JP6803671B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP6803671B2
JP6803671B2 JP2016054796A JP2016054796A JP6803671B2 JP 6803671 B2 JP6803671 B2 JP 6803671B2 JP 2016054796 A JP2016054796 A JP 2016054796A JP 2016054796 A JP2016054796 A JP 2016054796A JP 6803671 B2 JP6803671 B2 JP 6803671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative member
light
guide plate
light guide
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016054796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017164402A (ja
Inventor
朋也 長谷川
朋也 長谷川
Original Assignee
株式会社平和
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社平和 filed Critical 株式会社平和
Priority to JP2016054796A priority Critical patent/JP6803671B2/ja
Publication of JP2017164402A publication Critical patent/JP2017164402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6803671B2 publication Critical patent/JP6803671B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技機に関し、詳しくは、遊技機の装飾を行うための装飾パネル部を備えた遊技機に関するものである。
従来、この種の遊技機として、遊技盤を視認可能に覆う前扉を備え、この前扉の上部や左右側部に外観の装飾を行うための種々の装飾部材を設けたものが知られている。
近年では、端面に入射された光を所定方向へ導く導光板と、導光板の端面に光を入射可能に設けられたLED等の光源と、導光板より所定方向へ導かれた光が照射される装飾部材(装飾シート)とを備え、光源を発光させることにより装飾部材に光が照射されて、装飾部材が発光しているように見せることが可能な装飾パネル部を設けた遊技機が考案されている(特許文献1参照)。
特開2014−176468号公報
しかし、上述のような遊技機においては、光源からの光は概ね、導光板により装飾部材の位置する方向へ導かれるものの、一部の光は、拡散して所定方向とは異なる方向へ進行してしまうことがあるため、装飾部材への照射光が不十分となり、装飾部材が十分に発光しているように見せることができていないとの問題が生じていた。
そこで、本発明は、上述した事情によりなされたものであり、装飾部材が強く発光しているように見せることが可能な装飾パネル部を備えた遊技機の提供を目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は次のように構成されている。
以下、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。なお、下記の符号及び記載は、本発明の構成に相当する発明の実施の形態における構成の符号及び名称を示したものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)本発明は、装飾を行うための装飾パネル部(サイドパネルユニット300)を備えた遊技機(パチンコ機P)であって、装飾が施された装飾部材(左デザインシート331、右デザインシート332)と、光の進行を妨げかつ反射可能な反射板350と、前記装飾部材と前記反射板350との間に配置されるとともに、当該装飾部材及び当該反射板350それぞれと対向する透過面(左導光板341の右側面及び左側面、右導光板342の右側面及び左側面)並びに当該透過面の外周に位置する外周面(左導光板341及び右導光板342の背面)を有し、当該外周面から入射された光を、前記装飾部材と対向する透過面を介して前記装飾部材の方向へ導く導光板(左導光板341、右導光板342)と、前記導光板の外周面へ向けて光を照射する光源(LED基板360)と、を備え、前記反射板350は、前記導光板から当該反射板350の方向へ拡散される光の進行を妨げ、かつ当該光を前記装飾部材の方向へ反射させることを特徴とする
本発明に係る遊技機においては、導光板により装飾部材の方向へ導かれた光が装飾部材を照射するとともに、導光板から拡散し装飾部材と反対の方向へ進行した光は反射板350により反射し、この光も装飾部材を照射するようになっている。したがって、本発明に係る遊技機によれば、導光板へ入射した光が全て装飾部材を照射することとなるため、装飾部材がより強く発光しているように見せることができるのである。
(2)また、本発明に係る遊技機(パチンコ機P)は、装飾を行うための装飾パネル部(サイドパネルユニット300)を前扉の右側部に備え、前記装飾パネル部は、装飾が施された第1装飾部材(左デザインシート331)及び第2装飾部材(右デザインシート332)と、薄板状に形成され、前記第1装飾部材と前記第2装飾部材との間に配置されるとともに、その表面および裏面に形成された反射面によって光の進行を妨げかつ反射可能な反射板350と、前記第1装飾部材と前記反射板350との間に配置されるとともに、当該第1装飾部材及び当該反射板350それぞれと対向する透過面(左導光板341の右側面及び左側面)並びに当該透過面の外周に位置する外周面(左導光板341の背面)を有し、当該外周面から入射された光を、前記第1装飾部材と対向する透過面を介して前記第1装飾部材の方向へ導く第1導光板(左導光板341)と、前記第2装飾部材と前記反射板350との間に配置されるとともに、当該第2装飾部材及び当該反射板350それぞれと対向する透過面(右導光板342の右側面及び左側面)並びに当該透過面の外周に位置する外周面(右導光板342の背面)を有し、当該外周面から入射された光を、前記第2装飾部材と対向する透過面を介して前記第2装飾部材の方向へ導く第2導光板(左導光板342)と、前記第1導光板の外周面及び前記第2導光板の外周面へ向けて光を照射する光源(LED基板360)と、を備え、前記第1装飾部材は遊技中の遊技者から視認可能な位置に設けられ、前記第2装飾部材は遊技中の遊技者から視認困難な位置に設けられるとともに、前記第1装飾部材と前記第2装飾部材とは互いに異なる内容の装飾が施されており、前記反射板350は、当該反射板の表面に形成された前記反射面により前記第1導光板から当該反射板350の方向へ拡散される光の進行を妨げ、当該光を前記第1装飾部材の方向へ反射させ前記第1装飾部材に施された装飾を発光させ得るとともに、当該反射板の裏面に形成された前記反射面により前記第2導光板から当該反射板350の方向へ拡散される光の進行を妨げ、当該光を前記第2装飾部材の方向へ反射させ前記第2装飾部材に施された装飾を発光させ得るようにしてもよい。
本発明によれば、装飾部材が強く発光しているように見せることが可能な装飾パネル部を備えた遊技機を提供することができる。
パチンコ機の外観正面図である。 パチンコ機の外観斜視図である。 パチンコ機におけるサイドパネルユニットの外観斜視図である。 パチンコ機におけるサイドパネルユニットであって、左透明パネル及び右透明パネルを取り外した状態を示す外観斜視図である。 パチンコ機におけるサイドパネルユニットの分解斜視図である。 パチンコ機におけるサイドパネルユニットのA−A方向の平面断面図である。 パチンコ機におけるLED基板からの光の進行状態を示した図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書において、後述するパチンコ機Pに設けられた各構成部品についての、前後(正面背面)、左右(側面)、上下(平面底面)の方向は、各構成部品をパチンコ機Pに固定した状態でパチンコ機Pを正面視したときの方向を示すものとする。
(パチンコ機Pの外部構成)
本形態に係る遊技機は、遊技媒体として遊技球を使用するパチンコ機Pである。特に図示していないが、一般的に、パチンコ機Pが設置される遊技場においては、島と呼ばれる遊技機の設置領域に、複数台のパチンコ機Pが並べて配設されるとともに、遊技球を貸し出すための遊技球貸出装置(特に図示しておらず)が各パチンコ機Pに隣接して設置される。また、各パチンコ機Pは対応する遊技球貸出装置に接続されている。
遊技球貸出装置は、紙幣の投入や遊技球の貸し出しに必要な価値情報が記憶される記憶媒体(カード)の挿入が可能となっている。そして、遊技球貸出装置に紙幣を投入(又は、カードを挿入)した上で、パチンコ機Pに対して所定の操作を行うことにより、遊技球貸出装置から遊技球の貸し出しを受けることができるようになっている。
本形態に係るパチンコ機Pは、図1及び図2に示すように、島に固定される四角形状の枠体であって、中空部(特に図示しておらず)を有する機枠F1と、この機枠F1にヒンジ機構(特に図示しておらず)により開閉自在に取り付けられる四角形状の枠体であって、中空部(特に図示しておらず)を有する本体枠F2と、この本体枠F2にヒンジ機構(特に図示しておらず)により開閉自在に取り付けられ、正面に開口部(特に図示しておらず)が形成された前扉Dと、を備えている。
本体枠F2の中空部には、遊技領域120を形成するための遊技盤100が収容されている。また、図1及び図2に示すように、前扉Dには、開口部を覆う透明板400と、透明板400の上方から左側方にかけて(前扉Dの上部から左側部にかけて)透明板400を取り囲むように取り付けられた装飾レンズ210と、透明板400の右上方(前扉Dの右上角部)に取り付けられた回転灯ユニット220と、回転ユニット220の直下であって透明板400の右方(前扉Dの右側部)に取り付けられたサイドパネルユニット300と、透明板400の下方に位置し遊技球を受容可能な上皿600及び受皿700と、上皿600の前方に取り付けられた演出操作ユニット900と、受皿700の右方に取り付けられ遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル500と、透明板400の左右下方にそれぞれ1個ずつ取り付けられたスピーカSPと、が設けられている。
装飾レンズ210の内部には、複数のLED(特に図示しておらず)が設けられており、遊技の進行に伴ってLEDが種々の色や発光パターンで発光することにより演出が行われるようになっている。
回転灯ユニット220は、環状に配置した複数のLEDが設けられており、各LEDが配置順に点灯と消灯とを繰り返すことで、まるで回転灯が発光しているような演出を実行できるようになっている。
サイドパネルユニット300は、図2及び図3に示すように、前扉Dの右側部に設けられ前方へ向けて突出するように形成された略長方形薄板状の装飾用の装置であって、この装置に内装されパチンコ機Pのモチーフとなったキャラクターや種々の文字情報等(以下、イラスト等ともいう)が描かれた左デザインシート331及び右デザインシート332の視認性を高めるためのものである。このサイドパネルユニット300の詳細については後述する。
上皿600には、遊技球貸出装置により貸し出される遊技球や、パチンコ機Pから払い出される賞球が導かれるようになっている。この上皿600が遊技球で一杯になると、その後に貸し出されたり、払い出されたりする遊技球は受皿700に導かれるようになっている。また、受皿700に貯留された遊技球は、開閉レバー800(図1参照)を操作することにより、受皿700の外に排出することができるようになっている。
操作ハンドル500は、遊技者が所定方向へ向けて回転操作できるように形成されている。そして、遊技者が操作ハンドル500を回転操作すると、上皿600に受容されている遊技球が発射装置(特に図示しておらず)に送られ、発射装置によって、操作ハンドル500の回転角度に応じた強度で遊技球が発射される。
演出操作ユニット900は、遊技の進行に伴って実行される演出の進行や切り替えを行うための装置であって、遊技者が所定方向へ向けて回転操作可能に形成された操作レバー910と、遊技者が押下操作可能に形成された操作ボタン920とを備えている。
また、パチンコ機Pは、機枠F1に対して本体枠F2を閉じ、さらに、前扉Dを閉じると、遊技盤100の前方に間隙を挟んで透明板400が位置することとなる。これにより、透明板400を透過して、後方に位置する遊技盤100を視認することができるようになっている。そして、機枠F1に対し本体枠F2及び前扉Dを閉じた状態で遊技盤100と透明板400との間に形成される空間のうち、遊技盤100に固定された一対のレール(特に図示しておらず)により略円形状に仕切られた領域であって、操作ハンドル500の操作に基づき発射装置により発射された遊技球が流下可能な領域が、遊技領域120を構成する。
遊技領域120には、特に図示しないが、遊技球の流下方向を不規則にするための風車及び多数の釘、遊技球が入球可能な一般入賞口及び始動入賞口、遊技球が通過可能なゲート、所定条件を満たすことで開放する大入賞口、遊技球を遊技盤100の裏面側に導くアウト口、遊技の進行に伴って実行される演出の画像等を表示する液晶表示装置等が設けられている。
本形態に係るパチンコ機Pでは、図示しない発射装置により発射されて遊技領域120を流下する遊技球が、一般入賞口又は始動入賞口に入球すると、所定個数の賞球が払い出される。また、遊技球が始動入賞口へ入球した場合には、大入賞口が開放される特別遊技を実行させるか否かを決定する大当たりの抽選が行われる。そして、この大当たりの抽選によって大当たりに当選すると、大入賞口が開閉する特別遊技が実行される。なお、大入賞口へ遊技球が入球した場合にも、所定個数の賞球が払い出される。また、遊技球がゲートを通過すると、始動入賞口に設けられた可動片(特に図示しておらず)を開放するか否かを決定する抽選が行われる。そして、開放する旨が決定されると可動片が開放し、これにより、始動入賞口への遊技球の入球が容易となる。
一般入賞口、始動入賞口、大入賞口のいずれにも入球しなかった遊技球はアウト口に受け入れられ、遊技盤100の背面側に導かれ回収される。なお、一般入賞口、始動入賞口又は大入賞口に入球した遊技球も、遊技盤100の背面側に導かれ回収される。
(サイドパネルユニット300)
次に、サイドパネルユニット300の構造について説明する。
本形態におけるサイドパネルユニット300は、図3及び図5に示すように、下部に配置される左ベース部材311と、この左ベース部材311に組み合わされる右ベース部材312とを備えている。そして、左ベース部材311と右ベース部材312とが組み合わされた状態で、この左ベース部材311及び右ベース部材312の上側に後述の各種部材が配置されることによりサイドパネルユニット300が形成される。
なお、図3及び図5に示すように、右ベース部材312の背面側には、上下に並んで配置された円柱状の固定突起312aが設けられており、前扉Dの右側部の所定箇所に形成された固定穴(特に図示しておらず)に固定突起312aを嵌め込むことで、サイドパネルユニット300が前扉Dの右側部に取り付けられる。
また、サイドパネルユニット300が前扉Dに取り付けられた状態では、上述したように、サイドパネルユニット300は前扉Dの前方へ向けて突出するため(図2参照)、島に並べて配設された隣り合うパチンコ機Pは、サイドパネルユニット300によって仕切られた状態となる。すなわち、サイドパネルユニット300は、隣り合うパチンコ機Pを仕切るための仕切り壁として機能するようになっている。
なお、遊技者がパチンコ機Pの正面に対峙した状態(パチンコ機Pの前に着席した状態)では、この遊技者は、対峙したパチンコ機Pにおけるサイドパネルユニット300の左側面を視認することができるものの、右側面を視認することは困難となっている。これに対して、この遊技者は、左隣のパチンコ機Pにおけるサイドパネルユニット300の右側面を視認することができる。
次に、左ベース部材311及び右ベース部材312の上側に配置される各種部材(サイドパネルユニット300に内装される各種部材)について、説明する。
本形態におけるサイドパネルユニット300は、図3及び図5に示すように、左ベース部材311の上面から立設する左透明パネル321及び右ベース部材312の上面から立設する右透明パネル322と、左透明パネル321の右側面と対向する左デザインシート331及び右透明パネル322の左側面と対向する右デザインシート332と、左デザインシート331の右側面と対向する左導光板341及び右デザインシート332の左側面と対向する右導光板342と、左導光板341と右導光板342との間に配置される(左導光板341の右側面と対向し、かつ右導光板342の左側面と対向する)反射板350と、左導光板341及び右導光板342の背面側に配置されるLED基板360と、左透明パネル321及び右透明パネル322の正面側に取り付けられる押さえ部材370と、を備えている。
すなわち、図5に示すように、左ベース部材311及び右ベース部材312の上側には、その中央に反射板350が配置され、反射板350の左側及び右側にそれぞれ左導光板341及び右導光板342が配置され、左導光板341の左側及び右導光板342の右側にそれぞれ左デザインシート331及び右デザインシート332が配置され、左デザインシート331の左側及び右デザインシート332の右側にそれぞれ左透明パネル321及び右透明パネル322が配置される。そして、左ベース部材311及び右ベース部材312の上側にこれらの部材を配置するとともに、正面側に押さえ部材370を取り付け、かつ背面側にLED基板360を取り付けることで、サイドパネルユニット300が形成される(図3及び図5参照)。
左透明パネル321及び右透明パネル322は、無色透明のポリカーボネート製板部材である。そして、図5及び図6に示すように、左透明パネル321は、サイドパネルユニット300が形成された状態における左側部に位置し、右透明パネル322は、サイドパネルユニット300が形成された状態における右側部に位置する。すなわち、左透明パネル321は、サイドパネルユニット300の左側面を構成し、右透明パネル322は、サイドパネルユニット300の右側面を構成する。
また、右透明パネル322の右側面には、図3及び図5に示すように、突条323が形成されている。この突条323は、特に図示していないが、右透明パネル322の左側面に右デザインシート332が対向した状態で、右デザインシート332に描かれたイラスト等を取り囲むような位置に設けられており、このイラスト等を際立させるものとなっている。
なお、図5に示すように、左透明パネル321の上部正面側端部には、右方に突出した正面側ボス321aが設けられ、左透明パネル321の上部背面側端部には、右方に突出した背面側ボス321bが設けられている。また、正面側ボス321a及び背面側ボス321bにはいずれもボス穴321c,321dが形成されている(図5参照)。さらに、左透明パネル321の上部背面側端部には、背面方向に突出した円柱状の固定突起321eが設けられている。
また、図5に示すように、右透明パネル322の上部正面側端部における、左透明パネル321の正面側ボス321aと対応する位置には、正面側ネジ穴322aが設けられ、右透明パネル322の上部背面側端部における、左透明パネル321の背面側ボス321bと対応する位置には、背面側ネジ穴322bが設けられている。さらに、右透明パネル322の上部背面側端部には、背面方向に突出した円柱状の固定突起322cが設けられている。
左デザインシート331及び右デザインシート332は、透過性を有する樹脂製のシートである。上述の如く、左デザインシート331の左側面及び右デザインシート332の右側面にはそれぞれ、パチンコ機Pのモチーフとなったキャラクターや種々の文字情報(機種名、大当たりの当選確率等)等が描かれている。なお、本形態では、特に図示していないが、左デザインシート331の左側面に描かれたイラスト等の内容は右デザインシート332の右側面に描かれたイラスト等の内容と異なっている。
また、左デザインシート331の左側面は左透明パネル321の右側面と対向しているため(図3参照)、左透明パネル321を介して、左デザインシート311の左側面に描かれたイラスト等の内容を視認することができ、右デザインシート332の右側面は右透明パネル322の左側面と対向しているため(図3参照)、右透明パネル322を介して、右デザインシート332の右側面に描かれたイラスト等の内容を視認することができる。
また、図3〜図5に示すように、左デザインシート331の上部奥側には、上方へ突出する把持片331aが形成され、右デザインシート332の上部略中央には、上方へ突出する把持片332aが形成されている。そして、把持片331aを把持することにより左デザインシート331を容易に掴むことができ、把持片332aを把持することにより右デザインシート332を容易に掴むことができるようになっている。
左導光板341及び右導光板342は、図5に示すように、光を透過可能な縦長薄板状の部材である。また、図7に示すように、左導光板341の左側面の表面には、断面が略三角形状の複数の反射溝341aが設けられ、右導光板342の右側面の表面には、断面が略三角形状の複数の反射溝342aが設けられている。
そして、後述するLED基板360が左導光板341の背面を照射することにより、この背面から入射され左導光板341の内部を通過する照射光が反射溝341aによって左側面側に反射され、左導光板341の左側面が発光し、左デザインシート331を照らすようになっている(図7参照)。また、LED基板360が右導光板342の背面を照射することにより、この背面から入射され右導光板342の内部を通過する照射光が反射溝342aによって右側面側に反射され、右導光板342の右側面が発光し、右デザインシート332を照らすようになっている(図7参照)。
これにより、左デザインシート331及び右デザインシート332が発光しているように見せることができ、左デザインシート331及び右デザインシート332に描かれたイラスト等の視認性を高めることができる。
LED基板360は、図5に示すように、基板面361に複数のLED362を搭載した板部材であり、基板面361を左導光板341の背面及び右導光板342の背面に向けた状態で、左ベース部材311及び右ベース部材312の上側に配置される。
また、基板面361には、LED基板360を左ベース部材311及び右ベース部材312の上側に配置した状態で、左導光板341の背面に沿うようにLED362が縦列配置された左LED部363と、右導光板342の背面に沿うようにLED362が縦列配置された右LED部364とが設けられている。そして、左LED部363のLED362によって左導光板341の背面が照射され、右LED部364のLED362によって右導光板342の背面が照射されることとなる。
なお、左LED部363には、白色LEDとフルカラーLEDとが交互に配置されており、右LED部364には、白色LEDのみが配置されている。
反射板350は、図5に示すように、縦長薄板状の反射部材であり、左導光板341と右導光板342との間に挟まれた状態で配置される。すなわち、反射板350の左側面が左導光板341の右側面と対向し、反射板350の右側面が右導光板342の左側面と対向するようになっている(図5参照)。
ここで、上述したように、LED基板360における左LED部363の白色LED362から左導光板341へ入射した光は、反射溝341aによって左側面側に反射されるようになっているものの、一部の光は、右側面側へ進行(拡散)してしまうことがある。しかし、右側面側へ進行した光は、反射板350によって進行が妨げられる(遮光される)とともに、反射板350で反射し、その反射光は左導光板341の右側面側から左側面側へ向かって戻ることとなる。これにより、右側面側へ進行した光により右デザインシート332が照らされてしまうことで発光のムラが生じるのを防止しつつ、左デザインシート331がより強く発光しているように見せることができる。
また同様に、LED基板360における右LED部364の白色LED362から右導光板342へ入射した光は、反射溝342aによって右側面側に反射されるようになっているものの、一部の光は、左側面側へ進行してしまうことがある。しかし、左側面側へ進行した光は、反射板350によって進行が妨げられるとともに、反射板350で反射し、その反射光は右導光板342の左側面側から右側面側へ向かって戻ることとなる。これにより、左側面側へ進行した光により左デザインシート331が照らされてしまうことで発光のムラが生じるのを防止しつつ、右デザインシート332がより強く発光しているように見せることができる。
なお、図5に示すように、反射板350の上部正面側端部における、上述の左透明パネル321の正面側ボス321a及び右透明パネル322の正面側ネジ穴322aと対応する位置には、左右方向に貫通する貫通孔351aが形成された正面側突出片351が設けられている。また、反射板350の上部背面側端部における、上述の左透明パネル321の背面側ボス321b及び右透明パネル322の背面側ネジ穴322bと対応する位置には、左右方向に貫通する貫通孔352aが形成された背面側突出片352が設けられている。
押さえ部材370は、図5に示すように、縦長棒状部材であり、左ベース部材311及び右ベース部材312の上側に配置された各部材(反射板350、左導光板341及び右導光板342、左デザインシート331及び右デザインシート332、左透明パネル321及び右透明パネル322)を保持するためのものである。
この押さえ部材370は、図5に示すように、左側部に位置する左透明パネル321と右側部に位置する右透明パネル322との間に形成される間隙に嵌まる押さえ片371を備えるとともに、この押さえ片371の上端部における、上述の左透明パネル321の正面側ボス321a、右透明パネル322の正面側ネジ穴322a及び反射板350の正面側突出片351と対応する位置には、左右方向に貫通する貫通孔372aが形成された突出片372が設けられている。
以下、サイドパネルユニット300の組み立て方法について説明する。
まず、左透明パネル321の右側に左デザインシート331及び左導光板341を配置した状態で、左透明パネル321の正面側ボス321aを押さえ部材370の突出片372に形成された貫通孔372aに挿入して、左透明パネル321に押さえ部材370を取り付ける。次に、上述の正面側ボス321aを反射板350の正面側突出片351に形成された貫通孔351aに挿入するとともに、左透明パネル321の背面側ボス321bを反射板350の背面側突出片352に形成された貫通孔352aに挿入して、左透明パネル321に反射板350を取り付ける。その後、反射板350の右側に右導光板342及び右デザインシート332を配置し、さらに、右デザインシート332の右側に右透明パネル322を配置すると、左透明パネル321の正面側ボス321aに形成されたボス穴321cと右透明パネル322の正面側ネジ穴322aとが対向するとともに、左透明パネル321の背面側ボス321bに形成されたボス穴321dと右透明パネル322の背面側ネジ穴322bとが対向することとなる(図3参照)。そして、上述の部材の背面側にLED基板360を配置した上で、右透明パネル322の右側面側から、正面側ネジ穴322a及び背面側ネジ穴322bそれぞれにネジを螺合させてネジ止めを行うことにより、サイドパネルユニット300が完成することとなる(図5参照)。
そして、上述したように、右ベース部材312の背面側に設けられた固定突起312a、左透明パネル321の背面側に設けられた固定突起321e及び右透明パネル322の背面側に設けられた固定突起322cを、前扉Dの右側部の所定箇所に形成された固定穴(特に図示しておらず)に嵌め込むことで、完成したサイドパネルユニット300が前扉Dの右側部に取り付けられることとなる(図2及び図3参照)。
このように、本形態に係るパチンコ機Pによれば、1枚の反射板350により、左導光板341の右側面側へ向かう光を反射させて左デザインシート331へ向かわせるとともに、右導光板342の左側面側へ向かう光を反射させて右デザインシート332へ向かわせることができるため、複数枚の反射板350を設けることなく効率的に、左デザインシート331及び右デザインシート332を強く発光させることができ、さらには製造コストを軽減させることができるのである。
また、複数枚の反射板350を備える必要が無いことから、サイドパネルユニット300を薄くすることができ、省スペース化を図ることができるのである。
なお、上述の実施の形態では、サイドパネルユニット300は前扉Dの右側部に設けられていたが、サイドパネルユニット300の設置位置はこれに限定されるものではない。たとえば、前扉Dの左側部に設けてもよいし、上述の実施の形態におけるサイドパネルユニット300と同様の構成のパネルユニットを、前扉Dの上部に設けてもよい。
また、上述の実施の形態では、反射板350の左側及び右側のいずれにも、導光板(左導光板341、右導光板342)及びデザインシート(左デザインシート331、右デザインシート332)が設けられていたが、サイドパネルユニット300の構造はこれに限定されるものではない。たとえば、反射板350の左側にのみ、導光板(左導光板341)及びデザインシート(左デザインシート331)を設けるようにしてもよいし、反射板350の右側にのみ、導光板(右導光板342)及びデザインシート(右デザインシート332)を設けるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、左デザインシート331の左側面に描かれたイラスト等の内容は右デザインシート332の右側面に描かれたイラスト等の内容と異なっていたが、左デザインシート331及び右デザインシート332に描かれるイラスト等の内容はこれに限定されるものではない。たとえば、左デザインシート331の左側面に描かれたイラスト等の内容と右デザインシート332の右側面に描かれたイラスト等の内容とは同一としてもよい。
また、上述の実施の形態では、左LED部363には白色LEDとフルカラーLEDとが交互に配置されており、右LED部364には白色LEDのみが配置されていたが、LEDの配置方法はこれに限定されるものではない。たとえば、左LED部363に白色LEDのみを配置するとともに、右LED部364に白色LEDとフルカラーLEDとを交互に配置してもよいし、左LED部363及び右LED部364のいずれにも、白色LEDのみ又はフルカラーLEDのみを配置するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、LED基板360の基板面に左LED部363及び右LED部364が設けられ、左LED部363のLED362が左導光板341の背面を照射し、右LED部364のLED362が右導光板342の背面を照射するように形成されていたが、LED基板360の基板面の構造はこれに限定されるものではない。たとえば、LED基板360の基板面にはLED362が縦列配置された一のLED部のみを設け、このLED部が左導光板341の背面及び右導光板342の背面のいずれをも照射するように形成してもよい。
また、左LED部363に配置されたLEDの発光態様、及び、右LED部364に配置されたLEDの発光態様についても特に限定されるものではない。たとえば、パチンコ機Pの状態(たとえば、通常遊技中、特別遊技中、所定の遊技状態の滞在中、遊技が行われていない待機中、エラー発生中等)に応じて、左LED部363に配置されたLEDの発光強度及び右LED部364に配置されたLEDの発光強度が同等となったり、左LED部363に配置されたLEDの発光強度及び右LED部364に配置されたLEDの発光強度が異なったりするように設定してもよい。
また、上述の実施の形態は、パチンコ機P以外の遊技機に応用することもできる。たとえば、遊技媒体として遊技メダルを用いて遊技を行わせるスロットマシンや、遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット(登録商標)遊技機等に適用してもよい。
なお、上述の実施の形態におけるサイドパネルユニット300は、本発明の装飾パネル部に相当する。また、上述の実施の形態における左デザインシート331、右デザインシート332は、本発明の装飾部材に相当する。また、上述の実施の形態における左導光板341の右側面及び左側面、右導光板342の右側面及び左側面は、本発明の透過面に相当する。また、上述の実施の形態における左導光板341及び右導光板342の背面は、本発明の外周面に相当する。また、上述の実施の形態における左導光板341、右導光板342は、本発明の導光板に相当する。また、上述の実施の形態におけるLED基板360は、本発明の光源に相当する。また、上述の実施の形態における左デザインシート331は、本発明の第1装飾部材に相当する。また、上述の実施の形態における右デザインシート332は、本発明の第2装飾部材に相当する。また、上述の実施の形態における左導光板341は、本発明の第1導光板に相当する。また、上述の実施の形態における右導光板342は、本発明の第2導光板に相当する。
P パチンコ機 D 前扉
300 サイドパネルユニット
311 左ベース部材 312 右ベース部材
321 左透明パネル 322 右透明パネル
331 左デザインシート 332 右デザインシート
341 左導光板 342 右導光板
350 反射板 360 LED基板
370 押さえ部材

Claims (1)

  1. 装飾を行うための装飾パネル部を前扉の右側部に備えた遊技機であって、
    前記装飾パネル部は、
    装飾が施された第1装飾部材及び第2装飾部材と、
    薄板状に形成され、前記第1装飾部材と前記第2装飾部材との間に配置されるとともに、その表面および裏面に形成された反射面によって光の進行を妨げかつ反射可能な反射板と、
    前記第1装飾部材と前記反射板との間に配置されるとともに、当該第1装飾部材及び当該反射板それぞれと対向する透過面並びに当該透過面の外周に位置する外周面を有し、当該外周面から入射された光を、前記第1装飾部材と対向する透過面を介して前記第1装飾部材の方向へ導く第1導光板と、
    前記第2装飾部材と前記反射板との間に配置されるとともに、当該第2装飾部材及び当該反射板それぞれと対向する透過面並びに当該透過面の外周に位置する外周面を有し、当該外周面から入射された光を、前記第2装飾部材と対向する透過面を介して前記第2装飾部材の方向へ導く第2導光板と、
    前記第1導光板の外周面及び前記第2導光板の外周面へ向けて光を照射する光源と、を備え、
    前記第1装飾部材は遊技中の遊技者から視認可能な位置に設けられ、前記第2装飾部材は遊技中の遊技者から視認困難な位置に設けられるとともに、前記第1装飾部材と前記第2装飾部材とは互いに異なる内容の装飾が施されており、
    前記反射板は、
    当該反射板の表面に形成された前記反射面により前記第1導光板から当該反射板の方向へ拡散される光の進行を妨げ、当該光を前記第1装飾部材の方向へ反射させ前記第1装飾部材に施された装飾を発光させ得るとともに、当該反射板の裏面に形成された前記反射面により前記第2導光板から当該反射板の方向へ拡散される光の進行を妨げ、当該光を前記第2装飾部材の方向へ反射させ前記第2装飾部材に施された装飾を発光させ得ることを特徴とする遊技機。
JP2016054796A 2016-03-18 2016-03-18 遊技機 Active JP6803671B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054796A JP6803671B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054796A JP6803671B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017164402A JP2017164402A (ja) 2017-09-21
JP6803671B2 true JP6803671B2 (ja) 2020-12-23

Family

ID=59909382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016054796A Active JP6803671B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6803671B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6777484B2 (ja) * 2016-09-23 2020-10-28 株式会社三共 遊技機
JP6825865B2 (ja) * 2016-09-23 2021-02-03 株式会社三共 遊技機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005111250A (ja) * 2004-04-23 2005-04-28 Sanyo Product Co Ltd パチンコホールの表示装置
JP2011028018A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 I-Ene Planning Co Ltd 両面発光表示板とエッジライト
JP5868914B2 (ja) * 2013-09-06 2016-02-24 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2016026818A (ja) * 2015-11-06 2016-02-18 株式会社ソフイア 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017164402A (ja) 2017-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6098107B2 (ja) 遊技機
JP6010405B2 (ja) 遊技機
JP5755274B2 (ja) 遊技機
JP2005152580A (ja) 弾球遊技機
JP6803671B2 (ja) 遊技機
JP5937922B2 (ja) 可動役物装置
JP2015213565A (ja) 遊技機
JP5386418B2 (ja) 弾球遊技機
JP5820330B2 (ja) 遊技機
JP6098109B2 (ja) 遊技機
JP5686833B2 (ja) 遊技機
JP5261652B2 (ja) 遊技機
JP6569787B2 (ja) 遊技機
JP6098108B2 (ja) 遊技機
JP6085232B2 (ja) 遊技機
JP2018102407A (ja) 遊技機
JP5984973B2 (ja) 遊技機
JP5747222B2 (ja) 遊技機
JP5755272B2 (ja) 遊技機
JP5686831B2 (ja) 遊技機
JP6614267B2 (ja) 遊技機
JP6439812B2 (ja) 遊技機
JP6319479B2 (ja) 遊技機
JP6580089B2 (ja) 遊技機
JP6570580B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6803671

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250