JP2002017124A - 水田作業機の後輪支持装置 - Google Patents

水田作業機の後輪支持装置

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JP2002017124A
JP2002017124A JP2000202054A JP2000202054A JP2002017124A JP 2002017124 A JP2002017124 A JP 2002017124A JP 2000202054 A JP2000202054 A JP 2000202054A JP 2000202054 A JP2000202054 A JP 2000202054A JP 2002017124 A JP2002017124 A JP 2002017124A
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Japan
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transmission case
case
right lateral
machine
lateral transmission
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JP2000202054A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Miki
三木  博幸
Seiichi Takahashi
清一 高橋
Kiwamu Fukunaga
究 福永
Akihiro Sugioka
昭弘 杉岡
Yoshihide Miyanishi
吉秀 宮西
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後車軸ケースの上面から泥土の塊が圃場や路
上などに落下させることを防止できるようにする。 【解決手段】 本機フレームにパイプ状の左右横向き伝
動ケース51を取り付け、この左右横向き伝動ケース5
1の左右両端のそれぞれに後車軸ケース44rを連結
し、これら後車軸ケース44rの下端部のそれぞれに後
輪を軸支させ、前記後車軸ケース44rの上面59それ
ぞれを勾配面に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本機フレームにパ
イプ状の左右横向き伝動ケースを取り付け、この左右横
向き伝動ケースの左右両端のそれぞれに後車軸ケースを
連結し、これら後車軸ケースの下端部のそれぞれに後輪
を軸支させてある田植機など水田作業機の後輪支持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水田作業機の後輪支持装置では、
後車軸ケースの上面が凸凹面や水平面に形成されてい
た。
【0003】また、水田作業機の後輪支持装置では、左
右の後車軸ケースのそれぞれに左右の後輪に対するブレ
ーキを内装するのであるが、従来では、これらブレーキ
を操作するためのブレーキフォーク軸を左右の後車軸ケ
ースのそれぞれに軸支させていた。
【0004】更に、水田作業機の後輪支持装置では、後
車軸ケースのそれぞれを補強するのであるが、従来で
は、後車軸ケースを補強するに、後車軸ケースそれぞれ
の前面に、機体進行方向に突出する複数の補強リブを左
右に間隔を隔てて形成していた。
【0005】また、従来の水田作業機の後輪支持装置で
は、左右の後車軸ケースのそれぞれを鉛直な姿勢に配置
していた。
【0006】更に、水田作業機の後輪支持装置では、左
右横向き伝動ケースを本機フレームに対して前後向き軸
心周りにローリング自在に構成することにより、耕盤の
凸凹にかかわらず左右の後輪をともに接地させて、後輪
駆動による機体推進を安定化させる手段が採用されるこ
とが多い。このような場合、左右横向き伝動ケースを本
機フレームに対して平行なローリング姿勢にスプリング
で揺動付勢して、左右横向き伝動ケースの過敏なローリ
ングを抑制することで、機体の安定性を高めるのが普通
であるが、従来では、特開昭60−248108号公報
で見られるように、左右横向き伝動ケースのうち前後向
き軸心の左右両側の箇所それぞれに、前方に突出するブ
ラケットを固着し、これらブラケットとそれらに対応す
る本機フレーム部分とのあいだに圧縮コイルスプリング
を介装して、左右横向き伝動ケースを平行なローリング
姿勢に揺動付勢するようにしていた。
【0007】また、左右横向き伝動ケースをローリング
自在に構成した水田作業機の後輪支持装置では、左右横
向き伝動ケース側のローリング軸を本機フレーム側のホ
ルダに軸受けブッシュを介して回転自在に支持させる形
態が一般的に採用されるが、従来では、ホルダ内周面の
軸心方向視形状と軸受けブッシュ外周面の軸心方向視形
状とを両者の相対回転を許容する円形に形成していた。
【0008】更に、左右横向き伝動ケースをローリング
自在に本機フレームに取り付けるに、本機フレームのう
ち左右横向き伝動ケースの前後両側位置それぞれに左右
横向き伝動ケースを支持するホルダを設ける手段が一般
的に採用されるが、従来では、前後のホルダのそれぞれ
を本機フレームに対して着脱自在として、左右横向き伝
動ケースを本機フレームに取り付けるようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、次のような欠点があった。
【0010】左右の後車軸ケースの上面を水平面や凸凹
面に形成している場合には、後輪で跳ね上げられた泥土
が後車軸ケースの上面に溜まって塊状に固まり、それ
が、機体振動などで圃場や路上に落下する不都合があっ
た。
【0011】左右の車軸ケースのそれぞれにブレーキフ
ォーク軸を軸支させる場合には、車軸ケースが一般に鋳
造されるものであるから、車軸ケースの鋳型が形状複雑
なものになって、車軸ケースのコストアップを招来す
る。
【0012】車軸ケースの前面に機体進行方向前方に突
出する複数の補強リブを左右に並べて形成する場合に
は、左右の補強リブ間に泥土が入り込んで塊状に固ま
り、機体振動などでそれが圃場や路上に落下する不都合
があった。
【0013】左右の車軸ケースを鉛直姿勢に配置してあ
る場合には、植付条間に応じた後輪トレッドを得るため
に、車軸ケースから左右外方に突出する車軸の長さが長
くなって、後輪支持の確実化を期す上で、車軸が太いも
のとなってコストアップを招来していた。
【0014】左右横向き伝動ケースから前方に突出させ
たブラケットと本機フレームとのあいだに圧縮コイルス
プリングを介装して、左右横向き伝動ケースを平行なロ
ーリング姿勢に揺動付勢する場合には、ブラケットが片
持ち状となるため、圧縮コイルスプリングによる付勢力
を左右横向き伝動ケースに確実に伝達するようにするに
は、ブラケットに要求される強度・剛性が大きいものと
なって、ブラケットが大型化し、コストアップを招来す
る。
【0015】ホルダ内周面と軸受けブッシュ外周面との
軸心方向視形状を円形に形成してある場合には、ホルダ
に対して軸受けブッシュが回転可能な状態となる。他
方、ホルダにローリング軸を軸受けブッシュを介して回
転自在に保持させる構造では、ローリング軸が軸受けブ
ッシュに対して回転するように設計、製作するのが基本
であり、ホルダには、軸受けブッシュを円滑に回転する
ように支持する精度が要求されていない。従って、軸受
けブッシュが共回りすると、ホルダと軸受けブッシュと
のあいだの相対回転に対する摩擦力が大きくて、軸受け
ブッシュ外周面の摩耗が進行し、その結果、ホルダと軸
受けブッシュとのあいだにガタが発生して、左右横向き
伝動ケースの円滑なローリングを期待できなくなる。
【0016】本機フレームに対して着脱自在な前後のホ
ルダを介して左右横向き伝動ケースをローリング自在に
本機フレームに支持させる場合には、左右横向き伝動ケ
ースを本機フレームに組み付ける際、前後のホルダを本
機フレームに取り付ける必要があって、組み付け手数が
多くなることで作業性が悪い。しかも、後輪駆動する場
合、左右横向き伝動ケースを介して前部のホルダに大き
な推進力が作用するから、左右横向き伝動ケースの本機
フレームへの組み付けを確実なものにするには、前部の
ホルダを本機フレームに確実・強固に組み付ける必要が
あり、前部のホルダの本機フレームへの取付ボルトなど
の取付構造が大型化してコストアップを招来する。
【0017】本発明の目的は、上記従来の欠点を解消す
る点にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明に
よる水田作業機の後輪支持装置の特徴・作用・効果は次
の通りである。
【0019】〔特徴〕本機フレームにパイプ状の左右横
向き伝動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケース
の左右両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら
後車軸ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてあ
る水田作業機の後輪支持装置であって、前記後車軸ケー
スの上面それぞれを勾配面に形成してある点にある。
【0020】〔作用〕後車軸ケースの上面それぞれを勾
配面に形成してあるから、後輪で跳ね上げられるなどし
て上面に乗った泥土の大部分が上面に停留することなく
直ちに流下排出され、その結果、上面で泥土が大きな塊
状に固まることがない。
【0021】〔効果〕従って、後車軸ケースの上面から
泥土の塊が圃場や路上などに落下することを防止できる
ようになった。
【0022】請求項2に係る本発明による水田作業機の
後輪支持装置の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0023】〔特徴〕本機フレームにパイプ状の左右横
向き伝動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケース
の左右両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら
後車軸ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてあ
る水田作業機の後輪支持装置であって、前記後車軸ケー
スのそれぞれに左右の後輪に対するブレーキを内装し、
これらブレーキを操作するためのブレーキフォーク軸を
前記左右横向き伝動ケースに軸支させてある点にある。
【0024】〔作用〕後車軸ケースにブレーキを内装す
るものの、それらブレーキを操作するためのブレーキフ
ォーク軸を後車軸ケースではなく左右横向き伝動ケース
に軸支させてあるから、後車軸ケースにブレーキフォー
ク軸を軸支するための軸受け構造が不要で、後車軸ケー
ス形状を簡素化することができる。他方、左右横向き伝
動ケースにブレーキフォーク軸を軸支させるにあたって
は、左右横向き伝動ケースへの軸受け部材の溶接などに
より軸受けを容易に形成することができる。
【0025】〔効果〕従って、後車軸ケースの鋳型形状
が簡単なもので済むことと、左右横向き伝動ケースにブ
レーキフォーク軸の軸受けを簡単に形成できることとの
相乗により、コストダウンを図ることができるようにな
った。
【0026】請求項3に係る本発明による水田作業機の
後輪支持装置の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0027】〔特徴〕本機フレームにパイプ状の左右横
向き伝動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケース
の左右両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら
後車軸ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてあ
る水田作業機の後輪支持装置であって、前記後車軸ケー
スそれぞれの外面に、機体進行方向に直交する方向に突
出する縦向き補強リブを形成してある点にある。
【0028】〔作用〕後車軸ケースに縦向き補強リブを
形成して後車軸ケースを補強するのであるが、縦向き補
強リブが機体進行方向に直交する方向に突出するもので
あるから、縦向き補強リブの複数を前後に並べて形成し
た場合であっても、機体進行に伴いその縦向き補強リブ
間に泥土が侵入することを極力抑制することができ、縦
向き補強リブ間に泥土が溜まって塊状に固まることを防
止することができる。
【0029】〔効果〕従って、後車軸ケースの補強に起
因した泥土塊の圃場や路上への落下を防止できるように
なった。
【0030】請求項4に係る本発明による水田作業機の
後輪支持装置の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0031】〔特徴〕本機フレームにパイプ状の左右横
向き伝動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケース
の左右両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら
後車軸ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてあ
る水田作業機の後輪支持装置であって、前記後車軸ケー
スのそれぞれを、下部ほど左右外側に位置する対地傾斜
姿勢に配置してある点にある。
【0032】〔作用〕後車軸ケースのそれぞれを、下部
ほど左右外側に位置する対地傾斜姿勢に配置してあるか
ら、植付条間に応じた大きい後輪トレッドを確保しなが
らも、後輪の車軸を短いものにすることができる。
【0033】〔効果〕従って、後輪支持を確実に行いな
がらも、車軸を細いものにしてコストダウンを図ること
ができるようになった。
【0034】請求項5に係る本発明による水田作業機の
後輪支持装置の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0035】〔特徴〕本機フレームにパイプ状の左右横
向き伝動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケース
の左右両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら
後車軸ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてあ
る水田作業機の後輪支持装置であって、前記左右横向き
伝動ケースを本機フレームに対して前後向き軸心周りに
ローリング自在に構成し、この左右横向き伝動ケースと
本機フレームとのあいだに、左右横向き伝動ケースを本
機フレームに対して平行なローリング姿勢に揺動付勢す
る左右一対の圧縮コイルスプリングを、前記左右横向き
伝動ケースの前後幅内に位置する状態で介在させてある
点にある。
【0036】〔作用〕左右横向き伝動ケースを平行なロ
ーリング姿勢に付勢する左右一対の圧縮コイルスプリン
グを左右横向き伝動ケースの前後幅内に位置する状態で
介在させてあるから、圧縮コイルスプリングのばね受け
となる左右横向き伝動ケース側のブラケットを前後の箇
所で左右横向き伝動ケースに両持ち支持させることがで
きる。
【0037】〔効果〕従って、圧縮コイルスプリングに
よる付勢力を確実に左右横向き伝動ケースに作用させな
がらも、圧縮コイルスプリングを受ける左右横向き伝動
ケース側のブラケットを小型化できてコストダウンを図
ることができるようになった。
【0038】請求項6に係る本発明による水田作業機の
後輪支持装置の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0039】〔特徴〕本機フレームにパイプ状の左右横
向き伝動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケース
の左右両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら
後車軸ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてあ
る水田作業機の後輪支持装置であって、前記左右横向き
伝動ケースを本機フレームに対して前後向き軸心周りに
ローリング自在に構成し、この左右横向き伝動ケース側
のローリング軸を本機フレーム側のホルダに軸受けブッ
シュを介して回転自在に支持させるに、前記ホルダの内
周面の軸心方向視形状と、軸受けブッシュの外周面の軸
心方向視形状とを、両者を回り止めする異径に形成して
ある点にある。
【0040】〔作用〕ホルダ内周面及び軸受けブッシュ
外周面の軸心方向視形状を異径に形成して、ホルダに対
して軸受けブッシュを回り止めしてあるから、軸受けブ
ッシュの共回りを防止して軸受けブッシュ外周面の摩耗
を防止することができる。
【0041】〔効果〕従って、ガタツキなく左右横向き
伝動ケースを円滑にローリングさせることができるよう
になった。
【0042】請求項7に係る本発明による水田作業機の
後輪支持装置の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0043】〔特徴〕本機フレームにパイプ状の左右横
向き伝動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケース
の左右両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら
後車軸ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてあ
る水田作業機の後輪支持装置であって、前記左右横向き
伝動ケースを本機フレームに対して前後向き軸心周りに
ローリング自在に構成し、この左右横向き伝動ケースを
それの前後両側の位置それぞれで本機フレーム側のホル
ダにローリング自在に支持させるに、前部のホルダを本
機フレームに固着し、後部のホルダを本機フレームに対
して着脱自在に構成してある点にある。
【0044】〔作用〕前部のホルダを本機フレームに固
着して大型化を招来することなく前部のホルダを強力に
本機フレームに取り付ける形態を採用しながらも、左右
横向き伝動ケースの組み付け形態として、先ず前部のホ
ルダに左右横向き伝動ケースを支持させ、その状態で後
部のホルダを本機フレームに取り付けつつその後部のホ
ルダに左右横向き伝動ケースを支持させる形態を採用す
ることにより、左右横向き伝動ケースを本機フレームに
ローリング自在に組み付けることができるから、後輪駆
動に伴う推進力を左右横向き伝動ケースから受ける前部
のホルダを強固に本機フレームに取り付けさせて推進力
を本機に確実に伝達しながらも、左右横向き伝動ケース
を本機フレームに組み付ける際のホルダの本機フレーム
への取付手数が後部のホルダの一つを取り付けるだけの
手数で済む。
【0045】〔効果〕従って、左右横向き伝動ケースを
強固に本機フレームに取り付けながらも、その左右横向
き伝動ケースの本機フレームへの組み付け作業性を良好
化できるようになった。
【0046】
【発明の実施の形態】水田作業機の一例である田植機
は、図1、図2に示すように、自走式の乗用本機1の後
部に水田作業装置の一例である複数条植え式の苗植付装
置2を4連リンク機構3を介して昇降自在に連結し、圧
油供給に伴い苗植付装置2を上昇させるとともに排油に
伴い苗植付装置2を自重で下降させる油圧シリンダ4を
設けて構成されている。
【0047】前記乗用本機1は、前部に原動部を搭載
し、後部に運転座席5を搭載しており、左右一対の操向
用の駆動前輪6と左右一対の駆動後輪7とを備えてい
る。前記原動部は、リコイルスタータ付きのエンジン8
と、このエンジン8によりベルトテンション式の主クラ
ッチ9を介して駆動される前後進切り換え自在な静油圧
式の無段変速装置10と、この無段変速装置10からの
出力を走行部及び苗植付装置2に伝達するミッションケ
ース11とを備えている。
【0048】前記ミッションケース11内には、図3、
図4に示すように、走行部全体に対する主ブレーキ17
と、無段変速装置10の出力を高低2段に切り換える副
変速装置18が設けられている。前記主ブレーキ17
は、副変速装置18から走行部への動力取出しギヤ40
をブレーキディスクとして一対のブレーキパッド41で
動力取出しギヤ40を挟むことで制動するディスクブレ
ーキである。また、ミッションケース11には、過負荷
が作用したとき伝動を自動的に断つジャンプクラッチ利
用のトルクリミッター42を介して前記無段変速装置1
0の出力軸10aに連動する前記苗植付装置2への出力
軸43が装着されている。
【0049】前記運転座席5の前方には、前記駆動前輪
6を操向操作するためのステアリングハンドル19と、
前記無段変速装置10を操作するための主変速レバー2
0と、前記副変速装置18を操作するための副変速レバ
ー21と、アクセルレバー22とが配置されている。
【0050】前記運転座席5の足元部には、踏み込み作
動に伴い前記主クラッチ9を切り作動させるとともに前
記主ブレーキ17を制動作動させる主クラッチブレーキ
ペダルCBPと、踏み込み作動に伴い前記駆動前輪6へ
の伝動系に介装した差動装置を非作動状態に切り換える
デフロックペダルDPとが配置されている。
【0051】そして、前記乗用本機1の前部には、左右
横向き軸心P周りでの揺動により乗用本機1の前方に突
出した作用姿勢と起立した格納姿勢とに切り換え操作自
在な本機前部押え操作アーム28が装着されている。こ
の本機前部押え操作アーム28には、走行照準具47
が、本機前部押え操作アーム28が格納姿勢にある状態
で本機前部押え操作アーム28よりも上方に突出する起
立作用姿勢と倒立格納姿勢とに揺動切り換え自在に取り
付けられている。
【0052】前記駆動前輪6の支持装置は、図3、図5
に示すように、前記ミッションケース11に車軸ケース
44の一つである左右の前車軸ケース44fを装着し、
これら前車軸ケース44fそれぞれの下端に駆動前輪6
を軸支させて構成されており、前記前車軸ケース44f
は、ミッションケース11に装着のケース本体Aと、こ
れに対して着脱自在な蓋ケースBとからなる。前記ケー
ス本体Aは、ミッションケース11に装着される上部固
定ケース部Aaと、前記蓋ケースBと共同して車軸45
の一つである前車軸45fを回転自在に支持する下部可
動ケース部Abとからなり、下部可動ケース部Abは、
縦向きの操向軸心x周りに揺動自在に上部固定ケース部
Aaに連結されている。そして、図6に示すように、前
記ステアリングハンドル19のハンドル軸19aにピニ
オンギヤ46とセクタギヤ47とを介して連動するピッ
トマンアーム48と、下部可動ケース部Abそれぞれに
ボルト49aを介して固着のナックルアーム49とをド
ラッグリンク50を介して連動連結することにより、ス
テアリングハンドル19の操作に伴い左右の駆動前輪6
を同方向に操向するように構成されている。なお、左右
の前車軸ケース44fは、ナックルアーム49を外した
状態で同一に構成されている。
【0053】前記駆動後輪7の支持装置は、図6〜図1
2に示すように、本機フレームFに左右中央に位置する
前後向き軸心y周りにローリング自在にパイプ状の左右
横向き伝動ケース51を取り付け、この左右横向き伝動
ケース51の左右両端それぞれに、車軸ケース44の一
つである後車軸ケース44rを連結し、これら後車軸ケ
ース44rの下端部それぞれに前記駆動後輪7を軸支さ
せて構成されており、後車軸ケース44rは、左右横向
き伝動ケース51に装着されるケース本体Aと、これに
対して着脱自在で装着状態においてケース本体Aと共同
して車軸45の一つである後車軸45rを回転自在に支
持する蓋ケースBとからなる。
【0054】前記左右横向き伝動ケース51と本機フレ
ームFとのあいだには、左右横向き伝動ケース51を本
機フレームFに対して平行なローリング姿勢に揺動付勢
する左右一対の圧縮コイルスプリング52が、左右横向
き伝動ケース51の前後幅内に位置する状態で介在され
ている。具体的には、本機フレームFに固着のばね受け
53と左右横向き伝動ケース51に固着のL字形のばね
受け54とのあいだに圧縮コイルスプリング52が介装
されている。
【0055】また、前記左右横向き伝動ケース51を本
機フレームFにローリング自在に取り付ける手段は、本
機フレームFのうち左右横向き伝動ケース51の前後に
位置する箇所それぞれに、左右横向き伝動ケース51に
連設のローリング軸55を軸受けブッシュ56を介して
回転自在に支持するホルダ57を取り付ける手段であっ
て、前記ホルダ57の内周面の軸心方向視形状と、軸受
けブッシュ56の外周面の軸心方向視形状とは、両者を
回り止めする異径に形成されている。つまり、左右横向
き伝動ケース51のローリング時には、軸受けブッシュ
56に対してローリング軸55が回転するようになって
いる。
【0056】前記ホルダ57のうち、前部のホルダ57
は、溶接により本機フレームFに固着されており、後部
のホルダ57は、本機フレームFにボルト58で着脱自
在に止められている。
【0057】また、後車軸ケース44rの上面59は、
図14にも示すように、左右外側ほど下方に位置する勾
配面に形成されており、後車軸ケース44rの左右外面
には、機体進行方向に直交する方向に突出する縦向き補
強リブ60が一体形成されている。更に、左右の後車軸
ケース44rは、下部ほど左右外側に位置する対地傾斜
姿勢に配置されている。
【0058】前記駆動前輪6及び駆動後輪7への伝動装
置、つまり、走行伝動装置は、図3、図5に示すよう
に、前記動力取出しギヤ40と一体回転する筒軸を入力
軸61とする前輪デフ62を設け、この前輪デフ62に
連動する左右の左右横向き伝動軸63の端部それぞれを
対応する前車軸ケース44fに軸受け64を介して回転
自在に支持させ、これら左右横向き伝動軸63の端部そ
れぞれに一対のベベルギヤ65,66を介して減速連動
する前輪用の縦向き伝動軸67fを前車軸ケース44f
に4つの軸受け68を介して回転自在に支持させ、これ
ら縦向き伝動軸67fそれぞれの下端に前車軸45fを
前輪用の一対のベベルギヤ69f,70fを介して減速
連動させて、駆動前輪6に動力を伝達するように構成さ
れている。なお、前記前輪デフ62は、入力軸61と一
方の左右横向き伝動軸63とのあいだに噛み合い式のク
ラッチ71を設けて、クラッチ71を入り作動させて入
力軸61と左右横向き伝動軸63とを一体回転状態にす
ることで差動を行わないデフロック状態を現出し、クラ
ッチ71を切り作動させて入力軸61と左右横向き伝動
軸63との一体回転状態を解除することで差動作動する
デフロック解除状態を現出するように構成されている。
そして、前記デフロックペダルDPの踏み込み操作に伴
い操作軸72を回転させることで可逆的にデフロック状
態に切り換わるように構成されている。
【0059】他方、走行伝動装置は、図3、図7、図8
に示すように、前記入力軸61に一対のベベルギヤ7
3,74を介して連動する後輪用動力取出し軸75を前
記ミッションケース11に二つの軸受け76を介して回
転自在に支持させ、この後輪用動力取出し軸75に筒状
伝動軸77を介して連動する後輪入力軸78を前記左右
横向き伝動ケース51に前記前後向き軸心y上に位置す
る状態で二つの軸受け79を介して回転自在に支持さ
せ、この後輪入力軸78にベベルギヤ80を介して連動
する動力左右振り分け用ベベルギヤ81を左右横向き軸
心周りに回転自在に左右横向き伝動ケース51に軸受け
82を介して回転自在に支持させ、この動力左右振り分
け用ベベルギヤ81に噛み合い式の左右の操向クラッチ
83を介して連動する左右の左右横向き伝動軸84を左
右横向き伝動ケース51に内装し、これら左右横向き伝
動軸84の端部それぞれに一対のベベルギヤ85,86
を介して連動する後輪用の縦向き伝動軸67rを後車軸
ケース44rに軸受け87を介して回転自在に支持さ
せ、これら縦向き伝動軸67rそれぞれの下端に後車軸
45rを後輪用の一対のベベルギヤ69r,70rを介
して減速連動させて、駆動後輪7に動力を伝達するよう
に構成されている。なお、後輪入力軸78を支持する左
右横向き伝動ケース51部分は、前記前部のローリング
軸55である。前記後車軸ケース44rのそれぞれに
は、左右横向き伝動軸84に作用して左右の駆動後輪7
それぞれに別々に制動力を付与する多板式の左右の操向
ブレーキ88が内装されている。他方、前記左右横向き
伝動ケース51には、初期位置から特定方向へ第1設定
量で回転することにより対応する前記操向クラッチ83
を切り作動させ、引き続き第2設定量で回転することに
より対応する操向ブレーキ88を制動作動させる左右の
ブレーキフォーク軸89が軸支されている。詳述する
と、軸心方向特定方向に移動することで操向クラッチ8
3を切り作動させた後操向ブレーキ88を制動作動させ
る左右の筒状シフタ90を左右横向き伝動軸84に外装
し、これら筒状シフタ90のそれぞれを操向クラッチ切
り・操向ブレーキ制動解除方向に別々に移動付勢する左
右のスプリング91を設け、前記ブレーキフォーク軸8
9のそれぞれに、ブレーキフォーク軸89の回転に伴い
対応する筒状シフタ90をスプリング91の付勢力に抗
して作動させるフォーク92と操作アーム93とを固着
してある。
【0060】前記左右の操向クラッチ83及び操向ブレ
ーキ88を操作する手段は、図6に示すように、前記ス
テアリングハンドル19が直進状態から左右に設定量以
上に回転操作されたとき、左右の操向クラッチ83及び
操向ブレーキ88のうち旋回内側のものを切り状態・制
動状態に切り換える手段であって、前記ピットマンアー
ム48と左右の操作アーム93とを連係させる左右の連
動ロッド94を設けて構成されている。なお、連動ロッ
ド94の途中には、ピットマンアーム48の操作量と操
作アーム93の作動量との差を吸収する吸収スプリング
95が介装されている。
【0061】次に、前記前車軸ケース44fに前車軸4
5fを支持させる手段及び、前記後車軸ケース44rに
後車軸45rを支持させる手段について説明すると、こ
れらは共通の手段であって、図5、図8、図15に示す
ように、車軸ケース44のうちケース本体Aには、車軸
45に回り止め状態に装着される大径のベベルギヤ70
(前輪用ベベルギヤ70f,後輪用ベベルギヤ70r)
を挿抜するためのギヤ挿抜孔96が形成されており、蓋
ケースBは、ケース本体Aに対して着脱自在で装着状態
において前記ギヤ挿抜孔96を閉塞するものである。車
軸45の一端部は、ケース本体Aに軸受け97を介して
左右内方への移動を接当規制される状態で回転自在に支
持されており、車軸45の中間部は、閉塞状態にある蓋
ケースBに軸受け98を介して回転自在に支持されてい
る。そして、車軸45の左右外方への移動を規制する手
段は、車軸45に周溝99を形成し、この周溝99に車
軸用止め輪100を軸心方向位置決め状態に嵌合させ、
この車軸用止め輪100を蓋ケースBの軸受け98の内
側側面に接当させ、前記大径のベベルギヤ70を前記車
軸用止め輪100に被さって車軸用止め輪100の拡径
を阻止する状態に設ける手段である。
【0062】前記蓋ケースBをケース本体Aに装着する
手段は、図16にも示すように、ケース本体Aのうちギ
ヤ挿抜孔96の周面に形成した周溝101に止め輪10
2を嵌合させ、この止め輪102の蓋ケースBへの接当
で蓋ケースBのケース本体Aに対する軸心方向外側への
移動を阻止し、ギヤ挿抜孔96の周面に形成した凹部1
03に蓋ケースBに形成の凸部104を嵌合させて蓋ケ
ースBのケース本体Aに対する軸心周り姿勢を決めるこ
とで装着する手段である。Sはオイルシール用のオーリ
ングである。
【0063】また、駆動前輪6への伝動装置では、図1
7、図18に示すように、前車軸ケース44f( 車軸ケ
ース44) のうち左右横向き伝動軸63の端部を軸受け
64を介して回転自在に支持するボス部105の挿通孔
106を、左右横向き伝動軸63側の小径ベベルギヤ6
5よりも大径に形成し、この挿通孔106に、前輪用縦
向き伝動軸67f( 縦向き伝動軸67) 側の大径ベベル
ギヤ66の直径よりも幅広でかつ大径ベベルギヤ66の
高さよりも高い大きさの大径ベベルギヤ挿通用異径部1
07を備えさせてある。
【0064】かつ、駆動前輪6への伝動装置では、図5
に示すように、前輪用縦向き伝動軸67fに、内周面に
シールゴム108が張られたスリーブ109を外装し、
このスリーブ109と前記上部固定ケース部Aaとのあ
いだに上部固定ケース部Aaの下部開口を閉塞するシー
ル材110を介装し、スリーブ109と下部可動ケース
部Abとのあいだに下部可動ケース部Abの上部開口を
閉塞するシール材111を介装してあって、前記ミッシ
ョンケース11内とそれに連通する上部固定ケース部A
a内をオイルバスとしてそれら内に配置される伝動要素
に対するオイル潤滑を行い、下部可動ケース部Ab内の
伝動要素に対してはグリス潤滑を行うようになってい
る。
【0065】また、前記駆動前輪6及び駆動後輪7の支
持装置では、図15に示すように、前記蓋ケースBの軸
受けボス部112と車軸45とのあいだのうち軸受け9
8よりも外側の箇所には、シール材113が介装されて
おり、車軸45の車輪取付ハブ部45Aには、前記軸受
けボス部112の外側端部の外側に小間隙を隔てて重な
って軸受けボス部112とのあいだにラビリンスシール
114を形成する筒部45aが一体連設されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の側面図
【図2】田植機の平面図
【図3】ミッションケースの展開断面図
【図4】ミッションケース要部の断面図
【図5】前車軸ケースの縦断正面図
【図6】操作系統図
【図7】後車軸ケースへの伝動機構の展開断面図
【図8】後車軸ケースの縦断正面図
【図9】左右横向き伝動ケース取付部の切り欠き側面図
【図10】左右横向き伝動ケース取付部の背面図
【図11】左右横向き伝動ケース取付部の切り欠き側面
【図12】左右横向き伝動ケース取付部の分解側面図
【図13】軸受けブッシュの断面図
【図14】後車軸ケースの正面図と側面図と横断面図
【図15】車軸取付構造の分解断面図
【図16】車軸取付構造の側面図
【図17】前車軸ケース要部の断面図
【図18】図17でのZ−Z線断面図
【符号の説明】 F 本機フレーム 51 左右横向き伝動ケース 44r 後車軸ケース 7 後輪 59 上面 88 ブレーキ 89 ブレーキフォーク軸 60 縦向き補強リブ y 前後向き軸心 52 圧縮コイルスプリング 55 ローリング軸 56 軸受けブッシュ 57 ホルダ
フロントページの続き (72)発明者 福永 究 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 杉岡 昭弘 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 宮西 吉秀 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B063 AA01 AA14 AB01 AB08 BA23 3D001 AA03 AA09 BA54 CA06 DA01 DA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本機フレームにパイプ状の左右横向き伝
    動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケースの左右
    両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら後車軸
    ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてある水田
    作業機の後輪支持装置であって、前記後車軸ケースの上
    面それぞれを勾配面に形成してある水田作業機の後輪支
    持装置。
  2. 【請求項2】 本機フレームにパイプ状の左右横向き伝
    動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケースの左右
    両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら後車軸
    ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてある水田
    作業機の後輪支持装置であって、前記後車軸ケースのそ
    れぞれに左右の後輪に対するブレーキを内装し、これら
    ブレーキを操作するためのブレーキフォーク軸を前記左
    右横向き伝動ケースに軸支させてある水田作業機の後輪
    支持装置。
  3. 【請求項3】 本機フレームにパイプ状の左右横向き伝
    動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケースの左右
    両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら後車軸
    ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてある水田
    作業機の後輪支持装置であって、前記後車軸ケースそれ
    ぞれの外面に、機体進行方向に直交する方向に突出する
    縦向き補強リブを形成してある水田作業機の後輪支持装
    置。
  4. 【請求項4】 本機フレームにパイプ状の左右横向き伝
    動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケースの左右
    両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら後車軸
    ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてある水田
    作業機の後輪支持装置であって、前記後車軸ケースのそ
    れぞれを、下部ほど左右外側に位置する対地傾斜姿勢に
    配置してある水田作業機の後輪支持装置。
  5. 【請求項5】 本機フレームにパイプ状の左右横向き伝
    動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケースの左右
    両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら後車軸
    ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてある水田
    作業機の後輪支持装置であって、前記左右横向き伝動ケ
    ースを本機フレームに対して前後向き軸心周りにローリ
    ング自在に構成し、この左右横向き伝動ケースと本機フ
    レームとのあいだに、左右横向き伝動ケースを本機フレ
    ームに対して平行なローリング姿勢に揺動付勢する左右
    一対の圧縮コイルスプリングを、前記左右横向き伝動ケ
    ースの前後幅内に位置する状態で介在させてある水田作
    業機の後輪支持装置。
  6. 【請求項6】 本機フレームにパイプ状の左右横向き伝
    動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケースの左右
    両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら後車軸
    ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてある水田
    作業機の後輪支持装置であって、前記左右横向き伝動ケ
    ースを本機フレームに対して前後向き軸心周りにローリ
    ング自在に構成し、この左右横向き伝動ケース側のロー
    リング軸を本機フレーム側のホルダに軸受けブッシュを
    介して回転自在に支持させるに、前記ホルダの内周面の
    軸心方向視形状と、軸受けブッシュの外周面の軸心方向
    視形状とを、両者を回り止めする異径に形成してある水
    田作業機の後輪支持装置。
  7. 【請求項7】 本機フレームにパイプ状の左右横向き伝
    動ケースを取り付け、この左右横向き伝動ケースの左右
    両端のそれぞれに後車軸ケースを連結し、これら後車軸
    ケースの下端部のそれぞれに後輪を軸支させてある水田
    作業機の後輪支持装置であって、前記左右横向き伝動ケ
    ースを本機フレームに対して前後向き軸心周りにローリ
    ング自在に構成し、この左右横向き伝動ケースをそれの
    前後両側の位置それぞれで本機フレーム側のホルダにロ
    ーリング自在に支持させるに、前部のホルダを本機フレ
    ームに固着し、後部のホルダを本機フレームに対して着
    脱自在に構成してある水田作業機の後輪支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104855012A (zh) * 2014-02-20 2015-08-26 株式会社久保田 乘用式插秧机或者乘用式直播机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104855012A (zh) * 2014-02-20 2015-08-26 株式会社久保田 乘用式插秧机或者乘用式直播机
JP2015154731A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 株式会社クボタ 水田作業機

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