JP2507443Y2 - パチンコ機の機構板 - Google Patents

パチンコ機の機構板

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JP2507443Y2
JP2507443Y2 JP4047790U JP4047790U JP2507443Y2 JP 2507443 Y2 JP2507443 Y2 JP 2507443Y2 JP 4047790 U JP4047790 U JP 4047790U JP 4047790 U JP4047790 U JP 4047790U JP 2507443 Y2 JP2507443 Y2 JP 2507443Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入賞球検出器の保持手段を備えたパチンコ
機の機構板に関するものである。
〔従来の技術〕
周知のようにパチンコ機の遊技盤の裏面には機構板が
回動自在に装着される。そして、機構板の遊技盤の裏面
と相対する前面側には入賞球を集合する球寄せ空間が形
成されていると共に、後面側に景品球排出関連機構が形
成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで最近のパチンコ機は、電気的駆動源を作動し
て景品球を排出する電気的景品球排出装置を備え、複数
の入賞球に対応してそれぞれ異なる数の景品球を排出す
るようにしている。このため、遊技盤の裏面にはそれぞ
れの入賞口に入賞した入賞球を検出するための複数の入
賞球検出器が設けられており、これらのリード線が機構
板の球寄せ空間内に複雑に入り組んでいる。
ところが、球寄せ空間内は入賞球が流下するため、球
寄せ空間内にリード線が複雑に入り組んでいると、入賞
球の流下が阻害されて球止り等が起る可能性があった。
このため、遊技盤の裏面に入賞球誘導カバーを取付けた
り、各入賞口に対応して入賞球誘導樋を個別に設ける必
要があってパチンコ機の裏構造が複雑であったり、組立
作業が困難であったりする。
またこれらのリード線は、機構板に設けた入賞球装置
部品に対応する孔を通して外部へ引き出すようにしてい
るため、長いリード線を必要として不経済であり、さら
にパチンコ機の組立て作業や点検作業の際に邪魔になっ
て作業能率が低下するという問題点があった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、機構板に入賞球検出器を取付
けるようにして上記問題点を解消するパチンコ機の機構
板を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案においては、遊技
盤の裏面に装着され、その遊技盤の裏面と相対する板状
部の前面側に球寄せ空間が形成される機構板において、
前記板状部に入賞球検出器を後方から挿入する開口孔を
穿設すると共に、該板状部の外側表面に入賞球検出器を
係脱自在に保持するための保持手段を設けたものであ
る。
〔作用〕
上記のように構成された本考案のパチンコ機の機構板
は、遊技盤の裏面と相対する板状部に入賞球検出器を取
付るものであるから、遊技盤と機構板の板状部との間の
球寄せ空間内から入賞球検出器のリード線を完全に排除
することができると共に、球寄せ空間から外部へリード
線を引き出す必要もなくなり、その結果リード線の長さ
を従来より短かくできるし、遊技盤の裏面に球止りを防
ぐための入賞球誘導カバーや入賞球誘導樋を設けなくて
もよいので、組立並びに配線作業が容易となる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は本考案が適用されるパチンコ機の正面図で
ある。パチンコ機1の遊技盤2上には、通常の入賞口3
a,3bと、いわゆるチユーリツプと称される変動入賞口4
a,4bが設けられている。また遊技盤2の中央には可変表
示器5と、該可変表示器5を始動させるための始動入賞
口6a,6b,6cが設けられている。さらに、可変表示器5の
上部には、可変表示器5の表示が一定状態になったと
き、例えば「7」,「7」,「7」と3つの表示がぞろ
目に揃ったとき等に開成して打球が入賞し易くなる大入
賞口7と、通常の入賞口3cが設けられている。前記通常
の入賞口3a〜3c、変動入賞口4a,4b及び大入賞口7へ打
球が入賞したときには、1個の入賞球につき13個の景品
球が排出され、始動入賞口6a〜6cに打球が入賞したとき
には、1個の入賞球につき7個の景品球が排出されるよ
うになっている。
第2図は本考案が適用されるパチンコ機1の裏面図で
ある。第2図において、遊技盤2の裏面には機構板10が
回動自在に装着されている。機構板10は、ブラスチツク
等の合成樹脂材料で構成され、その遊技盤2の裏面と相
対する板状部11の前面側には入賞球が流下する球寄せ空
間12が形成されている。また球寄せ空間12の下方には、
入賞球を集合させる入賞球集合通路13を形成している。
板状部11の裏面上部には、景品球タンク14が固着され
る。景品球タンク14の下方には、景品球を整列して景品
球排出機構15へ導くための景品球供給樋16が形成され
る。景品球排出機構15の下方には、排出された景品球を
パチンコ機1の前面の上部球受皿8に導く景品球排出樋
17と、上部球受皿8の余剰景品球を下部球受皿9に導く
余剰球通路18が形成されている。さらに、前記入賞球集
合通路13の終端には、集合された入賞球を1個づつ機外
へ排出する入賞球処理機構19が設けられている。なお、
板状部11のほぼ中央には、前記可変表示器5及び大入賞
口7の後端を露出させるための方形状の孔20が穿設され
ている。
第3図は、機構板10を開いた状態のパチンコ機1の裏
面図である。遊技盤2の裏面には、各入賞口へ入賞した
入賞球を検出するための入賞球検出器21が取付けられる
のが通常であるが、本考案の特徴は、これら入賞球検出
器21が機構板10側に取付けられていることである。この
ため、機構板10の板状部11には通常の入賞口3a〜3c,変
動入賞口4a,4b,始動入賞口6a〜6c,大入賞口7に入賞し
た入賞球をそれぞれ検出する入賞球検出器21を取付ける
ための複数の開口孔22が穿設される。開口孔22は各入賞
口にそれぞれ個別に対応するように設けられ、かつ入賞
球検出器21の外形寸法とほぼ等しい形状に選ばれる。
また板状部11の外側表面であって各開口孔22の上辺と
下辺部分には第4図ないし第6図に示すように入賞球検
出器21を保持するための対をなす保持片23と係合片24が
後方へ突出して設けられる。係合片24は上下方向に弾性
的に撓むことができ、その後端部には入賞球検出器21の
後面と係合し得る下向係止爪25が形成されている。前記
入賞球検出器21は、平面から見てコ字状に形成され、そ
の先端部に入賞球が通過可能な球検出部21aが形成され
ている。
そして、入賞球検出器21を機構板10の板状部11に取付
けるには、入賞球検出器21の球検出部21aを板状部11に
向けた状態で保持片23と係合片24の対向間隔に嵌め込
み、その球検出部21aを開口孔22に臨ませ、さらに該球
検出部21aが球寄せ空間12内に完全に嵌入するまで押し
込む。前記係合片24は、入賞球検出器21を保持片23との
対向間隔へ嵌め込む際に、その入賞球検出器21の上面に
下向係止爪25の先端が圧接することにより上方へ弾性変
形し、球検出部21aが球寄せ空間12内に完全に押し込ま
れたとき、その復元弾性で元の状態に復帰し、下向係止
爪25の下面が入賞球検出器21の後面に係止される。これ
により、入賞球検出器21が機構板10の板状部11に係脱自
在に固定保持されると共に、前後方向への移動も抑制さ
れる。
このようにして、機構板10の板状部11に固定保持され
る各入賞球検出器21は、それぞれのリード線26が板状部
11の裏面側に配置された中継基板27を介してまたは直接
に基板ボツクス28内の制御回路に接続される。そして、
通常の入賞口3a〜3c,変動入賞口4a,4b,始動入賞口6a〜6
c,大入賞口7に入賞した入賞球は、これら各入賞口に個
別に対応するように設けられた各入賞球検出器21の検出
部21aにより確実に検出されると共に、その検出信号に
よって予め定める所定数の景品球を排出する。
上記実施例に係る機構板10は、以上説明したように、
各入賞口に入賞した入賞球を検出する入賞球検出器21が
機構板10の板状部11に係脱自在に保持されているので、
入賞球検出器21のリード線26を球寄せ空間12内を通さな
いで外にある中継基板27または基板ボツクス28内の制御
回路に接続することができる。このように、入賞球検出
器21を機構板10側に設けることにより、配線作業がきわ
めて容易にでき、しかも球寄せ空間12内に集められる入
賞球の流下を阻たげることなく円滑に排出処理すること
ができる。またリード線26も短かくて済むため非常に経
済的である。
なお、前記入賞球検出器21は、例えば第7図及び第8
図に示すように板状部11から後方へ突出する上面部分に
凸段部21bを形成することによって、横方向のガタつき
を完全になくすことができ、確固とした固定保持が可能
となる。
第9図ないし第11図は本考案の他の実施例を示すもの
で、第1実施例と異なるところは、通常の入賞口3a〜3c
及び変動入賞口4a,4b及び大入賞口7にそれぞれ個別に
対応した入賞球検出器21を省略し、それに代えて入賞球
集合通路13に共通の入賞球検出器211を設けたことであ
る。このようにすれば、各入賞口に個別に入賞球検出器
21を設けなくてもよく、入賞球検出器の個数を少なくす
ることができる。なお、この実施例の場合、入賞球検出
器211として第10図に示すように側面から見て逆L字形
に形成されたものを使用すると良い。この入賞球検出器
211は、L字形のケースの一方の先端部分に発光素子211
aを内蔵し、他方の先端部分に受光素子211bを内蔵した
もので、入賞球集合通路13上を流下する入賞球が受光素
子211bに入る光を遮断することにより検出信号を発生さ
せるようにされている。このような形状の入賞球検出器
211を使用するようにしたのは、特に入賞球集合通路13
に集められた入賞球の流下を阻たげることなく確実に検
出することができるからである。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、遊技盤の裏面に装着さ
れ、その遊技盤の裏面と相対する板状部の前面側に球寄
せ空間が形成される機構板において、前記板状部に入賞
球検出器を係脱自在に固定保持するものである。
このように、入賞球検出器を機構板に設けることによ
り、入賞球検出器のリード線を球寄せ空間内を通すこと
なく配線することができるので、配線作業がきわめて容
易に行うことができる。また、球寄せ空間内に入賞球検
出器のリード線が全く存在しないので、入賞球の流下を
阻たげるようなことがなくなり入賞球を円滑に排出処理
することができる。
また、従来では故障等の発生により機構板を開く必要
が生じた場合には、その都度リード線の配線を外さなけ
ればならなかったが、本考案においては入賞球検出器の
リード線の配線を外さなくても機構板を開くことができ
るので、組立て、点検作業がきわめて容易かつ迅速に行
なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案が
適用されるパチンコ機の正面図、第2図はそのパチンコ
機の裏面図、第3図は機構板を開いた状態のパチンコ機
の裏面図、第4図は入賞球検出器の保持構造を示す斜視
図、第5図および第6図は入賞口と入賞球検出器の関係
を示す断面図、第7図及び第8図は入賞球検出器の他の
実施例図である。第9図ないし第11図は本考案の他の実
施例を示すもので、第9図は機構板を開いた状態のパチ
ンコ機の裏面図、第10図は入賞球検出器の保持構造を示
す斜視図、第11図は入賞球検出器の取付状態を示す断面
図である。 2……遊技盤、10……機構板、11……板状部、12……球
寄せ空間、21……入賞球検出器、21b……球検出部、22
……開口孔、23……保持片、24……係合片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤の裏面に装着され、その遊技盤の裏
    面と相対する板状部の前面側に球寄せ空間が形成される
    機構板において、 前記板状部に、入賞球検出器を後方から挿入する開口孔
    を穿設すると共に、該板状部の外側表面に、入賞球検出
    器を係脱自在に保持するための保持手段を設けたことを
    特徴とするパチンコ機の機構板。
JP4047790U 1990-04-16 1990-04-16 パチンコ機の機構板 Expired - Lifetime JP2507443Y2 (ja)

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JPH04888U JPH04888U (ja) 1992-01-07
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