JPH0416698Y2 - - Google Patents
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- JPH0416698Y2 JPH0416698Y2 JP1984189046U JP18904684U JPH0416698Y2 JP H0416698 Y2 JPH0416698 Y2 JP H0416698Y2 JP 1984189046 U JP1984189046 U JP 1984189046U JP 18904684 U JP18904684 U JP 18904684U JP H0416698 Y2 JPH0416698 Y2 JP H0416698Y2
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、パチンコ球のほぼ1個分の通路を形
成する相対向する側壁及び両側壁を連結する基部
壁を有するホルダーを設け、該ホルダーに発受光
素子対を設けたパチンコ機の光電式通過球検出器
に関するものである。
成する相対向する側壁及び両側壁を連結する基部
壁を有するホルダーを設け、該ホルダーに発受光
素子対を設けたパチンコ機の光電式通過球検出器
に関するものである。
(従来の技術)
一般に、パチンコ機には、入賞球、打込球、補
給球等の検出や計数のために、マイクロスイツチ
から成る通過球検出器が多数使用されている。し
かし、マイクロスイツチは有接点装置であるた
め、作動頻度が激しいパチンコ機の通過球検出器
に於ては、接点面が汚れ又は損傷し、誤動作を引
起し易い。
給球等の検出や計数のために、マイクロスイツチ
から成る通過球検出器が多数使用されている。し
かし、マイクロスイツチは有接点装置であるた
め、作動頻度が激しいパチンコ機の通過球検出器
に於ては、接点面が汚れ又は損傷し、誤動作を引
起し易い。
この点に関し、本出願人は、先に、パチンコ球
のほぼ1個分の通路を形成する相対向する側壁及
び両側壁を連結する基部壁を有するホルダーを設
け、該ホルダーに発光素子対を設けたパチンコ機
の光電式通過球検出器を提案している(実願昭58
−175935号)。光電式検出器(光センサ)は無接
点スイツチであるから、パチンコ球の検知には好
適である。
のほぼ1個分の通路を形成する相対向する側壁及
び両側壁を連結する基部壁を有するホルダーを設
け、該ホルダーに発光素子対を設けたパチンコ機
の光電式通過球検出器を提案している(実願昭58
−175935号)。光電式検出器(光センサ)は無接
点スイツチであるから、パチンコ球の検知には好
適である。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、光センサの場合には、パチンコ球特有
の問題がある。即ち、球の通過する位置が流動的
で不確実であることや、球面に遊技店名等の刻印
が必ず打つてあること及び球アカ等に起因して、
通過球からの反射光の方向が必ずしも一定しない
のである。また、パチンコ機の設置状態如何によ
つては、特に、球の通過時に遊技店の天井の照明
灯、遊技盤に設置された入賞装置の表示灯等の外
部光が入つてしまうことがある。要するに、これ
らに原因して、通過球検出器がミス検知すること
が往々にして生じていた。
の問題がある。即ち、球の通過する位置が流動的
で不確実であることや、球面に遊技店名等の刻印
が必ず打つてあること及び球アカ等に起因して、
通過球からの反射光の方向が必ずしも一定しない
のである。また、パチンコ機の設置状態如何によ
つては、特に、球の通過時に遊技店の天井の照明
灯、遊技盤に設置された入賞装置の表示灯等の外
部光が入つてしまうことがある。要するに、これ
らに原因して、通過球検出器がミス検知すること
が往々にして生じていた。
本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもの
で、パチンコ機の通過球を外部光に影響されずに
正確に検出でき、信頼性に富むパチンコ機の通過
球検出器を提供することを目的とする。
で、パチンコ機の通過球を外部光に影響されずに
正確に検出でき、信頼性に富むパチンコ機の通過
球検出器を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案のパチンコ機の光電式通過球検出器は、
パチンコ球のほぼ1個分の通路を形成する相対向
する側壁及び両側壁を連結する基部壁を有するホ
ルダーを設け、該ホルダーの一方の側壁内には発
光素子〓、ホルダーの他方の側壁又は基部壁内に
は前記発光素子からの光を受ける受光素子を設け
るか、又は、ホルダーの基部壁内には発光素子
を、ホルダーの一方の側壁内には該発光素子から
の光を受ける受光素子を設け、その際、相対に設
けられる発光素子対は、上記通路を通る球の通過
方向に直交する面に対して光軸が斜交する位置関
係に設定するとともに、ホルダーの少なくとも受
光素子側の側壁内又は基部壁内には光軸が通るト
ンネルを穿ち、このトンネルの奥部に前記受光素
子を配設した構成とするものである。
パチンコ球のほぼ1個分の通路を形成する相対向
する側壁及び両側壁を連結する基部壁を有するホ
ルダーを設け、該ホルダーの一方の側壁内には発
光素子〓、ホルダーの他方の側壁又は基部壁内に
は前記発光素子からの光を受ける受光素子を設け
るか、又は、ホルダーの基部壁内には発光素子
を、ホルダーの一方の側壁内には該発光素子から
の光を受ける受光素子を設け、その際、相対に設
けられる発光素子対は、上記通路を通る球の通過
方向に直交する面に対して光軸が斜交する位置関
係に設定するとともに、ホルダーの少なくとも受
光素子側の側壁内又は基部壁内には光軸が通るト
ンネルを穿ち、このトンネルの奥部に前記受光素
子を配設した構成とするものである。
(作用)
発光素子対の光軸を球の通過方向に直交する面
に対して斜交させているので、流下してくる通過
球が光軸を遮断している時間が長くなる。
に対して斜交させているので、流下してくる通過
球が光軸を遮断している時間が長くなる。
又、受光素子はトンネルの奥部に設けているの
で、このトンネルによつて照明灯、表示灯等の外
部光の影響が一切遮断される。
で、このトンネルによつて照明灯、表示灯等の外
部光の影響が一切遮断される。
更に、受光素子が埋設されるホルダーの部分
は、光軸が通過球の通過方向に直交する面に対し
て斜交させているので、当該部分を肉薄に成形し
てもトンネルを比較的長くできる。
は、光軸が通過球の通過方向に直交する面に対し
て斜交させているので、当該部分を肉薄に成形し
てもトンネルを比較的長くできる。
(実施例)
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図に示す通過球検出器1(光セ
ンサ)は、パチンコ球ほぼ1個分の通路11を形
成する相対向する側壁12A,12Bを有するホ
ルダー10と、該ホルダー10の一方の側壁12
A内に設けた発光素子3と、他方の側壁12B内
に発光素子3と対向させて設けた受光素子2と、
この発受光素子対3,2を外部から被うため側壁
12A,12Bの内側面即ち球通路11側の面に
配設された透明部材20とから成る。
ンサ)は、パチンコ球ほぼ1個分の通路11を形
成する相対向する側壁12A,12Bを有するホ
ルダー10と、該ホルダー10の一方の側壁12
A内に設けた発光素子3と、他方の側壁12B内
に発光素子3と対向させて設けた受光素子2と、
この発受光素子対3,2を外部から被うため側壁
12A,12Bの内側面即ち球通路11側の面に
配設された透明部材20とから成る。
ホルダー10はこの実施例ではコ字型をしてお
り、従つて基部壁12C(コ字型の連接部)から
相対向するように延びる2つの側壁12A,12
Bを有する。コ字状に連設するこれらの壁12
A,12B,12Cの内側面には、球通路11の
周方向に、帯状のくぼみ13が形成されている。
このくぼみ13が形成されている領域内に於て、
両側壁12A,12B内には、球通路11を挟ん
で相対向する位置に、それぞれ発光素子3及び受
光素子2が埋設してある。
り、従つて基部壁12C(コ字型の連接部)から
相対向するように延びる2つの側壁12A,12
Bを有する。コ字状に連設するこれらの壁12
A,12B,12Cの内側面には、球通路11の
周方向に、帯状のくぼみ13が形成されている。
このくぼみ13が形成されている領域内に於て、
両側壁12A,12B内には、球通路11を挟ん
で相対向する位置に、それぞれ発光素子3及び受
光素子2が埋設してある。
発光素子3及び受光素子2を結ぶ直線(光軸)
17、即ち光検知位置は、球通路11を通る通過
球4の通過方向に直交する面内において通過球の
中心を通るのではなく、第2図から判るように、
通過球4の中心から距離dだけ若干ずれた点を通
る位置にある。これは、光検知位置が通過球4の
中心に一致していると、球と球が接した状態で重
なつて通過する場合、1個の球が光検知位置を通
過し終えても次の球によつて更に遮光状態が続
き、球1個分の検出信号しか出力し得ないからで
ある。即ち、発受光素子3,2の位置を通過球4
の中心から若干ずらし、光検知位置を、重なつた
球と球の側部間の隙間に置くことにより、個々の
球を確実に分離して検知することができる。ホル
ダー10全体は、発受光素子3,2に対する外来
光を遮断するため、暗黒色の合成樹脂からできて
おり、表面は艶消しにしてある。尚、図中の符号
5,6は発受光素子3,2のリード線であり、基
部壁12Cの外側面から引き出してある。
17、即ち光検知位置は、球通路11を通る通過
球4の通過方向に直交する面内において通過球の
中心を通るのではなく、第2図から判るように、
通過球4の中心から距離dだけ若干ずれた点を通
る位置にある。これは、光検知位置が通過球4の
中心に一致していると、球と球が接した状態で重
なつて通過する場合、1個の球が光検知位置を通
過し終えても次の球によつて更に遮光状態が続
き、球1個分の検出信号しか出力し得ないからで
ある。即ち、発受光素子3,2の位置を通過球4
の中心から若干ずらし、光検知位置を、重なつた
球と球の側部間の隙間に置くことにより、個々の
球を確実に分離して検知することができる。ホル
ダー10全体は、発受光素子3,2に対する外来
光を遮断するため、暗黒色の合成樹脂からできて
おり、表面は艶消しにしてある。尚、図中の符号
5,6は発受光素子3,2のリード線であり、基
部壁12Cの外側面から引き出してある。
まず、光センサの光軸17をホルダー10の側
壁内面に対して直角とした場合(第8図)、即ち、
光軸17を球の通過方向に直交する面内に配設し
た場合の誤動作について説明する。
壁内面に対して直角とした場合(第8図)、即ち、
光軸17を球の通過方向に直交する面内に配設し
た場合の誤動作について説明する。
発受光素子3,2について、実験を繰返えして
みると、ときどき第9図に示すように、球1個の
通過に対し、光センサから大小2つのパルスが出
力され、通常の検出回路では球1個の入賞につい
て2個入賞した場合と同様に誤動作してしまうこ
とが分つた。この現象は、次のような原因による
ものであると考えられる。つまり、パチンコ機の
場合、パチンコ機自体に種々の装飾ランプが配設
され、遊技場の天井等にも蛍光灯等が設けられて
いるので、これらの外部光が球通路11内に入る
こと、パチンコ球が球体でありその流下位置が厳
密には必ずしも一定でないことから、球通路11
内を通過するパチンコ球の状態如何によつては、
その球面で反射された外部光が光検出部に入るこ
とがあるためであると考えられる。
みると、ときどき第9図に示すように、球1個の
通過に対し、光センサから大小2つのパルスが出
力され、通常の検出回路では球1個の入賞につい
て2個入賞した場合と同様に誤動作してしまうこ
とが分つた。この現象は、次のような原因による
ものであると考えられる。つまり、パチンコ機の
場合、パチンコ機自体に種々の装飾ランプが配設
され、遊技場の天井等にも蛍光灯等が設けられて
いるので、これらの外部光が球通路11内に入る
こと、パチンコ球が球体でありその流下位置が厳
密には必ずしも一定でないことから、球通路11
内を通過するパチンコ球の状態如何によつては、
その球面で反射された外部光が光検出部に入るこ
とがあるためであると考えられる。
これを第9図に於て説明すれば、入賞球(通過
球)が光検知位置の直前のA位置にある場合に
は、発光素子3からの光を受光素子2が受けてい
るから、球検知出力はない(第9図のA)。
球)が光検知位置の直前のA位置にある場合に
は、発光素子3からの光を受光素子2が受けてい
るから、球検知出力はない(第9図のA)。
次に入賞球がB位置まで移動した場合には、そ
の間、光が遮断されるから球検知出力を生じ、こ
の球検知出力は通常ならば立下ることはない。
の間、光が遮断されるから球検知出力を生じ、こ
の球検知出力は通常ならば立下ることはない。
しかし、球の通過状態如何によつては、上方の
光源Lからの外部光が入賞球の表面で反射され、
光検知部に入るから、球検知出力が一旦立下る
(第9図のB)。
光源Lからの外部光が入賞球の表面で反射され、
光検知部に入るから、球検知出力が一旦立下る
(第9図のB)。
更に入賞球が下方に移動すると、この状態が解
除されるから、球検知出力は再び立上る。
除されるから、球検知出力は再び立上る。
そして、入賞球が光検知位置を通過し終えたC
位置まで移動した場合には、再び発光素子3から
の光が受光素子2に入るから、球検知出力はなく
なる(第9図のC)。
位置まで移動した場合には、再び発光素子3から
の光が受光素子2に入るから、球検知出力はなく
なる(第9図のC)。
かかる原因によつて、球1個の通過時間t1
(第9図のA−C)内に大小2つのパルスが生じ
るものと考えられる。従つて、光源Lが下側に在
る場合には、第9図とは逆に先のパルスの方が後
のパルスよりも小さくなる。
(第9図のA−C)内に大小2つのパルスが生じ
るものと考えられる。従つて、光源Lが下側に在
る場合には、第9図とは逆に先のパルスの方が後
のパルスよりも小さくなる。
上記球検知の誤動作を防止する電気的な解決手
段としては、モノマルチバイブレータ等のタイマ
を用い、これを最初の球検出パルスの立上りで起
動させ、光センサを通過する球1個の平均通過時
間幅t1に若干の余裕幅を加えた時間幅t2のパ
ルスに補正することが考えられる。即ち、補正パ
ルスのパルス幅(タイマ時間)t2を、t1<t
2<t3に定めるのである。ここに、t3は、相
接触した状態で連続して球が入賞した場合に、最
初の球を検出し終つてから次の球を検出し始める
までの時間である。このような時間的間隔が得ら
れるのは、光検知位置を球の中心から若干ずらせ
ていることに起因する。
段としては、モノマルチバイブレータ等のタイマ
を用い、これを最初の球検出パルスの立上りで起
動させ、光センサを通過する球1個の平均通過時
間幅t1に若干の余裕幅を加えた時間幅t2のパ
ルスに補正することが考えられる。即ち、補正パ
ルスのパルス幅(タイマ時間)t2を、t1<t
2<t3に定めるのである。ここに、t3は、相
接触した状態で連続して球が入賞した場合に、最
初の球を検出し終つてから次の球を検出し始める
までの時間である。このような時間的間隔が得ら
れるのは、光検知位置を球の中心から若干ずらせ
ていることに起因する。
しかしながら、上記解決策では、まだミス検知
が生ずることが分つた。そこで、本考案に従い、
第1図乃至第3図の実施例では、上記ホルダー1
0の一方の側壁12Aから他方の側壁12Bにか
けての発受光素子3,2の光軸17は、第3図か
ら判るように、球の流下方向即ち通過方向に直交
する面に対して傾斜させ、斜交するようにしてあ
る。また、この発受光面を結ぶ直線即ち光軸17
に沿つて、両側壁12A,12B内には、その内
側面からトンネル14,15が設けてあり、その
奥の方にそれぞれ発光素子3、受光素子2が配設
してある。
が生ずることが分つた。そこで、本考案に従い、
第1図乃至第3図の実施例では、上記ホルダー1
0の一方の側壁12Aから他方の側壁12Bにか
けての発受光素子3,2の光軸17は、第3図か
ら判るように、球の流下方向即ち通過方向に直交
する面に対して傾斜させ、斜交するようにしてあ
る。また、この発受光面を結ぶ直線即ち光軸17
に沿つて、両側壁12A,12B内には、その内
側面からトンネル14,15が設けてあり、その
奥の方にそれぞれ発光素子3、受光素子2が配設
してある。
このようにホルダー10の側壁12A,12B
の内面に対して斜めに進入するトンネルを設ける
と、特に、受光素子2の前にトンネル15を設け
ることにより、外部光の影響をなくし、球1個の
通過を2個の通過と判断するようなミス検知を減
少させることができる。
の内面に対して斜めに進入するトンネルを設ける
と、特に、受光素子2の前にトンネル15を設け
ることにより、外部光の影響をなくし、球1個の
通過を2個の通過と判断するようなミス検知を減
少させることができる。
また、トンネル15については、発受光素子対
3,2の光軸17を、球の流下方向(第3図の上
下方向)に直交する面に対して斜交させると、側
壁12Bの内面から垂直方向で同じ深さの所に受
光素子2を設置しても、トンネル15の長さをよ
り長くすることができ外部光が遮断されてミス検
知防止効果があつた。
3,2の光軸17を、球の流下方向(第3図の上
下方向)に直交する面に対して斜交させると、側
壁12Bの内面から垂直方向で同じ深さの所に受
光素子2を設置しても、トンネル15の長さをよ
り長くすることができ外部光が遮断されてミス検
知防止効果があつた。
第5図乃至第7図は、第3図の実施例のよう
に、発受光素子3,2の光軸17を垂直平面内で
二次元的に傾むけるだけでなく、水平面内でも傾
むけて三次元的に傾斜させた例である。この例で
は、受光素子2は、側壁12Bに在るのではな
く、基部壁12Cの側壁12B側に設けてある。
従つて、光軸17は、ホルダー10の一方の側壁
12Aから基部壁12Cにかけて、球の流下方向
に対して斜めに走つている。また、トンネル15
は、この光軸17に沿つて、基部壁12Cに設け
てあり、その奥に受光素子2が配設されている。
トンネル15を設ける効果及び光軸17を球の流
下方向に対して斜めに設ける効果は、第3図の場
合と同じであり、ミス検知を解消させることがで
きる。
に、発受光素子3,2の光軸17を垂直平面内で
二次元的に傾むけるだけでなく、水平面内でも傾
むけて三次元的に傾斜させた例である。この例で
は、受光素子2は、側壁12Bに在るのではな
く、基部壁12Cの側壁12B側に設けてある。
従つて、光軸17は、ホルダー10の一方の側壁
12Aから基部壁12Cにかけて、球の流下方向
に対して斜めに走つている。また、トンネル15
は、この光軸17に沿つて、基部壁12Cに設け
てあり、その奥に受光素子2が配設されている。
トンネル15を設ける効果及び光軸17を球の流
下方向に対して斜めに設ける効果は、第3図の場
合と同じであり、ミス検知を解消させることがで
きる。
尚、トンネル15の長さの減少を考慮しない場
合には、第6図に示す配置関係に於て、垂直平面
内での傾斜をなくすこともできる。この配置の利
点は、通過球検出器の量産に適している点であ
る。
合には、第6図に示す配置関係に於て、垂直平面
内での傾斜をなくすこともできる。この配置の利
点は、通過球検出器の量産に適している点であ
る。
上記実施例では、ホルダー10の一方の側壁1
2Aに発光素子3を、ホルダー10の他方の側壁
12B又は基部壁12Cに受光素子2を配設した
が、この代りにホルダー10の基部壁12Cに発
光素子を、ホルダー10の一方の側壁(12A又
は12B)に受光素子を配設することもできる。
2Aに発光素子3を、ホルダー10の他方の側壁
12B又は基部壁12Cに受光素子2を配設した
が、この代りにホルダー10の基部壁12Cに発
光素子を、ホルダー10の一方の側壁(12A又
は12B)に受光素子を配設することもできる。
透明部材20は、透明もしくは半透明又は適当
なフイルタ特性、例えば可視光線をカツトする特
性を有する薄い合成樹脂板から成り、上記ホルダ
ー10のくぼみ13内に丁度納るような相補形状
を有し、その一部はホルダー10の通路よりも小
径となり得る可撓性を有する。
なフイルタ特性、例えば可視光線をカツトする特
性を有する薄い合成樹脂板から成り、上記ホルダ
ー10のくぼみ13内に丁度納るような相補形状
を有し、その一部はホルダー10の通路よりも小
径となり得る可撓性を有する。
この実施例では、基部21Cからコ字状に延在
する2つのアーム21A,21Bが、互いに弾性
的に内側に撓むようになつている。このアーム2
1A,21Bの可撓性をよくするため、透明部材
20のアーム21A,21Bは、第4図に示すよ
うに、基部21Cに対する折曲り部22を多段に
することが好ましい。
する2つのアーム21A,21Bが、互いに弾性
的に内側に撓むようになつている。このアーム2
1A,21Bの可撓性をよくするため、透明部材
20のアーム21A,21Bは、第4図に示すよ
うに、基部21Cに対する折曲り部22を多段に
することが好ましい。
アーム21A,21Bの外面には開放端部に係
合凸条23が設けてあり、該係合凸条23はリブ
として機能するだけでなく、第2図に示すように
ホルダー10の側壁12A,12Bの端部近くの
内側面に設けた係合穴16と嵌合でき、これによ
り透明部材20がホルダー10から離脱するのを
防止する働きをする。係合穴16は単なる凹部と
して形成しても良いが、好ましくは、側壁12
A,12Bの内側面から外側面に抜ける貫通孔と
して形成し、透明部材20をホルダー10から取
外すとき、ピン等で凸条23の先端を外側から突
くことができるようにするのが良い。
合凸条23が設けてあり、該係合凸条23はリブ
として機能するだけでなく、第2図に示すように
ホルダー10の側壁12A,12Bの端部近くの
内側面に設けた係合穴16と嵌合でき、これによ
り透明部材20がホルダー10から離脱するのを
防止する働きをする。係合穴16は単なる凹部と
して形成しても良いが、好ましくは、側壁12
A,12Bの内側面から外側面に抜ける貫通孔と
して形成し、透明部材20をホルダー10から取
外すとき、ピン等で凸条23の先端を外側から突
くことができるようにするのが良い。
更に、透明部材20のアーム21A,21Bの
外面には、トンネル14,15内に入り込む突起
24を透明部材20と一体に形成し、発受光素子
3,2に対する導光部として機能するようにする
こともできる。このような導光部として機能させ
る場合には、突起24の末端は、フラツトな面と
してだけでなく、発光側及び受光側又はそのどち
らか一方を凸面又は凹面のレンズ状に形成するこ
ともできる。
外面には、トンネル14,15内に入り込む突起
24を透明部材20と一体に形成し、発受光素子
3,2に対する導光部として機能するようにする
こともできる。このような導光部として機能させ
る場合には、突起24の末端は、フラツトな面と
してだけでなく、発光側及び受光側又はそのどち
らか一方を凸面又は凹面のレンズ状に形成するこ
ともできる。
上記のように透明部材20を各発受光素子3,
2の前面に設けることにより、静電気の集塵現象
によつて塵挨が発受光面に直接に付着するのを防
止することができると共に、透明部材20が汚れ
て通過球検出器1(光センサ)の検知精度が落る
場合には、透明部材20のみを定期的に交換する
ことにより、長期に亘つて通過球検出器1の検知
精度を高く維持することができる。
2の前面に設けることにより、静電気の集塵現象
によつて塵挨が発受光面に直接に付着するのを防
止することができると共に、透明部材20が汚れ
て通過球検出器1(光センサ)の検知精度が落る
場合には、透明部材20のみを定期的に交換する
ことにより、長期に亘つて通過球検出器1の検知
精度を高く維持することができる。
更にまた、その交換作業は、センサ全体を交換
する場合に比べ、はるかに容易である。
する場合に比べ、はるかに容易である。
上記第1図乃至第7図の実施例ではホルダー1
0及び透明部材20をコ字型としたが、C字型、
中空筒状とすることもできる。
0及び透明部材20をコ字型としたが、C字型、
中空筒状とすることもできる。
ホルダー10を中空筒状とした場合、透明部材
20はC字状部材とするか、又は始端と終端が一
部重なつたカール部材として構成すればよい。
20はC字状部材とするか、又は始端と終端が一
部重なつたカール部材として構成すればよい。
また、発光素子側と受光素子側とで別々の透明
部材とし、それぞれが単独で脱着できるように構
成することもできる。
部材とし、それぞれが単独で脱着できるように構
成することもできる。
第10図及び第11図は、第1図乃至第3図に
示した通過球検出器1(光センサ)をパチンコ機
の特定入賞装置、所謂チヤツカーに適用した例を
示す。
示した通過球検出器1(光センサ)をパチンコ機
の特定入賞装置、所謂チヤツカーに適用した例を
示す。
この特定入賞装置30は、U字形の縦溝32を
形成した検出器保持部材31と、該検出器保持部
材31の前面に設けた前面板38とを有する。図
中の符号33は、検出器保持部材31の後面の縁
に設けた取付用外向フランジを示す。
形成した検出器保持部材31と、該検出器保持部
材31の前面に設けた前面板38とを有する。図
中の符号33は、検出器保持部材31の後面の縁
に設けた取付用外向フランジを示す。
検出器保持部材31の縦溝32の側面には、通
過球検出器1のホルダー10を直角に差込み保持
させる差込受けを形成するため、ガイド溝34が
設けてある。このガイド溝34、即ち差込受け3
4の形状寸法は、ホルダー10を差し込んだと
き、丁度ホルダー10の内面が検出器保持部材3
1の縦溝32の面と一致し、一続きの球通路を形
成するように定めてある。
過球検出器1のホルダー10を直角に差込み保持
させる差込受けを形成するため、ガイド溝34が
設けてある。このガイド溝34、即ち差込受け3
4の形状寸法は、ホルダー10を差し込んだと
き、丁度ホルダー10の内面が検出器保持部材3
1の縦溝32の面と一致し、一続きの球通路を形
成するように定めてある。
外向フランジ33の後面には、差込受け34の
一部34′が延在していると共に、差込受け34
の下面34Aと同じ高さ位置に舌35が突出して
いる。これらの差込受け34の延在部34′及び
舌35は、ホルダー10を差込受け34に差込む
際の案内として機能すると共に、差込受け34の
延在部34′は通過球検出器1の両側面を挟持す
る弾性挟持片として、また舌35は通過球検出器
1の下部を支える載置台としても機能する。
一部34′が延在していると共に、差込受け34
の下面34Aと同じ高さ位置に舌35が突出して
いる。これらの差込受け34の延在部34′及び
舌35は、ホルダー10を差込受け34に差込む
際の案内として機能すると共に、差込受け34の
延在部34′は通過球検出器1の両側面を挟持す
る弾性挟持片として、また舌35は通過球検出器
1の下部を支える載置台としても機能する。
舌35に設けた突起36は、通過球検出器1を
差込受け34に差込む深さを規制する位置決め用
のストツパであるが、ストツパの代りに通過球検
出器1の側壁12A,12Bの長さを調整するこ
とによつてホルダー10の位置決めを行なうこと
もできる。
差込受け34に差込む深さを規制する位置決め用
のストツパであるが、ストツパの代りに通過球検
出器1の側壁12A,12Bの長さを調整するこ
とによつてホルダー10の位置決めを行なうこと
もできる。
尚、図中の符号37は、縦溝32内を落下して
来た球を、遊技盤7(第11図)の後側に導出さ
せるため、U字形の縦溝32の底部に設けた球ガ
イド片である。
来た球を、遊技盤7(第11図)の後側に導出さ
せるため、U字形の縦溝32の底部に設けた球ガ
イド片である。
第11図に於て、特定入賞装置30に取付けに
際しては、フランジ33を、遊技盤7に開設した
貫通孔7Aを覆つて遊技盤7の表面に止着し、U
字状の縦溝32の底部を遊技盤7の貫通孔7Aに
連通させる。前面板38は、この取付けの前後に
於て、検出器保持部材31の前壁に固着する。ホ
ルダー10は、フランジ33を遊技盤7の表面に
ネジ止めした後で、遊技盤7の裏側から差し込む
ことができる。
際しては、フランジ33を、遊技盤7に開設した
貫通孔7Aを覆つて遊技盤7の表面に止着し、U
字状の縦溝32の底部を遊技盤7の貫通孔7Aに
連通させる。前面板38は、この取付けの前後に
於て、検出器保持部材31の前壁に固着する。ホ
ルダー10は、フランジ33を遊技盤7の表面に
ネジ止めした後で、遊技盤7の裏側から差し込む
ことができる。
特定入賞装置30の球通路は、その横幅(第8
図)が側壁部12A,12B,12C,13によ
つて規制され、奥行幅x(第11図)が前面板3
8によつて規制される。球通路の横幅は一定であ
るが、奥行幅xは一定ではない。即ち、前面板3
8の裏面には突出片39が設けてあり、該突出片
39は球通路内の少なくとも光センサに存する領
域で隆起している。これにより、光センサの存す
る領域に於る球通路の奥行幅y(第11図)は、
この突出片39の隆起分だけ、球通路入口の奥行
幅xより小さく球径よりもやや大きい程度になつ
ている。この実施例では、x=14〜15mm、y=
11.5〜12mmである。
図)が側壁部12A,12B,12C,13によ
つて規制され、奥行幅x(第11図)が前面板3
8によつて規制される。球通路の横幅は一定であ
るが、奥行幅xは一定ではない。即ち、前面板3
8の裏面には突出片39が設けてあり、該突出片
39は球通路内の少なくとも光センサに存する領
域で隆起している。これにより、光センサの存す
る領域に於る球通路の奥行幅y(第11図)は、
この突出片39の隆起分だけ、球通路入口の奥行
幅xより小さく球径よりもやや大きい程度になつ
ている。この実施例では、x=14〜15mm、y=
11.5〜12mmである。
このようにx>yの関係にしたのは、xは前面
ガラスとの間で球止まりを起さない入賞領域を確
保するためであり、yは球検知の適正な間隔を確
保し、予め定めた光検知位置に対し、何れの入賞
球も常に一定した場所を通過させるのに必要であ
るからである。この球通路の奥行段差部に於る入
賞球の流下(通過)をスムースにするため、突出
片39の頂部には内向きの傾斜部39Aが形成し
てある。
ガラスとの間で球止まりを起さない入賞領域を確
保するためであり、yは球検知の適正な間隔を確
保し、予め定めた光検知位置に対し、何れの入賞
球も常に一定した場所を通過させるのに必要であ
るからである。この球通路の奥行段差部に於る入
賞球の流下(通過)をスムースにするため、突出
片39の頂部には内向きの傾斜部39Aが形成し
てある。
この実施例ではx>yの関係を得るため前面板
38の裏面を隆起させたが、第12図に示すよう
に、ホルダー10の基部壁12Cの側を通路内に
隆起させてもよく、また、第13図に示すよう
に、前面板38の傾斜部39Aより上部を省き傾
斜部39Aのみによつてx>yの関係を造り出し
てもよい。
38の裏面を隆起させたが、第12図に示すよう
に、ホルダー10の基部壁12Cの側を通路内に
隆起させてもよく、また、第13図に示すよう
に、前面板38の傾斜部39Aより上部を省き傾
斜部39Aのみによつてx>yの関係を造り出し
てもよい。
第14図及び第15図は、特定入賞装置30の
他の実施例である。第10図及び第11図の例と
異なる点は、U字形の縦溝32の側壁の一部にホ
ルダー10を嵌込むのではなく、検出器保持部材
31とホルダー10とを予め同一材料で一体的に
構成し、この検出器保持部材31のU字形の縦溝
32の側壁内に発受光素子3,2を埋設してある
ことである。尚、図中の符号25は上記検出回路
の埋設部である。このように構成すると、ホルダ
ー10とそのフランジ33とを別体にしたものに
較べ一層単純な構成となり、生産性の向上と、製
品管理の簡素化が図れる。
他の実施例である。第10図及び第11図の例と
異なる点は、U字形の縦溝32の側壁の一部にホ
ルダー10を嵌込むのではなく、検出器保持部材
31とホルダー10とを予め同一材料で一体的に
構成し、この検出器保持部材31のU字形の縦溝
32の側壁内に発受光素子3,2を埋設してある
ことである。尚、図中の符号25は上記検出回路
の埋設部である。このように構成すると、ホルダ
ー10とそのフランジ33とを別体にしたものに
較べ一層単純な構成となり、生産性の向上と、製
品管理の簡素化が図れる。
上記の特定入賞装置30は、例えば第22図に
示すように、遊技盤7のガイドレール8で囲まれ
た遊技領域9の中央に、スロツトゲーム装置から
成るゲーム盤50が配置されたパチンコ機に於
て、ゲーム盤50の下方に配設される。
示すように、遊技盤7のガイドレール8で囲まれ
た遊技領域9の中央に、スロツトゲーム装置から
成るゲーム盤50が配置されたパチンコ機に於
て、ゲーム盤50の下方に配設される。
特定入賞装置30に球が入つた場合、ゲーム盤
50のスロツトゲーム装置が始動し、ゲーム結果
によつては、下方の変動入賞装置51が開き、打
球の入賞率が高くなる。
50のスロツトゲーム装置が始動し、ゲーム結果
によつては、下方の変動入賞装置51が開き、打
球の入賞率が高くなる。
第16図乃至第18図は、遊技盤7やその他の
球通路に通過球検知器1を取付ける取付手段の具
体例を示したものである。
球通路に通過球検知器1を取付ける取付手段の具
体例を示したものである。
第16図及び第17図は、ホルダー10を取付
ケース40にセツトし、該取付ケース40によつ
て取付ける例を示す。取付ケース40は、全体と
してホルダー10を差込み収納可能な形状となつ
ており、その基部41Cからコ字状に延在する2
つのアーム41A,41Bと、アームの外側面に
基部41Cから突設した外向フランジ42とを有
する。
ケース40にセツトし、該取付ケース40によつ
て取付ける例を示す。取付ケース40は、全体と
してホルダー10を差込み収納可能な形状となつ
ており、その基部41Cからコ字状に延在する2
つのアーム41A,41Bと、アームの外側面に
基部41Cから突設した外向フランジ42とを有
する。
取付ケース40のアーム41A,41Bの内側
面には、またホルダー10の側壁12A,12B
を差し込んで収納するための凹部43が設けてあ
る。また、取付ケース40の基部41Cには、ホ
ルダー10の基部壁12Cの裏面に凸状に設けた
検出回路埋設部25を通すための開口44が開設
してある。この開口44は、通過球検出器1のリ
ード線5,6を取付ケース40の外へ出すための
穴として機能すると共に、差し込まれたホルダー
10を取付ケース40の外から突いて取付ケース
40の外へ出すための突き出し用穴としても機能
する。前面板38は、組付ネジ穴45により、取
付ケース40のアーム41A,41Bの端面にネ
ジ止めされる。かく構成した通過球検出器1は、
外向フランジ42を利用して遊技盤7の表面等に
ビス止めされる。
面には、またホルダー10の側壁12A,12B
を差し込んで収納するための凹部43が設けてあ
る。また、取付ケース40の基部41Cには、ホ
ルダー10の基部壁12Cの裏面に凸状に設けた
検出回路埋設部25を通すための開口44が開設
してある。この開口44は、通過球検出器1のリ
ード線5,6を取付ケース40の外へ出すための
穴として機能すると共に、差し込まれたホルダー
10を取付ケース40の外から突いて取付ケース
40の外へ出すための突き出し用穴としても機能
する。前面板38は、組付ネジ穴45により、取
付ケース40のアーム41A,41Bの端面にネ
ジ止めされる。かく構成した通過球検出器1は、
外向フランジ42を利用して遊技盤7の表面等に
ビス止めされる。
第18図は、ホルダー10より長い取付プレー
ト46を、前面板38の代りにホルダー10の側
壁12A,12Bの先端面に取付け、ホルダー1
0から突出する取付プレート46の両端部分を利
用して、ネジ47により、遊技盤7の裏面等に通
過球検出器1を取付ける例である。ホルダー10
の基部壁12Cには、第17図の場合と同様に、
検出回路埋設部25が設けてある。
ト46を、前面板38の代りにホルダー10の側
壁12A,12Bの先端面に取付け、ホルダー1
0から突出する取付プレート46の両端部分を利
用して、ネジ47により、遊技盤7の裏面等に通
過球検出器1を取付ける例である。ホルダー10
の基部壁12Cには、第17図の場合と同様に、
検出回路埋設部25が設けてある。
第19図は、遊技盤7の裏面等に取付けるタイ
プの通過球検出器1(第18図)を、第21図に
示すパチンコ機の変動入賞装置52に適用した例
を示す。この変動入賞装置52は、第20図に示
すように、機関車を模したもので、2つの開閉翼
片53,53を有している。変動入賞装置52内
の下辺には、両開閉翼片53,53間に、3個の
入賞口54,55,56が並置してある。通常、
両開閉翼片53,53は、変動入賞装置52の側
部に大きく形成した開口57,57を閉じてい
る。しかし、第21図の遊技領域9内に於て変動
入賞装置52の両側に配設したチヤツカー58に
打球が入賞すると、電磁ソレノイド59が作動し
て、作動杆60を介し、両開閉翼片53,53が
所定の回数だけ開閉動作を繰返し、その開閉動作
期間中に中央の入賞口55に更に打球が入賞する
と、所定の多数回の開閉動作を継続する。この実
施例では、第19図に示すように、この中央の継
続用入賞口55からの球通路61に、第18図の
通過球検出器1を所属させている。即ち、遊技盤
7の裏面に通過球検出器1をネジ止めする一方、
球通路を形成している後壁板62には、通過球検
出器1を対応する大きさの開口63を設け、該開
口より通過球検出器1の後部分を突出させてい
る。尚、図中の符号64は継続回数を表示するた
めの7セグメント表示部である。
プの通過球検出器1(第18図)を、第21図に
示すパチンコ機の変動入賞装置52に適用した例
を示す。この変動入賞装置52は、第20図に示
すように、機関車を模したもので、2つの開閉翼
片53,53を有している。変動入賞装置52内
の下辺には、両開閉翼片53,53間に、3個の
入賞口54,55,56が並置してある。通常、
両開閉翼片53,53は、変動入賞装置52の側
部に大きく形成した開口57,57を閉じてい
る。しかし、第21図の遊技領域9内に於て変動
入賞装置52の両側に配設したチヤツカー58に
打球が入賞すると、電磁ソレノイド59が作動し
て、作動杆60を介し、両開閉翼片53,53が
所定の回数だけ開閉動作を繰返し、その開閉動作
期間中に中央の入賞口55に更に打球が入賞する
と、所定の多数回の開閉動作を継続する。この実
施例では、第19図に示すように、この中央の継
続用入賞口55からの球通路61に、第18図の
通過球検出器1を所属させている。即ち、遊技盤
7の裏面に通過球検出器1をネジ止めする一方、
球通路を形成している後壁板62には、通過球検
出器1を対応する大きさの開口63を設け、該開
口より通過球検出器1の後部分を突出させてい
る。尚、図中の符号64は継続回数を表示するた
めの7セグメント表示部である。
(考案の効果)
以上述べたように、本考案の光電式通過球検出
器は、ホルダーの一方の側壁内には発光素子又は
受光素子を、ホルダーの他方の側壁内又は基部壁
には受光素子又は発光素子を設けるに際し、その
発受光素子対の光軸を球の通過方向に直交する面
に対して斜交するよう対設し、ホルダーの受光素
子側の側壁内又は基部壁内には光軸に沿つてトン
ネルを設けてその奥部に前記受光素子を配設した
ものであるから、通過方向に直交する面内に配設
する従来の構成のものに較べて、同一距離内にお
いても通過球が光軸を横切る所要時間、即ち、遮
光時間が長くなるため、検知能力が著しく高めら
れ、ミス検知のない検出器を提供することができ
る。
器は、ホルダーの一方の側壁内には発光素子又は
受光素子を、ホルダーの他方の側壁内又は基部壁
には受光素子又は発光素子を設けるに際し、その
発受光素子対の光軸を球の通過方向に直交する面
に対して斜交するよう対設し、ホルダーの受光素
子側の側壁内又は基部壁内には光軸に沿つてトン
ネルを設けてその奥部に前記受光素子を配設した
ものであるから、通過方向に直交する面内に配設
する従来の構成のものに較べて、同一距離内にお
いても通過球が光軸を横切る所要時間、即ち、遮
光時間が長くなるため、検知能力が著しく高めら
れ、ミス検知のない検出器を提供することができ
る。
又、発光素子からの光は受光素子側に設けられ
たトンネルを通つて受光素子に受けられるため、
天井の照明灯、入賞装置の表示灯等の外部光をも
一緒に受け付けることがなくなつて、パチンコ球
のような検知頻度が高い場合でもミス検知が解消
できる。従つて、受光素子から得られる光電信号
は、球検知信号として検出回路に送られる以前に
於て、球1個につき1パルスの関係が保たれ、信
号中に、通過球1個につき2つのパルスを含むこ
とがない。
たトンネルを通つて受光素子に受けられるため、
天井の照明灯、入賞装置の表示灯等の外部光をも
一緒に受け付けることがなくなつて、パチンコ球
のような検知頻度が高い場合でもミス検知が解消
できる。従つて、受光素子から得られる光電信号
は、球検知信号として検出回路に送られる以前に
於て、球1個につき1パルスの関係が保たれ、信
号中に、通過球1個につき2つのパルスを含むこ
とがない。
又、この受光素子側に設けられるトンネルの長
さは、発受光素子対の光軸を、球の通過方向に直
交する面に対して斜交させてあるから、ホルダー
表面からの穿孔深さが浅くて済むため、同じ長さ
のトンネルを形成するとしても比較的ホルダーの
肉厚を薄く構成できる。又、無接点スイツチであ
ることとも相俟つて、マイクロスイツチの如き有
接点装置に比べ、その検出精度が高く且つ寿命が
長い通過球検出器が得られる。
さは、発受光素子対の光軸を、球の通過方向に直
交する面に対して斜交させてあるから、ホルダー
表面からの穿孔深さが浅くて済むため、同じ長さ
のトンネルを形成するとしても比較的ホルダーの
肉厚を薄く構成できる。又、無接点スイツチであ
ることとも相俟つて、マイクロスイツチの如き有
接点装置に比べ、その検出精度が高く且つ寿命が
長い通過球検出器が得られる。
第1図は本考案のパチンコ機の通過球検出器の
一実施例を示した展開斜視図、第2図は透明部材
を取付けた通過球検出器の横断面図、第3図は、
第1図の−断面図、第4図は透明部材の変形
例を示す図、第5図は本考案のパチンコ機の通過
球検出器の他の実施例を示す斜視図、第6図はそ
の平面図、第7図はその縦断面図、第8図は発受
光素子を側壁面に直角に配置した光センサと外部
光による球検知誤動作との関係の説明図、第9図
は第8図の光センサで得られる出力信号波形を示
した図、第10図は本考案の通過球検出器をパチ
ンコ機のチヤツカーに適用した例を示す展開斜視
図、第11図はそのチヤツカを遊技盤に取付けた
状態を示す断面図、第12図及び第13図はそれ
ぞれ通過球検出器の変形例を示す第11図と同様
な図、第14図は本考案の通過球検出器の他の実
施例を示した展開斜視図、第15図はその通過球
検出器を遊技盤に取付けた状態の断面図、第16
図は本考案の通過球検出器の他の実施例を示した
斜視図、第17図は第16図の通過球検出器の展
開斜視図、第18図は本考案の通過球検出器の他
の実施例を示した斜視図、第19図は第18図の
通過球検出器の変動入賞装置への適用例を示す断
面図、第20図はその変動入賞装置を示す斜視
図、第21図はその変動入賞装置を配置したパチ
ンコ機を例示した図、第22図は第10図のチヤ
ツカーを有するパチンコ機を例示した図である。 1……通過球検出器、2……受光素子、3……
発光素子、4……通過球、5,6……リード線、
7……遊技盤、10……ホルダー、11……球通
路、12A,12B……側壁、12C……基部
壁、13……くぼみ、14,15……トンネル、
16……係合穴、17……光軸、20……透明部
材、21A,21B……アーム、21C……基
部、22……折曲り部、23……凸条、24……
突起(導光部)、30……特定入賞装置、31…
…検出器保持部材、32……縦溝、33……フラ
ンジ、38……前面板、39……突出片、40…
…取付ケース、42……フランジ、46……取付
プレート、50……ゲーム盤、51,52……変
動入賞装置、53……開閉翼片。
一実施例を示した展開斜視図、第2図は透明部材
を取付けた通過球検出器の横断面図、第3図は、
第1図の−断面図、第4図は透明部材の変形
例を示す図、第5図は本考案のパチンコ機の通過
球検出器の他の実施例を示す斜視図、第6図はそ
の平面図、第7図はその縦断面図、第8図は発受
光素子を側壁面に直角に配置した光センサと外部
光による球検知誤動作との関係の説明図、第9図
は第8図の光センサで得られる出力信号波形を示
した図、第10図は本考案の通過球検出器をパチ
ンコ機のチヤツカーに適用した例を示す展開斜視
図、第11図はそのチヤツカを遊技盤に取付けた
状態を示す断面図、第12図及び第13図はそれ
ぞれ通過球検出器の変形例を示す第11図と同様
な図、第14図は本考案の通過球検出器の他の実
施例を示した展開斜視図、第15図はその通過球
検出器を遊技盤に取付けた状態の断面図、第16
図は本考案の通過球検出器の他の実施例を示した
斜視図、第17図は第16図の通過球検出器の展
開斜視図、第18図は本考案の通過球検出器の他
の実施例を示した斜視図、第19図は第18図の
通過球検出器の変動入賞装置への適用例を示す断
面図、第20図はその変動入賞装置を示す斜視
図、第21図はその変動入賞装置を配置したパチ
ンコ機を例示した図、第22図は第10図のチヤ
ツカーを有するパチンコ機を例示した図である。 1……通過球検出器、2……受光素子、3……
発光素子、4……通過球、5,6……リード線、
7……遊技盤、10……ホルダー、11……球通
路、12A,12B……側壁、12C……基部
壁、13……くぼみ、14,15……トンネル、
16……係合穴、17……光軸、20……透明部
材、21A,21B……アーム、21C……基
部、22……折曲り部、23……凸条、24……
突起(導光部)、30……特定入賞装置、31…
…検出器保持部材、32……縦溝、33……フラ
ンジ、38……前面板、39……突出片、40…
…取付ケース、42……フランジ、46……取付
プレート、50……ゲーム盤、51,52……変
動入賞装置、53……開閉翼片。
Claims (1)
- パチンコ球のほぼ1個分の通路を形成する相対
向する側壁及び両側壁を連結する基部壁を有する
ホルダーを設け、該ホルダーの一方の側壁内には
発光素子を、ホルダーの他方の側壁又は基部壁内
には前記発光素子からの光を受ける受光素子を設
けるか、又は、ホルダーの基部壁内には発光素子
を、ホルダーの一方の側壁内には該発光素子から
の光を受ける受光素子を設け、その際、相対に設
けられる発受光素子対は、上記通路を通る球の通
過方向に直交する面に対して光軸が斜交する位置
関係に設定するとともに、ホルダーの少なくとも
受光素子側の側壁内又は基部壁内には光軸が通る
トンネルを穿ち、このトンネルの奥部に前記受光
素子を配設したことを特徴とするパチンコ機の光
電式通過球検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984189046U JPH0416698Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984189046U JPH0416698Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61103181U JPS61103181U (ja) | 1986-07-01 |
JPH0416698Y2 true JPH0416698Y2 (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=30746505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984189046U Expired JPH0416698Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416698Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2559223B2 (ja) * | 1986-11-22 | 1996-12-04 | 株式会社 ソフイア | 遊技機 |
JPH0749063B2 (ja) * | 1988-02-24 | 1995-05-31 | 株式会社三洋物産 | パチンコ遊技機の入賞検出装置 |
JP2008295796A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Mars Engineering Corp | 物品処理装置 |
JP6323021B2 (ja) * | 2014-01-20 | 2018-05-16 | オムロン株式会社 | 物体検知センサ及び遊技機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58110459U (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-27 | 富士通株式会社 | 印刷用紙の検出装置 |
JPS58126884U (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-29 | ミツミ電機株式会社 | パチンコ玉検出器 |
JPS58160084U (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-25 | 新美 昭吉 | パチンコ玉検出器 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP1984189046U patent/JPH0416698Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61103181U (ja) | 1986-07-01 |
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