JPH0438854Y2 - - Google Patents
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- JPH0438854Y2 JPH0438854Y2 JP1985056876U JP5687685U JPH0438854Y2 JP H0438854 Y2 JPH0438854 Y2 JP H0438854Y2 JP 1985056876 U JP1985056876 U JP 1985056876U JP 5687685 U JP5687685 U JP 5687685U JP H0438854 Y2 JPH0438854 Y2 JP H0438854Y2
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 14
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Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案はパチンコ機用の照明装置に関し、例
えば遊技盤の上部左右に配置し、発光源の点灯に
より賞球排出や打止め状態の表示を行なう表示装
置として利用される。
えば遊技盤の上部左右に配置し、発光源の点灯に
より賞球排出や打止め状態の表示を行なう表示装
置として利用される。
<従来の技術>
従来の照明装置は、発光源の前面に例えば着色
した透光板を位置させ、発光源により透光板を照
明していた。そして、通常は透光板の色調を濃く
して、発光源による影が外部から見え難くしてい
ただけであつた。
した透光板を位置させ、発光源により透光板を照
明していた。そして、通常は透光板の色調を濃く
して、発光源による影が外部から見え難くしてい
ただけであつた。
また、実開昭59−8381号公報では、ランプを装
着するソケツト部を有する碗状の反射板を、賞球
排出機構等を組み付けたセツト板に配設し、遊技
盤に上記反射板が挿入される取付孔を開設し、こ
の取付孔の前面に透光板を設けている。そして、
この透光板の裏面にはランプからの光を拡散する
凹凸加工を施している。
着するソケツト部を有する碗状の反射板を、賞球
排出機構等を組み付けたセツト板に配設し、遊技
盤に上記反射板が挿入される取付孔を開設し、こ
の取付孔の前面に透光板を設けている。そして、
この透光板の裏面にはランプからの光を拡散する
凹凸加工を施している。
そして、従来のパチンコ機においては、例えば
賞球排出を表示するために一つの照明装置を設
け、打止め表示を行うためには別の照明装置を設
けており、単一の照明装置が異なる表示機能を有
するものはなかつた。
賞球排出を表示するために一つの照明装置を設
け、打止め表示を行うためには別の照明装置を設
けており、単一の照明装置が異なる表示機能を有
するものはなかつた。
<考案が解決しようとする課題>
従来の装置のように、単に透光板の色調を濃く
すると、発光源の点灯による透光板の照明効果が
低くなり、遊技者から表示状態が判別し難く、意
匠的効果も低かつた。
すると、発光源の点灯による透光板の照明効果が
低くなり、遊技者から表示状態が判別し難く、意
匠的効果も低かつた。
また、凹凸加工を施した異なる色彩の透光板を
並設して各々発光源を臨ませると共に遮光盤を設
けただけでは、複数の発光源による異なる色彩の
表示効果或は装飾効果を期待することはできな
い。
並設して各々発光源を臨ませると共に遮光盤を設
けただけでは、複数の発光源による異なる色彩の
表示効果或は装飾効果を期待することはできな
い。
そこで、本考案は異なる表示機能を有すると共
に、表示装飾効果の高い照明装置を提供すること
を第1の目的とする。
に、表示装飾効果の高い照明装置を提供すること
を第1の目的とする。
<課題を解決するための手段>
遊技盤の前面側に止着する基板に複数の開口部
を隣接状に開設すると共に、遊技盤には上記各開
口部と連通して各開口部を包含する単一の取付穴
を開設し、上記基板の裏面側には各開口部の間か
ら上記取付穴内に突出する遮光壁を延設し、上記
各開口部に各々臨む発光源を取付穴に配置し、上
記各開口部の前面側に表面若しくは裏面の少なく
とも一方の面に発光源から照射された光を屈折さ
せて透す細かい凹凸部を形成すると共に異なる色
彩に着色した透光板を夫々設け、且つ各透光板の
端面同志を面接触させたことを特徴とするもので
ある。
を隣接状に開設すると共に、遊技盤には上記各開
口部と連通して各開口部を包含する単一の取付穴
を開設し、上記基板の裏面側には各開口部の間か
ら上記取付穴内に突出する遮光壁を延設し、上記
各開口部に各々臨む発光源を取付穴に配置し、上
記各開口部の前面側に表面若しくは裏面の少なく
とも一方の面に発光源から照射された光を屈折さ
せて透す細かい凹凸部を形成すると共に異なる色
彩に着色した透光板を夫々設け、且つ各透光板の
端面同志を面接触させたことを特徴とするもので
ある。
<作用>
したがつて本考案によれば、単一の取付穴に配
置した異なる発光源から照射された光が遮光壁に
より遮断されて、各発光源に対応して異なる意味
を持つ表示が可能になり、また各発光源から照射
された光は透光板の裏面から入射し、透光板を透
るとき凹凸部により屈折され、透光板の表面から
拡散されて放出される。このとき、一つの透光板
に入射した光は当該透光板の端面から隣接する透
光板の端面へ向けて放出され、透光板の縁付近に
おいて若干混ざり合う。
置した異なる発光源から照射された光が遮光壁に
より遮断されて、各発光源に対応して異なる意味
を持つ表示が可能になり、また各発光源から照射
された光は透光板の裏面から入射し、透光板を透
るとき凹凸部により屈折され、透光板の表面から
拡散されて放出される。このとき、一つの透光板
に入射した光は当該透光板の端面から隣接する透
光板の端面へ向けて放出され、透光板の縁付近に
おいて若干混ざり合う。
<実施例>
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
説明すると、1はパチンコ機2の照明装置を示
し、照明装置1は、例えば二つの発光源3a,3
bと、これらの発光源3a,3bの前面を夫々覆
う透光板4a,4bとを備えて成り、各透光板4
a,4bに発光源3a,3bから照射された光を
屈折させて透す細かい凹凸部5a,5bを夫々形
成する。上記照明装置1は図面に示した実施例に
よれば、遊技盤6の上部左右に配置するバンド飾
り部7に組込んであり、バンド飾り部7は遊技盤
6の中央に形成される円形な遊技部8の上部左右
に設けた略三角形に枠状の飾り枠9,9′から成
る。そして、この飾り枠9,9′は照明装置1の
基板を構成する。
説明すると、1はパチンコ機2の照明装置を示
し、照明装置1は、例えば二つの発光源3a,3
bと、これらの発光源3a,3bの前面を夫々覆
う透光板4a,4bとを備えて成り、各透光板4
a,4bに発光源3a,3bから照射された光を
屈折させて透す細かい凹凸部5a,5bを夫々形
成する。上記照明装置1は図面に示した実施例に
よれば、遊技盤6の上部左右に配置するバンド飾
り部7に組込んであり、バンド飾り部7は遊技盤
6の中央に形成される円形な遊技部8の上部左右
に設けた略三角形に枠状の飾り枠9,9′から成
る。そして、この飾り枠9,9′は照明装置1の
基板を構成する。
上記飾り枠9の表面9aには略半円形の第1開
口部10と略四角形の第2開口部11とを隣接状
に開設し、第1開口部10にパチンコ機2の打止
め状態を表示する半円形の第1透光板4aを、第
2開口部11に賞球の排出状態を表示する幅広な
V字状の第2透光板4bを夫々装着する。
口部10と略四角形の第2開口部11とを隣接状
に開設し、第1開口部10にパチンコ機2の打止
め状態を表示する半円形の第1透光板4aを、第
2開口部11に賞球の排出状態を表示する幅広な
V字状の第2透光板4bを夫々装着する。
上記飾り枠9に開設された第1開口部10の周
縁には、第1透光板4aを係止する前部中央の幅
広な第1係止爪12aと、左右に向合つた幅狭な
第2係止爪12b,12bとを内向きに突設する
と共に、第2係止爪12bに並べて位置決め用の
突起部13,13を内向きに突設する。そして、
第1開口部10には円弧状な縁部に沿つて、即ち
第1開口部10と第2開口部11との境界部分に
は、基板である飾り枠9の前面側にリブ14を上
向きに突出する。また、上記リブ14の下端には
第1係止爪12aを避けて円弧状に湾曲した板状
の遮光壁15を裏面側へ延設する。尚、図示の実
施例において、この遮光壁15の先端は後述する
遊技盤6に開設する取付穴32内に位置してい
る。更に、第1開口部10の後端面には、第1透
光板4aの下端を載置する傾斜段部16を形成す
る。一方、前記第2開口部11はその一側部が第
1開口部10の縁部に沿つて半円形に一部切欠か
れている。
縁には、第1透光板4aを係止する前部中央の幅
広な第1係止爪12aと、左右に向合つた幅狭な
第2係止爪12b,12bとを内向きに突設する
と共に、第2係止爪12bに並べて位置決め用の
突起部13,13を内向きに突設する。そして、
第1開口部10には円弧状な縁部に沿つて、即ち
第1開口部10と第2開口部11との境界部分に
は、基板である飾り枠9の前面側にリブ14を上
向きに突出する。また、上記リブ14の下端には
第1係止爪12aを避けて円弧状に湾曲した板状
の遮光壁15を裏面側へ延設する。尚、図示の実
施例において、この遮光壁15の先端は後述する
遊技盤6に開設する取付穴32内に位置してい
る。更に、第1開口部10の後端面には、第1透
光板4aの下端を載置する傾斜段部16を形成す
る。一方、前記第2開口部11はその一側部が第
1開口部10の縁部に沿つて半円形に一部切欠か
れている。
また、飾り枠9の表面9aには第2透光板4b
を係止する小さな四角形の係止孔17を第2開口
部11に近接させて開設すると共に、第2透光板
4bの位置決め用のガイド孔18,18を両端部
に開設する。そして、飾り枠9の遊技部8に沿う
内側面には遊技部8内に発射された打球が衝突す
るゴムなどの弾性材からなる球阻止材19を止着
する。
を係止する小さな四角形の係止孔17を第2開口
部11に近接させて開設すると共に、第2透光板
4bの位置決め用のガイド孔18,18を両端部
に開設する。そして、飾り枠9の遊技部8に沿う
内側面には遊技部8内に発射された打球が衝突す
るゴムなどの弾性材からなる球阻止材19を止着
する。
一方、他の片側の飾り枠9′は上記した片側の
飾り枠9と左右対称であつてほヾ同様の構造であ
るから、同一構成部分に同一符号を付して説明を
省略する。
飾り枠9と左右対称であつてほヾ同様の構造であ
るから、同一構成部分に同一符号を付して説明を
省略する。
前記した第1透光板4aは半円形な上壁20
と、上壁20の周縁に沿つて垂設された半円弧状
の側壁21とから成り、透光板のプラスチツクで
一体成形され、例えば透明な赤色に着色されてい
る。上壁20裏面には、発光源3aから照射され
た光を屈折させて透す細かい第1凹凸部5aを全
面に形成し、個々の凹凸形状を例えば凹状の角錐
型(ダイヤモンド型)としている。そして上壁2
0の一側には、第1開口部10の傾斜段部16に
当接する斜め下向きに傾斜した載置部22を形成
する。
と、上壁20の周縁に沿つて垂設された半円弧状
の側壁21とから成り、透光板のプラスチツクで
一体成形され、例えば透明な赤色に着色されてい
る。上壁20裏面には、発光源3aから照射され
た光を屈折させて透す細かい第1凹凸部5aを全
面に形成し、個々の凹凸形状を例えば凹状の角錐
型(ダイヤモンド型)としている。そして上壁2
0の一側には、第1開口部10の傾斜段部16に
当接する斜め下向きに傾斜した載置部22を形成
する。
また、上記側壁21は後面及び下面が開放し、
外周面の上端を除いて浅い切込部23を形成し、
この切込部23内に第1開口部10の第1係止爪
12aが嵌入する幅広な深い第1係止溝24aを
形成する。そして側壁21の両端部には、第1開
口部10の第2係止爪12bが嵌入する幅狭な第
2係止溝24b,24bを形成すると共に、第1
開口部10の突起部13が嵌入する嵌入溝25,
25を第2係止溝24bに並べて形成する。
外周面の上端を除いて浅い切込部23を形成し、
この切込部23内に第1開口部10の第1係止爪
12aが嵌入する幅広な深い第1係止溝24aを
形成する。そして側壁21の両端部には、第1開
口部10の第2係止爪12bが嵌入する幅狭な第
2係止溝24b,24bを形成すると共に、第1
開口部10の突起部13が嵌入する嵌入溝25,
25を第2係止溝24bに並べて形成する。
前記した第2透光板4bは幅広な変形した略V
字状の上壁26と、上壁26の周縁に沿つて垂設
された短かい側壁27とから成り、透光板のプラ
スチツクで一体成形され、第1透光板4aと明確
に区別できるように、例えば明るい透明なオレン
ジ色に着色されている。上壁26裏面には、発光
源3bから照射された光を屈折させて透す細かい
第2凹凸部5bを全面に形成し、個々の凹凸形状
を例えば凹状の角錐型(ダイヤモンド型)として
いるが、この第2凹凸部5bは第1透光板4aと
明確に区別できるように第1凹凸部5aより大き
なピツチで設けている。
字状の上壁26と、上壁26の周縁に沿つて垂設
された短かい側壁27とから成り、透光板のプラ
スチツクで一体成形され、第1透光板4aと明確
に区別できるように、例えば明るい透明なオレン
ジ色に着色されている。上壁26裏面には、発光
源3bから照射された光を屈折させて透す細かい
第2凹凸部5bを全面に形成し、個々の凹凸形状
を例えば凹状の角錐型(ダイヤモンド型)として
いるが、この第2凹凸部5bは第1透光板4aと
明確に区別できるように第1凹凸部5aより大き
なピツチで設けている。
そして、上壁26の一側には、第1透光板4a
の半円形な前部を嵌入できるように後端部を一部
半円形に切欠いて切欠部28を形成し、切欠部2
8の端面に第1透光板4aの切欠部23に嵌入す
る薄い突部29を形成する。また、側壁27の下
面には飾り枠9の係止孔17に嵌入する先端がL
字状に折曲つた係止片30を下向きに突設すると
共に、ガイド孔18に嵌入する位置決め用のガイ
ドピン31,31を下面左右に突設する。
の半円形な前部を嵌入できるように後端部を一部
半円形に切欠いて切欠部28を形成し、切欠部2
8の端面に第1透光板4aの切欠部23に嵌入す
る薄い突部29を形成する。また、側壁27の下
面には飾り枠9の係止孔17に嵌入する先端がL
字状に折曲つた係止片30を下向きに突設すると
共に、ガイド孔18に嵌入する位置決め用のガイ
ドピン31,31を下面左右に突設する。
前記した飾り枠9を止着する遊技盤6には、飾
り枠9に隣接状に開設した第1開口部10と第2
開口部11とが一緒に連通して両開口部10,1
1を包含する大きな単一の取付穴32を開設し、
この取付穴32に飾り枠9の第1開口部10に臨
む第1発光源3aと第2開口部11に臨む第2発
光源3bとを配置する。これらの発光源3a,3
bは第1図に示すようにソケツト33と電球34
とから成り、取付基板35で遊技盤6の裏面に止
着するものである。
り枠9に隣接状に開設した第1開口部10と第2
開口部11とが一緒に連通して両開口部10,1
1を包含する大きな単一の取付穴32を開設し、
この取付穴32に飾り枠9の第1開口部10に臨
む第1発光源3aと第2開口部11に臨む第2発
光源3bとを配置する。これらの発光源3a,3
bは第1図に示すようにソケツト33と電球34
とから成り、取付基板35で遊技盤6の裏面に止
着するものである。
そして、左右の飾り枠9,9′は表面9aに穿
設された止着孔36,36から打込むビス37,
37により遊技盤6の上部左右に夫々止着し、各
飾り枠9,9′に第1、2透光板4a,4bを表
面9aから夫々装着する。
設された止着孔36,36から打込むビス37,
37により遊技盤6の上部左右に夫々止着し、各
飾り枠9,9′に第1、2透光板4a,4bを表
面9aから夫々装着する。
第2透光板4bはその係止片30を飾り枠9の
係止孔17に、ガイドピン31,31をガイド孔
18,18に夫々合せて飾り枠9の表面9aに装
着する。
係止孔17に、ガイドピン31,31をガイド孔
18,18に夫々合せて飾り枠9の表面9aに装
着する。
次いで、第1透光板4aを飾り枠9の第1開口
部10に合せて飾り枠9の表面9aから嵌め込め
ばよい。第1透光板4aを嵌め込むと、第1透光
板4aの側壁21が第1開口部10に嵌り込んで
側壁21に形成した嵌入溝25に突起部13が嵌
入し、第1係止溝24aに第1係止爪12aが、
第2係止溝24b,24bに第2係止爪12b,
12bが夫々掛つて、上壁20の載置部22が傾
斜段部16に載置され、第1透光板4aが第1開
口部10に固定される。このとき、第1透光板4
aの端面である切込部23に第2透光板4bの端
面である突部29が嵌入して互いに面接触すると
共に、切込部23の上端が第2透光板4bの上壁
26上面に当接して第2透光板4bを上から押え
込むので、他端に位置する係止片30と係止孔1
7との係合により第2透光板4bが飾り枠9の表
面9aに固定される。
部10に合せて飾り枠9の表面9aから嵌め込め
ばよい。第1透光板4aを嵌め込むと、第1透光
板4aの側壁21が第1開口部10に嵌り込んで
側壁21に形成した嵌入溝25に突起部13が嵌
入し、第1係止溝24aに第1係止爪12aが、
第2係止溝24b,24bに第2係止爪12b,
12bが夫々掛つて、上壁20の載置部22が傾
斜段部16に載置され、第1透光板4aが第1開
口部10に固定される。このとき、第1透光板4
aの端面である切込部23に第2透光板4bの端
面である突部29が嵌入して互いに面接触すると
共に、切込部23の上端が第2透光板4bの上壁
26上面に当接して第2透光板4bを上から押え
込むので、他端に位置する係止片30と係止孔1
7との係合により第2透光板4bが飾り枠9の表
面9aに固定される。
なお、第1透光板4aと第2透光板4bとを予
め組合せた状態で飾り枠9,9′に装着するよう
にしてもよい。
め組合せた状態で飾り枠9,9′に装着するよう
にしてもよい。
次に、照明装置1の作用について説明すると、
パチンコ機2が打止め状態に変換すると、この照
明装置1は打止め表示装置として機能し、第1発
光源3aが点灯する。この第1発光源3aから照
射された光は基板である飾り枠9の第1開口部1
0を通つて第1透光板4aの裏面から入射し、第
1凹凸部5aにより屈折して第1透光板4aの表
面から拡散されて放出する。このように細かい第
1凹凸部5aにより光が屈折して拡散されるの
で、第1発光源3aが点灯すると、第1透光板4
aの表面がダイヤモンドの様に赤色に輝いて見
え、遊技者にパチンコ機2の打止め状態を表示す
る。なお、第1発光源3aからの光は遮光壁15
で遮られて飾り枠9の第2開口部11に直接入射
しないが、第1透光板4aの端面と第2透光板4
bの端面とが一部で面接触しているため、第1透
光板4aへ入射した光の一部が第1透光板4aの
端面から第2透光板4bの端面へ放出されて混ざ
り合い第2透光板4bの切欠部入射8の周辺部が
第1透光板4aを縁取りするようにやゝ赤みをお
びた色に光り、意匠的効果が高い。
パチンコ機2が打止め状態に変換すると、この照
明装置1は打止め表示装置として機能し、第1発
光源3aが点灯する。この第1発光源3aから照
射された光は基板である飾り枠9の第1開口部1
0を通つて第1透光板4aの裏面から入射し、第
1凹凸部5aにより屈折して第1透光板4aの表
面から拡散されて放出する。このように細かい第
1凹凸部5aにより光が屈折して拡散されるの
で、第1発光源3aが点灯すると、第1透光板4
aの表面がダイヤモンドの様に赤色に輝いて見
え、遊技者にパチンコ機2の打止め状態を表示す
る。なお、第1発光源3aからの光は遮光壁15
で遮られて飾り枠9の第2開口部11に直接入射
しないが、第1透光板4aの端面と第2透光板4
bの端面とが一部で面接触しているため、第1透
光板4aへ入射した光の一部が第1透光板4aの
端面から第2透光板4bの端面へ放出されて混ざ
り合い第2透光板4bの切欠部入射8の周辺部が
第1透光板4aを縁取りするようにやゝ赤みをお
びた色に光り、意匠的効果が高い。
また、打球が入賞すると、照明装置1は入賞表
示装置ないし賞球排出表示装置として機能して第
2発光源3bが点灯する。この第2発光源3bか
ら照射された光は飾り枠9の第2開口部11を通
つて第2透光板4bの裏面から入射し、第2凹凸
部5bにより屈折して第2透光板4bの表面から
拡散されて放出する。このように細かい第2凹凸
部5bにより光が屈折して拡散されるので、第2
発光源3bが点灯すると、第2透光板4bの表面
がダイヤモンドの様に明るいオレンジ色に輝いて
見え、遊技者に打球の入賞を表示する。なお、第
2発光源3bからの光は遮光壁15で遮られて飾
り枠9の第1開口部10に入射せず、しかも第1
透光板4aの色が濃いので、第2発光源3bの点
灯により第1透光板4aは全く光らない。更に、
第1透光板4aと第2透光板4bとの色の違いに
加えて、第2透光板4bの第2凹凸部5bのピツ
チを第1透光板4aの第1凹凸部5aよりも大き
くしているので、両者の光り方が微妙に異なつて
見え、意匠的な効果も高い。
示装置ないし賞球排出表示装置として機能して第
2発光源3bが点灯する。この第2発光源3bか
ら照射された光は飾り枠9の第2開口部11を通
つて第2透光板4bの裏面から入射し、第2凹凸
部5bにより屈折して第2透光板4bの表面から
拡散されて放出する。このように細かい第2凹凸
部5bにより光が屈折して拡散されるので、第2
発光源3bが点灯すると、第2透光板4bの表面
がダイヤモンドの様に明るいオレンジ色に輝いて
見え、遊技者に打球の入賞を表示する。なお、第
2発光源3bからの光は遮光壁15で遮られて飾
り枠9の第1開口部10に入射せず、しかも第1
透光板4aの色が濃いので、第2発光源3bの点
灯により第1透光板4aは全く光らない。更に、
第1透光板4aと第2透光板4bとの色の違いに
加えて、第2透光板4bの第2凹凸部5bのピツ
チを第1透光板4aの第1凹凸部5aよりも大き
くしているので、両者の光り方が微妙に異なつて
見え、意匠的な効果も高い。
したがつて、隣接する第1発光源3aまたは第
2発光源3bを発光させても、表示が明確である
ので、見誤ることがなく異なる表示機能を発揮す
る表示装置として有効である。
2発光源3bを発光させても、表示が明確である
ので、見誤ることがなく異なる表示機能を発揮す
る表示装置として有効である。
なお、図面に示した実施例では各凹凸部5a,
5bを各透光板4a,4bの裏面に形成したが、
これに限らずに表面や内部に形成してもよく、凹
凸部5a,5bの凹凸形状も角錐型だけでなく他
のカツトに成形してもよく、少なくとも発光源3
a,3bからの光が透光板4a,4bを透るとき
に不規則に屈折するようにすればよい。
5bを各透光板4a,4bの裏面に形成したが、
これに限らずに表面や内部に形成してもよく、凹
凸部5a,5bの凹凸形状も角錐型だけでなく他
のカツトに成形してもよく、少なくとも発光源3
a,3bからの光が透光板4a,4bを透るとき
に不規則に屈折するようにすればよい。
図面に示した実施例では照明装置1をバンド飾
り部7に組込んでいるが、これに限らずに変動入
賞装置や他の表示装置に利用してもよい。
り部7に組込んでいるが、これに限らずに変動入
賞装置や他の表示装置に利用してもよい。
<考案の効果>
以上、説明したように本考案にれば、単一の照
明装置でありながら複数の発光源に対応して異な
る表示機能を発揮することができ、近接して異な
る表示装置を構成することが可能であると共に、
構造的にも照明装置の設計が容易で、照明装置の
小型化や薄型化に特に有利であり、パチンコ機の
照明装置として極めて実用的価値が高い。しか
も、遊技盤に開設する取付穴は、複数の開口部即
ち複数の発光源に対して単一であるので、遊技盤
の穴開け加工が簡単になり、単一の照明装置の組
立と相俟つて作業能率が著しく向上する。
明装置でありながら複数の発光源に対応して異な
る表示機能を発揮することができ、近接して異な
る表示装置を構成することが可能であると共に、
構造的にも照明装置の設計が容易で、照明装置の
小型化や薄型化に特に有利であり、パチンコ機の
照明装置として極めて実用的価値が高い。しか
も、遊技盤に開設する取付穴は、複数の開口部即
ち複数の発光源に対して単一であるので、遊技盤
の穴開け加工が簡単になり、単一の照明装置の組
立と相俟つて作業能率が著しく向上する。
また、各発光源を覆う透光板に細かい凹凸部を
形成したので、発光源からの光が透光板を透ると
きに屈折して拡散し、透光板の全面が均一に輝い
て見え、意匠的効果が非常に高く、しかも発光源
の点灯、消灯による透光板の色調の変化が大き
く、表示効果が高い。更に、一つの透光板に入射
した光が、互いに面接触している隣接する透光板
へ入射して当該透光板の縁附近において若干混ざ
り合い、中間色を表すこともでき、表示装飾効果
が著しく向上する。
形成したので、発光源からの光が透光板を透ると
きに屈折して拡散し、透光板の全面が均一に輝い
て見え、意匠的効果が非常に高く、しかも発光源
の点灯、消灯による透光板の色調の変化が大き
く、表示効果が高い。更に、一つの透光板に入射
した光が、互いに面接触している隣接する透光板
へ入射して当該透光板の縁附近において若干混ざ
り合い、中間色を表すこともでき、表示装飾効果
が著しく向上する。
更に、従来のものでは発光源を隠すために透光
板の色調を濃くする必要があつたが、本考案のも
のでは凹凸部による拡散効果により発光源の影が
透光板の表面に映り難く、透光板の色調に種々に
選択でき、意匠的効果や表示効果を考慮して透光
板を自由に着色でき、透光板の色調を薄くしても
発光源の影が見えないので体裁がよい。また、従
来のものでは透光板の色調を濃くしても、透光板
と発光源とを近接配置すると発光源の影が見えた
り、透光板の一部だけが特に明るく光つてしまつ
たが、本考案のものでは透光板の発光源との距離
にかゝわらず発光源の影が見え難く、しかも透光
板の全面が均一に光るため装飾効果を著しく向上
できる。
板の色調を濃くする必要があつたが、本考案のも
のでは凹凸部による拡散効果により発光源の影が
透光板の表面に映り難く、透光板の色調に種々に
選択でき、意匠的効果や表示効果を考慮して透光
板を自由に着色でき、透光板の色調を薄くしても
発光源の影が見えないので体裁がよい。また、従
来のものでは透光板の色調を濃くしても、透光板
と発光源とを近接配置すると発光源の影が見えた
り、透光板の一部だけが特に明るく光つてしまつ
たが、本考案のものでは透光板の発光源との距離
にかゝわらず発光源の影が見え難く、しかも透光
板の全面が均一に光るため装飾効果を著しく向上
できる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
要部断面図、第2図は分解斜視図、第3図は組立
状態の一部平面図である。 1……照明装置、2……パチンコ機、3a,3
b……発光源、4a,4b……透光板、5a,5
b……凹凸部、6……遊技盤、9……基板として
の飾り枠、10,11……開口部、15……遮光
壁、32……取付穴。
要部断面図、第2図は分解斜視図、第3図は組立
状態の一部平面図である。 1……照明装置、2……パチンコ機、3a,3
b……発光源、4a,4b……透光板、5a,5
b……凹凸部、6……遊技盤、9……基板として
の飾り枠、10,11……開口部、15……遮光
壁、32……取付穴。
Claims (1)
- 遊技盤の前面側に止着する基板に複数の開口部
を隣接状に開設すると共に、遊技盤には上記各開
口部と連通して各開口部を包含する単一の取付穴
を開設し、上記基板の裏面側には各開口部の間か
ら上記取付穴内に突出する遮光壁を延設し、上記
各開口部に各々臨む発光源を取付穴に配置し、上
記各開口部の前面側に表面若しくは裏面の少なく
とも一方の面に発光源から照射された光を屈折さ
せて透す細かい凹凸部を形成すると共に異なる色
彩に着色した透光板を夫々設け、且つ各透光板の
端面同志を面接触させたことを特徴とするパチン
コ機用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985056876U JPH0438854Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985056876U JPH0438854Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61174982U JPS61174982U (ja) | 1986-10-31 |
JPH0438854Y2 true JPH0438854Y2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=30580891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985056876U Expired JPH0438854Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438854Y2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2523406Y2 (ja) * | 1990-06-01 | 1997-01-22 | 株式会社三洋物産 | バチンコ機における入賞装置 |
JP2538170Y2 (ja) * | 1990-11-06 | 1997-06-11 | 中京遊技施設有限会社 | パチンコ機設置島 |
JPH11114146A (ja) * | 1997-10-13 | 1999-04-27 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機用装飾灯 |
JP2005161007A (ja) * | 2003-11-11 | 2005-06-23 | Seiko Epson Corp | 遊技機 |
JP5049019B2 (ja) * | 2007-01-10 | 2012-10-17 | 京楽産業.株式会社 | 電飾ユニット |
JP2008250067A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Samii Kk | 電気装飾装置 |
JP2008245963A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP6098107B2 (ja) * | 2012-10-23 | 2017-03-22 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6098109B2 (ja) * | 2012-10-23 | 2017-03-22 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6319479B2 (ja) * | 2017-02-22 | 2018-05-09 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6439812B2 (ja) * | 2017-02-22 | 2018-12-19 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6614267B2 (ja) * | 2018-04-04 | 2019-12-04 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6569787B2 (ja) * | 2018-08-07 | 2019-09-04 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP7165380B2 (ja) * | 2019-10-17 | 2022-11-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP7165377B2 (ja) * | 2019-10-17 | 2022-11-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598381B2 (ja) * | 1978-12-29 | 1984-02-24 | 大日本塗料株式会社 | 高演色性螢光ランプ |
JPS6023079B2 (ja) * | 1979-08-29 | 1985-06-05 | 株式会社日立製作所 | 走行形ケ−ブルクレ−ンの主索位置調整装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598381U (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-19 | 京楽産業株式会社 | パチンコ機における表示ランプ構造 |
JPS6023079U (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-16 | 株式会社三共 | 弾球遊技機におけるランプ付風車 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP1985056876U patent/JPH0438854Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598381B2 (ja) * | 1978-12-29 | 1984-02-24 | 大日本塗料株式会社 | 高演色性螢光ランプ |
JPS6023079B2 (ja) * | 1979-08-29 | 1985-06-05 | 株式会社日立製作所 | 走行形ケ−ブルクレ−ンの主索位置調整装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61174982U (ja) | 1986-10-31 |
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