JPH0311479Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311479Y2 JPH0311479Y2 JP1985123430U JP12343085U JPH0311479Y2 JP H0311479 Y2 JPH0311479 Y2 JP H0311479Y2 JP 1985123430 U JP1985123430 U JP 1985123430U JP 12343085 U JP12343085 U JP 12343085U JP H0311479 Y2 JPH0311479 Y2 JP H0311479Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- change
- change lever
- bosses
- lever
- shift fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 14
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は例えばフオークリフトトラツク等の産
業車両において、シフトフオークに連結させて運
転席に前後方向に回動操作自在に設けられるチエ
ンジレバーの振れ防止構造に関する。
業車両において、シフトフオークに連結させて運
転席に前後方向に回動操作自在に設けられるチエ
ンジレバーの振れ防止構造に関する。
従来の技術
一般にフオークリフトトラツク等の産業車両に
おいては、トランスミツシヨンケース内に前後進
用のシフトフオークと変速用のシフトフオークが
メインシヤフトに沿つて進退自在に設けられる一
方、運転フロアには上記シフトフオークに連結さ
せて前後進用のチエンジレバーと変速用のチエン
ジレバーが夫々前後方向に回動させる事が可能な
如く取り付けられ、両チエンジレバーを前後方向
に回動操作させる事によつて、前後進の切り替え
と変速を行なう様に設けられる。
おいては、トランスミツシヨンケース内に前後進
用のシフトフオークと変速用のシフトフオークが
メインシヤフトに沿つて進退自在に設けられる一
方、運転フロアには上記シフトフオークに連結さ
せて前後進用のチエンジレバーと変速用のチエン
ジレバーが夫々前後方向に回動させる事が可能な
如く取り付けられ、両チエンジレバーを前後方向
に回動操作させる事によつて、前後進の切り替え
と変速を行なう様に設けられる。
そして前後進用のチエンジレバーと変速用のチ
エンジレバーを運転フロアに前後方向に回動自在
に取付ける方法としては第5図に表わす様に機台
フレーム3より前後一対の支軸13,14を水平
方向に延設する一方、前後進用のチエンジレバー
11と変速用のチエンジレバー12にはその下端
寄り部分にボス17,18を設け、同ボス17,
18を両支軸13,14に遊嵌させる事により、
両チエンジレバー11,12を前後方向に回動自
在に取付ける方法が一般的に用いられている。
エンジレバーを運転フロアに前後方向に回動自在
に取付ける方法としては第5図に表わす様に機台
フレーム3より前後一対の支軸13,14を水平
方向に延設する一方、前後進用のチエンジレバー
11と変速用のチエンジレバー12にはその下端
寄り部分にボス17,18を設け、同ボス17,
18を両支軸13,14に遊嵌させる事により、
両チエンジレバー11,12を前後方向に回動自
在に取付ける方法が一般的に用いられている。
考案が解決しようとする問題点
しかして上記の様なチエンジレバーの取り付け
方法にあつては、エンジンより発生する機体振動
に加えて路面に凹凸を生じている場合には路面か
らの突き上げ振動によつてチエンジレバーに振れ
が生じ、オペレータに不快感を与えたり、チエン
ジレバーの耐久性を弱めてしまう等の不具合を生
ずる点、特にトランスミツシヨンがフローテイン
グ支持されている場合には所謂レバー抜け等の危
険を生ずる点に問題点を有する。尚上記の様な問
題点の解決策としては支軸13,14の先端部に
螺合されるナツト15,16によつて強く締付け
てチエンジレバーに対してスラスト圧力を与える
事により、一応チエンジレバー11,12の振れ
を抑える事は可能であるが、使用が繰り返されて
軸受けメタル19、ボス17,18等に摩耗を生
じた場合において、振れを抑える事が出来なくな
つてしまう点に問題点を有する。
方法にあつては、エンジンより発生する機体振動
に加えて路面に凹凸を生じている場合には路面か
らの突き上げ振動によつてチエンジレバーに振れ
が生じ、オペレータに不快感を与えたり、チエン
ジレバーの耐久性を弱めてしまう等の不具合を生
ずる点、特にトランスミツシヨンがフローテイン
グ支持されている場合には所謂レバー抜け等の危
険を生ずる点に問題点を有する。尚上記の様な問
題点の解決策としては支軸13,14の先端部に
螺合されるナツト15,16によつて強く締付け
てチエンジレバーに対してスラスト圧力を与える
事により、一応チエンジレバー11,12の振れ
を抑える事は可能であるが、使用が繰り返されて
軸受けメタル19、ボス17,18等に摩耗を生
じた場合において、振れを抑える事が出来なくな
つてしまう点に問題点を有する。
本考案は上記の様な問題点を解決するためにそ
の改善を試みたものであつて、機体振動或いは路
面からの突き上げ振動に対してチエンジレバーの
振れを抑える事が出来る様にする点に解決すべき
問題点を有する。即ち、本考案はチエンジレバー
の取り付け部にばねを介装させ、同ばねの付勢圧
(スラスト圧力)によつてチエンジレバーの振れ
を抑える様にした事を特徴とするものであつて、
その具体的手段と作用は次の通りである。
の改善を試みたものであつて、機体振動或いは路
面からの突き上げ振動に対してチエンジレバーの
振れを抑える事が出来る様にする点に解決すべき
問題点を有する。即ち、本考案はチエンジレバー
の取り付け部にばねを介装させ、同ばねの付勢圧
(スラスト圧力)によつてチエンジレバーの振れ
を抑える様にした事を特徴とするものであつて、
その具体的手段と作用は次の通りである。
問題点を解決するための手段
機台フレームより水平方向に延在させて前後
一対の支軸を突設し、各支軸に対して前後進用
及び変速用の両チエンジレバーの下端寄り部分
に夫々形成するボスを遊嵌させて両チエンジレ
バーを前後方向に回動自在に設けると共に、各
チエンジレバーの下端部をトランスミツシヨン
内に前後方向に進退自在に横架する前後進用及
び変速用の各シフトフオークシヤフトに対して
リンク機構を介して連結し、各チエンジレバー
の回動操作によるシフトフオークシヤフトの進
退作動によつて前後進の切替えと変速を行う様
に設けられ、 上記各支軸にその一端を各ボスに当接させて
ばねを介装させる事によつて、各ボスが常時支
軸の先端部若しくは基部方向に付勢された状態
にある様に設ける。
一対の支軸を突設し、各支軸に対して前後進用
及び変速用の両チエンジレバーの下端寄り部分
に夫々形成するボスを遊嵌させて両チエンジレ
バーを前後方向に回動自在に設けると共に、各
チエンジレバーの下端部をトランスミツシヨン
内に前後方向に進退自在に横架する前後進用及
び変速用の各シフトフオークシヤフトに対して
リンク機構を介して連結し、各チエンジレバー
の回動操作によるシフトフオークシヤフトの進
退作動によつて前後進の切替えと変速を行う様
に設けられ、 上記各支軸にその一端を各ボスに当接させて
ばねを介装させる事によつて、各ボスが常時支
軸の先端部若しくは基部方向に付勢された状態
にある様に設ける。
作 用
ばねの付勢圧によつてボスが支軸の先端部に螺
合するナツト若しくは支軸の基部に形成する段部
に圧接する状態が得られ、此によりエンジンの振
動及び路面からの突き上げによつて発生する振動
に対してチエンジレバーの振れを抑制する事が出
来る。
合するナツト若しくは支軸の基部に形成する段部
に圧接する状態が得られ、此によりエンジンの振
動及び路面からの突き上げによつて発生する振動
に対してチエンジレバーの振れを抑制する事が出
来る。
実施例
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図乃至第3図は第1の実施例を表わす図面
であつて、Aはトラツク本体、Bはトラツク本体
Aの前部に装着するリフト機構を示す。そして同
トラツク本体Aにおいて、1は前輪、2は後輪、
3はこの前後両輪1,2上に載架する機台フレー
ム、4はフロントプロテクタ、5はヘツドガード
であつて、機台フレーム3にはエンジン6、クラ
ツチ7、トランスミツシヨン8が搭載される。
又、同機台フレーム3のトツプにはフロントプロ
テクタ4との間に運転フロア9を存して運転席1
0が設けられ、同運転フロア9には前後進用チエ
ンジレバー11と変速用チエンジレバー12が前
後方向に回動自在に取り付けられる。即ち、機台
フレーム3には前後一対の支軸13,14が水平
方向に延在させて突設される。更に具体的には両
支軸13,14には基部寄りに大径部を存して段
部13a,14aが設けられる一方、先端部には
螺子部13b,14bが設けられ、両螺子部13
b,14bには後述する様にナツト15,16を
螺合させる事が可能な如く設けられる。又、前後
進用チエンジレバー11と変速用チエンジレバー
12にはその下端部寄りに位置してボス17,1
8が形成され、両ボス17,18は前述の支軸1
3,14に対して回動自在に遊嵌される。更に具
体的には両ボス17,18と支軸13,14間に
は軸受けメタル19,19が介装され、螺子部1
3b,14bにはボス17,18との間に抜け止
めプレート34とワツシヤ35,35を介在させ
てナツト15,16が螺合される。又、段部13
a,14aとボス17,18間にはカラー32,
32が介装される。そして又、両支軸13,14
の基部(大径部)には機台フレーム3と両ボス1
7,18の一端との間にばね20,20が介装さ
れ、同ばね20,20によつて両ボス17,18
は常時ナツト15,16方向に向けて付勢されて
ボス17,18の一端が抜け止めプレート34に
圧接する状態にある様に設けられる。
であつて、Aはトラツク本体、Bはトラツク本体
Aの前部に装着するリフト機構を示す。そして同
トラツク本体Aにおいて、1は前輪、2は後輪、
3はこの前後両輪1,2上に載架する機台フレー
ム、4はフロントプロテクタ、5はヘツドガード
であつて、機台フレーム3にはエンジン6、クラ
ツチ7、トランスミツシヨン8が搭載される。
又、同機台フレーム3のトツプにはフロントプロ
テクタ4との間に運転フロア9を存して運転席1
0が設けられ、同運転フロア9には前後進用チエ
ンジレバー11と変速用チエンジレバー12が前
後方向に回動自在に取り付けられる。即ち、機台
フレーム3には前後一対の支軸13,14が水平
方向に延在させて突設される。更に具体的には両
支軸13,14には基部寄りに大径部を存して段
部13a,14aが設けられる一方、先端部には
螺子部13b,14bが設けられ、両螺子部13
b,14bには後述する様にナツト15,16を
螺合させる事が可能な如く設けられる。又、前後
進用チエンジレバー11と変速用チエンジレバー
12にはその下端部寄りに位置してボス17,1
8が形成され、両ボス17,18は前述の支軸1
3,14に対して回動自在に遊嵌される。更に具
体的には両ボス17,18と支軸13,14間に
は軸受けメタル19,19が介装され、螺子部1
3b,14bにはボス17,18との間に抜け止
めプレート34とワツシヤ35,35を介在させ
てナツト15,16が螺合される。又、段部13
a,14aとボス17,18間にはカラー32,
32が介装される。そして又、両支軸13,14
の基部(大径部)には機台フレーム3と両ボス1
7,18の一端との間にばね20,20が介装さ
れ、同ばね20,20によつて両ボス17,18
は常時ナツト15,16方向に向けて付勢されて
ボス17,18の一端が抜け止めプレート34に
圧接する状態にある様に設けられる。
一方、前述のクラツチ7とトランスミツシヨン
8において、クラツチケース21には図示省略し
てあるがドライブシヤフトが横架され、同ドライ
ブシヤフトの一端はトランスミツシヨンケース2
2内に臨む如く設けられる。そして同ドライブシ
ヤフトの一端にはドライブギヤ24が軸架され
る。又、トランスミツシヨンケース22には上記
ドライブシヤフトと対向させてメインシヤフト2
5が、又メインシヤフト25と平行させてカウン
タシヤフト(図示省略)が夫々横架される。そし
て同メインシヤフト25にはクラツチギヤ26,
27,28が夫々遊転自在に軸架され、又カウン
タシヤフトにはドライブギヤ及びクラツチギヤ2
6,27,28と噛合させてカウンタギヤ(図示
省略)が夫々遊転自在に軸架される。そして又、
上記メインシヤフト25にはドライブギヤ24と
クラツチギヤ26間及び両クラツチギヤ27,2
8間に介在させてスリーブ29,29が進退自在
に設けられる。又、同トランスミツシヨンケース
22には複数本のシフトフオークシヤフト30,
30がメインシヤフト25と平行させて横架され
る。そして同シフトフオークシヤフト30,30
にはシフトフオーク31,31が軸架され、両シ
フトフオーク31,31は上述のスリーブ29,
29に係合される一方、同シフトフオークシヤフ
ト30,30の一端はリンク機構を構成するロツ
ド36を介して前述のチエンジレバー11,12
の下端部に連結され、両チエンジレバー11,1
2の操作を介して前後方向に進退させる事が可能
な如く設けられる。
8において、クラツチケース21には図示省略し
てあるがドライブシヤフトが横架され、同ドライ
ブシヤフトの一端はトランスミツシヨンケース2
2内に臨む如く設けられる。そして同ドライブシ
ヤフトの一端にはドライブギヤ24が軸架され
る。又、トランスミツシヨンケース22には上記
ドライブシヤフトと対向させてメインシヤフト2
5が、又メインシヤフト25と平行させてカウン
タシヤフト(図示省略)が夫々横架される。そし
て同メインシヤフト25にはクラツチギヤ26,
27,28が夫々遊転自在に軸架され、又カウン
タシヤフトにはドライブギヤ及びクラツチギヤ2
6,27,28と噛合させてカウンタギヤ(図示
省略)が夫々遊転自在に軸架される。そして又、
上記メインシヤフト25にはドライブギヤ24と
クラツチギヤ26間及び両クラツチギヤ27,2
8間に介在させてスリーブ29,29が進退自在
に設けられる。又、同トランスミツシヨンケース
22には複数本のシフトフオークシヤフト30,
30がメインシヤフト25と平行させて横架され
る。そして同シフトフオークシヤフト30,30
にはシフトフオーク31,31が軸架され、両シ
フトフオーク31,31は上述のスリーブ29,
29に係合される一方、同シフトフオークシヤフ
ト30,30の一端はリンク機構を構成するロツ
ド36を介して前述のチエンジレバー11,12
の下端部に連結され、両チエンジレバー11,1
2の操作を介して前後方向に進退させる事が可能
な如く設けられる。
第4図は第2の実施例を表わす図面であつて、
段部13a,14aとボス17,18間には両支
軸13,14間に亘つて一体に形成するカラー3
3が介装される。
段部13a,14aとボス17,18間には両支
軸13,14間に亘つて一体に形成するカラー3
3が介装される。
次にその作用について説明する。
第1図乃至第3図に表わす第1の実施例におい
て、両支軸13,14の基部(大径部)には機台
フレーム3と両ボス17,18の一端との間にば
ね20,20が介装され、同ばね20,20の付
勢圧(スラスト圧力)によつて両ボス17,18
は常時ナツト15,16側に押し付けられてボス
17,18の一端が抜け止めプレート34に圧接
する状態にあることにより、同ボス17,18の
一端と抜け止めプレート34の圧接面において発
生する摩擦力によつて振れを抑制する作用が得ら
れる。又、使用が繰り返されて軸受けメタル1
9、ボス17,18、抜け止めプレート34等の
各部に摩耗を生じた場合には、その摩耗を生じた
分だけばね20が伸長する事により、ボス17,
18が常時ナツト15,16側に押し付けられた
状態を保持する事が出来る。
て、両支軸13,14の基部(大径部)には機台
フレーム3と両ボス17,18の一端との間にば
ね20,20が介装され、同ばね20,20の付
勢圧(スラスト圧力)によつて両ボス17,18
は常時ナツト15,16側に押し付けられてボス
17,18の一端が抜け止めプレート34に圧接
する状態にあることにより、同ボス17,18の
一端と抜け止めプレート34の圧接面において発
生する摩擦力によつて振れを抑制する作用が得ら
れる。又、使用が繰り返されて軸受けメタル1
9、ボス17,18、抜け止めプレート34等の
各部に摩耗を生じた場合には、その摩耗を生じた
分だけばね20が伸長する事により、ボス17,
18が常時ナツト15,16側に押し付けられた
状態を保持する事が出来る。
又、第3図に表わす第2の実施例において、段
部13a,14aとボス17,18間には両支軸
13,14間に亘つて一体に形成するカラー33
が介装されているために同カラー33がチエンジ
レバー11,12と一緒に回つてしまうという不
具合を防止する作用、即ち、同カラー33及びば
ね20の摩耗を防止する作用が得られる。
部13a,14aとボス17,18間には両支軸
13,14間に亘つて一体に形成するカラー33
が介装されているために同カラー33がチエンジ
レバー11,12と一緒に回つてしまうという不
具合を防止する作用、即ち、同カラー33及びば
ね20の摩耗を防止する作用が得られる。
尚上記両実施例においては機台フレーム3とボ
ス17,18間にばね20を介装させる様に設け
られているがナツト15,16とボス17,18
間にばね20を介装させる事も可能である。
ス17,18間にばね20を介装させる様に設け
られているがナツト15,16とボス17,18
間にばね20を介装させる事も可能である。
考案の効果
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に機台フレームより水平方向に延在させ
て突設する支軸に対してチエンジレバーの下端寄
り部分に形成するボスを前後方向に回動自由に遊
嵌させる様に設けられるチエンジレバーの取り付
け構造において、上記支軸に対してその一端をボ
スに当接させてばねを介装させ、同ばねの付勢圧
(スラスト圧力)によつて、同ボスが常時支軸の
先端部に介在させて設けられる抜け止めプレート
若しくは支軸の基部に形成する段部に圧接する状
態が得られる様にした事により、この圧接部に発
生する摩擦力によつてチエンジレバーの振れを効
果的に抑制する事が出来、これによりオペレータ
の不快感を取り除き、振れによるチエンジレバー
の取り付け部の摩耗を防止する事が出来るに至つ
た。
上記の様に機台フレームより水平方向に延在させ
て突設する支軸に対してチエンジレバーの下端寄
り部分に形成するボスを前後方向に回動自由に遊
嵌させる様に設けられるチエンジレバーの取り付
け構造において、上記支軸に対してその一端をボ
スに当接させてばねを介装させ、同ばねの付勢圧
(スラスト圧力)によつて、同ボスが常時支軸の
先端部に介在させて設けられる抜け止めプレート
若しくは支軸の基部に形成する段部に圧接する状
態が得られる様にした事により、この圧接部に発
生する摩擦力によつてチエンジレバーの振れを効
果的に抑制する事が出来、これによりオペレータ
の不快感を取り除き、振れによるチエンジレバー
の取り付け部の摩耗を防止する事が出来るに至つ
た。
特に近年、トランスミツシヨンがフローテイン
グ支持される傾向にあり、この様なフローテイン
グ支持されたトランスミツシヨンにあつてはエン
ジンの振動をまともに受け、このため同トランス
ミツシヨンに連結されるチエンジレバーの振れに
よつてレバー抜けの危険が生じていたのである
が、本考案にあつては上記の様にチエンジレバー
の振れを効果的に抑制する事が出来るため、同チ
エンジレバーの振れに起因するレバー抜けを確実
に防止する事が出来るに至つた。
グ支持される傾向にあり、この様なフローテイン
グ支持されたトランスミツシヨンにあつてはエン
ジンの振動をまともに受け、このため同トランス
ミツシヨンに連結されるチエンジレバーの振れに
よつてレバー抜けの危険が生じていたのである
が、本考案にあつては上記の様にチエンジレバー
の振れを効果的に抑制する事が出来るため、同チ
エンジレバーの振れに起因するレバー抜けを確実
に防止する事が出来るに至つた。
第1図乃至第3図は第1の実施例を表わす図面
であつて、第1図は本考案に係るチエンジレバー
の振れ防止構造を具備するフオークリフトトラツ
クの全体を表わす側面図、第2図はトランスミツ
シヨンケース部分の断面図、第3図はチエンジレ
バー取り付け部の拡大断面図である。第4図は第
2の実施例を表わす図面であつて、チエンジレバ
ー取り付け部の拡大断面図である。第5図は従来
構造を表わすチエンジレバー取り付け部の拡大断
面図である。 A……トラツク本体、B……リフト機構、1…
…前輪、2……後輪、3……機台フレーム、4…
…フロントプロテクタ、5……ヘツドガード、6
……エンジン、7……クラツチ、8……トランス
ミツシヨン、9……運転フロア、10……運転
席、11……前後進用チエンジレバー、12……
変速用チエンジレバー、13,14……支軸、1
3a,14a……段部、13b,14b……螺子
部、15,16……ナツト、17,18……ボ
ス、19……軸受けメタル、20……ばね、21
……クラツチケース、22……トランスミツシヨ
ンケース、24……ドライブギヤ、25……メイ
ンシヤフト、26,27,28……クラツチギ
ヤ、29……スリーブ、30……シフトフオーク
シヤフト、31……シフトフオーク、32,33
……カラー、34……抜け止めプレート、35…
…ワツシヤ、36……ロツド。
であつて、第1図は本考案に係るチエンジレバー
の振れ防止構造を具備するフオークリフトトラツ
クの全体を表わす側面図、第2図はトランスミツ
シヨンケース部分の断面図、第3図はチエンジレ
バー取り付け部の拡大断面図である。第4図は第
2の実施例を表わす図面であつて、チエンジレバ
ー取り付け部の拡大断面図である。第5図は従来
構造を表わすチエンジレバー取り付け部の拡大断
面図である。 A……トラツク本体、B……リフト機構、1…
…前輪、2……後輪、3……機台フレーム、4…
…フロントプロテクタ、5……ヘツドガード、6
……エンジン、7……クラツチ、8……トランス
ミツシヨン、9……運転フロア、10……運転
席、11……前後進用チエンジレバー、12……
変速用チエンジレバー、13,14……支軸、1
3a,14a……段部、13b,14b……螺子
部、15,16……ナツト、17,18……ボ
ス、19……軸受けメタル、20……ばね、21
……クラツチケース、22……トランスミツシヨ
ンケース、24……ドライブギヤ、25……メイ
ンシヤフト、26,27,28……クラツチギ
ヤ、29……スリーブ、30……シフトフオーク
シヤフト、31……シフトフオーク、32,33
……カラー、34……抜け止めプレート、35…
…ワツシヤ、36……ロツド。
Claims (1)
- 機台フレームより水平方向に延在させて前後一
対の支軸を突設し、各支軸に対して前後進用及び
変速用の両チエンジレバーの下端寄り部分に夫々
形成するボスを遊嵌させて両チエンジレバーを前
後方向に回動自在に設けると共に、各チエンジレ
バーの下端部をトランスミツシヨン内に前後方向
に進退自在に横架する前後進用及び変速用の各シ
フトフオークシヤフトに対してリンク機構を介し
て連結し、各チエンジレバーの回動操作によるシ
フトフオークシヤフトの進退作動によつて前後進
の切替えと変速を行う様に設けられ、上記各支軸
に対してその一端を各ボスに当接させてばねを介
装させた事を特徴とするチエンジレバーの振れ防
止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985123430U JPH0311479Y2 (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985123430U JPH0311479Y2 (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232419U JPS6232419U (ja) | 1987-02-26 |
JPH0311479Y2 true JPH0311479Y2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=31014526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985123430U Expired JPH0311479Y2 (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0311479Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853611Y2 (ja) * | 1978-05-26 | 1983-12-06 | 株式会社クボタ | 油圧制御レバ−装置 |
-
1985
- 1985-08-10 JP JP1985123430U patent/JPH0311479Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6232419U (ja) | 1987-02-26 |
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