JPH04200137A

JPH04200137A - コードレス電話機

Info

Publication number: JPH04200137A
Application number: JP2334520A
Authority: JP
Inventors: Nakao Mizuno; 水野　仲男
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-11-29
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1992-07-21
Anticipated expiration: 2012-02-19
Also published as: JP2582475B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は電話回線に接続された留守録機能を有する１台
の親機と、この親機と無線通信によって接続された複数
台の子機とからなるコードレス電話機に係り、より詳細
には、１台の子機で用件メツセージの再生中に、別の１
台の子機からの外線通話を可能としたコードレス電話機
に関する。

（従来の技術）近時、１台の親機と複数台の子機とからなるコードレス
電話機が提供されている。

この種のコードレス電話機では、親機側に子機との間で
通信を行うための無線部が１組しか設けられていないこ
とから、通話チャンネルも１チヤンネルだけとなってい
る。

（発明が解決しようとする課題）このため、従来のコードレス電話機では、１台の子機が
親機に録音されている用件メツセージを再生中は、通話
チャンネルがふさがった状態となることから、用件メツ
セージの再生が終わるまでは、別の１台の子機からの外
線通話が行えないといった問題があった。

本発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、その目的
は、１台の子機で用件メツセージを再生中であっても、
別の１台の子機からの外線通話を可能としたコードレス
電話機を提供することにある。

（課題を解決するための手段）上記課題を解決するため、本発明のコードレス電話機は
、電話回線に接続された留守録機能を有する１台の親機
と、この親機と無線通信によって接続された複数台の子
機とからなるものにおいて、前記親機に、前記各子機と
の間で無線通信を行う２組の無線部と、留守番モード時
に録音された相手側の用件メツセージの再生音声信号を
前記２組の無線部のいずれか一方を選択して出力させる
ための用件メツセージ切替部と、電話回線からの受話音
声信号及び電話回線への送話音声信号を前記２１の無線
部のいずれか一方を選択して出力させるための通話切替
部と、前記用件メツセージ切替部を一方の無線部側に切
り替えて任意の１台の子機による用件メツセージの再生
を行っているときには、前記通話切替部を他方の無線部
側に切り替えて別の１台の子機から外線通話が行えるよ
うに用件メツセージ切替部及び通話切替部の切替制御を
行う制御部とを備えた構成とする。

（作用）任意の１台の子機から、録音された用件メツセージの再
生要求があると、制御部では用件メッセージ切替部を予
め決められている方の無線部側に切り替え、切り替えた
側の無線部の通話チャンネルを使用して、子機との間で
通話路を形成する。

この後、録音されている用件メツセージの再生を行い、
これを無線部を通じて子機に送信する。また、このとき
別の１台の子機から外線通話の要求があると、制御部で
は、通話切替部を未使用となっている他方の無線部側に
切り替え、切り替えた側の無線部を通じて子機からの外
線通話を可能とする。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明のコードレス電話機の電気的構成を示
すブロック図であり、本実施例では子機を２台備えた構
成としている。

同図において、各子機１．３の各アンテナ２゜４との間
で電波の授受を行う親機５のアンテナ６には、第１受信
部７及び第２受信部９の各入力と、第１送信部８及び第
２送信部１０の各出力とがそれぞれ接続されており、第
１受信部７の音声出力と第２受信部９の音声出力とは、
送話音声切替回路１１を介して、電話回線１９に接続さ
れた電話回線インターフェイス部１４に接続されている
。

また、第１受信部７のデータ出力は、第１データ復号部
１５を介してマイコンからなる制御回路２０のデータ入
力部２０３に導かれており、第２受信部９のデータ出力
は、第２データ復号部１６を介して制御回路２０のデー
タ入力部２０３に導かれている。電話回線インターフェ
イス部１４には、用件録音部１７の入力が接続されてお
り、用件録音部１７の出力は、用件再生回路１８を介し
て用件メツセージ切替回路１３の入力に接続されている
。また、電話回線インターフェイス部１４には、受話音
声切替回路１２の入力が接続されている。

一方、第１送信部８の音声入力には、用件メツセージ切
替回路１３の一方の出力と受話音声切替回路１２の一方
の出力とが導かれており、データ入力には、制御回路２
０のデータ出力部２０２の出力が導かれている。また、
第２送信部１０の音声入力には、用件メツセージ切替回
路１３の他方の出力と受話音声切替回路１２の他方の出
力とが導かれており、データ入力には、制御回路２０の
データ出力部２０２の出力が導かれている。

制御回路２０は、親機各部の動作制御を行うものであっ
て、中央制御部２０１、データ出力部２０２、データ入
力部２０３、切替回路制御部２０４、用件再生回路制御
部２０５、回線制御部２０６によって構成されている。

そして、中央制御部２０１には、データ入力部２０３か
らのデータ信号が入力されており、中央制御部２０１か
らは、データ出力部２０２に対して各子機１，３へのデ
ータ信号が出力されるとともに、切替回路制御部２０４
、用件再生回路制御部２０５、回線制御部２０６に対し
てそれぞれ制御信号が出力されている。また、切替回路
制御部２０４の出力は各切替回路１１゜１２．１３の切
替制御入力に接続され、用件再生回路制御部２０５の出
力は用件再生回路１８に接続され、回線制御部２０６の
出力は電話回線インターフェイス部１４に接続された構
成となっている。

次に、上記構成のコードレス電話機の動作について説明
する。

まず子機１において、親機５の用件録音部１７に録音さ
れている用件メッセージの再生操作を行うと、子機１の
アンテナ２より用件メンセージの再生を示すデータと、
空きとなっている１つの通話チャンネルを指定するデー
タ（２つの通話チャンネルが空いている場合には、予め
決められた１つの通話チャンネルを指定するが、本実施
例では、この通話チャンネルを第１受信部マ及び第１送
信部８によって構成される第１無線部の通話チャンネル
とする。）とが制御チャンネルを通して！Ｊ１機５に送
信される。このデータ信号は、親機５のアンテナ６を介
して受信され、第１受信部７によって復調された後、第
１データ復号部１５において元のデータに復号化される
。そして、この復号化されたデータは、制御回路２０の
データ入力部２０３に入力され、中央制御部２０１に子
機１から送られてきたデータの内容が与えられる。

中央制御部２０１では、子機１から送られてきたデータ
が用件メツセージの再生を要求するデータであると判断
すると、用件再生回路制御部２０５に用件再生信号を送
出する。この用件再生信号を受けた用件再生回路制御部
２０５は、用件再生回路１日に動作信号を送出して用件
再生回路１８を動作させ、用件録音部１７に録音されて
いる用件メンセージを再生して用件メツセージ切替回路
１３に送出する。

また、中央制御部２０１は、子機Ｉから送られてきたデ
ータに含まれるチャンネルデータに基づいて切替回路制
御部２０４に切替制御信号を送出する。切替回路制御部
２０４は、この切替制御信号に基づいて、用件メツセー
ジ切替回路１３の出力を第１送信部８側に切り替える。

これにより、用件再生回路１８によって再生された用件
メツセージは、用件メツセージ切替回路１３を介して第
１送信部８に送られ、アンテナ６を介して子機１に送信
される。これにより、子機１において、親機５の用件録
音部１７に録音された用件メツセージを聞くことができ
る。

このような子機１による用件メツセージの再生中におい
て、子機３より外線通話の操作を行うと、子機３のアン
テナ４より外線通話を示すデータと、空きとなっている
他方の通話チャンネルを指定するデータ（このデータは
、第２受信部９及び第２送信部１０によって構成される
第２無線部の通話チャンネルを指定するデータとなって
いる。）とが制御チャンネルを通して１１機５に送信さ
れる。

このデータ信号は、親機５のアンテナ６を介して受信さ
れ、第２受信部９によって復調された後、第２データ復
号部１６において元のデータに復号化される。そして、
この復号化されたデータは、制御回路２０のデータ人力
部２０３に入力され、中央制御部２０１に子機３から送
られてきたデータの内容が与えられる。

中央制御部２０１では、子機３から送られてきたデータ
が外線通話を要求するデータであると判断すると、回線
制御部２０６に回線接続信号を送出する。この回線接続
信号を受けた回線制御部２０６は、電話回線インターフ
ェイス部１４と電話回線１９とを接続し、通話可能状態
とする。

また、中央制御部２０１は、子機３から送られてきたデ
ータに含まれるチャン矛ルデータに基づいて切替回路制
御部２０４に切替制御信号を送出する。この切替制御信
号を受けた切替回路制御部２０４は、送話音声切替回路
１１の接続を第２受信部９側に切り替えるとともに、受
話音声切替回路１２の接続を第２送信部１０側に切り替
える。

これにより、子機３は、第２受信部９と第２送信部１０
とからなる第２無線部を介して外線通話が可能となる。

すなわち、子機３からの音声信号は、アンテナ４、アン
テナ６、第２受信部９、送話音声切替回路１１、電話回
線インターフェイス部１４、電話回線１９へと伝えられ
、電話回線１９からの受話音声は、電話回線インターフ
ェイス部１４、受話音声切替回路１２、第２送信部１０
、アンテナ６、アンテナ４、子機３へと伝えられること
になる。

（発明の効果）本発明のコードレス電話機は、用件メツセージ切替部を
一方の無線部側に切り替えて任意の１台の子機による用
件メツセージの再生を行っているときには、通話切替部
を他方の無線部側に切り替えて別の１台の子機から外線
通話が行えるように用件メツセージ切替部及び通話切替
部の切替制御を行う構成としたので、１台の子機で用件
メツセージを再生中であっても、別の１台の子機から外
線通話を行うことができ、これにより複数台の子機を備
えたコードレス電話機の使い勝手が向上するといった効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のコードレス電話機の電気的構成を示す
ブロック図である。１．３・・・子機５・・・親機７・・・第１受信部８・・・第１送信部９・・・第２受信部１０・・・第２送信部１１・・・送話音声切替回路１２・・・受話音声切替回路１３・・・用件メツセージ切替回路２０・・・制御回路

Claims

【特許請求の範囲】１）電話回線に接続された留守録機能を有する１台の親
機と、この親機と無線通信によって接続された複数台の
子機とからなるコードレス電話機において、前記親機に、前記各子機との間で無線通信を行う２組の無線部と、留守番モード時に録音された相手側の用件メッセージの再生音声信号を前記２組の無線部のいずれ
か一方を選択して出力させるための用件メッセージ切替
部と、電話回線からの受話音声信号及び電話回線への送話音声信号を前記２組の無線部のいずれか一方を
選択して出力させるための通話切替部と、前記用件メッセージ切替部を一方の無線部側に切り替えて任意の１台の子機による用件メッセージ
の再生を行っているときには、前記通話切替部を他方の
無線部側に切り替えて別の１台の子機から外線通話が行
えるように用件メッセージ切替部及び通話切替部の切替
制御を行う制御部とを備えたことを特徴とするコードレ
ス電話機。