JPH08195802A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH08195802A
JPH08195802A JP7023444A JP2344495A JPH08195802A JP H08195802 A JPH08195802 A JP H08195802A JP 7023444 A JP7023444 A JP 7023444A JP 2344495 A JP2344495 A JP 2344495A JP H08195802 A JPH08195802 A JP H08195802A
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JP
Japan
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circuit
unit
speaker
data
master unit
Prior art date
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JP7023444A
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English (en)
Inventor
Kazunori Nakajima
和典 中島
Toshiharu Tajiri
利春 田尻
Hidekazu Sato
英和 佐藤
Keiji Miyamoto
啓志 宮本
Takashi Enomoto
隆 榎本
Tsutomu Iwaoka
努 岩岡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/72502Cordless telephones with one base station connected to a single line
    • H04M1/72505Radio link set-up procedures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
    • H04M1/65Recording arrangements for recording a message from the calling party
    • H04M1/6505Recording arrangements for recording a message from the calling party storing speech in digital form

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス電話機において、単体では通話機
能がない親機に、低コストでモニタ機能を持たせる。 【構成】 親機2に、子機1に対して音声信号およびデ
ータを送信する送信回路22と、子機1から送信されて
きた音声信号およびデータを受信して取り出す受信回路
23とを設ける。電話回線3に接続される回線インター
フェイス回路25と、スピーカ44と、送信回路22、
受信回路23、回線インターフェイス回路25およびス
ピーカ44の間の音声信号ラインの接続を切り換えるセ
レクタ回路28とを設ける。通常の使用時には、親機2
の送信回路22および受信回路23をセレクタ回路28
を通じて回線インターフェイス回路25に接続する。子
機1の操作キー17のうちの所定のキーを操作したとき
には、親機2において、セレクタ回路28を制御して電
話回線3をセレクタ回路28を通じてスピーカ44に接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコードレス電話機に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、アメリカの平均的な家において
は、各部屋に電話用のモジュラージャックが設けられて
いるので、コードレス電話機を使用する場合でも、親機
を各部屋に用意することが多い。
【0003】そこで、コードレス電話機として、例えば
図3に示すように、子機1は、送話器、受話器、ダイヤ
ルキーなどを有するが、親機2は、送話器、受話器、ダ
イヤルキーなどを持たないで、子機1と電話回線3との
間の中継装置に専用化したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から、
電話を通じて、時報サービス、天気予報サービス、チケ
ット予約などのサービスを受けることができる。
【0005】ところが、図3に示すようなコードレス電
話機においては、上記のような電話サービスを利用する
場合、キー入力するときには、そのキー入力ができるよ
うに子機1を持ち、情報を聴くときには、子機1を耳に
あてなければならないので、使い勝手が悪くなってい
た。特に、チケット予約や銀行の残高照会などのよう
に、対話型のサービスの場合には、相手からの指示を聴
き、その指示ごとにキー入力していくので、なおさら使
い勝手が悪くなっていた。
【0006】また、親機2に留守番電話の機能を持たせ
たものもあるが、そのようなコードレス電話機において
も、伝言の再生などをキー入力するときには、そのキー
入力ができるように子機1を持ち、再生された伝言を聴
くときには、子機1を耳にあてなければならないので、
やはり使い勝手が悪くなっていた。
【0007】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、子機1と親機2とから構成され、子機1が、送話器
11と、この送話器11からの音声信号およびデータを
親機2に送信する送信回路12と、親機2から送信され
てくる音声信号およびデータを受信して取り出す受信回
路13と、この受信回路13から取り出された音声信号
の供給される受話器14と、各種の操作キー17とを有
し、親機2が、子機1に対して音声信号およびデータを
送信する送信回路22と、子機1から送信されてきた音
声信号およびデータを受信して取り出す受信回路23
と、電話回線3に接続される回線インターフェイス回路
25と、スピーカ44と、送信回路22、受信回路2
3、回線インターフェイス回路25およびスピーカ44
の間の音声信号ラインの接続を切り換えるセレクタ回路
28とを有し、通常の使用時には、親機2の送信回路2
2および受信回路23をセレクタ回路28を通じて回線
インターフェイス回路25に接続し、子機1の操作キー
17のうちの所定のキーを操作したときには、このキー
操作のされたことを示すデータを子機1から親機2に送
信し、親機2においては、この送信されてきたデータに
したがってセレクタ回路28を制御して電話回線3をセ
レクタ回路28を通じてスピーカ44に接続するように
したものである。
【0009】
【作用】電話サービスを利用する場合、キー入力を行う
ときと、音声を聴くときとで、子機1を持ちかえなくて
も、子機1に対してキー入力を行うと、親機2のスピー
カ44から相手の音声が出力される。
【0010】
【実施例】図1に示す例においては、親機が留守番電話
機能も有する場合であり、1は子機、2は親機、3は電
話回線(外線)を示す。
【0011】そして、子機1において、11は送話器、
12は自分の音声信号および各種のデータを上りチャン
ネルのFM信号に変換して送信する送信回路、13は下
りチャンネルのFM信号を受信して相手の音声信号およ
び各種のデータを取り出す受信回路、14は受話器であ
る。
【0012】また、16はシステム制御用のマイクロコ
ンピュータ、17は各種の操作キー、18は着呼を告げ
るためのリンガである。そして、送信回路12および受
信回路13は、マイクロコンピュータ16により制御さ
れるとともに、送信回路12の送信するデータおよび受
信回路13の受信したデータが、マイクロコンピュータ
16において形成あるいは判別される。
【0013】一方、親機2も、子機1とほぼ同様に構成
されているもので、22は下りチャンネル用の送信回
路、23は上りチャンネル用の受信回路、25は回線イ
ンターフェイス回路、26はシステム制御用のマイクロ
コンピュータである。
【0014】この場合、インターフェイス回路25は、
4線/2線変換回路、回線3の開放・補捉を行うスイッ
チ回路、着呼時のリンガ信号を検出する検出回路などを
有し、マイクロコンピュータ26に接続されている。
【0015】また、27はDTMF信号の形成回路、2
8はセレクタ回路(スイッチ回路)である。このセレク
タ回路28は、図示はしないが、複数のスイッチ回路か
ら構成され、送信回路22および受信回路23の音声信
号ラインに接続されるとともに、インターフェイス回路
25の音声信号ラインに接続される。なお、詳細は後述
するが、セレクタ回路28は、マイクロコンピュータ2
6により各種の接続状態に制御される。
【0016】さらに、41は留守番電話機能のための録
音再生回路で、これは、この例においては、OGM(着
呼時に電話の相手に留守であることを伝える応答のメッ
セージ)およびICM(電話の相手からの用件のメッセ
ージ)のデジタル音声信号を、メモリ42に録音および
再生するようにされている。
【0017】このため、図示はしないが、録音再生回路
41は、OGMおよびICMの音声信号を、A/D変換
するA/Dコンバータ、D/A変換するD/Aコンバー
タ、メモリ42のアドレスおよび読み出し・書き込みを
制御する制御回路を有する。そして、録音再生回路41
の音声信号ラインもセレクタ回路28に接続される。ま
た、録音再生回路41のの全体としての動作は、マイク
ロコンピュータ26により制御される。
【0018】さらに、親機2には、スピーカ44が設け
られるとともに、セレクタ回路28がアンプ43を通じ
てスピーカ44に接続される。
【0019】そして、マイクロコンピュータ16、26
の処理により、コードレス電話機としての動作が、以下
のように行われる。
【0020】[通話時]この場合には、セレクタ回路2
8がマイクロコンピュータ26により制御されて送信回
路22および受信回路23が、セレクタ回路28を通じ
てインターフェイス回路25に接続される。
【0021】そして、外線の相手と通話している場合に
は、送話器11からの音声信号が、送信回路12に供給
されて上りチャンネルのFM信号に変換され、このFM
信号がアンテナ10から親機2へと送信される。
【0022】そして、親機2において、子機1から送信
されてきたFM信号が、アンテナ20により受信されて
受信回路23に供給され、受信回路23からは子機1か
らの音声信号が取り出される。そして、この受信回路2
3からの音声信号が、セレクタ回路28を通じ、さら
に、インターフェイス回路25を通じて回線3へと送り
出される。
【0023】また、相手からの音声信号が、回線3から
インターフェイス回路25を通じ、さらに、セレクタ回
路28を通じて送信回路22に供給される。そして、送
信回路22において、これに供給された音声信号は下り
チャンネルのFM信号に変換され、このFM信号がアン
テナ20から子機1へと送信される。
【0024】そして、子機1において、親機2から送信
されてきたFM信号が、アンテナ10により受信されて
受信回路13に供給され、受信回路13からは相手の音
声信号が取り出され、この音声信号が受話器14に供給
される。したがって、子機1を使用して外線の相手との
通話を行うことができる。
【0025】[発呼時]子機1のキー17のうちの通話
キーを押すと、マイクロコンピュータ16において、発
呼要求を示すコマンドのデータが形成され、このデータ
が送信回路12に供給されて上りチャンネルのFM信号
により親機2へと送信される。
【0026】そして、親機2においては、子機1からの
FM信号を受信すると、受信回路23からその発呼要求
のコマンドのデータが出力されるが、このデータがマイ
クロコンピュータ26に供給される。そして、このデー
タが、今の場合、発呼要求のコマンドなので、子機1と
親機2との間で、所定のプロトコルが実行されて子機1
と親機2との間が、電波によるチャンネルを通じて接続
される。
【0027】また、マイクロコンピュータ26によりセ
レクタ回路28が制御されて送信回路22および受信回
路23がセレクタ回路28を通じてインターフェイス回
路25に接続されるとともに、インターフェイス回路2
5はオフフック状態とされ、回線3が補捉される。
【0028】そこで、子機1のキー17のうちのダイヤ
ルキーから相手の電話番号を入力すると、その電話番号
を示すデータが子機1から親機2に送信され、親機2に
おいて、マイクロコンピュータ26により、送信されて
きた電話番号のデータに基づいて形成回路27が制御さ
れ、その電話番号に対応したDTMF信号が形成され
る。そして、このDTMF信号がインターフェイス回路
25を通じて回線3に送り出される。
【0029】したがって、以後、相手の電話機が呼び出
され、相手が電話に出れば、上記のように、子機1を使
用して相手との通話を行うことができる。
【0030】[通常モードの場合の着呼時]着呼がある
と、そのリンガ信号がインターフェイス回路25からマ
イクロコンピュータ26に供給されて着呼が検出され
る。そして、今の場合、通常のモードなので、マイクロ
コンピュータ26において、着呼要求を示すコマンドの
データが形成され、このデータが送信回路22に供給さ
れて下りチャンネルのFM信号により子機1へと送信さ
れる。
【0031】そして、子機1においては、親機2からの
FM信号を受信すると、受信回路13からその着呼要求
のコマンドのデータが出力されるが、このデータがマイ
クロコンピュータ16に供給される。そして、このデー
タが、今の場合、着呼要求のコマンドなので、親機2と
子機1との間で、所定のプロトコルが実行されて親機2
と子機1との間が、電波によるチャンネルを通じて接続
される。また、子機1においては、リンガ18がドライ
ブされて着呼が告げられる。
【0032】そこで、子機1のキー17のうちの通話キ
ーを押すと、これを示すデータが形成されて親機2に送
信されるとともに、所定のプロトコルが実行され、その
結果、マイクロコンピュータ26によりセレクタ回路2
8が制御されて送信回路22および受信回路23がセレ
クタ回路28を通じてインターフェイス回路25に接続
されるとともに、インターフェイス回路25はオフフッ
ク状態とされ、回線3が補捉される。
【0033】したがって、以後、上記のように、子機1
を使用して電話の相手と通話を行うことができる。
【0034】[留守番モードの場合の着呼時]着呼があ
ると、そのリンガ信号がインターフェイス回路25から
マイクロコンピュータ26に供給されて着呼が検出され
る。そして、今の場合、留守番モードなので、インター
フェイス回路25がオフフック状態とされて回線3が補
捉されるとともに、セレクタ回路28が制御されて録音
再生回路41がセレクタ回路28を通じてインターフェ
イス回路25に接続される。
【0035】また、マイクロコンピュータ26から録音
再生回路41にOGMの再生を指示するコマンドが供給
され、録音再生回路41によりメモリ42のアドレスお
よび読み出しが制御されてOGMのデジタル音声信号が
取り出される。
【0036】そして、この信号が録音再生回路41にお
いて、アナログの音声信号にD/A変換され、このD/
A変換されたOGMの音声信号が、セレクタ回路28を
通じ、さらに、インターフェイス回路25を通じて回線
3に送り出される。したがって、電話をかけてきた相手
は、OGMを聞くことになる。
【0037】そして、OGMの再生が終了すると、マイ
クロコンピュータ26から録音再生回路41にICMの
録音を指示するコマンドが供給され、録音再生回路41
によりメモリ42のアドレスおよび書き込みが制御され
てICMの録音モードとなる。したがって、電話をかけ
てきた相手がICMを話すと、その音声信号が回線3か
らインターフェイス回路25およびセレクタ回路28を
通じて録音再生回路41に供給され、そのICMの音声
信号はアナログ信号からデジタル信号に変換されてメモ
リ42に供給される。
【0038】したがって、ICMのデジタル音声信号が
メモリ42に書き込まれ、すなわち、ICMが録音され
たことになる。
【0039】そして、所定の時間が経過すると、あるい
は相手が電話を切ると、ICMの録音は終了とされ、イ
ンターフェイス回路25はオンフック状態とされて回線
3は開放され、以後、このコードレス電話機は待機状態
となる。
【0040】[電話サービスを受けるとき]この場合に
は、使用者は、親機2のスピーカ44から出力される音
声が聴きやすい位置まで、親機2の近くに移動する。そ
して、子機1のキー17のうち、例えば、プログラムキ
ーを押し、続いて通話キーを押す。
【0041】すると、マイクロコンピュータ16におい
て、電話サービスモードにおける発呼要求を指示するコ
マンドのデータが形成され、[発呼時]と同様にして、
そのデータが親機2へと送信され、その後、子機1と親
機2との間が電波によるチャンネルを通じて接続され
る。
【0042】続いて、マイクロコンピュータ26により
セレクタ回路28が制御され、受信回路23がセレクタ
回路28を通じてインターフェイス回路25に接続され
るとともに、インターフェイス回路25がセレクタ回路
28を通じてアンプ43に接続される。さらに、インタ
ーフェイス回路25はオフフック状態とされ、回線3が
補捉される。
【0043】したがって、この時点から、回線3を補捉
したことを示す接続音信号が、回線3からインターフェ
イス回路25を通じて、さらに、セレクタ回路28を通
じてアンプ43に供給され、スピーカ44からはその接
続音が出力される。
【0044】そこで、子機1のキー17のうちのダイヤ
ルキーから電話サービスを受けたい相手の電話番号を入
力すると、その電話番号を示すデータが子機1から親機
2に送信され、親機2の形成回路27において、その送
信されてきた電話番号のデータに対応したDTMF信号
が形成され、この信号がインターフェイス回路25を通
じて回線3に送り出される。したがって、以後、電話サ
ービスの相手が呼び出される。
【0045】そして、相手が応答すると、その応答の音
声信号が、回線3の接続音信号と同様の信号ラインを通
じてスピーカ44に供給され、スピーカ44からはその
応答の音声が出力される。したがって、電話サービス時
の相手の音声をスピーカ44により聴くことができる。
【0046】また、この場合、キー17のうちのダイヤ
ルキーを押せば、その押されたキーを示すデータが親機
2に送信され、形成回路27において対応するDTMF
信号が形成されて回線3に送り出されるので、チケット
サービスなどの対話型のサービスを受けることができ
る。そして、このときも、子機1をキー入力のしやすい
ように持ったままで、相手からの音声をスピーカ44か
ら聴くことができる。
【0047】[ICMの再生]この場合も、使用者は、
親機2のスピーカ44から出力される音声が聴きやすい
位置まで、親機2の近くに移動する。そして、子機1の
キー17のうち、例えば、プログラムキーを押し、続い
て再生キーを押す。
【0048】すると、マイクロコンピュータ16におい
て、ICMの再生モードを指示するコマンドのデータが
形成され、[発呼時]と同様にして、そのデータが親機
2へと送信され、子機1と親機2との間が電波によるチ
ャンネルを通じて接続される。
【0049】続いて、マイクロコンピュータ26により
セレクタ回路28が制御され、録音再生回路41がセレ
クタ回路28を通じてアンプ43に接続される。
【0050】また、マイクロコンピュータ26から録音
再生回路41にICMの再生を指示するコマンドが供給
され、録音再生回路41によりメモリ42のアドレスお
よび読み出しが制御されてICMのデジタル音声信号が
取り出される。そして、この信号が録音再生回路41に
おいて、アナログの音声信号にD/A変換され、このD
/A変換されたICMの音声信号が、セレクタ回路28
を通じてアンプ43に供給される。
【0051】したがって、スピーカ44からは、メモリ
42から再生された音声信号によるICMの音声が出力
されることになる。
【0052】また、このとき、キー17のうちの所定の
キーを操作すると、その操作されたキーを示すデータが
親機2へと送信されてマイクロコンピュータ26におい
て判別され、その操作されたキーに対応してICMの再
生状態が変更され、リピート再生や次のICMの再生な
どが行われる。
【0053】なお、キー17のうちの再生キーだけを押
した場合には、子機1と親機2との間が電波によるチャ
ンネルを通じて接続されるとともに、録音再生回路41
がセレクタ回路28を通じて送信回路22に接続され
る。したがって、この場合には、ICMを子機1の受話
器14により聴くことができる。
【0054】[まとめ]上記のように、このコードレス
電話機によれば、回線3を通じて送られてくる音声信号
の音声は、スピーカ44により聴くことができるので、
電話サービスを受ける場合、キー17の操作できるよう
に子機1を持ったままで電話サービスの音声を聴くこと
ができる。
【0055】したがって、キー入力するときと、電話サ
ービスの音声を聴くときとで、キー17の操作ができる
ように子機1を持ったり、子機1を耳にあてたりすると
いうような煩雑な扱いが不要であり、使い勝手がよくな
る。特に、チケット予約や銀行の残高照会などのよう
に、対話型のサービスであって相手からの指示にしたが
って順にキー入力していく場合には、なおさら使い勝手
がよくなる。
【0056】さらに、ICMを聴く場合も、子機1はそ
のキー操作がしやすいように持ったままで、スピーカ4
4からICMを聴くことができるので、やはり使い勝手
がよい。
【0057】また、スピーカ44は親機2に設けている
ので、子機1が大型化したり、重量化したりすることが
ない。さらに、親機2であれば、その箱体(キャビネッ
ト)をスピーカ44にとって適切なエンクロージャとす
ることができるので、聴きやすい音質および音量で、音
声を聴くことができる。
【0058】しかも、親機2に、アンプ43およびスピ
ーカ44を追加するだけで、そのような効果を得ること
ができ、ローコストである。
【0059】[第2の実施例]上述のように、電話サー
ビスなどの音声は、親機2のスピーカ44により聴くの
であるから、その音声を聴くときには、子機1の使用者
は親機2の近くにいる必要がある。
【0060】そこで、図2に示す例においては、そのよ
うな点に着目して、特別なキー操作をしなくても、使用
者が親機2の近くにいるときには、自動的にスピーカ4
4から音声が出力されるようにした場合である。
【0061】すなわち、この例においては、親機2の受
信回路23に検出回路29が接続され、子機1からの上
りチャンネルのFM信号の受信電界レベルを示す信号が
取り出され、この検出信号がマイクロコンピュータ26
に供給される。
【0062】この場合、子機1が親機2の近くで使用さ
れていれば、子機1からのFM信号の受信電界レベルは
強く、子機1が親機2から離れて使用されていれば、子
機1からのFM信号の受信電界レベルは弱い。したがっ
て、検出回路29の検出出力から、子機1が親機2の近
くにいるか、離れているかを知ることができる。
【0063】そして、子機1において、発呼のためのキ
ー操作を行うと、上記のように発呼処理が行われるが、
このとき、マイクロコンピュータ26が検出回路29の
検出出力をチェックすることにより、子機1が親機2の
近くで使用されているか、離れて使用されているかが判
別される。
【0064】そして、子機1が親機2の近くで使用され
ているときには、[電話サービスを受けるとき]と同様
の処理が行われ、インターフェイス回路25がセレクタ
回路28を通じてアンプ43に接続されるとともに、受
信回路23がセレクタ回路28を通じてインターフェイ
ス回路25に接続される。
【0065】したがって、電話サービスを受けるとき、
そのキー入力は子機1を手に持ったままで、かつ、相手
の音声はスピーカ44から聴くことができる。
【0066】しかし、子機1が親機2から離れて使用さ
れているときには、上述の[発呼時]と同様の処理が行
われ、通常のコードレス電話機のように、子機1の送話
器11および受話器14を使用して通話ができるように
される。
【0067】また、子機1において、ICMの再生のた
めのキー操作を行うと、上記のようにICMの再生の処
理が行われるが、このとき、マイクロコンピュータ26
が検出回路29の検出出力をチェックすることにより、
子機1が親機2の近くで使用されているか、離れて使用
されているかが判別される。
【0068】そして、子機1が親機2の近くで使用され
ているときには、[ICMの再生]と同様の処理が行わ
れ、録音再生回路41がセレクタ回路28を通じてアン
プ43に接続される。したがって、メモリ42からIC
Mの音声信号が読み出されると、そのICMはスピーカ
44から出力される。
【0069】しかし、子機1が親機2から離れて使用さ
れているときには、録音再生回路41がセレクタ回路2
8を通じて送信回路22に接続される。したがって、I
CMを子機1の受話器14により聴くことができる。
【0070】[まとめ]この例によれば、子機1が親機
2の近くで使用されているかどうかを検出してセレクタ
回路28を制御しているので、スピーカ44から音声を
出力させる場合でも、特別のキー操作が不要である。あ
るいは、スピーカ44から音声を出力させる場合も、子
機1の受話器14で音声を聴く場合も、キー操作が同じ
になるので、使い勝手がより向上する。
【0071】[他の実施例]上述においては、コードレ
ス電話機が留守番電話機能を有する場合であるが、これ
はなくてもよい。また、上述においては、キー17のう
ちの特定のキーが組み合わされて操作されたとき、スピ
ーカ44から音声が出力されるようにしたが、専用のキ
ーを設けることもできる。
【0072】さらに、上述においては、ICMおよびO
GMの音声信号をメモリ42に対して書き込み・読み出
しを行うようにしたが、一般のカセットテープなどを使
用することもできる。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、キー入力するとき
と、電話サービスの音声を聴くときとで、キー17の操
作ができるように子機1を持ったり、子機1を耳にあて
たりするというような煩雑な扱いが不要であり、使い勝
手がよくなる。特に、チケット予約や銀行の残高照会な
どのように、対話型のサービスであって相手からの指示
にしたがって順にキー入力していく場合には、なおさら
使い勝手がよくなる。
【0074】さらに、ICMを聴く場合も、子機1はそ
のキー操作がしやすいように持ったままで、スピーカ4
4からICMを聴くことができるので、やはり使い勝手
がよい。
【0075】また、スピーカ44は親機2に設けている
ので、子機1が大型化したり、重量化したりすることが
ない。さらに、親機2であれば、その箱体(キャビネッ
ト)をスピーカ44にとって適切なエンクロージャとす
ることができるので、聴きやすい音質および音量で、音
声を聴くことができる。
【0076】しかも、親機2に、アンプ43およびスピ
ーカ44を追加するだけで、そのような効果を得ること
ができ、ローコストである。
【0077】さらに、検出回路29を設ける場合には、
子機1が親機2の近くで使用されているかどうかを検出
してセレクタ回路28を制御しているので、スピーカ4
4から音声を出力させる場合でも、特別のキー操作が不
要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の他の例を示す系統図である。
【図3】コードレス電話機の一例を示す外観図である。
【符号の説明】
1 子機 2 親機 3 電話回線 11 送話器 12 送信回路 13 受信回路 14 受話器 16 マイクロコンピュータ 22 送信回路 23 受信回路 25 回線インターフェイス回路 26 マイクロコンピュータ 27 DTMF信号形成回路 28 セレクタ回路 41 録音再生回路 42 メモリ 44 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 啓志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 榎本 隆 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 岩岡 努 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】子機と親機とから構成され、 上記子機が、 送話器と、 この送話器からの音声信号およびデータを上記親機に送
    信する送信回路と、 上記親機から送信されてくる音声信号およびデータを受
    信して取り出す受信回路と、 この受信回路から取り出された音声信号の供給される受
    話器と、 各種の操作キーとを有し、 上記親機が、 上記子機に対して音声信号およびデータを送信する送信
    回路と、 上記子機から送信されてきた音声信号およびデータを受
    信して取り出す受信回路と、 電話回線に接続される回線インターフェイス回路と、 スピーカと、 上記送信回路、上記受信回路、上記回線インターフェイ
    ス回路および上記スピーカの間の音声信号ラインの接続
    を切り換えるセレクタ回路とを有し、 通常の使用時には、上記親機の上記送信回路および上記
    受信回路を上記セレクタ回路を通じて上記回線インター
    フェイス回路に接続し、 上記子機の上記操作キーのうちの所定のキーを操作した
    ときには、 このキー操作のされたことを示すデータを上記子機から
    上記親機に送信し、 上記親機においては、この送信されてきたデータにした
    がって上記セレクタ回路を制御して上記電話回線を上記
    セレクタ回路を通じて上記スピーカに接続するようにし
    たコードレス電話機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコードレス電話機におい
    て、 上記子機の上記操作キーのうちの所定のキーを操作した
    ときには、 このキー操作のされたことを示すデータを上記子機から
    上記親機に送信し、 上記親機においては、この送信されてきたデータにした
    がって上記セレクタ回路を制御して上記電話回線を上記
    セレクタ回路を通じて上記スピーカに接続するととも
    に、 上記親機の受信回路を上記セレクタ回路を通じて上記回
    線インターフェイス回路に接続するようにしたコードレ
    ス電話機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のコードレ
    ス電話機において、 上記親機は、上記電話回線からの音声信号を録音・再生
    する録音再生手段を有し、 上記子機の上記操作キーのうちの所定のキーを操作した
    ときには、 このキー操作のされたことを示すデータを上記子機から
    上記親機に送信し、 上記親機においては、この送信されてきたデータにした
    がって上記セレクタ回路を制御して上記録音再生手段を
    上記セレクタ回路を通じて上記スピーカに接続するよう
    にしたコードレス電話機。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2または請求項3に記載
    のコードレス電話機において、 上記親機は上記子機が近くにいるかどうかを検出する検
    出回路を有し、 この検出回路の検出出力にしたがって、上記子機が上記
    親機の近くにいる場合にのみ、上記スピーカへの接続を
    有効にするようにしたコードレス電話機。
JP7023444A 1995-01-18 1995-01-18 コードレス電話機 Pending JPH08195802A (ja)

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