JPH1028753A - 遊技機の遊技部用表示装置 - Google Patents

遊技機の遊技部用表示装置

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JPH1028753A
JPH1028753A JP20533096A JP20533096A JPH1028753A JP H1028753 A JPH1028753 A JP H1028753A JP 20533096 A JP20533096 A JP 20533096A JP 20533096 A JP20533096 A JP 20533096A JP H1028753 A JPH1028753 A JP H1028753A
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JP
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game
light
lamp
predetermined
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JP20533096A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤に装備された他の遊技部用表示装置
(サイドランプ)の光を利用して、遊技盤の装飾効果を
高めることができる遊技部用表示装置を提供すること。 【解決手段】 ランプ基板13に所定数の光源9を所定
間隔で配設すると共に、当該光源9の前方に、当該光源
9が後方から所定の状態で臨む開口窓部7aを各々設け
た枠体状の反射部材7を位置させて、当該反射部材7の
前面を遊技部中心部側へ所定の角度をもって傾斜させる
と共に、少なくとも反射部材7の前面を光が反射可能な
反射面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の遊技部用
表示装置に係り、とくに、遊技盤の所定位置に配設さ
れ、遊技機の状態に対応して所定の表示を行う遊技機の
遊技部用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技盤の表面に設けられる遊
技部用表示装置であるサイドランプとしては以下のよう
なものがあった。即ち、サイドランプは所定の光源(ラ
ンプ,LED)を備えると共に、遊技に支障のない遊技
盤の周囲部に組み付けられている。そして、遊技盤の中
央部領域に組み付けられたセンターケースなどの役物
や、その他の遊技部用表示装置に備えられたランプやL
EDの発光と同期して、所定のタイミングで点灯状態や
点滅状態を繰り返すようになっている。
【0003】また、上記したように、遊技部用表示装置
自体には光源としてのランプやLEDが装備されている
が、遊技盤に対する装飾効果の観点から光量が不足する
場合がある。このような場合には、サイドランプの光源
近傍に、メッキ加工等が施されレンズ状に形成された反
射部材が設けられ、サイドランプに備えられた光源のみ
では不足する光量を増幅し補うようになっている。
【0004】以上のほか、遊技部用表示装置として色彩
や形状で装飾効果の向上を図るために、遊技部用表示装
置自体に特殊な彩色を施したり装置自体を特殊な形状に
成形するという手法も採られている。更には、装飾用の
シール(ステッカー)や印刷によってサイドランプの表
面の装飾効果を高めようとするものもある。
【0005】また、サイドランプの別の例としては、遊
技盤を明るくし且つ装飾効果を高めるという基本的な機
能に加え、光源の発光によっていわゆるラッキーナンバ
ーや遊技機自体の各種状態等を表示させることにより、
新たな遊技部用表示装置としての役割を具備しているも
のも存在している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にかかる遊技部用表示装置(サイドランプ)には以
下のような不都合があった。即ち、遊技部用表示装置自
体に装備されている光源は、遊技盤の正面方向(遊技者
方向)に光を放射することのみを企図しており、遊技盤
全体を装飾するという効果に乏しいものである。
【0007】また、シールを貼付したり表面に印刷を施
すだけの遊技部用表示装置の場合には、遊技者の注意を
喚起するものとはならず、また装飾効果も少ない、とい
う不都合を生じていた。そして、遊技部用表示装置は、
通常、定期的に発光や点滅を繰り返すだけであるので、
遊技者の興味を引きにくい、という不都合を生じてい
た。
【0008】加えて、遊技盤内に装備されている遊技部
用表示装置は、上記したようにそれぞれ他の役物や別個
に設けられた遊技部用表示装置と同期して点灯や点滅を
繰り返して遊技盤全体を装飾している。しかしながら、
これらの点灯,点滅動作はそれぞれ各遊技部用表示装置
が行うものであり、他の遊技部用表示装置の放射した光
を利用して装飾効果を高めるというものではなかった。
このため、遊技盤に装備される役物や遊技部用表示装置
の数が少ない場合には、装飾効果を向上させることがで
きず、一方、遊技盤の装飾効果を高めるためには光源を
有する多数の役物や遊技部用表示装置が必要になる、と
いう不都合を生じていた。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上記した従来例の有する不都
合を改善し、特に、遊技盤に装備された他の遊技部用表
示装置(サイドランプ)の光を利用して、遊技盤の装飾
効果を高めることができる遊技部用表示装置を提供する
ことを、その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、遊技部用表示装置に
ランプ基板と、このランプ基板に植設される光源とを装
備し、当該遊技部用表示装置を区隔部材により囲まれた
遊技部内の所定位置に当該区隔部材に沿って取り付け、
ランプ基板に所定数の光源を所定間隔で配設すると共
に、当該光源の前方に、当該光源が後方から所定の状態
で臨む開口窓部を各々設けた枠体状の反射部材を位置さ
せて、当該反射部材の前面を遊技部中心部側へ所定の角
度をもって傾斜させると共に、少なくとも反射部材の前
面を光が反射可能な反射面とする、という構成を採って
いる。
【0011】以上のように構成されたことにより、サイ
ドランプの光源が発光した場合には、その光を遊技盤及
び遊技者側に照射し遊技機の装飾効果を高める。また、
サイドランプの光源が発光していない場合でも、他の発
光源からの光を傾斜が設けられた反射部材が受光し、こ
れを様々な方向に反射させる。結果として遊技機の装飾
効果をより一層向上させることができる。
【0012】また、請求項2記載の発明では、反射部材
の前面であって開口窓部の周縁に、遊技部中心部側へ向
かって延在する凹部を形成するという構成を採り、その
他の構成は請求項1記載の発明と同様である。以上のよ
うに構成されたことにより、反射部材に設けられた凹部
に光源からの光が照射されると、この凹部の形状に応じ
た反射光のパターンが形成される。
【0013】更に、請求項3記載の発明では、反射部材
を透光性を有するカバー部材で覆うという構成を採り、
その他の構成は請求項1又は2記載の発明と同様であ
る。以上のように構成されたことにより、光源の光を遮
ることなく反射部材へのゴミの付着などが確実に防止さ
れる。また、遊技部内の打球(遊技球)がサイドランプ
に近接しても、カバー部材に保護されて直接反射部材に
は接触しない。また同時に、反射部材の傾斜を有する前
面と遊技機の表面に配設されたガラスとの間に、打球が
挟止されるのが確実に防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従って説明する。図1は本発明にかかる遊技部用表
示装置3a,3bを装備した遊技機1の遊技盤2を示
し、図2及び図3は図1内に開示した遊技部用表示装置
3aを示す。尚、説明の便宜上、図1における遊技部5
に植設される障害釘は省略している。
【0015】〔遊技盤の構成〕先ず最初に、遊技盤2の
概略構成について説明する。図1に示す遊技盤2は木製
の合板からなり、その前面側が遊技部5となっている。
但し、遊技盤2は木製でなくプラスチック等の樹脂製材
から構成してもよい。
【0016】遊技盤2における遊技部5は、遊技球(図
示略)を使用するパチンコ遊技機であれば、任意の構成
を取り得る。例えば、複数の図柄を可変表示可能な特別
図柄表示装置を備え且つこの特別図柄表示装置における
可変表示結果が予め定められた特別図柄で表示されたこ
とを条件に遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり状
態)を発生可能な遊技機(第1種の遊技機)や、図柄表
示装置を備えた第3種に属する遊技機,或いは第2種に
属する遊技機等、更にはその他の種類の遊技機(例えば
電動役物装置を備えたもの)においても、その構成は任
意である。
【0017】遊技盤2の表面には、金属製の外バンド
(遊技球案内部材)33が図1の下端の左寄りから上部
にかけて円弧状に配設固定されている。同時に当該外バ
ンド33の内側には、同じく金属製で円弧状の内バンド
(遊技部区画部材)35が、その上端を開いた状態で、
横C字状に固定装備されている。
【0018】そして、この外バンド33と内バンド35
の一部とによって囲まれたほぼ円形部分が前述した遊技
部5を形成している。この遊技部5には、多数の障害釘
(図示略)が植設され、同時に種々の役物装置等が配設
されている。
【0019】また、外バンド33と内バンド35の一部
(図1中の左側部分)との間に設定された円弧状部分
は、遊技球発射装置(図示略)から発射された遊技球
(図示略)が上昇する遊技球上昇流路37を構成してい
る。この遊技球上昇流路37の下端入口部分は、遊技盤
2を遊技機(パチンコ機)に装着した状態で発射レール
(図示略)の延長線上に位置している。
【0020】〔遊技部の構成〕次に、遊技部5について
説明する。この遊技部5には、図1に示すように、その
略中央部に上記した特別図柄表示装置31が配設され
る。この特別図柄表示装置31は、LED,LCD,或
いはCRT等によって構成され、遊技中の各種状態を表
示したり、後述する大入賞口39の開閉動作を決定する
ための表示をするようになっている。
【0021】上記特別図柄表示装置31の図中上側に
は、第1の入賞装置41が設けられ、また特別図柄表示
装置31の図中下側には、特別図柄始動口43,普通電
動役物45,大入賞口39及び普通図柄表示装置47が
順次配置されている。符号47aは普通図柄表示装置4
7の左右に分かれて配置された普通図柄記憶表示部を示
す。又、符号49は遊技部5の下端部に設けられたアウ
ト口を示す。
【0022】上記第1の入賞装置41の両側には、所定
間隔を隔ててランプ風車51が配置されている。また、
特別図柄表示装置31の左右両側近傍には、普通図柄始
動ゲート53が配設され、各普通図柄始動ゲート53と
前述した特別図柄表示装置31との間には、風車55が
それぞれ設けられ、また、上記各普通図柄始動ゲート5
3の近傍で幾分下側に位置して、他の風車が装備されて
いる。更に、前述した普通電動役物45の両側には、所
定間隔を隔てて第2乃至第3の入賞装置が設けられてい
る。
【0023】また、遊技部5の周縁部で特別図柄表示装
置31の左右両側には本発明の遊技部用表示装置(以下
「サイドランプ」という)3a,3bがそれぞれ配設さ
れている。そして、このサイドランプ3a,3bは遊技
状態に応じて点灯や点滅動作がなされるようになってい
る。
【0024】〔サイドランプの構造〕次に、本願発明の
要部を成す上記したサイドランプ3a,3bについて説
明する。先ず、図2はサイドランプ3aの全体を示す斜
視図である。そして符号7が反射部材を示し、符号9が
光源を示し、符号11がカバー部材をそれぞれ示す。こ
の図2に示すように、サイドランプ3aはその全体的な
形状が円弧状に構成されている。これは、後述するよう
に、遊技部5に配設された円弧状の区隔部材(内バン
ド)35(図1参照)に沿って配設するためであり、該
区隔部材35の曲率に近い円弧となっている。また、サ
イドランプ3aのほぼ全体はカバー部材11により覆わ
れており、遊技部に設置された場合でも遊技球が直接内
部の反射部材7や光源9に接触しないようになってい
る。
【0025】また、図3はサイドランプ3aの分解斜視
図を示している。この図3から判るように、サイドラン
プ3aは、ランプ基板13と、このランプ基板13に植
設される光源9とを備え、区隔部材35(図1参照)に
より囲まれた遊技部5内の所定位置に当該区隔部材に沿
って取り付けられる。そして、ランプ基板13には所定
数の光源9が所定間隔で配設されると共に、当該光源9
の前方に、当該光源9が後方から所定の状態で臨む開口
窓部7aを各々設けた枠体状の反射部材7が位置決めさ
れる。そして更に、当該反射部材7の前面が遊技部中心
部側へ所定の角度をもって傾斜して形成されると共に、
少なくとも反射部材7の前面が光を反射可能な反射面と
して構成されている。
【0026】以下これを詳述すると、ランプ基板13は
通常の電子回路基板から構成されており、複数の電子部
品を列状に実装できるように、所定の実装孔(図示略)
が形成されている。また、ランプ基板13の一方の面に
は所定の回路パターン(図示略)が形成されており、光
源9を電気的に接続できるようになっている。そして、
回路パターンには外部電源(図示略)から所定の電流を
供給する電源線15が接続され、この電源線15の先端
部にはコネクタ17が設けられている。更に、ランプ基
板13の端部には後述する反射部材7と一体化させるた
めの2つのネジ穴19が構成されている。
【0027】また、上記ランプ基板13には所定の光源
(LED)9が植設されている。具体的に本実施形態で
は、図3に示すように3個のLED9が1組として樹脂
部材21を介して植設され、更にこれら組み合わせられ
たLED群が3組設けられ、合計9個のLEDが装備さ
れている。また、各LED9は樹脂部材21の一方の面
に対して一定の高さとなるようにそれぞれ設置されてい
る。これは、各LED群をランプ基板13に植設した場
合に、LED9の先端部が一平面内に位置決めされるよ
うにするためである。一方、樹脂部材21の他方の面か
らはLED9の接続端子(図示略)が突出し、上記した
ランプ基板13の所定の実装孔に挿入されるようになっ
ている。また、樹脂部材21は、装備されるLED9と
ほぼ同系色のものが使用されている。これは、後述する
開口窓部7aを遊技者が注視した場合でも、LED9と
の隙間から内部のランプ基板13等が見えないようにす
るためである。
【0028】上記した光源としてのLED9の前方に
は、図3に示すように枠体状の反射部材7が設けられて
いる。この反射部材7は、断面が略直角三角形を呈して
おり、且つ所定の曲率半径で円弧状に構成されている。
換言すると、三角柱を緩やかに曲げた形状となってい
る。そして、この反射部材7の内部は中空となってお
り、上記したLED9等が挿入され装備されるようにな
っている。
【0029】そして、反射部材7の前面は、サイドラン
プ3aが遊技盤に設置された状態で遊技盤の遊技部中心
部側へ傾斜するように形成されている。即ち、三角形断
面における長辺に相当する部分が前面として構成される
と共に、反射部材7における遊技部中心部側(図3中の
右方側)の厚みが小さくなるように構成されている。従
って、当該サイドランプ3aに配設されたLED9によ
り照射される光を確実に反射させると共に、遊技部5内
に配設された他の光源から放射された光も遊技者側に反
射させることができる。ここで、反射部材7に形成する
傾斜については任意の構成が考えられるが、図3に示す
ように傾斜を有する反射部材の前面を曲面状に構成する
ほか、前面は単純な平面に形成するようにしてもよい。
【0030】また、反射部材7の前面(遊技者側の面)
には、所定の開口窓部7aが形成されている。この開口
窓部7aは後方から挿入されたLED9の先端部が反射
部材7の表面近傍まで挿入されるためのものである。こ
のため、開口窓部7aは装備されているLED9の数に
対応して、9個形成されている。そして、この開口窓部
7aも反射部材7の外形の円弧に対応して、円弧状に配
列されている。但し、本実施形態にかかる開口窓部7a
の配列は一例であり、直線状に配列してもよいし、また
ジグザグ状に配列してもよい。
【0031】上記反射部材7の開口窓部7aの周縁に
は、各開口窓部7aに対応して所定の凹部7bが形成さ
れている。具体的にこの凹部7bは、遊技盤にサイドラ
ンプ3aが設置された状態で、開口窓部7aから遊技部
中心部側に向かって延在している。そして、この凹部7
bの幅は開口窓部7aの近傍で広く、遊技部中心部側に
向かうに従って徐々に減少する。また、各凹部7bの全
長は、反射部材7の両端部のものが長く、逆に中央部領
域のものが短く設定されている。但し、凹部7bの形状
は上記したもの限定されるものではなく、例えば、長方
形や円形そして星形等に形成してもよい。更には、各凹
部7b相互間でそれぞれ深さを変化させることにより、
遊技者側に反射する光に変化が生じ、装飾効果をより高
めるという効果も考えられる。
【0032】ここで、特に反射部材7は遊技者に対して
装飾効果を発揮する役割を有している。このため、反射
部材7は所定のメッキ加工が施され、光量を減衰させる
ことなく表面全体で効率よく光を反射できるようになっ
ている。しかしながら、反射部材7は少なくとも遊技者
に対して光を反射できる前面のみを反射面としてもよ
い。また、同様の理由から、他の部分と比較して前面の
みに反射効率の高いメッキ加工を施すようにしてもよ
い。
【0033】また、反射部材7の後面からは、図3に示
すように所定の基板固定部材22が突設して配設されて
いる。この基板固定部材22は、上記したランプ基板1
3の2つのネジ穴19に対応する位置に設けられてい
る。そして、基板固定部材22の中央部には、基板固定
用のネジ部材23が締結されるネジ穴(図示略)が形成
されている。但し、ランプ基板13と反射部材7の固定
に際しては、必ずしもネジ部材23に限定されるもので
はなく、以後の分解等を想定しないものであれば、圧入
リベット等を用いてもよい。
【0034】次に、ランプ基板13と一体となった反射
部材7の前方には、図3に示す形状のカバー部材11が
配設される。このカバー部材11は有色透明の樹脂製材
からなり、反射部材7の形状に対応して円弧状に形成さ
れている。より具体的には、カバー部材11はその内部
が中空に形成されており、上記した反射部材7が全体的
に収納されるようになっている。また、カバー部材11
の前面は反射部材7とは異なり傾斜が設けられてはいな
い。このカバー部材11によって反射部材7を覆うこと
により、LED9の光を遮ることなく反射部材7へのゴ
ミの付着などを確実に防止することができる。また同時
に、反射部材7の傾斜を有する前面と遊技機の表面に配
設されたガラス(図示略)との間に、遊技球が挟止され
るのを確実に防止することができる。
【0035】また、カバー部材11の後面には、後述す
る反射部材固定具25と嵌合するカバー固定部材24が
突設されている。このカバー固定部材24は円柱状に構
成され、その中央部には反射部材固定具25側から挿入
されるネジ部材26が締結されるように、雌ネジ部(図
示略)が形成されている。また、カバー部材11の上下
両端部には、所定の板状部11aが形成されており、こ
の板状部11aには遊技盤にサイドランプ3aを固定す
るためのネジ穴11bが設けられている。
【0036】そして、相互に一体となったランプ基板1
3,光源9,反射部材7及びカバー部材11の後方から
は、反射部材固定具25が接合される。この反射部材固
定具25には、図3に示すようにその両端部に中空円筒
部27が設けられており、この中空円筒部27の内側に
上記したカバー固定部材24が嵌合されるようになって
いる。また、反射部材固定具25の各中空円筒部27の
相互間を係合する連結部材28は、反射部材7やカバー
部材11と同様に円弧状に形成されている。但し、この
連結部材28は直線状に形成しても良いし、その他の形
状に形成してもよい。また、連結部材28の中央部に
は、上記電源線15を挿通させる切り込み部29が形成
されている。
【0037】〔サイドランプの組立方法〕次に、以上の
ように構成されたサイドランプ3aの組立方法について
図3に基づいて概説する。先ず、上記したようにランプ
基板13に対して光源としてのLED9が樹脂部材21
を介して植設される。そして、当該ランプ基板13が反
射部材7に設けられた基板固定部材22と当接される。
このとき、基板固定部材22はランプ基板13に形成さ
れた2つのネジ穴19と当接し、ランプ基板13の後面
側から所定のネジ部材23を締結することにより、両者
が一体的に固定される。
【0038】続いて、ランプ基板13と一体となった反
射部材7がカバー部材11の内部に挿入される。ここ
で、反射部材7の後面はカバー部材11の後面とほぼ同
一面内に収まるように構成されている。そして、反射部
材固定具25が後方からカバー固定部材24に嵌合され
る。このとき、反射部材固定具25における中空円筒部
27のカバー部材側端面は、カバー部材11に収納され
ている反射部材7の後面と接触する。そして、最後に反
射部材固定具25側からカバー固定部材24にネジ部材
26を締結することにより、サイドランプ3aが完成す
る。
【0039】〔遊技部への組み付け方法〕上記のように
組み立てられたサイドランプ3a,3bを遊技部3に組
み付ける場合について、図1に基づいて概説する。図1
に示すように、サイドランプ3a,3bは特別図柄表示
装置31の左右両側に組み付けられるようになってい
る。具体的な組み付け方法としては、遊技部5の区隔部
材35の近傍に、この区隔部材35に沿って所定の貫通
孔(図示略)を形成する。このときの貫通孔はサイドラ
ンプ3a,3bの後面から突出している反射部材固定具
を挿入するのに充分な大きさである。そして、遊技盤2
の前面からサイドランプ3a,3bを上記貫通孔に挿入
する。
【0040】そして、カバー部材11の板状部を遊技部
5の前面に当接させる。その後、板状部11aに形成さ
れているネジ穴11bに所定のネジ部材を挿入する。こ
れにより、サイドランプ3a,3bが遊技部5に固定さ
れる。尚、図2及び図3は遊技盤5に組み付けられるサ
イドランプ3a,3bの内、特に左方に配置されるサイ
ドランプ3aについてのみ説明してきた。即ち、既述の
通り反射部材7の傾斜は右側方向(遊技部中心部側)に
向かって形成されている。逆に、図1における右方に配
置されているサイドランプ3bの反射部材は、左側方向
に向かって形成されている。また、本実施形態では、サ
イドランプ3a,3bを遊技部5の左右両周縁部に配設
することとしているが、この他、遊技部5の上部や下部
に設けてもよいし、その数に関しても、必ずしも2組に
限定されるものではない。
【0041】〔サイドランプの作用及び機能〕次に、図
1に基づいて、以上のように構成されたサイドランプ3
a,3bの作用及び機能について、遊技機1の各種動作
との関連において説明する。
【0042】先ず、遊技中における特別図柄始動口43
への遊技球(図示略)の入賞を条件として、所定数の賞
球が排出されると共に特別図柄表示装置31が動作す
る。この特別図柄表示装置31は、所定時間の経過後に
例えば3つの数字が任意の組み合わせで表示されるよう
に構成されている。そして、すべての数字が同一になっ
た場合等に、特別図柄表示装置31の下方に配設されて
いる大入賞口39が作動する。このとき、遊技者にとっ
て有利な状態にあることを表示して興趣を高めるべく、
サイドランプ3a,3bが点滅するようになっている。
【0043】また同時に、遊技部5内には図1に示すよ
うに、相対向する他のサイドランプ3a,3bや他の発
光源となるランプ風車51そして特別図柄表示装置31
が配設されている。更には、遊技機1が設置されている
ホールにも各種の照明(図示略)が配設されている。こ
のため、これらの発光源や照明から放射された光が、サ
イドランプ3a,3bの傾斜した前面に照射される。そ
して、光の一部が遊技者側に反射してより装飾効果の高
い遊技機であることを遊技者に印象づけることができ
る。
【0044】加えて、サイドランプ3a,3bにおける
反射部材の前面には所定形状の凹部が形成されている。
このため、サイドランプ3a,3b自体に装備された光
源から放射される光と、他の発光源から照射された光と
が合成され、より複雑で且つ充分な光量を有する反射光
が遊技者側に反射される。
【0045】また、本実施形態にかかる遊技機1は、特
別図柄表示装置31の左右両側に所定の普通図柄始動ゲ
ート53を備え、またこの普通図柄始動ゲート53に連
動する普通図柄表示装置47を装備している。そして、
遊技部5内の遊技球が普通図柄始動ゲート53に受け入
れられた場合に普通図柄表示装置47が作動する。本実
施形態における普通図柄表示装置47は、入賞後の所定
時間経過後に一桁の数字を任意に表示する機能を有して
いる。そして、表示された数字が予め定められた数字と
一致する場合に、遊技者にとって有利な状況となる。こ
の場合にもサイドランプ3a,3bが点滅し、遊技者に
とって有利である旨の表示が行われるようになってい
る。
【0046】ここで、上記したサイドランプ3a,3b
の制御は単なる一例であって、その他各種情報の表示に
使用することができる。即ち、遊技者が遊技球発射ノブ
(図示略)に手を触れた場合にこれを検知し、遊技開始
の表示としてサイドランプ3a,3bを発光させるよう
に構成することも考えられる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明では、反射部材の前
面を遊技部中心部側に所定角度で傾斜させているので、
遊技部用表示装置として光を発生させて遊技盤を装飾す
ることはもちろん、遊技盤上の他の光源やホール内の各
種照明等の光を反射部材で遊技者側に反射させることが
できる。このため、サイドランプ自体が発光していない
場合でも、様々な光が絡み合った反射光を遊技者の視界
内に導くことができ、結果として遊技機の装飾効果を向
上させることができる、という優れた効果を生じる。換
言すれば、従来の遊技部用表示装置としての機能を具備
しつつ、能動的(発光)且つ受動的(受光・反射)に遊
技盤を装飾できる遊技部用表示装置となっている。
【0048】また、反射部材の前面に所定形状の凹部を
形成したので、この凹部に光源からの光を反射させるこ
とにより光を所定のパターンに形成することができ、単
に光を発するだけのサイドランプと比較して装飾効果を
高めることが可能となる、という優れた効果を生じる。
【0049】更に、反射部材をカバー部材で覆ったこと
により、装飾効果を向上させる反射部材の前面にゴミ等
が付着するのを有効に防止することができる。また、遊
技盤に組み付けられた場合に、傾斜している反射部材の
前面と遊技機のガラスとの間に遊技球が挟止されるのを
防止することができるという優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイドランプを装備している遊技機を
示す正面図である。
【図2】図1内に開示したサイドランプを示す斜視図で
ある。
【図3】図2に開示したサイドランプを示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 遊技機 2 遊技盤 3a 遊技部用表示装置(サイドランプ) 3b 遊技部用表示装置(サイドランプ) 5 遊技部 7 反射部材 7a 開口窓部 7b 凹部 9 光源(LED) 11 カバー部材 13 ランプ基板 33 区隔部材(外バンド) 35 区隔部材(内バンド)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ基板と、このランプ基板に植設さ
    れる光源とを備え、区隔部材により囲まれた遊技部内の
    所定位置に当該区隔部材に沿って取り付けられる遊技機
    の遊技部用表示装置において、 前記ランプ基板に所定数の光源を所定間隔で配設すると
    共に、当該光源の前方に当該光源が後方から所定の状態
    で臨む開口窓部を各々設けた枠体状の反射部材を位置さ
    せて、 当該反射部材の前面を前記遊技部中心部側へ所定の角度
    をもって傾斜させると共に、少なくとも反射部材の前面
    を光が反射可能な反射面としたことを特徴とする遊技機
    の遊技部用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記反射部材の前面であって開口窓部の
    周縁に、前記遊技部中心部側へ向かって延在する凹部を
    形成したことを特徴とする請求項1記載の遊技機の遊技
    部用表示装置。
  3. 【請求項3】 前記反射部材を、透光性を有するカバー
    部材で覆ったことを特徴とする請求項1又は2記載の遊
    技機の遊技部用表示装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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