、排藁が流出できる通路を
    構成する囲み部材を連設し、該囲み部材の外面には当該
    囲み部材への外力を検知する排藁詰まりセンサを設け、
    該排藁詰まりセンサの検出により、前記通路内にて排藁
    が詰まったことを検知したときには、警報を報知する制
    御手段を備えたことを特徴とする脱穀装置における排藁
    詰まり検出装置。
  2. 【請求項2】 前記囲み部材のうち底板の外面に、当該
    底板の変形の程度もしくは付与される外力の大きさによ
    り前記通路内にて排藁が詰まったことを検知できる排藁
    詰まりセンサを設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の脱穀装置における排藁詰まり検出装置。
  3. 【請求項3】 自走式のコンバインに前記制御手段を搭
    載し、前記通路内にて排藁が詰まったことを検知したと
    きには、コンバインの走行速度を減速させるように制御
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    脱穀装置における排藁詰まり検出装置。
  4. 【請求項4】 自走式のコンバインに搭載した脱穀装置
    における第1扱室と第2扱室とを隣接させ、両扱室内の
    扱胴の回転軸線を平行となるように配置し、第1扱室の
    穀稈搬送終端側と第2扱室の穀稈搬送始端側とを連通口
    を介して連通し、該連通口を構成する囲み部材に、前記
    排藁詰まりセンサを設けたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の脱穀装置における排藁詰
    まり検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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