JP4746198B2 - クローラトラクタの操作リンク中立戻し機構 - Google Patents

クローラトラクタの操作リンク中立戻し機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クローラトラクタの変速および走行操作機構に関するものである。より詳しくは、クローラトラクタの変速・走行リンクの中立戻し機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、クローラ式走行装置を有する作業車の差動機構において、遊星歯車を構成するギヤのうちの1つは、内接歯車を使用しているために、遊星歯車が径方向に大きくなっていた。また、左右車軸にステアリングブレーキを設けていたので、ブレーキ機構が左右に必要な上、大きなトルクを制動させるためブレーキ機構を大きくしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術においては、ブレーキ機構自体が大きくなり、ブレーキ機構を配設するための空間を大きく取る必要がある。このため、設計上の自由度が低下する。さらに、リンク機構により操作する際に、リンク機構の全長が長くなる。このため、リンク機構の操作性が悪くなり、操作フィーリングが低下する可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決すべく、本発明は次のような手段を用いる。
請求項1においては、クローラ式走行装置(1)の前部上方にエンジン(3)を配置し、前部下方にはフロントミッションケース(16)を配置し、後部にリアミッションケース(5)を配置し、該フロントミッションケース(16)内の差動ギヤ機構により、左右の駆動スプロケット(11)を駆動し、該駆動スプロケット(11)によりクローラ式走行装置(1)を駆動し、該エンジン(3)の出力軸(42)を後方に延設し、前記リアミッションケース(5)の前部に付設した走行用HST(22)の入力軸に連結し、該走行用HST(22)で変速後の回転を、該リアミッションケース(5)内で更に変速し、変速後の駆動力を、下前部に設けた走行駆動取出部の出力軸(102)から伝達軸(45)を介して、フロントミッションケース(16)に設けた差動ギヤ機構に入力し、前記エンジン(3)の前方には、前記フロントミッションケース(16)への入力軸を突設し、該フロントミッションケース(16)の前面に旋回用HST(20)を配設し、該エンジン(3)の駆動力は、該旋回用HST(20)で変速後に、該フロントミッションケース16内の差動ギヤ機構に伝達し、該旋回用HST(20)の出力と、前記走行用HST(22)とリアミッションケース(5)から差動ギヤ機構に伝達される出力とを合成して、左右の駆動スプロケット(11)を駆動する構成とし、丸型のステアリングハンドル(7)の操作を、円錐リンク機構(53)に伝達し、主変速レバー(55)の操作も、リンク機構を介して円錐リンク機構(53)に接続し、該円錐リンク機構(53)を介して、前記走行用HST(22)の制御アーム(86)を回動させ、該円錐リンク機構(53)の近傍にブレーキペダル(54)を配設し、該ブレーキペダル(54)の踏み込みにより、前記制御アーム(86)を中立に戻す操作リンク中立戻し機構を設け、該操作リンク中立位置戻し機構を、前記円錐リンク機構(53)の下部で、円錐リンク機構(53)と主変速レバー(55)とを連結する経路の中間に配置したものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記操作リンク中立戻し機構は、該ブレーキペダル(54)を踏みこむことにより、カムレバー(61)が回動し、該カムレバー(61)によって、走行用HST(22)の制御アーム(86)に連動したアーム(92)を、主変速レバー(55)における中立位置に対応した位置に戻すともに、ブレーキ機構(74)を制動させる構成とし、該カムレバー(61)をカギ状のカムにより構成したものである。
【0007】
請求項3においては、請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記ブレーキペダル(54)の踏み込みにより、前記走行用HST(22)の斜板制御アーム(86)を中立近傍に戻した後に、前記ブレーキ機構(74)が効き始めるものである。
【0008】
請求項4においては、請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記ブレーキペダル(54)操作機構と、該走行用HST(22)の斜板制御アーム(86)との間に、前記制御アーム(86)を徐々に中立位置に戻すサーボバルブ(134)を介装し、該ブレーキペダル(54)の操作力が、該制御アーム(86)へ遅延されて伝達されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の解決すべき課題および手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の一実施例を説明する。図1はクローラトラクタの前方斜視図、図2は全体側面図、図3はエンジンとHSTとミッションケースの配置を示す側面図、図4はリアミッションケース内の構成を示す側面断面図、図5はクローラトラクタの操作装置を示す側面図、図6は円錐リンク機構の構成を示す側面図、図7は同じく後面断面図、図8はブレーキペダルの作動構成を示す側面図、図9は同じく正面図、図10は主変速レバーの作動構成を示す側面図、図11はブレーキペダルと主変速レバーの連動構成を示す図、図12はブレーキペダルとカムレバーの構成を示す側面図、図13はブレーキ機構に接続されたロッドの構成を示す側面図、図14はサーボバルブを用いたブレーキ機構を示す側面図である。
【0010】
まず、本発明に係る操向装置を具備した一実施例であるクローラトラクタの概略構成について説明する。図1および図2に示すように、クローラ式走行装置1の前部上方にはエンジン3が配置され、後部上方にはリアミッションケース5が配置されている。エンジン3はボンネット4に覆われ、該エンジン3は左右下側のメインフレーム6・6間に固定されている。ボンネット4の後部にはステアリングコラム2を設け、該ステアリングコラム2上に操向操作を行う丸型のステアリングハンドル7を配置し、該ステアリングハンドル7の後方にシート8を配設し、該ステアリングコラム2とシート8の間の下方にステップ18を配置して、運転部を構成している。これら運転部はキャビン9によって覆っている。また、車両後端部には、各種作業機を装着するための三点リンク式の装着装置10が設けられている。
【0011】
前記クローラ式走行装置1は、クローラフレーム15に支持されており、該クローラフレーム15の前端部にフロントミッションケース16を固設して駆動スプロケット11を支持し、後端部にアイドラ12、および、駆動スプロケット11とアイドラ12との間に転輪13・13・・・を回転自在に支持し、該駆動スプロケット11とアイドラ12と転輪13・13・・・の周囲をクローラベルト14で巻回している。
【0012】
次に、クローラトラクタの駆動伝達系について、図3および図4を用いて説明する。エンジン3の後部にはダンパーケース(またはクラッチケース)19が付設され、該ダンパーケース19内のダンパーの出力軸42は後方に延設されて、リアミッションケース5の前部に付設した油圧式の走行無段変速装置(以下走行用HST)22の入力軸に連結される。該リアミッションケース5内には副変速装置41やPTO変速装置43等が収納されている。該副変速装置43には前記走行用HST22の出力が伝えられ、PTO変速装置43は走行用HST22の入力軸とクラッチ44を介して接続されているものである。リアミッションケース5の下前部には走行駆動取出部が設けられており、該走行駆動取出部には出力軸102が配設されているものである。
【0013】
また、エンジン3の前方には油圧式の旋回用無段変速装置(以下旋回用HST)20を前面に付設したフロントミッションケース16が配置されている。フロントミッションケース16は、メインフレーム6の前部に支持され、機体の前部位置に配置されているものである。そして、エンジン3からの動力により旋回用HST20を駆動し、該旋回用HST20の出力と前記副変速装置41からの出力を合成して駆動スプロケット11を駆動する構成としている。走行用HST22のモータ側出力は、副変速装置41により変速された後に、伝達軸45を介して、差動ギヤ機構に入力される。そして、該差動ギヤ機構において、左右に配置された遊星ギヤアッセイのサンギヤへと入力される。旋回用HST20のモータ出力は、二手に分かれて一方が遊星ギヤアッセイのリングギヤへと直接入力され、他方が逆転ギヤを介してリングギヤへと入力される。これにより、旋回用HST20のモータが回転することによりお互いのリングギヤは、逆方向へ回転する。前記サンギヤとリングギヤの合成動力が、プラネタリキャリアにより左右のスプロケット11へと伝達される。このため、直進する時は、旋回用HST20のモータ回転を停止させ、旋回する時には、該旋回用HST20のモータ回転を徐々にあげていくことにより、滑らかな旋回を可能とするものである。
【0014】
走行用HST22において、走行用HST22の入力軸の回動により、該走行用HST22の出力軸101が駆動されるものであり、出力軸101の駆動率および回転方向は、入力軸側油圧ポンプの斜板角制御により行われるものである。出力軸101の駆動力は副変速装置41に伝達され、該副変速装置41により変速された駆動力は、走行駆動取出部の出力軸102に伝達されるものである。走行駆動取出部の出力軸102には前述の伝達軸45が接続されるものである。出力軸102の近傍には、ブレーキ機構74が構成されており、該ブレーキ機構74により出力軸102の制動を行うものである。出力軸102は、伝導軸45を介してスプロケット11を駆動するサンギヤに接続されており、該出力軸102を停止させることにより、スプロケット11の駆動を停止し、制動をかけることができるものである。
【0015】
ブレーキ機構74は副変速機構41を内包するミッションケース下部の走行駆動取出部に設けられるものである。副変速装置41の前方に走行用HST22が配置され、走行用HST22の下方にブレーキ機構74が配設されるものである。駐車ブレーキを構成するブレーキ機構74をリアミッションケース5下部の走行駆動を取出す部分に設けるので、後述するブレーキペダルと近い位置にブレーキ機構74を設けることができるものである。さらに、リンク機構等の設計を容易に行うことができ、リンク間の距離を短くできるので、フリクションロスや遊びを低減でき、保安性が向上するものである。さらに、クローラトラクタの構造上、キャビンの下方、走行用HST22とエンジン3間において空間を大きく取れ、該スペースを有効に利用することができる。
【0016】
次に、旋回操作、主変速操作およびブレーキ操作の構成について説明する。まず、図5において、ステアリングハンドル7はステアリングボックス52に接続されており、該ステアリングハンドル7の操作はステアリングボックス52を介して円錐リンク機構53に伝達されるものである。主変速レバー55もリンク機構を介して円錐リンク機構53に接続されているものである。そして、円錐リンク機構53の近傍にブレーキペダル54が配設されるものである。
【0017】
円錐リンク機構53には、ステアリングハンドル7からの操作と、主変速レバー55からの操作が入力されるものである。円錐リンク機構53においては、リンクの接続部が円錐の底面および側面に沿って移動するものである。円錐の底円に90度の位相差をつけて直進用ロッドと旋回用ロッドの端点が位置しており、両ロッドの他方の端点は、大小2つの円錐の頂点に位置するものである。各直進用旋回用円錐の頂点の動きが、走行用HST、旋回用HSTの操作アームの位置に関係するものである。そして、主変速レバー55の回動角度が円錐底面の傾きに比例し、ステアリングハンドル7の切れ角が、円錐の底円の回動角度に比例する構成となっている。
【0018】
停止状態において、ステアリングハンドル7を左右方向へ回しても、円錐の頂点から底円までの距離は常に等しく、走行用HSTおよび旋回用HSTの操作アームが動かされないものである。このため、走行用HSTおよび旋回用HSTの油圧モータが駆動されず、機体は停止し続ける。次に、主変速レバー55を前進方向へ倒していくと、走行用HSTの操作アームが前進側に回動される。しかし、旋回用HSTの操作アームは、旋回用ロッドの端点が円錐底面の回動中心ライン上に位置するため、底面の傾きに拘わらず動かない。このため、旋回用HSTの操作アームは動かず、機体は直進する。この状態から、ステアリングハンドル7を切ると、走行用HSTの操作アームは減速方向へ動き、旋回用HST操作アームが動く。つまり、ステアリングハンドル7を切るに従い、機体速度が自動減速され、旋回することとなる。後進状態では、ステアリングハンドル7を切ると、前進時とは逆の方向へ旋回用HSTの操作アームが動く。このため、前進時と後進時とにおいて旋回用HSTの操作が逆転し、逆ハンドル現象が解消されるものである。
【0019】
上記の如く、円錐リンク機構53により、ステアリングハンドル7の操作と主変速レバー55の操作が連係されるものである。そして、本実施例においては、さらに、ブレーキペダル54の操作が、主変速レバー22の操作もしくは、走行用HSTの操作アームの回動に連係されるものである。
【0020】
次に、円錐リンク機構53について、図6および図7により説明する。前述のステアリング7には、ユニバーサルジョイントを介して、操向入力軸112が連結されており、該操向入力軸112の下端はユニバーサルジョイントを介して旋回方向を前後進変速に合わせる変更機構の揺動部材117に連結されているものである。該揺動部材117は略円錐状に構成して、中央部を軸受を介して揺動軸118の端部に設けた受部に支持されている。該揺動部材117は前記ステアリング7の回動とともに操向入力軸112を中心回動でき、かつ、揺動軸118を中心に傾倒可能としている。該揺動軸118は軸受を介してコラムの内壁に左右水平方向を軸心として回動自在に支持されている。
【0021】
そして、該揺動部材117からアーム部133が側方に延出され、該アーム部133の先端に連結体119が連結されるものである。連結体119の一端にはユニバーサルジョイント等を介して操向用リンク115が連結され、該連結体119の他端にはジョイントを介して走行用リンク111が連結している。操向用リンク115と連結体119を接続するジョイントは、ステアリング7が直進位置のときに前記揺動部材117端部の受け部軸心の延長上に位置し、該揺動軸118は左右方向で中立時の前記受部の軸心の延長線上と交差するように配置している。また、操向用リンク115の下端は軸89に挿嵌されたアームと連結され、該アームを回動することにより、ロッド106を操作し、旋回用HST20の変速アームを操作するものである。
【0022】
揺動部材117に設けた連結体119の他端に、ジョイントを介して走行用リンク111が連結され、該ジョイントは前記揺動部材117端部の受け部147軸心を中心として前記連結体119と操行用リンク115を接続するジョイントと90度離れた位置に配置されている。そして、該走行用リンク111の下端は軸116に一端を挿嵌したアームに接続されている。該軸116にはロッド108の一端を接続したアームが接続されており、ロッド108の他端は軸89に接続されたアームの一端に連結されているものである。前記操向用リンク115の下端と、走行用リンク111の下端は揺動部材117端部の受け部147軸心の延長上に配置されている。
【0023】
また、前記揺動軸118の受部147には後方にアーム120が突出され、該アーム120の先端に主変速用リンク114の上端が連結され、該主変速用リンク114の下端が軸89に挿嵌されたアームに連結されている。これにより、主変速用リンク114は走行用HST22に接続されるものである。
【0024】
次に、図8および図9を用いてブレーキのリンク構成について説明する。ブレーキペダル54はリンク機構を介して、前述のブレーキ機構74に接続されており、該ブレーキペダル54によりブレーキ機構74を作動させ、駐車ブレーキをかけるものである。ブレーキペダル54は支軸62に固設されており、該支軸62はフロントコラム上部において回動自在に支持されている。ブレーキペダル54の踏みこみにより、ブレーキペダル54とともに支軸62が回動する構成となっている。支軸62には、アーム63およびアーム64が固設されており、該アーム63・64の先端には、それぞれロッド65およびロッド66が接続されているものである。ロッド65およびロッド66はそれぞれ上下方向に配設されており、ロッド66の下端には、カムレバー61が接続されている。カムレバー61は円錐リンク機構53を内包するボックス側面に固設された支軸により回動自在に支持されており、ロッド66の上下摺動に上下に回動する構成となっている。
【0025】
前述のロッド65の下端には、アーム68が接続されており、該アーム68は支軸67により回動自在に支持されている。そして、該アーム68には、一体的に回動するアーム69が固設されており、該アーム69の先端にはロッド70が接続されている。ロッド70は、機体前後方向に配設されており、該ロッド70の後端には、支軸71に回動自在に支持されたL字形アーム72の一端が接続されている。そして、該L字形アーム72の他端には上下方向に配設されたロッド73が接続されており、該ロッド73の下端には、ブレーキ機構74の作動アーム113が接続されている。これにより、ブレーキペダル54を踏みこむことにより、作動アーム113が回動し、ブレーキ機構74が作動するものである。これにより、ブレーキペダル54と近い位置にブレーキ機構74を設置でき、設計が容易になり、リンク間も短くでき保安性が向上するものである。
【0026】
なお、ブレーキペダル54の内側には、駐車ブレーキレバー75が設けられており、該駐車ブレーキレバー75により、ブレーキペダル54を踏みこんだ状態(ブレーキをかけた状態)で係止可能に構成されている。ブレーキペダル54を踏みこみ、駐車ブレーキレバー75を上方に回動させることにより、ブレーキペダル54を踏みこんだ状態で保持し、駐車ブレーキをかけるものである。そして、駐車ブレーキレバー75を下方に回動させることにより、駐車ブレーキを解除するものである。
【0027】
次に、図10を用いて主変速レバー55のリンク機構について説明する。主変速レバー55の下端は支軸90に回動自在に枢支されており、該主変速レバー55の下端には前方に延出されたアームが固設されている。該アームの先端にはロッド81の上端が接続されており、該ロッド81の下端には軸82に回動自在に支持されたアームが接続されているものである。軸82に支持されたアームは、アーム83と一体的に回動するものである。これにより、主変速レバー55を回動することにより、アーム83を前後に回動するものである。
【0028】
アーム83の下端には、ロッド91の後端が接続されており、該ロッド91の先端は軸89に固設されたアーム84に接続されている。アーム84は軸89を中心として前後方向に回動するものであり、アーム84は同様に軸89に一端を挿嵌されたアーム84bと一体的に回動するものである。該アーム84bにはロッド85が接続されているものである。なお、軸89は前述の円錐リンク機構53に接続されているものである。ロッド85はアーム86とアーム84bを接続するものであり、該アーム86は下端において回動自在に枢支されているものである。アーム86には前後方向に配設されたプレート87が接続されており、該プレート87の先端にはHST22のアーム88が接続されているものである。このようなリンク機構により、主変速レバー55を操作して走行用HST22を操作するものである。
【0029】
次に、図11を用いてブレーキペダル54と主変速レバー55の連係構成について説明する。前述のごとく、円錐リンク機構53に接続された軸89は、主変速レバー55とともに回動するものである。そして、該軸89にはアーム92の一端が固設されている。主変速レバー55を回動するとアーム92が回動するものであり、アーム92が回動するとそれに伴い主変速レバー55も回動するものである。アーム92の先端には突起部93が設けられており、該突起部93はアーム92の回動軸心方向に突出した構成となっている。突起部93は、前述のカムレバー61のカム部内側に位置するものであり、該カムレバー61の回動により突起部93がカムレバー61のカム内側に当接するものである。
【0030】
ブレーキペダル54を踏みこむことにより、カムレバー61が回動し、該カムレバー61によってアーム92が一定の位置に戻されるものである。アーム92がカムレバー61により戻される位置は、主変速レバー55における中立位置に対応している。このため、ブレーキペダル54を踏みこむことにより、主変速レバー55を中立位置に戻すとともに、ブレーキ機構74を作動させるものである。すなわち、ブレーキペダル54により、走行用HST22とブレーキ機構74の2系統を操作できるものである。
【0031】
そして、ブレーキペダル54の踏み操作により、まず走行用HST22に接続した主変速レバー55を中立位置に戻し、走行用HST22によるブレーキをかけるものである。そして、ブレーキ機構74により駐車ブレーキを作動させることができるものである。これにより、HSTによる制動力と、ブレーキ機構74による制動力を利用できるのである。ブレーキ機構74は、HSTによる制動の後に制動をかける構成となるので、該ブレーキ機構74を小型に構成することが可能である。さらに、2つのブレーキの作動タイミングを調節することにより、ブレーキ機構74における駐車ブレーキの摩耗を防ぐことができる。
【0032】
軸89は円錐リンク53に接続されており、該円錐リンク53において図7および図8に示したごとく、主変速用リンク114および操向用ロッド115に接続されるものである。軸89は主変速操作および操行操作が伝達される部材であり、該軸89において旋回用HSTおよび走行用HSTの中立を保持する機構を設けるものである。すなわち、軸89に接続したアームを中立位置に戻すことにより、円錐リンク53を中立位置に戻すものである。また、図11に示すごとく、カムレバー61およびアーム92により構成される操作リンク機構の中立出し機構は、円錐リンク機構53の収納部の下部に配置されており、主変速レバー55とステアリング7を連結するリンク機構の中間に位置しするものである。これにより、連結が容易であり、主変速レバー55とステアリング7の遊びを容易に調節することが可能である。
【0033】
カムレバー61およびアーム92により構成される操作リンク機構の中立出し機構の構成について、図12および図13を用いてより詳しく説明する。カムレバー61はフック形状に構成されており、該フック内側にカムが構成されているものである。カムレバー61に構成されたカム形状は下部が広く、上部が狭く構成されている。
【0034】
図12(a)はブレーキペダル54の中立状態におけるカムレバー61およびアーム92の構成を示す図であり、図12(b)は同じくブレーキペダルを半分ほど踏みこんだ状態における構成を示す図であり、図12(c)は同じく駐車ブレーキが効いている状態における構成を示す図である。図12(a)に示すごとく、ブレーキペダル54が中立状態である場合には、突起部93がカムレバー61に当接することがなく、アーム92の動きがカムレバー61に規制されない。このため、円錐リンク機構53の作動状態が規制されることがない。
そして、ブレーキペダルを半分ほど踏みこんだ場合には、カムレバー61のカム形状により、アーム92が中立位置に戻され、円錐リンク機構53も中立状態に位置されるものである。しかし、この段階においては駐車ブレーキであるブレーキ機構74はまだ作動していないものである。さらに、ブレーキペダル54が踏みこまれることにより、ブレーキ機構74が作動する構成となっている。カムレバー61において、アーム92を中立状態に位置させる部分のカムの溝は長く構成されており、突起部93を中立位置に位置させたまま、ブレーキペダル54を踏みこめる構成となっている。
【0035】
次に、ブレーキ機構74とブレーキペダル54を接続するロッド73の構成について説明する。ブレーキペダル54の踏みこみによりロッド65が上方に摺動するものであり、該ロッド65によりアーム68およびアーム69が回動する。そして、ロッド70を前方に摺動し、アーム72を回動させ、ロッド73を上方に摺動させるものである。ロッド73には緩衝機構73bが設けられている。緩衝機構は、ロッド73の下部と上部をバネなどの弾性体により接続して構成されるものであり、図13に示す例においては、ロッド73の下部外周バネを装着し、筒状に設けたロッド73の上部にバネが内装されるものである。そして、ロッド73の上部が上方に摺動されるとバネが収縮する構成となっている。バネの収縮が一定量に達した場合に、ロッド73の下部が上方に持ち上げられ、ブレーキ機構74が作動する構成となっているものである。このため、円錐機構が中立に戻された後に、ブレーキが作動するので、ブレーキ機構74にかかる負担を軽減でき、ブレーキ機構の耐久性を向上できる。
【0036】
また、ロッド73には緩衝機構73bが設けられているため、ブレーキ機構74の作動アーム113が完全に引き上げられた場合には、作動アームをそれ以上上げることなくほぼ一定の力によりブレーキ機構74を作動させることができるものである。なお、ロッド73に緩衝機構73bを構成することにより、ロッド65などに緩衝機構を設ける必要がなく、単純なロッドによりアーム68とブレーキペダル54を接続することができるものである。
【0037】
次に、急ブレーキを緩和する構成について、図14に示した一例を用いて説明する。図14に示す実施例においては、走行用HST22の斜板制御アームをサーボバルブ134を介してブレーキペダル54に接続するものである。これにより、ブレーキペダル54を操作した場合にブレーキが徐々に効き、操作フィーリングの向上をはかるとともに、急ブレーキ防止を行うことができるものである。
【0038】
ブレーキペダル54は、ロッド65を介してアーム68に接続されるものである。アーム68はアーム69およびアーム135と一体的に回動するものである。アーム69には前述のごとくブレーキ機構74が接続されるものであり、アーム135にはサーボバルブ134を介して走行用HST22のアームが接続されるものである。また走行用HST22のアームには、アーム84bに接続されており、アーム84bは主変速レバー55の回動に伴い回動するものである。
【0039】
ブレーキペダル54を踏みこんだ際には、アーム135によりサーボバルブ134が前方に引っ張られるものである。ブレーキ機構74は前述のごとく、ブレーキペダル54ある程度踏みこまないと効かない構成となっており、走行用HST22のアームを中立位置に戻す際にサーボバルブ134が作動するものである。このため、サーボバルブ134により、走行用HST22のアームが徐々に中立位置に戻るものである。これにあわっせて、円錐リンク機構53および主変速レバー55が中立に戻るものである。そして、走行用HST22のアームが中立位置になり、クローラトラクタを制動した後にブレーキ機構74が作動し、駐車ブレーキを確実に作動させるものである。これにより、急制動を防止することができ、クローラトラクタの操作性が向上するものである。
【0040】
【発明の効果】
請求項1に記載のごとく、クローラ式走行装置(1)の前部上方にエンジン(3)を配置し、前部下方にはフロントミッションケース(16)を配置し、後部にリアミッションケース(5)を配置し、該フロントミッションケース(16)内の差動ギヤ機構により、左右の駆動スプロケット(11)を駆動し、該駆動スプロケット(11)によりクローラ式走行装置(1)を駆動し、該エンジン(3)の出力軸(42)を後方に延設し、前記リアミッションケース(5)の前部に付設した走行用HST(22)の入力軸に連結し、該走行用HST(22)で変速後の回転を、該リアミッションケース(5)内で更に変速し、変速後の駆動力を、下前部に設けた走行駆動取出部の出力軸(102)から伝達軸(45)を介して、フロントミッションケース(16)に設けた差動ギヤ機構に入力し、前記エンジン(3)の前方には、前記フロントミッションケース(16)への入力軸を突設し、該フロントミッションケース(16)の前面に旋回用HST(20)を配設し、該エンジン(3)の駆動力は、該旋回用HST(20)で変速後に、該フロントミッションケース16内の差動ギヤ機構に伝達し、該旋回用HST(20)の出力と、前記走行用HST(22)とリアミッションケース(5)から差動ギヤ機構に伝達される出力とを合成して、左右の駆動スプロケット(11)を駆動する構成とし、丸型のステアリングハンドル(7)の操作を、円錐リンク機構(53)に伝達し、主変速レバー(55)の操作も、リンク機構を介して円錐リンク機構(53)に接続し、該円錐リンク機構(53)を介して、前記走行用HST(22)の制御アーム(86)を回動させ、該円錐リンク機構(53)の近傍にブレーキペダル(54)を配設し、該ブレーキペダル(54)の踏み込みにより、前記制御アーム(86)を中立に戻す操作リンク中立戻し機構を設け、該操作リンク中立位置戻し機構を、前記円錐リンク機構(53)の下部で、円錐リンク機構(53)と主変速レバー(55)とを連結する経路の中間に配置したので、中立戻し機構が、主変速レバーとステアリングハンドルを連結するリンク機構の中間に位置し、連結が容易になる。また、リンクの遊びを主変速レバーおよびステアリングハンドルに対して均等にすることができ、操作性が向上するものである。
【0041】
また、ステアリングハンドル(7)と主変速レバー(55)とを連係する円錐リンク機構および、ブレーキペダル操作機構を連係する操作リンクに設けられるクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構であって、カギ状のカムを円錐リンクと主変速レバーを連結する経路の中間に配置したクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構を構成するので、リンクの遊びが偏ることなく、操作機構における誤差を減少できるものである。
対して均等にすることができ、操作性が向上するものである。
【0042】
請求項2に記載のごとく、請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記操作リンク中立戻し機構は、該ブレーキペダル(54)を踏みこむことにより、カムレバー(61)が回動し、該カムレバー(61)によって、走行用HST(22)の制御アーム(86)に連動したアーム(92)を、主変速レバー(55)における中立位置に対応した位置に戻すともに、ブレーキ機構(74)を制動させる構成とし、該カムレバー(61)をカギ状のカムにより構成したので、中立戻し機構を簡便に構成することができ、中立戻し機構の調節を容易に行うことができるものである。
また、簡易かつ容易なリンク構成により中立戻し機構を構成するので、操作性が向上するともに、中立戻し機構の耐久性を向上できるものである。
【0043】
請求項3に記載のごとく、請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記ブレーキペダル(54)の踏み込みにより、前記走行用HST(22)の斜板制御アーム(86)を中立近傍に戻した後に、前記ブレーキ機構(74)が効き始めるので、ブレーキペダル操作時にまずHSTによる制動がかかり、この後にブレーキが作動し、停止する。このため、ブレーキ操作時には常に制動がかかり、2系統のブレーキのタイムラグにより、操作フィーリングが向上するものである。
【0044】
請求項4に記載のごとく、請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記ブレーキペダル(54)操作機構と、該走行用HST(22)の斜板制御アーム(86)との間に、前記制御アーム(86)を徐々に中立位置に戻すサーボバルブ(134)を介装し、該ブレーキペダル(54)の操作力が、該制御アーム(86)へ遅延されて伝達されるので、操作フィーリングが向上するとともに、急制動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クローラトラクタの前方斜視図。
【図2】 全体側面図。
【図3】 エンジンとHSTとミッションケースの配置を示す側面図。
【図4】 リアミッションケース内の構成を示す側面断面図。
【図5】 クローラトラクタの操作装置を示す側面図。
【図6】 円錐リンク機構の構成を示す側面図。
【図7】 同じく後面断面図。
【図8】 ブレーキペダルの作動構成を示す側面図。
【図9】 同じく正面図。
【図10】 主変速レバーの作動構成を示す側面図。
【図11】 ブレーキペダルと主変速レバーの連動構成を示す図。
【図12】 ブレーキペダルとカムレバーの構成を示す側面図。
【図13】 ブレーキ機構に接続されたロッドの構成を示す側面図。
【図14】 サーボバルブを用いたブレーキ機構を示す側面図。
【符号の説明】
53 円錐リンク機構
54 ブレーキペダル
55 主変速レバー
61 カムレバー
62支軸
74 ブレーキ機構
89 軸
92 アーム
93 突起部
102 出力軸
103 プレッシャープレート
104 フリクションプレート
105 ブレーキプレート

Claims (4)

  1. クローラ式走行装置(1)の前部上方にエンジン(3)を配置し、前部下方にはフロントミッションケース(16)を配置し、後部にリアミッションケース(5)を配置し、該フロントミッションケース(16)内の差動ギヤ機構により、左右の駆動スプロケット(11)を駆動し、該駆動スプロケット(11)によりクローラ式走行装置(1)を駆動し、該エンジン(3)の出力軸(42)を後方に延設し、前記リアミッションケース(5)の前部に付設した走行用HST(22)の入力軸に連結し、該走行用HST(22)で変速後の回転を、該リアミッションケース(5)内で更に変速し、変速後の駆動力を、下前部に設けた走行駆動取出部の出力軸(102)から伝達軸(45)を介して、フロントミッションケース(16)に設けた差動ギヤ機構に入力し、前記エンジン(3)の前方には、前記フロントミッションケース(16)への入力軸を突設し、該フロントミッションケース(16)の前面に旋回用HST(20)を配設し、該エンジン(3)の駆動力は、該旋回用HST(20)で変速後に、該フロントミッションケース16内の差動ギヤ機構に伝達し、該旋回用HST(20)の出力と、前記走行用HST(22)とリアミッションケース(5)から差動ギヤ機構に伝達される出力とを合成して、左右の駆動スプロケット(11)を駆動する構成とし、丸型のステアリングハンドル(7)の操作を、円錐リンク機構(53)に伝達し、主変速レバー(55)の操作も、リンク機構を介して円錐リンク機構(53)に接続し、該円錐リンク機構(53)を介して、前記走行用HST(22)の制御アーム(86)を回動させ、該円錐リンク機構(53)の近傍にブレーキペダル(54)を配設し、該ブレーキペダル(54)の踏み込みにより、前記制御アーム(86)を中立に戻す操作リンク中立戻し機構を設け、該操作リンク中立位置戻し機構を、前記円錐リンク機構(53)の下部で、該円錐リンク機構(53)と主変速レバー(55)とを連結する経路の中間に配置したことを特徴とするクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構。
  2. 請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記操作リンク中立戻し機構は、該ブレーキペダル(54)を踏みこむことにより、カムレバー(61)を回動し、該カムレバー(61)によって、走行用HST(22)の制御アーム(86)に連動したアーム(92)を、主変速レバー(55)における中立位置に対応した位置に戻すともに、ブレーキ機構(74)を制動させる構成とし、該カムレバー(61)をカギ状のカムにより構成したことを特徴とするクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構。
  3. 請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記ブレーキペダル(54)の踏み込みにより、前記走行用HST(22)の斜板制御アーム(86)を中立近傍に戻した後に、前記ブレーキ機構(74)が効き始めることを特徴とするクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構。
  4. 請求項1記載のクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構において、前記ブレーキペダル(54)操作機構と、該走行用HST(22)の斜板制御アーム(86)との間に、前記制御アーム(86)を徐々に中立位置に戻すサーボバルブ(134)を介装し、該ブレーキペダル(54)の操作力が、該制御アーム(86)へ遅延されて伝達されることを特徴とするクローラトラクタの操作リンク中立戻し機構。
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