JP5049019B2 - 電飾ユニット - Google Patents

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本発明は、遊技盤面に形成した貫通穴の前面開口を塞ぐように配置した透光性の絵柄フィルムの背面側に配置したLED光源からの光を前方に照射する際に該絵柄フィルムに形成した電飾図柄が必要最少数のLED光源を用いても明瞭に投影されるようにしたパチンコ遊技機における電飾ユニットに関する。
パチンコ機、アレンジボール等の遊技機においては、従来から、単なる照明効果のみならず、遊技盤上における遊技状態の変化等の状況変化を視覚的に表現、報知したり、遊技進行上での電飾効果を図る等の目的から、盤面上、その他任意の部位にLEDランプやフィラメント式ランプ等の発光装置を配置している。
この種のパチンコ遊技機として、例えば遊技盤の遊技領域に形成した貫通穴の背面側に、複数の発光素子を前面に搭載したプリント基板を配置するとともに、貫通穴の前面開口を閉止するように盤面に透光性のカバー部材を取り付けたり、透光性を有するセルシートを貼付した電飾部を備えたものがある。これによれば、電飾部が遊技盤面より突出せず同一平面となっているため、電飾部によって遊技領域を流下する遊技球の正常な動作が妨げられる虞がなく、また電飾部が遊技盤面に対して突出している従来タイプと比較して遊技球が流下、或いは転動するスペースを広く確保することができるため、限られた遊技領域を有効に活用することができる。
実開平2−39783号、特開2004−209039、特開2005−152179には、夫々半透明セルシートによって盤面(ベニヤ板面)に貫通形成した透光穴を閉止すると共に、この透光穴の内部に配置したLED等の光源からの光によってセルシートに形成した所要の電飾図柄を発光させるようにした遊技機が開示されている。電飾図柄は、セルシートの一部を光が透過し得る透光部とすることにより、光源からの発光により電飾図柄の線図、輪郭線を前方から視認できるように構成したものである。
このような電飾装置においては、例えば、電飾図柄を構成する線図や輪郭線が光によって浮き出てその形状を明確に視認できるようにする工夫が種々なされているが、光源として使用されるLEDは点光源であって出射光の照射範囲が極めて限られているため、セルシートに照射されて前方へ透過する光の範囲が狭く極限されている。このため、セルシートに描いた電飾図柄を背面側から照明した場合に、局部的な照明領域以外の図柄部分が不明瞭となりやすかった。一つの電飾図柄の全面に亘って多数のLEDを配置することにより、照明範囲を拡大することは可能であるが、コスト、設置スペース等の点から使用するLEDの個数を必要最小数に抑えたいという要請が強い。
次に、例えば遊技盤面に形成した組付け穴(透光穴)内に嵌合するタイプの装飾部材(電飾部材)を複数個遊技盤面上に数mm程度の狭い間隔を隔てて隣接配置する場合には、各装飾部材の形状、サイズに整合した穴を盤面に一つずつ個別に形成する必要があった。各穴はルーターの切削刃(ビット)によって個別に切削加工されるが、数mm程度の狭い間隔をおいて穴を形成する場合、穴間に位置する合板部分の幅が薄くなってその強度が著しく低下し易く、切削加工中や、切削加工後の部品組付け時に破断する等の虞があった。また、円形、楕円形等の湾曲した内周形状を有した穴を切削加工する際に、穴の径が小さかったり、内周縁の曲面の曲率が大きい場合には、最小径の切削刃を用いたとしても加工できる穴の形状、配置間隔に制限が生じたり、穴の加工精度や量産性が低下することがあった。
実開平2−39783号公報 特開2004−209039公報 特開2005−152179公報
従来の電飾装置においては、点光源としてのLEDを用いてセルシートに描いた電飾図柄を照明するようにしていたために照明範囲が極限されており、使用するLED数を最少数に抑えながら電飾図柄全体を明確にライトアップさせて視認可能に構成することが困難であった。
更に、電飾部材等の装飾部材を嵌合したり、背面からのバックライトを前方に照射するための透光穴(組付け穴)をルーターの切削刃を用いて合板からなる遊技盤面に複数個隣接して形成した場合に、各透光穴間に残留する合板部分が小幅となるために機械的強度が低下して破断し易くなる虞があった。
また、透光穴を個別に加工する必要があるために、透光穴が小径であったり、湾曲した内周面の曲率半径が小さい場合には、最小径の切削刃を用いたとしても加工が困難化し、加工精度の低下や、加工できる形状に制限が発生するという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、遊技盤面上における遊技状態の変化等の状況変化を視覚的に表現、報知したり、遊技進行上での電飾効果を図るために、遊技盤を構成するベニヤ板に形成した透光穴を介してLED光源からの光を前方に照射すると共に、この透光穴を塞ぐシート材に電飾図柄を表示することによって透光穴の内側からの光源光によって電飾図柄を発光させるようにしたパチンコ遊技機において、点光源としてのLEDを必要最少数使用しながらも十分な光量にて、しかも光量バラツキなく、電飾図柄を照明して前方から視認し易くした電飾ユニットを提供することを目的としている。
更に、本発明は、電飾部材を嵌合配置したり、或いは遊技盤表層部に配置した電飾図柄を背面側から照明するために、遊技盤面にルーター加工によって透光穴を形成する際に、切削加工手数を低減し、かつ透光穴の加工精度の低下による部品組付け精度の低下を防止することができる技術を提供することを他の目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る装飾ユニットは、遊技盤に形成した中央開口部と、該中央開口部の周縁に沿った遊技盤面に開口形成された貫通穴状、或いは切欠き穴状の透光穴と、前記中央開口部内に配置されるセンター部材と、前記透光穴内に配置される装飾装置と、を備え、前記装飾装置は、前記センター部材に固定され且つ前記透光穴の前面に配置された透光板と、該透光板の背面に配置され、且つ前記透光穴内に対応する領域内に近接して描かれた複数の絵柄を有した透光性の絵柄フィルムと、該絵柄フィルムの背面であって各絵柄に対応する範囲に配置された光拡散透光性フィルムと、該各光拡散透光性フィルムの背面であって前記各絵柄に対応する範囲に夫々配置された光拡散用の凹レンズ板と、各凹レンズ板の外周輪郭に沿って裏面側に突設された遮光性の環状隔壁と、を備え、一つの前記透光穴内に対応する範囲には、複数の前記環状隔壁が含まれており、前記各絵柄に対応する前記透光板の背面を凹状に構成することによって凸レンズとして構成し、前記装飾装置の背面側であって各環状隔壁の中空内部と対応する位置に夫々配置された発光部材と、前記各発光部材と前記各凹レンズ板との間に配置され複数の光拡散用の小凸レンズを隣接配置した凸レンズアレイと、を有したことを特徴とする。
本発明の装飾装置を構成する各装飾部品は中央開口部に配置されるセンター部品の一部を構成する透光板の背面に対して順次組み付けられる構成を有している。このため、組付け手数を低減することができる。個々の絵柄毎に対応した小サイズの透光穴を複数形成するのではなく、複数の絵柄を包含し得る開口面積を有した大サイズの透光穴を形成し、この透光穴に対して樹脂成形品からなる装飾部品を組み付けるようにしたので、絵柄と透光穴、絵柄と各装飾部品との位置精度を高めることが可能となり、各部品間の位置ずれによる装飾効果の劣化という不具合を解消できる。光拡散透光性フィルム、凹レンズ板は光を拡散して絵柄に照射させる機能を有しているため、点光源としてのLEDの欠点である照明範囲の狭小化という不具合を解消できる。環状隔壁は、各絵柄に対応するLEDからの出射光が隣接する他の絵柄側に漏れることによる絵柄像のぼけ等を防止するのに貢献する。
また、透光板自体に凸レンズを形成することにより、個々の絵柄を拡大して表現し、更に背面からのバックライト光を拡散して絵柄の視認性を高めることができる。
凸レンズアレイは、点光源としてのLEDからの光を効果的に拡散して前方へ向けて照射することを可能とする。
本発明によれば、遊技盤面上における遊技状態の変化等の状況変化を視覚的に表現、報知したり、その他、遊技進行上での電飾効果を図るために、遊技盤面の遊技領域内に、背面側に配置した光源を発光させることにより図柄内容を発光表示させるようにした電飾図柄を配置したパチンコ遊技機において、遊技盤を構成する基材に貫通形成した透光穴の背面側に離間配置したLED光源等の発光部材からの光を前方に拡散させて電飾図柄を十分な光量にて発光、表示させて、その視認性を高めることができる。
また、遊技盤を構成する基材に透光穴(組付け穴)のR形状部の曲率が、ルーター加工が困難な程度に大きい場合に、個々の透光穴を個別に形成するのではなく隣接した複数の透光穴を連通させた形状の大サイズの透光穴を形成しておき、この連通穴を利用して複数の電飾部品を組み付けるように構成したので、遊技盤に対する加工手数が低減し、生産性を向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電飾装置及び各種盤面部品を備えた遊技盤の正面図、図2は本発明の一実施形態に係る電飾装置、及び遊技盤の分解斜視図、図3は電飾装置の構成を示す断面図である。
図1に示すパチンコ遊技機は矩形環状の枠100を備え、この枠100の内側に遊技盤1が着脱自在に取り付けられている。枠100の一側端縁には、遊技盤の前面を覆うガラス板を備えた図示しないガラス扉枠が開閉自在に軸支されている。また、遊技盤の裏面には、液晶画面、主制御基板とサブ制御基板等、遊技の進行、演出に関わる裏部品を組み付けた合成樹脂製の機構板(何れも図示せず)が開閉自在に装着されている。
遊技盤1は、パチンコ遊技機本体の正面に配置されて各種盤面部品を搭載する板部材である。遊技盤1は、合板、樹脂板、その他の任意の材料からなる基材上に直接又は間接的にセルシート(シート材)を貼着した構成を備えている。遊技盤1の前面には流下する遊技球の動作に変化を与えたり、流下方向をガイドするための図示しない遊技釘が植設されている。
遊技盤1における遊技領域2の周囲には、発射装置から発射された遊技球を遊技領域2の上部に案内したり、アウト球回収口8に案内する外レールR1、及び内レールR2が設けられている。
また、遊技領域2のほぼ中央部に設けた中央開口部4内には、中央が開口したセンター部材10が配置されると共に、センター部材10の内部には液晶表示装置やCRT等で構成され、各種の図柄をカラー画像等で変動表示する図柄変動表示装置(可変表示装置)11等が配置されている。中央開口部4内に設置される図柄変動表示装置11の下方には、始動入賞口5a、可動入賞口5bが配置されていて、始動入賞口5a、可変入賞口5bに遊技球が入るたびに図柄変動表示装置により複数種類の図柄が変動表示され、表示図柄が所定図柄にて停止すると遊技者に有利な特別遊技状態が発生するようになっている。なお、可動入賞口5bは、遊技球がゲートを通過したことを条件に始動する乱数が所定値となったときに可動片が所定時間、開成動作する。中央開口部4の周縁に沿った遊技盤面には中央開口部4と連通した切欠き穴状の透光穴30、31が形成されており、各透光穴内には装飾装置35が嵌合配置される。
遊技盤1の下方には、遊技盤1に対して遊技球を発射する発射装置に遊技球を供給する発射球供給皿6、打球発射用ハンドル7等が設けられている。
本発明の特徴は、センター部材10の一部に組み付けられた装飾装置35と、装飾装置35の背面側に配置されたLED(発光部材)を含む電飾ユニット55と、からなる電飾装置70の構成にある。
装飾装置35は、センター部材10に一体化され且つ各透光穴30、31の前面を塞ぐ透光板36(36a、36b)と、透光板36の背面に添設され、且つ各透光穴内に対応する領域内に近接して描かれた複数の絵柄(楕円形のバレーボールの図柄)41を有した透光性の絵柄フィルム40(40a、40b)と、絵柄フィルム40の背面であって各絵柄41に対応する位置に配置された光拡散透光性フィルム45(45a、45b)と、各光拡散透光性フィルム45の背面であって各絵柄に相当する範囲に夫々個別に配置された光拡散用の凹レンズ板50と、各凹レンズ板50の外周輪郭に沿ってその裏面側に突設された遮光性の環状隔壁51と、各環状隔壁51を連設一体化する連設板52と、を備えている。装飾装置35を構成する上記各部品は装飾部品を構成している。環状隔壁51と連設板52とは、隔壁ユニット53を構成している。
本実施形態では、センター部材10の右上周縁に沿って外径方向へ張出し形成された大小2つの透明樹脂製の透光板36a、36bに対して夫々一枚ずつの絵柄フィルム40a、40bが添設されている。大サイズの透光板36aには3個のバレーボールの絵柄が描かれた絵柄フィルム40aが添設されると共に、小サイズの透光板36bには五つのバレーボールの絵柄が描かれた絵柄フィルム40bが添設される。両絵柄フィルム40a、40bは一枚の絵柄フィルムとしてもよい。透光板36に対する絵柄フィルム40の取付けはネジ止め、接着等、任意の手法が選択可能である。
各透光板36a、36bが各絵柄41と対面する箇所には、各透光板の裏面が前方へ凹陥した凸レンズ37が形成されており、各凸レンズ37が各絵柄41を個別に拡大するように構成されている。透光板36の前面は、遊技球が通過する領域であるためにフラットな面にするが、裏面側は凹陥させることによって凸レンズ37として構成することができる。凸レンズ37は各絵柄を拡大表示して視認性を高めるとともに、立体感を表現するために機能する。
光拡散透光性フィルム45a、45bは、各絵柄フィルム40a、40bの背面に固定されるか、或いは隔壁ユニット53の前面に固定される。
樹脂製の隔壁ユニット53を構成する環状隔壁51はバレーボールの絵柄の輪郭形状に合わせた楕円形状の筒状体であり、各環状隔壁51の前面開口内には後方(背面側)に凹陥した光拡散用の凹レンズ板50が夫々固定されている。
装飾装置35の背面側には電飾ユニット55が組み付けられており、LEDからの光によって各環状隔壁51の前方に配置された絵柄フィルム40上の絵柄41を発光、照明させるようにしている。
電飾ユニット55は、装飾装置35の背面側であって各環状隔壁51内の各凹レンズ板50に対応する位置に夫々配置されたLED(発光部材)56と、各LED56と各凹レンズ板50との間に配置され複数の光拡散用の小凸レンズ60aを隣接配置した凸レンズアレイ60と、を有している。各凸レンズアレイ60は、遊技盤1の裏面側から組み付けられる背面側センター部材61の前面に配置されており、各凸レンズアレイ60の背面側に対してLED56を前面に搭載したプリント基板57(57a、57b)が組み付けられる。
この例では、最大サイズのバレーボール絵柄41aに対応したLED56の個数は3個であり、次にサイズ小さい絵柄41bに対しては2個のLED56が配置されており、三番目以降の小サイズ絵柄41cに対応するLEDの個数は全て一個となっている。
このように絵柄のサイズが順次小さくなるのに比例して照明用に使用するLEDの個数を減少させてはおらず、三番目以降の絵柄41cはサイズが順次減少するにも拘わらず一つのLEDにより照明している。
本発明においてはLED56からの発光光量は凸レンズアレイ60によって増強、拡散された状態で各対応する環状隔壁51内に入射し、各環状隔壁51の開口部に配置された凹レンズ板50を透過する際に更に拡散され、次いで各凹レンズ板50の直前方に配置された各光拡散透光性フィルム45によって更に均一に拡散された状態で絵柄フィルム40に照射されることにより絵柄フィルム40上の対応する絵柄41の全体を均一に照明することができる。
従って、使用するLED56の個数が各絵柄の面積に比して少なくても、凸レンズアレイ60、凹レンズ板50、光拡散透光性フィルム45によって順次拡散して投影される光源光によって各絵柄全体を十分な光量にて均一に照明し、各絵柄を前方から明瞭に視認することが可能となる。点光源であるために照明範囲が点状に極限され易いLEDの欠陥をこの構成によって補うことができる。
なお、LED56と凸レンズアレイ60との間に必要十分な距離をおくことにより、凸レンズアレイ60を構成する個々の小さい凸レンズがLEDからの光を十分に拡散して前方へ出射させることができる。
また、絵柄41自体は凸レンズ37を有した各透光板36によって拡大されるために更に鮮明に、且つ立体的にボール形状として視認することができる。
各環状隔壁51を絵柄毎に設けて対応するLEDからの光を絵柄に集中して照射させることにより、隣接する絵柄間に光が漏れて輪郭線が鮮明となり、外観が良好になる。反対に、環状隔壁によって各LEDからの光を遮光しない場合には絵柄間の光の漏れによって絵柄の外観が悪化する。
次に、本発明においては個々の絵柄41に対応した透光穴を個別に遊技盤に形成する代わりに、複数の絵柄41を包括するための大サイズの透光穴30、31を形成し、各透光穴30、31内に対応して、複数の絵柄41(透光穴30に対しては3個、透光穴31に対しては5個)と、各光拡散透過性フィルム45a、45bと、各凹レンズ板50と、環状隔壁51と、凸レンズアレイ60、及び各LED56が順次配置されている。
なお、本発明の透光穴30、31は、中央開口部4と連通した切欠き穴状の構成となっているが、中央開口部4とは分離独立した貫通穴であってもよい。
このように本発明の遊技盤においては、各絵柄41に対応して小径の透光穴を複数個隣接して形成していないため、ルーターの切削刃によって遊技盤に透光穴を形成する際の切削手数を低減すると共に、曲率の大きいR形状部が少なくなるために、透光穴の内周の形状精度を高めることが可能となり、生産性を向上することができる。また、各透光穴30、31間に十分な間隔を形成できるので、透光穴間に位置する合板部分の幅も十分に大きく確保することができ、透光穴間の合板部分が脆弱化する虞がなくなり、遊技盤加工時の歩留まりを向上することができる。
透光穴30、31については、複数の絵柄を包括し得る程度に大きいサイズに加工したとしても、各透光穴内に配置される個々のバレーボールの絵柄を絵柄フィルム40面に形成することにより、任意のレイアウトで、任意の個数だけ、絵柄を近接配置することが可能となる。即ち、合板等から成る遊技盤1の基材にルーター加工によって小さい曲率半径を有した楕円、円等のR形状部からなる透光穴を形成しようとした場合には透光穴の形状を正確に形成できず、絵柄と透光穴の各輪郭とが不一致になったり、LEDと透光穴の位置関係にずれが発生して図柄が綺麗に発光しない等の不具合が発生していた。これに対して本発明においては、透光穴を大サイズに形成したために曲率の大きいR形状部がなくなってその加工精度を高めることができる一方で、寸法精度が十分に確保された樹脂成形品としての装飾装置35、電飾ユニット55を各透光穴30、31に組み付けるようにしたので、絵柄と透光穴との位置関係のずれや、絵柄とLEDとの位置関係のずれがなくなる。
本発明の一実施形態に係る電飾装置及び各種盤面部品を備えた遊技盤の正面図である。 本発明の一実施形態に係る電飾装置、及び遊技盤の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電飾装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1…遊技盤、2…遊技領域、4…中央開口部、6…発射球供給皿、7…打球発射用ハンドル、8…アウト球回収口、10…センター部材、30、31…透光穴、35…装飾装置、36…透光板、36a、36b…透光板、37…凸レンズ、40…絵柄フィルム、
40a、40b…絵柄フィルム、41…絵柄、45…光拡散透光性フィルム、50…凹レンズ板、51…環状隔壁、52…連設板、53…隔壁ユニット、55…電飾ユニット、56…LED(発光部材)、57…プリント基板、60…凸レンズアレイ、60a…小凸レンズ、61…背面側センター部材、70…電飾装置、100…枠。

Claims (1)

  1. 遊技盤に形成した中央開口部と、該中央開口部の周縁に沿った遊技盤面に開口形成された貫通穴状、或いは切欠き穴状の透光穴と、前記中央開口部内に配置されるセンター部材と、前記透光穴内に配置される装飾装置と、を備え、
    前記装飾装置は、前記センター部材に固定され且つ前記透光穴の前面に配置された透光板と、該透光板の背面に配置され、且つ前記透光穴内に対応する領域内に近接して描かれた複数の絵柄を有した透光性の絵柄フィルムと、該絵柄フィルムの背面であって各絵柄に対応する範囲に配置された光拡散透光性フィルムと、該各光拡散透光性フィルムの背面であって前記各絵柄に対応する範囲に夫々配置された光拡散用の凹レンズ板と、各凹レンズ板の外周輪郭に沿って裏面側に突設された遮光性の環状隔壁と、を備え、
    一つの前記透光穴内に対応する範囲には、複数の前記環状隔壁が含まれており、
    前記各絵柄に対応する前記透光板の背面を凹状に構成することによって凸レンズとして構成し、
    前記装飾装置の背面側であって各環状隔壁の中空内部と対応する位置に夫々配置された発光部材と、前記各発光部材と前記各凹レンズ板との間に配置され複数の光拡散用の小凸レンズを隣接配置した凸レンズアレイと、を有したことを特徴とする電飾ユニット。
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