JP4235958B2 - パチンコ機のランプ付き遊技装置 - Google Patents

パチンコ機のランプ付き遊技装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機に装着されるランプ付き遊技装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ遊技の多様化および複雑化に伴って、パチンコ機自体の装飾化も進行している。特に、パチンコ遊技の内容・状況に応じた臨場感をかもしだすために光による視覚効果が注目されており、数多くのランプ(小型電球、LED、蛍光管その他の光源を包含する。以下同じ。)がパチンコ機、特に遊技盤の内外に装備されるに至っている。そして、現在では、パチンコ機の遊技盤に装備される大型の表示装置(中央ディスプレイ等)や入賞装置(アタッカーと呼ばれる変動入賞装置等)の類にも種々のランプおよびランプ基板が組み込まれており、パチンコ遊技の状況に応じてランプ点灯のオン/オフ制御がなされている。
【0003】
ところで、ランプを備えた入賞装置その他の遊技装置(ランプ点灯自体が主目的である装飾装置(装飾灯)を包含する。以下これらを「ランプ付き遊技装置」と総称する。)では、ランプと遊技球や遊技者との接触によるランプ破損を防止する観点から、通常、ランプは透明若しくは半透明の光透過性材質からなるカバー板その他の防護部材によって被覆されている。さらに、美観向上の観点から、当該防護部材の前面には、程良い装飾が形成された前板等からなる装飾部が当該防護部材に密着して取り付けられている。この装飾部は外部から上記防護部材を見えないようにする装飾的効果を有する他に、その色調やカッティングに応じて当該ランプ付き遊技装置に独特の光装飾効果を生じさせるという重要な役割を担っている。
【0004】
例えば一典型例として図7に示すように、パチンコ機の遊技盤面に装着される従来のランプ付き入賞装置では、遊技盤に密接して取り付けられるベース板62の前面側(すなわち遊技盤1がパチンコ機本体に装備された際のパチンコ機正面側。以下同じ。)にランプ装着部60が設けられており、当該部位においてランプ70が配置されている。そのランプ70の周囲には、当該ランプ70を包み隠すようにして椀状の防護部材64がビスv等によって装着されている。その結果、当該ランプ70は完全に外部から遮断されることとなり、当該ランプ70と遊技盤面に射出されたパチンコ球とが接触することはなく、ランプ70の破損が防止される。而して、図7に示すように、防護部材64の天板部64aには、この入賞装置の装飾化のための装飾部材66(一般には前板といわれる)が密着装備されている。これにより、パチンコ機の正面に位置する遊技者からは防護部材64が遮蔽されて見えず、結果、防護部材64の露出によって当該入賞装置の美観を損ねることがない。なお、ランプ70による光装飾効果を実現するため、上記防護部材64および装飾部材(前板)66は、いずれも光透過性の部材(典型的には半透明の合成樹脂からなる成型品)によって構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示したような従来のランプ付き遊技装置においては、防護部材64と装飾部材66とが密着する結果、ランプ70の点灯時において当該防護部材64の輪郭(シルエット)が装飾部材66の前面に映し出されてしまう。このため、装飾部材66本来の装飾効果を損なう場合があった。また、図7から明らかなように、従来のランプ付き遊技装置においては装飾部材66における光が照射される部位は、当該装飾部材66における防護部材64、天板部64aとの接触部分に限定されている。以上のことから、従来のランプ付き遊技装置においては、装飾部材66の前面側からみた場合、装飾部材66に照射されたランプ光を透過して光っている部分(以下、便宜的に「発光部分」という。)が限定されてしまい、且つ、当該発光部分とそうでない部分とが遊技者に明瞭に識別されてしまう恐れがあった。しかしながら、このような発光部分の限定ならびに発光部分と非発光部分との識別化は、パチンコ遊技に伴う光装飾効果を半減させてしまうために好ましいことではない。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記発光部分の限定ならびに発光部分と非発光部分との識別化を抑止し、ランプ付き遊技装置の前面に設けられた装飾部分をほぼ一様に光らせることができる遊技装置およびそのような装置を備えたパチンコ機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明においては、パチンコ機の遊技盤に装着されるランプ付き遊技装置であって、前記遊技盤の前面に取り付けられ各部位にランプ穴を貫設したベース板と、該ベース板の後側より各ランプ穴を挿通して前照射するように配置した複数個のランプと、前記ベース板の前面に前記ランプを包囲するように前面開口した枠状に突設され且つ遊技球の進入を阻み得る場所にあって遊技球の進入を阻み得る突出量にした防護壁と、前記ベース板の前面に突設されて前記防護壁の前端より突出された取り付け用ボスと、前記取り付け用ボスの突出前端に取り付ける装飾用の合成樹脂成形品であって前記防護壁の外囲輪郭から外周囲にはみ出す形状に形成されて前記ランプから照射された光を透過し得る半透明の前板と、を備え、前記前板によって遊技盤の正面側から見て前記防護壁を遮蔽すると共に前記前板と防護壁との間に防護壁の囲いの内側と外部とを連通させる間隙を形成し、防護壁の内側より照射させた前記ランプの光を前板と防護壁の間の前記間隙から防護壁の外部に放散させるようにしたパチンコ機のランプ付き遊技装置(以下「本発明の第一の遊技装置」という。)を提供する。
【0008】
なお、本明細書において「パチンコ機」とは、遊技場(ホール)でいわゆるパチンコ遊技を行なうための遊技機の総称であり、特定の形状の遊技機に限定されない。従って、一般的なパチンコ遊技(典型的には鋼球を遊技盤面上の所定の入賞口に入れて所定の賞品球を獲得する遊技)を行う弾球遊技機の他、いわゆるアレンジボール遊技等を行なう遊技機やパチスロ機も本明細書における「パチンコ機」に包含される。
【0009】
本発明の遊技装置においては、上記前板と防護壁との間に間隙が確保されるようにして当該前板を当該防護壁に密着させずに設けているため、ランプからの光は、前板の裏面側に照射されるとともに、当該間隙を通して外部にも漏れる構造となっている。このため、本発明の遊技装置によれば、前板におけるランプによって照射される部位が上記防護壁によって限定されることがなく、より広範囲の前板を照射することができる。さらに、防護壁が前板に密着しないため、ランプ点灯時に当該前板の前面に防護壁の輪郭が映し出されてしまうといった遊技装置の美観上の不具合を解消し、当該前板の発光部分と発光していない部分とが遊技者に明瞭に識別されてしまうことを防ぐことができる。従って、本発明の遊技装置を装備したパチンコ機によれば、パチンコ遊技の状況に応じて質感に優れる光装飾効果をかもしだすことができる。
【0010】
また、本発明の遊技装置においては、上記ランプからの光が直接的に前板の裏面側を照らすため、ランプ照度の減衰を抑えることができる。このため、従来と同じ性能のランプを使用してもこれまでよりも装飾部照射部位をさらに拡大且つ明るくすることができる。従って、本発明の遊技装置を装備したパチンコ機によれば、パチンコ遊技の状況に応じてさらに質感に優れる光装飾効果をかもしだすことができる。さらに、上記ランプの上方が開放されているため、当該ランプによって発生した熱を外部に放散することができる。このため、本発明の遊技装置によれば、前板と防護壁の間の間隙によって高い放熱効果を得ることができる。
【0011】
なお、本発明は、さらに好ましいランプ付き遊技装置として、上述の本発明の遊技装置において、上記前板の裏面側に、照射された光を拡散させ得るように凹凸加工が施されているランプ付き遊技装置(以下「本発明の第三の遊技装置」という。)を提供する。かかる遊技装置では、前板の裏面部分に凹凸加工(典型的にはシボ加工)が施されているため、当該部分に照射された光をより広範囲に拡散(散乱)させることができる。このため、本遊技装置によれば、上述の本発明の遊技装置と同様の効果を奏することに加え、パチンコ機の正面からみて前板の発光していると認識される部分をさらに拡大且つ均質化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のランプ付き遊技装置(上記第一、第三の遊技装置を包含する。以下同じ。)の好適な実施形態について図面に基づいて説明する。なお、図1は本実施形態において本発明のランプ付き遊技装置を具現化したランプ付き入賞装置20(以下「本入賞装置20」という。)を装着したパチンコ機用遊技盤1の概要を示す正面図である。
【0013】
図1に示すように、本実施形態に係る遊技盤1は、一般的なパチンコ機に装着される従来のものと同様、フラットな平板状のパネル部材1aと当該パネル部材1a上に装着された後述する種々の遊技用構造物・装置類とから構成されている。このパネル部材1aは、後述する図5に示されるように、ベースとなる木板11(典型的にはベニヤ板)の表面に典型的にはプリント処理した印刷シート16を貼り付けたものである。すなわち、この印刷シート16は、図5に示すように、セルロイド膜15の裏面に本遊技盤1の表面を彩るための典型的には4〜6色からなるプリント層14を形成し、その上に色透けを防ぐための白打ち印刷層13を形成する。次いで、その上にシート部材として紙材12を貼り付けることによって作製されている。而して、当該作製した印刷シート16を木板11に貼り付けることによってパネル部材1aが構築されている。このようにしてパネル部材1aを構築した結果、遊技盤1の表面上に光沢のある鮮やかな絵柄(以下「セル柄」という。)を表すことができる。なお、本実施形態においては上記紙材12として、従来の遊技盤において普通に用いられている不透明な上質紙に代えて、半透明性の和紙を採用している。このことについては後述する。
【0014】
上記のようにして構築された本遊技盤1のパネル部材1aの前面には、パチンコ機の発射装置(図示せず)から発射されたパチンコ球を遊技盤1上部に誘導するための誘導レール9が円形渦巻き状に装着されている。この誘導レール9によって包囲された内側の領域が本遊技盤1における遊技領域である。この遊技領域の中央部には、日本古来の社の形状に装飾された大型の中央表示装置2が組み込まれている。この中央表示装置2の中央部分には、種々の特別図柄を表示するための液晶ディスプレイ2aが備えられている。さらに、液晶ディスプレイ2aの上方には、7セグメントLED(図示せず)を備えた普通図柄表示部2bが設けられている。而して、この中央表示装置2の下方には、大入賞口22や普通入賞口23,24を形成した本入賞装置20が装着されている。本入賞装置20の詳細については後述する。なお、遊技盤1の裏面側には、従来の遊技盤同様の上記各種入賞口に対応するように複数の筒状の裏誘導路(球通路)が装備されており、上記各種入賞口から遊技盤1の裏面側に誘導された入賞球をパチンコ機本体に設けられた図示しない球送り機構に送出している。
【0015】
図1に示すように、中央表示装置2の周囲には、本入賞装置20の他、本遊技盤1におけるパチンコ遊技内容を決定する種々の遊技用構造物が配置されている。すなわち、遊技盤1上に射出された遊技球の落下速度や方向を調節するための多数の遊技釘8や風車6a,6bとともに、液晶ディスプレイ2aの両側には遊技球の通過によって上記中央表示装置2の普通図柄表示部2bにおいて普通図柄変動(例えば7セグメントLEDによる数字の変動)を開始させるゲート2cが設けられており、また、上記中央表示装置2において特別図柄変動を開始するための始動口(ここでは第1種始動口)を構成する中央入賞装置3aならびに普通入賞口を形成する普通入賞装置3bが装着されている。また、遊技領域下端部中央には、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収するためのアウト口5が設けられている。一方、遊技領域の外側上方には、内部にランプ7を備えた装飾灯4a,4b,4cが複数配備されており、パチンコ遊技中に遊技者の目を楽しませつつ本遊技盤1の美観を向上させるのに寄与している。このように構成された本遊技盤1は、いわゆる第1種パチンコ遊技を実施するためのものであり、上述の各種遊技装置(本入賞装置10を含む)の動作はパチンコ機本体に設けられた制御装置(図示せず)によって遊技内容の進行状況に応じて制御される。なお、パチンコ遊技の内容自体は本発明になんら関連がないため、詳細な説明は省略する。本発明の実施が遊技内容によって制限されることはない。
【0016】
ところで、本遊技盤1には、上述の本発明のランプ付き遊技装置とは異なる思想のパチンコ機の光装飾効果に係る別発明が具現化されている。以下このことを説明する。図1および図5に示すように、本遊技盤1の遊技領域の中央両端部分(すなわち誘導レール9のすぐ内側)において、本遊技盤1の背面側にはランプ19が配置されている。而して、このランプ19を点灯させることによって、当該部分のセル柄を光らせることができる。以下、このことを詳述する。図5に示すように、上記遊技領域中央両端部分において、パネル部材1aを構成する木板11に開口部11aを形成している。一方、この開口部11aに対応する遊技盤の裏面において、上記裏誘導路18等の遊技盤1裏面に配置される部材の表面にランプ基板17を取り付けるとともに、当該ランプ基板17にはその一部が開口部に入り込むようにしてランプ19(本実施形態では一つの開口部11a当たり2個のランプ19が配置されている。)を装着している。
【0017】
一方、木板11に貼り付ける上記印刷シート16における当該開口部11aに対応する位置には上記白打ち印刷(不透明性)を施しておらず、結果として当該位置には光透過部13aがスポット的に形成されている。また、上述のとおり、本実施形態においては上記紙材12として半透明性の和紙を用いており、セルロイド膜15に形成されているプリント層14も半透明である。以上のことから、本遊技盤1では、パネル部材1aの上記開口部11aが設けられた部分において、ランプ19から発せられた光を完全に遮断する部材が存在しない結果、ランプ光をパネル部材1aの前面側に透過させることができる。従って、本遊技盤1においては、パチンコ機正面からみて上記開口部11aに対応するセル柄部分を光らせることができ、当該部分を他のセル柄部分から浮き立たせることができる。従って、本発明のランプ付き遊技装置とは別発明である上述のセル柄発光に係る手段を実施することによって、パチンコ遊技における光装飾効果をさらに高めることができる。なお、この発明の実施にあたって上記和紙からなる紙材12を使用した理由の一つは、従来の不透明性上質紙を使用していた場合と同様、湿度の変動に基づくパネル部材1aにおける木板11の伸縮を緩衝して印刷シート16(典型的にはプリント層14を有するセルロイド膜15)が当該伸縮に因って木板11から剥離するのを防止する観点からである。従って、セル柄を光らせることに関していえば上記和紙に限定されるものではなく、例えば薄い布のような光を透過し得るシート部材であれば上記和紙からなる紙材12に代えて使用し得る。和紙のような適度の吸湿性、弾力性を備えるものが上記シート部材として特に好ましい。また、この発明の実施は、光源としてのランプ19およびそれを装着するランプ基板17を使用するもののセル柄自体は従来のものと同等のコストおよび生産設備で作製し得るため、実施に際して経済的な問題が生じることはない。このため、セル柄発光に関する上述の手段によれば、高コストで煩雑な配線処理を要するEL(エレクトロルミネッセンス)素子等を用いて直接遊技盤面を光らせるよりも簡単に且つ低コストで効果的に遊技盤面を直に光らせることができる。
【0018】
以下、本発明のランプ付き遊技装置を具現化した本入賞装置20について詳述する。なお、図2は本入賞装置20の外観を示す正面図である。図1に示すように、本入賞装置20は、遊技盤1の下部において当該遊技盤1の横方向ほぼ一杯を占有するようにして装着される比較的大型の入賞装置20である。而して、図2に示すように、本入賞装置20は平板状に成形された合成樹脂若しくは金属製のベース板26を備えている。このベース板26は、後述するランプ装着部32a,32b,32cや本実施形態に係る上記装飾部を構成する前板30その他の構造物を装備し得る台座に相当する。このベース板26の周縁部にはビス付け用の穴25が適当数設けてある。而して、本入賞装置20は遊技盤1に予め設けられている開口部(図示せず)を覆うようにして当該遊技盤1前面側にビス着することができる(図1参照)。
【0019】
図3に示すように、ベース板26の中央やや上方部分には、大入賞口22が設けられている。この大入賞口22は通常は平板状の扉部材22aによって閉ざされており、パチンコ遊技(ここでは第1種パチンコ遊技)の状況に応じて当該扉部材22aの開閉が制御される。この大入賞口22の両側には、普通入賞口23,24が設けられている。而して、本入賞装置20を遊技盤1に装着した際には、これら入賞口22,23,24は上述の裏誘導路(図示せず)に接続されることとなり、これによって入賞球の通路が確保される。一方、ベース板26の前面には、大入賞口22を囲うようにしてほぼベース板26一杯に本実施形態に係る上記装飾部を構成する前板30が装着されている。すなわち、図3に示すように、ベース板26の前面には、大入賞口22の左右両方向に各3個および大入賞口22の下方に2個、計8個の同形状の取り付け用ボス35が突設されており、それら取り付け用ボス35の頂端部にはビスv(典型的には皿ビス)によって前板30が固定されている(後述する図4参照)。なお、本入賞装置20の美観を維持する観点から前板のビス着部分には、通常、装飾用シール39a,39bが貼り付けられている。また、本実施形態にかかる前板30は、光を透過し得る半透明の合成樹脂からなる成形品であって、その成形時においてシボ加工が施される(即ちシボ加工された成形型によって成形される)ことによって、その裏面全体に微細な凹凸が形成されている。このことによって、当該前板30裏面の所定の部位に照射された光は当該部位の周囲に拡散されつつ前面側へ透過していくことができる。このため、本実施形態にかかる前板30では、光が照射された裏面部分よりも広範囲の前面部分を発光部分とすることができる。
【0020】
次に、本入賞装置20に設けられたランプ装着部32a,32b,32cについて説明する。図3に示すように、大入賞口22の左右両方向ならびに下方において、上記取り付け用ボス35を完全に包囲するようにして本実施形態に係る上記防護部材に相当するフェンス状の防護壁36a,36b,36cがベース板26前面に突設されている。なお、これら防護壁36a,36b,36cはパチンコ機正面から視認することができないように上記前板30によって遮蔽されている。このため、これら防護壁36a,36b,36cを設けてもそのことによって本入賞装置20の美観が損なわれることはない。而して、図2のA−A線矢視断面図である図4に示すように、これら防護壁36a,36b,36cの高さは遊技球の進行を阻み得る高さであって且つ上記取り付け用ボス35の高さよりは低い高さに設計されている。また、図2から明らかなように、当該防護壁36a,36b,36cには、天板部(いわゆる天井)が設けられていない。このため、当該取り付け用ボス35に取り付けられた前板30と各防護壁36a,36b,36cとは密着しておらず、それらの間には遊技盤1面上を流下する遊技球が防護壁36a,36b,36cに囲まれた内側の領域へ進入するのを阻むとともにそれら防護壁36a,36b,36cの内側で発生した光を外部に放散し得る程度の間隙が形成されている。一方、図3に示すように、ベース板26には、上記各防護壁36a,36b,36cに包囲された内側において、ベース板26の裏面側からランプ40(ここでは一般的な小型電球;図4参照)を貫通させるためのランプ穴34が大入賞口22の左右方向に二つずつおよび大入賞口22の真下に一つ設けられている。
【0021】
而して、図4に示すように、本実施形態に係るランプ装着部32a,32b,32cにおいては、本入賞装置20の裏面側に装備されるランプ基板(図示せず)に装着されたランプ40を上記ランプ穴34に挿入すると共にその一部をベース板26前面側に露出させている。このように露出させても、当該ランプ40は上記防護壁36a,36b,36cによって包囲されており、結果、遊技盤1面上を流下する遊技球がランプ40に当たることはない。このため、ランプ40が遊技球等の衝突によって破損することはない。以上のようにランプ装着部32a,32b,32cを構成することによって、本入賞装置20においてランプ40点灯時には、そのランプ光は前板30におけるシボ加工によって形成された細かな凹凸模様のある裏面に直接的に照射される。このとき、図4に示すように、本入賞装置20においては、上記防護壁36a,36b,36cと当該防護壁36a,36b,36cをパチンコ機正面からみて遮蔽するようにしてそれらの上方に配置された前板30との間に、上記ランプ40からの光が外部に放散し得る程度の間隙が設けられている。そして、この間隙からランプ光が外部に放散することによって、前板30の裏面側における光照射部位は防護壁36a,36b,36c(ランプ装着部32a,32b,32c)の内側に対応する部位に限定されずにさらに当該防護壁36a,36b,36cの外方に対応した部位にも及ぶ。而して、当該防護壁36a,36b,36cの外側に対応する部位に照射された光は、前板30裏面に形成された上記シボ加工に基づく凹凸模様によって更に拡散され周囲に広がりながら当該前板30を透過していくことができる。
【0022】
以上のことから、本入賞装置20においては、上記間隙を設けたことによってランプ光の照射部位が各防護壁36a,36b,36cの外方にも広がり、結果、前板30の前面側に当該防護壁36a,36b,36cのシルエットが映し出されることを防止することができる。このとき、上述のとおり、防護壁36a,36b,36cには天板部が設けられていないため、高照度のランプ光をそのまま前板30の裏面に直接的に照射することができる。このため、従来の密閉された防護部材を備えた入賞装置その他のランプ付き遊技装置(上述の図7参照)と比較して、従来と同じランプを使用しても前板30(即ち上記装飾部)の前面側を従来のものより鮮やかに光らせることができる。また、本入賞装置20では、上記シボ加工された前板30裏面によって、照射されたランプ光を広範囲に拡散することができるので、パチンコ機正面からみて当該前板30の発光していると認識される部分をさらに拡大且つ均質化することができる。また、本入賞装置20のように、防護壁36a,36b,36cと前板30との間に間隙を設けたことに加えて当該防護壁36a,36b,36cにおいて、ランプ40の上方を開放することで、ランプ装着部32a,32b,32cにおけるランプ40の放熱効果をさらに高めることができる。
【0023】
以上、本発明のランプ付き遊技装置として好適な一実施形態を説明したが、本発明は上記例示の入賞装置20に限定されるものではない。例えば、上述のランプ装着部32a,32b,32cの上方(すなわち防護壁36a,36b,36cの天板部)を開放しているが、これに限らず、例えば防塵対策として、透明な薄い樹脂板等を防護壁36a,36b,36cの天板部として装着したものも本発明の第一の遊技装置として好適である。また、上記例示の入賞装置20では、本発明に係る装飾部たる前板30の裏面にシボ加工による微細な凹凸を施しているが、これに限らず、例えば本発明に係る装飾部を構成する部材(例えば上記前板30)として、炭酸カルシウム等の光散乱性物質を含ませたものを使用してもよい。このような光散乱性物質含有部材から構成された装飾部を備えたものは光拡散性を向上させた本発明の第一または第二の遊技装置として好ましい。
【0024】
また、本発明は、上述の本入賞装置20のような遊技盤面に装備される入賞装置に限定されるものではなく、ランプを備えた種々の遊技装置に適用し得る。例えば、図6(A)に例示するような一般的な遊技盤の遊技領域内(例えば図1に示す遊技盤1における開口部11a形成部分)に普通に装備されている装飾灯(サイドランプ)41にも広く適用し得る。以下、図6を参照しつつ、本発明の装飾灯41への適用例を説明する。
【0025】
本実施形態に係る装飾灯41も上述の本入賞装置20と同様、後述するランプ装着部46や装飾板43等の構造物を装備する台座に相当する平板状に成形された合成樹脂若しくは金属製のベース板42を備えている。なお、このベース板42の周縁部にビス付け用の穴42aを適当数設けることによって、本装飾灯41を遊技盤1の随所(典型的には図1に示す開口部11a形成部分)にビス着することが可能となる。
【0026】
図6(A)に示すように、ベース板42の前面側には上述の取り付け用ボス35と同様の取り付け用ボス44が上下に2個設けられている。而して、このボス44の頂端部には、本実施形態に係る上記装飾部に相当する半透明の合成樹脂で成形された、ベース板42よりもやや幅広の装飾板43がビス若しくは接着剤によって固定されている。なお、図示しないが、本実施形態に係る装飾板43の背面側も、上記前板30と同様にその成形時においてシボ加工されている。次に、本装飾灯41に設けられたランプ装着部46について説明する。図6(A)に示すように、ベース板42の前面中央付近には、上記二つのボス44を完全に包囲するようにして本実施形態に係る上記防護部材に相当するフェンス状の防護壁45が突設されている。なお、図6(A)に示すように、この防護壁45の上下方向のサイズは、パチンコ機に装着された際にその正面からみて上記装飾板43によって遮蔽され得る程度に調整されている。
【0027】
図6(B)に示すように、この防護壁45の高さは、本装飾灯41を遊技盤1に装着した場合に遊技盤1面上を流下する遊技球の進行を阻み得る高さであって、且つ、上記ボス44の高さよりは低い高さに設計されている。また、上述の防護壁36a,36b,36cと同様、この防護壁45にも天板部を設けていない。このため、上記ボス44に取り付けられた装飾板43と防護壁45との間には、遊技盤1面上を流下する遊技球の防護壁45に囲まれた内側の領域への進入を阻みつつ当該防護壁45の内側で発生した光を外部に放散し得る程度の間隙が形成されている。而して、図6(A)に示すように、ベース板42における防護壁45に包囲された内側には、当該ベース板42の裏面側からランプ類を貫通させ得るランプ穴48,49が適当箇所設けられている。
【0028】
一方、図6(B)に示すように、本装飾灯41の裏面側において、ランプ基板47を取り付けるための取り付け用ボス42cおよび位置決め片42bがベース板42に形成されている。而して、当該位置決め片42bによって正確に配置されたランプ基板47は、当該取り付け用ボス42cの頂端部にビスvによって装着される。このとき、当該ランプ基板47に装備された2種類のランプ50,51(ここでは5個のLED50および2個の小型電球51)の各々の位置は上記ランプ穴48,49に対応しており、さらに2個の小型電球51についてはその一部がランプ穴49を貫通しつつベース板42前面側に露出するように構築されている。以上のようにランプ装着部46を構成した結果、本装飾灯41においても上記本入賞装置20と同様、ランプ50,51を点灯した際のランプ光は装飾板43の裏面に直接的に照射されるとともに当該装飾板43と防護壁45との間に形成された間隙(図6(B)参照)から外部に放散される。これにより、装飾板43の裏面側における光照射部位は、当該防護壁45の内側(即ちランプ装着部46)に対応する部位に限定されずに防護壁45の外方に対応した部位にも及ぶ。そして、当該防護壁45の外側に対応する部位に照射された光は、装飾板43裏面に形成されたシボ加工に基づく凹凸模様によって更に拡散され周囲に広がりながら当該装飾板43を透過していく。
【0029】
従って、本装飾灯41によっても、上記本入賞装置20と同様、装飾板43の前面側に防護壁45のシルエットが映し出されることを防止することができる。さらに、当該防護壁45に天板部が設けられていないため、高照度のランプ光をそのまま装飾板43の裏面に直接的に照射することができる。このため、従来の密閉された防護部材を備えた装飾灯と比較して、同じランプによって装飾板43の前面側をより鮮やかに光らせることができる。また、本装飾灯41では、上記シボ加工された装飾板43裏面によって、照射されたランプ光を広範囲に拡散することができるので、パチンコ機正面からみて当該装飾板43の発光していると認識される部分をさらに拡大且つ均質化することができる。また、上記本入賞装置20と同様、上記間隙を設けたことによって、ランプ装着部46における放熱効果を高めることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、パチンコ機の遊技盤に装着されるランプ付き遊技装置であって、パチンコ機の正面からみて当該ランプ付き遊技装置の前面に取り付けられた前板をほぼ一様に光らせることができる遊技装置を提供することができる。
【0031】
すなわち、本発明の遊技装置によれば、上記ランプによって照射される部位が防護壁によって限定されることがなく、より広範囲の前板を照射することができる。また、防護壁と前板とをこれらの間に間隙を確保するようにして配置した結果、ランプ点灯時に当該前板前面に防護壁の輪郭が映し出されてしまうといった美観上の不具合がない。このため、本発明の遊技装置を装備したパチンコ機によれば、当該前板の発光部分と発光していない部分とが遊技者に明瞭に識別されてしまうことを防止することができ、パチンコ遊技の状況に応じて質感に優れる光装飾効果をかもしだすことができる。
【0032】
また、本発明の遊技装置では、ランプ光の照度を減衰させることなく前板に照射させることができ、さらに、前板と防護壁の間の間隙により放熱効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る本発明の入賞装置を装備したパチンコ機用遊技盤の概要を示す正面図である。
【図2】一実施形態に係る本発明の入賞装置の外観を示す正面図である。
【図3】一実施形態に係る本発明の入賞装置における前板を取り外した状態を示す正面図である。
【図4】図2におけるA−A線矢視断面図である。
【図5】遊技盤のセル柄を光らせる構造を模式的に示した断面図である。
【図6】(A)(B)は、それぞれ一実施形態に係る本発明の装飾灯を示す正面図および右側面図である。
【図7】従来のランプ付き遊技装置の構造の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1… 遊技盤
20… 本入賞装置(ランプ付き遊技装置)
26,42,62… ベース板
30… 前板
34… ランプ穴
35… 取り付け用ボス
36a,36b,36c,45… 防護壁
7,19,40,50,51,70… ランプ

Claims (1)

  1. パチンコ機の遊技盤に装着されるランプ付き遊技装置であって、
    前記遊技盤の前面に取り付けられ各部位にランプ穴を貫設したベース板と、
    該ベース板の後側より各ランプ穴を挿通して前照射するように配置した複数個のランプと、
    前記ベース板の前面に前記ランプを包囲するように前面開口した枠状に突設され且つ遊技球の進入を阻み得る場所にあって遊技球の進入を阻み得る突出量にした防護壁と、
    前記ベース板の前面に突設されて前記防護壁の前端より突出された取り付け用ボスと、
    前記取り付け用ボスの突出前端に取り付ける装飾用の合成樹脂成形品であって前記防護壁の外囲輪郭から外周囲にはみ出す形状に形成されて前記ランプから照射された光を透過し得る半透明の前板と、を備え、
    前記前板によって遊技盤の正面側から見て前記防護壁を遮蔽すると共に前記前板と防護壁との間に防護壁の囲いの内側と外部とを連通させる間隙を形成し、
    防護壁の内側より照射させた前記ランプの光を前板と防護壁の間の前記間隙から防護壁の外部に放散させるようにした
    ことを特徴とするパチンコ機のランプ付き遊技装置。
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