JPH0279648A

JPH0279648A - 電話装置

Info

Publication number: JPH0279648A
Application number: JP23173888A
Authority: JP
Inventors: Masanobu Shimanuki; 島貫　正信
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-09-16
Filing date: 1988-09-16
Publication date: 1990-03-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、音楽等を発生する音源を備えた電話装置に関
する。

（従来の技術および発明が解決しようとする課題）従来、通話の保留中に相手方に音楽を送るようにした電
話機が知られている。しかし、さらに、ダイヤル送出か
ら相手がオフフックするまでの待ち時間に音楽を聞いた
り、通話中に相手にＢＧＭを送りたいという要求がある
。しかし、従来はそのような機能を備えた電話装置がな
く、カセットレコーダ等を近くで鳴らして送話器から送
出する等の方法によるしかなかった。

従って、本発明の目的は、ダイヤル送出後の待時間や通
話中にＢＧＭを流すことができる電話装置を提供するこ
とにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）本発明に係る電話装置は、受話器と、送話器と、所定の
音声信号を出力する音源と、受話器、送話器、音源およ
び外部の電話回線に接続されて、それら相互間の接続を
制御するスピーチネットワークと、キー入力手段と、キ
ー入力手段からのダイヤル入力情報に基づいて電話回線
にダイヤル信号を送出するダイヤル発信手段と、ダイヤ
ル発信の後に電話回線から入力されるリングバックトー
ンまたはビジートーンを受けると、自動的に又はキー入
力手段からの所定の入力情報によりスピーチネットワー
クを制御して音源の出力と受話器とを接続させる音源制
御手段と、電話回線と送話器とが接続された通話状態に
おいて、キー入力手段から所定の入力情報を受けると、
スピーチネットワークを制御して電話回線に音源の出力
を接続させる通話時音源制御手段とを有して構成される
。

（作　用）上記構成によれば、ダイヤル発信後の待ち時間には、音
源と受話器とが接続されるので、音源の出力（例えば音
楽信号）が受話器に入力される。

また、通話中には、所定のキーを押すと音源と電話回線
とが接続され、送話器からの音声信号に音源からの出力
がミクスされて電話回線に送出される。

（実施例）以下、実施例により説明する。

第１図は、本発明に係る電話装置の一実施例の全体構成
を示すブロック図である。外部の電話回線に接続される
回線接続端子Ｌ１．Ｌ２に、整流ブリッジ１及びダイヤ
ルパルス（Ｄ　Ｐ）センダ２を介してスピーチネットワ
ーク３が接続されている。このスピーチネットワーク３
には、ＣＰＵ４、送話器５、受話器６及び音源７等が接
続されている。スピーチネットワーク３は、ＣＰＵ４か
らのダイヤル送出生信号、ＰＢモード設定信号、音源コ
ントロール信号、ＢＧＭ信号、保留信号等に基づいて、
ＣＰＵ４、送話器５、受話器６及び音源７の相互間の音
声信号路の接続をコントロールするもので、詳細な構成
は第３図に示されている。

ＣＰＵ４は、フックスイッチ８からのフック情報、キー
入力部９からのキー入力情報、電話回線から各ピーチネ
ットワーク３を通じて入力されるダイヤルトーン（ＤＴ
）　、リングバックトーン（ＲＢＴ）、ビジートーン（
ＢＴ）等に基づいて、この電話機内各部の動作をコント
ロールするもので、その詳細な機能は第２図に示されて
いる。このＣＰＵ４にはＤＰ／ＰＢモード設定スイッチ
１０が接続されており、ダイヤル送出をダイヤルパルス
（ＤＰ）により行うかブツシュボタン（Ｐ　Ｂ）信号に
より行うかのモードを選択できるようになっている。ま
た、キー入力部９には、ダイヤル発信等を行うための数
字キーや通話保留を行うための保留キー等の通常のキー
（図示省略）の他、通話中の８０Ｍ送出を指令するため
の８０Ｍキー９ａが設けられている。

音源７には、例えば所定の音楽を記憶した半導体ＩＣや
テープレコーダ等が使用でき、この実施例は半導体ＩＣ
を使用しておりこれは保留音源も兼ねている。この音源
７はＣＰＵ４からの音源コントロール信号により制御さ
れて音楽を再生し、再生された音楽は音量調整用可変抵
抗１１を介してスピーチネットワーク３に入力される。

この音源７は、局電源又はバッテリーからなる別電源１
２のいずれからも給電を受けられるようになっている。

第２図はＣＰＵ４の機能をブロック化して示すものであ
る。ＣＰＵ４は発信操作、通話保留、１１０Ｍ送出等、
この電話装置の持つあらゆる機能を制御するものである
が、そのうち本発明に直接関連する機能のみを第２図に
示しである。

図示のように、ＣＰＵ４は、電話回線からスピーチネッ
トワーク３を通じて入力されるＤＴ。

ＲＢＴ、ＢＴを判別する信号判別手段４１、フックスイ
ッチ８からのフック情報を判別するフック判別手段４２
、キー入力部９からのキー入力情報を判別するキー入力
判別手段４３及びＤＰ／ＰＢモード設定スイッチ１０の
出力を判別してＤＰ／ＰＢモードを設定をするＤ　Ｐ／
Ｐ　Ｂモード設定手段４４を備えている。これらの手段
の判別結果は制御手段４５に与えられる。

制御手段４５は、フック情報判別手段４２からオフフッ
クを知らせる情報を受けると、ＤＰセンダ２をコントロ
ールして電話回線を捕捉させる。

電話回線が捕捉されると、ＤＴがスピーチネットワーク
３を介して信号判別手段４１に入力される。

制御手段４５は、信号判別手段４１によって回線捕捉を
確認した後、キー入力判別手段４３からキー入力情報を
受けると、次のようにダイヤル発信操作を行う。即ち、
ＤＰモードが設定されている場合は、ＤＰセンダ２に指
令信号を送ってＤＰを回線に送出させ、かつスピーチネ
ットワーク３にダイヤル送出生信号を送る。一方、ＰＢ
モードが設定されている場合は、ＰＢ信号発生手段４６
を起動してＰＢ倍信号スピーチネットワーク３に送出さ
せ、かつスピーチネットワーク３にＰＢモード設定信号
及びダイヤル送出生信号を送る。

ダイヤル発信が終了すると、制御手段４５はスピーチネ
ットワーク３に対するダイヤル送出生信号の出力を停止
する。相手方に着信すると、電話局から呼出中を示すＲ
ＢＴ又は話中を示すＢＴが返され、スピーチネットワー
ク３を介して信号判別手段４１に入力される。すると、
制御手段４５は音源コントロール信号を音源７に出力し
て音楽の再生を実行させる。この音源コントロール信号
はスピーチネットワーク３にも入力される。その後４制
御手段４５は、ＲＢＴが入力されている場合は相手方が
オフフックした時又は自装置がオンフックされた時に、
またＢＴの場合は自装置がオンフックされた時に、音源
コントロール信号を停止して音楽の再生を終了させる。

通話中においては、制御手段４５は、キー入力判別手段
４３から８０Ｍキー９ａ又は保留キーが押された旨の情
報を受けると、音源コントロール信号を音源７に送って
音楽の再生を実行させると共に、８０Ｍキー９ａの場合
はＢＧＭ信号を、保留キーの場合は保留信号をスピーチ
ネットワーク４に出力する。その後、再度ＢＧＭキー９
ａ又は保留キーが押され又は終話操作がなされると、制
御手段４５は音源コントロール信号を停止して再生を終
了させると共に、スピーチネットワーク３に出力してい
たＢＧＭ信号又は保留信号を停止する。

第３図はスピーチネットワーク３の構成を示している。

電話回線からの受話音声信号はアッテネータ３１、受話
アンプ３２、ＰＡＤスイッチ３３、受話アンプ３４等を
通して受話器６に入力される。

また、入力音声信号のうちＤＴ、ＲＢＴ、ＢＴは検波・
波形整形回路３５により検出されてＣＰＵ４に送られる
。一方、送話器５からの送話音声信号は、切替スイッチ
Ｓ１がＯＮ側に投入されかつスイッチＳ２がオンされる
と、スイッチＳ１、送話アンプ３６、スイッチＳ２、送
話アンプ３７等を通して電話回線に送出され゛るように
なっている。

音源７からの音楽信号は、スイッチＳ３がオンされると
、受話アンプ３２、ＰＡＤスイッチ３３、受話アンプ３
４等を通して受話器６に入力されるようになっている。

また、上述した送話器５からの音声信号が電話回線に送
出される状態（通話状態）において、スイッチＳ４がオ
ンされると、音楽信号は送話器５からの送話信号にミク
スされてＢＧＭとして電話回線に送出される。さらに、
通話状態において、スイッチＳ５がオンされかつ切替ス
イッチＳ１がＯＦＦ側に投入されると、音楽信号のみが
電話回線に送出されるようになっている。

ＣＰＵ４からのＰＢ倍信号、切替スイッチＳ１、　がＯ
ＦＦ側に投入されかつスイッチＳ２がオンされると、ス
イッチＳ１、送話アンプ３６、スイッチＳ２、送話アン
プ３７等を通して電話回線に送出されるようになってい
る。

制御回路３８は上述した各スイッチ８１〜Ｓ５の開閉を
制御するもので、まず発信時においては、ＣＰＵ４から
ダイヤル送出生信号を受け、この時にＰＢモード設定信
号も受けていれば、スイッチＳ１をＯＦＦ側に投入しか
つスイッチＳ２をオンして、ＣＰＵ４から入力されるＰ
Ｂ倍信号電話回線に送出する。この時、スイッチＳ３は
オフとなっている。

ダイヤル発信が終了すると、ＣＰＵ４からのダイヤル送
出信号が停止し、続いて音楽再生を指示する音源コント
ロール信号が入力される。すると、制御回路３８はアッ
テネータ３１をオンすると共にスイッチＳ３をオンして
、音源７からの音楽信号をＲＢＴ又はＢＴとミクスして
受話器６に送出する。この場合、アッテネータ３１によ
ってＲＢＴ又はＢＴは適度に小さい音量に調整される。

その後、音源コントロール信号の入力が停止すると、制
御回路３８はスイッチＳ３をオフして音源７と受話器６
とを切離す。

通話状態においては、スイッチＳ１はＯＮ側に投入され
、スイッチＳ２はオンされかつスイッチＳ３．Ｓ４．Ｓ
５はオフされている。この状態において、ＣＰＵ４から
ＢＧＭ信号が入力されると、制御口・路３８はスイッチ
Ｓ４をオンし、音源７からの音楽信号を送話器５からの
送話音声信号にミクスして電話回線に送出する。その後
、ＢＧＭ信号の入力が停止すれば、制御回路３８はスイ
ッチ４をオフする。また、通話状態において、ＣＰＵ４
から保留信号が入力されると、制御回路３８は切替スイ
ッチＳ１をＯＦＦ側に切替えかつスイッチＳ５をオンし
て、音楽信号だけを電話回線に送出する。その後、保留
信号の入力が断たれれば、制御回路３８は切替スイッチ
Ｓ１をＯＮ側に切替え、通話状態に戻す。

第４図は以上のように構成されたこの実施例の動作を示
すタイムチャートである。まず、オフフック情報がフッ
クスイッチ８から発されると、回線捕捉がなされＤＴが
ＣＰＵ４に入力される。すると、ＣＰＵ４からダイヤル
送出生信号がスピーチネットワーク３に発され、スピー
チネットワーク３内のアッテネータ３１がオンされ、ス
イッチＳ３がオフされ、かつＰＢモードが設定されてい
る場合は切替スイッチＳ１がＯＦＦ側に投入されかつス
イッチＳ２がオンされて、ダイヤル発信が行われる。

ダイヤル発信が終了し、例えばＲＢＴが電話回線から送
られてくると、ＣＰＵ４から音源コントロール信号が発
されるため、音源７から音楽信号が出力されると共に、
これが入力されるスピーチネットワーク３内ではアッテ
ネータ３１がオンされかつスイッチＳ３がオンされて、
音楽信号は受話器５に送出される。

その後、相手方がオフフックして応答すると音源コント
ロール信号が停止され、スピーチネットワーク３内のア
ッテネータ３１がオフされ、スイッチＳ３がオフされ切
替スイッチＳ１がＯＮ側に投入されかつスイッチＳ２が
オンされて通話状態となる。この状態において、８０Ｍ
キー９ａが押されると、音源コントロール信号とＢＧＭ
信号が出力されるため、音楽信号がスピーチネットワー
ク３に入力されると共に、スピーチネットワーク３内で
はスイッチＳ４がオンされて、音楽信号は送話音声信号
とミクスされて電話回線に出力される。また、保留キー
が押された場合は、音源コントロール信号と保留信号が
出力されるため、音楽信号がスピーチネットワーク３に
入力されると共に、スピーチネットワーク３内ではスイ
ッチＳ５がオンされかつスイッチＳ１がＯＦＦ側に投入
されて、音楽信号のみが電話回線に送出される。

ところで、上記実施例では、発信後の待時間では自動的
に音源と受話器とが接続されるようになっているが、通
話時の８０Ｍ送出と同様にＢＧＭキー禄作によって音源
と受話器が接続されるようにすることも可能である。ま
た、音源には半導体ＩＣを使用しているが、これをＩＣ
カードとして自由に交換できるようにすれば、好きな音
楽を選択することが可能になる。さらに、保留音源とＢ
ＧＭ用音源とを別に設けたり、ＢＧＭ用音源として予め
複数の音楽を収録したものを用意しておき、場合に応じ
て好きな音楽を選択できるようにした変形例も考え得る
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、発信後の待ち時
間には音源の出力を受話器に接続し、また通話時には音
源の出力を電話回線に接続できるように構成したので、
発信時にはＢＧＭを聞きながら待つことができると共に
、通話中には必要に応じて相手にＢＧＭを送ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電話装置の一実施例の全体構成を
示すブロック図、第２図は第１図の実施例のＣＰＵの機
能を示すブロック図、第３図は第１図の実施例のスピー
チネットワークの構成を示すブロック図、第４図は第１
図の実施例の動作を示すタイムチャートである。Ｌｌ、Ｌ２・・・回線接続端子、２・・・ダイヤルパル
ス（ＤＰ）センダ、３・・・スピーチネットワーク、４
・・・ＣＰＵ、５・・・送話器、６・・・受話器、７・
・・音源、９・・・キー入力部、９ａ・・・８０Ｍキー
、８１〜Ｓ５・・・スイッチ、３５・・・検波・波形整
形回路、３８・・・制御回路、４１・・・信号判別手段
、４２・・・フック情報判別手段、４３・・・キー入力
判別手段、４５・・・制御手段、４６・・・ＰＢ信号発
生手段。出願人代理人　　佐　　藤　　−雄

Claims

【特許請求の範囲】

受話器と、送話器と、所定の音声信号を出力する音源と
、前記受話器、送話器、音源および外部の電話回線に接
続されて、それら相互間の接続を制御するスピーチネッ
トワークと、キー入力手段と、キー入力手段からのダイ
ヤル入力情報に基づいて前記電話回線にダイヤル信号を
送出するダイヤル発信手段と、ダイヤル発信の後に前記
電話回線から入力されるリングバックトーンまたはビジ
ートーンを受けると、自動的に又は前記キー入力手段か
らの所定の入力情報により前記スピーチネットワークを
制御して前記音源の出力と前記受話器とを接続させる音
源制御手段と、前記電話回線と前記送話器とが接続され
た通話状態において、前記キー入力手段からの所定の入
力情報を受けると、前記スピーチネットワークを制御し
て前記電話回線に前記音源の出力を接続させる通話時音
源制御手段とを有する電話装置。