JPH0418026Y2 - - Google Patents

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JPH0418026Y2
JPH0418026Y2 JP1986022447U JP2244786U JPH0418026Y2 JP H0418026 Y2 JPH0418026 Y2 JP H0418026Y2 JP 1986022447 U JP1986022447 U JP 1986022447U JP 2244786 U JP2244786 U JP 2244786U JP H0418026 Y2 JPH0418026 Y2 JP H0418026Y2
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JP
Japan
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change
spring
machine frame
change lever
support shafts
Prior art date
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JP1986022447U
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JPS62134125U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、フオークリフト等の産業車両におい
て、シフトフオークに連結させて運転席に、前後
方向に回動操作自在に設けられるチエンジレバー
の振れ防止構造に関する。
従来技術 第3図および第4図に示されるように一般にフ
オークリフトトラツクA等の産業車両においては
トランスミツシヨン58のケース内に、メインシ
ヤフト60と平行にシフトフオークシヤフト6
1,61が横架され、前後進用のシフトフオーク
62と変速用のシフトフオーク63が前記シフト
フオークシヤフト61,61に軸架されている。
一方、運転フロア59には前記シフトフオークシ
ヤフト61,61に連結させた前後進用のチエン
ジレバー51と変速用のチエンジレバー52とが
それぞれ前後方向に回動させることができるよう
に取り付けられ、両チエンジレバー51,52を
前後方向に回動操作させることによつて前記シフ
トフオークシヤフト61,61を介してシフトフ
オーク62,63を進退作動して前後進の切り換
えと変速を行うようにしている。
前後進用のチエンジレバー51と変速用のチエ
ンジレバー52を運転フロア59に前後方向に回
動自在に取り付けるために、第5図に示されるよ
うに機台フレーム50から前後一対の支軸71,
72を水平方向に延在する一方、前後進用のチエ
ンジレバー51と変速用のチエンジレバー52に
はその基端部にボス53,54を設けて前記支軸
71,72に遊嵌させている。両支軸71,72
の先端は、チエンジレバー51,52の抜け止め
用のプレート73を介してナツト75,75によ
つて固着されており、ボス53,54と機台フレ
ーム50の間にばね80,80を介装して常時支
軸71,72の先端方向にボス53,54を付勢
するようにしている。なお、図中74,74はカ
ラー、78,78はメタルである。
以上の構成により、チエンジレバー51,52
の振れおよびそれに起因するギヤ抜けを抑えてい
た。
考案が解決しようとする問題点 上記従来のチエンジレバーの振れ防止構造では
回転摺動部の摩耗や構成部品の寸法誤差によりば
ねの設定長さが変化してしまいレバーに対して十
分な付勢力を与えることができなくなり、チエン
ジレバーの振れを抑えることができなくなるとい
う問題があつた。
問題点を解決する手段 前後進用及び変速用の両チエンジレバーの基端
部に夫々ボスを形成し、該ボスを機台フレームか
ら水平方向に固設した前後一対の支軸に対して前
後方向に回動自在に遊嵌させるとともに、各チエ
ンジレバーの下端部を、トランスミツシヨンケー
ス内に設けた前後進用及び変速用の各シフトフオ
ークと連結して各チエンジレバーの前後方向の回
動により前後進の切替えと変速を行うように構成
し、上記各支軸に対してその一端を各ボスに当接
させたばねを各々介装させるとともに、該ばねと
上記機台フレームとの間に各支軸が貫通してなる
ばね受承部材を介装し、さらに、該ばね受承部材
の位置を調整する位置調整部材を前記機台フレー
ムの前記支軸とは対称の側面に取り付けた。
作 用 設定可能なばねの付勢圧によつてボスが支軸の
先端方向へ押圧されるため、エンジンの振動およ
び路面からの突き上げ等によつて発生するチエン
ジレバーの振れを抑制することができ、これに起
因するギヤ抜けを抑えられる。さらに、位置調節
部材の操作が容易で、しかも前後進用、変速用の
両チエンジレバーを同時に調節することができ
る。
実施例 以下、本考案の具体的な実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図および第2図は本考案の実施例を示した
図面であり、第1図のようにAはフオークリフト
本体、Bはフオークリフト本体Aの前部に装着す
るリフト機構を示す。同フオークリフト本体Aに
おいて、1は前輪、2は後輪、3はこの前後の両
輪1,2上に載架する機台フレーム、4はフロン
トプロテクタ、5はヘツドガードであり、機台フ
レーム3にはエンジン6、クラツチ7、トランス
ミツシヨン8が搭載されている。また同機台フレ
ーム3の前部に運転フロア9を有し、運転席10
が設けられ、同運転フロア9には前後進用チエン
ジレバー11と変速用チエンジレバー12が前後
方向に回動自在に取り付けられている。即ち、第
2図のように機台フレーム3には前後一対の支軸
31,32が水平方向に延在させて突設されてい
る。両支軸31,32には基端部寄りに大径部を
存して段部31a,32aが設けられる一方、先
端部には螺子部31b,32bが設けられてお
り、両螺子部31b,32bには後述するように
ナツト35,36が螺合されるようになつてい
る。また前後進用チエンジレバー11と変速用チ
エンジレバー12にはその基端部に位置してボス
13,14が形成され、両ボス13,14は前述
の支軸31,32に対して回動自在に遊嵌され
る。さらに両ボス13,14と支軸31,32間
には軸受けメタル38,38が介装され、螺子部
31b,32bにはボス13,14との間に抜け
止めプレート33とワツシヤ37,37を介在さ
せてナツト35,36が螺合される。また段部3
1a,32aとボス13,14との間にはカラー
34,34が介装されている。両支軸31,32
の基部には、該支軸31,32が貫通するばね受
承部材としての調整板21が、機台フレーム3を
貫通する位置調整部材としての調整ボルト22に
よつて支軸31,32方向に位置調節できるよう
に配されており、同じく位置調整部材としての固
定ナツト23によつてその位置を固定するように
されている。前記カラー34,34と前記調整板
21との間にはばね20,20が介装されてお
り、該ばね20,20によつて両ボス13,14
は常時ナツト35,36方向に向けて付勢され、
ボス13,14の一端が抜け止めプレート33に
圧接された状態に置かれている。
次にその作用について説明する。前記ばね2
0,20の付勢によつて両ボス13,14は常時
ナツト35,36側に押し付けられてボス13,
14の一端が抜け止めプレート33に圧接する状
態にあることにより、ボス13,14の一端と抜
け止めプレート33等の各部に摩耗や寸法誤差が
生じた分だけばね20,20が伸長し、ボス1
3,14が常時ナツト35,36側に押し付けら
れた状態を保持することができる。さらに摩耗が
進んでばね20,20の設定長さが長くなり付勢
力が弱まつても、調整ボルト22および固定ナツ
ト23を操作することによつて調整板21をナツ
ト35,36方向に移動させてばね20,20の
設定長さを同時に調整することにより、常に安定
したばねの付勢力を保つことができる。この際、
調整ボルト22および固定ナツト23の周囲には
その操作を妨げるものはないので調整が容易であ
る。
効 果 本考案は上述のように構成したことにより、路
面やトランスミツシヨンからの振動がレバーに伝
わらず、レバーのシフト抜けが防止でき、また運
転者に不快感を与えない。さらに摩耗や寸法誤差
がばねの設定長さに影響するような場合にも、位
置調整部材によつてばねの設定長さを調節して適
切なばねの付勢圧を加えることができるので安定
した効果を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的実施例を示すフオーク
リフトの側面図、第2図はその要部拡大図、第3
図〜第5図は従来例を示す図である。 3……機台フレーム、8……トランスミツシヨ
ン、11……前後進用チエンジレバー、12……
変速用チエンジレバー、13……ボス、14……
ボス、20……ばね、21……ばね受承部材とし
ての調整板、22……位置調整部材としての調整
ボルト、23……位置調整部材としての固定ナツ
ト、31……支軸、32……支軸、62……前後
進用シフトフオーク、63……変速用シフトフオ
ーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後進用及び変速用の両チエンジレバーの基端
    部に夫々ボスを形成し、該ボスを機台フレームか
    ら水平方向に固設した前後一対の支軸に対して前
    後方向に回動自在に遊嵌させるとともに、各チエ
    ンジレバーの下端部を、トランスミツシヨンのケ
    ース内に設けた前後進用及び変速用の各シフトフ
    オークと連結して各チエンジレバーの前後方向の
    回動により前後進の切替えと変速を行うように構
    成し、上記各支軸に対してその一端を各ボスに当
    接させたばねを各々介装させるとともに、該ばね
    と上記機台フレームとの間に各支軸が貫通してな
    るばね受承部材を介装し、さらに、該ばね受承部
    材の位置を調整する位置調整部材を前記機台フレ
    ームの前記支軸とは対称の側面に取り付けてなる
    チエンジレバーの振れ防止構造。
JP1986022447U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH0418026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986022447U JPH0418026Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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JP1986022447U JPH0418026Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS62134125U JPS62134125U (ja) 1987-08-24
JPH0418026Y2 true JPH0418026Y2 (ja) 1992-04-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531481U (ja) * 1976-06-22 1978-01-09
JPS5812940U (ja) * 1981-07-16 1983-01-27 東芝機械株式会社 気相成長装置用サセプタ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853611Y2 (ja) * 1978-05-26 1983-12-06 株式会社クボタ 油圧制御レバ−装置

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JPS62134125U (ja) 1987-08-24

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