JPH04310043A - システム電話機 - Google Patents

システム電話機

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Publication number
JPH04310043A
JPH04310043A JP7648491A JP7648491A JPH04310043A JP H04310043 A JPH04310043 A JP H04310043A JP 7648491 A JP7648491 A JP 7648491A JP 7648491 A JP7648491 A JP 7648491A JP H04310043 A JPH04310043 A JP H04310043A
Authority
JP
Japan
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section
handset
signal
mute
mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP7648491A
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English (en)
Inventor
Sumio Takemoto
竹本 澄雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP7648491A priority Critical patent/JPH04310043A/ja
Publication of JPH04310043A publication Critical patent/JPH04310043A/ja
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親子式のシステム電話
機に係り、特に、親機と子機との間で内線通話を行うこ
とのできるコードレス電話機等に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線に接続された主接続装置を親機
とし、この親機とは無線回線によって接続される複数台
の端末装置を子機として構成されるシステム電話機の一
例として、図3及び図4に示すコードレス電話機が知ら
れている。
【0003】図3において、図示しない電話交換機に接
続された電話回線20は、接続端子1を介して親機A1
1の主回路部2に接続されている。
【0004】主回路部2は、網制御回路及びスピーチネ
ットワーク回路等からなり、切換部3と双方向性に接続
されている。また、主回路部2には、短縮ダイヤルの電
話番号データ等を記憶するための記憶部4が接続される
とともに、親機側制御部10の出力が接続されている。 また、記憶部4と親機側制御部10とは双方向性の接続
となっている。
【0005】主回路部2は、親機側制御部10からの制
御信号を受けて、電話回線20と内部回路との接続制御
を行うようになっている。
【0006】切換部3には、送話器と受話器とを備えた
送受話器部5(ハンドセット)が双方向性に接続される
とともに、無線部6が双方向性に接続されている。また
、切換部3には、親機側制御部10の出力が導かれてい
る。
【0007】切換部3は、親機側制御部10からの切換
指令信号を受けて、主回路部2、送受話器部5及び無線
部6のうち2つの回路部を選択的に接続するようになっ
ている。
【0008】無線部6には、子機B11との間で電波を
送受信するアンテナ6aが接続されている。また、無線
部6には、親機側制御部10からの制御データを子機B
11側に送出するデータ送信部7の出力が接続されると
ともに、子機B11側からアンテナ6aを介して送られ
てくる各種制御データを親機側制御部10に送出するデ
ータ受信部8の入力が接続されている。
【0009】また、操作部9の出力は、親機側制御部1
0に接続されている。操作部9は、ダイヤルキー、外線
キー及び内線キー等の各種キーを備えている。
【0010】親機側制御部10は、CPU(中央演算処
理部)を備えたもので、親機A11全体の動作制御を行
うとともに、操作部9からの操作信号を受けて子機B1
1と外線との間に外線通話路を形成し、また親機A11
と子機B11との間で内線通話路を形成する制御を行う
ようになっている。
【0011】図4において、親機A11との間で電波を
送受信する子機B11のアンテナ11aは無線部11に
接続されている。
【0012】無線部11には、送話器と受話器とを備え
た送受話器部12(ハンドセット)が双方向性に接続さ
れている。また、無線部11の出力は、データ受信部1
3に接続されており、データ受信部13の出力は、子機
側制御部16に接続されている。また、子機側制御部1
6の出力は、データ送信部14に接続されており、デー
タ送信部14の出力は、無線部11に接続されている。
【0013】データ受信部13は、親機A11側から無
線部11を介して送られてきた制御データを受信して、
子機側制御部16に送出する。また、データ送信部14
は、子機側制御部16からの制御データを無線部11に
送出するようになっている。
【0014】また、操作部15の出力は、子機側制御部
16に接続されている。操作部15は、ダイヤルキー、
外線キー及び内線キー等の各種キーを備えている。
【0015】子機側制御部16は、CPUを備えたもの
で、子機B11全体の動作制御を行うとともに、操作部
15からの操作信号を受けて親機A11側に対し外線呼
出信号又は内線呼出信号を送出するようになっている。
【0016】上記構成のコードレス電話機において、子
機B11側から外線通話を行う場合には、子機B11の
操作部15にて外線キーを操作し、続いてダイヤル発信
を行う。
【0017】これにより、子機側制御部16から外線呼
出信号が出力されると、データ送信部14はこの信号を
無線部11に送出する。無線部11は、この外線呼出信
号によってキャリア信号を変調し、アンテナ11aから
親機A11側に送信する。
【0018】この送信電波は、親機A11のアンテナ6
aを介して無線部6によって受信され、ここで元の信号
に復調されてデータ受信部8に導かれ、親機側制御部1
0に与えられる。
【0019】親機側制御部10は、この外線呼出信号を
受けて切換部3に対し切換指令信号を送出し、主回路部
2と無線部6とを接続して、子機B11と外線との間に
外線通話路を形成する。
【0020】これにより、子機B11は、親機A11を
介して外線通話が可能となる。
【0021】一方、親機A11と子機B11との間で内
線通話を行う場合には、親機A11の操作部9にて内線
キーを操作する。また、子機が複数台ある場合には、続
いて呼び出したい子機B11の番号を入力操作する。
【0022】これにより、親機側制御部10から内線呼
出信号がデータ送信部7に出力されると、データ送信部
7はこの信号を無線部6に送出する。無線部6は、この
内線呼出信号によってキャリア信号を変調し、アンテナ
6aから子機B11側に送信する。
【0023】また、親機側制御部10は、操作部9から
の操作信号を受けて切換部3に切換指令信号を送出し、
送受話器部5と無線部6とを接続して内線通話に切換え
る。
【0024】親機A11側から送信された電波は、子機
B11のアンテナ11aを介して無線部11によって受
信され、ここで元の信号に復調されてデータ受信部13
に導かれ、子機側制御部16に与えられる。
【0025】子機側制御部16は、この内線呼出信号を
受けて内線呼出を行い、これに応答した子機B11と親
機A11との間で内線通話路が形成され、内線通話が可
能となる。
【0026】なお、保留機能を備えたコードレス電話機
にあっては、保留に設定されたとき、各送受話器部5、
12間の通話路を切断して保留音信号を双方に出力し、
受話器より保留音を流すことになる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のコードレス電話機では、子機B11にて外線と通話
中に、急用が生じて子機B11から親機A11側に連絡
をとりたいような場合、子機B11を呼出すことはでき
るが、外線との間に通話路が保たれたままとなるので、
通話の内容が外線の相手方に伝わってしまうといった不
具合があった。
【0028】また、外線との通話中に子機B11側で知
り得た情報(例えば電話番号等)を、通話中親機A11
側に送出して記憶部4に記憶しておくといった機能は有
していないため、記憶部4を一種のメモ代わりとし電話
番号を登録しておいたり、この電話番号を短縮ダイヤル
で登録しておくといったこともできず、利用範囲は限ら
れたものであった。
【0029】本発明は係る実情に鑑みてなされたもので
、その目的は、子機により外線と通話中において、外線
との接続を切ることなく、しかも外線への音声信号等の
送出は禁止した状態で、内線通話やメモ登録等を行うこ
とのできるコードレス電話機を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明のコードレス電話機は、電話回線に接続された
送受話器を有する主接続装置と、この主接続装置に接続
された複数台の子機とからなり、主接続装置と各子機と
の間及び各子機相互間で内線通話が可能なシステム電話
機において、前記子機側に、前記主接続装置側に出力さ
れる送話信号をミュートする子機側送話ミュート部と、
内線呼び出しモード、メモ登録モード等の各種モードに
設定する子機側モード設定部と、外線通話中に前記子機
側モード設定部によってメモ登録モードに設定されたと
き、前記子機側送話ミュート部を作動させて送話音声を
ミュートするとともにメモ登録信号を前記主接続装置側
に送出する制御を行い、また外線通話中に前記子機側モ
ード設定部によって内線呼び出しモードに設定されたと
き、前記子機側送話ミュート部を作動させて送話音声を
ミュートするとともに内線呼び出し信号を前記主接続装
置側に送出する制御を行う子機側制御部とが設けられ、
前記主接続装置側に、前記電話回線に出力される送話信
号をミュートする装置側送話ミュート部と、各種データ
を記憶する記憶部と、内線呼び出しモード、メモ登録モ
ード等の各種モードに設定する装置側モード設定部と、
外線通話中に前記子機からメモ登録信号が送られてきた
とき又は装置側モード設定部によってメモ登録モードに
設定されたとき、前記装置側送話ミュート部を作動させ
て送話音声をミュートするとともに前記記憶部に入力デ
ータの記憶を行わせ、また外線通話中に前記子機から内
線呼び出し信号が送られてきたとき又は前記装置側モー
ド設定部によって内線呼び出しモードに設定されたとき
、前記装置側送話ミュート部を作動させて送話音声をミ
ュートするとともに内線呼び出し信号に基づく内線呼び
出し動作を行わせる装置側制御部とが設けられたもので
ある。
【0031】
【作用】子機が主接続装置を介して外線との通話中にお
いて、子機側モード設定部によりメモ登録モードに設定
し、例えば電話番号を登録する場合、子機側制御部は、
設定信号に基づいて子機側送話ミュート部を作動させ、
続いて、主接続装置側にメモ登録信号を送出する。
【0032】主接続装置は、子機からのメモ登録信号を
受けて装置側送話ミュート部を作動させ、送話信号をミ
ュート(規制)する。
【0033】次いで、子機側で入力された登録データが
送られてくると、記憶部に入力データを記憶して登録す
る。この後、登録が終了すると、装置側制御部は主接続
装置を通常のモードに復帰させる。
【0034】また、子機が主接続装置を介して外線との
通話中において、子機側モード設定部により内線呼び出
しモードに設定する場合、子機側制御部は、設定信号に
基づいて子機側送話ミュート部を作動させ、続いて主接
続装置側に内線呼出信号を送出する。
【0035】主接続装置の装置側制御部は、子機からの
内線呼出信号を受けて装置側送話ミュート部を作動させ
、送話信号をミュート(規制)する。
【0036】次いで、装置側制御部は、主接続装置と子
機との間に内線通話路を形成する。
【0037】これにより、外線に対して送話信号が送信
停止された状態で、子機からの用件等を主接続装置側で
聞くことが可能となる。
【0038】また、主接続装置が外線との通話中にある
とき、子機に連絡をとる必要がある場合、主接続装置側
で内線呼び出しモードに設定する。また、子機が複数台
あるときには、続いて呼び出したい子機の番号を入力す
る。
【0039】これにより、装置側制御部は、内線呼出信
号に基づいて装置側送話ミュート部を作動させ、続いて
選択された子機側に内線呼出信号を送出する。
【0040】これに伴って、子機側から呼出応答信号が
送出されてくると、装置側制御部は主接続装置と被呼側
子機との間に内線通話路を形成する。
【0041】これにより、外線に対して送話信号が送信
停止された状態で、主接続装置からの伝言等を被呼側子
機で聞くことが可能となる。
【0042】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0043】図1及び図2は、本発明のシステム電話機
の電気的構成を示すブロック図であり、本実施例では、
システム電話機としてコードレス電話機を例に上げて説
明する。
【0044】このコードレス電話機は、電話回線に接続
された親機Aと、この親機Aとは無線回線によって接続
された複数台の子機Bとを備えて構成されている。
【0045】なお、本実施例のコードレス電話機は、図
3及び図4に示す従来のコードレス電話機と基本的構成
が同一であるので、ここでは同一ブロックに同一符号を
付することとし、詳細な説明は省略する。
【0046】すなわち、このコードレス電話機は、親機
A側の主回路部2の入力と切換部3の出力との間に送話
ミュート部17が設けられたものである。
【0047】この送話ミュート部17には、親機側制御
部10からの出力が導かれており、親機側制御部10か
らの制御信号を受けてオン作動し、外線への送話信号を
ミュートするようになっている。
【0048】また、ダイヤルキー等を備えた操作部9に
は、モード設定部9aが設けられている。このモード設
定部9aは、通話中において知り得た情報、例えば電話
番号等のデータを記憶部4に記憶しておくためのメモ登
録モードスイッチと、通話中に子機Bを呼び出して用件
を伝えるための内線呼出モードスイッチとで構成されて
いる。
【0049】また、子機B側の送受話器部12の出力と
無線部11の入力との間に送話ミュート部18が設けら
れている。
【0050】この送話ミュート部18には、子機側制御
部16からの出力信号が導かれており、子機側制御部1
6からの制御信号を受けてオン作動し、送話信号をミュ
ートするようになっている。
【0051】また、ダイヤルキー等を備えた操作部15
には、モード設定部15aが設けられている。このモー
ド設定部15aは、親機A側と同様のメモ登録モードス
イッチと、内線呼出モードスイッチとで構成されている
【0052】上記構成において、親機A全体の動作制御
を行う親機側制御部10は、外線との通話中にモード設
定部9aによってメモ登録モードに設定されたとき、又
は子機B側からメモ登録信号が送られてきたとき、送話
ミュート部17を作動させて送話音声をミュートすると
ともに、記憶部4に子機B側からの入力データの記憶を
行わせる制御を行う。
【0053】また、親機側制御部10は、外線との通話
中にモード設定部9aによって内線呼出モードに設定さ
れたとき、又は子機B側から内線呼出信号が送出されて
きたとき、送話ミュート部17を作動させて送話音声を
ミュートするとともに、内線呼出信号に基づく内線呼出
動作を行わせる制御を行うようになっている。
【0054】また、子機B全体の動作制御を行う子機側
制御部16は、外線通話中にモード設定部15aによっ
てメモ登録モードに設定されたとき、子機B側の送話ミ
ュート部18を作動させて送話音声をミュートするとと
もに、メモ登録信号を親機A側に送出する制御を行う。
【0055】また、子機側制御部16は、外線通話中に
モード設定部15aによって内線呼出モードに設定され
たとき、送話ミュート部18を作動させて送話音声をミ
ュートするとともに、内線呼出信号を親機A側に送出す
る制御を行うようになっている。
【0056】次に、上記構成のコードレス電話機の動作
を、(1)子機Bが親機Aを介して外線との通話中にお
いて、この通話中において知り得た情報を登録する場合
、(2)子機Bが親機Aを介して外線との通話中におい
て、親機Aに連絡をとって用件を告げる場合に分けて説
明する。
【0057】(1)  子機Bが親機Aを介して外線と
の通話中において、この通話中において知り得た情報を
登録する場合。
【0058】まず、子機Bが親機Aを介して外線との通
話中にあるとき、この通話中において知り得た情報、例
えば電話番号を登録する場合、子機Bの使用者は、子機
B側のモード設定部15aのメモ登録モードスイッチを
設定操作し、続いて通話相手から音声情報として送られ
てくる登録すべき電話番号の入力操作を行う。この入力
操作は、操作部15のテンキーを利用して行う。
【0059】子機側制御部16は、モード設定部15a
からのメモ登録モードスイッチの操作信号を受けて子機
B側の送話ミュート部18にミュートオン信号を送出す
るとともに、データ送信部14にメモ登録信号を送出す
る。
【0060】これにより、送話ミュート部18がオン作
動して送話信号をミュートする。
【0061】また、データ送信部14は、子機側制御部
16からのメモ登録信号を無線部11に送出する。無線
部11は、このメモ登録信号によってキャリア信号を変
調し、アンテナ11aから親機A側に送信する。
【0062】この送信電波は親機Aのアンテナ6aを介
して無線部6で受信され、ここで元の信号に復調されて
データ受信部8に導かれ、親機側制御部10に与えられ
る。
【0063】親機側制御部10は、このメモ登録信号を
受けて送話ミュート部17に対しミュートオン信号を送
出し、送話ミュート部17をオン作動させて外線への送
話信号をミュートする。
【0064】この後、子機Bの操作部15から入力され
た電話番号等の登録データは、子機側制御部16、デー
タ送信部14、無線部11、アンテナ11a,親機側の
アンテナ6a、無線部6、データ受信部8を介して親機
側制御部10に与えられる。親機側制御部10はこの登
録データを記憶部4に順次記憶する。
【0065】これにより、子機B側で通話中に聞き取っ
た情報(本例では電話番号)を、通話を中断することな
く記憶部4に登録しておくことができ、メモ帳等にメモ
する必要がなくなるものである。
【0066】この後、子機B側の操作部15において終
了操作が行われると、子機側制御部16は、この終了信
号に基づいて送話ミュート部18のミュートを解除し、
通常の通話状態に復帰させる。また、この終了信号は前
記経路で子機B側から親機A側に送出され、親機側制御
部10に導かれる。
【0067】親機側制御部10は、この終了信号に基づ
いて、親機A側の送話ミュート部17のミュートを解除
し、通常の通話状態に復帰させる。
【0068】なお、通話終了後において登録内容を知り
たい場合、図示は省略しているが親機A側に設けられた
再生操作部を操作する。これにより、親機側制御部10
は、この操作信号を受けて記憶部4から登録データを読
出し、切換部3を介して送受話器部5に音声信号として
送出するようになっている。
【0069】よって、親機Aの操作者は、このような再
生操作を行うことによって送受話器部5の受話器から登
録した電話番号を聞くことができる。
【0070】(2)  子機Bが外線との通話中におい
て、親機Aに連絡をとって用件を告げる場合。
【0071】子機Bが外線との通話中において、親機A
に連絡をとって用件を告げたい場合、子機Bの使用者は
、モード設定部15aの内線呼出モードスイッチを設定
操作する。
【0072】子機側制御部16は、モード設定部15a
からの操作信号を受けて子機B側の送話ミュート部18
にミュートオン信号を送出するとともに、データ送信部
14に内線呼出信号を送出する。
【0073】これにより、送話ミュート部18がオン作
動して送話信号をミュートする。
【0074】また、データ送信部14は、子機側制御部
16からの内線呼出信号を無線部11に送出する。無線
部11は、この内線呼出信号によってキャリア信号を変
調し、アンテナ11aから親機A側に送信する。
【0075】この送信電波は親機Aのアンテナ6aを介
して無線部6で受信され、ここで元の信号に復調されて
データ受信部8に導かれ、親機側制御部10に与えられ
る。
【0076】親機側制御部10は、この内線呼出信号を
受けて送話ミュート部17に対しミュートオン信号を送
出し、送話ミュート部17をオン作動させて外線への送
話信号をミュートする。
【0077】また、親機側制御部10は、この内線呼出
信号を受けて切換部3に対し内線通話の切換指令信号を
送出する。これにより、切換部3の切り換え動作によっ
て送受話器部5の受話器側のみが内線通話路(すなわち
、無線部6の出力)に接続される。すなわち、親機A側
では外線との送受信は不通状態で、子機Bからの音声信
号の受話のみが可能となる。
【0078】一方、子機B側の子機側制御部16は、送
話ミュート部18にミュートオフ信号を送出し、送話ミ
ュート部18のミュートを解除する。これにより、子機
Bの送受話器12は、外線に対しては受話状態となり、
親機Aに対しては内線通話状態となる。
【0079】すなわち、子機Bが外線との通話中におい
て、急用が生じたために親機Aに連絡をとって用件を伝
えたい場合、外線からの受話が途絶えることなく、しか
も相手側に用件内容が伝わることなく、用件メッセージ
を親機Aの使用者に伝えることができる。
【0080】なお、上記した(2)の動作説明では、子
機Bから親機A側に用件メッセージを送出する場合につ
いて説明したが、親機A側のモード設定部9aを操作す
ることにより、子機Bに対して用件メッセージを送出す
ることも可能である。
【0081】また、子機Bのモード設定部15a及び操
作部15において、内線呼出信号に続き他の子機Bの番
号を入力操作すると、子機相互間で内線通話路が形成さ
れ、親機Aを介して用件メッセージを別の子機Bに伝送
することも可能である。
【0082】さらに、メモ登録についても、子機B側か
らの操作に限らず、親機A側のモード設定部9aを操作
することにより、記憶部4に電話番号等のデータを記憶
しておいて、短縮ダイヤル等に用いることも可能となる
【0083】
【発明の効果】本発明のシステム電話機は、主接続装置
側と子機側とのそれぞれに送話信号をミュートする送話
ミュート部を設けるとともに、内線呼出モード、メモ登
録モード等の各種モードに設定し得るモード設定部を設
けており、外線通話中にメモ登録モードに設定すると、
外線との通話を中断することなく受話音声を受けた状態
で、この通話中に知った情報、例えば電話番号等を記憶
部に登録することができる。また、通話中において内線
呼出モードに設定すると、外線への送話を停止した受話
音声を受けた状態で、親機と子機との間又は子機相互間
での送話が可能となる。このため、メモ帳等が不要とな
る利便性があるうえ、通話中に急用が生じた場合、用件
メッセージが通話の相手先に聞かれることなく、被呼側
にのみ伝えることができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム電話機の親機の電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明のシステム電話機の子機の電気的構成を
示すブロック図である。
【図3】従来のシステム電話機の親機の電気的構成を示
すブロック図である。
【図4】従来のシステム電話機の子機の電気的構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
A  主接続装置(親機) B  子機 4  記憶部 5  送受話器 9a  モード設定部 10  親機側制御部 15a  モード設定部 16  子機側制御部 17  親機側送話ミュート部 18  子機側送話ミュート部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電話回線に接続された送受話器を有す
    る主接続装置と、この主接続装置に接続された複数台の
    子機とからなり、主接続装置と各子機との間及び各子機
    相互間で内線通話が可能なシステム電話機において、前
    記子機側に、前記主接続装置側に出力される送話信号を
    ミュートする子機側送話ミュート部と、内線呼び出しモ
    ード、メモ登録モード等の各種モードに設定する子機側
    モード設定部と、外線通話中に前記子機側モード設定部
    によってメモ登録モードに設定されたとき、前記子機側
    送話ミュート部を作動させて送話音声をミュートすると
    ともにメモ登録信号を前記主接続装置側に送出する制御
    を行い、また外線通話中に前記子機側モード設定部によ
    って内線呼び出しモードに設定されたとき、前記子機側
    送話ミュート部を作動させて送話音声をミュートすると
    ともに内線呼び出し信号を前記主接続装置側に送出する
    制御を行う子機側制御部とが設けられ、前記主接続装置
    側に、前記電話回線に出力される送話信号をミュートす
    る装置側送話ミュート部と、各種データを記憶する記憶
    部と、内線呼び出しモード、メモ登録モード等の各種モ
    ードに設定する装置側モード設定部と、外線通話中に前
    記子機からメモ登録信号が送られてきたとき又は装置側
    モード設定部によってメモ登録モードに設定されたとき
    、前記装置側送話ミュート部を作動させて送話音声をミ
    ュートするとともに前記記憶部に入力データの記憶を行
    わせ、また外線通話中に前記子機から内線呼び出し信号
    が送られてきたとき又は前記装置側モード設定部によっ
    て内線呼び出しモードに設定されたとき、前記装置側送
    話ミュート部を作動させて送話音声をミュートするとと
    もに内線呼び出し信号に基づく内線呼び出し動作を行わ
    せる装置側制御部とが設けられたことを特徴とするシス
    テム電話機。
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