JP2002263268A - 発光装置、およびそれを搭載した遊技機 - Google Patents

発光装置、およびそれを搭載した遊技機

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JP2002263268A
JP2002263268A JP2001134497A JP2001134497A JP2002263268A JP 2002263268 A JP2002263268 A JP 2002263268A JP 2001134497 A JP2001134497 A JP 2001134497A JP 2001134497 A JP2001134497 A JP 2001134497A JP 2002263268 A JP2002263268 A JP 2002263268A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い輝度で発光するとともに、遊技機に搭載し
た場合に、バラエティーに富んだ発光演出を奏し得る発
光装置を提供する。 【解決手段】発光装置31のフレーム部材1には、3つ
の光路形成体18,18・・を連設したレンズ部材2が
設置されている。また、各光路形成体18,18・・の
裏面には、無数の凹状溝23、23・・が刻設されてい
る。そして、各光路形成体18,18・・の上下両端際
には、LED15,15・・が隣設されており、各光路
形成体18,18・・の裏側には、LED8,8・が隣
設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、スロ
ットマシーン等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に設置する発光装置として、
発光部材が発した光を、レンズ部材を介して高い輝度で
外部に照射するレンズ付き発光装置が知られている。図
8は、従来のレンズ付き発光装置を示したものである。
発光装置51は、入賞検出センサ52の周囲を囲うよう
に略コ字状のレンズ部材53が設けられており、レンズ
部材53の前面部分57の裏側には、凹凸54、54・
・が形成されている。また、レンズ部材53の左右両端
縁の後方には、発光ダイオード55,55が設置されて
いる。そして、発光ダイオード55,55の光を、レン
ズ部材53の屈曲部分に設けられた反射面56,56で
反射させた後に、レンズ部材53の凹凸54,54・・
により乱反射させることによって、レンズ部材53の前
面部分57の前方へ照射するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の発光装置51は、発光ダイオード55,55の光が
レンズ部材53の屈曲部分で思うように反射しないた
め、レンズ部材53の前面部分57がほとんど発光せ
ず、輝度が非常に低い、という不具合がある。加えて、
発光ダイオードが単色で発光するにすぎないため、パチ
ンコ機に搭載した場合には、発光演出が面白みに欠ける
ものとなってしまう。
【0004】本発明の目的は、上記従来の発光装置51
が有する問題点を解消し、高い輝度で発光するととも
に、バラエティーに富んだ発光演出を奏し得る発光装置
を提供することにある。また、その発光装置が搭載され
ており、非常に趣向性の高い遊技機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の構成のう
ち、請求項1に記載された発明の構成は、発光部材と、
凹凸が設けられたレンズ部材とを有しており、発光部材
が発した光を、レンズ部材の凹凸によって乱反射させた
後に外部に照射する発光装置であって、レンズの凹凸形
成面の法線と直交する方向から第一の発光部材が光を発
することにある。請求項2に記載された発明の構成は、
請求項1に記載された発明において、レンズ部材の裏面
に凹凸が形成されているとともに、レンズ部材の表面が
曲面状になっていることにある。請求項3に記載された
発明の構成は、請求項1、または請求項2に記載された
発明において、第一の発光部材が2個以上設けられてお
り、互いに異なる色で発光することにある。請求項4に
記載された発明の構成は、請求項1〜3のいずれかに記
載された発明において、レンズ部材の裏面側に第二の発
光部材が設置されており、レンズ部材の裏面側から前記
第二の発光部材が光を発することにある。請求項5に記
載された発明の構成は、請求項1〜4のいずれかに記載
の発光装置が設置されている遊技機にある。請求項6に
記載された発明の構成は、請求項5に記載された発明に
おいて、発光装置の第一の発光部材による光の照射方向
が、機台の前面と略平行になっていることにある。請求
項7に記載された発明の構成は、請求項4に記載された
発光装置が設置されているとともに、所定条件の充足に
よって、通常の遊技状態とは異なる特定の遊技状態が生
起し、前記通常の遊技状態中には、第一の発光部材、第
二の発光部材の内の片方が発光し、前記特定の遊技状態
中には、他方が発光する遊技機にある。請求項8に記載
された発明の構成は、請求項4に記載された発光装置が
設置されており、通常時には、第一の発光部材、第二の
発光部材の内の片方が発光し、作動エラー発生時には、
他方が発光する遊技機にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の発光装置の一実施
形態、およびそれを搭載した遊技機の一実施形態である
パチンコ機を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1〜図5は、発光装置を示したものであ
る。発光装置31は、フレーム部材1、レンズ部材2、
カバー部材3a,3b、端子4,4、ホルダ部材5a,
5b、裏側発光部6等によって組み立て形成されてい
る。
【0008】フレーム部材1は、合成樹脂によって略弓
状に形成されている。そして、ベース板33の中央に、
カーブした帯状の透光窓10が穿設されており、その透
光窓10の左右両側に、ガイド板9a,9bが一体的に
立設されている。また、2つのガイド板9a,9bを繋
ぐように、支持板11,11・・が一体的に立設されて
おり、それらの支持板11,11・・には、それぞれ、
略半円状の3つの係合溝12,12・・が刻設されてい
る。さらに、ベース板33の上下端縁際には、それぞ
れ、リード線挿通孔24a,24bが穿設されており、
それらのリード線挿通孔24a,24bの内側には、そ
れぞれ、支持突起13a,13bが立設されている。ま
た、ベース板33の周囲には、ネジ孔19,19・・、
およびネジ孔34,34・・が穿設されている。一方、
ベース板33の裏面には、タブ20,20・・が立設さ
れている。
【0009】一方、レンズ部材2は、合成樹脂(透明性
の高いポリアクリル樹脂)によって一体的に形成されて
おり、弓状にカーブした長尺な円柱状の3つの光路形成
体18,18・・が同一面に並んだ状態になっている。
そして、各光路形成体18,18・・の裏面側には、無
数の凹状溝23,23・・が各光路形成体18,18・
・の長手方向と直交するように等間隔で規則正しく設け
られていることによって、凹凸が形成されている。
【0010】また、ホルダ部材5a,5bは、不透明な
合成樹脂によって一体的に形成されている。そして、略
長方形状の支持片14の表側に、3つの筒状体17,1
7・・が横方向に連続するように突設されており、それ
らの各筒状体17,17・・の内部には、それぞれ、第
一の発光部材である青色のLED15、赤色のLED1
5、緑色のLED15が取り付けされている。一方、略
長方形状の支持片14の裏側には、端子嵌合部16が筒
状に突設されており、その端子嵌合部16の内部におい
て、LED15,15・・の端子線が露出した状態にな
っている。そして、各ホルダ部材5a,5bの端子嵌合
部16には、それぞれ端子4が嵌合接続されている。
【0011】また、各カバー部材3a,3bは、不透明
な合成樹脂によって、下面を開口させた中空な箱状に一
体的に形成されており、それぞれの内側の面に、略半円
状の3つの係合溝35,35・・が刻設されている。
【0012】さらに、裏側発光部6は、合成樹脂によっ
てカーブした長方形状に形成されたベース基板7の上面
に、第二の発光部材である複数のLED8,8・・が立
設されており、それらのLED8,8・・が、略格子状
に規則正しく並んだ状態になっている。
【0013】発光装置31は、フレーム部材1の各支持
板11,11・・の各係合溝12,12・・に、レンズ
部材2の各光路形成体18,18・・を係合させ、各ホ
ルダ部材5a,5bを、それぞれ、フレーム部材1の支
持突起13a,13bに螺着し、各ホルダ部材5a,5
bに接続された端子4,4の各リード線25,25を、
フレーム部材1のリード線挿通孔24a,24bからフ
レーム部材1の裏側に導出し、その状態で、係合溝3
5,35・・をレンズ部材2の上端縁際の表面と係合さ
せたカバー部材3a,3bを、フレーム部材1に螺着
し、さらに、裏側発光部6のベース基板7のネジ孔2
2,22・・穿設部分を、フレーム部材1の裏面のタブ
20,20・・に螺着することによって、一体的に組み
立てられている。このように組み立てられた発光装置3
1においては、レンズ部材2の各光路形成体18,18
・・の上下両端縁に、各ホルダ部材5a,5bの各筒状
体17,17・・の先端(開口部分)が隣接し、レンズ
部材2の裏側に、裏側発光部のLED8,8・・が隣接
した状態になっている。
【0014】かかる発光装置31においては、各ホルダ
部材5a,5bに接続された各端子4,4の各リード線
25,25を介して青色、赤色、緑色のLED15,1
5・・に電源を供給した場合には、それらのLED1
5,15・・が青色、赤色、緑色に発光し、それらの青
色、赤色、緑色の光が、筒状体17,17・・によって
精度良く偏向された後に、レンズ部材2内の上下から各
光路形成体18,18・・に入り込む。各光路形成体1
8,18・・内に入り込んだ青色、赤色、緑色の光は、
図6(a)の如く、各光路形成体18,18・・の裏面
に設けられた凹状溝23,23・・によって様々な角度
に乱反射した後に、各光路形成体18,18・・と外部
との界面において屈折した後に、各光路形成体18,1
8・・の表面において種々の方向へと散乱する。
【0015】また、裏側発光部6のベース基板7上に設
置されたLED8,8・・に電源を供給した場合には、
それらのLED8,8・・が発光し、それらの光が、レ
ンズ部材2の裏側から各光路形成体18,18・・に入
り込み、図6(b)の如く、各光路形成体18,18・
・の裏面に設けられた凹状溝23,23・・によって様
々な角度に乱反射した後に、各光路形成体18,18・
・と外部との界面において屈折した後に、各光路形成体
18,18・・の表面において種々の方向へと散乱す
る。
【0016】発光装置31は、上記の如く、レンズ部材
2の凹状溝23,23・・形成面の法線と直交する方向
(すなわち、レンズ部材2の側方)からLED15,1
5・・が光を発するため、LED15,15・・が発光
する際に、発光した光の内の多くが凹状溝23,23・
・に当たり、それらの光が凹状溝23,23・・によっ
て種々の方向に乱反射するので、看者には、各光路形成
体18,18・・が、非常に明るく発光し、カットされ
たダイヤモンドのように高い輝度できらきらと輝いてい
るように見える。
【0017】また、発光装置31は、レンズ部材2の裏
面に凹状溝23,23・・が形成されているとともに、
レンズ部材2の表面が曲面状になっているため、LED
15,15・・が発光する際に、凹状溝23,23・・
によって乱反射した光が、レンズ部材の表面によって、
より広い角度に亘って散乱するので、LED15,15
・・の発光時の輝度が非常に大きい。
【0018】さらに、発光装置31は、第一発光部材と
して3つのLED15,15・・が設置されているとと
もに、それらのLED15,15・・が、青色、赤色、
緑色に発光するものであるため、発光演出の態様がきわ
めてバラエティーに富んだものとなっている。
【0019】加えて、発光装置31は、レンズ部材2の
裏面側に第二の発光部材であるLED8,8・・が設置
されており、レンズ部材2の裏面側からそれらのLED
8,8・・が光を発するものであるため、LED8,8
・・が発光する際に、発光した光の内の多くが凹状溝2
3,23・・に当たり、それらの光が凹状溝23,23
・・によって光が種々の方向に散乱するので、看者に
は、各光路形成体18,18・・が、明るく発光してい
るとともに、高い輝度で輝いているように見える。ま
た、そのLED8,8・・による輝度の高い散乱光と、
第一の発光部材であるLED15,15・・による輝度
の高い散乱光とを組み合わせることにより、一層多彩な
発光演出をすることができる。
【0020】一方、図7は、発光装置31を遊技機の一
種であるパチンコ機に搭載した一例を示したものであ
る。パチンコ機26の前面の遊技盤32の盤面には、図
柄表示装置27、普通電動役物28、大入賞口29等の
入賞装置等が設置されているとともに、多数の障害釘が
植設されている。そして、発射された遊技球を遊技盤3
2の盤面上に導くためのレール部材30,30の内側
に、2つの発光装置31,31が略左右対称となるよう
に設置されている。
【0021】かかるパチンコ機26においては、普通電
動役物28に遊技球が入賞すると、図柄表示装置27に
表示された図柄が変動するようになっており、図柄表示
装置27に特定の図柄(たとえば、「7,7,7」)が
表示された場合には、通常の遊技状態とは異なる特定の
遊技状態である大当たり状態が生起し、大入賞口29が
断続的に開成するようになっている。そして、通常の遊
技状態においては、各入賞装置に遊技球が入賞する毎に
各発光装置31,31の裏側発光部に設置されたLED
8,8・・が一斉に点灯し、大当たり状態が発生した場
合のみに、各発光装置31,31の各ホルダ部材5a,
5bに内蔵されたLED15,15・・が一斉に、およ
びリレー式に点灯・点滅するようになっている。
【0022】パチンコ機26は、上記の如く、発光装置
31,31が設置されており、発光装置31,31のL
ED(第一の発光部材)15,15・・の光が各光路形
成体18,18・・の内部を進む際に凹状溝23,23
・・によって散乱するので、発光装置31,31による
発光演出が派手やかである。
【0023】また、パチンコ機26は、発光装置31,
31のLED(第一の発光部材)15,15・・による
光の照射方向が、遊技盤32の盤面と略平行になってい
るため、LED15,15・・の光が各光路形成体1
8,18・・の内部を長い距離に亘って進むとともに、
凹状溝23,23・・によって遊技者の方向へ多く散乱
するので、従来のパチンコ機のように、遊技盤面の広い
領域に亘って多くのLEDが設置されていないにも拘わ
らず(すなわち、LED15,15・・の設置個数が非
常に少ないにも拘わらず)、発光装置31,31による
発光演出が非常に明るく、華やかなイメージを醸し出す
ことができる。加えて、LED15,15・・の設置個
数が非常に少ないため、製造コストも安価である。一
方、青色、赤色、緑色のLED15,15・・が、一斉
に、およびリレー式に発光するため、発光演出がカラフ
ルであり、非常に趣向性に富んでいる。
【0024】さらに、パチンコ機26は、通常の遊技状
態中には、第二の発光部材であるLED8,8・・が発
光し、大当たり状態中のみに、第一の発光部材であるL
ED15,15・・が発光するため、遊技者や周囲の者
に、大当たり状態が発生したことを瞬時に明瞭に認識さ
せることができる。
【0025】なお、本発明の発光装置の構成は、上記実
施形態の態様に何ら限定されるものではなく、フレーム
部材、レンズ部材、カバー部材、ホルダ部材、裏側発光
部等の形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で、必要に応じて適宜変更できる。また、発光装
置を搭載する遊技機の構成も、上記実施形態の態様に何
ら限定されるものではなく、遊技盤、図柄表示装置、普
通電動役物、大入賞口、レール部材等の形状・構造等の
構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じ
て適宜変更できる。
【0026】たとえば、レンズ部材は、弓形にカーブし
た円柱状の光路形成体を横方向に連設した弓形のものに
限定されず、単純な直方体形状のもの、単純な円柱状の
もの等でも良い。また、レンズ部材の材質は、アクリル
樹脂に限定されず、高い透明性を有するものであれば、
他の合成樹脂やガラス等でも良い。さらに、レンズ部材
は、一体的に形成されたものに限定されず、曲面状の第
一部材と凹凸が形成された第二部材とが合着されたもの
等でも良い。かかる如く、レンズ部材を曲面状の第一部
材と凹凸が形成された第二部材とが合着されたものに変
更した場合には、第二部材を異なる凹凸を有するものに
交換するだけで、レンズ部材の凹凸形状を容易に変更す
ることができ、発光装置を設置する遊技機の機種に応じ
て、発光演出を容易に変更することができる、というメ
リットがある。その上、金型によるレンズ部材の成形が
容易なものとなる、というメリットもある。加えて、レ
ンズ部材に凹凸を設ける方法は、上記実施形態の如き、
略平行なV字状溝を設ける方法に限定されず、格子状の
溝を設ける方法や、散点状の凹部および/または凸部を
規則的あるいはランダムに設ける方法でも良い。なお、
凹凸を規則正しく設けた場合には、散乱光の輝度が高い
ものとなる、というメリットがある。
【0027】一方、第一の発光部材の設置個数は、3個
に限定されず、2個以下でも良いし、4個以上でも良
い。また、発光部材は、青色、赤色、緑色に発光するも
のに限定されず、他の色に発光するものでも良い。さら
に、第一の発光部材、第二の発光部材の種類は、LED
に限定されず、フィラメントタイプの電球や、蛍光管等
でも良い。
【0028】また、発光部材を搭載する遊技機は、パチ
ンコ機に限定されず、スロットマシーン、テレビゲーム
等でも良い。加えて、遊技機は、第一の発光部材・第二
の発光部材の点灯・点滅によって大当たり状態の発生の
有無を周囲に報知するものに限定されず、所定条件を充
足した場合に通常よりも高い確率で大当たり状態を生起
させる高確率状態が発生するとともに、第一の発光部材
・第二の発光部材の点灯・点滅によって、その高確率状
態の発生の有無を周囲に報知するものや、所定条件を充
足した場合に通常よりも図柄表示部における図柄の変動
時間が短くなる変動短縮状態が生起するとともに、第一
の発光部材・第二の発光部材の点灯・点滅によって、そ
の変動短縮状態の発生の有無を周囲に報知するもの等で
も良い。加えて、遊技機は、通常時には、第一の発光部
材・第二の発光部材の内のいずれか片方が発光し、作動
エラーが発生した場合に限って、他方が発光するように
構成したものでも良い。かかる構成を採用した場合に
は、遊技機は、作動エラーが発生したことを遊技者や周
囲の者に瞬時に明瞭に認識させることができるものとな
る。加えて、発光部材の設置位置も、遊技盤面に限定さ
れず、パチンコ機の周囲を覆う機枠等に変更することも
可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載された発光装置は、レン
ズの凹凸形成面の法線と直交する方向から第一の発光部
材が光を発するため、発光部材が発光する際に、発光し
た光の内の多くがレンズの凹凸に当たり、それらの光が
レンズに凹凸よって種々の方向に乱反射するので、看者
には、レンズ部材が明るく発光し、高い輝度で輝いてい
るように見える。
【0030】請求項2に記載された発光装置は、レンズ
部材の裏面に凹凸が形成されているとともに、レンズ部
材の表面が曲面状になっているため、第一の発光部材が
発光する際に、レンズ部材の凹凸によって乱反射した光
が、レンズ部材の表面によって、より非常に広い角度に
亘って散乱するので、第一の発光部材の発光時の輝度が
非常に大きい。
【0031】請求項3に記載された発光装置は、第一の
発光部材が2個以上設けられており、異なる色で発光す
るため、発光演出の態様がきわめてバラエティーに富ん
でいる。
【0032】請求項4に記載された発光装置は、レンズ
部材の裏面側に第二の発光部材が設置されており、レン
ズ部材の裏面側から前記第二の発光部材が光を発するた
め、その第二の発光部材による輝度の高い散乱光と、第
一の発光部材による輝度の高い散乱光とを組み合わせる
ことによって、一層多彩な発光演出をすることができ
る。
【0033】請求項5に記載された遊技機は、請求項1
〜4のいずれかに記載の発光装置が設置されており、発
光装置の第一の発光部材の光がレンズ部材の内部を進む
際に凹凸によって散乱するので、発光装置による発光演
出が派手やかであり、趣向性に富んでいる。
【0034】請求項6に記載された遊技機は、発光装置
の第一の発光部材による光の照射方向が、機台の前面と
略平行になっているため、第一の発光部材の光がレンズ
部材の内部を長い距離に亘って進むとともに、凹凸によ
って遊技者の方向へ多く散乱するので、発光部材の設置
個数が非常に少なく安価に製造できるにも拘わらず、発
光装置による発光演出が非常に明るく、華やかなイメー
ジを醸し出すことができる。
【0035】請求項7に記載された遊技機は、請求項4
に記載された発光装置が設置されているとともに、所定
条件の充足によって、通常の遊技状態とは異なる特定の
遊技状態が生起し、通常の遊技状態中には、第一の発光
部材、第二の発光部材の内の片方が発光し、特定の遊技
状態中には、他方が発光するため、遊技者や周囲の者
に、特定の遊技状態が発生したことを瞬時に明瞭に認識
させることができる。
【0036】請求項8に記載された遊技機は、請求項4
に記載された発光装置が設置されており、通常時には、
第一の発光部材、第二の発光部材の内の片方が発光し、
作動エラー発生時には、他方が発光するため、遊技者や
周囲の者に、作動エラーが発生したことを瞬時に明瞭に
認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発光装置の正面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】発光装置の前方斜視図である。
【図4】発光装置の部分分解斜視図である。
【図5】発光装置の分解斜視図である。
【図6】レンズ部材内を光が進む様子を示す説明図であ
る。
【図7】発光装置を搭載したパチンコ機の正面図であ
る。
【図8】従来の発光装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・フレーム部材、2・・レンズ部材、8・・LED
(第二の発光部材)、4・・端子、15・・LED(第
一の発光部材)、18・・光路形成体、23・・凹状溝
(凹凸)、26・・パチンコ機、31・・発光装置、3
2・・遊技盤。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部材と、凹凸が設けられたレンズ部
    材とを有しており、発光部材が発した光を、レンズ部材
    の凹凸によって乱反射させた後に外部に照射する発光装
    置であって、 レンズの凹凸形成面の法線と直交する方向から第一の発
    光部材が光を発することを特徴とする請求項1に記載の
    発光装置。
  2. 【請求項2】 レンズ部材の裏面に凹凸が形成されてい
    るとともに、レンズ部材の表面が曲面状になっているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 【請求項3】 第一の発光部材が2個以上設けられてお
    り、互いに異なる色で発光することを特徴とする請求項
    1、または請求項2に記載の発光装置。
  4. 【請求項4】 レンズ部材の裏面側に第二の発光部材が
    設置されており、レンズ部材の裏面側から前記第二の発
    光部材が光を発することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の発光装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の発光装
    置が設置されていることを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 発光装置の第一の発光部材による光の照
    射方向が、機台の前面と略平行になっていることを特徴
    とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載された発光装置が設置さ
    れているとともに、所定条件の充足によって、通常の遊
    技状態とは異なる特定の遊技状態が生起し、前記通常の
    遊技状態中には、第一の発光部材、第二の発光部材の内
    の片方が発光し、前記特定の遊技状態中には、他方が発
    光することを特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載された発光装置が設置さ
    れており、通常時には、第一の発光部材、第二の発光部
    材の内の片方が発光し、作動エラー発生時には、他方が
    発光することを特徴とする遊技機。
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