JP3746638B2 - パチンコ機の機構板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の遊技盤の裏面側に配設される機構板に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の遊技盤の裏面側に機構板が装着されている。図5は機構板の斜視図である。同図に示すように、機構板20は、方形あるいは一部切欠方形の開口部を有する機構板本体21に、パチンコ球を貯留する球タンク22、球タンク内のパチンコ球を下流に向けて案内する球タンクレール23及び屈曲案内部24、賞球数をカウントしてパチンコ球を賞球として払い出す賞球払出装置25、払い出された賞球を上皿へ導く払出樋部26、余剰球を下皿へ導く球誘導路を有する案内部27等が取り付けられてなる。
【0003】
上記の球タンク22及び球タンクレール23はそれぞれ独立した部品であり、通常、合成樹脂で成形されている。球タンク22及び球タンクレール23の取付構造を図6を参照して説明する。機構板本体21の所定の位置に、球タンク22に対応する形状の凹部31と、球タンクレール23に対応する形状の段付部32とが形成されていて、球タンク22は上方から凹部31にはめ込んで固定し、球タンクレール23は手前側から段付部32に押しつけるようにして装着する構造となっている。取り付けの際には、機構板本体21の支持壁部に形成された係合穴34に対し球タンク22の後側壁部に形成された爪41を係合させて抜け止めとしている。また、機構板本体21に突設された支持ピン35を球タンクレール23の長穴42に挿通するとともに、球タンクレール23の係止爪43,44を機構板本体21に設けられたフック36,37に係止させて位置決め及び固定をするようになっている。なお、図中のフック38は、球タンクレール23に形成された係止爪(図示省略)を係止させるためのものである。また、45は球タンクレールを固定するねじである。これ以外にも、必要に応じて適宜な締結具や係合手段が併用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、パチンコ機に対するコストダウンの要請がますます強くなされている。本願の発明者は、パチンコ機の研究開発及びコストダウンの検討過程において、球タンクが独立した一部品である必要性に乏しいことに想い至った。すなわち、従来のパチンコ機の機構板においては、上述したように、球タンク22と球タンクレール23を個別に製作したうえで、機構板本体21に組み付けていることから、金型の削減あるいは取付構造の簡素化といったコストダウンが阻害され、また、球タンクの成形及び組立に工数がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、機構板製造時のコストダウンを図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、前記請求項に記載した構成のパチンコ機の機構板により解決される。請求項1に係る発明では、分割構造とした球タンクの一部が機構板本体と一体に形成され、残部がタンクレールと一体に形成されており、このタンクレールを機構板本体に取り付けることで所定形状の球タンクが形成されるようになっている。したがって、従来例と比べると、単体の部品としての球タンクは勿論その金型が削減されたことにより、コストダウンとなる。また、球タンク成形並びに球タンク取付の工数も削減される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1はパチンコ機の裏面図である。同図において、1は前枠、2は遊技盤、3は遊技盤2の裏面側に装着された機構板、4はパチンコ球を発射する発射装置である。また、図2は機構板3の斜視図である。図1及び図2に示すように、パチンコ機の機構板3は、略方形の開口部を有する枠状の機構板本体5に、パチンコ球を貯留する球タンク6、球タンク6内のパチンコ球を下流方向へ流すタンクレール15、タンクレール15に接続する屈曲案内部8、賞球数をカウントしてパチンコ球を賞球として払い出す賞球払出装置9、その賞球を上皿へ導くための払出樋部10、余剰球を下皿へ導く球誘導路を有する案内部11等が備えられてなるものである。
【0008】
なお、図1中、13は球タンク6内のパチンコ球を検出する検出装置、14は球タンク6の排出口付近で積み重なった状態となるパチンコ球を最下段のものから順に下流方向へ流すための、いわゆる球ならし装置である。
【0009】
次に、球タンク6とタンクレール15の構成について、図3を参照して説明する。同図に示すように、機構板本体5は図示形状に合成樹脂で成形されたものであって、二分割構造とされた球タンク6の一方の部分がこの機構板本体5と一体に形成されている。すなわち、機構板本体5の上縁部5aが球タンク6の後側壁部となり、突壁部5b,5cが球タンク6の左右の壁部の一部分(後寄りの部分)を構成し、板状傾斜部5dが球タンク6の底部の後寄りの部分を構成するようになっている。5eはパチンコ球を排出する排出口となる部分である。
【0010】
上記球タンク6の二分割の残部(前寄りの部分)は、機構板本体5に取り付けられるタンクレール15に形成されている。このタンクレール15には、上縁部5aに対向する前側壁部15aと、突壁部5b,5cに突き合わせる壁部15b,15cと、板状傾斜部5dに突き合わせる板状傾斜部15dとが設けられ、かつ、パチンコ球を落下させる排出口となる切欠部分15eの直下位置から緩やかに下傾する2条のレール7a,7bが図示右方向に延びて、球タンク6からのパチンコ球を下流方向へ案内できるように設けられている。
【0011】
上記の突壁部5cと壁部15cのそれぞれの先端部は、互いに係合する凹凸形状とされる一方、壁部15bには鍔部15fと係合孔15h,15i,15jとが設けられている。図3及び図4に示すように、突壁部5b側には、鍔部15fを当接させる当接面5fと、係合孔15h〜15jに対応するフック5h,5i,5jとが形成され、このフック5h〜5jを係合孔15h〜15jに差し込んで係合させるようになっている。さらに、機構板本体5側にフック5k,5mが設けられ、これに対応する係合孔15k,15mがタンクレール15の下縁部に設けられている。
【0012】
また、図3に示したように、機構板本体5には位置決め用を兼ねる支持ピン5nが突設されており、この支持ピン5nをタンクレール15の係合部に係合させたうえで、孔15nに通した取付ボルト16にて固定するようになっている。なお、これ以外にも、必要に応じてねじ止め箇所を設けても良い。
【0013】
本実施形態の機構板3は上記のように構成され、タンクレール15は、各フック5h〜5j及び5k,5mを係合孔15h〜15j及び15k,15mに係合させることでワンタッチ式に着脱可能に取り付けられ、かつ、取付ボルト16をねじ込むことで固定されるようになっている。
このように、機構板本体5にタンクレール15を取り付けることで球タンク6が形成され、従来の機構板と比べると単体の部品としての球タンクが削減されている。
【0014】
なお、上記の実施形態において、タンクレール15の取り付けには、適宜構造の締結具を利用することが可能である。この他、当業者の知識に基づき、種々の変更を加えた態様で本発明を実施し得ることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】
本発明の機構板では、分割構造とした球タンクの一部が機構板本体と一体に形成され、残部がタンクレールと一体に形成されており、このタンクレールを機構板本体に取り付けることで所定形状の球タンクが形成されるようになっている。したがって、従来例と比べると、単体の部品としての球タンクは勿論その金型が削減されたことにより、コストダウンとなり、また、球タンク成形並びに球タンク取付の工数も削減されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図である。
【図2】実施形態に係る機構板を示す斜視図である。
【図3】機構板の分解斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図であり、フック部分を説明する図である。
【図5】従来の機構板を示す斜視図である。
【図6】従来の機構板本体、球タンク、球タンクレールを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
3 機構板
5 機構板本体
6 球タンク
15 タンクレール

Claims (1)

  1. 遊技盤の裏面側に配設される機構板本体に、パチンコ球を貯留する球タンクと、球タンク内のパチンコ球を下流に案内するタンクレールとが備えられてなるパチンコ機の機構板において、
    前記球タンクは、底部が分割構造とされており、前記底部の後寄り部分が前記機構板本体と一体に形成され、前記底部の前寄り部分が前記タンクレールのレールの上方前側にてレールを覆わない位置にて前記タンクレールに一体に形成されており、前記タンクレールが前記機構板本体に取り付けられて前記レールが前記底部の後寄り部分の下側に配設される構成になっていることを特徴とするパチンコ機の機構板。
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