JP2001058029A - パチンコ遊技機の照明表示装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の照明表示装置

Info

Publication number
JP2001058029A
JP2001058029A JP11234144A JP23414499A JP2001058029A JP 2001058029 A JP2001058029 A JP 2001058029A JP 11234144 A JP11234144 A JP 11234144A JP 23414499 A JP23414499 A JP 23414499A JP 2001058029 A JP2001058029 A JP 2001058029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
auxiliary member
display device
emitting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11234144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3796683B2 (ja
Inventor
Masaki Takatsu
巨樹 高津
Tatsuya Ito
達也 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Newgin Co Ltd
Original Assignee
Newgin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Newgin Co Ltd filed Critical Newgin Co Ltd
Priority to JP23414499A priority Critical patent/JP3796683B2/ja
Publication of JP2001058029A publication Critical patent/JP2001058029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3796683B2 publication Critical patent/JP3796683B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光手段を増やすことなく電飾的な表示効果
を高めることができ、かつ組立工数を低減し得る。 【解決手段】 前枠Bに組付けられるガラス扉Dの前面
上部外周囲に、照明表示装置Lを設置可能にした設置部
22が成形される。設置部22に設置される照明表示装
置Lは、左右の設置部22a,22bに配置された一対
の表示ランプ24,24と、中央設置部22cに配置さ
れた発光補助部材26および表示ランプ24,24と発
光補助部材26を前側から覆うカバー部材としてのラン
プカバー28とから構成される。発光補助部材26の板
状本体の前面には、前方に突出して上下方向に延在する
複数の凸部が、左右方向に連続的に形成される。表示ラ
ンプ24,24の光は、発光補助部材26の多数の凸部
により広範囲に亘って拡散されて電飾的効果が高められ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
の照明表示装置に関し、更に詳しくは、電飾的効果や遊
技機に現出される特別ゲーム等を照明報知し得る照明表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機に代表されるパチンコ機
やアレンジボール機では、パチンコゲーム上での電飾的
効果を図り、特別ゲーム等の成立を照明表示報知するた
めの手段として、一般的にランプ部品又は照明ランプ具
とも呼ばれている照明装置が多く利用され、主な対象設
置部として、前枠の上縁部前側や、該前枠に取着される
ガラス扉の上方周囲に装着されている。そしてこのよう
な照明装置は、大別的に観た場合、プリント基板(回路
用パターン線をプリント形成した基板)の所定位置に、
フィラメント式ランプ(豆球)やLEDランプ(発光ダイ
オード)等の表示ランプを配置接続したタイプのもの
が、対象の設置部に合わせて使用されている。このもと
で特別ゲーム等の成立例として、図柄の変動組合わせに
よる大当り表示や入賞装置の開成作動に対応して、照明
装置の表示ランプが、点灯と点滅、色変発光(赤と緑)を
含む所定条件で照明表示するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記照明装置は、特別
ゲーム等の成立に対する好適な電飾的効果を高めるため
に大型化の傾向にあり、広範囲に亘る照明が求められて
いる。前記表示ランプの光を広範囲に照射させる手段と
して、該ランプを覆うランプカバーの内面にダイヤカッ
トや球面状カットを施し、表示ランプからの光をランプ
カバーで広範囲に拡散させる構成が採用されている。し
かし、ランプカバーによる拡散だけでは、その拡散効果
は充分でなく、ランプカバーの全体に亘って電飾的効果
の高い照明表示ができなかった。
【0004】そこで、従来は対象設置部に対するランプ
の配置数を増やすことで対応しているが、この場合には
部品点数が増加すると共に、基板にランプを接続する作
業が多くなって製造コストが嵩む問題がある。またラン
プと基板とはハンダ付けしているため、ランプの増加に
伴ってハンダの使用量が多くなり、パチンコ機を廃棄し
たりリサイクルに際して、環境問題の点で不利となる難
点が指摘される。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたものであって、発光手段を増やすこと
なく電飾的な表示効果を高めることができ、かつ組立工
数を低減し得ると共に環境を考慮した設計となっている
パチンコ遊技機の照明表示装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、初期
の目的を達成するため本発明に係るパチンコ遊技機の照
明表示装置は、パチンコ遊技機の前面側に設けられる照
明表示装置であって、前記パチンコ遊技機における前面
の所要部位に配置された一対の発光手段と、前記両発光
手段の間に配置されると共に複数の凸部が形成され、前
記発光手段からの光を拡散する発光補助部材と、前記発
光手段および発光補助部材を覆うカバー部材とから構成
したことを特徴とする。
【0007】前記課題を解決し、初期の目的を達成する
ため本願の別の発明に係るパチンコ遊技機の照明表示装
置は、パチンコ遊技機の前面側に設けられる照明表示装
置であって、前記パチンコ遊技機における前面上部の左
右両側部に配置された一対の発光手段と、前記両発光手
段の間に配置されると共に左右方向に複数の凸部が形成
され、前記発光手段からの光を拡散する発光補助部材
と、前記発光手段および発光補助部材を覆うカバー部材
とから構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】パチンコ遊技機における前面の所要部位に配置
した発光手段は、例えば特別ゲームが現出した場合に、
点灯または点滅して照明表示する。この発光手段の光
は、発光補助部材に形成された多数の凸部により広範囲
に亘って拡散されて電飾的効果を高めることができ、特
別ゲームを現出させた遊技者に対して、快感や満足感、
更には優越感等を充分に与え得る。またホール管理者等
に、特別ゲームの現出を確実に覚知させることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機の照明表示装置について、好適な実施例を挙げて、添
付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお本実
施例では、遊技機として一般的なパチンコ機を例にし、
これにゲーム用の照明表示・報知手段として利用される
場合を主に例示する。
【0010】そこで、先ず本実施例に係るパチンコ機に
ついて、図1を参照して要約説明する。このパチンコ機
Pは、その基本的な構成として、縦長方形の外枠Aの開
口前面側に、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方
形の前枠Bが連結支持手段および施錠手段を利用して開
閉および着脱可能に組付けられている。そしてこの前枠
Bの前面側に、遊技盤Cの透視保護窓であるガラス扉D
と、上の球受け皿Eとが個々の連結支持手段等を利用し
て共に横開き形態で開閉可能に組付け整合される一方、
前枠Bの下部に下の球受け皿Fおよび打球発射装置G等
が装着セットされ、また前枠Bの裏側に各種の球径路お
よび球処理・払出部等を備えた機構セット盤(図示せず)
がセットされている。
【0011】前記前枠Bの正面内部に着脱可能にセット
される遊技盤Cは、図1に例示するように、略円形状に
湾曲形成したレールにより囲まれた遊技領域の各部に、
各種の電気的部品(フィラメントランプやLEDラン
プ、スイッチやセンサー、ソレノイドやモータ等)を有
する遊技部品例として、電飾具10や回転案内具12、
入賞具14、図柄表示装置16および電動入賞装置18
等が夫々配設されている。そしてこれらの遊技部品の各
種電気的部品が、ゲーム用の電子的な制御装置(図示せ
ず)に夫々系統別に接続されて、ゲーム内容に合わせて
入出制御(点灯,検出,駆動)されるようになっており、こ
のもとで遊技領域で所定のパチンコゲームを展開して、
特別ゲーム等の成立を現出し得るようになっている。
【0012】前記前枠Bに組付けられるガラス扉Dは、
前枠Bの前面域に整合する方形サイズに合成樹脂成形さ
れて、その中央部に略円形の窓口20が開口されると共
に、この窓口20の裏側に透明な板ガラスが着脱自在に
セットされて、窓口20から遊技盤Cのゲーム領域を透
視し得るよう構成される。またガラス扉Dの前面には、
窓口20の上部外周囲に、照明表示装置Lを設置可能に
した設置部22が成形されている。この設置部22は、
図1に示す如く、ガラス扉Dの前面中央を挟んで左右に
位置する左設置部22aと右設置部22bおよび左右の
設置部22a,22bの間に位置する中央設置部22c
とから構成される。
【0013】前記ガラス扉Dの設置部22に設置される
照明表示装置Lは、左右の設置部22a,22b(パチン
コ機Pの前面上部の左右両側部)に配置された一対の発
光手段としての表示ランプ24,24と、中央設置部2
2cに配置された発光補助部材26および表示ランプ2
4,24と発光補助部材26を前側から覆うカバー部材
としてのランプカバー28とから基本的に構成される。
このランプカバー28は、図3に示す如く、左右両設置
部22a,22bに対応する部分が前方に膨出するよう
成形され、設置部22に対してはフックと係合口(何れ
も図示せず)を介して着脱可能に取付けられる。また、
ランプカバー28の内面(裏面)の全体にはダイヤモンド
カットが施されて、表示ランプ24,24や発光補助部
材26の光を効率的に拡散し得るようになっている。な
お、ランプカバー28は、前記表示ランプ24や発光補
助部材26からの光を良好に拡散照明し得、装飾用部材
をも兼用し得る有色樹脂材より成形したものが好適とさ
れる。ちなみに、ランプカバー28の取着手段として
は、ビスも利用可能である。
【0014】前記左右の設置部22a,22bの夫々に
は、取付け部としての複数の取付ボス30が、水平前方
へ延出した状態で一体成形されており(図3参照)、これ
ら取付ボス30と基板32に形成された小孔(図せず)と
を夫々整合させてビス34をねじ込むことにより、該基
板32が対応する設置部22a,22bに位置決め固定
される。各基板32には、必要な回路用のパターン線が
プリント形成され、このパターン線に前記表示ランプ2
4がハンダ付け等の手段で接続固定されている。この表
示ランプ24は、フィラメント式のものであって、その
円筒部24aの長手方向両端から延出する脚ピン24
b,24bが、前記パターン線に接続される。そして実
施例では、表面ランプ24における発光部としての円筒
部24aの周面が、図2に示す如く、前記中央設置部2
2cに配置されている発光補助部材26を指向する姿勢
で配置され、該補助部材26に向けて光を効率的に照射
し得るよう構成される。前記基板32は前記制御装置に
接続されて、特別ゲームの成立時に表示ランプ24を点
灯または点滅制御することで、遊技者に特別ゲームの現
出を照明報知し得るようになっている。なお、表示ラン
プ24としては、LED等のその他の発光手段が適宜に
使用可能である。
【0015】実施例に係る発光補助部材26は、図4〜
図7に示す如く、透明な合成樹脂材料により全体として
正面視において略弧状に成形されると共に、その板状本
体40の左右方向(長手方向,一対の表示ランプ24,2
4の離間方向)の両端部に形成した取付部41,41の裏
面に、ボス42,42が夫々一体的に形成されている。
そして、各取付部41およびボス42に共通的に穿設し
た通孔43を、前記左右の設置部22a,22bにおけ
る中央寄りに設けられた取付ボス30に外挿すること
で、当該発光補助部材26は、前記一対の表示ランプ2
4,24の略中間において、その長手方向を表示ランプ
24,24の離間方向に略整列させた状態で位置決めさ
れる。また発光補助部材26の位置決め状態で、図3に
示す如く、前記表示ランプ24は発光補助部材26より
前方に位置し、該ランプ24からの光が発光補助部材2
6の全体に照射されるようになっている。
【0016】前記発光補助部材26における両取付部4
1,41の間に臨む板状本体40の前面には、前方に突
出して上下方向(短手方向)に延在する複数の凸部36
が、左右方向(長手方向)に連続的に形成されている。こ
の凸部36は、図7に示す如く、平断面において左右方
向(一対の表示ランプ24,24の離間方向)の中央を指
向する面と板状本体40の前面とが略直角となる直角三
角形状を呈し、左右方向の中央を挟む左側の各凸部36
の傾斜面36aが左側の表示ランプ24を指向すると共
に、右側の各凸部36の傾斜面36aが右側の表示ラン
プ24を指向するよう設定される。なお、左右方向の中
央に位置する凸部36'のみは二等辺三角形状に形成さ
れて、その両傾斜面36'a,36'aを対応する表示ラ
ンプ24,24に指向させている(図6参照)。
【0017】前記板状本体40は、図6に示す如く、そ
の左右方向(一対の表示ランプ24,24の離間方向)の
中央が前方に向けて折曲がる略ヘ字状に形成され、各凸
部36,36'に表示ランプ24,24の光が好適に照射
されるよう構成される。また、前記板状本体40の裏面
外周囲にスカート部44が形成され、発光補助部材26
の強度を向上するようになっている。更に、板状本体4
0の裏面の全体には、金または銀色の反射手段としての
メッキ層38が所要厚みでメッキされ、透明な凸部36
に入射した光を、前側に向けて効率的に反射拡散させ得
るよう構成してある。なお、反射手段としては、適宜の
金属材料をコーティングしたコーティング層や、別途製
作したアルミニウム等の金属板や鏡等を取付けて構成し
たものであってもよい。
【0018】
【実施例の作用】次に、本発明に係るパチンコ遊技機の
照明表示装置の作用につき説明する。
【0019】前記ガラス扉Dにおける設置部22の取付
ボス30,30に対し、前記発光補助部材26の左右に
穿設した通孔43,43を外挿することで、該補助部材
26が位置決めされる。また表示ランプ24が配設され
る各基板32では、取付ボス30に小孔を夫々整合させ
てビス34をねじ込むことにより、該基板32が設置部
22に固定される。このとき、図6および図7に示すよ
うに、設置部22と基板32とで発光補助部材26の取
付部41が挟持されて、該補助部材26も固定される。
この状態にあっては、発光補助部材26は、左右の表示
ランプ24,24の間の最適な位置に位置決め固定さ
れ、各表示ランプ24の光の良好な拡散が可能となる。
また各表示ランプ24は、基板32に対して、その円筒
部24aの周面が発光補助部材26を指向する向きで配
置される。
【0020】前記ランプカバー28は、設置部22に対
してフックと係合口とを介して係着され、前記表示ラン
プ24,24および発光補助部材26を前側から覆う。
これにより、照明表示装置Lはガラス扉Dに固定化保持
される。
【0021】前述のように、ガラス扉Dに照明表示装置
Lを取着したパチンコ機Pにおいては、現行機と同様な
遊技操作(球送り・発射作動操作)に基いて、上の球受け
皿E内の遊技球を機内の発射部位に1球ずつ送込んで打
球発射装置Gにより遊技盤C内に打出し、所要のパチン
コゲームを展開し得る。そして遊技盤Cでのゲームを例
にして大別的に観ると、夫々の入賞具14に対する遊
技球の入賞ゲーム、遊技球の入賞に基く図柄表示装置
16による表示ゲーム、表示ゲームで得られた大当り
成立ゲーム、大当りゲームの成立を契機にして行なわ
れる電動入賞装置18による開成作動ゲーム、等が現出
される。そしてこのようなゲームに対応する照明表示態
様例について、,では通常ゲームとして各種の遊技
部品10,12のランプ類による短時間のランプ表示が
行なわれ、一方,では特別ゲームとされてランプ表
示とは別に本実施例の照明表示装置Lによる設定時間内
の照明表示が行なわれる。
【0022】このような設定条件において、2個の表示
ランプ24,24が通電発光されてランプカバー28を
介して照明する。このとき、各表示ランプ24の光は、
前記発光補助部材26の各凸部36に照射され、各凸部
36により前方に向けて効率的に拡散される。すなわ
ち、各凸部36の傾斜面36aに直に照射された光は、
図8に示すように、凸部36の表面(前面)で反射して前
方に進行する一方で、板状本体40の裏側のメッキ層3
8に向けて屈折され、該メッキ層38で反射して前方に
進行する。なお、前記各凸部36は透明な合成樹脂材料
により成形されているので、光は、略へ字状に形成され
た板状本体40の前面に連続的に形成されている各凸部
36を通過し、その出側の表面で屈折して前方あるいは
メッキ層38に向けて進行すると共に、別の凸部36に
も照射される。このように、表示ランプ24から照射さ
れた光は、前記各凸部36により複雑に反射や屈折を行
なうことで、前方に向けて効率的に拡散されるようにな
っている。
【0023】また、実施例の発光補助部材26の全体が
略ヘ字状に形成されると共に、各凸部36は対応する表
示ランプ24を指向する側を傾斜面36aとした直角三
角形状に形成してあるから、両側に位置する各表示ラン
プ24から全ての凸部36に向けて効率的に光が照射さ
れると共に、各凸部36への光の入射量が多く、各凸部
36の表面で光を効率的に反射し得る一方で、板状本体
40の裏側のメッキ層38に向けて効率的に屈折させ得
る。そして、各凸部36で屈折された光は、前記メッキ
層38により反射されて前方に向けて効率的に拡散され
ることにより、各凸部36が恰も発光しているかのよう
に見える。すなわち、両ランプ24,24の間に位置す
る発光補助部材26においては、その全体に亘って恰も
発光しているかのように見えるようになる。なお、前述
したように各表示ランプ24は、その円筒部24aの周
面を発光補助部材26に指向する姿勢で配置されている
から、各表示ランプ24の光を発光補助部材26に効率
的に照射することができ、これが発光補助部材26によ
る良好な照明表示に寄与する。
【0024】従って特別ゲームの現出中の設定時間内に
おいては、2個の表示ランプ24,24によるランプ照
明と、1個の発光補助部材26による間接照明とによ
り、照明表示装置Lの全体が好適に照明され、同ゲーム
の現出状態を好適かつ鮮明に照明表示および報知し得る
と共に電飾効果を高め得る。なお、表示ランプ24の照
明は、点灯または点滅の何れでもよい。
【0025】このように、ランプを増やすことなく照明
表示装置Lの全体を照明することができるから、部品点
数を低減して製造コストを低廉に抑えることが可能とな
る。またランプと基板との接続数が低減するから、ハン
ダの使用量を必要最少量に留め得、廃棄やリサイクルに
際して多量のハンダが廃棄される事態を防止し、環境を
考慮した設計となっている。
【0026】前述した実施例では、照明表示装置の具体
的な実施形態例として、前記ガラス扉の設置部に装備す
るタイプにつき説明したが、該照明表示装置は、前枠の
前面側の上部に形成された設置部に装備されるものであ
ってもよい。また照明表示装置の設置部位は、実施例の
ような前面上部に限らず、その他の適宜の部位、例えば
前面側部等に設置することもできる。更に、発光補助部
材に形成される凸部の形状としては、三角形状が最も良
好であるがこれに限定されるものでなく、半円、U字形
あるいは台形等の適宜の形状を採用することも可能であ
る。なお、発光補助部材に蛍光塗料を塗布してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ遊技機の照明表示装置によれば、発光手段を増やすこ
となく、照明表示装置の全体を発光しているかの如く見
せることができ、例えば特別ゲーム等の成立状態を好適
かつ鮮明に表示して、電飾的効果を高めることができる
利点がある。また部品点数および組立工数を低減し得る
から、製作コストを低く抑えることができると共に、メ
ンテナンスも容易となる。更には、発光手段と基板とを
ハンダ付けにより接続するような場合では、ハンダの使
用量を極力少なくすることができ、遊技機の廃棄やリサ
イクル等に伴う環境を考慮した装置を提供し得る利点が
ある。
【0028】また、透明な合成樹脂材料で発光補助部材
を成形して、その裏面に反射手段を設けることで、発光
手段から照射される光が各凸部で複雑に反射や屈折し、
前方に向けて効率的に拡散される。更に、発光手段にお
ける発光部の周面を、発光補助部材に指向する姿勢で配
置したことで、各発光手段の光を発光補助部材に効率的
に照射することができ、更に良好な照明表示をなし得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る照明表示装置を装
備したパチンコ機の正面図である。
【図2】実施例に係る照明表示装置を一部破断して示す
要部正面図である。
【図3】実施例に係る照明表示装置を一部破断して示す
要部平面図である。
【図4】実施例に係る照明表示装置の発光補助部材を示
す斜視図である。
【図5】実施例に係る発光補助部材の正面図である。
【図6】実施例に係る照明表示装置における主要部を示
す横断平面図である。
【図7】実施例に係る照明表示装置における主要部を示
す拡大横断平面図である。
【図8】実施例に係る発光補助部材による光の反射状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
24 表示ランプ(発光手段) 24a 円筒部(発光部) 26 発光補助部材 28 ランプカバー(カバー部材) 36 凸部 36' 凸部 38 メッキ層(反射手段) 40 板状本体 P パチンコ機(パチンコ遊技機)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機の前面側に設けられる照
    明表示装置であって、 前記パチンコ遊技機(P)における前面の所要部位に配置
    された一対の発光手段(24,24)と、 前記両発光手段(24,24)の間に配置されると共に複数の
    凸部(36,36')が形成され、前記発光手段(24,24)からの
    光を拡散する発光補助部材(26)と、 前記発光手段(24,24)および発光補助部材(26)を覆うカ
    バー部材(28)とから構成したことを特徴とするパチンコ
    遊技機の照明表示装置。
  2. 【請求項2】 パチンコ遊技機の前面側に設けられる照
    明表示装置であって、 前記パチンコ遊技機(P)における前面上部の左右両側部
    に配置された一対の発光手段(24,24)と、 前記両発光手段(24,24)の間に配置されると共に左右方
    向に複数の凸部(36,36')が形成され、前記発光手段(24,
    24)からの光を拡散する発光補助部材(26)と、 前記発光手段(24,24)および発光補助部材(26)を覆うカ
    バー部材(28)とから構成したことを特徴とするパチンコ
    遊技機の照明表示装置。
  3. 【請求項3】 前記発光補助部材(26)は、透明な合成樹
    脂材料で成形されて、その裏面に光を反射可能な反射手
    段(38)が設けられると共に、該発光補助部材(26)の本体
    (40)前面に形成された前記凸部(36)は、前記一対の発光
    手段(24,24)の離間方向の中央を指向する面と前記本体
    (40)前面とが略直角となる直角三角形状に成形されてい
    る請求項1または2記載のパチンコ遊技機の照明表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記反射手段は、金または銀色のメッキ
    層(38)である請求項3記載のパチンコ遊技機の照明表示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記各発光手段(24)は、円筒状の発光部
    (24a)の周面を、前記発光補助部材(26)に指向する姿勢
    で配置されている請求項1〜4の何れかに記載のパチン
    コ遊技機の照明表示装置。
JP23414499A 1999-08-20 1999-08-20 パチンコ遊技機の照明表示装置 Expired - Fee Related JP3796683B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23414499A JP3796683B2 (ja) 1999-08-20 1999-08-20 パチンコ遊技機の照明表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23414499A JP3796683B2 (ja) 1999-08-20 1999-08-20 パチンコ遊技機の照明表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001058029A true JP2001058029A (ja) 2001-03-06
JP3796683B2 JP3796683B2 (ja) 2006-07-12

Family

ID=16966343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23414499A Expired - Fee Related JP3796683B2 (ja) 1999-08-20 1999-08-20 パチンコ遊技機の照明表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3796683B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003181115A (ja) * 2001-12-17 2003-07-02 Daiichi Denki Sangyo Kk 呼出ランプ
JP2005230259A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006081769A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2007105263A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP2007117229A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2012024144A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Kyoraku Sangyo Kk 導光体、イルミネーションユニット、遊技盤ユニット、及びパチンコ遊技機
JP7475695B2 (ja) 2021-08-24 2024-04-30 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003181115A (ja) * 2001-12-17 2003-07-02 Daiichi Denki Sangyo Kk 呼出ランプ
JP2005230259A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006081769A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2007105263A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP2007117229A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2012024144A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Kyoraku Sangyo Kk 導光体、イルミネーションユニット、遊技盤ユニット、及びパチンコ遊技機
JP7475695B2 (ja) 2021-08-24 2024-04-30 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3796683B2 (ja) 2006-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5041785B2 (ja) 遊技機
JP2006288596A (ja) 遊技機における装飾表示装置
JP4517206B2 (ja) パチンコ機
JP6402376B2 (ja) 遊技機
JP3796683B2 (ja) パチンコ遊技機の照明表示装置
JP2005198961A (ja) 遊技機
KR20110007576U (ko) 발광 거울
JP4906110B2 (ja) 図柄表示装置及びそれを搭載する遊技機
JP3796684B2 (ja) パチンコ遊技機における照明表示装置
JP4268465B2 (ja) 遊技機用発光装置
JPH11239630A (ja) パチンコ機のランプ付き遊技装置
JPH1028753A (ja) 遊技機の遊技部用表示装置
JP4895305B2 (ja) 図柄表示装置及びそれを搭載する遊技機
JP2005204797A (ja) 発光飾り装置
JP3922469B2 (ja) 遊技機
JP2005199034A (ja) 遊技機
JP2004236699A (ja) 弾球遊技機
JP4333828B2 (ja) 遊技機
JP4478967B2 (ja) 図柄組合わせ式遊技機用の図柄可変表示装置
JP2004267543A (ja) 遊技機
CN210831534U (zh) 镜电灯
JP4000227B2 (ja) パチンコ機における表示基板構造
JP4895074B2 (ja) パチンコ機のランプ装置
JP4905881B2 (ja) 遊技機
JPH10263141A (ja) 遊戯機のシンボル表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3796683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150428

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees