JPH0421750Y2 - - Google Patents

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JPH0421750Y2
JPH0421750Y2 JP1985042745U JP4274585U JPH0421750Y2 JP H0421750 Y2 JPH0421750 Y2 JP H0421750Y2 JP 1985042745 U JP1985042745 U JP 1985042745U JP 4274585 U JP4274585 U JP 4274585U JP H0421750 Y2 JPH0421750 Y2 JP H0421750Y2
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drive
drive wheels
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、走行面に設置した誘導帯を検出しな
がら、誘導帯に沿つて自走しうる無人走行車に関
するものである。
(従来技術) 従来公知の特開昭59−118562号公報には、駆動
用のドライブ車輪と、複数の非駆動車輪と、走行
面に設置した誘導帯を検出しうるセンサとを有
し、前記誘導帯に沿つて自走しうる無人走行車に
おいて、前記走行車の本体には前記ドライブ車輪
を前記走行面に弾着させるスプリングを設けた無
人走行車について記載されている。
また、従来公知の特開昭49−80740号公報には、
駆動用のドライブ車輪と、複数の非駆動車輪とを
設けた手押車において、前記ドライブ車輪を接地
状態と離間状態とに切替えられるように構成した
手押車について記載されている。
(考案が解決しようとする課題) 前者の公知例のドライブ車輪は、常時スプリン
グの弾力により走行面に弾着される構成で、ドラ
イブ車輪を走行面から離間させることはできな
い。このため、走行車を誘導帯の無い所望の場所
に移動させたいときは(手動操縦)、ドライブ車
輪の抵抗に抗して走行車を押すか、走行車全体を
持上げて移動させることになるが、いずれにして
も不便であつた。
更に、前者の公知例は、ドライブ車輪を上下方
向の軸心を中心に旋回させる技術および前後方向
の軸心を中心に揺動させる技術についても未解決
である。
また、後者の公知例は、ドライブ車輪を走行面
から離間させて走行抵抗を軽減させる技術につい
て記載しているが、この公知例は、ドライブ車輪
の回転制御による走行方向の自動制御とは無縁
の、所謂バツテリ式乳母車として考案されたもの
であるから、前者同様に、ドライブ車輪を上下方
向の軸心を中心に旋回させる技術および前後方向
の軸心を中心に揺動させる技術については、未解
決である。
(課題を解決するための手段) よつて、本考案は、駆動用の左右一対のドライ
ブ車輪11,12と、複数の非駆動車輪と、走行
面29に設置した誘導帯51を検出しうるセンサ
52とを有し、前記誘導帯51に沿つて自走しう
る無人走行車において、前記走行車の本体1には
進行方向4と直交する左右方向の枢支軸15によ
り支持枠13の基端部を回転自在に軸支し、該支
持枠13には上下方向の縦軸32を介して保持枠
30を水平旋回自在に取付け、該保持枠30には
前後方向の軸ピン41によりドライブケーシング
39を左右揺動自在に取付け、該ドライブケーシ
ング39には前記ドライブ車輪11,12を取付
け、前記支持枠13の自由端部と前記本体1との
間には前記自由端部を常時下方に押圧して前記ド
ライブ車輪11,12を前記走行面29に弾着さ
せるスプリング19を設け、前記本体1には手動
またはモータ24等の動力により上動して前記支
持枠13の自由端部を前記スプリング19の弾力
に抗して上動させ前記ドライブ車輪11,12を
前記走行面29から離間させうるカム27を設
け、前記本体1には手動走行用のハンドル9を設
けた無人走行車としたものである。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、1
は無人走行車の本体、2は本体1の底板、4は本
体1の進行方向を示す。
前記底板2の下面3の前方左右両側には、自在
車輪5,6を取着し、後方左右両側には固定車輪
7,8を取着する。9は本体1の後端部に設けた
手動走行用のハンドルである。なお、ハンドル9
は単なる把持体であればよく、形状等は自由であ
る。
10は前記底板2の下方に設けた無人走行用の
ドライブユニツトである。ドライブユニツト10
には左右一対の駆動用のドライブ車輪11,12
が設けられる。該ドライブ車輪11,12は前記
本体1に対して、 上下動自在 旋回自在(上下方向の軸心を中心とする回
転) 揺動自在(前後方向の軸心を中心とする回
転) に設けられる。
前記ドライブユニツト10の具体的機構につい
て説明すると、第4図において、16は前記底板
2の下面3に固定した取付板であり、取付板16
の左右両側は下方に折曲げて側板17,17を形
成する。13は取付板16の下方に設けた支持板
であり、支持板13の左右両側は上方に折曲げて
側板14,14を形成し、該側板14の前端部を
前記側板17の前端部に、左右方向の枢支軸15
により回転自在に軸止する。なお、本実施例で
は、第3図にように、前記取付板16には取付片
18,18を設け、該取付片18の先端部を前記
自在車輪5,6と共に前記下面3にボルト締めす
る構成にしてある。
前記支持板13の後部(自由端部)と前記取付
板16との間にはスプリング19を設け、スプリ
ング19により支持板13の自由端部側を前記枢
支軸15を中心に常時下方に押圧させる。このス
プリング19の弾力により前記支持板13側に取
付けられるドライブ車輪11,12は、所定の接
地圧を持つて走行面29に押し付けられる。スプ
リング19は支持板13に突設したガイド棒20
に支持させる。前記取付板16の側板17には左
右方向に突出す係合ピン21,21を設け、該係
合ピン21を前記支持板13の側板14に形成し
た上下に長い長孔22,22に嵌合させて、前記
支持板13の枢支軸15を中心とした回動範囲
(上下動範囲)を規制する。
23は第1図の切替スイツチ55によつて作動
するリフト機構を示し、切替スイツチ55を手動
走行側に切替えると前記支持板13の自由端部を
スプリング19の弾力に抗して上動させ、前記支
持板13側に取付けたドライブ車輪11,12を
走行面29から離間させる。
本実施例ではリフト機構23の一例として、直
流モータ24を使用した例を示し、該モータ24
を前記取付板16の後端部に固定したL型ブラケ
ツト24aに固着する。モータ24の前後方向の
出力軸24bには回転体25を固着し、回転体2
5の外周部には第6図のような切欠部25aを形
成するとともに、回転体25の外側に切欠部25
aによりオン・オフするリミツトスイツチ26,
26を配設する。回転体25の側面の偏心させた
位置にはカム27を設ける。カム27はモータ2
4により上方に移動すると、前記支持板13の後
端部(自由端部)に固定した当接部材28と当接
して支持板13をスプリング19の弾力に抗して
上方に押し上げ、ドライブ車輪11,12を走行
面29から離間させる。
つぎに、ドライブ車輪11,12の上下方向の
軸心を中心とする旋回機構について説明すると、
30は前記支持板13の下方に設けた保持枠であ
り、保持枠30の上面中央には縦軸32を突設す
る。前記支持板13には透孔33を穿孔し、該透
孔33に中空の縦筒34を固定し、該縦筒34内
に前記縦軸32を挿通させる。縦軸32の上端部
には軸受ナツト35を螺合固着する。縦軸32と
縦筒34間及び縦筒34と軸受ナツト35間には
鋼球B……を介在させる。これにより、保持枠3
0側に取付けられたドライブ車輪11,12は、
前記本体1に対して上下方向の軸心を中心に回転
自在となり、この機構が旋回機構31となる。
36は戻しバネであり、戻しバネ36の一端は
前記保持枠30に、他端は支持板13に係止し、
常時はドライブ車輪11,12(保持枠30)が
真直ぐ前方に向くように付勢し、ドライブ車輪1
1,12が左右いずれかに旋回すると、バネ弾力
によりニユートラル状態に復帰させる。
つぎに、ドライブ車輪11,12の前後方向の
軸心を中心とする揺動機構について説明すると、
前記保持枠30の前側及び後側は下方に折曲げて
前側板37及び後側板38を形成し、前側板37
と後側板38により区画された空間内に、ドライ
ブケーシング39を設ける。ドライブケーシング
39も前側及び後側を下方に折曲げて前端面40
と後端面42とを形成し、前端面40と保持枠3
0の前側板37とを、また、後端面42と保持枠
30の後側板38とをそれぞれ前後方向の軸ピン
41で回転自在に軸止する。これにより、ドライ
ブケーシング39は進行方向4と平行の軸ピン4
1を中心に揺動自在となる。
前記ドライブケーシング39の左右両側は下方
に折曲げて左右壁面43,44を形成し、左右壁
面43,44間には左右方向のシヤフト45を設
ける。シヤフト45の左右両端は左右壁面43,
44を貫通して外側に突出させ、該突出部に前記
ドライブ車輪11,12を取付ける。46,47
はドライブ車輪11,12を各々独立的に駆動さ
せる直流モータである。
第3図のように、前記ドライブ車輪11、12
にはタイミングプーリー48,48を固定し、前
記モータ46,47の出力軸にもタイミングプー
リー49,49を固定し、タイミングプーリー4
8,48とタイミングプーリー49,49との間
にタイミングベルト50,50を巻回する。
51は走行面29に配設される光学的反射テー
プ等からなる誘導帯であり、走行車には誘導帯5
1を検出する光学的センサ52を取付け、該光学
的センサ52の検出状態に応じて、前記モータ4
6,47を各々独立的に回転制御する。
前記光学的センサ52は、左右方向に並設した
3個のセンサ52a,52b,52cから構成さ
れ、受光面を下方に向けた状態で前記保持枠30
の前側板37に固定される。前記3個のセンサ5
2a,52b,52cが全て前記誘導帯51を検
出しているときは、正常と判断してそのまま直進
するように前記モータ46,47を制御し、例え
ば、第10図のように、右側のセンサ52aが誘
導帯51より外れてオフとなると、右側に逸れた
と判断して左側のモータ46の回転を停止させ、
コースを修正する。また、第11図のように、右
側センサ52aの他に、コースが大きくずれて中
央のセンサ52bまでもが誘導帯51からはずれ
てオフになると、左側のモータ46によりドライ
ブ車輪11に電気的ブレーキを掛けて、コースを
修正する。
53は本体1のハンドル9に設けた制御盤であ
り、メインスイツチ54・上下動用直流モータ2
4の切替スイツチ55等を設ける。56はモー
タ・センサ等のバツテリ57を収納させる収納箱
である。
第3図において、58は支持板13の前端部に
配設した近接スイツチであり、本体1の前方の障
害物を感知して本体1を停止させる。
(作用) 次に作用を述べる。
(本体1の基本無人走行) メインスイツチ54をオンさせると、3個のセ
ンサ52a,52b,52c全部が、走行面29
上に配設した誘導帯51を常時検出できるよう
に、ドライブ車輪11,12(モータ46,4
7)の回転制御により走行方向を修正しながら、
誘導帯51に沿つて本体1を無人走行させる。以
下具体的に説明する。
無人走行中、3個のセンサ52a,52b,5
2cが、第9図のように、全て誘導帯51を検出
してオンのときは、本体1が誘導帯51上に正し
く位置して走行していると判断して、そのまま直
進するようにドライブ車輪11,12のモータ4
6,47を制御する。
つぎに、例えば、誘導帯51が左側に曲つた左
カーブに差掛ると、直進していた本体1は当然右
側に逸れ、第10図のように、右側のセンサ52
aは誘導帯51から右にはみ出して誘導帯51か
らの反射光を受光できず、オフとなる。このよう
に、右側のセンサ52aがオフとなると、本体1
が右側に逸れたと判断して、左側のドライブ車輪
11のモータ46への通電を停止させ、右側のド
ライブ車輪12のみ駆動回転させ、ドライブユニ
ツト10の駆動力を矢印59方向に作用させる。
すると、ドライブユニツト10の保持枠30は、
支持板13に対して旋回機構31を介して上下方
向の軸心を中心に旋回自在に取付けられているた
め、保持枠30は矢印59で示すように反時計方
向に旋回しながら、本体1を左前側に走行させ
る。これにより、正しい軌道上に復帰して、3個
のセンサ52a,52b,52cが、再び誘導帯
51を検出してオンになると、ドライブ車輪11
のモータ46の駆動を再開させる。
このように、ドライブ車輪11,12を上下方
向の軸心を中心とする旋回自在に構成すると、単
に一方のドライブ車輪を停止させて本体を旋回さ
せるものに比して、格段に旋回応答性がよくな
る。これらの旋回によるカーブ走行モードを示し
たのが第13図である。
また、反対に本体1が左側に逸れた場合には、
ドライブ車輪11,12を前記と反対に制御す
る。
第10図に示した例は本体1のずれが小さく、
右端に配設したセンサ52aだけが誘導帯51か
らはみ出した場合について説明したが、誘導帯5
1の左カーブが大きくて、第11図のように中央
のセンサ52bまでもが誘導帯51から外れた場
合には、前記のように左側のドライブ車輪11の
モータ46への通電を停止させるだけでは間に合
わず、左側のセンサ52cも誘導帯51から外れ
て走行不能になる惧れが生じる。
このため、第11図のように右側のセンサ52
aと中央のセンサ52bが誘導帯51から外れた
ときは、左側のドライブ車輪11にモータ46に
よる電気ブレーキをかける。すると、ドライブ車
輪11は、惰性による回転が最小限となつて、第
10図の制御に比べて旋回性が格段に大きくな
り、急激に左方向に復帰することができる。
また、反対に本体1が左側に大きく逸れた場合
には、ドライブ車輪11,12を前記と反対に制
御する。
(スプリング19による接地力) 前記無人走行時、積載荷重は自在車輪5,6お
よび固定車輪7,8に掛り、ドライブ車輪11,
12には掛らない。即ち、ドライブ車輪11,1
2はスプリング19の弾力により走行面29に押
し付けられ、ドライブ車輪11,12の接地力
は、積載荷重とは関係なくスプリング19の弾力
のみによつて定まる。したがつて、積載荷重の大
小によるドライブ車輪11,12の旋回性・揺動
性(揺動性の作用については後述する)の変動は
なく、安定した良好な走行が期待できるととも
に、ドライブ車輪11,12の耐久性の向上も期
待できる。
(凹凸面の走行) 通常は、走行面29上に凹凸があると走行性が
低下するが、本考案では、本体1に対して支持板
13を上下動自在に取付け、該支持板13をスプ
リング19により下方に押圧してドライブ車輪1
1,12を走行面29に接地させているので、凹
凸により影響を最小限に押えることができる。
これを具体的に説明すると、ドライブ車輪1
1,12の双方が、例えば凸部に乗り上げると、
ドライブ車輪11,12の双方を押し上げようと
する力が作用し、この力は、ドライブケーシング
39等を介して支持板13に直接伝わる。する
と、本体1に対してスプリング19の弾力により
下方に押圧させてる支持板13は、スプリング1
9の弾力に抗して上動して、凸部による押上力を
無理なく吸収するので、ドライブ車輪11,12
に掛る荷重変化は極めて少なく、凸部により影響
を最小限に押えることができる。
また、凹部を走行するときは、支持板13がス
プリング19の弾力により更に下降して、前記同
様に凹部による影響を最小限に押えることができ
る。
(傾斜面の走行) 走行面が左右に傾斜していると、ドライブ車輪
11,12の内、いずれか一方のみが第7図又は
第8図に示すように凸部や斜面を乗り上げること
がある。すると、乗り上げたドライブ車輪だけに
上向きの力が加わる。このようなとき、本考案で
は、ドライブケーシング39を保持枠30に対し
て、前後方向の軸ピン41の軸心を中心に揺動自
在に取付けているので、いずれか一方のドライブ
車輪に掛つた力を揺動運動により無理なく吸収
し、凸部に乗り上げた片方のドライブ車輪のみに
大きな力が加わるようなことがない。
(本体1を手動で移動させたいときの作用) 以上のような制御を繰り返しながら、本体1は
誘導帯51上を無人走行するが、本体1を誘導帯
51の無い所望の場所に移動させたいときは、制
御盤53に設けた切替スイツチ55を手動走行側
に切替える。すると、上下動用直流モータ24に
より回転体25が回転し、回転体25に固定した
偏心カム27が、支持枠13の後部に固定した当
接部材28に当接して、スプリング19の押圧力
に抗してこれを持ち上げ、カム27が最上方位置
になるとリミツトスイツチ26と切欠部25aと
の関係によりモータ24が停止する。これによ
り、支持板13は枢支軸15を中心に回転し、支
持板13の自遊端部は本体1に対して上動して、
ドライブ車輪11,12は、第14図の状態から
第15図のように走行面29から離間する。この
状態では、本体1は動力機構の付いていない手押
車となり、軽く手で押すことができ、所望の場所
に自在に移動させることができる。
このように手動走行した後に、再び無人走行さ
せたいときには、切替スイツチ55を自動側に入
れれば、上下動用直流モータ24が再び回転し
て、カム27が下降し、スプリング19により支
持板13を下方に下ろすのでドライブ車輪11,
12を走行面29に接地させることができる。
このように本案は、本体1を手動によつて自在
走行させるに不可欠なドライブ車輪11,12と
走行面29との離間を、切替スイツチ55を手動
走行側に入れるだけでワンタツチで行なうことが
できる。
また、リフト機構23として、本実施例では直
流モータ24を示したが、この例の他に例えばソ
レノイド機構等を使用してもよく、また手動によ
り回転体25を回転させるようにしてもよい。
また、直流モータ46,47の回転制御を光学
的に行なう例を示したが、電磁的に制御したり、
あるいはマイクロコンピユータによつて制御した
り等の、他の自動制御方式を採取することもでき
る。
(考案の効果) 以上のように本考案は、駆動用の左右一対のド
ライブ車輪11,12と、複数の非駆動車輪と、
走行面29に設置した誘導帯51を検出しうるセ
ンサ52とを有し、前記誘導帯51に沿つて自走
しうる無人走行車において、前記走行車の本体1
には進行方向4と直交する左右方向の枢支軸15
により支持枠13の基端部を回転自在に軸支し、
該支持枠13には上下方向の縦軸32を介して保
持枠30を水平旋回自在に取付け、該保持枠30
には前後方向の軸ピン41によりドライブケーシ
ング39を左右揺動自在に取付け、該ドライブケ
ーシング39には前記ドライブ車輪11,12を
取付け、前記支持枠13の自由端部と前記本体1
との間には前記自由端部を常時下方に押圧して前
記ドライブ車輪11,12を前記走行面29に弾
着させるスプリング19を設け、前記本体1には
手動またはモータ24等の動力により上動して前
記支持枠13の自由端部を前記スプリング19の
弾力に抗して上動させ前記ドライブ車輪11,1
2を前記走行面29から離間させうるカム27を
設け、前記本体1には手動走行用のハンドル9を
設けた無人走行車とし、特に、 A 本体1には手動またはモータ24等の動力に
より上動して前記支持枠13の自由端部を前記
スプリング19の弾力に抗して上動させ前記ド
ライブ車輪11,12を前記走行面29から離
間させうるカム27を設けたから、簡単に、本
体1を動力機構の付いていない手押車に切替え
て、所望の場所に自在に移動させることができ
る。
B 支持枠13の自由端部と前記本体1との間に
は前記自由端部を常時下方に押圧して前記ドラ
イブ車輪11,12を前記走行面29に弾着さ
せるスプリング19を設けたから、積載荷重の
大小によるドライブ車輪11,12の旋回性・
揺動性の低下が生じず、また、走行面29の凹
凸を無理なく吸収して良好な走行が期待でき、
かつ、ドライブ車輪11,12の耐久性の向上
も期待できる。
C 本体1には進行方向4と直交する左右方向の
枢支軸15により支持枠13の基端部を回動自
在に軸支したから、走行面29の凹凸に応じて
ドライブ車輪11,12が上下動する際の、ド
ライブ車輪11,12の進行方向4に対する姿
勢の乱れが防止できる。
D 支持枠13には上下方向の縦軸32を介して
保持枠30を水平旋回自在に取付けたから、ド
ライブ車輪11,12のみによる左右への方向
制御に比べて、格段に誘導帯51に対する追従
性が良好となる。
E 保持枠30には前後方向の軸ピン41により
ドライブケーシング39を左右揺動自在に取付
けたから、走行面29に左右の傾斜および凹凸
があつても、これに対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠き平面図、第2図は側面図、
第3図は底面図、第4図は要部縦断側面図、第5
図は一部切欠き正面図、第6図はカムとスイツチ
の背面図、第7図と第8図は左右傾斜の説明図、
第9図と第10図と第11図は方向転換の説明
図、第12図と第13図はドライブユニツトの説
明図、第14図と第15図は無人と手動の切替図
である。 符号の説明、1……本体、2……底板、3……
下面、4……進行方向、5,6……自在車輪、
7,8……固定車輪、9……ハンドル、10……
ドライブユニツト、11,12……ドライブ車
輪、13……支持板、14……側板、15……枢
支軸、16……取付板、17……側板、18……
取付片、19……スプリング、20……ガイド
棒、21……係合ピン、22……長孔、23……
リフト機構、24……直流モータ、24a……L
型ブラケツト、24b……出力軸、25……回転
体、25a……切欠部、26……リミツトスイツ
チ、27……カム、28……当接部材、29……
走行面、30……保持枠、31……旋回機構、3
2……縦軸、33……透孔、34……縦筒、35
……軸受ナツト、36……戻しバネ、37……前
側板、38……後面、39……ドライブケーシン
グ、40……前端面、41……軸ピン、42……
後端面、43……左右壁面、44……左右壁面、
45……シヤフト、46,47……直流モータ、
48,49……タイミングプーリー、50……タ
イミングベルト、51……誘導帯、52……光学
的センサ、52a……センサ、52b……セン
サ、52c……センサ、53……制御盤、54…
…メインスイツチ、55……切替スイツチ、56
……収納箱、57……バツテリ、58……近接ス
イツチ、59,60……矢印。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動用の左右一対のドライブ車輪11,12
    と、複数の非駆動車輪と、走行面29に設置した
    誘導帯51を検出しうるセンサ52とを有し、前
    記誘導帯51に沿つて自走しうる無人走行車にお
    いて、前記走行車の本体1には進行方向4と直交
    する左右方向の枢支軸15により支持枠13の基
    端部を回転自在に軸支し、該支持枠13には上下
    方向の縦軸32を介して保持枠30を水平旋回自
    在に取付け、該保持枠30には前後方向の軸ピン
    41によりドライブケーシング39を左右揺動自
    在に取付け、該ドライブケーシング39には前記
    ドライブ車輪11,12を取付け、前記支持枠1
    3の自由端部と前記本体1との間には前記自由端
    部を常時下方に押圧して前記ドライブ車輪11,
    12を前記走行面29に弾着させるスプリング1
    9を設け、前記本体1には手動またはモータ24
    等の動力により上動して前記支持枠13の自由端
    部を前記スプリング19の弾力に抗して上動させ
    前記ドライブ車輪11,12を前記走行面29か
    ら離間させうるカム27を設け、前記本体1には
    手動走行用のハンドル9を設けた無人走行車。
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